JPS63113288A - パルス燃焼式乾燥装置 - Google Patents

パルス燃焼式乾燥装置

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JPS63113288A
JPS63113288A JP23698286A JP23698286A JPS63113288A JP S63113288 A JPS63113288 A JP S63113288A JP 23698286 A JP23698286 A JP 23698286A JP 23698286 A JP23698286 A JP 23698286A JP S63113288 A JPS63113288 A JP S63113288A
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JP
Japan
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pulse
drying
drying section
section
combustion type
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JP23698286A
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English (en)
Inventor
ロバート アール グレイ
バル エム マーガス
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Hosokawa Micron Corp
Original Assignee
Hosokawa Micron Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ペースト状やスラリー状の物質をパルスジェ
ット燃焼器を用いて乾燥し、主として粒状の乾燥物質を
得るために用いるパルス燃焼式乾燥装置、詳しくは、連
続的な閉鎖ガス燃焼排気系を構成するパルスジェット燃
焼器と、このパルスジェット燃焼器に連通連結された乾
燥部等を有するパルス燃焼式乾燥装置に関する。
〔従来の技術〕
パルスジェットエンジンと本質的に同種のパルスジェッ
ト燃焼器を使用したパルス燃焼は、粒状物質を乾燥する
ための比較的新しく確立された技術分野である。乾燥等
の目的をもつパルスジェットの分野でこれまでになされ
た改良の試みは、米国特許第3.618.655号、第
4.226.668号、第4.226.670号、第4
,265.617号、第2.838゜869号、ならび
に日本特許公告昭44−19074号等に見られる。最
初に挙げた特許では複数のパルスジェットエンジンがた
て向きの室の床に設置されている。乾燥処理される粒状
物質のペーストまたはスラリーはパルスジェットエンジ
ンの排気ダクトへ送り込まれる。パルスジェットエンジ
ンの働きによって粒状物質は少なくとも部分的に乾燥し
て室に送られる。室内で粒状物質はガスの渦流によって
流動しながら更に乾燥する。他の特許は色々な種類の物
質を放出するパルスジェットエンジン装置を開示してい
る。
最新のパルス燃焼式乾燥器はアメリカ合衆国オレゴン州
ポートランドのソノダイン・インダストリーズ(Son
odyne Industries)が製造、販売して
いる。乾燥装置の心臓部であるパルスジェット燃焼器は
特別な形状の大体U字形のチューブであり、その寸法と
材質によって異なった作動をする。パルス燃焼工程は、
空気と燃料を一定低圧源から燃焼器の燃焼室に供給して
スパークで点火することにより開始される。その結果起
こる爆発で生じる高温ガスは燃焼室から両方向に流れる
。一方向のガス流は、例えば入口ノズルとそれに隣接し
たオーグメンクーダクトを通過し、他方向のガス流は、
U字形排気部とその下流に位置する被処理物注入ボート
を通過する。爆発によって燃焼室の圧力が高まり、−時
的に燃料供給が止まる。爆発の後、燃焼室の圧力が落ち
ると燃料が再び供給されて、入口ノズルから流入する空
