JPS6293652A - 液体試料分析器具 - Google Patents
液体試料分析器具Info
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- JPS6293652A JPS6293652A JP60234293A JP23429385A JPS6293652A JP S6293652 A JPS6293652 A JP S6293652A JP 60234293 A JP60234293 A JP 60234293A JP 23429385 A JP23429385 A JP 23429385A JP S6293652 A JPS6293652 A JP S6293652A
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- JP
- Japan
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- liquid
- ion
- layer
- multilayer
- selective
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- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の分野]
本発明は液体試料、特に生体液(血液、尿、唾液等)中
の特定成分の311!定を行なうための分析器具に関す
る。
の特定成分の311!定を行なうための分析器具に関す
る。
[発明の背景]
現在の医療において、的filLな診断と適切な治療と
を行なうために、生体液中の特定成分の定1“t−分析
を行なう臨床化学検査が重要視されている。この臨床化
学検査に頻繁に用いられる測定具としては1 イオン選
択電極および多層分析要素を挙げることができる。
を行なうために、生体液中の特定成分の定1“t−分析
を行なう臨床化学検査が重要視されている。この臨床化
学検査に頻繁に用いられる測定具としては1 イオン選
択電極および多層分析要素を挙げることができる。
イオン選択゛屯極は、液体試t4中のイオン濃度をボテ
ンシオメトリカルに測定するための測定具であり、その
基本的構成については既に特開昭52−142584号
公報などに開示されている。すなわち、イオン選択゛I
π極は、支持体、導電性金属層(例、蒸着銀層)、該金
属の水不溶性j1!(例、塩化銀)を含む層、該水不溶
性塩の陰イオンと共通の陰イオノとmイオン(例、カリ
ウムイオン、ナトリウムイオン)との電解質(例、塩化
カリウム、塩化ナトリウム)とバインダーとを含む電解
質層、およびイオン選択層がこの順に一体化されたノ、
(本構成を有している。
ンシオメトリカルに測定するための測定具であり、その
基本的構成については既に特開昭52−142584号
公報などに開示されている。すなわち、イオン選択゛I
π極は、支持体、導電性金属層(例、蒸着銀層)、該金
属の水不溶性j1!(例、塩化銀)を含む層、該水不溶
性塩の陰イオンと共通の陰イオノとmイオン(例、カリ
ウムイオン、ナトリウムイオン)との電解質(例、塩化
カリウム、塩化ナトリウム)とバインダーとを含む電解
質層、およびイオン選択層がこの順に一体化されたノ、
(本構成を有している。
また、多層分析要素は、検出反応に必要な試薬類か乾燥
状態で保存されている複数の層からなる構造を有するな
III定几である。そして多層分析要素は1液体試料中
の測定対象となる特定成分(アナライl)またはアナラ
イトの化学反応の結果生じた生成物の吸光度あるいは吸
光度の変化を比色測光することを原理とする分光学的測
定法を利用する。多層分析要素は、必要とする試薬類と
構成成分を反応が一定の順序に従って進行するように設
計してフィルムl−に塗り重ねているため、簡便かつ迅
速な操作かり能であり、高い定■性を有している。
状態で保存されている複数の層からなる構造を有するな
III定几である。そして多層分析要素は1液体試料中
の測定対象となる特定成分(アナライl)またはアナラ
イトの化学反応の結果生じた生成物の吸光度あるいは吸
光度の変化を比色測光することを原理とする分光学的測
定法を利用する。多層分析要素は、必要とする試薬類と
構成成分を反応が一定の順序に従って進行するように設
計してフィルムl−に塗り重ねているため、簡便かつ迅
速な操作かり能であり、高い定■性を有している。
[発明の要旨]
本発明者がイオン選択′市極および多層分析要素を用い
た液体試Hの分析方法について検討したところ、臨床検
!f、等の実用段階において、同一の試vlに関し複数
の検査項目についての測定を必要とする場合が生じるこ
とが分った。たとえば、糖尿病や慢性腎不全等の疾、色
においては、それぞれ血糖値のLi2および尿素窒素値
のに:、S1と共にナトリウムイオンの上91が認めら
れることがある。また慢性腎不全では、カリウムイオン
の上51が認められることがある。
た液体試Hの分析方法について検討したところ、臨床検
!f、等の実用段階において、同一の試vlに関し複数
の検査項目についての測定を必要とする場合が生じるこ
とが分った。たとえば、糖尿病や慢性腎不全等の疾、色
においては、それぞれ血糖値のLi2および尿素窒素値
のに:、S1と共にナトリウムイオンの上91が認めら
れることがある。また慢性腎不全では、カリウムイオン
の上51が認められることがある。
上記・IS実から本発明者は、これらの複数の検査項目
は同時にかつ簡易に測定する必要があることを認めた。
は同時にかつ簡易に測定する必要があることを認めた。
未発明の目的は、液体試料中の電解質濃度と他の成分ま
たは酵素活性を同時にかつ簡易にlJA定することがで
きる液体試料分析憲具を提供することである。
たは酵素活性を同時にかつ簡易にlJA定することがで
きる液体試料分析憲具を提供することである。
本発明は、(1) 1iいに電気的に分離され、最上層
にイオン選択層を備えた同種のイオン選択電極二個で構
成される、少なくとも一対のイオン選択電極対がイオン
選択層が下側となるように配置され: (2)萌上層に
液体付与予定層、最下層に反射ill光面を備えた、少
なくとも一個の多層分析要素が液体付与予定層が下側と
なるように配置され; (3)上方に設けられた一対の
液体点着部、液体試料および参照液を液体点着部から一
対とされたイオン選択電極のそれぞれのイオン選択層表
面と多層分析要素の液体付与予定層表面よりも下方の位
置に移動させる下降通路、液体試料または参照液を次い
でイオン選択層表面の直下および液体付与予定層表面の
直下に水平方向に移動させる水平通路、および液体試料
または参照液を次いでイオン選択層の表面位置および液
体付与予定層の表面位置まで上昇させる上昇通路よりな
る液体付与部を有し; (4)液体試料および参照液を
互いに電気的に導通させるためのブリッジを有し;(5
)これらをa′a固定する枠体を有する液体試料分析器
