JPS627586B2 - - Google Patents

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JPS627586B2
JPS627586B2 JP53128665A JP12866578A JPS627586B2 JP S627586 B2 JPS627586 B2 JP S627586B2 JP 53128665 A JP53128665 A JP 53128665A JP 12866578 A JP12866578 A JP 12866578A JP S627586 B2 JPS627586 B2 JP S627586B2
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JP
Japan
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timing
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English (en)
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Gurankomu Kaaru
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Interufuretsukusu Datenzuisuteeme Unto Co KG GmbH
INTERUROTSUKU ZUIIHIERUHAITSUZUISUTEEME GmbH
Original Assignee
Interufuretsukusu Datenzuisuteeme Unto Co KG GmbH
INTERUROTSUKU ZUIIHIERUHAITSUZUISUTEEME GmbH
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Publication date
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Priority claimed from DE19782843462 external-priority patent/DE2843462C2/de
Application filed by Interufuretsukusu Datenzuisuteeme Unto Co KG GmbH, INTERUROTSUKU ZUIIHIERUHAITSUZUISUTEEME GmbH filed Critical Interufuretsukusu Datenzuisuteeme Unto Co KG GmbH
Publication of JPS54102832A publication Critical patent/JPS54102832A/ja
Publication of JPS627586B2 publication Critical patent/JPS627586B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/01Details
    • G06K7/016Synchronisation of sensing process
    • G06K7/0163Synchronisation of sensing process by means of additional timing marks on the record-carrier
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/14Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation using light without selection of wavelength, e.g. sensing reflected white light

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は情報支持材上の情報を読取るための光
電式装置に関する。 フオトダイオードで動作する身分証明書などの
チエツク装置はドイツ公開公報第2559430号から
既に公知である。挿入された書類の真偽を弁別す
る手段として、パルス的に入射する光を一定の遅
延を伴なつて反射させたり透過させたりする性質
を有する希土類化合物から成る特殊なチエツク物
質が利用される。この公知装置は上記遅延特性を
利用して書類の真偽を弁別し、チエツク物質を通
過した後ゲート回路を介して演算回路へ出力信号
が供給されるパルス発振器を採用し、ゲート回路
の開放も発振器の出力信号に応じて行われる。パ
ルスが設定されたタイミング以外のタイミングで
ゲートに達すると前記パルスは阻止され、書類を
贋物であると判定される。この公知装置の好まし
い実施例では挿入されたコード・カードが静止状
態で、即ち、静的に読取が行われる。動的読取の
場合には機械的挿入速度を正確に設定しないとチ
エツク信号の時間的設定が狂う。静的読取の場合
には案内通路内に書類を正確に位置ぎめする必要
があるから、カードの機械的変化や損傷があつて
はならない。 一定波長の光でなければ操作できず、チエツク
物質を含むゾーンが透明でなければならないか
ら、汚れを防止しなければならないのも欠点であ
る。また、公知装置ではコストが著しく高くな
り、読取作業中、操作条件を一定に維持しなけれ
ば所期の成果が得られない。しかし、これは極め
て困難なことであるから、公知装置を充分な確実
性で駆使できる用途は広くない。 不可視コード及び/はたは半透明または透明度
の低いカバーシートを含む例えばコード・カード
のような情報支持材は読取に高い光度を必要とす
る。即ち、このカードに適応させた読取装置は電
流消費が高くならざるを得ない。この種のコー
ド・カードは特に偽造が不可能なためクレジツト
カード、預金カード、身分証明カードとして加工
される。この種のコード・カードを読取るための
公知の光電コード・カード読取装置はいずれもス
タンバイ状態でも読取動作状態でも全出力を発生
させるから、連続使用時に高い入力及び高い連続
負荷が加わる。従つて、無尽蔵のエネルギー、例
えば電源装置が必要なだけでなく、読取ヘツド用
の光源として一般に使用されるフオトダイオード