気と混合する。空気と燃料の爆発性混合物とスパークま
たは燃焼室自体の十分に熱せられた壁との接触により再
び爆発が起こる。−旦壁の温度が約1800°Fに達す
ると、スパークを消して自動点火式にできる。
燃焼器のパルス作動をもたらす圧力変動は、燃焼室から
両方向へ伝わる強い継続的な音波を発生させる。爆発の
繰り返しにより高温ガスが高速変位し、その約90%が
テールパイプと排気系部材を介して排出される。排気部
の下流側端に送り込まれる濡れた粒状物質は音波を受け
、それにより、確認されてはいないが、固体の粒状物質
と大抵の場合水である液体とが分離し、蒸発のために表
面積を増すように水が霧状になると考えられる。排気ガ
スの熱が粒状物質の霧状体と共働して効率のよい蒸発を
可能にする。
乾燥中に水の迅速な蒸発が大半の熱を吸収し、固体粒子
は比較的低温の状態で排出される。パルス燃焼排気系の
作動温度が2500 ’ Fを越えると排気ガスと接触
した粒状物質の滞留時間は2.3ミリセカンドというふ
うに非常に短くなる。
このように短い滞留時間と蒸発による大きな熱消費のた
め、乾燥した固体粒子の温度がioo ’から150 
” Fを越すことはめったにない。
上記のようなパルス燃焼式乾燥装置は種々の物質の乾燥
を効率よく経済的に行えるが、燃焼室とその下流の排気
部とが、従来公知のものは全て、全体としてU字形に構
成されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
通常、パルスジェット燃焼器においては、その燃焼排気
系の断面積を必要以上に大きくすることができないが、
従来のものは、前述のように全体がU字形に構成されて
いたがため、燃焼排気系の流動抵抗が大きくなり、燃焼
効率、ひいては乾燥効率が低くなる欠点があった。その
上、U字形部分においては、高温の排気ガスがどうして
も外側側を集中して流れるため、U字形部分の外側側部
分が劣化しやす(、また、組立て作業等のメンテナンス
の面でも問題があった。
本発明は、このような従来技術の有する欠点を取除き、
効率の良い乾燥作業を長年にわたって行い得るパルス燃
焼式乾燥装置の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本発明によるパルス燃焼式
乾燥装置は、パルスジェット燃焼器と乾燥部とを、共通
の軸心を有するように直線状に配設したことを特徴とす
る。
また、この種の乾燥装置においては、パルスジェット燃
焼器から排出される逆流ガスを被乾燥物の堆積回収室へ
送り込むためにオーグメンタ−ダクトを設けることが一
般的だが、このような型式の乾燥装置においては、さら
に、前記オーグメンタ−ダクトを、パルスジェット燃焼
器と乾燥部との共通軸心に対してほぼ平行に配設したこ
とを特徴とする。
〔作用および効果〕
上述したいずれの型式の乾燥装置においても、パルスジ
ェット燃焼器と乾燥部とを直線状に配設するものである
から、U字形に構成していた従来のものに比べて、パル
スジェット燃焼器の流動抵抗を小さくすることができる
。したがって、安定した効率の良い乾燥が可能になると
ともに、燃焼器の局部的な劣化もなくて点検修理の必要
性が抑えられ、しかも、メンテナンスの面からも有利で
、全体として経済的な乾燥作業ができる。
また、オーグメンタ−ダクトを有する型式の乾燥装置に
おいては、このオーグメントダクターをパルスジェット
燃焼器や乾燥部とほぼ平行に配設するものであるから、
逆流ガスの堆積回収室への送り込みもスムーズで、この
点からも、効率の良い乾燥作業が期待できる。
〔実施例〕
先ず第12図を参照すると、従来のパルス燃焼式乾燥装
置は、底壁(12)に空気取入れ管(14)を有する、
望ましくは二重壁防音構造の囲い(10)を備えている
。囲い(10)内にはデツキ(16)が底壁(12)と
の間に取入れ空気プレナムを形成するべく底壁(12)
に対して一定間隔をもってビーム(18)に支持されて
いる。デツキ(16)の後端と囲い(10)の後壁(1
0’)との間に、空気取入れ管(14)からの空気が上
方へ流れるための開口(20)が形成されている。
図示のようにパルスジェット燃焼器は、その作動によっ
