JPS63121103A - 磁界発生装置 - Google Patents

磁界発生装置

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JPS63121103A
JPS63121103A JP26709286A JP26709286A JPS63121103A JP S63121103 A JPS63121103 A JP S63121103A JP 26709286 A JP26709286 A JP 26709286A JP 26709286 A JP26709286 A JP 26709286A JP S63121103 A JPS63121103 A JP S63121103A
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JP
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magnetic
magnetic core
magnetic flux
magnetic field
recording medium
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JP26709286A
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Hideo Ando
秀夫 安東
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野]  ′ この発明は、磁界を記録媒体に与えながら先ビームで記
録媒体に情報を記録或いは、記録媒体から情報を消去す
る光磁気記録再生装置に用いられる磁界を発生する磁界
発生装置の改良に関する。
[従来技術1 光磁気記録を用いた情報記録再生装置としてコンピュー
タの外部メモリ、書換え可能なビデオディスク装置、画
像ファイル装置、再生録音可能なりADタイプのコンパ
クト・ディスク装置或いは、書換え可能な高密度記録磁
気カードがあり、これらの開発が最近進められている。
この光磁気情報記録再生装置においては、情報記録媒体
の記録面に対して垂直に静磁界を与え、更に情報記録媒
体の記録膜面に集束性の光ビームを照射してキューリー
点を越える温度或いは、保磁力が外部磁界よりも小さく
なる温度まで加熱し、その領域における磁区の磁気モー
メントを反転することによって情報を記録或いは、消去
するようにしている。このような装置において磁界を記
録媒体に与える方法として集束性光ビームが照射され、
ビーム・スポットが形成される領域の回りにのみに磁界
を局所的に与える方法及び情報のアクセスの為に集束性
光ビームが移動され、集束性光ビームが照射可能な全て
の範囲に亙って磁界を印加し続ける方法がある。
局所的磁界印加方法を採用した従来の磁界発生装置にあ
っては、第5図に示すように箱型の磁気帰還部としての
ヨーク12内に突出した磁心部14に電磁コイル16が
巻回されて形成されている。この光磁界発生装置におい
ては、磁心部14及びヨーク12の端面14A、12A
が磁気記録媒体の記録膜面に対向して配置され、電磁コ
イル16に電流が供給されると、磁束放出部としての磁
心部14の端面14Aから放出された磁束が光磁気記録
媒体の記録膜面を貫通して広がり磁心部14の端面14
Aを囲むヨーク12の端面P2Aに帰還される。従って
、光磁気記録媒体の記録膜面に垂直な磁界がこの記録膜
面に局所的に印加される。局所的磁界印加方法を採用し
た場合には、磁界発生装置の磁心端面及びヨーク端面1
4A、12Aの長手方向の長さが磁界を印加すべき局所
領域の長さに定められ、磁界発生装置自体が小形に形成
されている。
これに対して全範囲磁界印加方法を採用した従来の磁界
発生装置にあっては、第6図に示すように断面コ字状の
磁気帰還部としてのヨーク12内に突出し、ヨーク12
に略平行に延びる磁心部14に電磁コイル16が巻回さ
れて形成されている。この磁界発生装置においては、同
様に磁心部14及びヨーク12の並列された端面14A
112Aが光磁気記録媒体の記録膜面に対向して配置さ
れ、電磁コイル16に電流が供給されると、磁束放出部
としての磁心部14の端面14Aがら放出された磁束が
光磁気記録媒体の記録膜面を貫通して磁心部14の端面
14Aの両側に配置されたヨーク12の端面12Aに帰
還される。従って、同様に光磁気記録媒体の記録膜面に
