JPS628796Y2 - - Google Patents
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- JPS628796Y2 JPS628796Y2 JP15237881U JP15237881U JPS628796Y2 JP S628796 Y2 JPS628796 Y2 JP S628796Y2 JP 15237881 U JP15237881 U JP 15237881U JP 15237881 U JP15237881 U JP 15237881U JP S628796 Y2 JPS628796 Y2 JP S628796Y2
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- JP
- Japan
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- towel
- roll
- cam
- partition plate
- pulled out
- Prior art date
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 23
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 18
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 3
- 241001272720 Medialuna californiensis Species 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Unwinding Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はロールタオル配給装置に関するもので
ある。
ある。
その目的は、タオルの一定長の引出しが確実に
達成され、手拭用に垂れ下つているタオル長が常
にほぼ同一長さであり、かつ従来の装置の如くタ
オル引出し不可能になるというトラブルが起らな
いという非常にすぐれたロールタオル配給装置を
提供することにある。
達成され、手拭用に垂れ下つているタオル長が常
にほぼ同一長さであり、かつ従来の装置の如くタ
オル引出し不可能になるというトラブルが起らな
いという非常にすぐれたロールタオル配給装置を
提供することにある。
従来、ロールタオル配給装置は手拭用に非常に
便利であるとされているにもかかわらず、装置の
故障が多く引張つてもタオルが出てこなかつた
り、また引出したタオル長と巻き取られるタオル
長が異なり垂れ下り部分が徐々に長くなり、使用
しにくくかつかなり見苦しいもので、他人の手拭
き部分が残つているので衛生上も好ましくないな
ど非常に欠点が多いもので、その普及度はかなり
低いものであつた。
便利であるとされているにもかかわらず、装置の
故障が多く引張つてもタオルが出てこなかつた
り、また引出したタオル長と巻き取られるタオル
長が異なり垂れ下り部分が徐々に長くなり、使用
しにくくかつかなり見苦しいもので、他人の手拭
き部分が残つているので衛生上も好ましくないな
ど非常に欠点が多いもので、その普及度はかなり
低いものであつた。
本考案者は、タオルを引張つても出てこない場
合の故障原因や、手拭部が徐々に長くなる原因を
追求し、これを解決するべく鋭意検討した結果本
考案に達したのである。
合の故障原因や、手拭部が徐々に長くなる原因を
追求し、これを解決するべく鋭意検討した結果本
考案に達したのである。
すなわち、キヤビネツト内に巻装したロールタ
オルを一定の長さづつ繰出しロールを介して引出
し該タオルの1部を手拭用に該キヤビネツトの外
に垂れ下げさせて該タオルの先端側を巻取りロー
ルにて該繰出しロールで引出した長さだけ巻取る
様にしたロールタオル配給装置において、該繰出
しロールの表層部をゴム層とし該ゴム層の外面に
多数の凹凸刻みを設けて該繰出しロールとサンド
ペーパーローラで該タオルを挾着して引出す様に
し、かつ該巻取りロールと該繰出しロールとの間
に回動自在な仕切板を設けて該仕切板に突設した
ストツパーが該キヤビネツトの側壁に穿設したガ
イド孔の端に係止されて該仕切板が該繰出しロー
ルに接圧しない様にしたことを特徴とするロール
タオル配給装置を考案するに至つたのである。
