JPS63111881A - 磁気治療器 - Google Patents

磁気治療器

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JPS63111881A
JPS63111881A JP61259970A JP25997086A JPS63111881A JP S63111881 A JPS63111881 A JP S63111881A JP 61259970 A JP61259970 A JP 61259970A JP 25997086 A JP25997086 A JP 25997086A JP S63111881 A JPS63111881 A JP S63111881A
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JP
Japan
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magnetic
therapy device
magnetic therapy
protective member
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JP61259970A
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信之 北岸
博昭 木村
多胡 四郎
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Marubeni Corp
Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Shinko Co Ltd
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Marubeni Corp
Seitetsu Kagaku Co Ltd
Shinko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は人体に磁力線を作用させることにより痛み、し
びれ、おもみ等の肉体的不快感を除去する磁気治療器に
関する。
従来技術 磁気が人体に影響を及ぼし、不快感たとえばコリや痛み
を柔らげ健康増進に効果を有することはよく知られてお
り、この効果を利用した磁気ネックレス、磁気腕輪、磁
気マツトレス、磁気バンドマグレイン、粘着バンド付磁
気位等の磁気治療器具がこれまで数多く市販かつ使用さ
れている。
しかし、既知の磁気治療器具のうち、たとえば磁気ネッ
クレス等は常時人体の首部という一定個所に磁力線を作
用させるものであり、また磁気マツトレスは全身的に磁
気を浴びることが可能であるといっても磁力線が弱くか
つ作用する人体の位置も磁石設置部位に限定されるもの
である。
一方、最近急激に利用されてきている粘着バンド付磁気
粒は、患部が身体のどのような個所であっても、そこに
貼ることによって患部に直接磁力線を作用させることが
できるが、肌に接触しているlitが一方の@(多くは
N極〉に限られているため患部に強力な!i場を作るこ
とができず作用する磁力線はきわめて弱い。たとえ多く
の磁気粒を1ケ所の患部に貼ってもこれが同極である以
上磁力線が強まるどころか相殺されてしまうこともおり
、このような従来の磁気粒によっては磁力線の治療効果
は多くを期待できない。しかもこのタイプの治療器具は
長年間肌に接触しているため体質によっては肌にかぶれ
をおこす人もおり、この点にも問題点を有していた。
ざらに、前記したような従来の磁気治療器具において用
いている磁石はほとんどがフェライト系磁石等普通の磁
力を有するものであり、人体との接触面における磁束密
度は通常1,000ガウス以下であり、高磁力磁石の希
土類磁石を使った場合でも2,000ガウスで、通常1
,500ガウス以下である。
また身体への磁極の接触面積も1 crA以下と小さく
、そのため人体への磁力線の作用は弱く、これらの器具
による磁力線の治療効果としては、即効的というよりむ
しろ長期的な使用によって始めて効果のあるものとして
一般に認識されてきた。
本発明が解決しようとする問題点 上述したように、磁気治療器具による治療効果は比較的
