JPS63115681A - 鋼板の不活性ガスア−ク溶接方法 - Google Patents
鋼板の不活性ガスア−ク溶接方法Info
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- JPS63115681A JPS63115681A JP25962886A JP25962886A JPS63115681A JP S63115681 A JPS63115681 A JP S63115681A JP 25962886 A JP25962886 A JP 25962886A JP 25962886 A JP25962886 A JP 25962886A JP S63115681 A JPS63115681 A JP S63115681A
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は、鋼板のアーク溶接において、被溶接物の端
部を健全に溶接する鋼板の不活性ガスアーク溶接方法に
関するものである。
部を健全に溶接する鋼板の不活性ガスアーク溶接方法に
関するものである。
[従来の技術]
不活性ガスアーク溶接による突き合わせ溶接において、
被溶接物(鋼板)の端部では、溶接金属が溶けて被溶接
物の外に流出するために、溶接面にアンダーカットが生
じ、健全な溶接ビードが形成されにくい。このため、従
来、例えば特開昭58−218381号公報のごとくタ
ブ板を用いる方法や、端部に銅当て金を用いる方法や、
端部から一定距離内側より、溶接を開始して溶接を完了
したのち、ショートビード溶接を繰り返して端部を盛り
上げる方法などが用いられている。
被溶接物(鋼板)の端部では、溶接金属が溶けて被溶接
物の外に流出するために、溶接面にアンダーカットが生
じ、健全な溶接ビードが形成されにくい。このため、従
来、例えば特開昭58−218381号公報のごとくタ
ブ板を用いる方法や、端部に銅当て金を用いる方法や、
端部から一定距離内側より、溶接を開始して溶接を完了
したのち、ショートビード溶接を繰り返して端部を盛り
上げる方法などが用いられている。
しかしながら、タブ板を用いる方法では、溶接後、タブ
板を除去する必要があること、また、端部に銅当て金を
用いる方法では、銅当て金を設置する手間が必要である
こと、ショートビード溶接を繰り返して端部を盛り上げ
る方法では、手溶接が必須であることなどから、完全な
自動溶接を行うことは困難である。
板を除去する必要があること、また、端部に銅当て金を
用いる方法では、銅当て金を設置する手間が必要である
こと、ショートビード溶接を繰り返して端部を盛り上げ
る方法では、手溶接が必須であることなどから、完全な
自動溶接を行うことは困難である。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は、不活性ガスアーク溶接による突き合わせ溶接
において、人手を伴わない完全な自動溶接を実施するに
あたり、被溶接物の端部においても、健全な溶接ビード
を形成しようとしたものである。
において、人手を伴わない完全な自動溶接を実施するに
あたり、被溶接物の端部においても、健全な溶接ビード
を形成しようとしたものである。
[問題点を解決するための手段及び作用]本発明者は、
以上のような問題を解決すべく研究を行った結果、次に
示すような知見を得た。
以上のような問題を解決すべく研究を行った結果、次に
示すような知見を得た。
即ち、被溶接物の端部より溶接を開始または終了する場
合において、第1図に示すように、被溶接物の端部(始
終端)において、溶接金属にむけて不活性ガスを吹きつ
けることにより、被溶接物の端部の外に、溶接金属が流
出することを防止するものである。
合において、第1図に示すように、被溶接物の端部(始
終端)において、溶接金属にむけて不活性ガスを吹きつ
けることにより、被溶接物の端部の外に、溶接金属が流
出することを防止するものである。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので被溶接物
の端部より溶接を開始または終了する場合において、被
溶接物の端部において、溶接金属にむけて、不活性ガス
を吹きつけることにより、溶けた溶接金属が端部から流
出するのを防止して被溶接物の端部に健全な溶接ビード
を形成せしめたことに特徴を有する。
