JPS63108057A - 磁性を有する化学修飾剤 - Google Patents

磁性を有する化学修飾剤

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JPS63108057A
JPS63108057A JP25247986A JP25247986A JPS63108057A JP S63108057 A JPS63108057 A JP S63108057A JP 25247986 A JP25247986 A JP 25247986A JP 25247986 A JP25247986 A JP 25247986A JP S63108057 A JPS63108057 A JP S63108057A
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polyethylene glycol
magnetic material
magnetic
complex
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JP25247986A
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Yuji Inada
稲田 祐二
Yutaka Tamaura
裕 玉浦
Katsunobu Takahashi
勝宣 高橋
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MIHAMA HISAHARU
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁性体とポリエチレングリコールまたはその
誘導体とが結合した複合体であって、例えば有機または
無機触媒物質あるいは生理活性物質に磁性を賦41.、
かつ水溶液および有機溶媒中で安定に分散才たはコロイ
ドとして溶解、反応を可能にする化学修飾剤に関する。
〔発明の目的〕
溶液から物質を分離回収する方法としては、たとえばタ
ン・ぐり質などでは高分子または無機物質の担体と結合
させて不溶化し、沈降または遠心分離により回収する方
法が一般に用いられているが、最近迅速簡便で急速分離
が可能となる磁気分離法が注目を集めている。磁性を賦
与する方法として、(1)磁性体粒子表面にタン・ぐり
質km接に吸着させる方法、(2)磁性体粒子表面に有
機高分子(ポリアクリルアミド、デキストラン、デンプ
ン、牛血清アルブミン、セルロース)を吸着もしくは被
覆させて、これにタン・ぐり質などを結合させる方法が
ある。しかしこれらの方法によって得られたものは、水
溶液中のみに分散し、有機溶媒中では凝集して大塊状と
なって使用できないという制限がある。一方、有機合成
反応に用いられる有機または無機触媒は、通常有機溶媒
中では凝集し分散しないために反応効率が悪いという問
題がある。これらのタンパク質などの生理活性物質ある
いは有機または無機触媒を有機溶媒中に安定に分散させ
、かつ礁気的に容易に分離回収することができれば、生
物工学工業あるいは有機化学工業における反応を極めて
高効率で行うことができるのみならず、生産コストに対
しても寄与するところが犬となる。しかし有機溶媒にの
み安定に分散溶解するだけでは水溶液中では利用するこ
とができず、その利用が著しく制限される。そこで水溶
液中および有機溶媒中に分散もしくは溶解する性質全賦
力する磁性体複合体について鋭意研究を行った結果、本
発明を完成するに至った。
〔発明の構成〕
本発明は、磁性体とq? IJエチレングリコールまた
はその誘導体とが結合した複合体である。
磁性体としては遷移金属またはそのイオン、その酸化物
あるいはこれらと他の元素との化合物、例えば鉄、コパ
ルI−、ニッケルなどの金属及びこれらの酸化物、マグ
ネタイト、フェライト、ガーネット型酸化物、コランダ
ム型酸化物、ペロブスカイト型酸化物、マグネット、ブ
ランバイト型酸化物、ルチルを酸化物、エルビウム、ル
テチウム、ジスプロシウム、テルビウム、ツリウム、カ
ドリニウム、さらにフェリチンやハイスピン型のデオキ
シヘモグロビンおよびヘムまたはその誘導体を用いるこ
とができる。
ポリエチレングリコールは分子量500〜20万のもの
が用いられ、その誘導体は代表的にはそのエステル、エ