て発生する振動からデツキ(16)と囲い(10)の壁
を保護するようにデツキ(16)に弾性的に取付けらイ
シている。前部コイルスプリング(22)と一対の後部
コイルスプリング(24)等からなる弾性取付は具がデ
ツキ(16)から上方に延びてその上端の取付は板(2
6)を支持している。燃焼器の前部と後部を支持したブ
ラケッ) (30)が、Fi(26)に取り外し可能に
取付けられたボルト(28)を介して板(26)に固着
されている。
パルスジェット燃焼器は、燃料と空気の可燃性混合物に
点火するためのスパークプラグ(42)等の点火手段を
備えた大径の燃焼室(40)を含んでいる。燃焼室(4
0)には、囲い(10)内から大気を取り入れる空気取
入れ管(44)と、(46)で示される燃焼ガス排出管
が連結されている。
燃焼ガス排出管(46)は、はぼU字形の連結部(48
)を介してテールパイプ(50)と連結し、テールパイ
プ(50)は、その下流側つまり排出口で被処理物の乾
燥部(52)と連通している。
図示の例では、燃焼室(40)の燃焼ガス排出管(46
)の下流側つまり出口側端にはフランジ(54)が設け
られ、それに隣接したU字形の連結ないし移行部(48
)の上流側つまり入口側端のフランジ(56)に複数の
ボルト(58)等により分離可能に連結されている。連
結部(48)の下流側端部には、テールパイプ(50)
の上流側端部が挿入される寸法をもって前方へ延びた環
状カラー(60)が外嵌されている。
同様にテールパイプ(50)の下流側端部は、−般に「
乾燥コーン」と呼ばれる中空の円錐台形の乾燥部(52
)の上流側端から前方へ延びた大径のカラー(62)に
挿入されている。テールパイプ(50)の交換が容易に
できるようにカラー(60)。
(62)は、両端がねじ付きナツト(66)に挿入した
長手のねじ付きロンド(64)を含むターンバックルで
互いに連結されている。各ナツトは、対応するカラーか
ら上へ延びた耳(70)の両側に位置する一対の横方向
間隔をもったラグ(68)に取付けられている。ラグと
耳の心合わせされた孔に両者を連結する担止ビン(72
)が挿入されている。
乾燥部(52)は取付は板(76)を貫通してそれに取
付けられたサドル部材(ハ)内に支持されている。取付
は板(76)はボルト(7日)等によって囲いの壁(1
0’)に取り外し可能に固定されている。
明示されているように、脱水コーン(52)の端部は隣
接した回収室(36)内に位置し、乾燥された粒状体の
大半がこの室内に堆積し、適当な手段で回収される。実
質的にすべての乾燥された粒状体を回収するために通常
は回収室(36)の排気系に回収ダクト等の公知の粒状
体回収器が連結されている。
テールパイプを通過して脱水コーン(52)の下流側端
部から排出する高速の燃焼ガス移動方向と実質的に直交
する方向に含水物質をコーンに送り込むための含水物質
取入れ管(32)が脱水コーン(52)に連結されてい
る。
オイル、ガス等の燃料は燃料取入れ管(32’)に連結
した図示の2本のライン(84)等の1本または複数の
燃料供給ラインによって燃焼室(40)へ送られる。
脱水コーンサドル(74)を支持した板(76)は、燃
焼室(40)の空気取入れ部(44)と同心状でそれと
間隔をもって前方のエンジンルーム壁(10”)を貫通
する中空の円錐台(34)からなるいわゆる「オーグメ
ンタ−ダクト」をも支持している。
この装置で、オーグメンタ−ダクト(34)は燃焼室(
40)と空気取入れ部(44)から逆圧として吹き出す
高速め燃焼ガスを隣接した回収室(36)へ送る作用を
もつ。
上述のパルス燃焼装置において、燃焼器は燃焼室(40
)に燃料と空気が送り込まれ、そこでプラグ(42)か
らのスパークによって点火されると作動する。スラリー
またはペーストあるいは濡れた粒状体の含水物質は通常
加圧状態で、脱水コーン(52)を通過する高速の燃焼
ガスの流動方向と実質的に直交する方向に、被処理物取
入れ管(32)から脱水コーン(52)に供給される。
次に第1図を参照すると、改良された本発明によるパル
ス燃焼式乾燥装置は、床(114)に空気取入れ管(1
