JPS6295387A - 脱アスフアルト石油と脱アスフアルト溶剤の分離の際のエネルギ−回収を含む脱アスフアルト法 - Google Patents

脱アスフアルト石油と脱アスフアルト溶剤の分離の際のエネルギ−回収を含む脱アスフアルト法

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JPS6295387A
JPS6295387A JP61248258A JP24825886A JPS6295387A JP S6295387 A JPS6295387 A JP S6295387A JP 61248258 A JP61248258 A JP 61248258A JP 24825886 A JP24825886 A JP 24825886A JP S6295387 A JPS6295387 A JP S6295387A
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    • C10G21/00Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by extraction with selective solvents
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は脱アスファルト石油と脱アスファルト溶剤の分
離の際のエネルギー回収を含む脱アスファルト法に関す
るものである。
従来の技術 既に1960年に米国特許第2940920号は溶剤に
ついての臨界超過条件にお()る脱アスファルト溶剤と
7スフアルhを除去した石油の分離について記述した(
「臨界超過」とは臨界圧以上の高圧と、臨界温度以上の
高温度のことである。臨界温度は等温圧縮によって流体
の少なくとも一部分を液化することのできる最高温度で
あり、臨界圧力は一定圧力での温度変化によって凝縮又
は沸騰を観察することができる最高圧力である)。
例えば上記特許18欄の20行に記述されているn−ペ
ンタンとアスファル1〜及び樹脂を除いた石油との分離
の温度は215℃で圧力は37.5バールであり、ペン
タンの臨界WM Iffと圧力は夫々196℃と33バ
ールである。
注目すべきことに、この特許には溶剤に対する臨界超過
条件において、アスファルトを除去した石油の樹脂除去
についても記述されている。
米用特許第4305814号はこの方法を踏襲し、これ
を)d剤とアスファルトの分離、及び溶剤と樹脂の分離
に布置している。即ら、第一デカンタ−において処理す
べき石油物質を溶剤と接触させ、石油−樹脂−溶剤の混
合物と、尚若干の溶剤を含むアスファルトとを分離する
アスファルトと溶剤の混合物を溶剤に対して臨界超過の
状態にしく1)、実質的に純粋な溶剤と、後で水蒸気ス
トリッピングを実施することになる溶剤の痕跡を含むア
スファル1〜とを分離する。
石油−樹脂−溶剤の混合物を加熱して、僅かに臨界超過
になるような状態にし、溶剤と石油の混合物と、尚溶剤
を含む樹脂とを分離する。樹脂と溶剤の混合物は溶剤に
ついて臨界超過の状態で加熱される(2)。これによっ
て樹脂分の溶剤の最後の痕跡をストリッピングする前に
まだ溶剤を回収することができる。最後に、油−溶剤の
混合物を加熱して、石油から大部分の溶剤を分離するた
めに、これを臨界超過の状態にする(3)。
引用した実施例では、脱アスファルト溶剤はベンクンで
あり、その(1)の条件は238°C146,4バール
で、その(2)の条件は240 ’C146バールであ
る。
米国特許第4502944号は温度約15h)ら20℃
で溶剤の臨界61度で臨界jモより高い圧力約20バー
ルで三相の液の相互部分的混合による単一操作で行なう
脱アスフフル]〜及び脱樹脂を示している。溶剤と石油
のU合物り曹らなる1r5.5軽い相は熱交換器ついで
炉の順に送られてから、第−分離1器の圧力に等しい圧
力(水頭損失は除さ)で、かつ明確に示してはないが、
溶剤の臨界温度以上の或温度の臨′#超過の分離器に送
り込まれる。次に分離した溶剤は上記熱交換器を通り、
油と溶剤の混合物を予熱づる役目をする。
上に引用した3つの特許では、臨界超過状態で行なわれ
る各工程においてアスファルト〜去した石油と脱アスフ
ァルト溶剤を分離しようとしている。
これは次のように略)ホすることができる。
臨界状態での液体溶剤による「冷間」抽出工程。
臨界超過溶剤の熱間分離工程。
従って、この第一の類型のこれらの文献においては臨界
超過流体によって同伴される物質の伍を最小限にしよう
としている。別の文献及び例えば米国特許第42016
60号、第4478705号、第4363717号、第
4341619号、第4482453号、第43494
15号及び第4354922号においては、作動原理は
第二の類型のものであって、逆であるとみなすことがで
きる。即ち、先ず第一に臨界超過相に溶けるべき成分の
種類、即ち精製ずべき或物質を運び去らせようとし、第
二の膨張及び/又は最加熱の工程において溶剤と同伴抽
出物を分離しようとする。これは次の様に略記すること
ができる。即ち、 1)高圧の臨界超過抽出の工程。
2)臨界又は僅かに臨界超過の低圧分離の工程。