垂直な磁界がこの記録膜面の光ビーム照射可能な全範囲
に印加される。全範囲磁界印加方法を採用した場合には
、磁界発生装置の磁心端面及びヨーク端面14A、12
Aの幅及び長さが互いに略等しくなるように定められ、
磁界発生装置の磁心端面及びヨーク端面14A、12A
の長手方向の長さが情報記録媒体の光磁気記録面磁界の
長さよりも大きく定められ、磁界発生装置自体が比較的
大きく形成される。
[発明が解決しようとしている問題点]局所的磁界印加
方法を採用した第5図に示すような従来の磁界発生装置
にあっては、磁界が局所的に印加されることから光ビー
ムの移動にともないこの磁界発生装置もまた移動するこ
とを要し、移動機構が複雑化するという問題点がある。
これに対して全範囲磁界印加方法を採用した第6図に示
すような従来の磁界発生装置にあっては、磁界発生装置
を移動させることを要しないが、次のような問題点があ
る。
(1)消費電力が大きいという問題がある。即ち、情報
記録媒体に対して大きな磁界を与えようとすると、電磁
コイルから大きな起磁力が発生されることが必要である
が、この起磁力は、電磁コイルの総巻数Nとこの電磁コ
イルに流す電流Iの積N×!で定まる。またこの電磁コ
イルで消費される消費電力Pは、電磁コイルの抵抗Rで
ある場合にいP−1xRとなる。第6図に示される磁界
発生装置においては、磁心部の長手方向の長さは、界磁
気記録媒体の記録膜面の長さに対応して定められること
から、外周の長さが比較的長く定められる。従って、磁
心部14の回りにNターン巻回される電磁コイルの導線
の全長は、極めて長くなり、電磁コイルの抵抗値Rがそ
れにともなって大きくなり、必要とされる消費電力もま
た大きくなってしまう。電磁コイルの抵抗Rを小さくす
る為に、導線の線形を大きくすると、電磁コイルを収納
する空間の大きさが予め定まっている場合には、巻回数
Nが小さくなってしまう問題がある。また、巻回数Nが
小さくなった場合に所定の起磁力を得ようとすると、電
磁コイルに大きな電流を供給しなければならず、消費電
力がやはり大きくなってしまう聞届がある。
(2)発熱量が大きいという問題がある。即ち、上述し
たように消費電力が大きい場合には、それにともない発
熱量も大きくなってしまう。磁界発生装置の発熱部であ
るコイル及びこのコイルからの熱が伝達される磁心部及
びヨークは、光磁気記録媒体に十分に近接して対向され
ている為、磁気発生装置からの熱が光磁気記録媒体に伝
達され、光磁気記録媒体が熱変形されたり、或いは、記
録された情報が消失されたりする虞れがある。
(3)磁界発生装置のサイズが大形化してしまうという
問題がある。特に、光記録面に垂直な方向に沿った磁界
発生装置の高さが大きくなる問題がある。記録面上の磁
気密度を高くしようとすると、磁心の幅を十分に小さく
し、磁心及びヨークの高さを十分に高くして光記録面に
垂直な方向に沿って電磁コイルの各ターンを配列するこ
とが必要とされる。このような構造では、必然的に装置
の高さが大きくなってしまう問題がある。磁気記録媒体
上に高さがある磁界発生装置が配置される場合には、情
報記録再生装置自体の大形化を招き、設計上の制約を受
けることとなる。
C問題を解決する為の手段] この発明の磁界を発生する装置においては、磁性体で作
られた磁心部にコイルが巻回され、磁心部の一端に磁気
的にヨーク部が連結され、磁心部の他端から磁性体で作
られた磁心延長部が延出され、前記磁心延長部から放出
された磁束が記録或いは、消去可能な情報記録媒体が配
置されるべき空間を介してヨーク部に帰還される。
[作用] 磁性体で作られた磁心延長部が延出された磁心部に直接
コイルが巻回されていることから効率的に磁束が磁心延
長部から記録或いは、消去可能な情報記録媒体に対して
垂直Rつ均一に発散されるしかも、コイルからの発熱を
十分に小さく留めることができる。
[発明の実施例] 以下図面を参照してこの発明の実施例について説明する
第1図は、この発明の一実施例に係る磁界発生装置を概
略的に示す断面図であって情報記録再生装置において情
報が光磁気記録媒体に記録される際或いは、情報が光磁
気記録媒体から消去される際における光磁気記録媒体に
対する磁界発生装置の配置関係を示している。また、第
2図は、第1図に示された磁界発生装置及びその周辺機
構を概略的に示す情報記録再生装置の一部破断斜視図及
び第3図は、第1図に示された磁界発生装置を概略的に
示す断面図であって光磁気記録媒体が収納されたカセッ