12)を有する、望ましくは二重壁防音構造の囲い(1
10)を備えている。囲い(110)内にはパルス燃焼
器を支持する複数の台座(11B)を有するデツキ(1
16)が設けられている。燃焼器は、デツキ(116)
に対して間隔をもってそれと平行な水平軸心をもつ横断
面が円形の構造になっている。この燃焼器は燃焼室(1
22)を含み、燃焼室(122)の一端には空気取入れ
管(124)が、その他端には燃焼ガス排出管(126
)がそれぞれ連通連結されている。空気取入れ管(12
4)は幾分テーパー状で、その開放端(128)から燃
焼室(122)との連結部へ向って拡大している。燃焼
ガス排出管(126)はほぼベンチュリー形で、燃焼室
(122)と隣接した急角度ですぼまる入口部(130
)と徐々に拡大する下流ないし排出部(132)を有す
る。
燃焼ガス排出管(126)の出口側端は長手の移行部(
134)に連通連結し、移行部は長手のテールパイプ(
136)と連通連結している。テールパイプ(136)
の下流側つまり排出側端部は、乾燥部(138)と連通
連結し、乾燥部(138)の下流側端部(140)は、
囲い(110)の隔壁(142)を貫通して隣の被乾燥
物用の堆積回収室(144)へ突出している。
第12図の従来例と異なり、この改良されたパルス燃焼
式乾燥装置は、パルスジェット燃焼器を構成する部材、
つまり空気取入れ管(124)、燃焼室(122)、ガ
ス排出管(126)、移行部(134)、テールパイプ
(136)等、がすべて共通の軸心(146)をもって
直線状に配設され、かつ、乾燥部(138)も軸心(1
46)上に直線状に配設されている。
空気取入れ管(124)と燃焼室(122)の間に、燃
焼室(122)の一部を構成する急角度で広がる移行壁
部(150)が設けられている。この壁部(150)に
は燃焼室(122)に燃料を注入する複数、望ましくは
4個、の燃料ノズル(152)が等間隔に設けられ、注
入される燃料の流れが燃焼室(122)内で軸心(14
6)上の一点に集中するよう構成されている。燃料注入
角度は燃焼率に影響を与え、軸心に対して30″から5
0″の注入角が適当である。一般に、角度が小さいほど
燃焼率が高くなる。オイル、ガソリン、灯油、プロパン
ガス、天然ガス等の多種の燃料がこのパルスジェット燃
焼器での使用に適している。燃焼室(122)の側壁に
は、ノズル(152)からの燃料の集中点より下流の軸
心(146)上の一箇所に向けられた1個ないし複数個
の補助燃料ノズル(154)が設けられている。これに
より、天然ガス等を使用した場合、必要に応じて燃料と
空気のより均等な混合を可能にする。
ガス排出管(126)と移行部(134)の上流側端と
の連結部と、移行部(134)とテールパイプ(136
)との連結部には、それぞれ1個ないし複数個のアフタ
ーバーナー燃料ノズル(156)が設けられている。こ
れらのアフターバーナー燃料ノズル(156)は天然ガ
スを使用した場合に排気ガス流を更に加熱する作用をも
つ。
脱水ないし乾燥部(13B)は、中空の円錐台形であり
、その大径端部(140)は隔壁(142)を貫通して
、隣接した堆積回収室(144)内へ延びている。回収
室(144)内に堆積した粒状体は回収室(144)の
底部に設けられたオーガ(146)または他の固体搬送
ユニット等の適当な手段で取り出される。回収室(14
4)から大気中への排気はバッグ式回収ダクトを介して
行われる。
空気取入れ部(124)と同心状でそれと間隔をもって
オーグメンタ−ダクト(166)のエルボ形入口部(1
60)の開口端が位置している。エルボ形入口部(16
0)はテーパー状のたて向き管部(164)に連結し、
たて向き管部(164)はデツキ(116)の下に位置
する長手の管部からなるオーグメンタ−ダクト(166
)に連結している。長手の管部(166)は燃焼器の軸
心(146)に実質的に平行であり、その下流側端部(
168)は隔壁(142)を貫通して回収室(144)
内へ延びている。
このような長手の管部(166)は、燃焼室(122)
からの逆流ガスの量の制御と利用を可能にする。
