JPS6284980A - 工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は頭部のないボルト或は植込みボルトを除去する
為の改良された工具、特に飛行機、自動車、オートバイ
、トラック、スノーモービル及び他のリクリエーション
形の車のエンジン及び他の機械装置のような狭い間ＰＪ
１．ｔ−有する装置から異なった直径の植込みボルトを
除去する為の工具に関する。

多くのエンジン、トランスミッション及び他の機械的装
置は関連する要素の固定の為に頭部のない植込みボルト
を用いている。ここに用いられている１植込みボルト″
或は６頭部のないボルト″なる言葉はその長さの一部或
は全部に沿って形成されたねじを有する軸を云う。エン
ジン或は他の機械装置を修理の為に分解する時は、植込
みボルトはねじを損傷する事なく除去される必要がある
。

これ等の植込みボルトの除去はしはしに困難且単調で非
常に費用がかかった。普通に用いられている一つの方法
は゛′ダブルナツト”であり、２つのナツトを除去され
るべき植込みボルトにねじ込へ各ナツトを他方に対して
反対方向に締めつけ、両ナツトを当接して植込みボルト
に固く固定する。

それから組み込まれたダブルナツトと植込みボルトとは
、従来のレンチを用いて機械装置から除去される。植込
みボルトが除去された後は、ナラｌ’を互いに反対方向
に回転する事によってゆるめられ、植込みボルトから外
される。このやっかいで時間を浪費する方法は植込みボ
ルト除去工具での使用によって除去される。

然し乍ら、従来の多くの植込みボルト除去工具は多くの
部品を必要とするか、或は組み込まれた機械装置から頭
部のない除去するのに相当の努力と物理的な巧みな操作
を必要とする設計が要求された。更にこれ等の工具の多
くは個々の部品の数が多い事と複雑な事から、非常に高
価であった。

更にこれ等の工具の多くは、植込みボルトの頭部を損傷
する設計であった。

本発明の目的は、ローラ、或は止めビン、ばね、ワッシ
ャ、大きな直角方向に延びる把手、ぜ−ル、ニードル軸
受等を用いる事なく、又植込みボルトの頭部を損傷する
事なく植込みボルトをつかむ手段で植込みボルトを除去
し或は設置し得る工具を提供することである。又別の目
的は、植込みボルト及び頭部のないねじと同様ヘリコイ
ル（ｈｅｌｉｃｏｉｌｓ）及び合せ釘を除去し得る工具
を提供することである。

本発明は組み込まれた植込みボルトを支持する手段に対
してねじを有する植込みボルトを除去し或は設置する為
の工具であって、内部にねじを有するつかみ端部に）と
内部にチー・平を有する植込みボルトを受ける端部とを
有する細長いスリーブ部材と、端部を有するパイロット
部材と、前記スリーブ部材の内側のチー・臂角度よりも
小さい外側のテーパ角度を有する内側にねじを有する端
部と、駆動端部、対応する掴み端部及びこの駆動端部と
掴み端部との間にあり、前記スリーブ部材の内方にねじ
を有する掴み端部に螺合し、軸方向で前記パイロット部
材の端部と当接するねじ部を有するプラグ部材とよりな
り、前記・平イロット部材のテーパ角度は前記端部の方
向に向き、前記端部は複数の指部を有し、使用時に前記
パイロット部材は組み込まれたねじを布上する植込みボ
ルトの端部に・豐イロット部材の前記端部をねじ込んだ
状態で前記スリーブ部材内に配置され、前記スリーブ部
材内に前記プラグ部材を回転する事により、前記パイロ
ット部材は前記スリーブ部材に沿って前記端部の方向へ
押圧され、前記パイロット部材の外側のチー・譬は前記
スリーブの内側のチー・譬と保合弘前記指部を押圧し、
てスリーブ部材内で組み込まれたねじを有する植込みボ
ルトの自由端をつかみ、前記スリーブ部材の掴み端部の
反対向の回転により植込みボルトを装置からねじ戻し、
プラグ部材と反対方向に回転する事により、前記スリー
ブ部材のチー・ぐと前記・ンイロット部材のテーパとは
保合が外れ、前記指部参４は解放し、植込みボルトを前
記・９イロ、ト部材から外し得る事を特徴とする工具を
提供するものである。