トが情報記録再生装置に脱着される際における光磁気記
録媒体に対する磁界発生装置の配置関係を示している。
光磁気記録媒体20は、第1図に示すように一対の透明
基板22が対向されて接合された構造ををし、その内面
に光磁気記録膜24が形成されている。通常この情報記
録媒体20は、光ディスクと称せられるように円盤状に
形成されているが、これに限らず種々の態様例えば、カ
ード状等の形状を取り得る。また、情報記録媒体20は
、第1図に示すような構造に限らず、種々の構造を取る
ことが予想される。この情報記録媒体20は、図示せぬ
移送機構によって第3図に図示するようにカセット26
に収納されて或いは、そのまま情報記録再生装置の挿入
口から挿入され、光へラド28の対物レンズ25上に配
置され、また挿入口から排出される。磁界発生装置30
は、この挿入時或いは、排出時における情報記録媒体2
0の挿入及び排出動作を阻害しないように図示せぬ分離
機構によって分離可能な構造を有している。即ち、この
磁界発生装置は、第4図に示すような電磁コイル32が
装着された角柱状或いは、板状の磁心34及びこの磁心
から延出され先端に向かうに従って厚さが減少するくさ
び型の情報記録媒体20に対して磁界を放出する磁心延
長部36が一体的に磁性体で磁束導出部37として形成
され、この磁束導出部37の一端が磁心延長部から放出
された磁束が帰還される台座としてのヨーク部38の上
面部に脱着可能に構成され、情報記録媒体20の挿入及
び排出時には、磁束導出部37がヨーク部38から分離
されて上方に偏倚される。情報記録媒体20がカセット
26に収納されている場合には、挿入動作中にカセット
26のカセット窓40が開き、カセット26が情報記録
再生装置中に装着されて情報記録媒体20がターンテー
ブル42上にターンテーブル42とともに回転可能に支
持される。カセット26の′装着動作が終了すると、磁
束導出部37が降下され、磁束導出部37がカセット窓
40内に侵入されて消去或いは、記録可能な状態となる
この消去或いは、記録可能な状態においては、対物レン
ズ25が情報記録媒体20の光磁気記録膜面24に対向
され、しかもこの対物レンズ25がガイド機横21上を
移動して対物レンズ25で集束された光ビームが照射さ
れることが可能な光磁気記録膜24上の領域に相当する
範囲外にまで、磁心延長部36が延在され、その平坦な
下面が光磁気記録@24の光ビーム照射可能領域に対向
される。このような状態で電磁コイル32に電流が供給
されて電磁コイル32が附勢されると、磁心34から磁
束が磁心延長部36に供給され、磁心延長部36の下面
から光磁気記録膜24の光ビーム照射可能領域に向かっ
て放出される。従って、光磁気記録膜24は、その面に
垂直な磁束に曝される。光磁気記録膜24膜を貫通した
磁束は、空間を通り、ヨーク38に侵入し、このヨーク
に磁気的及び機械的に連結された磁心34に帰還される
上述した実施例においては、磁界発生装置は、磁束導出
部37がヨーク部38から分離される構造を有している
が、このような構造に限らず磁束導出部37がヨーク部
38に固定され、磁束導出部37の磁心延長部36の一
部が分離可能に構成されても良く、また、磁心部34と
磁心延長部36とが分離可能に結合さ゛れても良い。ま
た、光磁気記録膜24に対して垂直に磁束を発生させる
為に磁心延長部36は、図示するように平坦な下面を有
する板状に形成されることが好ましいが、板状に限られ
ず角柱状或いは、円柱状に形成されても良い。
次に、第1図を参照して磁界発生装置の作用及び動作原
理について説明する。電磁コイル32の巻数をNとし、
電磁コイル32に供給される電流を■とすると、電磁コ
イル32から起磁力Vm−INが磁束導出部37に発生
される。磁束導出部37の磁心延長部36の表面から磁
束が発散され、その磁力線が磁束導出部37からかなり
離れた空間にまで達する。空間中に発散された磁力線は
、閉ループを描くように磁気帰還部としてのヨーク38
に向かい、このヨーク38を介して磁束導出部37に帰
還される。このような磁界分布においては、磁束導出部
37の下面の近傍にその平坦な下面に対して垂直な磁力
線が生じ、この磁力線が情報記録媒体20の光磁気記録
膜24に垂直に与えられる。既に説明したように磁気記
録媒体20では、透明基板22上に磁気記録膜24が形
成され、磁束導出部37の下面は、磁気記録膜24から
任かに離されているが、この距離は、通常0.3〜5.