オルを一定の長さづつ繰出しロールを介して引出
し該タオルの1部を手拭用に該キヤビネツトの外
に垂れ下げさせて該タオルの先端側を巻取りロー
ルにて該繰出しロールで引出した長さだけ巻取る
様にしたロールタオル配給装置において、該繰出
しロールの表層部をゴム層とし該ゴム層の外面に
多数の凹凸刻みを設けて該繰出しロールとサンド
ペーパーローラで該タオルを挾着して引出す様に
し、かつ該巻取りロールと該繰出しロールとの間
に回動自在な仕切板を設けて該仕切板に突設した
ストツパーが該キヤビネツトの側壁に穿設したガ
イド孔の端に係止されて該仕切板が該繰出しロー
ルに接圧しない様にしたことを特徴とするロール
タオル配給装置を考案するに至つたのである。
本考案を図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図は本考案装置の概略を示した斜視略図で
ある。
ある。
第2図は本考案装置の駆動機構を示した側面透
視略図である。
視略図である。
これらの図の様にキヤビネツト1の底部に巻装
させたロールタオルaが載置されており、このタ
オルaの先端を繰出しロール2を介して引出し、
キヤビネツト1の下方に手拭用部a′を垂れ下げさ
せて、さらにそのタオルaの先端をキヤビネツト
1内に導びき巻取りロール3に巻取る様にしたも
のである。
させたロールタオルaが載置されており、このタ
オルaの先端を繰出しロール2を介して引出し、
キヤビネツト1の下方に手拭用部a′を垂れ下げさ
せて、さらにそのタオルaの先端をキヤビネツト
1内に導びき巻取りロール3に巻取る様にしたも
のである。
この巻取りロール3は巻上げペーパーローラ4
によつて回転しタオルaを巻上げペーパーローラ
4と巻取りロール3との間に挾みつつ謂ゆる周巻
き式に巻込んで行くもので、巻取りロール3はタ
オルaが巻き取られて行くに応じて太くなつて行
くので切込みガイド5に沿つて移動するものとな
つている。
によつて回転しタオルaを巻上げペーパーローラ
4と巻取りロール3との間に挾みつつ謂ゆる周巻
き式に巻込んで行くもので、巻取りロール3はタ
オルaが巻き取られて行くに応じて太くなつて行
くので切込みガイド5に沿つて移動するものとな
つている。
一方、繰出しロール2を介して引出されるタオ
ルaはこの繰出しロール2とサンドペーパーロー
ラ6とに挾着されつつ引出される様になつてお
り、このサンドペーパーローラ6と前記の巻上げ
ペーパーローラ4との間にメインギア7が介在し
ていてサンドペーパーローラ6と巻上げペーパー
ローラ4との回転数が等しくなる様つまり引出し
と巻取りとの長さが等しい様に調節されているの
である。
ルaはこの繰出しロール2とサンドペーパーロー
ラ6とに挾着されつつ引出される様になつてお
り、このサンドペーパーローラ6と前記の巻上げ
ペーパーローラ4との間にメインギア7が介在し
ていてサンドペーパーローラ6と巻上げペーパー
ローラ4との回転数が等しくなる様つまり引出し
と巻取りとの長さが等しい様に調節されているの
である。
つまり第2図の如く、サンドペーパーローラ6
の一端側にはギア6′が、巻上げペーパーローラ
4の一端側にはギア4′がそれぞれ取付けられて
おり、これがメインギア7を介して同一方向に同
一長さだけ回転する様になつているのである。
の一端側にはギア6′が、巻上げペーパーローラ
4の一端側にはギア4′がそれぞれ取付けられて
おり、これがメインギア7を介して同一方向に同
一長さだけ回転する様になつているのである。
なお、図における仕切板8は繰出しロール2と
巻取りロール3との間に、支点9を中心として回
動自在に移動し得る様取付けられたものである。
巻取りロール3との間に、支点9を中心として回
動自在に移動し得る様取付けられたものである。
また、この装置においてタオルaを引張るとそ
の摩擦力によりサンドペーパーローラ6が繰出し
ロール2と共に回転し、ギア6′が回転してメイ
ンギア7を回転させ、これがギア4′を回転させ
て巻上げペーパーローラ4を回転させるのである
が、タオルaの一定長さを引出すとカム機構によ
りメインギア7が停止しそれ以上は引出せない仕
組みになつており、かつこのカム機構が元の引出
し可能な状態に戻るまでには所定の時間を必要と
する様に時間遅延機構が設けられていることは従
来のタオル配給装置と同様である。
の摩擦力によりサンドペーパーローラ6が繰出し
