JPS6310186Y2 - - Google Patents

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JPS6310186Y2
JPS6310186Y2 JP1981177481U JP17748181U JPS6310186Y2 JP S6310186 Y2 JPS6310186 Y2 JP S6310186Y2 JP 1981177481 U JP1981177481 U JP 1981177481U JP 17748181 U JP17748181 U JP 17748181U JP S6310186 Y2 JPS6310186 Y2 JP S6310186Y2
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JP1981177481U
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案はプレス機械の成形位置へ素材を供給す
るとともにその成形位置から成形後の製品を払い
出すワーク供給払出装置に関するものである。
従来技術 従来、この種の装置においては、成形後の製品
の払出しは、次に成形位置に供給される素材で押
し出すことによつて行われていたが、素材や製品
の形状によつては素材による製品の払出しが不安
定となつたり、あるいは製品払出しのタイミング
が遅くてプレス機械の連続運転ができなくなつた
りする等の問題があつた。
これに対し、たとえば特公昭43−3873号公報
(以下、前者という)に記載されているように、
送り方向において互いに所定間隔隔てた位置にお
いて一体的に設けられた送出部材のベローと排出
部材のベローとによつて素材を供給し且つ製品を
払い出すようにしたり、あるいは実開昭56−
152125号公報(以下、後者という)に記載されて
いるように、送り板とその送り板に対して相対移
動可能に設けられた可動支持部材とによつて素材
を供給し且つ製品を払い出すようにすれば、上述
の問題を好適に解消し得ると考えられる。
考案が解決すべき問題点 しかしながら、これらの場合においても未だ解
決すべき問題を有している。すなわち、前者の場
合においては、排出部材のベローは、後退時にお
いてプレス型の成形位置に供給されている次の素
材と干渉させられて送り方向に向かつて弾性変形
させられつつ後退位置へ復帰させられることとな
るため、そのベローによつて成形位置に供給され
ている素材が回転させられたり或いはずらされて
成形位置における素材の位置決め位置を維持し得
なくなる虞があるとともに、ベローの剛性を充分
に確保し難いことに起因して製品を確実に払い出
すことが困難となる場合がある。
また、後者の場合においては、素材は可動支持
部材上に載置された状態で下型ダイスの上方に送
り出されるとともに、この状態で可動支持部材が
引き込まれることにより素材が自重により落下し
て下型ダイスの成形位置に供給されるように構成
されているため、かかる落下により素材を成形位
置に精度良く位置決めした状態で供給することは
比較的困難である。
問題点を解決するための手段 本考案は以上の事情を背景にして為されたもの
であつて、その要旨とするところは、プレス機械
の成形位置へ素材を供給する一方、その素材がそ
れよりも上方または下方に向かつて突き出す形状
に成形された成形後の製品を成形位置から払い出
すワーク供給払出装置であつて、(a)当接部を備え
て駆動装置により往復動可能に設けられ、往動時
にその当接部が前記素材に当接しつつその素材を
前記成形位置へ押送するプツシヤ部材と、(b)その
プツシヤ部材に固定されるとともに、プツシヤ部
材の往復動時に前記素材と干渉しない高さ位置に
おいて素材の押送方向寸法以上の長さだけ前記当
接部よりも押送方向に向かつて突き出した状態で
設けられて、プツシヤ部材の往動時に、そのプツ
シヤ部材により押送される素材が前記成形位置に
位置する前記成形後の製品に当接する以前にその
製品の前記素材より上方または下方に向かつて突
き出す部位に当接してその製品を成形位置から払
い出す払出部材とを含むことにある。
作用および考案の効果 このようにすれば、払出部材がプツシヤ部材の
往復動時において素材と干渉しない高さ位置に設
けられており且つプツシヤ部材の往動時に払出部
材が製品の前記素材より上方または下方に向かつ
て突き出す部位に当接しつつその製品を成形位置
から払い出すように構成されているので、素材を
プツシヤ部材により押送するだけで成形位置に精
度良く位置決めした状態で供給し得る一方、プツ
シヤ部材の復動時に払出部材が成形位置に供給さ
れている次の素材と干渉させられることが回避さ
れ、これにより、成形位置における素材の位置決
め位置を一層確実に維持し得るとともに払出部材
を弾性変形可能とする必要がないため払出部材の
剛性を確保し得て製品を一層確実に払い出し得
る。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図および第2図において、2はプツシヤ部
材としてのプツシヤ板であり、一対のガイド部材
4によつて水平方向に摺動可能に支持されてい
る。プツシヤ板2の両側縁は、ガイド部材4の
夫々に形成されたコ字形の案内溝6に係合してい
る。各ガイド部材4はベース板8に固定されてお
り、ベース板8は支持脚10によつて支持され、
その支持脚10はプレス機械の図示しないボルス
タに固定されている。11はベース板8の長手方
