JPS63120285A - サ−モエレメント - Google Patents

サ−モエレメント

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JPS63120285A
JPS63120285A JP26619786A JP26619786A JPS63120285A JP S63120285 A JPS63120285 A JP S63120285A JP 26619786 A JP26619786 A JP 26619786A JP 26619786 A JP26619786 A JP 26619786A JP S63120285 A JPS63120285 A JP S63120285A
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JP
Japan
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thermoelement
envelope
temperature
thermally expandable
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP26619786A
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English (en)
Inventor
甲斐 一到
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Thermostat Co Ltd
Original Assignee
Nippon Thermostat Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は温度弁、温度スイッチ等の温度に応じて作動す
る機器の駆動源として使用されるサーモエレメントに関
する。
従来の技術およびその問題点 従来よりワックスを金属ケース内に収納し、このワック
スの熱膨張により金属ケース内らピストン棒を突出させ
るようc したサーモエレメントが知られている。
このサーモエレメントはワックスを使用しているため非
線型的特性、すなわちある@度で急激に作動を生じる特
性が得ることができ、また作動力が大きいという利点を
持つ。しかしワックスという流動性を持つ材料を全域ケ
ース内に収納するため精密なシール構造を必要とし、ま
たピストン棒にワックスの熱膨張を伝達するための機構
を持たなければならず、構造が複雑となり、高価で大型
であるという欠点を持つ。
そこで本発明はワックスを用いる上記利点を生かすこと
ができ、かつ単純な構造のサーモエレメントを実現する
ことを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 すなわち本発明は、ワックス等の流動性を有する熱膨張
体と、ゴム等の弾性材よりなり、この熱膨張体を包被す
る包被体とからなるサーモエレメントである。
作用 したがって本発明のサーモエレメントでは包被体が熱膨
張体を包むのでシールは完全となり、包被体自体が変形
して熱膨張体の膨張を伝達するので従来のピストン棒、
伝達機構は不要となる。
実施例 以下本発明を図示する実施例について具体的に説明する
第1図は第1実施例のサーモニレメン)10を温度弁1
1に応用した例を示す。このサーモエレメント10は、
ゴム等の弾性材で外形が球形の包被体12を、周囲の肉
厚を厚く、上下の肉厚を薄くして形成し、この中にワッ
クス等の流動性を有する熱膨張体13を充填したもので
ある。温度弁11は、フレーム14に上下動可能に軸1
5を挿通し、この軸15上端に弁体16を形成し、バネ
17で付勢して、この弁体16をフレーム14に形成さ
れた弁座18から持上げて離すとともに軸15下端でフ
レーム14との間に複数のサーモエレメント10を上下
から挾持したものである。なおサーモエレメント10の
下端C二は突起19が形成され軸15下端と係合してい
る。
このサーモエレメント10、温度弁11は次のように作
動する。低温時には、第1図Aに示すように、サーモエ
レメント10は球形であり、弁体16はバネ17で弁座
18から離れ開弁状態となる。
高温時には、第1図Bl二示すように、サーモエレメン
ト10は熱膨張体13の膨張により包被体12が変形し
て上下に伸び、弁体16を弁座18に押付は閉弁状態と
する。なお熱膨張体13の閉弁後の過剰な膨張は包被体