ーテル、酸アミr1 アミノ、カルJ?ン酸誘導体ある
いは活性化誘導体が用いられる。
磁性体とぼりエチレングリコールマタはその誘導体との
間の結合は、ポリエチレングリコール骨格のエーテル結
合の酸素原子またはエチレン基の水素原子と磁性体表面
の水酸基あるいは金属イオンとの配位結合または水素結
合を、またポリエチレングリコールがカルボキシ基、水
酸基、アミド基、アミン基などを有する誘導体の場合は
、これらの基と磁性体の水酸基との共有結合もしくは配
位結合、あるいは磁性体の金属イオンとの配位結合ある
いはこれらの間でファンデルワールス力により結合させ
ることができる。
実際にこのような結合の形成反応は2つの方法で行うこ
とができる。反応1:磁性体粒子とぼりエチレングリコ
ールtたはその誘導体とを水もしくは有機溶媒中で分散
機を用いて反応させる方法。反応2:ポリエチレングリ
コールまたはその誘導体の存在下で磁性体の生成反応全
同時に行わせる方法。反応Iの分散機には2−ルミル、
振動ミルなどを用いることができる。
分散機中での反応時間を長くすることにより、磁性体に
結合するポリエチレングリコールまたはその誘導体の量
を増やすことができる。ポリエチレングリコールまたは
その誘導体の量を増やすことによっても、磁性体に結合
するポリエチレングリコールまたはその誘導体のt−2
増やすことができる。反応2の磁性体の生成反応には、
第一鉄イオンと第二鉄イオンとの中性−アルカリでの反
応、第一鉄イオンの酸化による反応、レピドクロサイト
あるいはアカガネサイトと第一鉄イオンとの反L6、グ
リーンラストの酸化もしくは自発反応、無定型第二鉄酸
化物と第一鉄イオンとの反応などを用いることができる
例えば3グのマグネタイトと107のポリエチレングリ
コールを水に分散させ、ボールミルで2日間反応後、水
に透析し、未反応のポリエチレングリコール全除去して
マグネタイト−ポリエチレングリコール複合体を得る。
このマグネタイト−ポリエチレングリコール複合体の粒
径は30nmであり、複合体には29%(重量比)のポ
リエチレングリコールが結合する。また水で透析する代
わりfc、6000(エルステッド)Oeの磁場中で回
収する操作を行うことにより得られる複合体も同様の組
成(29%) ?示す。磁性体とポリエチレングリコー
ルとの上記の結合は非可逆的であり、表1に示すように
、大量の水に何回透析してもまた磁気分離操作を繰9返
すことによっても組成(29φ)は変化せず、複合体で
は磁性体にポリエチレングリコールが結合していること
がわかる。
表  1 ポリエチレングリコールの重量比 5    29チ    30% 4、0     31     29 この結合は複合体中の磁性体が分解する条件(6規定塩
酸酸性)において初めて破壊され、このことは分解後に
薄層クロマトグラフィーにより分離回収されるポリエチ
レングリコールノ赤外吸収スペクトル測定により確認し
た。この結合はポリエチレングリコールのエーテル結合
中の酸素原子あるいはエチレン基の水素原子とマグネタ
イト表面の鉄原子、わるいは水酸基との配位結合もしく
は水素結合である。この結合は極めて安定テ、ベンゼン
、l−ルエン、クロロホルム、l−リクレン、四塩化炭
素、ピリジン、アセトン、ジオキサン、メタノール、エ
タノール、ジメチルホルムアミP1 ツメチルスルホキ
シドなどの有機溶媒中において、あるいはPH4以上の
水溶液中では複合体は分解しない。PH3以下ではマグ
ネタイトの結晶が不安定となp1複合体が分解する。バ
リウムフェライト−ポリエチレングリコール複合体では
PH2でも安定である。
本質的にPHが低くても磁性体自身が分解しなければ、
ポリエチレングリコールと磁性体との結合は安定である
。S?−ルミルでの反応の際のポリエチレングリコール
の量を301に増やすと、となり、結合量を増大させる
ことができる。ボールミル中での反応時間を10日間に
すると複合体の粒径は15 nmとなる。
上記いずれのマグネタイト−ポリエチレングリコール複
合体も水および有機溶媒に安定に溶解分散し、表2に示
すように5日間放置後も凝集粒子全形成しない。
表   2 放置時間(時間)  凝集粒子の形成 〇             − 〇、5          − ■             = ポリエチレングリコールが結合していないマグネタイト