0mmと小さく、しかも磁束導出部37の下面が比較的
広い適切な幅、例えば、3mm以上及び光磁気記録膜2
4の光ビーム照射可能領域の長さよりも長い適切な長さ
、例えば、20mm以上を有することから光磁気記録膜
24に効率的に磁束がこの膜面に対して垂直に印加させ
ることができ、光ビームを照射可能な光磁気記録膜24
の領域の全てに均等な強さを有する磁力線が印加される
。磁束導出部37の幅は、情報記録媒体20の回転中に
生じる透明基板22の面ブレによって光磁気記録膜24
が上下動されることを考慮して定められる。即ち、光磁
気記録膜24の上下動によって光磁気記録膜24上で磁
界がそれ程変化せず、磁束導出部37を通過する磁束を
必要以上に大きくしないですむ範囲として磁束導出部3
7の幅は、2〜30mmの範囲で定められる。
磁心延長部36とヨーク38間の磁位ポテンシャルの差
、即ち、起磁力は、Vm−INで定まるが、磁心延長部
3”6及びヨーク38表面の磁位ポテンシャルは、その
表面積の関数として定まる。
ここで、磁心延長部36及びヨーク38表面の夫々から
磁位ポテンシャル零の無限遠までの磁気抵抗Rmが表面
積をSとしたとき、Rm −1/ 2p g C7丁(
但し、C,C,S emu単位系では、μ。
−1よりRm = 1 / 2−r;i”;” )と仮
定されるとすると、磁心延長部36の表面積が小さけれ
ば小さい程磁位ポテンシャルが太き(なる。磁心延長部
36から放出され、離れた空間からヨーク38に帰還さ
れる全磁束は、一定であるから、磁心延長部36の表面
積が小さい方がより磁心延長部36上の磁束密度を大き
くすることができる。
上述の内容を下記に簡単なモデルを用いて数式的に説明
する。磁心延長部36及びヨーク38の表面積を夫々S
c、Syとし、磁心延長部36及びヨーク38から磁位
ポテンシャル零の無限遠までの磁気抵抗を夫々Rme、
 RBとする。また、磁心延長部36からヨーク38に
向かう沿う磁束をΦtotalとし、磁心延長部36の
表面における磁束密度をBe(0)で表す。但し、単位
は、C,G、S osu単位系を用いる。上述したよう
に磁気抵抗Rme。
Rayを下記(1)及び(2)式で仮定する。
Rmc−1/2f〒1丁・・・・(1)Raly−1/
2J1]17φ・・・・(2)ここで、Rm−1/4μ
πO’O1’0−f丁7τTと見なした。
磁束ΦtOtalは、下記(3)式で表される。
Φtotal #VI X (Rmc+Rmy) −t
−217Vs X (1/ C「+1/ f丁7)−’
・・・・(3) ここで、Vmは、起磁力(V諷−NI)である。
また、磁束密度B c(0)は、(4)式で示される。
Bc(0)−ΦtoLal+sc −2fT−Vg+  (1,/F5−+1/8丁)−1
/ S c             や・・・(4)
ここで、磁心延長部36から距Mdだけ離れた空間での
等磁位面の総面積S (d)は、5(d)−4x  (
ro十d  )  2=4z  (Sc   4z+d
  )  2− (、/”−丁τ°+J−「j−・d)
 と仮定すると、その空間での磁束密度B c(d)は
、(5)式で示される。
Be(d)−Φtotal  + S (d)−25・
vl・(C5)イボT・d)−2・(1/市+17τ)
−1 = 2−ri * Vm−3c −’ ・C1+JT5四弓c−d)−2 ・(1/P汀+1/J丁T)−1 ・ ・ ・ ・ (5) (5)式においてSc力4πd2のとき書こ1よ、(4
)式となる。更に、空間磁界強度H(d)は、μ。−1
よりH(0) −B(0) 、 H(d) ’−B(d
)で得られる。SQ>>4π d でしかも、sy″>
>Scのときには、(5)式は、(6)式となり最大の
磁界を情報記録媒体20の光磁気記録膜24に与えるこ
と力(できる。
H(d)−rTT71τ×vl・・・・(6)然しなか
ら、Syが小さくなるに従ってH(d)が減少し、5y
=ScLかも、S c >> 4πd のときには、(
5)式は、(7)式となり、(8)式で示される最大の
磁界の半分になってしまう。
H(d)e7η丁丁xvl φ・・・(7)上述の解析