或いは又 1、高圧臨界超過抽出工程、 2)加熱によって同伴された物質の一部のjn析(臨界
超過条件)、 3.11W界状態の低圧分離。
この第二の類型の図式では臨界超過流体で同伴される物
質の量を最大限にしようとする。
発明の構成 本発明は上述の第一類型の各方法に関するもので゛あり
、かつ脱アスファルト5.山と脱アスファルト溶剤の臨
界超過分離の際の−[ネルV−回収を最大限ならしめる
方法を提案するものである。脱アスファルト溶剤は炭素
原子3から6の少なくとも一つの炭化水t;を含み、例
えばn −C3、n  C4、n−Cs、n−Ce、i
  C4,1−C5、ネオ−Cs、:(y6.プロピレ
ン、ブテン、ペンテン、ヘキセンの群、又は、プロパン
、ブタン、ペンタン、ヘキリン等の市販品、又は上に挙
げた純物質の混合物からなるC3留分、C4留分、C5
留分、C8留分、プロピレン留分、ブテン留分の群に屈
している。
アスファルトを除去した石油は、或は脱アスファルトに
より、或は脱アスファルトを行なった後、大気蒸留残渣
、真空蒸留残渣、1〜ツピングした重質原油、接触分解
残渣、コールタール又は石油タールのような重質石油物
質(但しこの列挙は制限的なものではない)を前記溶剤
の一つによって脱樹脂を行なって得られる。脱アスファ
ルト又は脱樹脂の操作において溶剤比(溶剤/石油の容
植比)は大抵の場合3/1から10/1である。
本発明は好ましくは臨界超過分離が二相である場合に応
用される。これらの分離した二相は。
或は二種の液体とも、或は一種の蒸気と一種の液体とも
、或は一種の液体と脱アスファル1〜溶剤に関していわ
ゆる臨界超過流体相とらみなりことができる。実際公知
のことであるが、溶剤の臨界点に近い或状態では、蒸気
と石油の少ない液と石油の多い液の三相平衡に関係せね
ばなるまイ(Zhuze Petroleum /19
60−23−298)。
従って、本発明の土たる目的は脱アスファル1〜方法に
おけるエネルギーの消費量を最小限ならしめることであ
る。いわゆる脱アスファル1〜工程は先行技術に比べて
変ってはいない。装入物の脱アスファルト溶剤との接触
は、従って、溶剤の臨界超過に等しいか、それ以下の或
平均温度で実施するのが好ましい。先行技術と比べて一
つの進歩とみられる新規性は、物アスファルト回収石油
と脱アスファルト溶剤を別々に回収さぜうるような抽出
物の分留の工程に関するものである。
一方では三相分離が行なわれることを防ぐために、又他
方では可及的に最も選択的な二相分離を達成するために
(石油の少ない相は最高7゜5重量%の石油を含んでい
なければならず、石油の多い相は少なくとも50重量%
の石油を含んでいなくてはならない)、操作は次の通り
とする。
a)第一工程において、前記油買相を、溶剤に対して温
度T1と圧力P1の臨界超過の状態にし、回収された溶
剤の第一相と、石油分の多い第一の抽出相の二相への分
離を起こさせるようにし、これらの二相を分離する。
b)第二工程において第一工程で得られた石油分の多い
抽出物の前記第一相を、溶剤に対して温度T2と圧力P
2の臨界超過の状態にして、回収された溶剤の第二相と
、石油分の多い抽出物の第二相といった二相への分離を
起させるようにし、これらの二相を分離する。石油分の
多い第二の抽出相は場合によって残留する溶剤を分離で
きる所望の脱アスファルト石油を構成ηる。
粗抽出物中に含まれる溶剤の75から97%は第一工程
で分離され、石油分の多い抽出物の第二相に含まれる溶
剤の50から80%が第二工程で分離される。
上記二つの工程に使用される外部熱源の熱の少なくとも
一部が第二工程へ供給され、第一工程に必要な熱の少な
くとも一部が回収された溶剤の第一相におりる熱の回収
によって供給される。TI 、T2 、Pl及びP2は
次のように定義される。
即ら、 Tc+1.5X2−2X<TI く丁c+1.5X2−2X+45 TI +20<T2 <TI +80 Pc+5’<P1 <pc+30 Pc<P2 <Pl +20 ここに、TcとPcは夫々脱アスファルト溶剤の臨界温
度と臨界圧力であり、各温度は摂氏度であり、圧力はバ
ールであり、×は溶剤の主要分子の炭素原子数である。
脱アスファル1〜溶剤が混合物である場合は、Tcは圧
力の如何にかかわらずもはやその温度からは混合物全体
を液化することができない温度を表わし、又Xは溶剤の
分子の平均炭素原子数を表わし、がっ、Pcは温度Tc
の場合に最初の蒸気気泡が現わせる圧力を表わす。参考
として挙げると、普通の炭化水素についての操業範囲は
次の通りである。即ら (以下余白) (以下余白) 脱アスフフル1一工程の出口と臨界超過分離の二工程の
間で、後述の原理によって熱交換が実施される。
好ましい一つの実施態様においては、抽出したままのも
のの温度を第一工程の相分離に必要な温度に上げるに必
要な熱吊が、次の順序で前記抽出物へ供給される。叩ら ・先ず回収された溶剤の第一相の熱。
・次に、石油分の多い抽出物の第二相の熱。
場合によっては、熱の補足は外部発生源の熱源によって
もたらすことができる。
実施モードとして上げることがでさるのはつぎのちので
ある。
・分離の第一工程(a)に次いで、工程(a)から発生
した石(11]分の多い相に対する分離の第二工程(b