向に形成された切欠である。
プツシヤ板2の後端に設けられたヨーク状のブ
ラケツト12には、駆動用シリンダ14のピスト
ンロツド16の先端部がピン18によつて連結さ
れており、そのシリンダ14はガイド部材4と平
行に上記支持脚10に固定されている。シリンダ
14の作動に伴なうピストンロツド16の収縮・
伸長によつて、プツシヤ板2はプレス機械に取付
けられた曲げダイの下型20に対し接近・離間す
るように往復動させられる。
ガイド部材4には、上方から案内溝6に通じる
矩形の切欠22が各々形成され、各切欠22の角
隅に立設された都合4本のチヤンネル材から成る
収容枠24内には、曲げ加工されるべき多数の素
材26が積み重ねられた状態で収容されており、
それらの自重によつて個々の素材26が順次ガイ
ド部材4の案内溝6に供給されるようになつてい
る。
前記プツシヤ板2は、案内溝6に供給された素
材26に当接する当接部28を備え、その素材2
6を案内溝6に沿つて下型20上に押送する。こ
のプツシヤ板2には、払出部材として機能するキ
ツカ30が、当接部28から前方すなわち下型2
0に向つて一定寸法突出するように取付けられて
いる。キツカ30はプツシヤ板2より巾の狭い平
板状をなし、その基端部に形成された突起32が
プツシヤ板2の当接部28に設けられたノツチ3
4に係合して位置決めされるとともに、ボルト等
適宜の締結手段によつてプツシヤ板2の下面に固
定されている。そして、キツカ30は上記押送さ
れる素材26の移動軌跡より下方の高さにおい
て、すなわち、プツシヤ板2の往復動時に素材2
6と干渉しない高さ位置において、他部材と干渉
することなく当接部28の中央部から案内溝6に
平行に延び出しており、その当接部28からの突
出寸法W1は、第1図に示すように素材26の押
送方向寸法W2より若干長くされている。
前記下型20は、その上面36がガイド部材4
の案内溝6と同じ高さで連続するように、ダイプ
レート等を介して図示しないボルスタに固定さ
れ、また素材26の押送方向に第3図に明瞭に示
されているように横断面形状が台形である成形溝
38を備えている。下型20の上面36には成形
溝38の両側に位置して、素材26を成形位置に
位置決めする一対の位置決めゲージ40が、ボル
ト等によつて脱着可能に固定されている。
プツシヤ板2によつて押送される素材26は、
これら位置決めゲージ40に前端が当接した状態
で下型20の上面36に載置され、この下型20
と図示しない上型との間で所定の曲げ加工(本実
施例では台形の溝形材となる曲げ加工)が行なわ
れて、目的とする製品42が得られるようになつ
ている。
その際、第3図から明らかなように、成形過程
における巾方向の寸法変化によつて、製品42は
位置決めゲージ40の規制が解除された状態とな
り、製品42を成形溝38の方向に払出すことが
可能となる。そして、前記キツカ30は、プツシ
ヤ板2の前進に伴ない下型20の上面36より下
方の高さにおいて、上記成形溝38内に突入させ
られることとなるが、素材26の成形過程におけ
る高さ方向の寸法変化によつて、素材26の移動
軌跡より下方に位置することとなる製品42の部
位に当接することが可能になるのである。
なお、第3図において、キツカ30の高さ方向
の位置ならびに巾は、製品42と下型20との摩
擦力の合力の作用点付近においてキツカ30が製
品42に当接し製品42を下型20外に最も安定
した状態で払出し得るように選定されている。4
4は払出された製品42を導くシユータである。
次に、以上のように構成された装置の作動を説
明する。
プツシヤ板2が第1図,第2図に示す後退位置
から往動(前進)すると、その当接部28が前記
案内溝6上に位置する素材26に当接することに
よつて、それが下型20に向けて押送される。キ
ツカ30は当該素材26の前端から突出した状態
にあり、第4図に示すようにその素材26が下型
20に位置する製品42に当接する以前に、キツ
カ30の先端が製品42に当接してその製品42
を成形位置から押し出し、他方、これにやや遅れ
て素材26が成形位置に供給され、位置決めゲー
ジ40に当接して位置決めされる。
下型20外に払出された製品42はシユータ4
4に沿つて落下させられる一方、成形位置に供給
された素材26はプツシヤ板28およびキツカ3
0が下型20から後退させられた後、前述のよう
に曲げ加工される。プツシヤ板2が後端位置に復
帰すると、第1図に示すように次に上記成形位置
に供給されるべき前記収容枠24内の素材26
が、プツシヤ板2の上面から脱落して前記案内溝
6に位置させられ、以下、同様の作動が繰返され
て、素材26の供給および製品42の払出しが連
続的に行なわれるのである。
このように本実施例によれば、キツカ30がプ
ツシヤ板2の往復動時において素材26と干渉し
ない高さ位置に設けられており且つプツシヤ板2
の往動時にキツカ30が製品42の素材26より
下方に突き出す部位に当接しつつその製品42を
成形位置から払い出すように構成されているの
で、プツシヤ板2により押送するだけで成形位置
に精度良く位置決めした状態で供給し得る一方、
プツシヤ板2の復動時にキツカ30が成形位置に
供給されている次の素材26と干渉させられるこ
とが回避され、これにより、成形位置における素
材26の位置決め位置を一層確実に維持し得ると
ともにキツカ30を弾性変形可能とする必要がな
いためそのキツカ30の剛性を確保し得て製品4
2を一層確実に払い出し得る。