具を提供するものである。
にイオン選択層を備えた同種のイオン選択電極二個で構
成される、少なくとも一対のイオン選択電極対がイオン
選択層が下側となるように配置され: (2)萌上層に
液体付与予定層、最下層に反射ill光面を備えた、少
なくとも一個の多層分析要素が液体付与予定層が下側と
なるように配置され; (3)上方に設けられた一対の
液体点着部、液体試料および参照液を液体点着部から一
対とされたイオン選択電極のそれぞれのイオン選択層表
面と多層分析要素の液体付与予定層表面よりも下方の位
置に移動させる下降通路、液体試料または参照液を次い
でイオン選択層表面の直下および液体付与予定層表面の
直下に水平方向に移動させる水平通路、および液体試料
または参照液を次いでイオン選択層の表面位置および液
体付与予定層の表面位置まで上昇させる上昇通路よりな
る液体付与部を有し; (4)液体試料および参照液を
互いに電気的に導通させるためのブリッジを有し;(5
)これらをa′a固定する枠体を有する液体試料分析器
具を提供するものである。
[発明の効果]
本発明の液体試料分析器具は、イオン選択電極対および
多層分析要素への液体試料の付4が、液体付4部を介し
て行なわれるため、イオン選択電極と多層分析要素の分
析処理を同時にかつ簡易に取り扱うことができる。すな
わち、参照液と液体試料を液体点着部へそれぞれ一回点
着するだけで、複数のイオン選択電極および多層分析要
素への液体の付ダーを行なうことができる。
多層分析要素への液体試料の付4が、液体付4部を介し
て行なわれるため、イオン選択電極と多層分析要素の分
析処理を同時にかつ簡易に取り扱うことができる。すな
わち、参照液と液体試料を液体点着部へそれぞれ一回点
着するだけで、複数のイオン選択電極および多層分析要
素への液体の付ダーを行なうことができる。
また、本発明の液体試料分析器具は、イオン選択電極対
がイオン選択層が下側となるように配置されている。よ
って、本発明の液体試料分析器具は、イオン選択′1[
極のイオン選択層へのピペット先端の接触などによる物
理的劣化、露光によるイオン選択電極の電極部分の化学
的劣化が効果的に回避できるという効果を有する。さら
に1本発明の液体試料分析器具では、イオン選択電極の
電気接続用領域面も下側に向けて配置されるため、上方
の液体付与系に対して上方への電位差測定用端子とその
近傍のヘッドアンプ等への配線は無理なく実現する。従
って、¥L位差測定用端子の汚染が防止され、かつ電位
差測定装置の測定系の単純化が可能となる。
がイオン選択層が下側となるように配置されている。よ
って、本発明の液体試料分析器具は、イオン選択′1[
極のイオン選択層へのピペット先端の接触などによる物
理的劣化、露光によるイオン選択電極の電極部分の化学
的劣化が効果的に回避できるという効果を有する。さら
に1本発明の液体試料分析器具では、イオン選択電極の
電気接続用領域面も下側に向けて配置されるため、上方
の液体付与系に対して上方への電位差測定用端子とその
近傍のヘッドアンプ等への配線は無理なく実現する。従
って、¥L位差測定用端子の汚染が防止され、かつ電位
差測定装置の測定系の単純化が可能となる。
また、本発明の液体試料分析器具は、多層分析要素が液
体付与予定層が下側となり、反射測光面が丘側となるよ
うに配置されているため、比色分析のため反射測光を分
析器具の上方より実施することができる。よって、比色
分析の為のアナライザーを簡易な構造にすることができ
、かつ使用者が目視によって、直ちに多層分析要素の測
定結果を判断することもできる。
体付与予定層が下側となり、反射測光面が丘側となるよ
うに配置されているため、比色分析のため反射測光を分
析器具の上方より実施することができる。よって、比色
分析の為のアナライザーを簡易な構造にすることができ
、かつ使用者が目視によって、直ちに多層分析要素の測
定結果を判断することもできる。
さらに1本発明の液体試料分析器具は、イオン選択′1
[極の測定項目と多層分析要素の測定項目の比較により
、糖尿病や腎不全等の疾患における病態を簡易かつ正確
に把握することができる。
[極の測定項目と多層分析要素の測定項目の比較により
、糖尿病や腎不全等の疾患における病態を簡易かつ正確
に把握することができる。
また、現在電解質測定のPl準法としては、ナトリウム
イオン、カリウムイオン等のアルカリ金属イオンについ
ては炎光法が用いられている。この炎光法と上記イオン
選択電極を用いる測定法は。
イオン、カリウムイオン等のアルカリ金属イオンについ
ては炎光法が用いられている。この炎光法と上記イオン
選択電極を用いる測定法は。
測定原理が異なるため、同−一の液体試料に対する測定
値が異なる場合がある。この測定値の差は測定精度上の
問題となり、かつこれらの1!III定値の処理や判断
において混乱を起こす場合もあった。F記の場合におい
て本発明の分析器具は、イオン選択電極を用いて測定し
たアルカリ金JMイオン等の電解質濃度を、多層分析要
素を用いて測定した脂j!tc度や蛋白質濃度等を参考
にして、標貨法である炎光法に準拠するように容易に数
値補正を行なうことができるという効果を有する。
値が異なる場合がある。この測定値の差は測定精度上の
問題となり、かつこれらの1!III定値の処理や判断
において混乱を起こす場合もあった。F記の場合におい
て本発明の分析器具は、イオン選択電極を用いて測定し
たアルカリ金JMイオン等の電解質濃度を、多層分析要
素を用いて測定した脂j!tc度や蛋白質濃度等を参考
にして、標貨法である炎光法に準拠するように容易に数
値補正を行なうことができるという効果を有する。
[発明の詳細な記述]
本発明の液体試料分析器具を構成するイオン選択゛1ニ
極は、前述したように既に公知である。そし゛て本発明
の液体試料分析器具には、様々な種類のイオン選択電極
を用いることができる0本発明の液体試ネ゛1分析器具
に用いることができるイオン選択電極は、支持体、導電
性金属音、該金屈の水不溶性塩を含む層、該水不溶性塩
の陰イオンと共通の陰イオンと陽イオンとの電解j!j
塩とパインターとを含む電解質層、およびイオン選択層
がこの順に一体化された基本構成を有するものであるが
。
極は、前述したように既に公知である。そし゛て本発明
の液体試料分析器具には、様々な種類のイオン選択電極
を用いることができる0本発明の液体試ネ゛1分析器具
に用いることができるイオン選択電極は、支持体、導電
性金属音、該金屈の水不溶性塩を含む層、該水不溶性塩
の陰イオンと共通の陰イオンと陽イオンとの電解j!j
塩とパインターとを含む電解質層、およびイオン選択層
がこの順に一体化された基本構成を有するものであるが
。
その他の細部については、特に制限はない。
本発明の液体試料分析器具に用いることができるイオン
選択電極の具体例としては、前述した特開昭52−14
2584号公報に記載のイオン選択電極の他にも、 !
