JPS63116726A - 気体分離素子 - Google Patents

気体分離素子

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JPS63116726A
JPS63116726A JP26266386A JP26266386A JPS63116726A JP S63116726 A JPS63116726 A JP S63116726A JP 26266386 A JP26266386 A JP 26266386A JP 26266386 A JP26266386 A JP 26266386A JP S63116726 A JPS63116726 A JP S63116726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
gas separation
membrane
membranes
separation element
Prior art date
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Pending
Application number
JP26266386A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kurihara
優 栗原
Tadahiro Uemura
忠廣 植村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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Publication of JPS63116726A publication Critical patent/JPS63116726A/ja
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、気体混合物の選択透過分離に用いられる気体
分離膜を利用した気体分離素子に関するものである。
[従来技術] 従来、工業的に利用されている気体分離素子には、中空
糸型、スパイラル型、チューブラ−型、プレートアンド
フレーム型などの型式があり、これらの気体分離素子は
、それぞれについて、一定体積内にできるだけ多く膜面
積を充填できるように設計され、広く実用化に至ってい
る。このように、一定体積内により多くの膜面積を充填
することは、装買をコンパクト化するとともに、より多
量の気体処理が行なえるように配慮された結果性なわれ
てきた。
一方、これらの気体分離素子は、使用する目的に合せて
、各種グレード化された膜を充填し、用途の多様化に潮
えてきた。
従来技術としてはたとえば米国特許第3442.002
号、米国特許第3492.698号、米国特許第387
4.986号、米国特許第4174.955号明細書の
方法などがあるが、これらはいずれも単一の分離膜から
なる分離素子を示しているものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の技術では、同一種類の気体分離素
子でも、製品間のばらつきが生じたり、ざらには、より
精密な通気量のコントロールが必要であったり、またい
わゆるテーラ−メートの規格品では対応できないなど、
膜需要からより精密でかつ多様な製品としての気体分離
素子が要望されるようになった。
すなわち従来技術においては、通気量や透過気体の純度
を顧客の希望に応じてコントロールするには、膜素材そ
のものを適正なものに替えねばならず、困難を伴ってい
た。
本発明は、各種多様化する用途に応じた気体分離素子を
精度良く、容易に、再現性よく工業的に製造することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、下記の構成を有
する。
すなわち、本発明は、気体分離膜を有する気体分離素子
において、該気体分離素子は膜性能の異なる複数の種類
の気体分離膜から構成されていることを特徴とする気体
分離素子に関する。
ここで、気体分離膜とは、分離対象ガスによって種々の
膜が用いられ、02/ N 2 、H2/ N Hs、
H2/ CHa、He / N2 、He / CHa
、Kr /Ar 。
H2/Coなどを分離する全ての気体分離膜を言い、0
2/N2の場合には、シリコーン/カーボネート共重合
体や、ポリ2,6−シメチルフエニレンオキシド系、ポ
リジメチルシロキサン系、ポリ4−メチルペンテン−1
系などの平膜、複合膜、複合中空糸膜などが挙げられる
。これらの膜は、与えられた条件下で各々特Wi必る膜
性能を示す。
ここでいう膜性能とは、次の2つのパラメーターすなわ
ち、分離係数(α)と気体透過速度(Q)で一般に与え
られ、例えば02/N2の分離の場合には、αN、 ’
 QO2などで与えられる。ここに、αNx = 00
2” N 2で与えられQo2、QN2は、単位面積(
−)、単位時間(hr) 、単位差圧(atm)当りの
透過02またはN2量(cm)である。
一般に、気体透過速度(Q)の大きいものは、分離係数
(α)が低くなる傾向を有し、定性的には膜の孔径が大
きなもの程、気体透過速度(Q)が増し、気体が自由に
通りやすくなると考えると説明しやすい。しかしながら
、気体の大きさは分子オーダーでおり、その透過速度は
孔の大きさというよりも、気体と膜との相互作用による
とされている。
このような原理から、膜による分i!!を装置を作成す
る場合、既存の規格化された膜からなる気体分離素子で
は、必要以上にαが高いものを選択しなければならなか
ったりするため、気体透過速度が不満足な場合が多かっ
た。
本発明は、複数の種類の気体分離膜から、気体分離素子
を作ることにより、必要とするαをコントロールするこ
とが可能となり、所望するαを達成した場合の気体透過
量を最大にするような気体素子を設計し製造することが
可能となる。
従来は、このような目的のためには膜そのものの性質(
Ill性能)を変えて対応していたが、本発明により、
容易に気体分離素子の性能をコントロールできると同時
に、より精密に再現性よく、性能をコントロールできる
ようになった。
本発明は、前述のいかなる型の気体分離素子にも適用可
能であり、複数の種類、すなわち最低2種類の膜によっ
て簡単に製造できる。
次に図面を用いて本発明の一実施態様をプレートアンド
フレーム型モジュールについて説明する。
図面はかかるモジュールの気体分離装置である。
素材群1は、気体選択透過膜、供給気体流路材、透過気
体流路材からなり、気体選択透過膜は、少なくとも2種
以上の異なった膜から構成される。
そして、この素材群1が、適当な複数積層されることに
より、エレメント2が構成される。積層された素材群1
の4角に適当な接着材充填によるシール部3が設けられ
、積層された素材群1および各シール部3は、枠体4の
両側壁4a 、4aによって両側から挟持されるととも
にシールされている。枠体4には、両側壁以外少なくと
も上壁4aが設けられており、上壁4aと積層素材群1
およびシール部材3で囲まれる空間5は、供給気体側の
流路からシールされた、かつ各素材群1からの気体選択
透過膜透過気体を合流させる空間に形成されている。上
壁4bには、合流した透過気体をエレメント外部へ導く
透過気体取り出し口6が設けられている。各エレメント
2の透過気体取り出し口6は、共通のダクト9により一
つの流路にまとめられ、該ダクト9から透過気体が取り
だされている。
以下本発明の気体分離素子を応用した場合の理論的説明
をする。2種類の気体分離膜A、Bが必り、気体Cと気
体りからなる混合気体を処理して、気体Cを富化する場
合を考える。
膜Aの気体Cの透過係数をP。、 膜Aの気体りの透過係数をPDとすると、膜Aの分離係
数α。=Po/P、となり、膜Bの気体Cの透過係数を
P−c、 膜Bの気体りの透過係数をビ、 とすると、膜Bの分離
係数α”  =P−/P−、となる。
加圧側圧力をpl 減圧側圧力をp2 加圧側の気体Cの分圧を×1 減圧側の気体Cの分圧を×2 膜Aの膜面積をSA 膜Bの膜面積をSBとし、 α、〉α“0 P  <P″と関係を満たすとすれp’
    c      c ば、 気体Cの流速J。は、 JC=(PCSA +P’CSB )(1) I X 
1−り2X2) 気体りの流速J、は、 J□ =(PD SA +P’D 3B )(1)f 
 (1Xl )−p2  (1−X2)) となる。
一方、膜Aのみを使用した場合には、 気体Cの流速Jどは JC−=PC(SA +SB )  (1)I Xl−
1)2X2) 気体りの流速JD°は J  ”=P  (SA +SB )(pl(1−Xt
 )D −p2(1−X2)) となる。
今、減圧側に透過した気体の気体Cの分圧かに以上必要
とされ、K=×2を満たすならばJo/JD=X2/1
−X2=に/1−にとなるようにSo、SBを選ぶこと
ができる。
その時、膜Aを単独で用いるよりも、透過空気組はJ。
−Jo−+JD−J、 −1すなわち(P−o−Po)
SB (plXt−D2X2)+(P−0−PO)SB
 (pl(1−xl)−1)2 (1−X2 )) だ(プ流速を向上することができる。
[実施例] 空気(02/ N2 =0.21 / 0.79 >を
α8゜=2、PO4−1ONm’、/Tr12− hr
−atmのシリコーン系膜Bとα6λ=3、P02=2
NTn3/Tr12・hr−atmの4メチルペンテン
−1系膜Aの2種類の膜を使って酸素富化空気を得る。
plを1atmp2=Q。
1 atmとすると膜Aのみを使用した場合、100m
2の膜を使ったエレメントでは02/ N 2 = 0
 、4110.59の酸素富化空気が82.8Nm!/
hrで得られる。
目標の富化空気が02/N2 =0.3510.65の
場合膜Aを膜面積S1、膜Bを膜面積S2使用したエレ
メントで 31 +S2 = 10(hr+2 とした場合 51=69Tr12 S2=31Tr12 の結果が得られ、富化空気量は224Nty+’/hr
となり、膜Aを単独で用いた場合の2.7倍の量の富化
空気が得られる。
[発明の効果コ 本発明は、複数の種類の気体分離膜から、気体分離素子
を作ることにより、必要とする気体組成をコントロール
することが可能となり、所望する気体組成を達成した場
合の気体透過通を最大にするような気体分離素子を設計
し製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施態様のプレートアンドフレーム型
モジュールの気体分1装置である。 1、素材群 2、エレメント 3、シール部材 4、枠体 4a、枠体4の両側壁 4b、枠体4の土壁 5、合流用空間 6、透過気体取り出しロ ア、締め付は枠体 特許出願人 東 し 株 式 会 社 烟  菌

