JPS63111385A - スピ−ドコントロ−ラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、主に、空油圧回路の流量制御に使用されるス
ピードコントローラに関する。

「従来の技術」 従来より、−ａに使用されている、導入路と導出路との
関係がストレートタイプであるスピードコントローラを
第６図を用いて説明する。

本体１０１の両端に導入路１０１ａと導出路１０１ｂと
を設けて直交方向のニードル穴１０１　ｆで連通させ、
ニードル軸１０２の一端の縮径円錐状のニードル１０２
ａが該ニードル穴１０１　ｆに挿脱する様に、該本体１
０１に該ニードル軸１０２を進退可能に螺合している。

さらに、ニードル穴１０１ｆを迂回して導入路１０１ａ
と導出路１０１ｂとを連通ずる付加流路１０１ｄを設け
ている。そして、付加流路１０１ｄに、本体１０１を開
口挿入口として、圧縮コイルばねである開閉手段１０５
ａでチェツ、クパッキン１０５を導出路１（）１ｂ側に
付勢し、背後からガスケット１０９で波れ市めし、押え
板１０８で蓋をしている。そして、往時、流体は導入路
１０１ａがちニードル１０２ａで所定流星に′Ａ整され
て導出路１０１ｂに流出し、付加流路１０１ｄはチェッ
クパツキン１０５で！別止されており流出出来ない。又
、復時、流体はニードル穴１０１ｆを逆流し、さらに、
付加流路１０１ｄは開田手段１０５ａが流体圧力により
圧縮され弁開し、該付加流路１０１ｄにも流出する。そ
して、このスピードコントローラを使用する場合は、シ
リンダ等に接続し、往時、流体は導入路１０１ａからニ
ードル穴１０１ｆだけを流出し、シリンダは低速で作動
する。そして、復時、流体はニードル穴１０１ｆを逆流
し、さらに、付加流路１０１ｄからも流出し、シリンダ
は高速で作動する。

「発明が解決しようとする問題点」 ところでこの様な従来のスピードコントローラは次の欠
点を持っていた。

ニードル穴１０１ｆを迂回する付加流路１０１ｄに、別
の挿入口を設けてチェッークパッキン１０５を装着する
必要があり、ガスゲット１０９で洩れ止めする必要もあ
った。従って、迂回する付加流路１０１ｄと装着スペー
スのため本体１０１が大きくなってしまい、さらに、洩
れの発生することもあった。又、部品点数も多く構造が
複雑であった。そして、このｔＭｍはストレートタイプ
のスピードコントローラ専用で、エルボタイプには適用
出来なかった。

この発明は上記事情にかんがみて創案されたものである
。

「問題点を解決するための手段」 前記問題点を解決するための手段を実施例に対応する第
１〜第５図を用いて以下に説明する。

本体１に設けた導入路１ａと導出路１ｂとに連通ずる縮
径のニードル穴ｉｆに、ニードル軸２の一端に設けられ
たニードル２ａを挿脱して流量調整するニードル弁に於
いて、該導入路ｌａ奥部の中央部に該ニードル穴１ｆと
の連通穴である定流路１ｃを設け、該定流路１ｃを内抱
する環状穴の付加流路１ｄを該導出路１ｂに連通させて
、円筒部１ｇを形成し、該付加流路１ｄにＩｌｌ用の環
状のチェックパツキン５を装着している。

「作用」 往時、流体は導入路１ａから定流路１ｃを通り、ニード
ル穴１ｆでニードル２ａにより所定流量に調整されて軸
穴１ｅから導出路１ｂに流出し、付加流路１ｄはチェッ
クパツキン５で閏止されており流出出来ない、又、復時
、流体は導出路１ｂからニードル穴Ｉｆを通り、定流路
ＩＣを逆流し、さらに、付加流路１ｄは開ｔ］手段５ａ
が流体圧力により圧縮され弁ＩＭ！、、該付加流Ｒ１ｄ
にも流出する。そして、このスピードコントローラを使
用する場合は、シリンダ等に接続し、往時、流体は導入
路１ａからニードル穴１ｆだけを流出し、シリンダは低
速で作動する。そして、復時、流体はニードル穴ｉｆを
逆流し、さらに、付加流路１ｄからも流出し、シリンダ
は高速で作動する。そして、従来のような別の迂回する
付加流路１０１ｄでないため、流体は、定流路ＩＣ外側
の付加流路１ｄｔ！−最短距離でスムーズに流出する。