略示されているように、管部(166)は分岐管(17
0)と流量制御ダンパー(172)を含んでいる。ダン
パー(172)の位置によって回収室(144)と分岐
管(170)へ流れる逆流ガスの相対量を制御できる。
逆流ガスはその速度と温度次第で利用でき、また大気中
へ放出してもよい。
この装置の作動において、含水物質は、テールパイプ(
136)を通過して回収室(144)へ流れ込む高速の
燃焼ガスの移動方向と直交する方向に、注入管(148
)を介して脱水部(138)に送られる。含水物質注入
箇所での燃焼ガスの温度は2000 ’から3000 
’ F位である。既に述べたように、濡れた粒状物質が
パルス燃焼で発生する音波を受けることにより固体の粒
状物質と大抵の場合水である液体とが分離し、蒸発のた
めに表面積を増すように水が霧状になると考えられる。
排出されるガスの温度が2000から300 ” F位
に下がり、脱水された粒状固体の温度が比較的低いとい
う事実は高温の排気ガスが粒状物質の霧状体と共働して
効率のよい蒸発をもたらすことを証明している。しかし
、このように効率のよい蒸発がおこる結果、回収室(1
44)に流入するガスの温度は露点に近い。回収室(1
44)内での好ましくない水分の凝結を防ぐためオーグ
メンタ−ダクト(166)から回収室(144)へのガ
スの排出を例えば露点を抑制して乾燥した物質が得られ
るように制御できる。
ここに開示した直線形のパルス燃焼構造は作動の安定性
が良いばかりでなく効率も良い。また、この直線構造は
第12図の装置のU字形連結部(48)で発生するよう
な好ましくない局部的温度上昇が見られないばかりでな
く、摩耗と点検修理の必要性を抑え、組立分解作業を容
易にする。
第2a図は、オーグメンタ−ダクト(166)の入口、
例えば第1図に点線(202)で示すようにエルボ形入
口部(160)の開口端に取付けられる流れレストリク
タブレート(200)の概略平面図である。オーグメン
タ−ダクト(166)へのガス流を完全に遮断する場合
、流れレストリクタブレート(200)は孔付きでない
ものでよく、またオーグメンタ−ダクト(166)を流
れるべきガスの量に応じて適当な径の孔(204)を形
成したものでもよい。
上記のようなレストリフタは排気ガスの逆流量とオーグ
メンタ−ダクト(166)に取り込まれる外気の量を制
御するためにいかなる種類のオーグメンタ−にも使用で
きる。乾燥処理を受ける物質が可燃性で、その近辺で燃
焼を促進する酸素の量を抑える場合は外気取入れ量を制
限することが望ましい。更に、このようなオーグメンタ
ーダク) (166)を流れるガスの量を制限すること
によって、下流のバッグ式フィルター等の回収ダクトを
通過するガスの量を減らしてより経済的な作動が可能に
なる。
第2b図はオーグメンタ−ダクト(166)に取り込ま
れる外気の量を制御するレストリフタの側倒を示す。こ
のレストリフタ(210)は所定の径をもつ孔(214
)で終端する円錐移入口部(212)を含む。このレス
トリフタ(210)の孔(214)と燃焼室の空気取入
れ管との間隔を選定することにより、空気取入れ管から
噴出する逆流排気ガスの芯部分のみをオーグメンタ−ダ
クト(166)へ流入させ得る。円錐部(212)の傾
斜は逆流ガスの外縁部分を偏向させるばかりではなく、
オーグメンターダク) (i66)への外気導入量を極
力抑える作用を持つ。
次に第3図を参照すると、改良された本発明によるパル
ス燃焼式乾燥装置の別の実施例が示されている。概略、
第1図のものと同一構造であるため、同一部品について
は同じ番号を付すことにより、その説明を省略し、異な
る部分についてのみ説明を加える。
この第3図の実施例では、テールパイプ(136)の長
さ方向の大部分と脱水部(138)の全長にわたって、
それらと間隔をもって包囲する長手の実質的に円筒形の
スリーブ(150)が設けられている。スリーブの端部
(152)は先細りの円錐台形で、隔壁(142)を貫
通して脱水部(138)の端部(140)を越えて回収
室(144)内へ延びている。スリーブ(150)の上
流側端部は環状で、流入する空気の量を調節する複数の