ロール2と共に回転し、ギア6′が回転してメイ
ンギア7を回転させ、これがギア4′を回転させ
て巻上げペーパーローラ4を回転させるのである
が、タオルaの一定長さを引出すとカム機構によ
りメインギア7が停止しそれ以上は引出せない仕
組みになつており、かつこのカム機構が元の引出
し可能な状態に戻るまでには所定の時間を必要と
する様に時間遅延機構が設けられていることは従
来のタオル配給装置と同様である。
つまり、このカム機構と時間遅延機構とはタオ
ルが無制限に次々と引出されるのを防止している
ものである。
ルが無制限に次々と引出されるのを防止している
ものである。
本考案は以上の如きタオル配給装置において、
その繰出しロール2と仕切板8とに最も大きな特
徴を有するもので、これによつてカム機構の復元
が確実に達成される様になり、しかもタオルの引
出し長さと巻取り長さがほぼ等しくなる様に改善
されたのである。
その繰出しロール2と仕切板8とに最も大きな特
徴を有するもので、これによつてカム機構の復元
が確実に達成される様になり、しかもタオルの引
出し長さと巻取り長さがほぼ等しくなる様に改善
されたのである。
第3図は本考案装置における繰出しロール2の
断面図である。
断面図である。
この図の様に本考案における繰出しロール2の
表層部にはゴム層2Aが設けられていて、このゴ
ム層2Aの外面には多数の凹凸刻み2A′が設け
られているのである。
表層部にはゴム層2Aが設けられていて、このゴ
ム層2Aの外面には多数の凹凸刻み2A′が設け
られているのである。
このゴム層2Aは後述する如くカム機構を復元
させるのにすぐれた効果を発揮し、凹凸刻み2
A′はサンドペーパーが捲装されたサンドペーパ
ーローラ6との挾着による相乗作用でタオルaが
滑るのを防止し、余分な長さが空転して引出され
るのを妨げ引出し長さと巻取り長さを等しくする
効果を発揮するものである。
させるのにすぐれた効果を発揮し、凹凸刻み2
A′はサンドペーパーが捲装されたサンドペーパ
ーローラ6との挾着による相乗作用でタオルaが
滑るのを防止し、余分な長さが空転して引出され
るのを妨げ引出し長さと巻取り長さを等しくする
効果を発揮するものである。
第4図は本考案における仕切板の作用を示した
側面透視略図で、破線で示した方が手前に存在す
るキヤビネツト側壁となつているものである。
側面透視略図で、破線で示した方が手前に存在す
るキヤビネツト側壁となつているものである。
この図の様にキヤビネツト1の側壁に支点穴1
0とガイド孔11を穿設して仕切板8の支点9が
この支点穴10に支承されてここを回動中心とし
て矢印イの如く回動できる様にし、この回動可能
な範囲が仕切板8に突設したストツパー12をガ
イド孔11に案内させることによつて制限される
様になつているのである。
0とガイド孔11を穿設して仕切板8の支点9が
この支点穴10に支承されてここを回動中心とし
て矢印イの如く回動できる様にし、この回動可能
な範囲が仕切板8に突設したストツパー12をガ
イド孔11に案内させることによつて制限される
様になつているのである。
つまり、第4図の如く仕切板8が繰出しロール
2に接近してもこのストツパー12がガイド孔1
1の端に係止されるのでそれ以上近づくことがで
きず、この仕切板8は図の如く巻取りロール3に
タオルaが多く巻き取られても繰出しロール2に
かかつているタオルaに接圧することはないので
ある。
2に接近してもこのストツパー12がガイド孔1
1の端に係止されるのでそれ以上近づくことがで
きず、この仕切板8は図の如く巻取りロール3に
タオルaが多く巻き取られても繰出しロール2に
かかつているタオルaに接圧することはないので
ある。
従来のタオル配給装置ではこの仕切板が繰出し
ロール2に接圧することが多く、これがカム機構
の正常な作用を妨げていたのである。
ロール2に接圧することが多く、これがカム機構
の正常な作用を妨げていたのである。
本考案では仕切板8が繰出しロール2に接圧し
ないこと、及び繰出しロール2がゴム層2Aを有
していることとが作用して以下に述べる如くカム
機構が正常に作動するのである。
ないこと、及び繰出しロール2がゴム層2Aを有
していることとが作用して以下に述べる如くカム
機構が正常に作動するのである。
第5図は本考案の効果を理解するために必要な
本装置のカム機構を示した側面略図で、はタオ
ル引出し前の状態、はタオル引出し中の状態、