粒子は全く分散しないのに比べると、本発明による複合
体の安定性は著しく高いことがわかる。
アミン基、カルボキシ基などの官能基を有するポリエチ
レングリコール誘導体を用いると、上記したポリエチレ
ングリコール骨格のエーテル結合中の酸素原子による結
合の外に、これらの官能基と磁性体表面の鉄原子および
水酸基との間で結合が生ずる。しかし、これらの結合は
ポリエチレングリコール誘導体分子中のすべての官能基
において生ずるのではなく、たとえばα−メトキシカル
ボニル−ω−メトキシポリエチレングリコールとマグネ
タイトとの複合体において、磁性体との結合に関与して
いないカルボキシ基が10−30%残存し、またα−ア
ミノプロピル−ω−メトキシポリエチレングリコールと
マグネタイトとの複合体においても、同様に結合に関与
していないアミン基が25−50 %残存する。
磁性体−ポリエチレングリコール複合体の大きさは、分
散機を用いて反応させる場合(反応1)は、上記したよ
うに反応時間全制御することにより調節することができ
、磁性体の生成反応と同時に行わせる場合(反応2)は
、磁性体生成に用いる試薬の量および反応時OPHを変
えることによシ調節できる。反応2の方法において、例
えばpH8,5で12のポリエチレングリコール(平均
分子量5000)に120■の塩化第一鉄と300■の
塩化第二鉄とを反応させた場合は粒子径45nmの複合
体となり、これらの鉄イオンの量を少なくして、64■
の塩化第一鉄と151 mVの塩化第二鉄とを反応させ
た場合は粒子径30nmの複合体となる。寸たpLI 
l l、 Qではいずれも20 nmの複合体となる。
これらの複合体の水および有機溶媒中での分散安定性は
分散機を用いて反応させたものと同様に高い。さらに分
子量が750−20万のポリエチレングリコールと反応
させた複合体も同様の分散安定性を示す。
上記のような複合体が有機寸たは無機触媒物質あるいは
生理活性物質と結合するには、複合体の製造に際しポリ
エチレングリコールまたはその誘導体分子中のエーテル
結合あるいは未反応の水酸基、カルボキシ基、アミン基
などの官能基で反応が行われる。例えば、マグネタイト
−ポリエチレングリコール複合体と白金コロ41粒子を
ボールミル中で反応させることにより、当該複合体を白
金コロイ1:′触媒に結合させることができる。
〔発明の効果〕
本発明による複合体のポリエチレングリコールまたはそ
の誘導体部分は両親媒性を有するので、当該複合体は水
溶液中及び有機溶媒中の何れにおいても安定に分散もし
くは溶解する。
この磁性体−ポリエチレングリコール複合体を修飾剤と
して化学修飾された有機または無機触媒物質あるいは生
理活性物質は、水溶液中および有機溶媒中で安定に分散
する。例えばマグネタイト−ポリエチレングリコール複
合体で化学修飾したIJ ノ9−ゼは水浴液中およびベ
ンゼン中で2000 xgで5分間の遠心では沈澱せず
、約2日ないし7日間水溶液およびベンゼンなどの有機
溶媒の中に分散溶解する。このような化学修飾したリパ
ーゼはベンゼン中でエステル合成反応を触媒するよう(
,1なる。そして粒子径約30nm以上のものは永久磁
石および電磁石で分離でき、また粒子径の大きさを問わ
ず超伝導電磁石で分離できる。例えば粒子径約70 n
mのものは、電磁石を用いた1、 7 cm間隔で30
0(Oe)の磁湯中で、5分間で100%回収される。
また粒子径が30 nmのものでは、電磁石を用いた1
7工間隔で5000(Oe)の磁場中で、7分間で10
0係回収される。捷た常磁性体(エルビウム)−ポリエ
チレングリコール複合体で化学修飾したリパーゼは超伝
導電磁石を用いた2テスラ(T) = 20,000 
(Oe)の磁場中で、5分間で100%回収される。ま
たマグネタイト−ポリエチレングリコール複合体で化学
修飾した白金コロイドは、上記の化学修飾したり・ぐ−
ゼと同様の分散安定性と磁気分離特性を示し、ベンゼン
中でシラン重合体の合成を触媒する。
以下に本発明の実施例イf示す。
実施例1 1りのα、ω−ノットキシカルボニルポリエチレングリ
コール(平均分子量4500)((15mlの水に溶か
し、アンモニア水溶液でPI−1v、 B、 0にし、
この溶液に260 m!i+の塩化第一鉄と640■の
塩化第二鉄を含む2 meの蒸留水全滴加した。
滴加中はアンモニア水溶液でpH’tH8,Oから9.