12の側方への変形により吸収される。
このサーモニレメン10は、包被体12の肉厚が部所ご
とに不均一にされ、上下方向にのみ伸びやすくなってい
るため、熱膨張体13による変形が集中し、大きな変位
が得られる。
第2図に示す第2実施例のサーモニレメト20は、さら
に大きな変位を得るようにしたものである。すなわちこ
のサーモエレメント20は、外形球形の包被体21の周
囲の肉厚を厚く、上下の肉厚を薄く形成して内部に熱膨
張体22を充填し、加えて包被体21の周囲部にガラス
繊維等の硬質部材23を巻回して埋設し、かつ熱膨張体
22の量をより多く、包被体21の薄肉部分の面積をよ
り少なくするようにしてなる。
このサーモエレメント20は、硬質部材23により周囲
方向の変位はほとんどなく、かつ多量の熱膨張体22に
よる大きな膨張体積が包被体21の狭い薄肉部分l:集
中し、非常に大きな変位が得られる。
なおこの例の硬質部材23に代えて、この硬質部材位置
の材料を弾性率の大きなものとしてもほぼ同様の効果が
得られる。
第3図に示す第3実施例のサーモエレメント30は、包
被体の形状により変位を拡大したものである。すなわち
このサーモエレメント3oハ、略円筒状で周囲が蛇腹状
j二なった包被体31内に熱膨張体32を充填してなる
。したがってこの包被体31は図中上下方向に伸縮しゃ
すい性質を持つため、熱膨張時の変形は上下方向に集中
し、大きな変位を生ずる。
上述の実施例は、従来のサーモエレメントと同様に温度
弁、温度スイッチ等の駆動源として使用されるものであ
るが、本発明のサーモエレメントは、外形形状を任意に
選択することができるので単に駆動源としてだけでなく
、弁体そのものの機能をも果丁ことができる。
その例を第4図の第4実施例のサーモエレメント401
=示す。このサーモエレメント40は、温度弁41に応
用されるものであり、外形が略円環状で外周面部分の肉
厚が薄くなった包被体42内に、熱膨張体43を充填し
てなる。このサーモエレメント40は、その中心孔にボ
ルト44を挿通してパイプ45内(=取付けられ、外周
とパイプ45の内周面と間の隙間に流体を通すことがで
きるようにして温度弁41を構成している。
したがってこのサーモエレメント40、温度弁41は、
低温時には、第4図人に示すように、サーモエレメント
40の外周を通って流体が流れる開弁状態となり、高温
時には、第4図B +−示すように、サーモエレメント
40が外周方向に膨出しパイプ45の内面に接して流路
を塞ぎ閉弁状態となるよう作動する。
この例のサーモエレメント40は弁体としての機能をも
果すものであるが、包被体を導電性コ゛ム等の導電体で
形成すれば、サーモエレメント自体が温度スイッチの可
動接点の機能をも果すようにすることもできることは明
らかである。
上記各側はいずれも温度上昇時の急膨張により長さ、直
径等が増大する変位を生ずるものであるが、本発明では
温度上昇時に長さ等が減少する変位を生ずるものも可能
である。以下にその例を示す。
第5図は第5実施例のサーモエレメント50を示す。こ
のサーモエレメント50は、温度弁51に応用されるも
のであり、外形が略円環状で中心孔周面部分の肉厚が薄
くなった包被体52内に熱膨張体53を充填してなる。
このサーモエレメントは、外周をパイプ54の内面に成
金保持され、温度弁51を構成している。
したがってこのサーモエレメント50、温度弁51は、
低温時には、第5図人に示すように、サーモエレメント
50の中心孔を通って流体が多量に流れる状態となり、
高温時には、第5図Bに示すよ5C二、サーモエレメン
ト50は中心孔方向に膨出して中心孔の直径は減少し、
流体は少量だけ流れる状態となる。
第6図は第6実施例のサーモエレメント60を示す。こ
のサーモエレメント60は、温度弁61に応用されるも
のであり、外形が球形で、内部に2個の円盤を連結した
形状の空間62とこの連結部の周囲を巡る円環状空間6
3を有する包被体64を用い、前記空間62のみに熱膨
張体65を充填してなる。このサーモエレメント60は
、パイフロロ内に、包被体64に形成された突起67お
よびバネ68で付勢された押板69を用いて、空間62
の2個の円盤がパイプ66の軸方向に並ぶようにしてパ
イプ66内に保持され、温度弁61を構成している。
したがってこのサーモエレメント60、温度弁61は次
のようC二作動する。低温時には、第6図人に示すよう
に、サーモエレメント60が一パイプ66の内周面に接
し、バイブロ5内を流体が流れない閉弁状態となる。高