LEDに対し、連続使用時に於いて最大定格電流
を供給しなければならないことになる。従つて、
公知のコード・カード読取装置はバツテリー駆動
に不向きであり、使用寿命が比較的短かい。 データのコード化ビツト・パターンを読取るた
めにはカード挿入時の読取速度及びパルス繰返し
周波数が一定でなければならないから、機械的カ
ード挿入駆動装置の装備が必要であることも公知
のカード読取装置の欠点である。 本発明の目的は機械的カード挿入駆動装置を必
要とせず、入力レベルが極めて低く且つ読取電力
が高くても使用寿命が極めて長い読取ヘツドを有
し、市販のバツテリーでも操作できる情報支持材
上の情報を読取るための光電式読取装置を提供す
ることにある。 本発明の装置は読取ヘツドを装備する読取領域
へ情報支持材が挿入される際に殆ど例外なく発生
する外部的条件によつて読取動作が殆ど影響され
ない比較的簡単な、任意に一体化でき、故障の少
ない読取装置が提供される点で有利である。機械
的挿入の必要がなく、情報支持材挿入の際に部分
的に後退運動を伴なつてもデータ情報の演算に誤
りを生ずるほど本来の読取動作が連続的に撹乱さ
れることはない。 回路が無負荷動作時にも本来の読取動作時にも
パルス操作を可能にし、パルス操作に於けるタイ
ミングに対して任意の挿入速度が予定の設定速度
でなくても、回路素子が記憶準備状態に移行で
き、多数の回路成分のループ操作が可能であるか
ら、誤読が起こらないのも重要な利点である。 無負荷動作では読取装置が準備状態にあるが最
低入力しか必要としない。なぜなら、複数の読取
ヘツドのうち1個だけが電源を供給され、しかも
短時間の低電流レベルのタイミングパルスが供給
されている間だけこの読取ヘツドが読取準備状態
となり、従つて、総入力は電源レベルに関しても
電流供給時間に関しても最少限に限定されるから
である。読取動作時に読取ヘツド全体も、場合に
よつては電源及び演算回路もパルスだけで、即
ち、極めて電流レベルの高いパルス繰返し周波数
で操作することにより、発光(フオト)ダイオー
ドを極めて高い電流で、従つて高い光度で操作す
ることができる。タイミングをとるために、所定
のパルス(タイミング・トラツク)読取ヘツド、
厳密には明暗スキツプ読取ヘツドを動作させ、そ
の出力信号を演算ミスの起因となる情報支持材の
案内を検知する基準として利用する。タイミン
グ・トラツク読取ヘツドはタイミング・トラツク
に対してこれと互いにずれた位置で作用すること
ができる。 電流消費をさらに節減するため、無負荷動作時
に演算回路の高負荷部分が遮断され、読取動作時
に読取パルスよりもはるかに短かい時間長のタイ
ミング・パルスの作用を受けるように構成されて
いる。 本発明の他の実施態様では少くとも1個の読取
ヘツドにタイミング・パルスが存在しないと自動
的に無負荷動作から読取動作への切換が行われる
ように構成されている。 このように構成すれば無負荷動作時にパルス操
作される読取ヘツドに明暗スキツプが起こると、
即ち、コード・カードが読取装置へ挿入されるや
否や外部から操作しなくても自動的に無負荷動作
から読取動作に切換えられる。 操作ミス、不正操作または偽造のコード・カー
ドまたは情報支持材に起因する読取ミスを防止ま
たは弁別するため、本発明の他の実施態様では演
算回路にタイミング・パルス列プログラムを消去
不能に記憶させ、情報支持材のタイミング・トラ
ツク上の明暗間隔とは異なる間隔で配置された少
なくとも1つの特設のタイミング読取ヘツドによ
つて読取られたタイミング・パルス列とパルス比
較する。このように構成することで作用の確実性
が高められるだけでなく、情報支持材自体に手を
加えたり、不正な情報支持材を使用することが防
止できる。 本発明の他の実施態様ではタイミング・パルス
列プログラムはコード・カードの正しい挿入動作
に対応するパルス列だけでなく、後述のようにコ
ード・カードの正しい取出動作に対応するパルス
列をも含み、さらに、演算回路の性能に適応させ
た態様、数及び時間インターバルの異なるパルス
列を含む。コード・カード読取装置をこのように
プログラムすることにより、カード読取装置がコ
ード・カードの理想的な、即ち、正しい挿入動作
及び取出動作を検知してこれに応動するだけでな
く、カード移動に応じたパルス列が記憶パルス列
と一致する限り、演算回路の上下限の範囲内で挿
入・取出動作にバラツキがあつても情報読取を誤
まることなくこれを処理することができる。この
ことは実際の場合カード読取装置内に収まるまで
カードを一気に挿入しなくても、一時的に前後動
を伴なつてもよいことを意味する。 不必要な電流消費を避けるため、ミス検出の際
にも正常に完了した読取動作の直後にも読取ヘツ
ド及び演算回路が再び無負荷動作状態に切換えら
れるように構成されている。 以上に述べたように本発明の光電式読取装置は
読取ヘツド及び電流供給・演算回路をカード挿入
スリツトを有するフレーム部分に取付けた複数の
サンドイツチ状に重ねたプリント回路板に配置
し、2枚の回路板を挿入スリツトの真上または真
下に配置してカード案内通路を形成させることに
より比較的簡単に、しかも極めて小さいスペース
に実施することができる。 以下添付図面に従つて本発明の実施例を詳述す
る。但し、第6及び7図の詳細な部分回路図では
第4図中の各ブロツクを構成する回路素子を破線
で囲み、第4図に於いて使用したのと同じ参照番
号を付してある。 第1図〜第3図を参照すると、読取装置の構造
部分は前方へ突出する下側の案内面3及び左右の
案内面4を有するカード挿入スリツト2と誤り表
示ランプ5とを具備する正面フレーム1から成
る。カード読取装置の背面部分には匡体状の保護
カバー6が設けてあり、この保護カバー内には合
計4枚のプリント配線板7,8,9及び10が水
平面内に位置する挿入スリツト2と5゜の傾斜角
を形成するように正面フレーム1に取付けてあ
り、従つて内側に位置する2枚の配線板8及び9
によつて構成されるカード案内通路の内部へ外光
が進入することは防止される。第3図にはカード
読取装置を正面プレート11に於ける使用位置で
示してある。 第5図に示す情報支持材(コード・カード)は
剥がれないように互いに接着した3枚のシートで
構成することができる。上下のシートは赤外線の
みを透過し、カードに必要な剛性または強度を与
える材料でそれぞれ形成するのが好ましい。これ
に対して、中間シートは透光性の長方形切抜コー
ド・マーキングを配列した透光性材料から成る固