長期的で緩慢なものとして認識されてきたため、従来の
器具の種類および用法には限界があった。
本発明者は、磁力線による治療効果を飛躍的に高め、即
効的に肉体的不快感を取り除くことのできる方法につい
て、鋭意研究を続けた結果、磁気治療器の人体との接触
面積を従来者えられなかったような広さに拡げ、さらに
高磁力磁石を使用することにより、磁気治療器の磁束密
度を高め、また2個の磁石を1対として使用すれば非常
に人体への治療作用が効果的であることを見出し、新し
い磁気治療器を先に特許出願した。(特願昭61−21
5210号 昭和61年9月12日出願)本発明者等は
、ざらに鋭意研究を続けた結果、複数の高磁力磁石をN
極とS極を交互に並べ組合せて広い当接面をもった磁気
治療器が人体への治療効果に優れる事を見出し、かつ2
gの磁気治療器を1対として使用すれば人体に非常に効
果的に治療作用を及ぼすことを知り本発明に到達した。
問題点を解決するための一段 本発明が提供しようとする新しいタイプの磁気治療器は
、複数個の高磁力磁石をN極とS極を交互に並べること
により広い当接面を有するごとく構成したものである。
ざらに好ましくは、上記磁気治療器が1対からなり互い
に相対応する部分の当接面の磁極の極性を反対にしたも
のである。
本発明において、磁気治療器を構成する高磁力磁石の組
合せ構成法は直接または間接に隣接する高磁力磁石のN
極とS極か交互に並んであればよく磁石の個数9組合せ
方に特に制限はないが、2個の高磁力磁石のN極とS極
を並べて一つのユニットとし、このユニットを単位とし
て複数ユニットを任意に組立てて行けば種々の大きざに
対処でき実用上−層有利である。
本発明において、人体と接触する平面(以下当接面と称
する)の広さは特に限定されないが少なくとも1 ct
A以上が必要であり、通常2cm以上200cri未満
が適当である。面積が小さい場合には人体への作用が弱
いため治療に時間がかかり、また余り広いと作用効果は
強いが、治療器の取扱いがやっかいとなり好ましいとは
言えないので通常10100c未満程度が好ましい。
先の発明において本発明者は、単独の広い当接面を有す
る高磁力磁石よりなる磁気治療器を提案したが、対象と
なる個人によりまた患部の種類により最適とする当接面
の面積は異なってくるので、あらゆる場合に適合するた
めには種々の面積を有する数多くの治療器を備えておか
ねばならない。
その点、本発明においては複数個の磁石を組合せるので
、たとえば1cttt、 2cri、 3ctiの3種
類を備えてあけば1〜10ci迄の各面積が得られるこ
とは容易に明らかである。従って若干種類の磁石を備え
ておけばあらゆる面積の患部に対応できるので実用上き
わめて便利である。また同時に縦方向にも組合ぜられる
ので磁力の強さを調節することも可能である。
治療に際しては、一般に手で持って操作するので治療器
は片手で握り易いような棒状、角柱状等の形状にするの
が都合がよく、把手を取付けることもできる。
人体との接触面である当接面の磁束密度は500ガウス
以上おれば従来の磁気治療器に比べて優れた効果を示す
が、少なくとも1.000ガウス以上、通常2,000
ガウス以上、好ましくは2,500ガウス以上あれば格
段に優れた治療効果が得られる。
本発明に使用できる磁石としては高磁力磁石であればよ
く、磁石の種類に限定はないが、高磁力磁石としては一
般に使用されている高性能希土類磁石が適しており、就
中希土類−Co系、希土類−Fe−B系の希土類磁石が
有利に使用できる。
勿論その他の磁石としては、白金−Fe系磁石。
白金−Co系磁石、アルニコ磁石、フェライト磁石等の
種類がおり、高磁力であればいずれも使用可能である。
希土類磁石としては磁力の点から焼結磁石が特に効果的
に使用でざるが、成型加工性のよいプラスチック磁石も
高磁力であれば勿論使用できる。
本発明の磁気治療器は高磁力vii石だけで、複数個組
合せて広い当接面をもちさえすれば充分な治療効果を発
揮できるが、ざらに保護部材で高磁力磁石を覆って一体
として構成すれば、使用上取扱い上、また治療作用効果
上も有利である。塗装の場合のように、当接面を含め全
面を覆ってもよいが保護部材の種類によっては当接面だ
けを露呈した方が便利な場合もある。
保護部材には透磁性材料および/または非透磁性材料が
