JPS63106555A - 水中の窒素化合物の分析装置 - Google Patents

水中の窒素化合物の分析装置

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JPS63106555A
JPS63106555A JP25087886A JP25087886A JPS63106555A JP S63106555 A JPS63106555 A JP S63106555A JP 25087886 A JP25087886 A JP 25087886A JP 25087886 A JP25087886 A JP 25087886A JP S63106555 A JPS63106555 A JP S63106555A
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JP
Japan
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sample water
nitrogen
ozone
water
analysis system
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JP25087886A
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Satoshi Nishikata
西方 聡
Takashi Aoki
隆 青木
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は工場、事業所からの排水、あるいは河川、湖
沼等の環境水等に含有される窒素化合物の分析装置に係
り、特に窒素化合物の合計量である全窒素ならびに窒素
化合物の一形態である硝酸性窒素(以下、No’;  
N)の両方を分析し得る水中の窒素化合物の分#7i−
装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
近年、湖沼や内海等の閉鎖性水域では、窒素、燐等の栄
養塩類?贋度が増加する富栄養化が急速に進行しており
、水道水の異臭味や魚貝類の死滅等の障害が発生してい
る。このため、環境庁では窒素および燐の環境基準(昭
和57年12月)、排水基$(昭和60年7月)を相次
いで設定し、その防止対策に乗り出している。
このような基準の設定により、水中の微量の窒素、燐を
精度よく測定する必要が生じてきた。このため、本出願
友は複雑な保守点検を必要とせず、自動化に通するとい
う観点から全窒素分析装置の開発を進め、酸化剤として
オゾンを使用した「水中の窒素化合物の分析方法及び装
置」 (特開昭60−178353号)を先願として出
願中である。
この先願に係る発明はアンモニア性窒素(N HニーN
)、亜硝酸性窒素<No= −N) 、硝酸性窒素(N
O″; N)等の無機態窒素と、タンパク質、アミノ酸
等の有機態窒素の含有する試料水をアルカリ性の条件下
でオゾンと接触させて試料水中の窒素化合物を全てNo
〒−Nに酸化したのちに、このNoず−Nを紫外線吸収
法で測定して試rl水中の窒素化合物量を求めるもので
ある。
一方、試料水中の全窒素のほかに、この中の一形態であ
るN0i−Nも同時に知りたいという要求がある。すな
わち、工場、事業所等の排水は処理を行ってから放流す
るが、そのときの処理方法は活性汚泥法が主流である。
この活性lη泥法では存機物を生物学的に分解するのが
主目的であるが。
これ以外にN i trosomonasによるNH’
;−NのN07−N化およびN i trobac t
enによるN0T−NのNO;−N化という、いわゆる
生物学的硝化が起こることがある。この生物学的硝化が
起これば、全窒素濃度は変わらなくてもNO″;−Nの
ン;度は高くなる。したがって、全窒素?a度のほかに
N01−N?Q度を知ることができれば生物学的硝化の
進行程度を把握できることになり、これは活性汚泥法の
運転管理上極めて有効である。
しかし、前述の先願にかかる「水中の窒素化合物の分析
方法及び装置」の発明では全窒素21度しか分析できず
、上述の要求には応えることができないという問題点が
あった。
〔発明の目的〕
そこで、この発明の目的は全窒素と同時にN07−Nも
分析でき、前述の公知技術に存する欠点を改良した水中
の窒素化合物の分析装置を提供することにある。
〔発明の要点〕
前述の目的を達成するため、本発明によれば、全窒素分
析系統と、硝酸性窒素分析系統とを備え、前記全窒素分
析系統は窒素化合物を含有する試料水の採取系統、アル
カリ供給系統およびオゾン供給系統を備え、試料水をア
ルカリ性の条件下でオゾンと接触させて前記試料水中の
窒素化合物をNO]−Nに酸化分解する反応槽と、この
反応槽と接続され、この反応槽における試料水中のNO
;−Nの測定を行う紫外線吸光度計とからなり、前記硝
酸性窒素分析系統は前記試料水の採取系統およびNaイ
オン供給系統を備え、前記試料水とNa 4オンを混合
する混合槽と、この混合槽と接続され、この混合槽にお
4JるNaイオンの混合された試料水6妨害物を除去す
る活性炭カラムと、この活性炭カラムと接続され、この
活性炭カラムを通過した試料水中のNo;  Nの測定
を行う紫外線吸光度計とからなることを特徴とする。
前述の本発明は全窒素分析系統において、試ギ4水中の
窒素化合物をNo;−Nに酸化分解してそのNo’;−
Nを紫外線吸収法で測定して全窒素を測定すると同時に
、硝酸性窒素分析系統において、試料水をオゾンで酸化