有のコード支持シートである。コード・トラツク
21の明暗帯がタイミング・トラツクを構成し、
列22及び23に属するそれぞれ16個の切抜き部
分が固有の情報ビツトを構成し、一定の組合わせ
(ビツト・パターン領域)で一定の2進デジタ
ル・ワードを表わす。第5図から明らかなよう
に、タイミング・トラツクの個々の切抜き部分1
7,18,19…は個々の切抜幅に相当する一定
間隔で配列されており、列22に属するビツト切
抜き部分は2つずつ各切抜き部分17,18,1
9,20の真下に配置されれるように幅と位置が
設定されており、中間位置を占めるビツト切抜き
部分タイミング・トラツクのそれぞれ2つの切抜
き部分間に位置する非透光性部分の真下に位置す
る。補助データ・トラツク23に属するビツト切
抜き部分は列22に属するビツト切抜き部分に対
して切抜幅の半分だけずれている。 第5図には2つの読取ヘツドS及びFを示して
あるが、カード挿入方向に於ける両ヘツドの間隔
は明暗帯の間隔とは一致せず、ここでは互いに隣
合うタイミング・トラツク切抜き部分の間隔また
は切抜幅の1.5倍に相当する。従つて、読取装置
へコード・カードを挿入するのに伴なつて読取ヘ
ツドS及びFに発生するパルスは、挿入が一定速
度で行われると仮定して互いに半パルス幅ずつ移
相した規則的方形パルス列を形成する。従つて、
トラツク22,23のデータ・ビツト情報に整合
させることにより、後述の演算回路が正しく演算
することのできる適正なカード挿入を速すぎるか
遅すぎるか、あるいは不規則なカード挿入から弁
別することができる。 第4図には演算回路、即ち、構成素子がプリン
ト配線板7,8及び9に配列されているカード読
取装置の電子回路の要部を簡略化して示した。
個々のブロツクはそれぞれ独自の機能を果す回路
部分である。 図示実施例のカード読取装置はそれぞれがフオ
トダイオード及びフオトトランジスタから成る合
計4個の読取ヘツドF,S,D,Eを有し、各ヘ
ツドの出力側は増幅器28及びしきい値スイツチ
27によつて制御される比較増幅器24に接続し
ている。4個の読取ヘツドのフオトダイオード
,,,は高容量スイツチ26と接続す
る。但し読取ヘツドSのフオトダイオードは出
力側がしきい値スイツチ27と接続する低容量ス
イツチ25とも接続している。低容量スイツチ2
5及び高容量スイツチ26はパルス選択プロセツ
サ33の別々の制御出力に接続し、増幅器28は
パルス選択プロセツサ33の、低容量スイツチ2
5に接続された同じ出力に接続している。第4図
に示す演算回路は上記素子のほかに多相発振器2
9、カード弁別レジスタ30、状態レジスタ3
1、同期回路32、タイミング・レジスタ34、
状態カウンタ35、状態デコーダ36、タイミン
グ・トラツクの特定パルス列のためのプログラ
ム・メモリ37、データ・メモリ38、プログラ
ム・メモリのための電流遮断器39、適正カード
の不適正挿入または不適正カードの挿入に際して
プログラム・メモリ37を遮断するエラー、スイ
ツチ40、プロセツサ33の出力と共にエラー・
スイツチ40を制御する速度センサ41、及び状
態デコーダ36の作用下に一定の動作状態信号及
び誤り信号を発生するバツフア42を含む。 多相発振器29は時間インターバルも大きさも
異なるタイミング・パルス及び読取パルスを発生
する一方、タイミング制御にも利用されるが、パ
ルス選択プロセツサの目的は動作状態に応じて多
相発振器29から送出されるパルスをプログラム
に従つて4個の読取ヘツドのフオトダイオード及
び演算回路のその他の回路部分へ送出することに
ある。この場合、多相発振器に作用する一方、カ
ード弁別レジスタ30及び状態デコーダ36によ
つて制御可能な状態レジスタ31がプロセツサ3
3を制御する。カード弁別レジスタ30の入力側
は無負荷タイミング・パルス読取ヘツドSに応動
する比較増幅器24の指令出力と接続する一方、
コード・カードがカード読取装置に挿入されてい
ることを指示するプロセツサ33の指令出力とも
接続している。 状態レジスタ31は“無負荷動作状態”、“カー
ド読取中”、“カード読取完了”を弁別するだけで
なく、“読取動作”と“誤動作”をも弁別する。 同じくプロセツサ33を介して多相発振器29
によつて設定される状態カウンタ35はその入力
側がプログラム・メモリ37に接続し、出力側は
状態デコーダ36及びプログラム・メモリ37に
接続する。タイム・トラツク・レジスタまたはタ
イミング・レジスタ34の入力側はタイミング・
トラツク読取ヘツドF及びSと連携する比較増幅
器24の出力に接続する一方、同期化またはラス
タのためプロセツサ33の出力にも接続し、出力
側はプログラム・メモリ37と接続する。 同じくプロセツサ33を介して多相発振器39
によつて制御されるデータ・メモリ38は特定の
読取装置と連携する個々のコード・カードに収録
されているデータを記憶し、比較や弁別の際にこ
の記憶データが利用される。個々のコード・カー
ドに2進コード化されて収録されているデータは
2つの読取ヘツドD及びEによつて読取られ、比
較のためデータ・メモリ38へ入力される。 以上述べたコード・カード読取装置の動作態様
を簡単に説明する。カード読取装置にコード・カ
ードが1枚も挿入されていない無負荷動作状態で
は読取ヘツドSのフオトダイオードに時間が
20ms、強さが10mAの電流パルスが流れ、その時
間インターバルはカードが挿入されているかどう
かを迅速に弁別したい時には比較的短かくてもよ
いが、全体的な電流供給時間が連続使用時よりも
はるかに少ない場合には比較的長くなると言うよ
うに使用目的に応じて異なる。各パルスに対応し
て比較増幅器24にも電流が供給される。カード
が挿入されていなければ、読取ヘツドSのフオト
トランジスタが光パルスを供給され、このフオト
トランジスタは比較器のしきい値の2倍乃至3倍
も高いレベルの電圧信号を送出する。読取ヘツド
Sと連携する比較増輻器24の出力が状態“明”
に切替わる。このパルスの立下がり側が情報“カ
ードなし”でカード弁別レジスタ30をトリガー
する。約1―5ms後、このサイクルが反復され
る。電流供給時間が極めて短かいから平均電流消
費(入力)は極めて低い。電源と接続するコンデ
ンサがこのパルスを供給するための電流バツフア
として作用するから、電源は平均電流を供給する
だけでよい。即ち、パルス長とパルス間隔の比に
応じて150μA乃至1mAでよい。従つて入力レベ