0に維持し、十分に攪拌した。反応液を水に十分透析し
、凍結乾燥して、磁性体−ポリエチレングリコール複合
体を得た。
この複合体は水溶液およびベンゼンに溶解あるいはコロ
イドとして分散し、この溶液から5000(Oe)の磁
場中で5分間で完全に回収された。これは再びコロイド
として溶液中に溶解した。水溶液およびベンゼン中にコ
ロイドとして溶解した磁性体−ポリエチレングリコール
複合体は5000 xgの遠心では沈降せず、600n
mの濁度測定では24−60時間変化せず、水溶液およ
び有機溶媒中に安定に分散することがわかった。この複
合体は、磁性体含有率は40%であり、電子顕微鏡観察
によれば粒径が110−40nの超微粒子であった。
ベンゼン以外にトルエン、クロロホルム、トリクレン、
ピリジン、アセトン、ノオキサン、メタノール、エタノ
ール、ジメチルホルムアミlS1ツメチルスルホキシド
などのポリエチレングリコールが溶解する溶媒中で、こ
の磁性体−ポリエチレングリコール複合体は同様の性質
を示した。
磁性体−ポリエチレングリコール複合体のカルボキシ基
にIi−ヒI?ロギシこはく酸−fミドをジオキサン中
で常法に従い結合させて、活性化した磁性体−ポリエチ
レングリコール複合体(活性化磁性体修飾剤)全合成し
た。
(a−1)  5ηのシュウトモナス・フラー¥ 22
−39B菌体よりイ(すたり・ぐ−ゼを含む/1meの
りん酸緩衝液(PI−17,0)に75m7の」二記活
性化した磁性体−ポリエチレングリコール複合体を加え
、37℃で90分間反応させた後、Fl’7製して、磁
性体−ポリエチレングリコール複合体と同様の溶解安定
性および磁気分離特性を有する磁性体−リパーゼを得た
。さらにこの磁性体−リノヤーゼは水溶液中でオリーブ
油の加水分解活性(1500単位/1〃7タンパク質)
をベンゼン中でラウリン酸ラウリルの合成活性(10μ
mo1 /’A/■タンパク質)を示した。この活性は
、溶液中から磁気的に回収した後、再び溶液中に溶解し
ても失われることはなかった。
(a−2)  +)ノ?−ゼのかわシにバチルス・ズブ
チリス菌体由来のザブチリシン、牛肝臓由来のカタラー
ゼ、エステラーゼを、活性化した磁性体−ポリエチレン
グリコール複合体を用いて修飾し、この複合体と同様の
溶解安定性および磁気分離特性を与えることができた。
(a−3)  0.37の磁性体−ポリエチレングリコ
ール複合体と0.17の白金コロイドまたはロノウムコ
ロイド全クロロホルムに混ぜ合わせ、71テールミル中
で1日間反応させて修飾し、磁性体−ポリエチレングリ
コール複合体と同様の溶解安定性、および磁気分離特性
を有する修飾白金およびロジウムを得た。これらは水素
付加、シランの重合反応などの触媒能を示した。
(a−4)  (a−1)においてリパーゼの代わりに
抗p−ニトロフェノール抗体を用いても、磁性体−ポリ
エチレングリコール複合体と同様の溶解安定性、磁気分
離特性を有する磁性体−抗体ヲ得た。これを用いてベン
ゼン中のp−ニドロフェノールを磁気的に分離回収−・
Lることかできた。
(b−x)  分子量−1500のα、ω−ジメトキシ
カルボニルポリエチレングリコールのかわりに分子量7
50 (3!i’)、2000(]−,5f)、20,
000(0,77)、200.Ooo (0,5y )
のものを用いても、同様の性質を有する磁性体−ポリエ
チレングリコール複合体ケ得た。