はタオル引出しが停止されたときの状態を示し
ている。
本装置のカム機構を示した側面略図で、はタオ
ル引出し前の状態、はタオル引出し中の状態、
はタオル引出しが停止されたときの状態を示し
ている。
まず第5図の如く、メインギア7には半月形
カム板13が一体に設けられていてさらにその端
部にカム突起14が突設されている。一方、回動
中心15を中心にして回動し得る扇形カム16が
キヤビネツト1に取付けられており、この扇形カ
ム16の上端部にカム谷17が設けられ、メイン
ギア7のカム突起14がこのカム谷17に掛合し
得る様になつている。また扇形カム16の裏側に
は裏突起カム18が突設されていて前記の半月形
カム板13の円弧縁と当接し得る様になつている
のである。
カム板13が一体に設けられていてさらにその端
部にカム突起14が突設されている。一方、回動
中心15を中心にして回動し得る扇形カム16が
キヤビネツト1に取付けられており、この扇形カ
ム16の上端部にカム谷17が設けられ、メイン
ギア7のカム突起14がこのカム谷17に掛合し
得る様になつている。また扇形カム16の裏側に
は裏突起カム18が突設されていて前記の半月形
カム板13の円弧縁と当接し得る様になつている
のである。
また、第5図における押し杆19は扇形カム
16の回動に応じて2個の吸盤体20を合掌させ
てなる時間遅延機構をスプリング21の押圧に抗
して密着させるものである。
16の回動に応じて2個の吸盤体20を合掌させ
てなる時間遅延機構をスプリング21の押圧に抗
して密着させるものである。
第5図の状態からタオルaを引き始めるとメ
インギア7は図の矢印ロの如く回転し、カム突起
14が扇形カム16を回動させて第5図の状態
を経過することになる。
インギア7は図の矢印ロの如く回転し、カム突起
14が扇形カム16を回動させて第5図の状態
を経過することになる。
この時2個の吸盤体20は密着して扇形カム1
6を吸引した状態を保つ。カム突起14がカム谷
17から外れると同時に裏突起カム18が半月形
カム板13の円弧縁と当接して扇形カム16はメ
インギア7の回転中そのままの状態を保つのであ
る。
6を吸引した状態を保つ。カム突起14がカム谷
17から外れると同時に裏突起カム18が半月形
カム板13の円弧縁と当接して扇形カム16はメ
インギア7の回転中そのままの状態を保つのであ
る。
そして、カム突起14が第5図の如く扇形カ
ム16の弧状縁に当るとメインギア7が停止しタ
オルaの引出しが止まるのである。この時裏突起
カム18は半月形カム板13から外れる様になつ
ている。
ム16の弧状縁に当るとメインギア7が停止しタ
オルaの引出しが止まるのである。この時裏突起
カム18は半月形カム板13から外れる様になつ
ている。
正常状態の場合には時間遅延機構のノズル22
から空気が入つて吸盤体20が膨れると吸付け作
用が解放されスプリング21の作用で扇形カム1
6が復元してカム谷17にカム突起14が入つて
次の回転準備が完了するのである。
から空気が入つて吸盤体20が膨れると吸付け作
用が解放されスプリング21の作用で扇形カム1
6が復元してカム谷17にカム突起14が入つて
次の回転準備が完了するのである。
なお、この場合扇形カム16の弧状縁の曲率中
心23は回動中心15ではなく図の如く偏心位置
にあり、したがつてカム突起14が一旦扇形カム
16に当つてもこの扇形カム16の回動による復
元を何ら妨げない筈であるとされているのであ
る。
心23は回動中心15ではなく図の如く偏心位置
にあり、したがつてカム突起14が一旦扇形カム
16に当つてもこの扇形カム16の回動による復
元を何ら妨げない筈であるとされているのであ
る。
しかし、タオルaは人が引張るものであり、そ
の引き方は様々であるため、その引き方によつて
はこのカム突起14が扇形カム16の弧状縁に当
つた状態のままで動かなくなる場合が非常に多
く、したがつて時間遅延機構が外れてスプリング
21が作用しても扇形カム16が第5図の状態
のまま動かなくなることが非常に多く、従来のロ
ールタオル配給装置の最大の欠点となつていたの
である。
の引き方は様々であるため、その引き方によつて
はこのカム突起14が扇形カム16の弧状縁に当
つた状態のままで動かなくなる場合が非常に多
く、したがつて時間遅延機構が外れてスプリング
21が作用しても扇形カム16が第5図の状態
のまま動かなくなることが非常に多く、従来のロ