ルは極めて低くてよく、このカード読取装置はバ
ツテリによる操作も可能である。 読取装置へコード・カードが挿入されると自動
的に無負荷動作から読取動作に切替わる。コー
ド・カードの挿入によりタイミング・トラツク上
にセツトされた読取ヘツドSの光パルスが抑制さ
れるから、この読取ヘツドのフオトトランジスタ
に届かない。しかしこの無負荷または走査パルス
はプロセツサ33を介してカード弁別レジスタに
も送出されるから、前記弁別レジスタは対応する
比較増幅器24からの逆パルスが存在しないこと
から、カードが挿入されており、カード読取装置
全体を読取動作へ切換えねばならないことを認識
する。この切換えは例えばプロセツサ33からカ
ード弁別レジスタ30に送出されたパルスの立下
がりエツジが前記カード弁別レジスタ30を状態
“読取動作”または“カード読取”に切換える。
その結果、瞬間的に20msのパルスが発生され、
これが高電力による読取を可能にする。ここで読
取ヘツドF,S,D,Eの4個のフオトダイオー
ド全部が100乃至400mAのパルスを供給され、透
光率が1%以下のカードを読取ることができる程
度のフオトダイオード光度を発生させる。フオト
トランジスタは透光部分及び非透光部分、即ち、
コード・カードのビツト切抜部分及び非透光性の
中間部分を読み、対応のパルス信号を送出し、こ
のパルス信号が比較増幅器24によつて増幅さ
れ、タイミング・パルスならタイム・トラツク・
レジスタ34を介してプログラム・メモリ37
に、データ・ビツトならデータ・メモリ38に送
出される。このパルスの立下がりエツジごとにタ
イミングレジスタ34に於ける論理状態が変化
し、前記立下がりエツジによつてプログラム・メ
モリ37の状態プログラムもスイツチ・オンされ
る。プログラム・メモリ37は適正コード・カー
ドが挿入されたかどうかを判定する。約200μs
後、光パルスが反復され、低電流レベルのパルス
が再び低容量スイツチ25を介して読取ヘツドS
に達してカードが未だ存在するかどうかを検討す
る。次いで高電流レベルのパルスが4個の読取ヘ
ツド全部に送出されてカードを読取る。電流供給
時間は読取動作の約10%であり、総入力は約
120mAとなる。カードが取出されると、装置全
体が再び無負荷動作状態となる。 プログラム・メモリ37にはカード読取装置全
体の固有の動作プログラム及び状態プログラムが
記憶されている。前記メモリは読取られたカード
のタイミング・データを記憶し、付属の状態レジ
スタをも含む状態カウンタ35中に記憶されてい
る装置状態データと比較する。カードの位置が明
確に変化すると、新しい状態プログラム・メモリ
によつて状態カウンタ35またはこれに付属する
状態レジスタに書込まれる。プログラム・メモリ
37は読取パルス周期ごとに約1乃至2μsだけ
電流が供給される。読取時の平均電流消費は
1.5mAである。状態カウンタ35及びこれに付属
する状態レジスタもCMOS論理回路として構成さ
れており、極めて低い電流消費で読取装置を記憶
する。CMOSと短時間ずつしか電流が供給されな
いシヨツトキーPROMとを含むハイブリツド論理
回路の点がすべて利用されている。 状態カウンタ35及びこれに含まれる付属の状
態レジスタはその時点までのカード位置を記憶し
ているから、カード位置の変化を比較し、処理す
ることができる。PROM37はカードの変化した
位置に関するデータを、記憶されているそれまで
の位置と比較し、カードが挿入されるのか取出さ
れるのかを確認するため90゜だけ移相させる。
PROM37はカードの後退が許容量(4ビツトの
後退はミスを意味する)を超えたかどうか、また
は挿入がそれまでの位置を越えて行われたかどう
かをも判定する。読取ヘツドF及びSに於ける論
理状態“1”から“0”にまたはその逆(明暗交
替)に変わると、データトラツク上のデータ・ビ
ツトの状態が判る。この“前進”通過(以後の挿
入)が認められると、データ・トラツクのビツト
がデータ・メモリ38に記入される。カードが完
全に挿入されたら、“読取完了”状態となり、高
レベルのパルス列が停止される。完全に挿入さ
れ、読取が完了する前にカードを許容量以上に後
退させた場合にも停止され、“ミス”が表示され
る。“前進”通過も速度センサ41によつて挿入
速度が充分かどうかを検討される。データ入力の
時間インターバルが0.6s以上なら、装置が低電力
レベルとなり、同様に“ミス”が表示される。高
電力状態でもミス状態でもカードが挿入されてい
るかどうかの検討が行われ、カードが取出される
や否や無負荷動作状態に移行する。 尚、この実施例では明暗交替ごとに“運動及び
運動方向”の走査が4回行われるから、1対の明
暗ごとに4つの線形基準点が限定される。即ち、
明から暗へ、暗から明へ過渡がそれぞれ基準点で
ある。 最大許容速度で挿入が行われる場合、観察可能
な明暗パターン交替に比較して走査パルス繰返し
周波数がはるかに高いなら、連続走査の必要はな
く、短かい走査パルスで充分である。運動する明
暗パターンをこのように周期的に走査することに
より、明暗状態を2つ以上の明暗キーイングとし
て限定することができる。明暗交替の走査は必然
的に先行情報の記憶を必要とする。暗信号が先行
し、これに明信号が後続すれば暗から明への通過
を意味する。 電流供給時間が僅かに10%であるから、エネル
ギー消費が小さくても、フオトダイオードの最大
負荷を著しく高く、即ち、光度を極めて高く、使
用寿命をも長く(10年)することができる。 以下の説明に於いて、情報支持材上の任意のコ
ード、トラツクを読取る際の作用経過及び回路関
係を詳述し、他の実施態様によつて以上の説明を
補足する。 以下の説明では本発明の回路を構成する個々の
構成素子及びその作用を理解し易いように第6図
及び第7図を参照し、作用経過を明らかにする。 カードがない時のタイミングパターン 無負荷動作時にはタイミング・パルスで動作す
るが短かい読取動作時には全読取電力消費量で操
作され、好ましくは連続操作の可能な構成の読取
ヘツドを採用する読取装置も想定することができ
る。前記読取ヘツドに関しては第7図に従つて後
述する。非使用時にも使用時にも装置全体をパル
ス操作することが好ましいことは言うまでもな
く、これには特に電流消費の大きい回路部分を短
時間パルス操作することも含まれる。 第8図及び第9図から明らかなように、回路素
子を選択的に制御及びトリガーするには、読取ヘ