1.’F開昭49−128793 t;、回55−89
741−じ、同56−92442号、同57−1785
1号、同57−17852号および同58−15684
8号−各公報および特願昭59−93774号、回59
−93775号、同59−100317t;、 同5’
J−128240号および同59−128241公報明
細占等に記載のイオン選択゛屯極およびイオン選択電極
幻を挙げることができる。
選択電極の具体例としては、前述した特開昭52−14
2584号公報に記載のイオン選択電極の他にも、 !
1.’F開昭49−128793 t;、回55−89
741−じ、同56−92442号、同57−1785
1号、同57−17852号および同58−15684
8号−各公報および特願昭59−93774号、回59
−93775号、同59−100317t;、 同5’
J−128240号および同59−128241公報明
細占等に記載のイオン選択゛屯極およびイオン選択電極
幻を挙げることができる。
これらのイオン選択′屯極を未発明の液体試料分析器具
に用いる場合には、その測定rri [+には特に制限
はない。すなわち1本発明の液体試料分析器具は、 一
般にイオン選択電極を用いて測定することができる項[
1(例、カリウムイオン、ナトリウムイオン、塩素イオ
ン、炭酸イオン等)の測定が可能である。なお本発明の
液体試料分析器具は。
に用いる場合には、その測定rri [+には特に制限
はない。すなわち1本発明の液体試料分析器具は、 一
般にイオン選択電極を用いて測定することができる項[
1(例、カリウムイオン、ナトリウムイオン、塩素イオ
ン、炭酸イオン等)の測定が可能である。なお本発明の
液体試料分析器具は。
ナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ金属イ
オン濃度測定において特に有効である(詳細については
後述する)。
オン濃度測定において特に有効である(詳細については
後述する)。
7(発明の液体試料分析器具においてイオン選択電極は
、上記のような)、(本構成からなる二個のイオン選択
’111iA($照液用)、B(液体試料用)を−Ml
とするイオン選択電極対どして使用する。
、上記のような)、(本構成からなる二個のイオン選択
’111iA($照液用)、B(液体試料用)を−Ml
とするイオン選択電極対どして使用する。
実際のイオン活Ct atll定に際しでは、それぞれ
のイオン選択層A、Hの間の′屯位差紮測定して、あら
かじめ調製した検量線とこの′屯位差とから液体試料中
に含まれていた′、ヒ解質のe度を算出する方法を利用
することができる。
のイオン選択層A、Hの間の′屯位差紮測定して、あら
かじめ調製した検量線とこの′屯位差とから液体試料中
に含まれていた′、ヒ解質のe度を算出する方法を利用
することができる。
イオン選択′1ニ極対には、一般にに記イオン選択・電
極AおよびBの液体試料点着Y・宇部を連絡する多孔性
の材料からなるブリッジが設けられる。本発明の液体試
料分析器具において」二記ブリッジは、イオン選択電極
対に直接設置してもよいし、また後述する枠体等の他の
部材に設置することもできる。
極AおよびBの液体試料点着Y・宇部を連絡する多孔性
の材料からなるブリッジが設けられる。本発明の液体試
料分析器具において」二記ブリッジは、イオン選択電極
対に直接設置してもよいし、また後述する枠体等の他の
部材に設置することもできる。
本発明の液体試料分析器具を構成する多層分析要素も既
に公知であり、本発明の液体試料分析器具には様々な種
類の多層分析要素を用いることができる。本発明の液体
試料分析器具に用いることができる多層分析要素の具体
例としては、特公昭53−21677号公報、特開昭5
5−164356号公報および特願昭59−17915
8号明細占等に記載されているものを挙げることができ
る。また、F記多層分析要素に関する各種文献を参考に
して、分析条件等の必要性に応じたものを作成すること
もできる。
に公知であり、本発明の液体試料分析器具には様々な種
類の多層分析要素を用いることができる。本発明の液体
試料分析器具に用いることができる多層分析要素の具体
例としては、特公昭53−21677号公報、特開昭5
5−164356号公報および特願昭59−17915
8号明細占等に記載されているものを挙げることができ
る。また、F記多層分析要素に関する各種文献を参考に
して、分析条件等の必要性に応じたものを作成すること
もできる。
これらの多層分析要素を本発明の液体試料分析器具に用
いる場合にも、その測定項目には特に制限はない。すな
わち、未発明の液体試料分析器具は、・般に多層分析要
素を用いて測定することができる項目(例、グルコース
、尿素窒素、ビリルビン等の濃度およびアミラーゼ、ア
ルカリ性フォスファターゼ等の酵素活性)の測定がり能
である。これら様々な測定項目に関するに品番種多層分
析要素が既に重板されている0本発明の液体試料分析材
料に用いられる多層分析要素の測定項目は、臨床化学検
査等における必要性および前述したイオン選択電極の測
定項目を考慮して決定する。
いる場合にも、その測定項目には特に制限はない。すな
わち、未発明の液体試料分析器具は、・般に多層分析要
素を用いて測定することができる項目(例、グルコース
、尿素窒素、ビリルビン等の濃度およびアミラーゼ、ア
ルカリ性フォスファターゼ等の酵素活性)の測定がり能
である。これら様々な測定項目に関するに品番種多層分
析要素が既に重板されている0本発明の液体試料分析材
料に用いられる多層分析要素の測定項目は、臨床化学検
査等における必要性および前述したイオン選択電極の測
定項目を考慮して決定する。
前述したイオン選択電極の測定項目がナトリウムイオン
、カリウ1、イオン等のアルカリ金属イオン濃度である
場合には、多層分析要素の測定”11に液体試料中の脂
質濃度または蛋白質濃度を加えることが好ましい。すな
わち同一の液体試料に対するイオン選択電極を用いた測
定値と標へli法である炎光法による測定値の差は、)
−として液体試料中に含まれる1石質あるいは蛋白質の
;影響によるものである。そして、E記−二種の測定値
の差および液体試料中の脂質濃度または蛋白質濃度の間
には相関関係が成立する。よって、イオン選択電極を用
いた゛電解質の測定と同時に多層分析要素を用いた脂質
濃度または蛋白質ff:R度の測定を行なうことにより
、これらの測定値を参考にして、電解質濃度の測定イめ
を炎光法に準拠するように容易に数値補正を行なうこと