使用できる。保護部材として4透磁性材料を使用する場
合は、高磁力磁石の当接面の1部または全部を除いた他
の表面を覆い保護部材が磁気回路を形成し、当接面の表
面磁束密度が上昇するように構成することもできる。
特に限定されないが高透磁性材料としては、鉄。
鋼等の鉄合金、ニッケル、ニッケル合金、コバルト、コ
バルト合金等およびこれらを組合せて有利に使用できる
。またこの場合、当接面に非透磁性材料のプラスチック
、皮革2紙、布等を薄くコートすれば使用する場合、人
体への接触感がソフトとなり被治療者に対して好ましい
感触を与える。
この場合コートの厚さを余り厚くすると当接面の磁束密
度の低下が大きくなってくるので不利となる。材料によ
り差があるが通常適当な厚みは2m以下である。
保護部材として非透磁性材料を使用する場合、高磁力磁
石の1部または全部を覆って結合一体化して使用する。
当接面を非透磁性材料で覆う場合は、厚くすると前述の
ように当接面の磁束密度の低下が大きくなるので余り好
ましいとはいえない。
使用できる非透磁性材料としては、ステンレス鋼、銅、
銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属、プ
ラスチックス、ゴム、布2紙、皮革、木質、セラミック
ス等が適当である。
プラスチックの具体例としては、ポリエチレン。
ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリアミド樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート、
ポリウレタン、ABS樹脂等が、またゴムの具体例とし
ては、天然ゴムおよびブタジェン−スチレンゴム、ブチ
ルゴム、クロロプレンゴム、シリコーンゴム等の合成ゴ
ム等が挙げられる。
保護部材は種々の構成方法で使用できる。非透磁性材料
の一番簡単な使用方法は、高磁力磁石の全体をコートす
るか、または磁石の当接面の1部または全部を露呈せし
めたま)他の側面をコートする方法である。コートする
ことによって高性能磁石を補強して取扱い中の破損を防
ぎ、また治療時の肌への当りを柔かくして治療操作を容
易にする効果等を持たせることができる。
コートする方法としては、塗装による方法が種々利用で
きる。通常の液体塗料による塗装の他、プラスチックス
を保護部材とする場合、粉体を用いた流動浸漬法によっ
て有利に美しく塗装することができる。
また金属メッキや複合メッキを利用して塗装を行なうこ
ともできる。
非透磁性材料のステレンス鋼、銅、銅合金、アルミニウ
ム、アルミニウム合金等の金属、プラスチックス、皮革
1紙、布等を高磁力磁石に覆う場合には、それらの材料
の箔、板等を接着剤を用いて接着したり、また適当な形
状のケーシング、袋等を作り、これに磁石を入れ当接面
を開けて使用することもできるし、そのま)でも使用で
きる。
ざらに収納ケースとして使用することができるようにす
れば、ざらに便利である。
この点から本発明の磁気治療器を以下に述べるようにす
れば非常に使用に便利となり効果的である。
すなわち高磁力磁石をそのま)、あるいは前述のように
透磁性の保護部材で覆った後、または非透磁性の保護部
材、例えば塗料やプラスチックスでコートした後、ある
いはアルミニウムや軟鋼板で覆った後、複数個組合せて
所定の面積を有する別の保護部材、例えば木質やプラス
チックスで構成された収納部に入れて組立てる。
また1対として使用する場合には、当接面を合せれば一
体となった1対の磁気治療器が構成できるよう保護部材
で上記磁石部分の収納部を成形する。
この場合高磁力磁石の収納部を形成する保a部材の形状
、大きざを適切に択ぺば、治療を行なう際丁度手で握り
易くすることができる。あるいは把手を設けるとか、患
部に取付は易いようバンド、ゴム紐などを@脱自在に備
えることも可能である。
1対を当接面で合せて組立てて一体とした場合の形状と
しては、円柱状、角柱状等が使用、保管に便利であり、
美観を与えることにもなる。
高磁力磁石の収納部を形成させる保護部材としては、透
磁性材料、非透磁性材料を問わず成型が可能である材料
であれば使用できる。
金睨材料としては、前述のように成型が可能であれば、
特に金属の種類に限定されないが鉄、鋼等の鉄合金、ス
