JPS6291708A - プラントのウオ−ミング制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、高速増殖炉発電プラント等のプラントに配置
され蒸気を過熱する過熱器、過熱器入口配管、過熱器出
口配管のウオーミングを行うプラン１〜のウオーミング
制御装置に関する。

［発明の技術的背嬌とその問題点１ 一般に、高速増殖炉発電プラントは、液体金属ナトリウ
ムを循環し、高速増殖炉で発生した咳エネルギーを中間
熱交換器に移送する一次冷却系と、中間熱交換器からの
エネルギーＳ：蒸気発生器に移送する二次冷却系と、蒸
気発生器で１−Ｉｋエネルギーにより蒸気タービンを駆
動する水／′熱蒸気とから構成されている。

このような水／蒸気系の蒸発器で発生した蒸気は、過熱
器により過熱され蒸気タービンに送られるが、この過熱
器、過熱器入口配管、過熱器出口配管には、蒸発器で発
生した高温の蒸気か流通されるため、プラントの起動運
転時には、あらかじめウオーミングを行い、これらの配
管、過熱器に１叫ねるり一−マルス１〜レスを低減しな
（ｆればならない。

このような過熱器、過熱器入口配管、過熱器出口配管の
つＡ−ミンクは、補助ボイラからの過熱蒸気または蒸発
器からの過熱蒸気を用いて行われ、（メ１来は運転員か
過熱器の入口配管温度、出口配管温度およびその温度上
品率等を酩視しながら過熱器入口バイパス蒸気加減弁の
弁開度を操作して行っていた。

しかしながらこのようなプラン１へのウオーミングには
、熟練した運転員の経験を必要とし、運転員の増加およ
び運転Ｖへの負担の増加を招き、また運転員の操作ミス
により過熱器、過熱器入口配管、過熱器出口配管にナー
マルスＩヘレスか加わりプラントの健全性が損われる可
能性があるという問題があった。

［発明の目的１ 本発明は、かかる従来の事情に対処してなされたもので
、プラン１への過熱器、過熱器入口配管、過熱器出口配
管のウオーミングを、運転員の手を介さず自動的に行う
ことができ、運転員の削減および運転員の負担の低減を
行い、かつ、プラントの信頼性の向上を図ることのでき
るプラン１〜のウオーミング制御装置を提供しようとす
るものである。

［発明の概要１ すなわら本発明のプラン１〜のウオーミング制御装置は
、過熱器に蒸気を導入する過熱器入口配管に配置された
入口側温度検出器と、過熱された蒸気を導出する過熱器
出口配管に配置された出口側温度検出器と、過熱器入口
バイパス配管に介挿された過熱器入口バイパス蒸気加減
弁および過熱器入口バイパス蒸気止め弁と、前記入口側
温度検出器および前記出口側温度検出器から入力される
入口配管温度および出口配管温度のあらかじめ設定され
たそれぞれの設定値からの偏差により弁開度を決定し前
記過熱器入口バイパス蒸気加減弁の弁開度を操作する制
御手段と、前記入口配管温度および前記出口配管温度の
時間変化率が必らかしめ設定されたそれぞれの設定値を
どららか一方でも越えた場合に前記過熱器入口バイパス
蒸気止め弁を全閉する補助制御手段とを備えたことによ
り、過熱器、過熱器入口配管、過熱器出口配管のウオー
ミングを運転口の手を介さず自動的に行うことがてき、
運転員の削減および運転員の負担の低減を行い、かつ、
プラントの信頼性の向上を図ることのできるようにした
ものである。

［発明の実施例］ 以下、本発明の一実施例の詳細を図面に示す一実施例に
ついて説明づ′る。

第１図は本発明の一実施例のプラントのつｉ　−ミンク
制御装置の）苗成を示すもので、まず、このプラン１〜
では、給水配管１から供給された給水が蒸発器２によっ
て蒸気化され、この蒸気か過熱器入口配管３を通って過
熱器４内に流入し、ここで過熱され過熱器出口配管５を
通って蒸気タービン（図示せず）を回転する。また、蒸
発器２、過熱器４のす１〜リウム側はそれぞれ二次冷却
系の液体す１ヘリウム配管６に接続され、過熱器人口バ
イパス配管３ａの上流側には補助ボイラ（図示けず）か
らの過熱蒸気供給配管７過熱器入ロ配管４に接続されて
おり、過熱器入口バイパス配管３ａには上流側から順に
過熱器入口バイパス蒸気止め弁８、過熱器入口バイパス
蒸気加減弁９、入口側温度検出器１０が配置され、過熱
器出口配管５には出口側温度検出器１１が配置されてい
る。さらにこのプラン１〜には、入口側温度検出器１０
、出口側温度検出器１１から入力される入口配管温度、
出口配管湿度から計緯機直接制御（ＤＤＣ＞により過熱
器入口バイパス蒸気加減弁９の弁開度を操作する制御手
段１２と、入口配管温度と出口配管温度の温度上昇率か
ら計綽典直接制御（ＤＤＣ＞により過熱器入口バイパス
蒸気止め弁８を操作する補助制御手段１３とが配置され
ている。