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)気体分離膜を有する気体分離素子において、該気
    体分離素子は膜性能の異なる複数の種類の気体分離膜か
    ら構成されていることを特徴とする気体分離素子。
  2. (2)膜性能の異なる複数の種類の気体分離膜がエチル
    セルロース系、ポリジメチルシロキサン系、ポリフェニ
    レンオキシド系、ポリカーボネート系、ポリ4−メチル
    ペンテン−1系、ポリトリメチルビニルシラン系、ポリ
    スルホン系、ポリアミド系、ポリイミド系から選ばれた
    二種以上の膜であることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の気体分離素子。
  3. (3)気体分離素子の形状が中空糸型、スパイラル型、
    チユーブラー型、プレートアンドフレーム型、平膜型か
    ら選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    記載の気体分離素子。
JP26266386A 1986-11-06 1986-11-06 気体分離素子 Pending JPS63116726A (ja)

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JP26266386A JPS63116726A (ja) 1986-11-06 1986-11-06 気体分離素子

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JP26266386A JPS63116726A (ja) 1986-11-06 1986-11-06 気体分離素子

Publications (1)

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JPS63116726A true JPS63116726A (ja) 1988-05-21

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ID=17378889

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JP26266386A Pending JPS63116726A (ja) 1986-11-06 1986-11-06 気体分離素子

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JP (1) JPS63116726A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5073175A (en) * 1988-08-09 1991-12-17 Air Products And Chemicals, Inc. Fluorooxidized polymeric membranes for gas separation and process for preparing them
US6681648B1 (en) * 2001-04-04 2004-01-27 The Regents Of The University Of California Meniscus membranes for separations

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5073175A (en) * 1988-08-09 1991-12-17 Air Products And Chemicals, Inc. Fluorooxidized polymeric membranes for gas separation and process for preparing them
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