「実施例」 以下図面に基づいて本発明について更に詳しく説明する
。

第１図はストレートタイプのスピードコントローラであ
る本発明の一実施例を示す。

本体１の両端に設けた導入路１ａと導出路１ｂとの間を
直交方向に、該導出路１ｂに連通ずる軸穴１ｅと、該軸
穴１ｅ先端に縮径のニードル穴１ｆとを設け、ニードル
軸２の一端に設けられた縮径円錐状のニードル２ａが該
ニードル穴１ｆに挿脱する様に、該ニードル軸２を該軸
穴１ｅに進退可能に螺合している。４はニードル軸２に
嵌装された洩れ止め用のパツキンである。３は流星調整
後ニードル軸２を固定するロックナツトである。

７はニードル軸２の抜は止めをするＣ形すング状のスト
ッパである。係るニードル弁に於いて、導入路１ａ奥部
の中央部にニードル穴１ｆとの連通穴である定流路１ｃ
を設け、該定流路１ｃを内抱する環状穴の付加流路１ｄ
を軸穴１ｃに貫通させている。即ち、導出路１ｂとも連
通している。そして、定流路ＩＣと付加流路１ｄとで形
成された円筒部１ｇの外周に、傘状部の開開手段５ａを
合せ持つ弾性中空傘状体であるチェックパツキン５を嵌
装している。なお、傘状部は導入路１ａｌｉｌを開かせ
ており、付加流路１ｄを開開する。そして、背後から、
ワッシャ状のホルダー６を円筒部１ｇに嵌入し、該円筒
部１ｇ端部を押開して固着している。そして、往時、流
体は導入路１ａから定流路ＩＣを通り、流量調整されて
導出路１ｂへ流出するが、チェックパツキン５の傘状部
が流体圧力を受けて、より開かされて付加流路１ｄ外壁
に押付けられるため、付加流路１ｄから流出出来ない、
そして、復時、流体はニードル穴１ｆから定流路１ｃを
逆流し、さらに、傘状部が流体圧力を受けて■じるため
、付加流路１ｄからも流出する第２図はストレートタイ
プのスピードコントローラである本発明の別の一実施例
を示す、この実施例に於いては、円筒体の一端を拡径し
て、外周に刻設した複数個の流路６ａと雄ネジとを設け
たホルダー６を、他端に上記実施例のチェックパツキン
５を嵌装して、円筒部１ｇ端面に当接させて付加流路１
ｄ外壁に螺着して１νる。その他の構成は上記実施例と
同等で同様の作用効果がある。なお、螺着の代わりに圧
入による挿着としてもよい、又、ホルダー６部分も含め
て一体形成されたチェックパツキン５としてもよい。

第３図はストレートタイプのスピードコントローラであ
る本発明の更に別の一実施例を示す、この実施例に於い
ては、上記実施例のチェックパツキン５の傘状部を上記
実施例と逆向きに導入路１ａ１！！１を閑じさせて装着
している。このチェックパツキン５は段付円筒状のホル
ダー６に嵌装′され、該ホルダー６の先端に設けた雄ネ
ジで円筒部１ｇに設けられた雌ネジに螺着されている。

この様にすれば、往時、流体は導入路１ａから定流路１
ｃを通り、流量調整されて導出路１ｂへ流出し、傘状部
が流体圧力を受けてｉ」じるため、付加流路１ｄからも
流出する。そして、復時、流体はニードル穴１ｆから定
流路１ｃを逆流し、チェックパツキン５の傘状部が流体
圧力を受けて、より開かされて付加流路１ｄ外壁に押付
けられるため、付加流路１ｄから流出出来ない、この様
に、チェックパツキン５で簡単に逆方向制御タイプのも
のとすることが出来る。