調整可能なスロット(154)を含んでいる。
オーグメンタ−ダクト(166)の下流側端部は、逆流
ガスをスリーブ(150)へ送るために短いたて方向管
部(156)を介してスリーブ(150)内部と連通し
ている。ダンパー(157) 、 (15B)によって
逆流ガスをスリーブ(150)または堆積回収室(14
4)へ向けるための完全制御が行われる。
本装置の作動の際に、高温の逆流ガスは円筒スリーブ(
150)内へ送られ、テールパイプ(136)と脱水部
(138)を包囲しながら流動した後、脱水部(13B
)から排出される乾燥粒状物を搬送する冷却された主排
気ガス流に密着してそれを包囲した状態で回収室(14
4)へ流入する。このようなスリーブ(150)から排
出される高温逆流ガスの環状流と脱水部(138)から
排出される本質的に円柱状のより低温の排気ガスの流れ
との混合は堆積回収室(144)で継続される二次乾燥
作用を促進し、そこでの露点を制御する。
第4図は感熱性物質の処理に特に適した、別の改良構造
を示している。ここでも第3図に示されたようなテール
パイプ(136)と乾燥部(138)を囲むスリーブ(
150)が設けられている。しかし、この実施例はスリ
ーブ(150)に連結されてその延長部を構成する調律
延長材(180)を含んでいる。この延長材(180)
の長さは、それに沿ってパルスジェットの音波現象を′
m続させるために燃焼系パラメータに適合するよう選定
する必要がある。これに対して、延長材(180)の直
径は特に決定的な意味を持たないようである。
この実施例では、乾燥される物質が脱水部(138)に
供給されるのではなく、脱水部(138)の終端から所
定間隔をもった延長材(180)の上流側端部に設けら
れた補助供給口(182)から濡れた感熱性物質が供給
される。
この実施例の作動の際に、オーグメンタ−ダクト(16
6)を流れる逆流ガスは円筒スリーブ(150)へ送ら
れ、テールパイプ(136)と脱水部(138)を包囲
してその上流側端部に向かって流れる。脱水部(138
)には乾燥される物質が供給されないから、脱水部(1
38)に乾燥される物質が供給される場合の特徴である
、脱水部(138)を通過する排気ガスの蒸発による熱
損失も顕著な温度低下も起こらない。スリーブ(150
)内を流れる逆流ガスはテールパイプ(136)と脱水
部(13B)とスリーブ(150)内を流れる主排気ガ
スよりずっと温度が低い。これにより主排気ガスの温度
を下げる熱交換作用が生じる。このような温度制御はス
リーブ(150)へ送られる逆流ガスの量とその上流側
端の通風スロット(154)を設定することによって行
われる。
スリーブ(150)内での合流による熱交換に加えて、
スリーブ(150)の円錐台形端部(152)がほぼ環
状の逆流ガス流れを脱水部(138)から排出される芯
状の主排気ガスの流れと混合させる作用をもつ。このよ
うな逆流ガス流れと主排気ガスの流れとの混合の結果、
混合流の温度が更に低下し、そして制御パラメーターは
スリーブ(150)へ送られる逆流ガスの量とスロット
(154)から送られる空気の量によって定まる。
しかし、逆流ガスと主排気ガスの混合流は依然高温であ
り、乾燥用延長材(180)が音波を継続させるのに適
した長さを持っていれば供給口(182)から供給され
る物質は脱水部(138)内で乾燥を行う条件と同じ条
件下に置かれる。しかし、脱水部(138)内での従来
の乾燥環境と比べて、供給箇所でのガス温度は低く、種
々の感熱性物質に対応するよう制御でき、そして粒状物
質の乾燥環境に滞留する時間がかなり長い。
この実施例の延長材(180)の下流側端部は堆積回収
室(144)に連結しても、あるいは図外のサイクロン
やバッグ状容器等の回収装置に直接連結してもよい。
次に第5図〜第10図を参照すると、脱水ないし乾燥部
(138)の別の実施例が示されている。、第5図およ
び第6図に示すものは、脱水部(138)が、上流側部
分(100)と下流側部分(112)とからなり、両者
がフランジ(10B) 、 (110)を介してボルト
連結されるとともに、上流側部分(100)がさらに左