ができる。
、カリウ1、イオン等のアルカリ金属イオン濃度である
場合には、多層分析要素の測定”11に液体試料中の脂
質濃度または蛋白質濃度を加えることが好ましい。すな
わち同一の液体試料に対するイオン選択電極を用いた測
定値と標へli法である炎光法による測定値の差は、)
−として液体試料中に含まれる1石質あるいは蛋白質の
;影響によるものである。そして、E記−二種の測定値
の差および液体試料中の脂質濃度または蛋白質濃度の間
には相関関係が成立する。よって、イオン選択電極を用
いた゛電解質の測定と同時に多層分析要素を用いた脂質
濃度または蛋白質ff:R度の測定を行なうことにより
、これらの測定値を参考にして、電解質濃度の測定イめ
を炎光法に準拠するように容易に数値補正を行なうこと
ができる。
脂質濃度を測定することができる多層分析要素としては
、特開昭53−2893号公報記載の脂質分析用・体型
多層分析要素等を挙げることができる。また、蛋白質濃
度を測定することができる多層分析要素としては、特f
il+昭54−101398号、同58−85163号
および同59−51356公報公報および特願昭60−
132057号明細書記載の総蛋白分析用・体型多層分
析要素、4’y開閉60−97274号公報および特願
昭60−166258号明細書記載のフルプミン分析用
・体型多層分析要素等を挙げることができる。
、特開昭53−2893号公報記載の脂質分析用・体型
多層分析要素等を挙げることができる。また、蛋白質濃
度を測定することができる多層分析要素としては、特f
il+昭54−101398号、同58−85163号
および同59−51356公報公報および特願昭60−
132057号明細書記載の総蛋白分析用・体型多層分
析要素、4’y開閉60−97274号公報および特願
昭60−166258号明細書記載のフルプミン分析用
・体型多層分析要素等を挙げることができる。
なお多層分析J3素は、後述する実施態様のように、同
種の多層分析要素二個で多層分析要素対を構成すること
ができる。この場合においては、多層分析要素対を構成
する二個の多層分析要素は、イオン選択電極対と同様に
、 ・方が参照液用であり、他方が液体試料用である。
種の多層分析要素二個で多層分析要素対を構成すること
ができる。この場合においては、多層分析要素対を構成
する二個の多層分析要素は、イオン選択電極対と同様に
、 ・方が参照液用であり、他方が液体試料用である。
この多層分析要素対を少なくとも一対有する態様におい
ては、製造時あるいは経時的なバラツキによる液体試料
用の多層分析要素の測定値の変動を、参照液用の多層分
析要素の測定値を用いて容易に補正することができると
いう利点を有する。
ては、製造時あるいは経時的なバラツキによる液体試料
用の多層分析要素の測定値の変動を、参照液用の多層分
析要素の測定値を用いて容易に補正することができると
いう利点を有する。
以ド、図面を参照して本発明の実施態様を説明する。
第1図は、本発明の液体試料分析器具の一例を示す斜視
図である。第1A図は、第1図に示した液体試料分析器
具のI−I線に沿った立体断面IAであり、そして第1
B図は、第1図に示した液体試料分析器具の底面図であ
る。
図である。第1A図は、第1図に示した液体試料分析器
具のI−I線に沿った立体断面IAであり、そして第1
B図は、第1図に示した液体試料分析器具の底面図であ
る。
第2図は、第1図に示した液体試料分析器具を構成する
各部材を詳しく説明するために、各構成部材を分離して
示した図である。
各部材を詳しく説明するために、各構成部材を分離して
示した図である。
これらの図に示した態様の液体試料分析′A具は、最上
層にイオン選択層を備えた一対のシート状イオン選択電
極(一対のイオン選択電極は、!1〕いに電気的に分離
された参照液用イオン選択電極および液体試料用イオン
選択電極との組合せからなっている)lla、flbが
、イオン選択層が下側となるように配置され、そして最
上層に液体材l−子定層、最下層に反射測光面を備えた
多層分析要素12aおよび12b(12aおよび12b
は、同種の多層分析要素であり、参照液用多層分析要素
および液体試料用多層分析要素との組合せからなる多層
分析要素対を構成している)が液体付グー予定層が下側
となるように配置されている。
層にイオン選択層を備えた一対のシート状イオン選択電
極(一対のイオン選択電極は、!1〕いに電気的に分離
された参照液用イオン選択電極および液体試料用イオン
選択電極との組合せからなっている)lla、flbが
、イオン選択層が下側となるように配置され、そして最
上層に液体材l−子定層、最下層に反射測光面を備えた
多層分析要素12aおよび12b(12aおよび12b
は、同種の多層分析要素であり、参照液用多層分析要素
および液体試料用多層分析要素との組合せからなる多層
分析要素対を構成している)が液体付グー予定層が下側
となるように配置されている。
第1A図に示されているように、イオン選択電極のイオ
ン選択層表面に液体試料および参照液を付与し、多層分
析要素の液体付与予定層表面に液体試料または参照液を
付!トするための液体材ケ部は、上方の液体点着用開口
13、液体を液体点着用開口からイオン選択層表面およ
び液体付与予定層表面よりも下方の位置に移動させる下
降通路14、液体を次いでイオン選択層表面の直下およ
び液体付与予定層表面の直下に水平方向に移動させる水
平通路15、および液体を次いでイオン選択層の表面位
置および液体付与予定層の表面位置まで上昇させる上昇
通路16a、16b、16cから構成されている。
ン選択層表面に液体試料および参照液を付与し、多層分
析要素の液体付与予定層表面に液体試料または参照液を
付!トするための液体材ケ部は、上方の液体点着用開口
13、液体を液体点着用開口からイオン選択層表面およ
び液体付与予定層表面よりも下方の位置に移動させる下
降通路14、液体を次いでイオン選択層表面の直下およ
び液体付与予定層表面の直下に水平方向に移動させる水
平通路15、および液体を次いでイオン選択層の表面位
置および液体付与予定層の表面位置まで上昇させる上昇
通路16a、16b、16cから構成されている。
水平通路15には、毛管現象を生じうる連続微細間隙を
有する(本明細書ではこれを多孔性という)液体移送用
多孔性部材(綿包帯布、綿ガーゼまたは連続間隙を有す
る不織布等)17を充填することが液体の円滑な移送に
とって好ましい、また液体移送用多孔性部材の充填は、
参照液と液体試料が少量となる場合に特に有利である。
