JPS6310527Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6310527Y2 JPS6310527Y2 JP6172182U JP6172182U JPS6310527Y2 JP S6310527 Y2 JPS6310527 Y2 JP S6310527Y2 JP 6172182 U JP6172182 U JP 6172182U JP 6172182 U JP6172182 U JP 6172182U JP S6310527 Y2 JPS6310527 Y2 JP S6310527Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical fiber
- wind
- receiving
- rotating body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 46
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 5
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、プロペラ型の風向風速計にあつ
て、風速の測定装置に関するものである。
て、風速の測定装置に関するものである。
従来のプロペラ型の風向風速計は、風向と風速
が同時に測定できるように構成されるが、通常プ
ロペラは、風の方向に正体する必要があるので、
風向により回転するように構成され、ものためプ
ロペラ、それに回転される発電機は胴体に固装さ
れ、この胴体は風の方向に正体するために尾翼を
有していると共に、固定のスタンドに対して軸受
を介して回転自在となつている。このような構成
から、プロペラの回転により発信される電気信号
を固定スタンドへ導びくには、どうしてもブラ
シ、スリツプリングによる可動接触部が必要とな
り、長時間の使用に対しては、それらの摩耗、接
触不良等の不具合が発生する上に、接触抵抗によ
る風に対する応答性を悪くしていた。
が同時に測定できるように構成されるが、通常プ
ロペラは、風の方向に正体する必要があるので、
風向により回転するように構成され、ものためプ
ロペラ、それに回転される発電機は胴体に固装さ
れ、この胴体は風の方向に正体するために尾翼を
有していると共に、固定のスタンドに対して軸受
を介して回転自在となつている。このような構成
から、プロペラの回転により発信される電気信号
を固定スタンドへ導びくには、どうしてもブラ
シ、スリツプリングによる可動接触部が必要とな
り、長時間の使用に対しては、それらの摩耗、接
触不良等の不具合が発生する上に、接触抵抗によ
る風に対する応答性を悪くしていた。
このために、光フアイバ利用の発明が開発さ
れ、風向風速計のスタンドに設けられた発光、受
光素子と、プロペラにより回転される回転体との
間に一体の発光用の光フアイバと受光用の光フア
イバとが配され、風速を光のパルス信号として取
り出して、それを計測して風速を測定していた。
れ、風向風速計のスタンドに設けられた発光、受
光素子と、プロペラにより回転される回転体との
間に一体の発光用の光フアイバと受光用の光フア
イバとが配され、風速を光のパルス信号として取
り出して、それを計測して風速を測定していた。
光フアイバの下端と発光素子及び受光素子と
は、適宜な間隙が設けられ対向していると共に近
接しているため両素子の光の干渉が生じる問題点
があつた。
は、適宜な間隙が設けられ対向していると共に近
接しているため両素子の光の干渉が生じる問題点
があつた。
そこで、この考案は発光素子と受光素子との光
の干渉を防ぐことを目的とするものである。
の干渉を防ぐことを目的とするものである。
このため、この考案は、風速に比例するプロペ
ラ2の回転により回転される回転体9を取付け、
この回転体9が回転することで発光用の光フアイ
バ12からの光を断続的な光信号に変換して受光
用の光フアイバ13を介して風速信号を得るよう
にした風向風速計において、風向軸心に前記発光
用又は受光用の光フアイバ12,13の一方を中
心に、他方をその外側に同心円状に配し、該発光
用の光フアイバ12の下端と受光用の光フアイバ
13の下端とに段差を設けると共に発光用フアイ
バ12の下端に発光素子15が、受光用フアイバ
13の下端に受光素子16が臨まされて設けられ
たことにある。
ラ2の回転により回転される回転体9を取付け、
この回転体9が回転することで発光用の光フアイ
バ12からの光を断続的な光信号に変換して受光
用の光フアイバ13を介して風速信号を得るよう
にした風向風速計において、風向軸心に前記発光
用又は受光用の光フアイバ12,13の一方を中
心に、他方をその外側に同心円状に配し、該発光
用の光フアイバ12の下端と受光用の光フアイバ
13の下端とに段差を設けると共に発光用フアイ
バ12の下端に発光素子15が、受光用フアイバ
13の下端に受光素子16が臨まされて設けられ
たことにある。
したがつて、可動接触部がなくなると共に、風
速信号を得るに必要な発光素子及び受光素子が段
差を有して設けられることにより、光の干渉が防
がれる。
速信号を得るに必要な発光素子及び受光素子が段
差を有して設けられることにより、光の干渉が防
がれる。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
る。
第1図乃至第4図において、胴体1は、その先
端にプロペラ2が軸受3を介して回転自在に配さ
れていると共に、反プロペラ側に尾翼4が設けら
れ、該尾翼4により胴体1は風の方向に正体する
ように追従制御される。
端にプロペラ2が軸受3を介して回転自在に配さ