右の部分(100^)+ (100B)に分割され、や
はりフランジ(102) 、 (104)を介してボル
ト連結されている。そして、下流側部分(112)の周
囲には切込み(114)が入れられて、複数の振動片(
116)が形成されている。同様に、上流側部分(10
0)の周囲にも点線で示すような切込みが入れられて、
複数の振動片(120)が形成されている。これら振動
片(116) 、 (120)は、脱水部(13B)の
内面に付着する被乾燥物を、振動によって払落とす作用
をする。
第7図および第8図に示すものは、脱水部(13B)が
左右の部分(10〇八’)、(100B’)に分割され
、両者がフランジ(102a) 、 (104a)を介
してボルト連結されている。そして、脱水部(138)
の内周面には、適当間隔置きに複数のリング(110a
) 。
(112a) 、 (114a)が取付けられている。
これらリング(110a) 、 (112a) 、 (
114a)は、渦流を発生させ、脱水部(138)内面
に付着する被乾燥物の払落としに役立つ。なお、これら
リング(110a) 、 (112a) 。
(114a)の数や高さ、あるいはその取付は位置は適
宜変更可能である。
第9図に示すものは、脱水部(138)の外周部に加熱
手段の一例であるリングバーナ(150b)を配設した
ものである。このリングバーナ(150b)はハウジン
グ(104b)を有し、勢い良く吹き出す”炎(102
b)によって、脱水部(138)の下流側部分を加熱す
る。これは、水分蒸発によって脱水部(138)下流側
部分の温度が低下し、それによって被乾燥物が付着する
のを防止する。
第10図に示すものは、脱水部(138)内に同心状に
円錐形のスリーブ(110c)を位置させ、被乾燥物が
スリーブ(110c)内を通過するようにしたものであ
る。この実施例のものも、環状の通路(116c)を通
過する高温の排気ガスでスリーブ(110c)を加熱し
、このスリーブ(110c)の内面に被乾燥物が付着す
るのを防止する。
第11図には、注入管(148)の別の実施例が示され
ている。この実施例では、上流側から徐々に断面積が小
さくなり、再び下流側に向かって徐々に断面積が大きく
なるチューブ(102d)が注入管(148)の先端に
連通連結され、かつ、このチューブ(102d)が脱水
部(138)と同心状に配設されている。この実施例に
よれば、チューブ(102d)の入口(100d)から
流入して出口(110d)から流出する排気ガスが、注
入管(148)の先端部において高速で流れるため、水
を含んだ被乾燥物を注入管(14B)から積極的に吸出
して霧化することになる。したがって、効率の良い乾燥
を促進するとともに、被乾燥物の脱水部(138)内面
への付着防止にも役立つ。
以上、第5図〜第11図を参照して、脱水部(13B)
や注入管(148)の別の実施例を示したが、これらの
別実施例は、第1図に示した装置にも、第3図に示した
装置にも適用でき、また、これら別実施例の構造を複数
組合わせて実施することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるパルス燃焼式乾燥装置の概略側面
図、第2a図、第2b図はそれぞれオーグメンタ−ダク
ト用の空気レストリフタの平面図と斜視図、第3図は別
の実施例を示す装置全体の概略側面図、第4図は別の実
施例、特に感熱性物質の乾燥に適した装置要部の概略側
面図、第5図から第10図はそれぞれ脱水ないし乾燥部
の別の実施例を示し、第5図は縦断側面図、第6図は第
5図中の6−6線断面図、第7図は縦断側面図、第8図
は第7図中の8−8線断面図、第9図と第10図はそれ
ぞれ縦断側面図、第11図は注入管の別の実施例を示す
縦断側面図であり、第12図は従来構造を示す概略側面
図である。 (34)・・・・・・オーグメンタ−ダクト、(13B
)・・・・・・乾燥部、(144)・・・・・・堆積回
収室、(146)・・・・・・軸心。 FIG、2a FIG、2b 8」 FIG、7 FIG、 9 FIG、l○ FIG、11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)連続的な閉鎖ガス燃焼排気系を構成するパルスジ