ールタオル配給装置の最大の欠点となつていたの
である。
ところが、本考案の如く繰出しロール2にゴム
層2Aを設け、タオルaをこのゴム層2Aとサン
ドペーパーローラ6のサンドペーパーとで挾んで
引張つてやると、タオルaが前記カム機構で停止
したときはゴム層2Aの弾性によりゴム層2Aが
歪みを受けつつタオルaに引張られている状態と
なり、この状態で引張りを放すとゴム層2Aの歪
みは反作用により元に戻ろうとし繰出しロール2
を僅かではあるが逆転させることになるのであ
る。
層2Aを設け、タオルaをこのゴム層2Aとサン
ドペーパーローラ6のサンドペーパーとで挾んで
引張つてやると、タオルaが前記カム機構で停止
したときはゴム層2Aの弾性によりゴム層2Aが
歪みを受けつつタオルaに引張られている状態と
なり、この状態で引張りを放すとゴム層2Aの歪
みは反作用により元に戻ろうとし繰出しロール2
を僅かではあるが逆転させることになるのであ
る。
この僅かの逆回転がメインギア7にも伝達され
カム突起14と扇形カム16との接圧を緩めるこ
とになり扇形カム16の弧状縁が確実にカム突起
14から外れスプリング21の作用で回動し元の
状態に復帰し次のタオル引出し準備が完了する様
になるのである。
カム突起14と扇形カム16との接圧を緩めるこ
とになり扇形カム16の弧状縁が確実にカム突起
14から外れスプリング21の作用で回動し元の
状態に復帰し次のタオル引出し準備が完了する様
になるのである。
本考案は以上の様にメインギア7の僅かの逆転
を作動させるために考案されたもので、ゴム層2
Aによる歪を生ぜしめこの反撥弾性を利用して僅
かに逆回転させると同時に、仕切板8が繰出しロ
ール2に接圧してこの逆回転を妨げない様に仕切
板8の回動を所定の範囲に制限し繰出しロール2
への接圧を防止しているのである。
を作動させるために考案されたもので、ゴム層2
Aによる歪を生ぜしめこの反撥弾性を利用して僅
かに逆回転させると同時に、仕切板8が繰出しロ
ール2に接圧してこの逆回転を妨げない様に仕切
板8の回動を所定の範囲に制限し繰出しロール2
への接圧を防止しているのである。
なお、この仕切板8はロールタオルaをセツト
するときに繰出しロール2を取外す必要があるた
め回動し得ることが要求されるのである。
するときに繰出しロール2を取外す必要があるた
め回動し得ることが要求されるのである。
以上、詳細に説明した様に、本考案はロールタ
オル配給装置において、繰出しロールにゴム層を
設けてかつ仕切板がこの繰出しロールに接圧しな
い様にして、タオルを引張つてカム機構によりこ
の引出しが停止したときこのゴム層による歪を生
ぜしめタオルを放したときこのゴム弾性の反撥に
よる僅かの逆転でカム機構が確実に元の状態に復
元して次の引出し準備が達成される様にしたもの
で、しかもこのゴム層の外面に凹凸刻みを設けて
サンドペーパーローラとの相乗作用でタオルの滑
りを防止しタオルの引出し長さが巻取り長さより
も多くなることを妨げ、常に一定長の手拭部が垂
れ下つている様に改善したもので、従来装置の如
くタオル引出し不可能になるというトラブルは発
生しないし、タオルの垂れ下り長さが一定で使い
やすくかつ衛生的であるなど、非常にすぐれた効
果を奏するものである。
オル配給装置において、繰出しロールにゴム層を
設けてかつ仕切板がこの繰出しロールに接圧しな
い様にして、タオルを引張つてカム機構によりこ
の引出しが停止したときこのゴム層による歪を生
ぜしめタオルを放したときこのゴム弾性の反撥に
よる僅かの逆転でカム機構が確実に元の状態に復
元して次の引出し準備が達成される様にしたもの
で、しかもこのゴム層の外面に凹凸刻みを設けて
サンドペーパーローラとの相乗作用でタオルの滑
りを防止しタオルの引出し長さが巻取り長さより
も多くなることを妨げ、常に一定長の手拭部が垂
れ下つている様に改善したもので、従来装置の如
くタオル引出し不可能になるというトラブルは発
生しないし、タオルの垂れ下り長さが一定で使い
やすくかつ衛生的であるなど、非常にすぐれた効
果を奏するものである。
第1図は本考案装置の概略を示した斜視略図で
ある。第2図は本考案装置の駆動機構を示した側
面透視略図である。第3図は本考案装置における
繰出しロールの断面図である。第4図は本考案に
おける仕切板の作用を示した側面透視略図であ
る。第5図は本考案の効果を理解するために必要
な本装置のカム機構を示した側面略図で、はタ