の端部より溶接を開始または終了する場合において、被
溶接物の端部において、溶接金属にむけて、不活性ガス
を吹きつけることにより、溶けた溶接金属が端部から流
出するのを防止して被溶接物の端部に健全な溶接ビード
を形成せしめたことに特徴を有する。
以下、本発明を図面に示す実施態様例を参照しながら説
明する。第1図は1本発明を、被溶接物の端部より溶接
を開始する場合に適用した装置の説明図である。被溶接
物1を、その端部2より、アルゴンシール等の不活性ガ
スアーク自動溶接機3にて溶接する場合、被溶接物の端
部付近に設置された不活性ガス吹きつけノズル4より、
Arガス等の不活性ガスをホース5を通じて、ボンベ6
より供給する。この際、ボンベの出側に取り付けられた
電磁バルブ7を操作することにより、遠隔にて。
明する。第1図は1本発明を、被溶接物の端部より溶接
を開始する場合に適用した装置の説明図である。被溶接
物1を、その端部2より、アルゴンシール等の不活性ガ
スアーク自動溶接機3にて溶接する場合、被溶接物の端
部付近に設置された不活性ガス吹きつけノズル4より、
Arガス等の不活性ガスをホース5を通じて、ボンベ6
より供給する。この際、ボンベの出側に取り付けられた
電磁バルブ7を操作することにより、遠隔にて。
不活性ガスの吹きつけ及び停止が可能である。この方法
において、不活性ガスアーク自動溶接機のワイヤー径、
溶接電流、溶接電圧、溶接速度等は、不活性ガス吹きつ
けとは無関係に被溶接物の板厚、開先形状等によって決
定してよい。また、不活性ガス吹きつけノズルは、その
径が大きすぎる場合には、不活性ガスアーク自動溶接機
のシールドガスを乱して、ブローホールを発生させる場
合があるので、IO+on+以下が望ましい。またその
位置は、吹きつけ圧力の減少を防ぐため、被溶接物の端
部より30mm以下の位置が望ましい。さらに、吹きつ
け方向はブローホールの発生を防止するために、溶接線
に平行ではなく、やや傾けた方がよい。溶接の開始位置
8は、被溶接物の端部より数mn+程度内側より開始し
た方が溶接金属の流出防止効果が高く、かつ、数mm程
度内側から溶接を開始しても、端部での溶接不良は発生
しない。
において、不活性ガスアーク自動溶接機のワイヤー径、
溶接電流、溶接電圧、溶接速度等は、不活性ガス吹きつ
けとは無関係に被溶接物の板厚、開先形状等によって決
定してよい。また、不活性ガス吹きつけノズルは、その
径が大きすぎる場合には、不活性ガスアーク自動溶接機
のシールドガスを乱して、ブローホールを発生させる場
合があるので、IO+on+以下が望ましい。またその
位置は、吹きつけ圧力の減少を防ぐため、被溶接物の端
部より30mm以下の位置が望ましい。さらに、吹きつ
け方向はブローホールの発生を防止するために、溶接線
に平行ではなく、やや傾けた方がよい。溶接の開始位置
8は、被溶接物の端部より数mn+程度内側より開始し
た方が溶接金属の流出防止効果が高く、かつ、数mm程
度内側から溶接を開始しても、端部での溶接不良は発生
しない。
尚不活性ガスの吹きつけ圧力は静圧I Kg/c+++
2゜動圧5 Kg7cc程度が好ましい。
2゜動圧5 Kg7cc程度が好ましい。
即ち本発明は鋼板等を溶接する際、M板の溶接面を突き
合わせ、不活性ガスアーク溶接を行うと鋼板の端部(側
面)から溶けた溶接金属が流出するのを不活性ガスを鋼
板の端部に吹きつけて、該溶接金属の流出を防止するも
のである。
合わせ、不活性ガスアーク溶接を行うと鋼板の端部(側
面)から溶けた溶接金属が流出するのを不活性ガスを鋼
板の端部に吹きつけて、該溶接金属の流出を防止するも
のである。
尚本発明の被溶接物の端部とは端から約50InI11
程度のことをいうもので、それ以上の内側を溶接する時
は不活性ガスを吹きつけなくても良い、それは溶接した
端部が固まってしまえば端部から溶接金属の流出がない
からである。
程度のことをいうもので、それ以上の内側を溶接する時
は不活性ガスを吹きつけなくても良い、それは溶接した
端部が固まってしまえば端部から溶接金属の流出がない
からである。
[実施例]
本発明を、次に述べる条件にて実施したところ始終端部
にてアンダーカット及び溶は込み不良が無く健全に溶接
することができた。
にてアンダーカット及び溶は込み不良が無く健全に溶接
することができた。
板厚・・・13mm、材質・・・普通鋼鋼板、開先形状
・・・突き合わせ60度Y型、溶接方法・・・Ar−C