第２図はこの実施例のプラン１〜のウオーミング制御装
置の動作を示すもので、制御手段１２では入口側温度検
出器１０から入力される入口配管温度と、出口側温度検
出器１１から入力される出口配管温度とを、それぞれあ
らかじめ設定された設定１直Ｓ１、Ｓ２と比較し、この
設定１直、Ｓｌ、Ｓ２からの偏差がｄｌよりも小の場合
は弁開度Ｏ％、ｄｌとｄｌとの間の場合は弁開度×１、
ｄｌよりも大の場合は弁開度×２の信号をそれぞれ平行
して高値優先回路（ト１Ｇ）に出力する。ここてＨＶＧ
では入力された２つの弁開度信号のうち弁開度が人とな
る方を選択し、過熱器入口バイパス蒸気加減弁９の弁開
度を操作し運転員の手を介さずに自動的に過熱器４、過
熱器入口配管３、過熱器出口配管５のウオーミングを行
う。このとき過熱器入口蒸気止め弁１４は全開としてお
く。

一方補助制御手段１３では、入口側温度検出器１０から
入力される入口配管温度と、出口側温度検出器１１から
入力される出口配管温度との時間変化率を計算し、この
時間変化率と、あらかじめ設定された時間変化率の設定
値Ｌ１、Ｌ２とを比較し、それぞれ平行に高値優先回路
（ＨＶＧ）に入力する。ここでＨＶＧは平行に入力され
た２つの信号のうちどちらか一方でも制限値Ｌ１、Ｌ２
を越えている場合には、過熱器入口バイパス蒸気止め弁
８を全開する。

この補助、Ｔ、Ｉ＋御千手段より前記制御手段が小とな
った側に於ＣＵる過度のサーマルストレスを防ぐ事が可
能となり、また過熱器入口バイパス蒸気加減弁９の故障
等による過度のチーマルス１〜レスを防ぐ事が可能とな
る。

このように構成されたプラントのウオーミング制ｉ卸装
置では、過熱器４および過熱器入口配管３、過熱器出口
配管５のつＡ−ミンクを運転員の手を介さず自動的に行
うことができ、運転員の削減および運転員の負担の低減
を図ることができ、ｈつ、補助制御手段により入口配管
温度または出口配管温度の温度上昇率が高くなり、過度
のサーマルストレスを与えるような場合には、過熱器入
口バイパス蒸気止め弁８を全開して過度のサーマルスト
レスか加わることを防止することかでき、プラントの信
頼性の向上を図ることができる。

［発明の効果］ 以上ｊホべたように本発明のプラントのウオーミング制
御装置では、蒸発器からの過熱蒸気または補助ボイラか
らの過熟蒸気を用いＩこ過熱器、過熱器入口配管、過熱
器出口配管のウオーミングを運転口の手を介さず自動的
に行うことができ、運転口の削減および運転員の負担の
低減を行い、かつ、プラントの信頼性の向上を図ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のプラントのウオーミング制
御装置の構成を示す配管系統図、第２図゛　　　は第１
図に示す一実施例の動作を示すブロック図でおる。 ３・・・・・・・・・過熱器入口配管 ３ａ・・・・・・過熱器入口バイパス配管４・・・・・
・・・・過熱器 ５・・・・・・・・・過熱器出口配管 ８・・・・・・・・・過熱器入口バイパス蒸気止め弁９
・・・・・・・・・過熱器入口バイパス蒸気加減弁１０
・・・・・・・・・入口側温度検出器１１・・・・・・
・・・出口側温度検出器１２・・・・・・・・・制御手
段 １３・・・・・・・・・補助制御手段 １４・・・・・・・・・過熱器入口蒸気止め弁第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）過熱器に蒸気を導入する過熱器入口配管に配置さ
   れた入口側温度検出器と、過熱された蒸気を導出する過
   熱器出口配管に配置された出口側温度検出器と、過熱器
   入口バイパス配管に介挿された過熱器入口バイパス蒸気
   加減弁および過熱器入口バイパス蒸気止め弁と、前記入
   口側温度検出器および前記出口側温度検出器から入力さ
   れる入口配管温度および出口配管温度のあらかじめ設定
   されたそれぞれの設定値からの偏差により弁開度を決定
   し前記過熱器入口バイパス蒸気加減弁の弁開度を操作す
   る制御手段と、前記入口配管温度および前記出口配管温
   度の時間変化率があらかじめ設定されたそれぞれの設定
   値をどちらか一方でも越えた場合に前記過熱器入口バイ
   パス蒸気止め弁を全閉する補助制御手段とを備えたこと
   を特徴とするプラントのウォーミング制御装置。