テンレス鋼、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム
合金等の通常広く使われている金属が有利に使用できる
またプラスチックス、ゴムも有利に使用できる。
この他、木質、織布1紙、皮革、セラミックスも成型体
として、また成型体を構成する1部として適宜使用でき
る。
すなわち、金属とプラスチックあるいは木質等を遮光に
組合せれば使い易く美的感覚に優れ、治療の際に好感を
与えるような保護部材を形成することができる。
本発明の磁気治療器の効果的な作用機構については、充
分詳らかではないが従来の磁気治療器は人体との接触面
積が非常に小さく一般に’Icai以下であり、接触部
の治療器の表面磁束密度もぜいぜい1,500ガウス以
下が普通であるに対し、本発明の磁気治療器では、治療
器の当接面での磁束密度が2,000ガウス以上、好ま
しくは2,500ガウス以また本発明は、複数の高磁力
磁石をN極とS極を交互に並べて構成しているため、単
に一つの磁石を使用した場合に較べて、複数個の磁気回
路を構成し、当接面を通しての体内への磁力線の作用が
強力になるためと考えられる。
さらに治療時に人体に作用する磁界の強さをより強くす
るため、本発明の磁気治療を1対として使用して、患部
をはぎんで相反対する磁性を対向させたり、隣接させた
りして使用するので従来の磁気治療器では予想され得な
かった大きな治療効果が得られたものと考えられる。
従来の磁気治療法が人体の非常にせまい患部のみを対象
としてきたのに対し、本発明の磁気治療器を用いれば、
患部の周辺をも広く磁気刺戟できるので、活性化された
患部周辺の組織が患部の治療に好影響を与えることにな
ったものと推察される。 また前述したように本発明の
磁気治療器は複数個を組合せるので最適の面積に治療を
施すことができる。
[実施例] 次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
本発明による磁気治療器の実施例について図を用いて説
明する。
本発明の磁気治療器を構成している高磁力磁石は第1図
から第4図に示したように複数個の高磁力磁石をN極と
S極を交互に並べて構成する。第1図では実質的に同形
同大の高磁力磁石を2個長手の方向に互いにN極とS極
を並べて構成しである。2個の高磁力磁石の固定と表面
保護等のため通常ステンレス鋼、アルミニウム、銅等の
非透磁性金属薄板でカバーし、ざらに表面をプラスチッ
ク材料で被覆し仕上げる。またこの際、組合せる高磁力
磁石は同形同大でなくても、例えば接触面の大ぎさが一
致しておれば寸法が異なったものでも組合せ使用できる
第2図は、第1図の高磁力磁石の2個の組合せを1ユニ
ツトとして、横方向に2ユニツト並べて構成したもので
ある。
第3図は、タテ方向に2ユニツト同様に並ぺて構成した
ものであり、一対として患部を挟んで使用するのに適し
ている。
第4図は、4ユニツトで構成した例であり、磁力が一段
と強くなる。
本発明の磁気治療器は第1図〜第4図で示した高磁力磁
石の組合せ以外にも種々な組合せ方ができ、必要に応じ
て最適の形を採る。
最終の形体、大きざが目的に合致さえすれば組合せ方、
形状、大きざに特に限定はない。
高磁力lla石のユニットを前述の通り固定および保護
等の目的でコートした状態で磁気治療器として使用する
ことが多いが、ざらに第5図、第6図。
第7図で示すように高磁力磁石ユニット1を当接面4の
みを外部に露出させた状態で2の保護部材で構成した磁
石収納部3の内部に収めた構造とすることもできる。こ
の場合、高磁力F!iEユニットの保護部材で構成する
収納部への収納は、既知の結合手段例えば接6剤による
結合法が採用できる。
本発明の磁気治療器は、第8図に示すように2個を1対
として使用すればざらに効果的であるがその際、各々の
当接面な相対応する部分が反対の磁極極性をもたせるこ
とが必要である。この場合、高磁力磁石1を露呈してい
る側にある保護部材2の面は、相手部材と密着して当接
しうるように平面6をなしている。
例えば上記実施例にあける半円柱状の他、角柱状、半球
状1円板状等であってよい。ざらに当接面は一面のみで
なく二面であることもできる。この場合、1対の磁気治
療器はそれぞれ全く同じ構造を右するものとなる。高磁
