JPS63105771A - 鼻カニユ−ラ及びその使用方法 - Google Patents

鼻カニユ−ラ及びその使用方法

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JPS63105771A
JPS63105771A JP25064886A JP25064886A JPS63105771A JP S63105771 A JPS63105771 A JP S63105771A JP 25064886 A JP25064886 A JP 25064886A JP 25064886 A JP25064886 A JP 25064886A JP S63105771 A JPS63105771 A JP S63105771A
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JP
Japan
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tube
gas
mounting
breathing gas
breathing
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JP25064886A
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屋ケ田 和彦
野口 康夫
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、酸素療法や麻酔等に用いられる酸素、空気、
笑気ガス等の呼吸ガスを、患者に導くための鼻カニュー
ラに関するものである。
〔従来技術〕
一般に鼻孔あるいは気道内の環境は温度3.7℃(体温
)、湿度100%の状態にあり、酸素療法や麻酔等で使
用される呼吸ガスはこの条件に近いものを用いるのが望
ましい。ところが、室温よりも高い温度の湿度100%
のガス体をカニューラ内に流すと、外気によってガス体
が冷やされカニューラ内に水滴ができる。この水滴は長
時間の間にはかなりの母の水となり、カニューラ内の管
路を塞いでしまうか、ざらには水が鼻孔内あるいは気道
内へ流入して閉塞し、呼吸困難に陥るという事態となる
そこで従来は、■鼻に近い所で加湿する、■呼吸ガスの
温度を室温以上に上胃させない、あるいは、■呼吸ガス
の湿度を結露しない程度まで低下させる等の方法が用い
られていた。しかし、■の方法では加湿装置を患者の近
くに置かなければならないため、装置の構造が複雑にな
り患者にとっても使い難い問題があった。また、■、■
の方法では呼吸ガスの温度や湿度が鼻孔や気道内の環境
と異なるため患者に不快感を与える欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、従来の結露等のために体温に近い湿度100
%の呼吸ガスを長期間患者に供給することのできなかっ
た鼻カニューラの問題点を解決し、装置の構造を簡素で
コンパクトにまとめることができ、患者に不快感を与え
ない理想的条件の呼吸ガスを長時間安定して供給できる
鼻カニューラとその使用方法を提供することを目的とし
たものである。
〔発明の構成〕 即ち本発明は、2本の支管を有するπ型形状の鼻孔挿入
部、鼻孔挿入部に接続され左右に分岐した装着チューブ
、2本の装着チューブを束ねる8の字形状の留め具、お
よび装着チューブと呼吸ガス供給装置とを接続し呼吸ガ
スを導くための導入チューブとから成る鼻カニューラに
おいて、導入チューブの内腔管路が隔壁によって2ケ以
上の通路に分けられていることを特徴とする鼻カニュー
ラ、およびさらには、その管路の1つに呼吸ガスを流し
、他の管路の少なくとも1亨に呼吸ガスより温度の高い
流体を流すことを特徴とする鼻カニューラの使用方法で
ある。
以下、本発明の一実施例を示す第1図および第2図に従
い説明する。本発明の鼻孔挿入部1は、直接鼻孔内に挿
入される平行な2本の支管6、および両端に接続された
装着チューブ2より呼吸ガスを導入する1本の主管科で
構成されており、π型形状を有する管路である。主管7
は、押さえられても管路がつぶれないようにある程度の
硬さがあっても良いが、直接鼻孔内へ挿入される支管6
は、挿入時の異和感をできるだけ和らげるように比較的
軟らかい材料で作るのが望ましい。また、装着チューブ
2は、鼻孔挿入部1に呼吸ガスを導入すると共に、鼻孔
挿入部1を安定に固定する役目をするもので、主管7か
ら左右に分岐した2本のチューブを患者の頭部周囲に装
着し、8の字形状の留め興3をスライドさせることによ
り頭のサイズに合わせてこれを締め固定する。鼻孔挿入
部1、装着チューブ2、および留め具3より成るこのよ
うな装着部の構造はよく知られており、本発明において
も、通常使用されているものを用いれば良い。
装着チューブ2の他端は、導入チューブ5の先端に設け
られた分岐部4に接続される。導入チューブ5の内腔管
路は、第2図(b)に示したような断面形状を有し、フ
ィン9で支持された隔壁8によって2ケ以上の通路に分
けられている。フィン9は隔壁8を安定に支持すること
ができれば、その数は特に限定されるものではないが、
1〜5ヶ程度とするのが適切である。また、分岐部4は
、導入チューブ5の中心部の1ケの通路10を2本の装
着チューブ2に分岐、接続させるためのもので、通常は
別途に用意された部品を導入チューブ5の先端に、接着
、溶着等の方法で取り付けて固定するが、固定せずに独
立した部品として使用しても何ら差支えはない。
導入チューブ5の中心部の通路10には、酸素療法等に