れていると共に、反プロペラ側に尾翼4が設けら
れ、該尾翼4により胴体1は風の方向に正体する
ように追従制御される。
この胴体1には、その中央で下方に支持胴7が
垂設され、その支持胴7内に固定のスタンド5が
挿入され、該支持胴7と固定のスタンド5との間
に軸受6が介在されて成り、該胴体1は、固定の
スタンド5に支持されつつ回転自在に設けられて
いる。
垂設され、その支持胴7内に固定のスタンド5が
挿入され、該支持胴7と固定のスタンド5との間
に軸受6が介在されて成り、該胴体1は、固定の
スタンド5に支持されつつ回転自在に設けられて
いる。
プロペラ2により回転される回転軸8は、胴体
1内にあつて、反プロペラ側に回転体9が設けら
れている。この回転体9には、第4図に示すよう
に同一円周上に反射テープ10が12個等しい角度
を有して設けられており、この回転体9に対向す
る位置に光フアイバ11の端面が適宜な間隙を有
して設けられている。
1内にあつて、反プロペラ側に回転体9が設けら
れている。この回転体9には、第4図に示すよう
に同一円周上に反射テープ10が12個等しい角度
を有して設けられており、この回転体9に対向す
る位置に光フアイバ11の端面が適宜な間隙を有
して設けられている。
この光フアイバ11は、その上端11aが発光
用光フアイバ12と受光用光フアイバ13とがラ
ンダムにたばねられ、上端面において不規則に配
されているために、反射面10に対して光フアイ
バ11を正面に設置できるものである。
用光フアイバ12と受光用光フアイバ13とがラ
ンダムにたばねられ、上端面において不規則に配
されているために、反射面10に対して光フアイ
バ11を正面に設置できるものである。
この光フアイバ11は、支持胴7と一体の下蓋
7aから風向軸心上を垂下されてなるガイド筒1
4内を下方へ導びかれ、下端がガイド筒14に固
装されている。このガイド筒14は軸受6でスタ
ンド5に軸支されている。
7aから風向軸心上を垂下されてなるガイド筒1
4内を下方へ導びかれ、下端がガイド筒14に固
装されている。このガイド筒14は軸受6でスタ
ンド5に軸支されている。
光フアイバ11の下端11bは、発光用の光フ
アイバ12と受光用の光フアイバ13とに分離さ
れ、風向軸心に受光用の光フアイバ13が、そし
て発光用の光フアイバ12がその周囲で同心円状
に配されている。
アイバ12と受光用の光フアイバ13とに分離さ
れ、風向軸心に受光用の光フアイバ13が、そし
て発光用の光フアイバ12がその周囲で同心円状
に配されている。
そして、この光フアイバ13の下端は、中央の
受光用の光フアイバ13の部分が凹まされて、受
光用の光フアイバ13の端と発光用の光フアイバ
12の端に段差が設けられている。
受光用の光フアイバ13の部分が凹まされて、受
光用の光フアイバ13の端と発光用の光フアイバ
12の端に段差が設けられている。
受光用の光フアイバ13の端には、受光素子1
6が臨まされ、発光用の光フアイバ12の端に
は、複数の発光素子15が同心円状に設けられて
いる。
6が臨まされ、発光用の光フアイバ12の端に
は、複数の発光素子15が同心円状に設けられて
いる。
従つて、発光素子15からの光が発光用の光フ
アイバ12を通り、回転体9上の反射テープ10
を介して反射され、その反射光が再び受光用の光
フアイバ13を通つて戻され、受光素子16にて
検出される。発光素子12と受光素子13とは図
示しないが、スタンド5に固定されている。17
はガイド筒14の回転から風風向を検出するシン
クロ制御発信器である。
アイバ12を通り、回転体9上の反射テープ10
を介して反射され、その反射光が再び受光用の光
フアイバ13を通つて戻され、受光素子16にて
検出される。発光素子12と受光素子13とは図
示しないが、スタンド5に固定されている。17
はガイド筒14の回転から風風向を検出するシン
クロ制御発信器である。
上述の構成において、プロペラ2が回転される
と、回転体9が回転され、光フアイバ11の端の
発光用の光フアイバ12からの光を反射テープ1
0を介して断続的な光の信号が受光用の光フアイ
バ13にて受け、該光フアイバ13を介して受光
素子16に導びかれる。この受光素子16にて光
断続信号は、パルス変換され、図示しない制御回
路に入力され、風速が記録機器等に表示される。
風速測定時に風向が変化するが、受光素子16及
び受光用の光フアイバ13は、風向軸心上にあ
り、また複数個の発光素子15と発光用の光フア
イバ12は、風向軸心と同心状に設けられている
ために、常に発光及び受光素子15,16と発光
及び光フアイバ12,13とは、対向する位置を
保ち、確実に隙間を介して光の伝達が行なわれる
ものである。
と、回転体9が回転され、光フアイバ11の端の
発光用の光フアイバ12からの光を反射テープ1
0を介して断続的な光の信号が受光用の光フアイ
バ13にて受け、該光フアイバ13を介して受光
素子16に導びかれる。この受光素子16にて光
断続信号は、パルス変換され、図示しない制御回
路に入力され、風速が記録機器等に表示される。
風速測定時に風向が変化するが、受光素子16及
び受光用の光フアイバ13は、風向軸心上にあ
り、また複数個の発光素子15と発光用の光フア
イバ12は、風向軸心と同心状に設けられている
ために、常に発光及び受光素子15,16と発光
及び光フアイバ12,13とは、対向する位置を
保ち、確実に隙間を介して光の伝達が行なわれる
ものである。
第5図乃至第7図において、この考案の他の実
施例が示されている。この実施例にあつて、風向
信号を得る手段が異なつているものである。
施例が示されている。この実施例にあつて、風向
信号を得る手段が異なつているものである。
即ち、回転体9に前記実施例と異なり多数の穴