l)、 ・分離の第一工程(a)に次いで、工程(a)から出た
石油分の少ない相の再圧縮工程(b2)と、工程(al
から出た石油分の多い相に対する分離の第二工程(bl
)との組み合仕(b3)、・分離の第一工程(a)に次
いで、工程(a)から出た石油分の少ない相についての
分離の第二工程(b5)と、工程(a)から出た石油分
の多い相についての分離の第二工程(bl)との組み合
せ(b4)。
臨界超過溶剤の再圧縮工程(b2)は、この実施の際、
断熱的に(熱交換なしに)実施して経済的な熱回収を可
能ならしめるために、その温度が少なくとち15から2
0℃上芹するようにするのが好ましい。
このように、装入物流出熱交換によって「臨界超過」溶
剤の黙過を最大限に回収し、次に、膨張、従って脱アス
ファルト装買の当初の温度に再冷団してから、l152
硫工程に浄化した溶剤を送ることができる。
工程(b3)は、一方では臨界超過の分離の第一工程(
a)よりも高い或渇度で行なった臨界超過分離の第二工
程(bl)と、他方では臨界超過の分離の第一工程(a
)から出た蒸気又はより一般的には臨界超過溶剤の再圧
縮工程(b2)の組み合せである。
組み合1!(b4)では、工程に先立って、T1につい
て上に定義した温度範囲の下4分の1に含まれることが
好ましい或温度で分離の第一工程(a)を行なう。組み
合せ(b4)の場合、分離の第一工程(a)から出た石
油分の多い相は、好ましくはT2について先に定義した
温度範囲の上4分の1に含まれる温度で行なう第二分離
(工程(bl)で述べたものとI?11じ)に付される
。この第二分離から来る石油分の少ない相は、分離の第
−工F’N(a)から出た石油分の少ない相にilMt
rられ、その結果その温度が上界する。この石油分の少
ない混合物は、好ましくはT2について先に定義した温
度範囲の下4分の1にある温度で行なう第二分離く工程
(bl)で)ホべたものと同じ)に付される。最後に、
この分離から生じた石油分の多い相は好ましくは(a)
工程に再循環される。
本発明の原理は添附図面とイ・1随説明を調べれば読者
により明瞭となるだろう。第1図は本光明の第一の変形
であって、臨界超過分離は二工程で行なわれる。
重質装入物である残渣はライン(26)を経て、溶剤は
ライン(27)を経て、僅かに臨界以下の条件で作動す
る一つ又は一連の脱アスファルト区域(1)へ供給され
る。アスファル]・及び/又は樹脂並びに少量の溶剤で
構成される重質部分はライン(19)を経て排出され、
低圧蒸発(フラッシュ)と水蒸気蒸留(ストリッピング
)で構成される最終の溶剤回収工程(20)に先立ち、
熱交換器(16)で再加熱される。アスファルトはライ
ン(32)で回収される。アスファル1〜を除去した石
油と溶剤の大部分(約90%)とで構成される軽質部分
は、ライン(2)を経て排出され、臨界超過状態に達す
るように熱交換器(3)(4)で加熱される。この際二
相の混合物は分離器(5)で(頃t(される。
・少なくとも92.5重量%の溶剤、大部分の場合、少
なくとも97.5重量%の溶剤で構成される軽質相はラ
イン(6)を経て排出され、これはその熱を熱交換器(
3)内で石油と溶剤の混合物に与える。この混合物は熱
交換器(3)から出た後、溶剤に比べて尚僅かに臨界超
過である。
即ち、圧力(よ臨界圧よりも大幅に高く、温度は臨界温
度よりも数度高い。このような条件では臨界超過流体は
液体の特性をもち、ポンプ(7)を経て溶剤貯槽(21
)へポンプ輸送することができる。
・主として石油(少なくとも50重灼%、そして大部分
の場合、少なくとも7014%)からなる重質相は、分
離器(5)からライン(9)に排出され、炉(10)で
加熱される。この際二相のこの混合物は分離器(11)
で傾瀉される。
・最低97.5%の純度の溶剤からなるや重質相は、分
tlf[i Z (11)からライン(15)で排出さ
れ、熱交換器(16)で冷却され、ポンプ(17)で圧
送され、ライン(18)を経て溶剤貯+121)へ送ら
れる。臨界超過状態で分離されて貯槽(21)を通過づ
る溶剤は、溶剤全Rの少なくとも83.5重損%であり
、大部分の場合、全溶剤の少なくとも89%である。
・石油で構成される重質相(最低83重閉%で96%ま
で)は、分離器(11)からライン(12)を経て排出
される。これはその熱を熱交換器(4)を経て石油と溶
剤の混合物へ譲ってからライン(13)を経て、低圧蒸
発(フラッシュ)と水蒸気蒸留(ストリッピング)から
なる最終の溶剤回収工程(14)に達する。工程(14
)(20)で回収された冷たい溶剤は夫々ライン(22
)(23)を経て溶剤貯槽(24)へ送られ、しかる後
ライン(25)を経て熱い溶剤の持込みライン(8)に
合流する。アスファルトを除去した石油はライン(31
)を経て流出づ−る。
第2図に示すのは臨界超過流体の再圧縮と組合せた二工
程による臨界超過分離である。
重質装入物はライン(26)を経て一つ又は一連の脱ア
スファルト区域(1)へ送られ、ここへ溶剤がライン(
27)を経て導入される。重質部分であるアスファルト
と少量の溶剤の混合物は、ライン(19)を経て熱交換
3(16)へ導かれ、ここでこの部分は再加熱されてか
ら低圧蒸発(フラッシュ)と水蒸気蒸留(ストリッピン