せず、浮遊性固形物等を除去して紫外線吸収法でNO3
−Nを測定し、全窒素とNo’;−Nの両方を測定する
ようにしたものである。
前述の全窒素分析系統ならびに硝酸性窒素分析系統にお
ける紫外線吸光度計は同一のもので併用して用いられる
また、前述反応槽中の試料水はPH11以上のアルカリ
性の条件下でオゾンと接触して酸化分解される。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を添付凹面を用いて具体的に詳述する。第
1図は本発明装置の一実施例のフローシートを示す。
■は全窒素分析系統であって、これは窒素化合物を含有
する試料水の採取系統A、アルカリ供給系統Bおよびオ
ゾン供給系統Cを備えた反応槽3と、この反応槽3と導
管を介して接続された紫外線吸光度計17とを備えてな
る。分析すべき窒素化合物を含有した試料水は試料水採
取系統へを通して、ポンプ1から三方電磁弁2を経由し
て反応槽3に一定量採取される。反応槽3は試料水中の
窒素化合物をNoマーNに酸化分解するための槽であっ
て、アルカリ供給系統Bを通じて水酸化ナトリウム溶液
をタンク4からポンプ5によって反応槽3の試料水中に
添加し、試料水のP H値を11以上に調整する0次い
で、試料水中にはオゾン供給系統Cを通じてオゾンが通
気される。オゾンは酸素ボンベ6中の酸素を原料とし、
オシサイザー7でオゾン発生させ、ディフューザー8か
ら試料水中に連続的に分散される。試料水中に熔解しな
かった余剰のオゾンはオゾン分解炉9で無害な酸素に熱
分解されて大気中に放出される。このようにして試料水
中の窒素化合物をNo: −Hに酸化するが、このとき
試料水のP Hを11以上に調整するのはオゾンによる
窒素化合物の酸化速度を高めるためである。
第2図は窒素化合物の一例としてNH’ニーNをオゾン
でNo;−Nに酸化する際のPHの影響を示したもので
、オゾンの通気時間は1時間である。
第2図によれば、オゾンとNH?−NはPH4付近から
反応し始め、PH>11では90%以上のN H4;−
NがN0石−Nに分解されていることがわかる。
第1図において、Hは硝酸性窒素分析系統であって、こ
れは前記試料水の採取系統りおよびNa゛イオン供給系
統Eを備えた混合槽10と、この混合槽10と導管を介
して接続された活性炭カラム16と、この活性炭カラム
と導管を介して接続された紫外線吸光度計17とを備え
てなる。上述の硝酸性窒素分析系統■では、反応槽3で
一定時間、オゾンを通気して試料水中の窒素化合物をN
0丁−Nに分解している間に、NC);−Nの測定を行
う、試料水は試料水採取系統りを通してポンプ1によっ
て三方電磁弁2を経由して混合槽10に導入される。
また、混合槽10にはNaイオン供給系統Eを通して塩
化ナトリウム溶液タンク11からポンプ12によって塩
化ナトリウム溶液が注入され、試料水と混合される。混
合槽10の試料水は次いで、三方電磁弁13を経由して
ポンプ14に吸引され、三方電磁弁15を経由して活性
炭カラム16に送られ、ここで浮遊性固形物や着色成分
、を機物等の妨害物が活性炭に吸着されて除去される。
通常はNo=−Nも活性炭に吸着除去されるが、本発明
では混合槽10で試料水中に塩化ナトリウムが添加され
るため、No’;−Hの吸着は起こらない。
第3図は活性炭の添加量を変化させてN OニーNが活
性炭に吸着されるかどうかをみたもので、1■/lのN
0丁−N標準液に活性炭を添加し、そのろ液中のNo−
;−N>H度を測定してN O;−Nの回収率を求めた
ものである。それと同時に、塩化ナトリウム0,8gを
NO:N標準液100m lに添加した試料水にも活性
炭を添加してNa: −Nの回収率を求めた結果も記し
である。このように塩化ナトリウムを添加すれば、言い
換えればNa”イオンを添加すれば、Na百−Nは活性
炭に吸着されない。
活性炭カラム16で浮遊性固形物や着色成分、有機物等
が除去された試料水は次いで、紫外線吸光度計17に送
られ、ここで吸光度が測定される。そしてあらかじめ測
定しておいたNo=−Nの検量線からNOi  Nを求
めることができる。N01−Nの検量線の一例として光
路長10宵菖のセルを用い、220rvの波長で測定し
たものを第4図に示す。
上述のように混合槽lOを経て活性炭カラム16からの
試料水のNO’H−Nの測定が行われている間に、反応
槽3では試料水中の窒素化合物のN01−Nへの酸化が
行われる。そして一定時間経過後酸化が完了したら、反
応槽3内の試料水には塩酸タンク18からポンプ19に
よって塩酸が添加されて試料水のPHは2乃至3に調整
される。これはオゾンによる窒素化合物の酸化と同時に
オゾンによる有機物の酸化も起こり、このとき発生する
炭酸イオンの妨害を避けるために行うものである。PH
が2乃至3に調整された試料水は三方電磁弁13を経由
してポンプ14に吸引され、三方電磁弁15を経て紫外
線吸光度計17に送られ吸光度が測定される。このとき
試料水中の浮遊性固形物、着色成分、有機物等はオゾン
によって分解されているので、試料水中の硝酸性窒素の
測定のときのように活性炭カラム16を通す必要はない
。測定した吸光度からNoニーNを求めるのは前述の硝
酸性窒素の測定のときと同様であるが、この試料水はオ
ゾンによって窒素化合物の酸化処理を受けており、窒素
化合物はすべてNo; −Nになっているため全窒素濃
度と読み変えることができ、このようにして、本発明装
置によれば、試料水中の全窒素とN01−Nの両方の測
定が可能となる。第1図中、20はレコーダー、21.