本発明の工具は設計が簡単で、狭い間隙及びエンノンの
冷却ファンのような他の邪魔物を有する設置個所からの
植込みボルトの除去が容易である。

本発明の工具は設計が容易で且安価に製造され、使用に
際しては修理作業に３いて植込みボルトの除去が能率的
であり、又多散生産の装置において植込みボルトを能率
良く設置し得る。

好ましい実施例においては、種々の直径の植込みボルト
を受ける為に株々の寸法のパイロットが設けられる。

本発明は製造能率が増大し、一体にモールドされたつか
み手段を用いる事により、工具を駆動するのにハンドル
等は必要でなく、植込みビルトを機械装置から除去し得
る。

第１図と第２図とにおいて本発明の植込みボルトを除去
する工具を１で示す。スリーブ３０がパイロット２０と
同軸に示されている。駆動端部１３を有する締め付はプ
ラグ１０がパイロットの端部２ノに当接する。第１図に
示した植込みボルト４０は開口した植込みボルトを受け
る端部２２に同軸上に形成されたねじ孔２５内にねじ込
まれる。複数のすり割りを有する指部２３はスリーブの
内方のテーパ部３４と係合するパイロット２０の外方の
テーパ部２４によって生ずる圧縮力に応じて植込みボル
ト４０と欄み摩擦的に固定する。

外部のテーパ部２４のテーパは指部２３の元から端部２
２迄増大している。スリーブ３０の内方のチーツク部３
４のテーパは／４’イロット２０の外方のテーパ部２４
のそれよりも大きい。好ましい実施例によるとスリーブ
３０は５°の内方テーパを有しパイロット２０は３°の
外方チー・ぐを有する。プラグ１０の端部１１はねじ１
４を有する六角形部１２を有し、このねじはスリー７Ｐ
３０の内方のねじ３５に螺合する。端部３１を有するス
リーブ３０は工具１を回転駆動する為に六角形状部３２
を有する。開口した端部３３がスリーブ３０の他端に設
けられている。頭部のないねじを有する植込みボルトを
４０で示す。

第３図はねじ込まれた装置５０から植込みゲル）４（１
１を除去する準備をしている工具１の部分を断面した側
面図である。プラグ１ｏのねじ１４は六角形状部３２ｆ
ｔ有する開口端部３１においてスリーブ３０とねじ係合
する。プラグＩＱの駆動端部１３はパイロット２０の端
部２１から離間している。パイロット２０の開口端部２
２も植込みボルト４０から離間している。パイロット２
０の外方チー／ぐ２４はスリーｆｓｏの内方テーノセ３
４に接近しているが保合はしていない。指部２３は使用
されていない状態におる。スリーブの内方にはねじ部３
５がある。

第４図はスリーブ３０の端部３３を経て植込みボルト４
Ｑに係合し之工具１の部分を断面した側面図である。部
分を断面して示し友パイロット２０の端部２１はプラグ
１０の端部１３と当接している。植込みボルト４０はね
じ孔２５に同軸的に係合している。

第５図は・！イロット２０の端部２２とスリーブ３０の
端部３３との断面図である。植込みがルト４０はねじ孔
２５に螺合して複数の指部２３で掴まれている。複数の
指部２３は内方のテーパ３４と外方のテーパ２４との係
合により固定位置にある。

第６図はねじ孔２５を有するパイロット２０の端部２２
の部分の斜視図である。複数の指部２３と外方のテーパ
２４も示されている。

第７図はねじ孔２５と複数の指部２３とを有するパイロ
ット２０の端部２２の端面図である。

第８図は外方のテーパＪ？　ｊ　４が内方のテーパ３４
に係合した状態において端部３３でスリーブ３０と同軸
的に係合しているパイロット２０の端部２２の端面図で
ある。複数の指部２３が係合状態において示されている
。