第４図はストレートタイプのスピードコントローラであ
る本発明の更に別の一実施例を示す、この実施例に於い
ては、付加流路１ｄに導入路１ａ側が拡径段部であるシ
ート部１ｈを設け、中空の段付円板状のチェックパツキ
ン５を皿状のホルダー６で保持して付加流路１ｄを弁Ｉ
ｆｆ（止し、背後から、圧縮コイルばねである開ｍ手段
５ａで所定の荷重にして付勢し、Ｃ形正め輪、Ｃリング
等の押え板８で該開■手段５ａの他端を固定している。

そして、往時、流体は導入路１ａから定流路ＩＣを通り
、流量調整されて導出路１ｂへ流出する。

そして、復時、流体はニードル穴ｉｆから定流路１ｃを
逆流すると共に、流体圧力は付加流路１ｄのチェックパ
ツキン５を開開手段５ａに逆らって押開し、該チェック
パツキン５の穴から導入路１ａへと流出する。なお、チ
ェックパツキン５の穴を定流路１ｃより大径として、該
定流路ＩＣと付加流路１ｄとの両路からの流体を同時に
流出させる様にしている。又、チェックパツキン５が硬
めの場合は、ホルダー６を介在させる必要はない。

第５図はエルボタイプのスピードコントローラである本
発明の更に別の一実施例を示す、この実施例に於いては
、第１図の実施例のニードル軸２側と導出路１ｂ側とを
逆に人件えたものである。

なお、ニードル穴１ｒと定流路１ｃとは同−穴となる。

又、付加流路１ｄは導出路１））に直接貫通する。この
様に、本体１だけを勝手違いとすることにより、内装部
品は全く変えないで、ストレートタイプからエルボタイ
プにすることが出来る。

なお、作用効果は第１図と同等である。その他、第２〜
第４図の実施例に於いても、ニードル軸２側と導出路１
ｂｆｉｌとを逆に入替えてエルボタイプとすることも出
来る。

また以上の実施例に於いては、導入路１ａ及び導出路ｉ
ｂの接続口はネジ、ワンタッチ管継手等の任意の継手構
造とすればよい、又、用途に応じて、往時に、流体を導
出路１ｂから導入路１ａへと流出させることも出来る。

「発明の効果」 本発明の利点とするところは次の通りである。　　　′
従来の様に、ニードル穴１０１ｆを迂回する付加流路１
０１ｄがなく、流体は、定流路１ｃ外側のＰｉ、短距離
の付加流路１ｄを管抵抗も少なくスムーズに流出する。

又、別の挿入口を設けてチェックパツキン１０５を装着
する必要がなく、ガスケット１０９で洩れ止めする必要
もない、従って、簡単な構造で部品点数も少なく、コン
パクト化され、洩れの発生することもない。又、同じ内
装部品を使用して、本体１をストレートタイプまたはエ
ルボタイプの勝手違いとするだけで、簡単にどちらのタ
イプでも製作出来る。

【図面の簡単な説明】

第１〜第５図は本考案の実施例を示す断面図、第６図は
従来のスピードコントローラを示す断面図である。 １．１０１　・・・本体、１ａ、１０１　ａ−導入路、
ＩＦＪ、１０１ｂ・・・導出路、１ｃ・・・定流路、１
ｄ、１０１ｄ−・・付加流路、１ｅ・・・軸穴、１ｆ、
１０１ｆ・・・ニードル穴、１ｇ・・・円筒部、２．１
０２・・・ニードル軸、２ａ、１０２ａ・・・ニードル
、３・・・ロックナツト、４・・・パツキン。 ５．１０５・・・チェックパツキン、 ６・・・ホルダー。 特許出願人　　　　　日笠技研株式会社代表者　日笠勝
弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体（１）に設けた導入路（１ａ）と導出路（１ｂ）と
   を連通する縮径のニードル穴（１ｆ）に、ニードル軸（
   ２）の一端に設けられたニードル（２ａ）を挿脱して流
   量調整するニードル弁に於いて、該導入路（１ａ）奥部
   の中央部に該ニードル穴（１ｆ）との連通穴である定流
   路（１ｃ）を設け、該定流路（１ｃ）を内抱する環状穴
   の付加流路（１ｄ）を該導出路（１ｂ）に連通させて、
   円筒部（１ｇ）を形成し、該付加流路（１ｄ）に開閉用
   の環状のチェックパッキン（５）を装着したことを特徴
   とするスピードコントローラ。