0z MIG溶接法。
・・・突き合わせ60度Y型、溶接方法・・・Ar−C
0z MIG溶接法。
溶接ワイヤー径・・・1 、6mm 、溶接電流・・・
450Δ。
450Δ。
溶接電圧・・・42v、シールガス流量・・・20 Q
/win 。
/win 。
溶接速度・・・50cm/win 、始終端吹きっけガ
ス・・・Ar。
ス・・・Ar。
始終端吹きつけガス流量・・・3012 /lll1n
。
。
始終端吹きつけノズル径・・・内径10mm。
始終端吹きつけノズルの位置・・・端部より50mm
。
。
始終端吹きつけノズルの角度・・・45度。
始終端吹きつけノズルの仰角・・・0度(水平)。
溶接開始位置・・・端部より5mm 。
溶接終了位置・・・端部より5mm。
溶接終了方法・・・クレータ−処理対i実施。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明においては、不活性ガスア
ーク溶接による突き合わせ溶接において、被溶接物の端
部において、溶接金属にむけて、不活性ガスを吹きつけ
ることにより、人手を伴わない完全な自動溶接が、被溶
接物の端部においても健全な溶接ビードを形成しつつ実
施することが可能となった。
ーク溶接による突き合わせ溶接において、被溶接物の端
部において、溶接金属にむけて、不活性ガスを吹きつけ
ることにより、人手を伴わない完全な自動溶接が、被溶
接物の端部においても健全な溶接ビードを形成しつつ実
施することが可能となった。
第1図は、本発明の実施例を示す図である。
1・・・被溶接物、2・・・被溶接物端部、3・・・不
活性ガスアーク自動溶接機、4・・・不活性ガス吹きっ
けノズル、5・・・ホース、6・・・ボンベ、7・・・
電磁バルブ。 8・・・溶接開始位置。
活性ガスアーク自動溶接機、4・・・不活性ガス吹きっ
けノズル、5・・・ホース、6・・・ボンベ、7・・・
電磁バルブ。 8・・・溶接開始位置。
Claims (1)
- 鋼板を不活性ガスアーク溶接する際、鋼板の端部の溶接
時には鋼板の端部に向けて不活性ガスを吹きつけ、溶接
金属の端部からの流出を防止することを特徴とする、鋼
板の不活性ガスアーク溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25962886A JPS63115681A (ja) | 1986-11-01 | 1986-11-01 | 鋼板の不活性ガスア−ク溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25962886A JPS63115681A (ja) | 1986-11-01 | 1986-11-01 | 鋼板の不活性ガスア−ク溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63115681A true JPS63115681A (ja) | 1988-05-20 |
Family
ID=17336717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25962886A Pending JPS63115681A (ja) | 1986-11-01 | 1986-11-01 | 鋼板の不活性ガスア−ク溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63115681A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009138792A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Kanaflex Corporation | 可撓性耐圧ホース |
-
1986
- 1986-11-01 JP JP25962886A patent/JPS63115681A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009138792A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Kanaflex Corporation | 可撓性耐圧ホース |
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