有する(本明細書ではこれを多孔性という)液体移送用
多孔性部材(綿包帯布、綿ガーゼまたは連続間隙を有す
る不織布等)17を充填することが液体の円滑な移送に
とって好ましい、また液体移送用多孔性部材の充填は、
参照液と液体試料が少量となる場合に特に有利である。
なお、液体移送用多孔性部材は、L外通路16a、16
b、16c、16dにも収容してもよい。
b、16c、16dにも収容してもよい。
一般に多層分析要素の最上層の液体打手予定層としては
、液体試料計量作用(メータリング・エフェクト)を有
する多孔性の展開層が設けられる。本発明の水平通路に
多孔性部材が充填された態様では、使用する多層分析要
素を多孔性の展開層を有する形態とすることも、有しな
い形態とすることができるという利点を有する。
、液体試料計量作用(メータリング・エフェクト)を有
する多孔性の展開層が設けられる。本発明の水平通路に
多孔性部材が充填された態様では、使用する多層分析要
素を多孔性の展開層を有する形態とすることも、有しな
い形態とすることができるという利点を有する。
なお水平通路15の先端部には液の移送を円滑にすすめ
るための空気抜き孔18が備えられている。
るための空気抜き孔18が備えられている。
二対のイオン選択電極11a、llbおよび一対の多層
分析要素12a、12bはプラスチック製の上部枠体2
1に収容され5通常は固定状態にある。このト部枠体2
1には開口部として液体点着用開口13が設けられてお
り、その二個の開口部(参照液点着用開口部および液体
試料点着用開口部)を横切るようにして、それぞれの開
口部に点着された液体(参1埠液と液体試料)をη−い
に電気的に導通させるためのブリッジ(例えば、ポリエ
チレンテレフタレート繊維加熱糸(IvI積糸)などの
糸ブリ、シ)19が備えられている。
分析要素12a、12bはプラスチック製の上部枠体2
1に収容され5通常は固定状態にある。このト部枠体2
1には開口部として液体点着用開口13が設けられてお
り、その二個の開口部(参照液点着用開口部および液体
試料点着用開口部)を横切るようにして、それぞれの開
口部に点着された液体(参1埠液と液体試料)をη−い
に電気的に導通させるためのブリッジ(例えば、ポリエ
チレンテレフタレート繊維加熱糸(IvI積糸)などの
糸ブリ、シ)19が備えられている。
さらに上部枠体21には、空気抜き孔18および多層分
析要素の反射測光面に対応する位置の開目部(以ド、比
色分析口と略す)20が設けられている。この比色分析
口20は、多層分析要素の比色分析の為の入射光と反射
光の通路として機能する。
析要素の反射測光面に対応する位置の開目部(以ド、比
色分析口と略す)20が設けられている。この比色分析
口20は、多層分析要素の比色分析の為の入射光と反射
光の通路として機能する。
なお図には示していないが、液体へ着用開目13の開口
部の周囲には小突起領域を設け、点着供給される液体が
開口部の外側に溢れ出すのを防ぐとともに、液体の点着
を容易確実にするガイドとすることができる。
部の周囲には小突起領域を設け、点着供給される液体が
開口部の外側に溢れ出すのを防ぐとともに、液体の点着
を容易確実にするガイドとすることができる。
上部枠体21のF部にはシート状の水不透過性中間部材
(例えば、プラスチック酸のマスク)22が設けられる
6点着供給された液体の下降通路14の一部、および液
体のにyI通路16a、16b、16cは、このシート
軟水不透過性中間部材に開「】の形状で形成されている
3水不透過性中間部材22は、上部枠体21の下面に接
着剤(感圧接着剤、感熱接着剤など)、熱融着、あるい
は物理的係合材により接合されていることがq!ましい
。また水不透過性中間部材は、イオン選択電極または多
層分析要素と互いに接触(接着を含む)しても、層れて
いてもよい。
(例えば、プラスチック酸のマスク)22が設けられる
6点着供給された液体の下降通路14の一部、および液
体のにyI通路16a、16b、16cは、このシート
軟水不透過性中間部材に開「】の形状で形成されている
3水不透過性中間部材22は、上部枠体21の下面に接
着剤(感圧接着剤、感熱接着剤など)、熱融着、あるい
は物理的係合材により接合されていることがq!ましい
。また水不透過性中間部材は、イオン選択電極または多
層分析要素と互いに接触(接着を含む)しても、層れて
いてもよい。
シート状水不透過性中間部材22の下側には、プラスチ
ック酸の上部枠体23が配設される。
ック酸の上部枠体23が配設される。
氷モ通路15は、この上部枠体23に凹陥部として形成
されている。この木+通路15には、所望により液体移
送用多孔性部材17が充填(収容)される。液体移送用
多孔性部材17は氷+1通路15に固定されていてもよ
い。
されている。この木+通路15には、所望により液体移
送用多孔性部材17が充填(収容)される。液体移送用
多孔性部材17は氷+1通路15に固定されていてもよ
い。
上部枠体23の両側部には、イオン選択電極11a、1
1bの各々の電気接続用領域24a、24bを下方に向
けて露出させるための切り欠き部25が設けられている
(第1B図参照)。このνjり欠き部25は、複数対の
イオン選択電極のそれぞれに合わせて個別に形成しても
よく、また仝てのイオン選択電極の′電気接続用領域を
、器具の両側に設けた一対の切り欠き部により露出させ
るようにしてもよい0図面に示されているのは後者の例
である。
1bの各々の電気接続用領域24a、24bを下方に向
けて露出させるための切り欠き部25が設けられている
(第1B図参照)。このνjり欠き部25は、複数対の
イオン選択電極のそれぞれに合わせて個別に形成しても
よく、また仝てのイオン選択電極の′電気接続用領域を
、器具の両側に設けた一対の切り欠き部により露出させ
るようにしてもよい0図面に示されているのは後者の例
である。
上部枠体23は水不透過性中間部材22のド面に接着剤
(感圧接着剤、感熱接着剤など)、熱融着1あるいは物
理的保合材により接合されていることが望ましい。
(感圧接着剤、感熱接着剤など)、熱融着1あるいは物
理的保合材により接合されていることが望ましい。
なお、イオノ選択′屯極および多層分析要素の充填、お
よび所9Iにより用いられる液体移送用多孔性部材の充
填が可能である限り、上部枠体、水不透過性中間部材お
よび下部枠体の全部あるいは一部が一体として成形され
ていてもよい。また、上部枠体、水不透過性中間部材お
よび下部枠体のいずれについても、それぞれを一体とす