ツドなどに第8図及び第9図を実施例として図示
するようにパルス・エツジのずれたパルス列A,
B,C,D,Eを作用させる必要がある。このよ
うなパルス列を発生させるのに(出力に上記パル
ス列が形成される)任意の段数のフリツプフロツ
プを直列接続して成る多相発振器29を利用し、
ダイオード、即ち、方向性部材を含む中間回路2
9a,29bを補足的に組込むことにより、先行
のフリツプフロツプ段の出力パルスを次のフリツ
プフロツプ段へ送る際パルス・エツジが正である
か負であるかに応じて時間遅延を調整することが
できる。このように構成し、帰還回路網を形成す
れば、帰還回路29c及び29dを介してパルス
列の種々の配分パターン領域が得られる。(第1
フリツプフロツプ29eに現われる)パルス列A
の正エツジが正電圧を通す回路29aのダイオー
ドを介して比較的迅速に次段のフリツプフロツプ
29fをトリガーするのに対し、パルス列Aの負
エツジはこれよりもはるかに遅れてフリツプフロ
ツプ29fの出力パルス列Bをフライバツクさせ
る。パルス列Cの形成についても同様であり、こ
の発振器の正しい振動性向を得るのに必要な回路
はライン29dを介して閉成される。情報支持材
と連動する走査ヘツドの少なくとも1つを適当に
操作することにより、読取ヘツドの範囲に読取る
べき情報支持材が存在しないことが判明すると初
めて第8図に図示するようなパルス動向が現われ
る。この動向を以下に説明する。 カードがない場合のタイミングパターン パルス列Aをパルス列Bと組合わせることによ
り、出力側にインバータ51が接続しているゲー
ト回路50に第6図の左上に示すように短かい
(負の)タイミングパルスが発生し(ライン5
4)、トランジスタ55を介して、選択された発
光ダイオード、即ち、実施例ではLEDを活性
化させる。この場合、Bインパルス列はインバー
タ52及びゲート回路53を介してゲート50に
達する。その結果、LED及びこれと連携する
受光素子aとの間の領域に情報支持材が挿入さ
れているかどうかが検知される。情報支持材が挿
入されておれば、送出される光パルスが吸収さ
れ、出力側に接続された比較回路56がこれに応
動していわゆるカード信号Cを発し(ライン5
7)、メモリまたはフリツプフロツプ58のD入
力(第7図右下)に供給される。(同じくライン
57)。このDフリツプフロツプ58はタイミン
グ・パルスとしてインバータ52からパルス列
を供給されるから、情報支持材が挿入されておれ
ば、このフリツプフロツプ58のQ出力は状態1
を、情報支持材が存在しなければ状態0を取る。
尚、ここに採用した論理状態はあくまでも例に過
ぎず、同様な作用態様を他の論理状態によつて達
成できることは当業者の容易に理解するところで
ある。 第8図から明らかなように、反転されたパルス
列Bにであるパルス列Tと対応する走査パルス
のほぼ中央部に於いて情報支持材が存在するかど
うかのチエツクが行われる。このチエツクの結果
が否定的なら、発振器29の最終段フリツプフロ
ツプ29gの出力側に接続されたゲート回路60
がライン59を介して抑制されるから、前記ゲー
ト回路は抑制されたままであり、パルス列Eは以
後0状態である。“情報支持材存在”チエツクの
結果が肯定的になるまで第8図のようにこの経過
が周期的に繰返えされる。 情報支持材がある場合のタイミング信号 情報支持材が存在すると、ゲート回路60の出
力に第9図のパルス列Eに対応する短かい休止パ
ルス61が現われる。詳しくはパルス列Dの対応
パルスの持続時間と同じ時間だけ持続する。この
残留パルス及び情報支持材が存在する場合これに
続くパルスEが高速帰還ライン29cを介して殆
ど即座にパルスAをフライバツクさせ、抵抗62
及びコンデンサ63から成る一体部材を介して帰
還が行われた場合の第8図パルスAの長い持続時
間と比較する。さらに、フリツプフロツプ58の
Q出力の切換性向に基づき、ライン64,65を
介してゲート回路66が切換えられて動作パルス
を発し、これが出力側にインバータ69が接続
されているゲート回路67,68を開成すること
により、パルス列A及びから構成され、増幅さ
れて得られる強力な制御パルスLEDを形成する
(ライン70)。この制御パルスLEDは第6図に
示すように同じくライン70で接続回路74を含
む増幅回路71,73を介して読取ヘツドの残部
を構成する発光ダイオード,及びを操作す
る一方、増幅器72が投入されればこれを介して
発光ダイオードをも操作し、二重の役割を果
す。 上記帰還に基づくパルスAの短縮により、読取
パルスLEDの短縮も行われ、その連携パルス列
を第9図にで示した。 読取動作が完了するごとに、先ずはタイミン
グ・パルスによるダイオードの制御を含めて全
プロセスが反復され、情報支持材の存在が検知さ
れると初めてすべてのダイオード乃至に対す
る読取パルスが発生する。第9図ではダイオード
に供給される制御パルス列に参照符号′を付
してある。パルス列′は第5図のタイミング・
パルスと遅れて現われるパルス列に対応の読
取パルスLEDとから合成される。 即ち、情報支持材が検知されて初めて強力な読
取パルスLEDが形成され、これと同時に高周波
数に切換えられる。 読出しサイクルにおける回路動作 本発明の回路には電流消費の大きい素子または
回路部分が含まれるから、情報支持体の存在が検
知されると同時にパルスLEDが与えられて初め
てこれらの素子または回路部分が動作するように
構成するのが有意義である。図示の実施例では双
極構成のため電流消費が大きいプログラム・メモ
リ37(第7図)だけに電流が供給される。第9
図のパルス説明図から明らかなように、パルス列
の形で現われる読取パルスはパルス列A及びC
のパルスから成り、情報支持材の存在を指示する
信号が情報支持体フリツプフロツプ58の他の入
力に供給されると初めてプログラム・メモリのた
めの図示の短かい読取パルスが送出するアンド・
ゲート79に接続しているアンド・ゲート78へ
ライン76,77を介して供給され、ここで
PROMとして構成されたプログラム・メモリ37
が増幅回路80を介して動作する。他の回路素子
または回路部分をもこのように制御することが可
能であり、電流消費の大きい素子が存在しなけれ
ば前記増幅回路80を省略してもよいことは云う
までもない。 タイミング情報の読取 特に動的なパルス読取に好適な第5図の実施例
ではタイミング・トラツク21が特設してあり、
これに単数または複数のデータ情報トラツク2