グ)からなる最終の溶剤回収工程(20)に入る。アス
ファル1〜を除去した石油と大部分の溶剤からなる軽質
部分は熱交換器(3)(4)で再加熱され、熱交換器(
4)の出口において二相である8合物は分離器(5)で
傾瀉される。
・少なくとも92.5型苗%の溶剤、大抵の場合少なく
とも97.5重量%の溶剤からなる軽質部分は分離器(
5)からライン(6)を経て圧縮器(28)の方へ排出
されて、その温度を少なくとも15℃上げる・ようにす
る。加熱された溶剤はライン(2つ)を経て熱交換器(
3)の方へ導かれ、ここでこれはその熱を溶剤と石油の
混合物へ譲り、次に膨張弁(30) (場合によっては
礪械エネルギー回収のためタービンの方へ)の方へ導か
れ、ここで溶剤は膨張し、臨界温度以下に下げられなが
ら液化される。ライン(44)は溶剤を貯槽(21)へ
導く。
・少なくとも50重n%の石油、大抵の場合少なくとも
70%の石油からなる重質部分は、ライン(9)を経て
炉(10)に導かれ、ここでこの部分は加熱される。こ
の二相混合物は分離器(11)で傾瀉される。
・少なくとも97.5重量%の溶剤からなる軽質部分は
ライン(15)を経て熱交換器(16)に導かれ、ここ
でこの相はその熱を脱アスファルト工程の重質相に譲り
、次にポンプ(17)によって溶剤貯槽(21)へ送ら
れる。少なくとも85%の溶剤が貯槽(21)を経て移
行する。
・少なくとも85%の石油からなる重質相は、熱交換器
(4)内でその熱を石油と溶剤の混合物に諧り、次にこ
れはライン(13)を経て、低圧蒸発(フラッシュ)と
水蒸気蒸留(ストリッピング)からなる溶剤回収工程(
14)へ送られる。工程(14)(20)で回収された
冷たい溶剤は夫々ライン(22)(23)によって貯槽
(24)に送られ、次にライン(25)によって溶剤の
ライン(27)へ送られる。
第3図に示すのは、溶剤比(重質装入物に対する溶剤の
容量比)が8以上である本発明の好ましい実施態様であ
る。これに含まれているのは第一の臨界超過分離と、こ
れに次ぐ、分離した二相の夫々についての第二の臨界超
過分離である。
重質装入物である残渣はライン(26)を経て、溶剤は
ライン(27)を経て、僅かに臨界以下の条件で作動す
る一つ又は一連の脱アスファルト区域(1)へ供給され
る。アスファルト及び/又は樹脂並びに少々の溶剤で構
成される重質部分はライン(19)を経て排出され、低
圧蒸気(フラッシュ)と水蒸気蒸留(ストリッピング)
で構成される最終の溶剤回収工程(20)の方へ排出さ
れる。アスファルトを除去した石油と大部分の溶剤(約
95%)とからなる軽質部分は、ライン(2)を経て排
出され、熱交換器(3)で加熱され、分岐点(33)で
ライン(42)の熱い流出物と混合される。この際二相
の混合物には分離器(5)において臨界超過分離を実施
する。
少なくとも92.5重量%の溶剤からなる軽質相は、ラ
イン(6)を経て排出され熱交換器(34)で再加熱さ
れ、分岐点(35)においてライン(15)の熱い流出
物に混ぜられて、分離器(36)において改めて臨界超
過分離を施される。
この分離器(36)から出る軽質相〈少なくとも97.
51ffi%の溶剤からなる〉は、ライン(37)を経
て熱交換器(3)へ送られ、ここで冷却されてからポン
プ(7)によってライン(38)を経て溶剤貯槽(21
)の方へ送られる(この状態ではこの臨界超過流体の圧
縮可能性は液体のそれに近い)。
分離器(36)から出る重質相はポンプ(39)によっ
てライン(42)を経て分岐点(33)の方へ送られる
かなりの部分の石油(少なくとも40ffaffi%)
からなる重質相が分離器(5)からライン(9)に排出
され、炉(10)で加熱される。この際二相の混合物は
分離器(11)で傾瀉される。
最低97.5重量%の純溶剤からなる軽質相がライン(
15)を経て分岐点(35)の方へ排出される。
石油(最小限87%で96%まで)からなる重質相は、
ライン(12)を経て熱交換器(34)の方へ排出され
、ここで冷却されてから、低圧蒸発(フラッシュ)と水
蒸気蒸留(ストリッピング)からなる最終の溶剤回収工
程(14)へ送られる。
アスファル1〜を除去した石油はライン(31)で捕集
される。
工程(14)で回収された冷たい溶剤は、ここから溶剤
貯槽(24)へ送られる。工程(20)で回収された冷
たい溶剤は貯槽(24)の方へ送られる。溶剤貯槽(2
1)の熱い溶剤と溶剤貯槽(24)の冷たい溶剤は、ラ
イン(8)(25)でライン(27)の方へ戻される。
発明の効果 本発明は以上のとおり構成されているので、脱アスファ
ルト方法におけるエネルギーの演費吊を最小限に抑える
ことができる。
実  施  例 次に示す6つの実廠例によれば、先行技術に比べての本
発明の利点とその寄与を判定することができるだろう。
実施例1は、米国特許第2940920号によるその原
理における先行技術と、本発明のその実用的な実施にお
ける工程(a)の或応用である。
実施例2は、工程(a)と工程(bl)の組み合わけに
よる本発明の応用である。
実施例3は、工程(a)と工程(b3)の組み合せによ
る本発明の応用の好ましい形である。
これら3つの実施例は、同−溶剤即ちペンタン留分と、
装入物及び溶剤の同一流通を、脱アスファルト工程にお