力磁石と保護部材の結合手段としては既知の結合手段例
えば接着剤による結合法等も採用できるが、強度、保護
部材の交換が可能であるという点で固定ねじによる上記
実施例における直接または間接の結合方式が好適である
第6図、第9図では、高磁力磁石1の当接面4は保護部
材2の接触面6よりも僅かに奥まって位置していてこれ
ら二つの面の間には微小間隙が形成されており、1対の
部材を相互に接触させた状態においては、第9図に示す
ように磁石同士の間に僅かの間隙7が残されるように構
成するとよい。
この空隙7は収納時のm石同士の吸引力で磁石同士が直
接衝突して破損するのを防止する機能を有している。
また第7図、第10図に示すように磁石1の当接面4が
保護部材2の接触面6よりもわずかに出ているか、また
は同一面上にある場合は、スペーサーを入れてわずかの
間隙7を残すように構成してもよいし、また当接面4と
保護部材の接触面6が同一平面上にあるよう構成しても
よい。
前記高磁力磁石は実施例では角柱状をなしているが、そ
の他の形状例えば着磁方向を定めである平板状等であっ
てもよい。保護部材は磁石を保護する他、器具を取扱い
易くする機能をもつ。従って、その形状は取扱いに便利
な形状にすると効果的であるが、基本的には磁石の外面
を保護できる形状であればよい。
つぎに本発明による磁気治療器の使用法について説明す
る。
一般には、第11図、第12図に示すように、磁気治療
器10の広い当接面11を身体8の患部9に軽く押し当
てて使用する。従来の磁気治療器と異なり身体との当接
面において磁気治療器のN憧とS極が交互に並んでいる
ので身体への磁力線の作用が強く広い当接面を使用して
いることと相俟って短時間に治療効果をあげることがで
きる。
また1対の磁気治療器をセットとして使用する場合には
、第13図に示すように身体8の患部9に一方の磁気治
療器10の当接面11を軽く押し当て他方の磁気治療器
11の当接面と身体をはさむようにして向い合わせ、最
大の磁力線を患部9に作用させる。身体をはさむ代りに
第14図に示すように1対の磁気治療器10および10
−を並へそれらの当接面を患部9に当ててもよい。
いずれの用法においても、患部に強い磁力線が作用し、
きわめて迅速に、患部の不快感を取り除くことができる
。本発明の磁気治療器で取り除くことのできる肉体的不
快感は、]す、痛み、しびれ、おもみ等であり、身体の
あらゆる個所の不快感に適用できる。また患部に直接光
てる代りにツボに本器臭を当てても治療効果があること
は言うまでもない。
つぎに本発明の磁気治療器による治療例を示す。
(治療例1) 高磁力磁石としてエネルギー積22MGOeの2−17
系サマリウムコバルト磁石2個を第1図に示すように組
立てた。
磁石部分の当接面積が(10cm×2cm>で当接面の
磁束密度は3.000ガウスであった。当接面の背部(
反対面)をアルミニウム薄板にて接着補強後、流動浸漬
法によって0.2mのポリエチレンコーティングを行い
、ざらに木質で形成した収納部へ第5図、第6図のよう
に収納して構成した磁気治療器を使用した。
肩関節部の痛みが2ケ月間つづいている56オの男子に
上記の本発明の磁気治療器による治療を施した。治療は
、治療器の当接面を軽く患部に当て保持した。治療開始
後10分で痛みが軽減し、30分後にはほとんど痛みが
感ぜられなくなった。
(治療例2〉 高磁力磁石としてエネルギー積20MGOeの2−17
系サマリウムコバルト磁石4個を第2図に示すように組
立てた。
磁石部分の当接面積が(10cmX 3cm>で当接面
の磁束密度は3,100ガウスでめった。磁石の背面(
当接面と反対側)をアルミニウム薄板にて接着補強後、
流動浸漬法によって0.2mのポリエチレンコーティン
グを行い、さらに木質で形成した収納部へ第5図、第7
図のように収納して構成した磁気治療器1対を使用した
膝関節束の手術を行なった後、痛みが残ってツ工なしで
は歩行困難であった60才の男子に上記の本発明の磁気
治療器による治療を施した。治療は膝忠部を1対の磁気
治療器ではさむようにして行なった。治療3分後にはツ
エなしで5TrL程度の歩行が可能となり、その後治療
5分後には早足歩行でも痛みを感じなくなった。
(治療例3) 治療例2で使用した同一の磁気治療器を木質の収納部な
しでポリエチレンコーディングの状態で1対使用して治