2,23…を連携させてある。タイミング・トラ
ツク及びデータ情報トラツクの本数は任意である
が、タイミング・トラツクに関してはデータ情報
トラツクの読取るべきビツト・パターン内の個々
のビツトを読取装置が取出して記憶できるように
タイミング・トラツクに演算可能な多くの変化が
起こりさえすればよい。図示の実施例ではタイミ
ング・トラツクは1本だけであるが、第6図に於
いて符号F及びSで示した2個の読取ヘツドをこ
のトラツクと連携させる。符号D及びEで示す他
の2個の読取ヘツドがデータ・トラツクを読取
る。タイミング・トラツクの主な目的は下記の2
つである。 (1) 挿入中にビツト・パターンに新しい状態が現
われたことが検知されるとデータ・トラツクの
読取を行う。 (2) ビツト・パターンに新しい状態が現われない
場合、即ち、タイミング・トラツク、これと連
携する読取ヘツドS,F及び場合によつては中
間メモリによつて構成される“タイミングパル
ス発生器”の初期位置が変化しないか、または
カードの後退運動が検知されたら読取動作を阻
止する。データ・トラツク上の所定のビツトに
対応して一定のタイミング・トラツク・パター
ンが現われ、これが上記プログラム・メモリ3
7へ送出されて初めてプログラム・メモリがこ
れと対応するデータ・トラツク上のビツトの読
取を可能にする。 図示の実施例では簡略化のためタイミング・ト
ラツク・パターンを交互に交替する明暗帯で構成
したから、明暗帯間隔とは異なる相互間隔で配置
された2つのタイミング・トラツク読取ヘツドF
及びSとの連携で4通りの値で表わされるタイミ
ング手段周期が与えられる。即ち、4番目の同じ
値が再び現われて装置がキブアツプし、ミス表示
状態に切替わるまでの3つの“タイミング・トラ
ツク値”だけ読取動作中に情報支持材が後退して
も差支えない。 タイミング・トラツク読取ヘツドF及びSとタ
イミング・トラツク21とを相対移動させると
(第5図には読取ヘツドの2つの想定位置を図示
してある)、明→暗及び暗→明変化の境界を基準
にすれば、タイミング手段の“周期”を決定する
次のような4通りの状態が得られる。
【表】 このようなタイミング手段周期のそれぞれに対
応してデータ・トラツク読取ヘツドD及びEがト
ラツク22及び23のビツト・パターンを構成す
る明暗いずれかの帯の真上に位置することも第5
図から明らかである。第5図では理解し易いよう
に帯をすべて明で図示してあるが、実際のビツ
ト・パターンが任意の配分を具え得ることは云う
までもない。 パルス列C(第9図)から共通タイミングが形
成され(第7図ライン85)、この共通タイミン
グは、出力側に比較増幅器89,57が接続され
タイミング・トラツク読取ヘツドF,Sの出力信
号を受入れる2つの受入フリツプフロツプ87,
88のタイミング入力へライン86を介して送出
される。次いで受入フリツプフロツプ87,88
のQ出力にタイミング・トラツク信号が現われ、
この信号は、ライン90,91を介してプログラ
ム・メモリ37の入力1及び2に送出される。 タイミング・トラツク情報の読取評価 読取られたタイミング・トラツク情報の演算に
は主として前記タイミング・メモリ37及びこれ
と連携する状態カウンタ35が関与する。スクリ
ーニングされた同期動作を得るため、ゲート78
の出力に於けるパルス列A及びCから成るパル
ス列が共通のカウントアツプ・パルス列として利
用され、このパルス列はライン92,93及び9
2,94を介して後述のような目的を持つ双安定
フリツプフロツプ回路95,96のタイミング入
力に達すると共にライン92の延長部を介して状
態カウンタ35のタイミング入力C1に達する。
ライン97を介して可能化または許可パルスを
EP入力に受けると状態カウンタ35のカウント
はすぐ上のステツプへ変化する。状態カウンタ3
5のカウント容量はデータ・トラツク情報中のビ
ツト数に設定されている。即ち、この場合には16
ビツト・パターンに設定されている。状態カウン
タ35はプログラム・メモリ37を介してカウン
トアツプすることにより到達した状態をコード化
された形で出力Q1,Q2,Q3,Q4を介して
再びプログラム・メモリに表示すると同時にこれ
に対応するアドレスをプログラム・メモリの入力
3,4,5及び6へ送出する。このアドレスは読
取動作進行のため情報支持材がさらに挿入される
場合、次に予期されるタイミング・トラツク情報
のビツト・パターンに対応する。このタイミン
グ・トラツク情報はライン90,91を介してプ
ログラム・メモリ37の入力1及び2に送出され
るから、プログラム・メモリ37(以下PROMと
呼称する)は一致関係をチエツクした後初めてそ
の出力9,10,11,12に於いてカウントア
ツプ信号、データ受入信号またはエラー信号を発
する。即ち、PROMは上掲の表に示したように予
期される読取ヘツド信号a,b,c,dの目標値
を仮定し、対応するアドレスの形で状態カウンタ
35から送出されて来るこの目標値をチエツクす
る。入力1及び2にこの目標値組合わせが現われ
ないとPROM37が待機状態となり、状態カウン
タ35のEP入力に不能化信号を送つてカウント
アツプを阻止する。 例えばコードカードのような情報支持材が“正
しく”挿入されてタイミング手段の4つのビツ
ト・パターンから成るビツト・パターンがPROM
37の入力1及び2に送出され、PROM37が同
時点に状態カウンタ35から送出されるこのビツ
ト・パターンのアドレスに基づいて一致関係をチ
エツクする場合を考察する。この場合、出力12
にシフト信号が現われ、ライン93を介してスク
リーニングのためのタイミング・パルスを得る同
期用フリツプフロツプ96のD入力へ送出され
る。次いで、第6図ライン97を介してデータ・
メモリまたはデータ・レジスタ98,99のタイ
ミング入力CRに送出されるシフト・パルスが同
じくライン97に現われ、比較回路100及び1
01を介してレジスタ98,99のデータ入力D
Rに供給される読取ヘツドD,Eのデータ信号情
報が前記レジスタ98,99から取出される。
PROM37がライン97を介して状態カウンタ3
5を1カウント・ステツプだけ上げ、その結果ア
ドレスが変化することによりそれまで送出されて
いたタイミング・トラツク情報とこの新しいアド
レスとの一致関係が失われると初めて前記シフト
または読取指令Sが発せられる。 情報支持材の後退/不規則動作における読取防止 既に述べたように、PROM37のタイミング・