本発明工具の使用について以下に簡単に述べる。

工具１は第３図に示したような端部３１にお−てスリー
ブ３０内に種々の寸法の・ぐイロ、ト２０を同軸的に嵌
入する事によって組み立てられる−次いで工具１は装置
５０内に植込まれたボルト４０にねじ孔２５を介してね
じ込まれる。プラグ１０はねじＪ４と内方のねじ３５に
よシスリーブ３゜と螺合し、端部１３がパイロット２０
の端部２１と当接し、第４図に示すようにスリーブ３ｏ
の内方テーパ′３４とパイロットの外方チー・辛２４と
を係合する。プラグ１０は端部１１の六角形状部１２の
使用によりスリーブ３ｏ内に同軸的に設けられたノやイ
ロット２０に固く締めつけられる。スリーブ３０の端部
の六角形状部３２は六角形状部１２の回転に灰抜する事
によりプラグ１０が締めつけられている間、スリーブ３
０の動きを阻止する為に用いられる。プラグ１０の端部
１１とスリーブ３０とはレンチ係合をなし、それによっ
てレンチはパイロット２０の端部と接触するようにプラ
グ１０を回転し締めつけるのに用いられる。この作用は
・９イロツト２０を前方に押してチーツヤ２４と３４と
を係合し、又指部２３を圧縮して植込みメルト４０を孔
２５内につかみボルトを除去し或は植込む。

工具内につかまれた植込みボルト４０は、工具１とつか
まれた植込みメルト４０との組合せ回転によシ装置５０
から除去される。植込みボルト４０が装置５０から除去
された後は、植込みボルト４０は六角形状部１２にレン
チ或は他の手段を用いてプラグをゆるめ、又植込みボル
トを固い表面にぶつける事によシ工具から除去し、パイ
ロット２０とスリーブ３０との保合を外し、テーパ２４
．３４との係合を解く。テーパ２４と３４とは係合しな
いから指部３０とパイロット２ｏの孔２５とは植込みボ
ルト４０を保持する力がなくなり、植込みがルトは・臂
イロット２０から容易に取シ除き得る。植込みボルト４
０はその後工具から除去される。

植込みボルトの除去、設置工具は上述の手段を逆忙する
事によシ植込みボルトを設置するのに用いられる。

他の実施例においては、左ねじがねじ１４，３５に用い
られる。左ねじは端部１３を端部２ノに当接しｆｃ後、
植込みボルト４θを装置５ｏから除去するのにスリーブ
３Ｑの六角形状部３２に別の回転運動をさせる必要はな
い。この左ねじの使用により、植込みボルト４０をつか
む為に・千イロット２０に対してプラグ１ｏを固く締め
っけるだけでなく、工具１の全体を回転し装置５ｏから
植込みボルトをねじ戻すプラグ１０の回転を続ける事に
よシ装置５０から植込みボルト４ｏを除去し得る。

これは植込みボルト４０が右ねじと仮定した場合である
。

本発明の工具はねじを有する植込みボルトだけでなく、
合せ釘、頭部のないねじ、ヘリコイル（ｈｅｌｉｃｏｉ
！ｓ）及び一体に固定される機械的要素に用いられる他
の装置に対しても用いられる。この工具は従来の空気圧
或は他の回転駆動源によっても駆動される。

【図面の簡単な説明】

第１図は工具内に係合した植込みボルトを有する部分を
断面した本発明工具の好ましい実施例の斜視図、第２図
は植込みボルトを有する本発明の個々の要素の展開側面
図、第３図は組み込まれた装置から植込みボルトを除去
する準備をしている工具の部分を断面した側面図、第４
図はプラグがパイロットに当接している工具内に係合し
た植込みボルトを示す部分を断面した側面図、第５図は
・ンイロットの指部が植込みメルトをつかむようにパイ
ロットとスリーブとの間のテーノ９の保合を示すパイロ
ットとスリーブの端部の部分の断面図、第６図は本発明
のパイロットのねじ端部の部分の斜視図、第７図は本発
明の・！イロットの端部の端面図で第８図は本発明のス
リーブと同軸的に係合したパイロットの端部の端面図で
ある。 １０・・・プラグ、１１・・・プラグの端部、１３・・
・プラグの駆動端部、１４・・・プラグのねじ部、２０
・・・パイロット、２ノ・・・ノ卆イロットの端＃　　
２２　・／＃イロットの開口端部、２３・・・指部、３
０・・・スリーブ１．９ノ・・・スリーブの端部、３２
・・・スリーブのつかみ端部、３３・・・植込みボルト
を受ける端部、４０・・・植込みボルト、５０・・・植
込みｄ（ルト支持部材。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦ＦＩＧ、　５ ］、３ ＦＩＧ、　４