オル引出し前の状態、はタオルの引出し中の状
態、はタオル引出しが停止されたときの状態、
を示している。 1……キヤビネツト、2……繰出しロール、3
……巻取りロール、4……巻上げペーパーロー
ラ、5……切込みガイド、6……サンドペーパー
ローラ、7……メインギア、8……仕切板、9…
…支点、10……支点穴、11……ガイド孔、1
2……ストツパー、13……半月形カム板、14
……カム突起、15……回動中心、16……扇形
カム、17……カム谷、18……裏突起カム、1
9……押し杆、20……吸盤体、21……スプリ
ング、22……ノズル、23……曲率中心、2A
……2のゴム層、2A′……2Aの凹凸刻み。
ある。第2図は本考案装置の駆動機構を示した側
面透視略図である。第3図は本考案装置における
繰出しロールの断面図である。第4図は本考案に
おける仕切板の作用を示した側面透視略図であ
る。第5図は本考案の効果を理解するために必要
な本装置のカム機構を示した側面略図で、はタ
オル引出し前の状態、はタオルの引出し中の状
態、はタオル引出しが停止されたときの状態、
を示している。 1……キヤビネツト、2……繰出しロール、3
……巻取りロール、4……巻上げペーパーロー
ラ、5……切込みガイド、6……サンドペーパー
ローラ、7……メインギア、8……仕切板、9…
…支点、10……支点穴、11……ガイド孔、1
2……ストツパー、13……半月形カム板、14
……カム突起、15……回動中心、16……扇形
カム、17……カム谷、18……裏突起カム、1
9……押し杆、20……吸盤体、21……スプリ
ング、22……ノズル、23……曲率中心、2A
……2のゴム層、2A′……2Aの凹凸刻み。
Claims (1)
- キヤビネツト内に巻装したロールタオルを一定
の長さづつ繰出しロールを介して引出し該タオル
の1部を手拭用に該キヤビネツトの外に垂れ下げ
させて該タオルの先端側を巻取りロールにて該繰
出しロールで引出した長さだけ巻取る様にしたロ
ールタオル配給装置において、該繰出しロールの
表層部をゴム層とし該ゴム層の外面に多数の凹凸
刻みを設けて該繰出しロールとサンドペーパーロ
ーラで該タオルを挾着して引出す様にし、かつ該
巻取りロールと該繰出しロールとの間に回動自在
な仕切板を設けて該仕切板に突設したストツパー
が該キヤビネツトの側壁に穿設したガイド孔の端
に係止されて該仕切板が該繰出しロールに接圧し
ない様にしたことを特徴とするロールタオル配給
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15237881U JPS5855698U (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | ロ−ルタオル配給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15237881U JPS5855698U (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | ロ−ルタオル配給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5855698U JPS5855698U (ja) | 1983-04-15 |
JPS628796Y2 true JPS628796Y2 (ja) | 1987-02-28 |
Family
ID=29945029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15237881U Granted JPS5855698U (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | ロ−ルタオル配給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855698U (ja) |
-
1981
- 1981-10-14 JP JP15237881U patent/JPS5855698U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5855698U (ja) | 1983-04-15 |
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