る必要は特になく、上部枠体、水不透過性中間部材およ
び上部枠体のいずれについても複数の部材から構成する
ことができる。
よび所9Iにより用いられる液体移送用多孔性部材の充
填が可能である限り、上部枠体、水不透過性中間部材お
よび下部枠体の全部あるいは一部が一体として成形され
ていてもよい。また、上部枠体、水不透過性中間部材お
よび下部枠体のいずれについても、それぞれを一体とす
る必要は特になく、上部枠体、水不透過性中間部材およ
び上部枠体のいずれについても複数の部材から構成する
ことができる。
上部枠体、水不透過性中間部材および上部枠体は形状保
持性のある所9!の材#lから製造することができるが
、成形性、耐衝撃強度などの諸性性を考慮するとプラス
チック材料から形成することが好ましい0例えば、プラ
スチック材料を所望の型に入れてモールド成形する方法
、シート状プラスチ−2り材料を用いる絞り成形などの
公知の方法を利用することができる。
持性のある所9!の材#lから製造することができるが
、成形性、耐衝撃強度などの諸性性を考慮するとプラス
チック材料から形成することが好ましい0例えば、プラ
スチック材料を所望の型に入れてモールド成形する方法
、シート状プラスチ−2り材料を用いる絞り成形などの
公知の方法を利用することができる。
第3図は、本発明の液体試料分析器具の別の態様を、前
記第2図と同様に液体試料分析器具を構成する各部材を
詳しく説明するように、各構成部材を分離して示した図
である。
記第2図と同様に液体試料分析器具を構成する各部材を
詳しく説明するように、各構成部材を分離して示した図
である。
この図に示した態様の液体試料分析器具においても、最
上層にイオン選択層を備えた二対のシート状イオン選択
電極31a、31bが、イオン選択層が下側となるよう
に配おされ、モして最」二層に液体材ケー予定層、最下
層に反射測光面を備えた多層分析要素32a、32b(
32aと32bは、多層分析要素対を構成している)が
液体材り一予定層が下側となるように配置されている。
上層にイオン選択層を備えた二対のシート状イオン選択
電極31a、31bが、イオン選択層が下側となるよう
に配おされ、モして最」二層に液体材ケー予定層、最下
層に反射測光面を備えた多層分析要素32a、32b(
32aと32bは、多層分析要素対を構成している)が
液体材り一予定層が下側となるように配置されている。
二対のイオン選択電極31a、31bおよび一対の多層
分析要素32a、32bは、前記の例と同様に、プラス
チック製の上部枠体41に収容され、通常は固定状態に
ある。この土部枠体41には、多層分析要素の反射測光
面に対応する位置に開口部(比色分析口)40が設けら
れている。
分析要素32a、32bは、前記の例と同様に、プラス
チック製の上部枠体41に収容され、通常は固定状態に
ある。この土部枠体41には、多層分析要素の反射測光
面に対応する位置に開口部(比色分析口)40が設けら
れている。
第3図の例では、h部枠体41に開口部として1没けら
れている液体点着用138口33は、Ii〜2図に示し
た例よりも水平通路35の中央寄りに位置している。こ
のような構成にすることにより。
れている液体点着用138口33は、Ii〜2図に示し
た例よりも水平通路35の中央寄りに位置している。こ
のような構成にすることにより。
液体点着用量[]33とその位置から最も遠い多層分析
要素との間の距離が第1〜2図に示した例の分析器具に
比較して近くなるため、粘度の高い液体を試料として用
いる場合に有利となる。また、上記液体点着用開口33
は、一対の開口(液体試料用および参IQ液用)が融合
した形p3となっている。このように、一対の開口が融
合している態様も本発明に含まれる。
要素との間の距離が第1〜2図に示した例の分析器具に
比較して近くなるため、粘度の高い液体を試料として用
いる場合に有利となる。また、上記液体点着用開口33
は、一対の開口(液体試料用および参IQ液用)が融合
した形p3となっている。このように、一対の開口が融
合している態様も本発明に含まれる。
E部枠体41の上部には、その液体点着用開口33の開
口部に対応する位はに二個の開口@46を有するブリッ
ジ支持部材47が置かれる。この二個の開口部46を横
切るようにして、液体点着用開口の各々の部位に点着さ
れた液体(参照液と液体試$4)を互いに゛11L気的
に導通させるためのブリフシ39が備えられている。な
お、このブリッジ支持部材は、一対のイオン選択電極と
実質的に同じサイズであることが好ましい。
口部に対応する位はに二個の開口@46を有するブリッ
ジ支持部材47が置かれる。この二個の開口部46を横
切るようにして、液体点着用開口の各々の部位に点着さ
れた液体(参照液と液体試$4)を互いに゛11L気的
に導通させるためのブリフシ39が備えられている。な
お、このブリッジ支持部材は、一対のイオン選択電極と
実質的に同じサイズであることが好ましい。
ブリッジ支持部材47のド側にはシート状の水不透過性
中間部材(例えば、プラスチック製のマスク)42が設
けられる。、【前着供給された液体のド降通路34の
部、および液体のL針通路36a、36b、36cは、
このシート状水不透過性中間部材に開口の形状で形成さ
れている。水不透過性中間部材42は、ブリッジ支持部
材47および上部枠体41の下面に接着剤(感圧接着剤
、感熱接着剤など)、熱融着、あるいは物理的係合材に
より接合されていることが望ましい、また水不透過性中
間部材は、イオン選択電極または多層分析要素と互いに
接触しても、離れていてもよいことは前述した例と同様
である。
中間部材(例えば、プラスチック製のマスク)42が設
けられる。、【前着供給された液体のド降通路34の
部、および液体のL針通路36a、36b、36cは、
このシート状水不透過性中間部材に開口の形状で形成さ
れている。水不透過性中間部材42は、ブリッジ支持部
材47および上部枠体41の下面に接着剤(感圧接着剤
、感熱接着剤など)、熱融着、あるいは物理的係合材に
より接合されていることが望ましい、また水不透過性中
間部材は、イオン選択電極または多層分析要素と互いに
接触しても、離れていてもよいことは前述した例と同様
である。
シート状水不透過性中間部材42のド側には。
プラスチック製のf部枠体43が配設される。
水モ通路″34は、このT部枠体43に凹陥部として形
成されている。そして、この水シ通路34には、所望に
より液体移送用多孔性部材37が充填される。なお、液
体移送用多孔性部材37は水f通路34に固定されてい