療した。
腰痛が5日間以上続いている50才の男子の腰患部に上
記の本発明の磁気治療器具による治療を施した。治療は
患部に1対の磁気治療器を並べて押し当てるようにして
行った。3分間経過後、痛みは完全に消え去り、その後
痛みは再発しなかった。
発明の効果 本発明による磁気治療器は、患部に応じて任意の大きざ
に組立てることができ強力かつ取扱いが容易で全く新し
いタイプのものであり、その治療適用範囲は広く、患部
が身体のどの部分であっても適用できる。また、当接面
上に複数個の磁気回路を構成するので人体患部により一
層効果的に作用し、きわめて短時間にあらゆる肉体的不
快感をも取り除くことができその治療効果はきわめて大
ぎい。ざらに使用法も安全かつ簡単で素人でも手軽に使
用することができ、治療にあたって必要以上に長時間使
用しても全く副作用を示さない等多くの利点を有してい
る。また、この磁気治療器は半永久的に使用でき、その
治療効果も低下しない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の実施例にあける磁気治療器の
構造を示すもので、それぞれ全体の斜視図および前方並
びに後方よりの立面図を示す。 第5図〜第10図は保護部材に収納したときの説明図、
第11図〜第13図は本発明の磁気治療器の使用例を示
す説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)複数個の高磁力磁石をN極とS極を交互に並べる
    ことにより広い当接面を有するよ うに構成したことを特徴とする磁気治療器。 (2)2個の高磁力磁石のN極とS極を並べて一つのユ
    ニットを構成し、複数個のユニッ トを任意に組合せてなる特許請求範囲(1)記載の磁気
    治療器。 (3)上記磁気治療器が1対からなり、相対応する部分
    の当接面の極性が互いに反対であ る特許請求範囲(1)記載の磁気治療器。 (4)高磁力磁石が希土類磁石である特許請求の範囲(
    1)記載の磁気治療器。 (5)当接面の面積が1cm^2以上200cm^未満
    である特許請求の範囲(1)記載の磁気治療器。 (6)当接面の面積が2cm^以上100cm^未満で
    ある特許請求の範囲(5)記載の磁気治療器。 (7)前記高磁力磁石の1部または全部を保護部材で覆
    い、結合一体化してなる特許請求 の範囲(1)記載の磁気治療器。 (8)保護部材が透磁性材料および/または非透磁性材
    料からなる特許請求の範囲(7)記載の磁気治療器。 (9)保護部材の透磁性材料が鉄、鉄を含む合金、ニッ
    ケル、ニッケルを含む合金、コバ ルト、コバルトを含む合金よりなる群より 選ばれた少なくとも1種である特許請求の 範囲(8)記載の磁気治療器。 (10)保護部材の非透磁性材料が皮革、木質、プラス
    チック、紙、織布、繊維、セラミッ ク、および非透磁性金属よりなる群より選 ばれた少なくとも1種である特許請求の範 囲(8)記載の磁気治療器。 (11)非透磁性金属がステンレス鋼、銅、銅を含む合
    金、アルミニウム、アルミニウムを 含む合金よりなる群より選ばれた少なくと も1種である特許請求の範囲(10)記載の磁気治療器
    。 (12)保護部材が塗装によって形成される特許請求の
    範囲(7)記載の磁気治療器。 (13)保護部材の塗装がプラスチック粉末の流動浸漬
    法により形成される特許請求の範囲 (12)記載の磁気治療器。 (14)保護部材が金属メッキまたは複合メッキにより
    形成される特許請求の範囲(7)記載の磁気治療器。 (15)金属メッキの材料がニッケル、クロム、錫、亜
    鉛、銅、アルミニウム、金、銀、よ りなる群より選ばれた少なくとも1種であ る特許請求の範囲(14)記載の磁気治療器。 (16)1対の磁気治療器がその当接面を合せた時、保
    護部材を含めて1個のまとまった形 状をなすごとく構成した特許請求の範囲 (7)記載の磁気治療器。
JP61259970A 1986-09-12 1986-10-30 磁気治療器 Pending JPS63111881A (ja)

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