から明らかなようにSc≦sy即ち、磁心延長部36の
表面積は、ヨーク38の表面積より小さくする必要があ
ることが理解される。また、(6)式及び(7)式から
Scは、できるだけ小さくした方が良いが、必要以上に
小さくすると4πd2に対して小さくなるので、それ程
Scは、小さくすることができない。
次に電磁コイル32の形状及び消費電力について考察す
る。第4図に示すようにコイルの長さη、導線を巻回し
て形成されるコイルの層厚λ、磁心部34の幅W及び厚
さtとする。(いずれも111位は、C麿である。)ま
た、電磁コイル32に電流を供給しつづけた際の最大許
容温度上昇値をΔT〔単位℃〕とし、熱伝導係数をh−
250/degree−0m2とすうると最大消費電力
Psax  [W]は、下記(8)式で与えられる。(
平野筬打 他;電子通信学界論文誌vo1.J80−C
,No11.P684.1977を参照) Piax−12h ΔT/(IXIOXyr)φη (
W+t+2λ)Φ・・争(8)更に、コイル導線の導電
体線径をd [msl %被覆を含めた導線の外径をに
d [a++g]とし、コイル導線の体積抵抗率をρ[
Ω−am ]でコイルの総巻数をNとすると、コイル導
線の抵抗値Reは、(9)式で表される。
Re −t800ρN (W+t+22)1/(πd2
)        ・・・・(9)(8)式及び(9)
式から電磁コイル32の最大許容電流11aXは、下記
(lO)式で示され、また最大起磁力maxVmは、(
11)式で示される。
Imax −(1/ (2X 10’ ) )・f下コ
コr77L (pc d 2/JT)・・・・(IQ) wax  Vm−N  Imax  −(1/200)
・f「丁丁7T・η(r/に) ・・・・(11) 但し、N8(にd) 2/100−ληとした。
(8)式及び(11)式から小消費電力で大きな起磁力
を得る方法について考察する。
(11)式から最大起磁力aaxV1は、磁心部34の
外径寸法(W、t)に依存しないとがことが理解される
。従って、(8)式で(W+t)の値を小さくすること
が消費電力を小さくして発熱を抑制する第1の方法とな
る。しかし、磁心部34を形成している材料の飽和磁束
密度をBsとしたときにWtBs≧Φtota +であ
る必要がある。その為Φtotalを最少限にして消費
電力を抑制する7讐がある。従って、磁心延長部36の
長さを光ビーム検索されるべき情報記録媒体の記録領域
の長さよりも僅かに長くするだけに留め、余分な磁束を
発生する部分を出来る限り小さくとどめることが必要で
ある。有効磁束放出部と磁心部との間の連結部分表面か
ら磁束が漏れ出ると、総磁束Φtotalを大きくする
こととなるので、第1図に示すように磁心延長部36の
延長線上であって磁心延長部36に近接して磁心部34
を設け、この磁心部34に電磁コイル32を配置するこ
とが好ましいこととなり、これにより磁心延長部36が
実質的に有効磁束放出部として規定されることとなる。
情報記録媒体20の光記録膜24には、既に述べたよう
に磁心延長部36から放出された磁束が与えられること
から、磁心延長部36とヨーク38間の距離を磁心延長
部36と磁心部34との間の距離に比べて大きくしてい
る。これにより磁心延長部36とヨーク38との間にギ
ャップが生じない。そのため、磁気抵抗の小さなギャッ
プを介して光磁気記録膜24に与えられない不必要な磁
束が生じず、総磁束ΦLOtalを出来る限り小さくす
ることができる。
磁心延長部36は、既に述べたようにくさび状に形成さ
れているがこれは、次のような理由に基づく。一般に磁
心延長部36の任意の点でその長軸に直交する磁心延長
部36の断面の面積は、その点から磁心部34とは反対
の先端至る外表面から放出される全磁束量を飽和磁束密
度Bsで割った値よりも小さくすることができない。こ
のことから先端に向かうに従って断面積を減少させて外
表面の面積を減少させた構造になるように磁心延長部3
6を形成し、空間に放出される磁束Φtotalを出来
る限り小さくしている。ここで磁心延長部36の幅を変