いて採用して実施しである。
表3に」;れば、先行技術の或特定応用よりも、各種の
変形(実施例2と3)において優れている本発明の利点
を比較判断することができる。
実施例4は、溶剤比が8に等しいか、それ以北である各
場合の本発明の好ましい応用形態である。このテストは
装入物と溶剤をこれら4つの実施例ども同じにして実施
しであるが、溶剤比は実施例1から3では3.75であ
り、実施例4では9.6である。
実施例5は、本発明の好ましい実施形態であって、工程
(a)と工程(b3)の組み合せであり、脱アスファル
ト溶剤はブタンで、溶剤比8以下の場合である。
実施例6は、本発明の好ましい実施形態であって、工程
(a)と工程(b3)であり、脱アスフアルl−溶剤は
プロパンで、溶剤比8以下の場合である。
実施例1(第4図、先行技術) ライン(26)を経て重質装入物とし−(31−ン、/
時の真空蒸留残渣(この特性は表1に示す)を注入し、
傾瀉区1i1i! (1)が後続している混合区域へラ
イン(27)を経て7トン/時のペンタン留分(その特
性は表2に示す)を注入する。全体は脱アスファルト域
として表わしである。この区域においては平均温度が1
90’Cで、圧力(よ46絶対バールである。これらの
条件で混合物は二相に傾瀉される。ライン(2)を経て
、24゜1重量%の脱アスフアル1−石油と75.9重
量%の溶剤の混合物からなる軽質相8.3トン/′時を
1qる。ライン(19)を経て58.8重け%のアスフ
ァルトと41.2重ω%の溶剤からなる混合物1.71
−シフ時を得る。アスファルトと溶剤の混合物を溶剤回
収区域(20)で低圧蒸発(フラッシュ)し、次に水蒸
気蒸留(ストリッピング)して、この区1ii (20
)から1トン/時のアスファルトと、ライン(23)を
経てライン(27)の方へ送られる0、7トン/時の溶
剤が出て来る。ライン(2)の脱アスファルト石dI]
と溶剤の混合物は、熱交換器(3)を通過して、その温
度が224℃に上背する。熱交換器(3)の出口でこの
混合物は更に炉(40)で加熱され、その温度が245
℃になる。45絶対バールに維持された一つの傾瀉区域
(50)で、この二相の混合物を傾瀉さぜる。ライン(
9)を経て、脱アスファルト石油72.5重量%と溶剤
27.5重量%とからなる液体2.73トン/時を採取
する。石油と溶剤の混合物を溶剤回収区域(14)に導
き、これをここで低圧蒸発(フラッシュ)し、次に水蒸
気蒸留(ストリッピング)して、この区域(14)から
2トン/時のアスファルトを除去した石油(31)と、
0.752トン/時の溶剤が出てくる。これはライン(
22)を経てライン(27)の方へ送られる。傾瀉区[
(50)から出るライン(6)を経て、0.4重ω%の
石油と99.6重量%の溶剤を含む臨界超過流体5.5
7トン/時を得る。この流体は熱交換器(3)で冷却さ
れ、ここから205℃の温度で流出し、ポンプ(7)が
、圧縮可能性と液体の密度に近い特性を有するこの流体
を緩衝用の溶剤貯[(21)の方へ運ぶ。ライン(8)
を経て、この流体をライン(26)の方へ送る。
表1−真空蒸留の残渣 d15/4=0.981 100℃の粘度−158cSt 初期点−400℃ 500℃での蒸留率(%)−7容量% 分子吊(蒸気圧法) −780 cl15/4=0. 645 CH: 0.1%、CH:0.15%、CH:0.2%
、n−CHニア8゜ 97%、i−CH20,3%、C6H 512゜ 14:0.28% 実施例2(第1図) ライン(26)を経て、重質装入物として真空蒸留残渣
3トン/詩を注入する(その特性は実施例1のものと同
じ)。ライン(27)を経て、7トン/時のペンタン留
分(特性は実施例1のものに同じ)を混合区域に、つい
で傾瀉区域に注入する。これら区域全体を脱アスファル
ト区域(1)と表示する。この区域において平均温度は
190℃で、圧力は46絶対バールである。この条件に
おいて混合物を二相に傾瀉匁る。ライン(2)からアス
ファルトを除去した石油24.1重量%と溶剤75.9
重量%の混合物からなる軽質相8.3トン/時を得る。
ライン(19)からアスファルト58.8%と溶剤41
.2%からなる混合物1,7トン/時を得る。このアス
フフル[〜と溶剤の混合物は熱交換器(16)を通過し
、ここから204℃で流出し、次に溶剤回収工程(20
)へ到来し、ここでこれは低圧蒸発(フラッシュ)およ
び水蒸気蒸留(ストリッピング)に付される。工程(2
0)から11〜ン/時のアスファル1〜とライン(23
)を経てライン(27)へ送られる0、7トン/時の溶
剤が出てくる。ライン(2)の脱アスファルト石油と溶
剤の混合物は熱交換器(3)を通過し、そこから224
°Cで出る。次に、これは熱交換! (4)を通過し、
ここから混合物は245°Cで出る。水頭1(1失のた
めの圧力は45絶対バールである。分離器(5)即ち、
ライン(2)の到達点で混合物は傾瀉されて二相となる
石油0.4重量%と溶剤99.6重量%を含む軽′員相
5.57hン/時をライン(6)を経て熱交換器(3)
の方へ排出し、ここでこの臨界超過流体の温度は205
℃まで下げられる。この際圧力は44バールである。こ
の流体はポンプ(7)によって溶剤貯槽(21) (温