(b−2)  α、ω−ノメトキシカルボニルポリエチ
レングリコールのかわりにα−・ジメトキシカルボニル
−ω−メトキシポリエチレングリコール(平均分子量4
500)i用いても、同様の性質を有する磁性体−ポリ
エチレングリコール複合体金得た。
(b−3)  α、ω−ノメトキシカルボニルポリエチ
レングリコールのかわりにぼりエチレングリコールまた
はモノメトキシIリエチレングリコール(平均分子ji
i、’ 5000 ) 、α、ω−ジアミノプロピルポ
リエチレングリコール(平均分子量4500)、α−ア
ミノゾロビル−ω−メI・キシポリエチレングリコール
(平均分子量4500)を用いても同様の性質を有する
磁性体−ポリエチレングリコール複合体を得た。複合体
の水酸基丑たはアミン基に塩化シアヌルをジオキサン中
で常法に従い結合させて、活性化した磁性体−ポリエチ
レングリコール複合体を合成した。
(a−1)および(a−3)に示す有機″!f、たは無
機物質に、上記活性化した磁性体−ポリエチレングリコ
ール複合体を用いて修飾し、この複合体と同様の溶解安
定性及び磁気分離特性に与えることができた。
実施例2 17のα、ω−ノメトキシカルボニルポリエチレングリ
コール(平均分子量4.500)’i15罰の水に溶か
し、アンモニア水溶液でpH全8.0にし、この溶液に
200 mWの塩化第一鉄、40巧の塩化コバルトと6
40■の塩化第二鉄を含む2 mAの蒸留水を滴加した
。滴加中はアンモニア水溶液でPllk 8.0から9
0に維持し、十分に攪拌した。反応液を水に十分透析し
凍結乾燥して、磁性体−ポリエチレングリコール複合体
を得た。この複合体は実施例1で得た複合体と同様の溶
解安定性、磁気分離特性を示し、実施例1と同様に修飾
剤と17で用いることができた。
実施例3 57のα、ω−シカルア+?キシポリエチレングリコー
ル(平均分子量/1.500 ) ′fr:含むクロロ
ホ/l/ ム5 mlに500 myの酸化エルビウム
(粒子径200nm)i加えて、7[1間ボールミルで
粉砕し、クロロホルムケ完全に除いて、磁性体−ポリエ
チレングリコール複合体(粒径70 nm )を得た。
この複合体は実施例1と同様の溶解安定性を示し、スチ
ールウール存在下で20.(1(10(Oe)=2テシ
ラ(T)の磁場中で5分間で完全に回収された。これは
実施例1と同様に修飾剤として用いることができた。
実施例4 17のα、ω−ジカルボキシポリエチレングリコール(
平均分子量4500)と150 Tqの塩化第一鉄ヲ4
. dの水に溶かし、アンモニア水溶液でPH全9.0
 K L、65℃で酸素を1時間通じて酸化させた。反
応液を水に十分透析して、磁性体−ポリエチレングリコ
ール複合体を得た。
この複合体は実施例1で得た複合体と同様の溶解安定性
、磁気分離特性全示し、実施例1と同様に修飾剤として
用いることができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁性体とポリエチレングリコールまたはその誘導体
    との複合体。 2、ポリエチレングリコール誘導体がジカルボン酸誘導
    体である特許請求の範囲第1項の複合体。 3、磁性体がフェライトである特許請求の範囲第1項の
    複合体。
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