    ェット燃焼器と、このパルスジェット燃焼器に連通連結
    された乾燥部とを有するパルス燃焼式乾燥装置において
    、前記パルスジェット燃焼器と乾燥部とを、共通の軸心
    を有するように直線状に配設してあるパルス燃焼式乾燥
    装置。
  2. (2)前記パルスジェット燃焼器が、燃焼室と、この燃
    焼室の一端に連通連結された空気取入れ管と、燃焼室の
    他端に連通連結された主排気管と、この主排気管の下流
    に連通連結されたテールパイプとからなり、このテール
    パイプの下流に前記乾燥部が連通連結されている特許請
    求の範囲第(1)項に記載のパルス燃焼式乾燥装置。
  3. (3)前記乾燥部の形状が、下流側へ向かって拡径した
    円錐台形である特許請求の範囲第(1)項または第(2
    )項に記載のパルス燃焼式乾燥装置。
  4. (4)前記乾燥部の下流側周囲に、この乾燥部に切り込
    みを入れることによって形成された複数の振動片を有す
    る特許請求の範囲第(3)項に記載のパルス燃焼式乾燥
    装置。
  5. (5)前記乾燥部の内周面に、適当間隔置きに渦を発生
    させるための複数のリングを有する特許請求の範囲第(
    3)項に記載のパルス燃焼式乾燥装置。
  6. (6)前記乾燥部の外周面に、加熱手段を有する特許請
    求の範囲第(3)項に記載のパルス燃焼式乾燥装置。
  7. (7)前記加熱手段が、リングバーナである特許請求の
    範囲第(6)項に記載のパルス燃焼式乾燥装置。
  8. (8)連続的な閉鎖ガス燃焼排気系を構成するパルスジ
    ェット燃焼器と、このパルスジェット燃焼器に連通連結
    された乾燥部と、この乾燥部に連通連結された被乾燥物
    の堆積回収室とを有し、かつ、前記パルスジェット燃焼
    器から排出される逆流ガスを前記堆積回収室へ送り込む
    ためのオーグメンターダクトを有するパルス燃焼式乾燥
    装置において、前記パルスジェット燃焼器と乾燥部とを
    、共通の軸心を有するように直線状に配設するとともに
    、前記オーグメンターダクトを、パルスジェット燃焼器
    と乾燥部との共通軸心に対してほぼ平行に配設してある
    パルス燃焼式乾燥装置。
  9. (9)前記オーグメンターダクトが、前記堆積回収室へ
    送り込まれる逆流ガスの量を制御する制御手段を有する
    特許請求の範囲第8項に記載のパルス燃焼式乾燥装置。
  10. (10)前記制御手段が、オーグメンターダクトに連通
    された分岐ダクトと、この分岐ダクトとオーグメンター
    ダクトとを流れる逆流ガスの相対量を制御するダンパと
    からなる特許請求の範囲第(9)項に記載のパルス燃焼
    式乾燥装置。
  11. (11)前記分岐ダクトが、乾燥部の外周部に配設され
    たスリーブ部材に連通連結してある特許請求の範囲第(
    10)項に記載のパルス燃焼式乾燥装置。
  12. (12)前記制御手段が、オーグメンターダクトの入口
    に取付けられたレストリクタからなる特許請求の範囲第
    (9)項に記載のパルス燃焼式乾燥装置。
JP23698286A 1986-10-03 1986-10-03 パルス燃焼式乾燥装置 Pending JPS63113288A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139315A (ja) * 1974-09-30 1976-04-01 Eru Tomupukinsu Reo Kauntaaueebuparusujetsutokikan
JPS62127388A (ja) * 1985-11-27 1987-06-09 Nippon Kokan Kk <Nkk> 石炭の調湿又は乾燥方法

Patent Citations (2)

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