度:205°C1圧カニ46バール)の方へ排出される
溶剤27.5重量%と石油72.5重1%を含む濶密相
2.73トン/時をライン(9)を経て炉(10)に導
く。ここで温度は285℃まで上昇し、この混合物を分
離器(11)内で傾瀉せしめる。この点での圧力は約4
4バールである。
・ライン(15)を経て石油0.37重覆%と溶剤99
.63重量%の混合物0.459トン/時を1りる。熱
交換器(16)でこの混合物を205℃に冷却し、次に
ライン(18)を経てポンプ(17)へ排出する。ポン
プはこれを溶剤貯槽(21)へ送る。
・ライン(12)から溶剤13%と石油87%の混合物
を得る。これは熱交換器(4)内で235℃に冷却され
、ライン(13)がこれを工程(14)の方へ導き、こ
こでこれは低圧蒸発(フラッシュ)され、次に水蒸気蒸
留(ストリッピング)される。この工程からライン(2
2)を経て、ライン(31)からアスファルトを除いた
石油1.9761〜ン/時と、ライン(2)の方へ戻る
ライン(22)を経て0.2951〜ン/時の溶剤が出
てくる。
実施例3(第2図) 実施例1と実施例2の真空残漬とペンタン留分は夫々ラ
イン(26)(27)を経て(31−シフ時と7トン/
時の割合で)傾瀉区域が追随している混合区域へ送りこ
まれる。これら区域全体が脱アスファルト工程(1)で
ある。操作条件はこの場合190℃と46バールである
。ライン(2)を経て石油24.1重量%と溶剤75.
9重量%を含む混合物8.31〜ン/時を得る。ライン
(19)からアスファルト58.8重M%と溶剤41.
2E!1ffd%からなる混合物1.7トン/口5を得
る。この流れは熱交換器(16)で203℃に加熱され
、次に溶剤回収工程(20)に到来する。ここでこれを
低圧蒸発(フラッシュ)し、次に水蒸気蒸留(ストリッ
ピング)する。工程(20)からライン(32)でアス
ファル1〜1トン/時と、ライン(23)を経て0.7
1〜ン/時の溶剤が出て来る。ライン(23)はこの溶
剤を確実にライン(27)の方へ戻す。ライン(2)の
石油と溶剤の混合物は熱交換器(3)で230℃に加熱
され、次に熱交換器(4)で245℃に加熱され、その
時の圧力は45絶対バールである。この二相混合物を分
離器(5)で傾瀉せしめる。ライン(9)から石油72
.5重宿%と溶剤27.5重量%を含む液2.73トン
/時を得る。この流れを炉(10)で280℃に加熱し
、分離器(11)で傾瀉せしめ(280℃、44バール
)、そして改めて二相が491られる。ライン(12)
を経て石油85重量%と溶剤15重量%を含む液体2.
3281〜ン/時を排出し、これを熱交換器(4)で2
40℃に冷却し、ライン(13)がこの液体を溶剤回収
工程(14)に送り、ここでこれを低圧蒸発(フラツシ
コ)し、次に水蒸気蒸留(ストリッピング)する。工程
(14)からライン(31)で脱アスファルト石油1.
9761−シフ時と、ライン(27)の方へライン(2
2)によって運ばれる溶剤0.352トン7・′時が流
出する。ライン(15)を経て溶剤99゜60干吊%と
石油0.4重量%を含む臨界超過流体0.4021〜ン
/時が流出する。この流体は熱交換器(16)r 20
5°Cに冷却され、ライン(18)はこれをポンプ(1
7)に導き、このポンプはこれを46バールに再圧縮し
て、これを溶剤貯槽(21)へ送る。
ライン(6)を経て、分離器(5)から99.6車ω%
の溶剤と0.4用量%の石8)+を含む混合物5.57
トン/時を送り出す。この臨界超過流体は圧縮3 (2
8)に入り、ここでその圧力レベルは58バールに上る
。圧縮は断熱圧縮であり、温度は262℃にF昇し、こ
れから熱交換器(3)で205℃に冷却される。流体は
次に、或は膨張弁(30)、或は機械エネルギーを一部
回収することを可能にするタービンで構成することので
きる区域にはいる。46バールでの膨張ににつて189
℃への冷却が起り、この際この溶剤は貯槽(21)の方
へ送られ、ここで溶剤は190℃、46バールで貯蔵さ
れる。
表3は実施例1から3で求めた結果を示し、これらは相
豆に比較することができる。又実施例4の結果も示しで
あるが、これはエネルギーの見地から、比較できない。
実施例2と実施例3によれば実施例4に比べてかなりの
熱エネルギーの節約を実施することができること、更に
、アスファルトを除去した石油の純度はかなり高めであ
ることが分る(或は石油分はより低い)。
実施例4が特に関係のあるのは脱アスファルト法であり
、その基本T程即ち脱アスファルト工程(1)における
アスファルトを除去した石油とアスファルトの分離は、
高い溶剤比を必要とする。もし実施例1を踏襲し、使用
溶剤の利用を3倍にするならば、この場合に比べて実施
例4で実現されるエネルギー節約は約23%である。
石油の純度をもつと高くすることによってもたらされる
利点は、蒸留の蒸気の消費迅(ストリッピング)として
表われるだろうし、この項目は実施例2.3及び4にお
いて除去ザベき残留溶剤の最にほぼ比例し、石油の純度
は先行技術の場合の純度よりもかなり高い。
(以下余白) 実施例4(第3図) ライン(26)を経て、実施例1から3のものと同じ特
性の真空蒸留残渣3トン/時を注入し、ライン(27)