なお、上記した実施例の態様を種々変更するこ
とはもちろん可能である。
例えば、前記位置決めゲージ40等の位置決め
部材は、下型20に固定されるものに限らず、シ
リンダあるいはソレノイド等によつて素材の移動
軌跡上から退避位置へ移動させられるものでもよ
いし、さらに上型の昇降に連動して素材の位置決
め状態から解除される公知の位置決め部材とする
ことも可能である。
キツカ等の払出部材についていえば、プツシヤ
部材と一体に形成することも可能であるが、プツ
シヤ部材に対して脱着可能とし、目的とする製品
の形状・寸法等に応じて各種タイプのものと交換
できるようにすれば、製品形状等の変更にも十分
適応し得る。なお、プツシヤ板の当接部を交換可
能とすれば、素材自体の形状変更に適応させる上
で有効である。
また、上記した例では払出部材が素材の移動軌
跡を下方に避けた高さにおいてプツシヤ板の当接
部から突出させられていたが、例えば素材が上方
から押付けられるとともに下方からバーリング加
工などが施されて、払出部材が当接するのに好適
な凸部が下型の上方に現れるような場合には、払
出部材が素材の移動軌跡から上方に外れた高さに
配設されてもよい。この場合、素材は払出部材の
下方または横方向から、適宜の供給装置によつて
上記移動軌跡上に供給される。
本考案は、プレス機械で曲げ加工される場合に
限らず、絞り加工等がなされる場合にも適用可能
であつて、その際には、例えば絞り加工等がなさ
れた後適宜の押上装置によつて製品が下型からリ
フトされた状態で前述のような払出しがなされ
る。
その他、実用新案登録請求の範囲を逸脱するこ
となく、種々の変更を加えた態様で本考案を実施
し得ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である装置の平面
図、第2図はその−断面図であり、第3図は
同じく−断面図である。第4図はその装置の
作動状態を示す説明図である。 2……プツシヤ板(プツシヤ部材)、4……ガ
イド部材、6……案内溝、14……駆動用シリン
ダ(駆動装置)、20……下型、24……収容枠、
26……素材、28……当接部、30……キツカ
(払出部材)、38……成形溝、40……位置決め
ゲージ、42……製品。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プレス機械の成形位置へ素材を供給する一方、
    該素材がそれよりも上方または下方に向かつて突
    き出す形状に成形された成形後の製品を該成形位
    置から払い出すワーク供給払出装置であつて、 当接部を備えて駆動装置により往復動可能に設
    けられ、往動時に該当接部が前記素材に当接しつ
    つ該素材を前記成形位置へ押送するプツシヤ部材
    と、 該プツシヤ部材に固定されるとともに、該プツ
    シヤ部材の往復動時に前記素材と干渉しない高さ
    位置において該素材の押送方向寸法以上の長さだ
    け前記当接部よりも該押送方向に向かつて突き出
    した状態で設けられて、該プツシヤ部材の往動時
    に、該プツシヤ部材により押送される素材が前記
    成形位置に位置する前記成形後の製品に当接する
    以前に該製品の前記素材より上方または下方に向
    かつて突き出す部位に当接して該製品を該成形位
    置から払い出す払出部材と を含むことを特徴とするワーク供給払出装置。
JP17748181U 1981-11-27 1981-11-27 ワ−ク供給払出装置 Granted JPS5881038U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17748181U JPS5881038U (ja) 1981-11-27 1981-11-27 ワ−ク供給払出装置

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JP17748181U JPS5881038U (ja) 1981-11-27 1981-11-27 ワ−ク供給払出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5881038U JPS5881038U (ja) 1983-06-01
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ID=29971403

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JP17748181U Granted JPS5881038U (ja) 1981-11-27 1981-11-27 ワ−ク供給払出装置

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH039869Y2 (ja) * 1986-04-21 1991-03-12

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JPS6023081Y2 (ja) * 1980-04-14 1985-07-09 トヨタ自動車株式会社 プレス機における材料搬送装置

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JPS5881038U (ja) 1983-06-01

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