用いる酸素や空気、あるいは麻酔のための笑気ガスのよ
うな呼吸ガスを流し、隔壁8によって分けられた中心部
の通路10をとり囲むように設けられた周辺部の通路1
1には、呼吸ガスよりも温度の高い水、空気、窒素ガス
等の流体(以下、加温流体と言う)を流す。呼吸ガスの
流れと加温流体の流れとを隔てる隔壁8を伝熱面として
、呼吸ガスを加温ないし保温することにより、呼吸ガス
を導く通路内における結露を防ぎ、長時間の使用に際し
ても呼吸ガスの通路内に水が留まることがなく、安定し
た呼吸ガスの供給が行える。
周辺部の通路11が2ケ以上の独立した通路に分かれて
いる場合には、そのすべての通路に加温流体を流すと言
うことは必ずしも必要でなく、一部の通路に加温流体を
流し、残りの通路には患者から検出された各種のバイタ
ルサインを伝えるためのケーブルを通す等にも利用する
ことができる。
また、加温流体として空気や窒素ガスのような気体を用
いる場合には、導入チューブ5の先端、即ち、分岐部4
の周囲にある周辺部の通路11の開口部12から大気中
へ放出しても良いが、特に、加温流体として液体、例え
ば温水を用いた場合には、温水供給装置へ戻す復路が必
要になるので、周辺部の通路11の一部を加温流体の往
路とし、残りの通路を復路として利用することができる
。この場合には、両端を開口部12の形状に合せて作成
した連結チューブ等を用いて、2つの開口部12を相互
ガスが冷却されて結露を生じ、また、短すぎると開口部
12の位置が鼻孔に近くなり、加温流体として窒素ガス
等の不活性気体を用いている場合には、支管6から放出
され患者が吸入する呼吸ガスの酸素濃度が低下する恐れ
があるので、30cm〜1TrL程度とするのが好まし
い。
一方、導入チューブ5の長さは、患者がベッドに横たわ
った状態で使用する場合には1〜2TrL程度で足りる
が、家庭内等での酸素療法に使用する場合には、鼻カニ
ューラを装着したままの状態で屋内を自由に動き回れる
ことが求められ、10〜15m、あるいはそれ以上の長
さを必要とすることも珍しくない。そのような目的のた
めには、別に長い導入チューブを用意しておき、必要に
応じて差し替えて使用しても良いし、また、導入チュー
ブと同様の断面形状を有するチューブを用意しておき、
必要に応じて接続し延長して使用しても良い。
導入チューブ5の後端は、酸素濃縮器、空気圧縮器、笑
気ガスボンベ等の呼吸ガス供給装置、および加温流体の
供給装置に接続されるが、両装置は通常一体化されコン
パクトにまとめられている。
導入チューブ5との接続ノズルも1つにまとめられてい
るのが好ましいが、接続ノズルの形状は、導入チューブ
後端部の構造にマツチして緊密に嵌合、接続できるもの
であれば、特に限定されない。
尚、装着チューブおよび導入チューブを構成する素材と
しては、室温ないし使用温度である37℃で、柔軟性を
有するものであれば特に限定されるものではないが、チ
ューブ内の異物や汚れ等を見つけ易い透明な材料である
ことが望ましく、そのような材質としては、軟質塩化ビ
ニル樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーンゴム等が使用
できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、患者の体温ないし体温に近い温度で、
且つ、湿度100%の患者に不快感を与えない理想的条
件の呼吸ガスを、長期間、結露を生ずることなく安定に
導くことができ、また、例えば患者から検出されたバイ
タルサインを伝えるためのケーブルを配設する時にはチ
ューブ内に収納して用いることができる等の利用もあり
、医療産業上非常に有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用するのカニューラ装着部の一実施
例となる構成を示す図、第2図は本発明によるのカニュ
ーラ導入チューブの構造を示す図で、(a)は導入チュ
ーブ先端部の中心断面図、(b)は第2図(a)のA−
A’ における断面図である。また、第2図(a)中の
矢印は、呼吸ガスおよび加温流体の流れ方向を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2本の支管を有するπ型形状の鼻孔挿入部、鼻孔
    挿入部に接続され左右に分岐した装着チューブ、2本の
    装着チューブを束ねる8の字形状の留め具、および装着
    チューブと呼吸ガス供給装置とを接続し呼吸ガスを導く
    ための導入チューブとから成る鼻カニューラにおいて、
    導入チューブの内腔管路が隔壁によつて2ケ以上の通路
    に分けられていることを特徴とする鼻カニューラ。
  2. (2)2本の支管を有するπ型形状の鼻腔挿入部、鼻腔
    挿入部に接続され左右に分岐した装着チューブ、2本の
    装着チューブを束ねる8の字形状の留め具、および装着
    チューブと呼吸ガス発生源とを接続する導入チューブか
    ら成り、且つ、導入チューブの内腔管路が隔壁によって
    2ケ以上の通路に分けられている鼻カニューラの、管路
    の1つに呼吸ガスを流し、他の管路の少なくとも1つに
    該呼吸ガスより高い温度の流体を流すことを特徴とする
    鼻カニューラの使用方法。
JP25064886A 1986-10-23 1986-10-23 鼻カニユ−ラ及びその使用方法 Granted JPS63105771A (ja)

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