を経て、溶剤と共に再循環される脱アスファルト石油0
.0671−シフ時が加えられる実施例1から3のそれ
と同じ特性のペンタン留分18トン/時が注入される。
実施例1から3で再循環される溶剤が同伴するアスファ
ルトを除去した石油の吊は極めて小さく(約0.02ト
ン/時)、従ってこれは実施例1から3の本文には述べ
られなかった。
ライン(26H27)は傾瀉区域が後続している混合区
域に達し、これら区域全体を脱アスファルト区域(1)
として表示する。この区域では平均温度は190’C圧
力は4つ絶対バールでる。この条件で混合物は二相に傾
瀉する。ライン(2)から、11重量%のアスファルト
を除いた石油と89mω%の溶剤の混合物からなる軽質
相19.617トン/時を得る。ライン(19)から、
58.8重量%のアスファルトと41.2重量%の溶剤
からなる混合物1.45トン/時を冑る。溶剤回収工程
(20)で、アスファルトと溶剤の混合物を低圧蒸発(
フラッシュ)し、水蒸気蒸留(ストリッピング)する。
この工程からライン(32)で0.85トン/時のアス
ファルトと、ライン(23)で溶剤貯槽(24)の方へ
次にライン(27)の方へ送られる冷たい溶剤0.60
1−シフ時が出て来る。
ライン(2)の脱アスファルト石油と溶剤の混合物は熱
交換器(3)を通過し、ここを出る時は224.5℃で
ある。分岐点(33)でこの流れに72.4千M%の石
油を含む混合物0.221〜ン、/峙を加えると、この
追加の後全体の温度は224.75°Cとなり、二相が
存在する。これを分離器(5)で傾瀉させる。この場合
の条件は224.75℃と48絶対バールである。
石油39.26重間%と溶剤60.74小帛%とからな
る濶密相5.9461〜ン/時がライン(9)を経て排
出され、炉(10)で300℃にカ■熱される。この炉
(10)の出口で改めて二相の混合物は分離器(11)
で傾瀉される。この場合圧力は47絶対バールである。
そこで、ライン(12)を経て、石油93.07車吊%
と溶剤6.93重量%からなる溌密相2.31t−ン/
時を排出させる。この濃密相は熱交換器(34)で24
0℃に冷却され、次に溶剤回収工程(14)の方へ出る
ここでこれを低圧蒸発(フラッシュ〉し、水蒸気蒸留(
ストリッピング)する。この工程からライン(31)で
脱アスファルト石油2.151−シフ時と、ライン(2
2)を経て溶剤貯槽(24)の方へ送られる冷たい溶剤
0.16トン/時が出て来る。
ライン(15)を経て、石油0.25重間%を含む溶剤
3.186トン/時を分離器(15)から排出する。こ
の流れは分岐点(35)の方へ送られる。
分離器(5)の頂部で、石油1.521吊%と溶剤98
.48重倒%を含む4i!質相14.341〜ン/時を
排出する。この流れは熱交換器(34)で224.74
℃から231.35℃に加熱される。この加熱の際、当
初露点にあった蒸気が少量の石油リッチな混合物を再凝
縮させるが、この現象は逆行凝縮として公知である。分
岐点(35)で、この際、ライン(15)の流れ3.1
86トン/時を添加する。混合した後全体の温度は24
5°Ct、:達し、或邑の石油が別途更に凝縮される。
従って圧力が46.5絶対バールである分離器(36)
で石油約72巾伍%と溶剤28重M%を含む重質相を更
に221〜ン/時回収する。
この流れはポンプ(39)を経て、ライン(42)を通
って分岐点(33)へ送られる。
分離器(36)の頂部で、ライン(37)から石油0゜
38重量%を含む溶剤17.3071〜ン/時を得る。
この溶剤は熱交換器(3)で205℃に冷却されてから
ポンプ(7)によってライン(38)を通過して熱い溶
剤貯1 (2+)の方へ送られる。
ライン(8)(25)は熱い溶剤と冷たい溶剤をライン
(27)の方へ送る。
実施例5(第2図) 110℃で57絶対バールのC4沼分12トン/時によ
り、実施例1のものと同じ真空残漬を3トン/時処理す
る。93,3%の溶剤を除去して、175℃、55絶対
バール(第一工程)で抽出物を傾瀉し、215℃、54
バールの第2分離器へ(第二工程)、残る重質相を送り
、ここで第一工程後型質相に残っていた溶剤の73%を
分離する。
ライン(6)の流れを75バールに圧縮する。
このためにこれは195°Cに加熱される。これは熱交
換器(3)にその熱を譲ってから膨張弁(30)又はタ
ービンを通過する。石油はその熱を熱交換器(4)でラ
イン(12)に譲る。最後の蒸発(フラッシュ)と水蒸
気蒸留(ストリッピング)の後でアスファルトを除去し
た石油1.8トン/時を得る。
実施例6(第2図) 750℃、45絶対バールのC3留分18トン/時によ
り、実施例1のそれと同じ真空残渣3トン/時を処理す
る。抽出物を圧縮してから、これを第1の分離器(5)
で123℃、73バールで傾瀉しく第一工程)、こうし
て95.4重量%の溶剤を除く。残る重質を163°C
172バールの第二の分離器(11)に通す。ここで重
質相の第一工程の後残っている溶剤の75.4重量%除
く。
ライン(6)の流出液は100バールに圧縮され、従っ
て128℃に熱せられる。これはその熱を熱交換器(3
)に譲ってから膨張弁(30)又はタービンを通過する
ライン(12)の石油の熱は熱交換器(4)に譲られる