てもよい。
成されている。そして、この水シ通路34には、所望に
より液体移送用多孔性部材37が充填される。なお、液
体移送用多孔性部材37は水f通路34に固定されてい
てもよい。
上部枠体43の両側部には、イオン選択゛電極31a、
31bの各々の電気接続用領域をr方に向けて露出させ
るための切り欠き部45が設けられている。
31bの各々の電気接続用領域をr方に向けて露出させ
るための切り欠き部45が設けられている。
また第3図に示した態様の測定器具では、イオン選択電
極および多層分析要素が、液体のド降通路34の両側に
振り分けられているため、下部枠体43の両端部に空気
抜き孔38a、38bが設けられている。
極および多層分析要素が、液体のド降通路34の両側に
振り分けられているため、下部枠体43の両端部に空気
抜き孔38a、38bが設けられている。
上部枠体43は水不透過性中間部材42のド面に接着剤
(感圧接着剤、感熱接着剤など)、熱融着、あるいは物
理的係合材により接合されていることが望ましい。
(感圧接着剤、感熱接着剤など)、熱融着、あるいは物
理的係合材により接合されていることが望ましい。
なお、イオン選択電極および多層分析要素の充填、およ
び所望により用いられる液体移送用多孔性部材の充填が
rif能である限り、に部枠体、ブリッジ支持部材、水
不透過性中間部材および′F上部枠体全部あるいは一部
が一体として成型されていてもよい、また、各部材が複
数の部材から構成されていてもよいこと、そして各部材
は任意の材料から形成されていてもよいことも前述の例
と同様である。
び所望により用いられる液体移送用多孔性部材の充填が
rif能である限り、に部枠体、ブリッジ支持部材、水
不透過性中間部材および′F上部枠体全部あるいは一部
が一体として成型されていてもよい、また、各部材が複
数の部材から構成されていてもよいこと、そして各部材
は任意の材料から形成されていてもよいことも前述の例
と同様である。
第3図に示した分析器具は上記のように上部枠体とブリ
ッジ支持部材とを分離した態様であり、それぞれが弔純
な形態の部材となるため、製造が容易になるとの利点が
ある。
ッジ支持部材とを分離した態様であり、それぞれが弔純
な形態の部材となるため、製造が容易になるとの利点が
ある。
また、第3図に示した分析器具においては糸ブリッジが
上部枠体に固定されず、独ケしたブリッジ支持部材に固
定されているので、ことに糸ブリッジ固定のための熱融
着操作時の歪みがF部枠体に発生せず、よってイオン選
択電極あるいは多層分析要素に歪みが波及することがな
い。従って、分析器具の製造時の組み立て精度が高めら
れることになり、その結果高精度の液体試料分析器具が
得られやすいとの利点もある。
上部枠体に固定されず、独ケしたブリッジ支持部材に固
定されているので、ことに糸ブリッジ固定のための熱融
着操作時の歪みがF部枠体に発生せず、よってイオン選
択電極あるいは多層分析要素に歪みが波及することがな
い。従って、分析器具の製造時の組み立て精度が高めら
れることになり、その結果高精度の液体試料分析器具が
得られやすいとの利点もある。
なお、第1〜2図および第3 Ijにより本発明の液体
試料分析器JLの代表的な態様を示したが、本発明の液
体試料分析器具はこれらのq;様に限定されるものでは
ない。例えば 第1〜2図および第3図により小された
それぞれの特徴的構成を相mに組合わせた!g様の液体
試料分析器共等も、未発)房1の液体試料分析器具の好
ましい態様である。
試料分析器JLの代表的な態様を示したが、本発明の液
体試料分析器具はこれらのq;様に限定されるものでは
ない。例えば 第1〜2図および第3図により小された
それぞれの特徴的構成を相mに組合わせた!g様の液体
試料分析器共等も、未発)房1の液体試料分析器具の好
ましい態様である。
また1本Q l+の液体試料分析器具に用いることがで
きるイオン選択゛市極対および多層分析要素の数は、F
−記二太り態様例に限られることはなく、実用F−必要
とされるだけの数を配置することが可能である。
きるイオン選択゛市極対および多層分析要素の数は、F
−記二太り態様例に限られることはなく、実用F−必要
とされるだけの数を配置することが可能である。
本発明の分析器具においては、ブリッジおよび液体移送
用多孔性部材としてはt管現象を生じうる連続微細間隙
をイfする(多孔性)素材から適宜に選択して用いるこ
とができる。ブリッジ用多孔性宋材としては、加熱糸の
他、メンブランフィルタ、濾紙、特開昭55−2049
9号公報に2依の表面に疎水性有機ポリマ一層をラミネ
ートした濾紙等を用いることができる。また液体移送用
多孔性素材とし−Cは、綿包帯lIj、綿カーゼ不織1
IH5の他に種々の加熱糸性のkm dl、加熱糸性の
−71、メンブランフィルタ、成紙等を用いることがで
きる。
用多孔性部材としてはt管現象を生じうる連続微細間隙
をイfする(多孔性)素材から適宜に選択して用いるこ
とができる。ブリッジ用多孔性宋材としては、加熱糸の
他、メンブランフィルタ、濾紙、特開昭55−2049
9号公報に2依の表面に疎水性有機ポリマ一層をラミネ
ートした濾紙等を用いることができる。また液体移送用
多孔性素材とし−Cは、綿包帯lIj、綿カーゼ不織1
IH5の他に種々の加熱糸性のkm dl、加熱糸性の
−71、メンブランフィルタ、成紙等を用いることがで
きる。
第1図は、本発明の液体試料分析器具の・例を示す斜視
図である。第1A図は、第1図にポした液体試料分析器
具のI−X線に沿った立体断面図であり、そして第1B
図は、第1図に示した液体試料分析器共の底面図である
。 第2図は、第1図に示した液体試料分析器共を構成する
各部材を詳しく1悦(jするために、各構成部材を分離
して示した図である。 第3図は、本発明の液体試料分析器共の別のiL様をJ
−2第2図と同様に、液体試料分析器共を構成する各部
材を詳しく説明するように、各構成部材を分離して示し
た図である。 11a、Llb:イオン選択′Ik極対31a、31b
:イオン選択電極対 12a、12b:多層分析要素 32a、32b:多層分析要素゛ 13.33:液体点着用量[1 14,34,46+液体のド降通路 15.35+液体の水モ通路 16a、16b、16c:液体の上昇通路36a、36
b、36C:液体のh )7通路17.37・液体移送
用多孔性部材 18.38a、38b=空気抜き孔 19.39ニブリツジ 20.40.比色分析「1 21.41:上部枠体 22.42:水不透過性中間部材(マスク)23.43