18を形成し、この穴18を挾んで発光用の光フ
アイバ12と受光用の光フアイバ13を対向して
配し、この回転体9が回転することで、光を切
り、光の断面信号を受光用の光フアイバ13を介
して導びかれ、受光素子15にて検出するもので
ある。
18を形成し、この穴18を挾んで発光用の光フ
アイバ12と受光用の光フアイバ13を対向して
配し、この回転体9が回転することで、光を切
り、光の断面信号を受光用の光フアイバ13を介
して導びかれ、受光素子15にて検出するもので
ある。
その他については前記実施例と同一の構成を有
しており、同一の番号を付して説明を省略した。
なお、実施例にあつて発光素子15を外側に受光
素子16を風向軸心に配しているが、反対に配し
ても良いものである。
しており、同一の番号を付して説明を省略した。
なお、実施例にあつて発光素子15を外側に受光
素子16を風向軸心に配しているが、反対に配し
ても良いものである。
以上のように、この考案によれば、発光用及び
受光用の光フアイバの下端に段差を有するため
に、それに臨まされて設けられた発光素子と受光
素子とが適宜な位置差を持つて設けられることか
ら、光の干渉が防がれるものである。
受光用の光フアイバの下端に段差を有するため
に、それに臨まされて設けられた発光素子と受光
素子とが適宜な位置差を持つて設けられることか
ら、光の干渉が防がれるものである。
また、風速を取り出すスリツプリング等の回転
接触部がなく、ブロペラ、尾翼の動きに対する負
荷が軽いため風に対する応答性が著しく改善され
るものである。
接触部がなく、ブロペラ、尾翼の動きに対する負
荷が軽いため風に対する応答性が著しく改善され
るものである。
第1図はこの考案の断面図、第2図は光フアイ
バの下端付近の拡大断面図、第3図は光フアイバ
の正面図及び左右の側面図、第4図は回転体の正
面図、第5図はこの考案の他の実施例を示す断面
図、第6図は同上の光フアイバの正面図及び左右
の側面図、第7図は同上の回転体の正面図であ
る。 2……プロペラ、9……回転体、11……光フ
アイバ、12……発光用の光フアイバ、13……
受光用の光フアイバ、15……発光素子、16…
…受光素子。
バの下端付近の拡大断面図、第3図は光フアイバ
の正面図及び左右の側面図、第4図は回転体の正
面図、第5図はこの考案の他の実施例を示す断面
図、第6図は同上の光フアイバの正面図及び左右
の側面図、第7図は同上の回転体の正面図であ
る。 2……プロペラ、9……回転体、11……光フ
アイバ、12……発光用の光フアイバ、13……
受光用の光フアイバ、15……発光素子、16…
…受光素子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 風速に比例するプロペラ2の回転により回転さ
れる回転体9を取付け、この回転体9が回転する
ことで発光用の光フアイバ12からの光を断続的
な光信号に変換して受光用の光フアイバ13を介
して風速信号を得るようにした風向風速計におい
て、 風向軸心に前記発光用又は受光用の光フアイバ
12,13の一方を中心に、他方をその外側に同
心円状に配し、該発光用の光フアイバ12の下端
と受光用の光フアイバ13の下端とに段差を設け
ると共に発光用フアイバ12の下端に発光素子1
5が、受光用フアイバ13の下端に受光素子16
が臨まされて設けられたことを特徴とする風向風
速計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6172182U JPS58163871U (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 風向風速計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6172182U JPS58163871U (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 風向風速計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58163871U JPS58163871U (ja) | 1983-10-31 |
JPS6310527Y2 true JPS6310527Y2 (ja) | 1988-03-29 |
Family
ID=30071903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6172182U Granted JPS58163871U (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 風向風速計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58163871U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH074580Y2 (ja) * | 1986-07-31 | 1995-02-01 | 株式会社日本エレクトリックインスルメント | 風向風速計 |
KR20020023769A (ko) * | 2001-12-17 | 2002-03-29 | 현 용 이 | 애드블룬을 이용한 풍속계 |
-
1982
- 1982-04-27 JP JP6172182U patent/JPS58163871U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58163871U (ja) | 1983-10-31 |
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