22は三方電磁弁である。
〔発明の効果〕
以上のとおり、本発明によれば、試料水を二分し、一方
は含有する窒素化合物をオゾンによってすべてNo: 
−Nに酸化した後に紫外線吸収法でNo;−p’iを測
定し、他方はN a+イオンを添加し、活性炭カラムに
通水した後に紫外線吸収法でN0丁−Nを測定するよう
に構成したので、前者では全窒素が、後者ではNo’;
−Nが測定されることになり、全窒素と同時にNor−
Nの分析も可能になった。
なお、No’;  Nの分析は一方で窒素化合物をオゾ
ンでNo;−Nに酸化している間に行うことができるの
で、分析時間は全窒素を単独で分析するときと同じにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一具体例のフローシート、第2図
はN)!’;−Nのオゾン酸化におけるP Hの影響を
表したグラフ、第3図は活性炭の添加量とN01−Nの
吸収曲線を表したグラフ、第4図はNoτ〜N濃度と吸
光度の関係を表した検量線図である。 ■・・全窒素分析系統、 ■・・硝酸性窒素分析系統、 A、D・・試料水採取系統、 B・・アルカリ供給系統、 C・・オゾン供給系統、 E・・Naイオン供給系統、 3・・反応槽、4・・水
酸化ナトリウム溶液タンク、 6・・酸素ボンベ、 7・・オゾナイザ−111・・塩
化ナトリウム溶液タンク、 10・・混合槽、 16・・活性炭カラム、17・・紫
外線吸光度計、 20・・レコーダー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)全窒素分析系統と、硝酸性窒素分析系統とを備え
    、前記全窒素分析系統は窒素化合物を含有する試料水の
    採取系統、アルカリ供給系統およびオゾン供給系統を備
    え、試料水をアルカリ性の条件下でオゾンと接触させて
    前記試料水中の窒素化合物をNO^−_3−Nに酸化分
    解する反応槽と、この反応槽と接続され、この反応槽に
    おける試料水中のNO^−_3−Nの測定を行う紫外線
    吸光度計とからなり、前記硝酸性窒素分析系統は前記試
    料水の採取系統およびNaイオン供給系統を備え、前記
    試料水とNaイオンを混合する混合槽と、この混合槽と
    接続され、この混合槽におけるNaイオンの混合された
    試料水の妨害物を除去する活性炭カラムと、この活性炭
    カラムと接続され、この活性炭カラムを通過した試料水
    中のNO^−_3−Nの測定を行う紫外線吸光度計とか
    らなる水中の窒素化合物の分析装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の装置において、全
    窒素分析系統ならびに硝酸性窒素分析系統における紫外
    線吸光度計は同一のもので併用されてなる水中の窒素化
    合物の分析装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項に記載の装置において、前
    記反応槽中の試料水がPH11以上のアルカリ性の条件
    下でオゾンと接触されることを特徴とする水中の窒素化
    合物の分析装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55103461A (en) * 1979-02-03 1980-08-07 Nippon Steel Corp Method and device for continuous measurement of density of nitric acid and nitrous acid ions contained in industrial waste water
JPS60178353A (ja) * 1984-02-25 1985-09-12 Fuji Electric Corp Res & Dev Ltd 水中の窒素化合物の分析方法および装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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