化させても断面積を減少させることができるが、その幅
を減少させる場合には、光記録膜24上の上下方向(光
磁気記録膜24に垂直な方向)及び左右方向(光記録膜
24上で円周に沿って移動した方向)で磁界強度変化が
鋭くなり、ビームの検索領域との間の位置合わせの精度
の要求が高くなることから好ましくない。
上述のように総磁束Φtotalの値を小さくするよう
に工夫しても(W十t )を小さくするには、限界があ
る。(8)式と(11)式とを比較するれば明らかなよ
うに電磁コイル32の通電時の温度上昇量ΔTを小さく
して消費電力を小さくシ、これに対して電磁コイル34
の形、状を工夫して起磁力の効率を向上させることがで
きる。<11)式からコイル長ηの値の変化は、電磁コ
イルの厚みλの変化よりも大きく起磁力を変化させるこ
とが理解される。従って、本願の磁界発生装置では、電
磁コイルの厚みλよりもコイル長ηを大きく設定してぃ
る。即ち、起磁力Va+−Nlは、巻数Nに比例するが
、−巻に要する線材の長さが長いと線材の一巻当りの抵
抗値が増加し、消費電力も大きくなってしまう。その為
、線材を何層にも巻回して外周における一巻の長さを大
きくするに代えて層数を少なくし、−巻の長さをできる
限り小さくし、起磁力の向上を図っている。
本願においては、温度上昇が小さな構成を有するが、好
ましくは、第1図から第3図に示すように高い熱伝導率
を存する材料で作られた放熱部42例えば、アルミニュ
ームで作られた放熱板が磁心延長部36上に設けられる
以上のようにこの発明によれば、消費電力が小さく、こ
れに伴い発熱量も小さく、しかもその高さが小さな実装
効率を向上させることができる磁界発生装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る磁界発生装置を示
す概略断面図、第2図は、第1図に示す装置において情
報記録媒体を装着或いは、脱着する際の動作を示す断面
図、第3図は、第1図に示す磁界発生装置の斜視図、第
4図は、第1図に示される電磁コイルを示す斜視図、第
5図及び第6図は、従来の磁界発生装置を示す斜視図で
ある。 20・−・・情報記録媒体、25・・・・対物レンズ、
28や・―・光ヘッド、34・・・・磁心、36・・・
・磁心延長部、37・・・・磁束専出部、38・・・・
ヨーク部、40・・・・放熱部 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 4 図 第5図 +4 第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性体で作られた磁心部と、この磁心部に巻回さ
    れたコイルと、前記磁心部の一端から延出され、磁性体
    で作られた磁心延長部と、情報の記録或いは、消去が可
    能な情報記録媒体が配置されるべき空間を介して前記磁
    心延長部から放出された磁束が帰還される前記磁心部の
    他端に磁気的に連結されたヨーク部とを具備したことを
    特徴とする磁界発生装置。
  2. (2)前記磁心延長部は、情報記録媒体上の情報記録領
    域の幅よりも長い長さを有し、略棒状若しくは、略板状
    のいずれかに形成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の磁界発生装置。
  3. (3)磁心延長部は、磁心部の長軸に沿って延出されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁界
    発生装置。
  4. (4)磁心延長部とヨーク部との間の距離は、磁心延長
    部と磁心部との間の距離より大きいことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の磁界発生装置。
JP26709286A 1986-11-10 1986-11-10 磁界発生装置 Pending JPS63121103A (ja)

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