JPS63104640U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は、連結桿とメタル部が屈折部によつて
連結され一体となつた状態の斜視図である。第２
図は、クランク軸全体の斜視図である。第３図は
、ピストンが上死点に達し平衡板も直立し、カム
突起が押上転軸への作用もなく復元バネの力があ
つて連結桿とメタル部が密着の状態の構造図であ
る。第４図は、ピストンが下降し、平衡板角度が
９０°傾きカム突起へ押上転軸が最高にのり上げ
屈折部を支点として連結桿とメタル部が開口分離
の状態となりピストンが其の分上方に押し上げら
れた状態の構造図である。第５図は、ピストンが
下死点に達し押上転軸への復元誘導板の作用も外
れる直前で連結桿とメタル部が密着の状態になつ
た事を示す構造図である。第６図は、クランク軸
が更に回転し平衡板の傾きが逆となり、カム突起
も下方に位置するため連結桿の押上作用は全くな
く復元バネの力によりメタル部と連結桿が、密着
のまま、ピストンが上昇の状態を示す構造図であ
る。 １は、シリンダー、２は、ピストン、３は、ク
ランク軸、４は、連結桿、５は、屈折部、６は、
メタル部、７は、押上転軸、８は、平衡板、９は
、カム突起、１０は、復元誘導板、１１は、復元
バネ。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 内燃機関に於てシリンダー１、の内壁面を摺動
   するピストン２、とクランク軸３、の間に介在す
   る連結桿４、の大端部で分離されたメタル部６、
   が屈折部５、によつて連結され一体となる。 屈折部５、に対向して押上転軸７、が連結桿４
   、に配設される。クランク軸３、の構成部位、平
   衡板８、両側内面にカム突起９、が配設されピス
   トン２、が爆発降下に入ればクランク軸３、は其
   の圧力を回転に変えるため平衡板８、は傾き角度
   を深めていくと同時にカム突起９、が押上転軸７
   、に作用しメタル部６、がクランク軸３、に密着
   していても連結桿４、は屈折部５、を支点として
   開口分離の状態となり、小端部で連結されている
   ピストン２、が押上げられる状態となる。 更に回転が進み平衡板８、の角度が深まればカ
   ム突起９、の押上転軸７、への作用も外れ、と同
   時にあらかじめ平衡板８、の内面両側に配設され
   た復元誘導板１０、が押上転軸７、へ押下げるよ
   うに作用して、連結桿４、とメタル部６、が密着
   して元の状態に復する事を特徴とした連結桿が屈
   折する事による爆発圧力強化装置。