温時には、第6図Bに示すように、サーモエレメント6
0の熱膨張体64は膨張して、空間62の円盤を球形C
二するよう変形し、サーモエレメント60をパイプ66
軸方向(二伸長させ、これl二より空間62部分の外径
は小さくなり、パイプ66の内周面に流体の流れる隙間
が形成され、開弁状態となる。
第7図に示す第7実施例のサーモエレメント70は、前
記サーモエレメント60と同様の変形を生ずるものであ
る。このサーモエレメント70は、外形は球形で、内部
に前記空間62と同様の2個の円盤を連結した形状の空
間71を有し、周面Cニガラス繊維製網等の変形は可能
であるが伸長しない性質の硬質部材72を有する包被体
73を用い、空間71内に熱膨張体74を充填してなる
したがってこのサーモエレメント70は、低温時には球
形であり、高温時には熱膨張体74の膨張C二より空間
71の各円盤は球形に近づき、これにより包被体73の
空間71の中央部付近は硬質部材72で押され、外径が
減少するよう変形する。
なお上記第6、第7実施例のサーモエレメント60.7
0は、ともに温度上昇により外径が減少するものである
が、長さの伸長変形も大きいので、第1実施例の温度弁
11等のような通常のサーモエレメントと同様の使用法
にも適する。
発明の効果 上述のように本発明のサーモエレメントは熱膨張体を包
被体で包被しただけの極めて簡単な構造であるので、低
価格、小型なものとすることができる。また包被体の形
状、肉厚、性質あるいは硬質部材の付加により、変位を
拡大したり、温度上昇により長さ等が減少する変位を生
ずるよ5ζ二することもでき多様な特性を得ることがで
きる利点を有する。さらl二全体の形状を自在に形成す
ることが可能であり、サーモエレメント自体が温度弁の
弁体等の機能を未了よう1:4ることもでき、広範な応
用範囲を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例のサーモエレメントを温度
弁に応用した場合の正断面図であり、Aは低温時、Bは
高温時の状態を示す。第2図は第2実施例の正断面図、
第3図は第3実施例の正断面図である。第4〜6図は、
第4〜6実施例を温度弁に応用した場合の正断面図をそ
れぞれ示し、各図Aは低温時、Bは高温時の状態を示す
。第7図は第7実施例の正断面図である。 10.20,30.=10.50.60.70・・・・
・・サーモエレメント、11.41.51.61・・・
・・・温度弁、  12+21 +31 +42t5L
6’L73・・・・・・包被体、  13,22.32
,43.53.65..74・・・・・・熱膨張体、 
 23.72・・・・・・硬質部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ワックス等の流動性を有する熱膨張体と、ゴム等の
    弾性材よりなり、この熱膨張体を包被する包被体とから
    なるサーモエレメント。 2、包被体の形状または部所ごとの厚さもしくは弾性率
    を選択することにより、応熱変形を局所的に集中させ、
    大きな応熱変形を生じる部分を設けた特許請求の範囲第
    1項記載のサーモエレメント。 3、包被体の一部部所に硬質部材を付加し、応熱変形を
    局所的に集中させ、大きな応熱変形を生じる部分を設け
    た特許請求の範囲第1項または第2項記載のサーモエレ
    メント。 4、包被体の形状または部所ごとの厚さもしくは弾性率
    を選択することにより、熱膨張体の膨張時に縮少変形を
    生じる部分を設けた特許請求の範囲第1項記載のサーモ
    エレメント。 5、包被体の一部部所に硬質部材を付加し、熱膨張体の
    膨張時に縮少変形を生じる部分を設けた特許請求の範囲
    第1項または第4項記載のサーモエレメント。
JP26619786A 1986-11-08 1986-11-08 サ−モエレメント Pending JPS63120285A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5030295A (ja) * 1973-07-17 1975-03-26
JPS6118071A (ja) * 1984-07-04 1986-01-25 Hitachi Ltd 辞書検索方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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