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）組み込まれた植込みボルトを支持する手段５０に
   対してねじを有する植込みボルト４０を除去し或は設置
   する為の工具であって、内部にねじを有するつかみ端部
   ３１と内部にテーパを有する植込みボルトを受ける端部
   ３３とを有する細長いスリーブ部材３０と、端部２１を
   有するパイロット部材２０と、前記スリーブ部材３０の
   内側のテーパ角度よりも小さい外側のテーパ角度を有す
   る内側にねじを有する端部２２と、駆動端部１３、対応
   する掴み端部１１及びこの駆動端部１３と掴み端部１１
   との間にあり、前記スリーブ部材３０の内方にねじを有
   する掴み端部３１に螺合し、軸方向で前記パイロット部
   材２０の端部２１と当接するねじ部１４を有するプラグ
   部材１０とよりなり、前記パイロット部材２０のテーパ
   角度は前記端部２２の方向に向き、前記端部２２は複数
   の指部２３を有し、使用時に前記パイロット部材２０は
   組み込まれたねじをを有する植込みボルト４０の端部に
   パイロット部材２０の前記端部２２をねじ込んだ状態で
   前記スリーブ部材３０内に配置され、前記スリーブ部材
   ３０内に前記プラグ部材１０を回転する事により、前記
   パイロット部材２０は前記スリーブ部材３０に沿って前
   記端部３３の方向へ押圧され、前記パイロット部材２０
   の外側のテーパは前記スリーブ３０の内側のテーパと係
   合し、前記指部２３を押圧してスリーブ部材３０内で組
   み込まれたねじを有する植込みボルト４０の自由端をつ
   かみ、前記スリーブ部材３０の掴み端部３２の反対向の
   回転により植込みボルト４０を装置５０からねじ戻し、
   プラグ部材１０を反対方向に回転する事により、前記ス
   リーブ部材３０のテーパと前記パイロット部材１０のテ
   ーパとは係合が外れ、前記指部２３は解放し、植込みボ
   ルト４０を前記パイロット部材２０から外し得る事を特
   徴とする工具。
2. （２）前記スリーブ部材３０、パイロット部材２０及び
   プラグ部材１０は円筒状をなしている特許請求の範囲第
   １項記載の工具。
3. （３）前記パイロット部材２０と孔２５とは異なる直径
   を有して種々の寸法の植込みボルト４０に対応し得る特
   許請求の範囲第１項或は第２項記載の工具。
4. （４）前記スリーブ部材３０のテーパはスリーブ部材の
   部分に沿って設けられ、前記パイロット部材２０のテー
   パはパイロット部材の部分に沿って設けられている特許
   請求の範囲第１項、第２項或は第３項記載の工具。
5. （５）前記スリーブ部材３０は５°の内側のテーパ角度
   を有し、前記パイロット部材２０は３°の外側のテーパ
   角度を有する特許請求の範囲第１項乃至第４項の何れか
   １項記載の工具。
6. （６）前記スリーブ部材３０とプラグ部材１０との各掴
   み端部３２、１１は夫々六角形状をなしている特許請求
   の範囲第１項乃至第５項の何れか１項記載の工具。
7. （７）前記スリーブ部材３０とプラグ部材１０とのねじ
   ３５、１４は左ねじである特許請求の範囲第１項乃至第
   ６項の何れか１項記載の工具。