。最終の蒸発(フラッシュ)と水蒸気蒸留(ストリッピ
ング)の後アスファルトを除去した1、7トン/時の石
油が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図tよそれぞれ本発明の実施例
を示すフローシート、第4図は従来技術を示すフローシ
ートである。 以  上 特許出願人  アンステイテユ・フランセ・デュ・ベト
ロール

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アスファルトを含む石油に、炭素原子3から6を
    有する炭化水素類とそれらの混合物から選んだ溶剤で抽
    出を施し、油質相(粗抽出物)とアスファルト相(粗精
    製物)を別々に回収し、前記各相の夫々の溶剤を分離す
    る、脱アスファルト石油と脱アスファルト溶剤の分離の
    際のエネルギー回収を含む脱アスファルト法において、
    油質相(粗抽出物)の溶剤を分離するため次の少なくと
    も二つの工程を行なうことを特徴とする方法、即ち、 a)第一工程において、前記油質相を、溶剤に対して温
    度T1と圧力P1の臨界超過の状態にし、回収された溶
    剤の第一相と、石油分の多い第一の抽出相の二相への分
    離を起こさせるようにし、これらの二相を分離し、かつ
    、b)第二工程において第一工程で得られた石油分の多
    い抽出物の前記第一相を、溶剤に対して温度T2と圧力
    P2の臨界超過の状態にして、回収された溶剤の第一相
    と、石油分の多い抽出物の第二相といった二相への分離
    を起させるようにし、これらの二相を分離し、石油分の
    多い第二の抽出相は場合によって残留する溶剤を分離で
    きる所望の脱アスファルト石油を構成する。 更にこの方法は次のことを特徴とする。即 ち、粗抽出物中に含まれる溶剤の75から97%が第一
    工程で分離され、石油分の多い抽出物の第二相に含まれ
    る溶剤の50から80%が第二工程で分離されることと
    、この方法に使用される外部熱源の熱の少なくとも一部
    が第二工程へ供給され、第一工程に必要な熱の少なくと
    も一部が回収された溶剤の第一相における熱の回収によ
    って供給され、T1、T2、P1及びP2は次のように
    定義される。 即ち、 Tc+1.5X^2−2X<T1 <Tc+1.5X^2−2X+45 T1+20<T2<T1+80 Pc+5<P1<Pc+30 Pc<P2<P1+20 ここに、TcとPcは夫々溶剤の臨界温度 と臨界圧力であり、各温度は摂氏度であり、圧力はバー
    ルであり、Xは溶剤の平均分子の炭素原子数である。
  2. (2)特許請求の範囲第1項による方法において、回収
    された溶剤の第一相が、第一工程に熱を供給するための
    熱交換に先立って、少なくとも一部断熱的条件で圧縮さ
    れる方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項又は第2項による方法にお
    いて、石油分の多い抽出物の第二相の顕熱の少なくとも
    一部が、回収された溶剤の第一相の熱を粗抽出物が受取
    った後、かつ、本方法の分離の第一工程で形成された二
    相の分離の前に、この粗抽出物へ譲られるようにする方
    法。
  4. (4)特許請求の範囲第1項から第3項の内いずれか一
    つによる方法において、分離条件が第一工程の場合のも
    のであり、回収された溶剤の第一相に脱アスファルト石
    油が多くとも7.5重量%と溶剤が少なくとも92.5
    重量%含まれ、石油分の多い抽出物の第一相にアスファ
    ルトを除去した石油が少なくとも40重量%と溶剤が多
    くとも60重量%含まれる方法。
  5. (5)特許請求の範囲第4項による方法において、回収
    された溶剤の第一相にアスファルトを除去した石油が多
    くとも2.5重量%と溶剤が少なくとも97.5重量%
    含まれ、抽出物の第一相に脱アスファルト石油が少なく
    とも70重量%と溶剤が多くとも30重量%含まれてい
    る方法。
  6. (6)特許請求の範囲第1項から第5項の内いずれか一
    つによる方法において、第一工程へ供給される熱量が相
    の分離装置又はこれに供給する粗抽出物の流れに供給さ
    れる方法。
  7. (7)特許請求の範囲第1項から第6項の内いずれか一
    つによる方法において、分離の第一工程が溶剤と脱アス
    ファルト石油の混合物に対して臨界超過の状態で実施さ
    れ、かつ、回収された溶剤の第一相が、石油分の多い抽
    出物の第二相との熱交換接触によって加熱されて、回収
    溶剤の第三相と、石油分の多い抽出物の第三相の逆行凝
    縮による分離を起させるようにし、回収溶剤の前記第三
    相の顕熱が第一工程へ譲られるようにし、石油分の多い
    抽出物の第三相を粗抽出物に混合して、第一工程でこの
    粗抽出物と一緒に処理するようにする方法。
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