トラツク・コードとして4通りの異なる状態を持
つコードを採用すれば、前記状態が3度交替する
量だけ情報支持体が後退しても読取装置全体が誤
動作状態に限ることはない。タイミング・ビツ
ト・パターンの新しく予期される本来の“正常
な”状態に相当する4番目の状態まで後退すると
初めてPROM37がいわばギブアツプし、誤動作
状態となる。入力1及び2に予期される本来のタ
イミング・ビツト・パターンが現われずに明らか
に後退運動に起因する別のパターンが現われると
PROM37の出力11によつてセツトされる付属
メモリまたはマーカー・フリツプフロツプ95を
設ける。この時、PROM37の入力7にマーカ
ー・フリツプフロツプ95のQ出力からライン1
02を介してロツク信号が送出される。このロツ
ク信号が送出されている限り、PROM37はマー
カー・フリツプフロツプ95がセツト前に既に到
達していたタイミング・ビツト・パターン組合わ
せと一致しないタイミング・ビツト・パターンを
ことごとく阻止する。従つて、ロツク信号が送出
されている状態でさらに後退し、タイミング手段
の周期状態が4つしかないため予期される本来の
タイミング・トラツク情報が現われると、PROM
の出力9及び10にクリア信号が現われ、ライン
103a,103bを介してゲート104及び1
05に達する。ゲート105はライン106を介
して状態カウンタ35のL入力を“負荷”状態に
切換える。即ち、これと同時に前記カウンタの出
力Q5は“フル”状態となり、このフル信号をゲ
ート107及び106に送出する。マーカー・フ
リツプフロツプ95のQ及び出力はゲート10
7及び106の他方の2つの入力と接続している
から、(情報支持材がこのタイミング・トラツク
組合わせに於いて許容される第3のタイミング・
トラツク・パターンを越えて後退して)マーカ
ー・フリツプフロツプ95がセツトされたままな
らインバータ108を介してゲート106の出力
にエラー信号Fが供給され、マーカー・フリツプ
フロツプ95がセツトされていなければ、読取動
作が正しく完了したことを指示する完了信号Eが
現われる。 後退の際にも検知できるタイミング・ビツト・
パターン組合わせを通過するまで情報支持材を再
び挿入方向へ正しく前進させればPROM37はマ
ーカー・フリツプフロツプ95のセツトを解き、
情報支持材の動揺や後退に妨げられることなく読
取動作が進行する。当然のことながらこの動作中
PROM37は読取ヘツドD及びEに於ける情報の
記憶だけを可能にするシフト信号Sを発生するこ
とはない。 過度の遅延による誤動作 本発明の装置に於いて重要な役割を果すもう1
つの作用信号、即ち、ゲート66の出力に形成さ
れる実行信号について説明する。情報支持材の
欠陥を示す信号をフリツプフロツプ58の出力
から、および読取動作の完了を示す信号を状態カ
ウンタ35のQ5出力からそれぞれ同時に両入力
へ供給されている状態では、実行信号は第8図
のパターン列に対応する低電流タイミング・パ
ルスだけを許容する。情報支持材が存在し且つ状
態カウンタ35がゼロにセツトされているか、あ
るいは読取動作をカウントアツプすると、実行信
号が他の状態に移行する。高電流パルスLEDの
供給をリリースするこの実行信号はフリツプフロ
ツプ96からの読取またはシフト信号Sと共にバ
イパス109を介してゲート110に達し、この
ゲートの出力からタイミング回路111に達す
る。タイミング回路111は例えば長時間に亘つ
て次の情報支持材が挿入されない場合のようにあ
らたに読取パルスが入力されないと一定時間後に
作動を停止する。この場合、パルス列T(第8
図)に対応する次のタイミング・パルスでフリ
ツプフロツプ112がセツトされてPROM37の
入力15に時間経過信号を供給する。従つてこれ
もエラー信号Fと同様に読取動作を終了させるの
に必要な出力信号である。タイミング回路111
は任意の形式に実施することができ、図示の実施
例ではRC素子を含む。 データトラツク情報の転送 図示の実施例では各データ・トラツクが任意で
かあるが16ビツトを含み、個々のタイミング・ト
ラツクに任意の本数のデータ・トラツクを連携さ
せ、データ・トラツク制御装置からの読取信号S
に応じて前記データ・トラツクを同時に並列に読
取ることができるから、第1レジスタの内容が8
カウント・ステツプ後移送信号Uによつて並列ま
たは直列に第2レジスタへ移され、第1レジスタ
がデータ・トラツク情報の第2の半分を記録する
ダブル・レジスタとして中間メモリまたはレジス
タ98,99を構成するのが便利である。ビツ
ト・パターンの形で記憶されたデータ・トラツク
情報のアクセス及び処理は出力ライン113を介
して8ビツトずつ並列に逐次アクセス方式は行わ
れるが、累計されたデータ・トラツク情報を演算
する方式など任意の方式を採用することができ
る。移送は読取動作が正常に完了したことを指示
する完了信号Eがゲート107の出力からライン
114に送出されると行われる。移送信号Uは8
カウント・ステツプを示す状態カウンタ35の出
力Q1からの信号とライン85のタイミング信号
とをライン117を介して供給される第7図の左
上に示すゲート115,116によつて形成され
る。ライン118に現われるストローブ信号St
は図示しないデータ・プロセツサから供給され
る。 第2の実施例 第10図に図示する第2実施例は少くとも2本
の、但し2進方式を採用する場合なら2本だけの
自己タイミング式コード・トラツクに基づくもの
であり、第10図に参照符号120a,120b
で示すこの2本のコード・トラツクはコード半ト
ラツク120a,120bのいずれか一方に於い
てビツトごとに値が交替し、両方の半トラツクで
同時にこのような交替が起こり得ないように構成
する。この実施例の基本原理は一方のコード半ト
ラツク、例えば120aに論理値1を、他方のコ
ード半トラツク、例えば120bに論理値0をそ
れぞれ連携させることにより、自己タイミング方
式の利点と相まつて(挿入速度に影響されないだ
けでなく、静止も、場合によつては後退も許され
る)、各半トラツクを16ビツトで構成するとして
所与のビツト・パターンに16ビツトを配列して合
計65536通りのコードを得ると云うものである。
各半トラツク120a,120bには専用の読取
ヘツド121a,121bを連携させる。この実
施例はコード化され且つ記憶された情報が特定の