ニ下部枠体 24a、24b:イオン通釈電極の 電気接続用領域 25.45:リノリ欠き部 47・ブリッジ支持部材 特1j′1出願人 富1:写真フィルム株式会社代
理 人 ブr理1丁 柳 川 泰 男
第2図
図である。第1A図は、第1図にポした液体試料分析器
具のI−X線に沿った立体断面図であり、そして第1B
図は、第1図に示した液体試料分析器共の底面図である
。 第2図は、第1図に示した液体試料分析器共を構成する
各部材を詳しく1悦(jするために、各構成部材を分離
して示した図である。 第3図は、本発明の液体試料分析器共の別のiL様をJ
−2第2図と同様に、液体試料分析器共を構成する各部
材を詳しく説明するように、各構成部材を分離して示し
た図である。 11a、Llb:イオン選択′Ik極対31a、31b
:イオン選択電極対 12a、12b:多層分析要素 32a、32b:多層分析要素゛ 13.33:液体点着用量[1 14,34,46+液体のド降通路 15.35+液体の水モ通路 16a、16b、16c:液体の上昇通路36a、36
b、36C:液体のh )7通路17.37・液体移送
用多孔性部材 18.38a、38b=空気抜き孔 19.39ニブリツジ 20.40.比色分析「1 21.41:上部枠体 22.42:水不透過性中間部材(マスク)23.43
ニ下部枠体 24a、24b:イオン通釈電極の 電気接続用領域 25.45:リノリ欠き部 47・ブリッジ支持部材 特1j′1出願人 富1:写真フィルム株式会社代
理 人 ブr理1丁 柳 川 泰 男
第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(1)互いに電気的に分離され、最上層にイオン選
択層を備えた同種のイオン選択電極二個で構成される、
少なくとも一対のイオン選択電極対がイオン選択層が下
側となるように配置され;(2)最上層に液体付与予定
層、最下層に反射測光面を備えた、少なくとも一個の多
層分析要素が液体付与予定層が下側となるように配置さ
れ;(3)上方に設けられた一対の液体点着部、液体試
料および参照液を液体点着部から一対とされたイオン選
択電極のそれぞれのイオン選択層表面と多層分析要素の
液体付与予定層表面よりも下方の位置に移動させる下降
通路、液体試料または参照液を次いでイオン選択層表面
の直下および液体付与予定層表面の直下に水平方向に移
動させる水平通路、および液体試料または参照液を次い
でイオン選択層の表面位置および液体付与予定層の表面
位置まで上昇させる上昇通路よりなる液体付与部を有し
;(4)液体試料および参照液を互いに電気的に導通さ
せるためのブリッジを有し;(5)これらを載置固定す
る枠体を有する液体試料分析器具。 2、同種の多層分析要素二個で多層分析要素対を構成し
、該多層分析要素対を少なくとも一対有することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の分析器具。 3、上記水平通路に液体移送用多孔性部材が充填されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の分析
器具。 4、上記上昇通路の少なくとも一部に液体移送用多孔性
部材が充填されていることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の分析器具。 5、イオン選択電極対および多層分析要素が、( I )
それぞれの液体点着部に相当する開口部を有し、そして
多層分析要素の反射測光面に対応する位置に開口部を有
する上部枠体、(II)下降通路と上昇通路に対応する位
置に開口部を有する水不透過性中間部材、および(III
)水平通路を形成する凹陥部を有する下部枠体よりなる
容器に備えられ、ブリッジが上部枠体の上記開口部を横
切るように上部枠体に固定されていることを特徴とする
特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかの項記載の
分析器具。 6、イオン選択電極対および多層分析要素が、( I )
それぞれの液体点着部に相当する開口部を有し、そして
多層分析要素の反射測光面に対応する位置に開口部を有
する上部枠体、(IV)上記液体点着用開口に対応する位
置に開口部を有するブリッジ支持部材、(II)下降通路
と上昇通路に対応する位置に開口部を有する水不透過性
中間部材、および(III)水平通路を形成する凹陥部を
有する下部枠体よりなる容器に備えられ、ブリッジがブ
リッジ支持部材の上記開口部を横切るように該支持部材
に固定されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
項乃至第4項のいずれかの項記載の分析器具。 7、上記多層分析要素が脂質濃度測定用であり、かつ上
記イオン選択電極がアルカリ金属イオン測定用であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の分析器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60234293A JPS6293652A (ja) | 1985-10-19 | 1985-10-19 | 液体試料分析器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60234293A JPS6293652A (ja) | 1985-10-19 | 1985-10-19 | 液体試料分析器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6293652A true JPS6293652A (ja) | 1987-04-30 |
Family
ID=16968717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60234293A Pending JPS6293652A (ja) | 1985-10-19 | 1985-10-19 | 液体試料分析器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6293652A (ja) |
-
1985
- 1985-10-19 JP JP60234293A patent/JPS6293652A/ja active Pending
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