数または数字に対応し、これを第11図及び第1
2図に関連して後述するような演算回路によつて
正しく弁別し、これに応じた指令、例えば好まし
い応用として電子ロツク装置としてこの実施例を
利用する場合なら解錠指令を発することができる
ように構成するのが好ましい。この場合、両方の
コード半体120a,120bを支持する情報支
持材をキーとして構成すれば、読取ヘツド121
a,121bを有する鍵穴がこのキーが挿入され
る鍵穴となる。 この実施例では1ビツトごとに左右いずれかの
コード半トラツク120a,120bで交替が起
こるから、読取ヘツドによつて検知される信号の
(立上がりまたは立下がり)エツジを検知するこ
とで自己タイミングが行われる。個々の“エツジ
信号”がタイミング信号であり、例えば、検知さ
れたデータ情報を記録し、場合によつては並列に
再生するシフト・レジスタをさらにシフトさせる
のに利用することができ、左のコード半トラツク
に於ける信号値交替に論理値1の状態を、右のコ
ード半トラツクに於ける信号値交替に論理値0の
状態をそれぞれ割当てるシフト・レジスタには両
方のコード半トラツクから得られるビツト・パタ
ーンが記録される。 第10図の実施例は先頭にスタート・ビツト1
22と、情報支持材(キー、コードカードなど)
が回転した状態で挿入されてもコード化情報が正
しい向きで読まれるようにする方向ビツト123
とを具備し、データ情報の末尾にはストツプ・ビ
ツト124をも設けてある。 どちらのコード半トラツク120a,120b
でも明セグメントから成るスタートビツトによ
り、読取装置はコード部分に達したことを感知す
る。 方向ビツト123は読取るべきコードの向きを
指示する。この方向ビツトは一方のコード半トラ
ツクでは明セグメントから、他方のコード半トラ
ツクでは暗セグメントから成り、例えば論理値1
の信号値を有するコード半トラツク120aに暗
セグメントを連携させればよい。 この実施例も既に第3図乃至第9図との関連で
述べたような回路系と併用することができ、タイ
ミングをも含めてコード情報をパルス操作で読取
ることも可能である。しかし、既に述べたように
弱いタイミングパルスによる無負荷動作を維持
し、読取動作時に完全連続走査動作に切換えるこ
ともでき、この実施例を以下に説明する。 第2の実施例の連続的な読取 第11図に示すように、両方の読取ヘツド12
1a,121bは2個の発光素子126及び2個
の受光素子127から成り、発光ダイオード
(LED)及びフオトトランジスタでそれぞれ構成
するのが普通である。受光素子127が得た2つ
の信号は128にて中間増幅後、エツジ検知器1
29に達し、この検知器によつて両方のコード・
トラツクの光度交替、即ち、明から暗及びその逆
の交替が検知される。エツジ検知器が出力信号を
発し、これがライン130a,130bを介して
オア・ゲート131に供給され、一緒になつてタ
イミングパルス列を形成し、このパルス列でデー
タ・ビツトの演算が開始される。タイミング・パ
ルス列は遅延素子132を介してデータ・ビツト
のビツト・パターンを記憶するレジスタ134の
移送入力133に達する。データ・ビツトの実際
の検出はこの実施例ではRSフリツプフロツプか
ら成り、入力135a,135bの一方でトリガ
ーが行われた後、あらたに他方の入力に於いてト
リガーが行われて初めてフリツプフロツプ状態変
化が起こるように構成した中間レジスタまたはメ
モリ135を利用して行われる。エツジ信号によ
り同一入力で相前後してトリガーが行われても切
換えは起こらない。タイミング・パルス列はシフ
ト・レジスタ134を自己タイミング方式でシフ
トアツプさせ、両方のコード半トラツク120
a,120bのデータ・ビツト配分に応じて中間
レジスタ135(フリツプフロツプ)の出力に於
ける論理状態を交替させ、好ましくは排他的オ
ア・ゲートとして構成された別のゲート136を
介してシフト・レジスタのデータ入力137に達
する。排他的オア・ゲートは第1方向ビツト12
3によつてセツトされる方向レジスタ138の制
御下に中間レジスタ135の出力信号値を反転さ
せる性質を持つ。この方向ビツトがどちら側のト
ラツクに現われるかによつて方向レジスタ138
の出力信号が変化する。この方向レジスタ138
も簡単なフリツプフロツプで構成することがで
き、排他的オア・ゲート136の制御に従つて両
方のコード半トラツク120a,120bから検
出された暗帯配分の“正しい”評価が論理値0ま
たは論理値1としてシフト・レジスタ134へ書
込まれることによつて前記出力信号の変化が起こ
る。 第10図にはコード・トラツクと共に、図示の
明暗帯配分から得られるデータ・ビツトのコー
ド・パターンを示す。 方向レジスタ138は簡単なゲートで構成する
ことのできるスタート・レジスタ139が両トラ
ツク上にスタート・ビツト122を検知するとス
タート・レジスタ139によりライン140を介
して解除される。同様に、スタート・レジスタ1
39は読取動作完了後、ストツプ・ビツト124
に到達すると読取つたデータ情報を移送し、メモ
リをリセツトし、次の読取動作に対する準備状態
となる。第11図はこの実施例の基本原理を要約
して示すにとどめており、当業者ならば既に述べ
た詳細な回路構成に基づいて第2実施例に対応す
る回路を容易に構成できるであろう。 所与の時間内にエツジ信号の異常を検知すると
エラー信号を発するタイミング回路140を補足
してもよい。 特に好ましい実施例では、得られたデータ・ビ
ツトを処理し、これを演算するだけでなく、各情
報支持材(キーまたはカード)上のビツト・パタ
ーンがあらかじめ記憶されるを防止し、情報支持
材を最初の挿入でこの情報支持材に固有のビツ
ト・パターンに読取装置をセツトし、固定するこ
とも可能である。このため、第11図の回路は好
ましくはいわゆるRAMとして構成され且つ読取
動作開始と共に解除されるライン142,143
を介してデータ情報及びタイミング信号を供給さ
れるメモリ141を含む。メモリ141はこのデ
ータ情報を取出し、これを恒久的に固定する。こ
の場合、必要に応じて特殊なリセツト回路を設け
る。シフト・レジスタ134及びメモリ141の
出力側に接続されてこれらと連携する一致回路1
44は正しいデータ・ビツトを検知する役割だけ
を果し、ストツプ・ビツトに到達するごとにシフ
ト・レジスタ134の内容がメモリ141の内容
と比較され、一致すれば前記一致回路144の出
力に一致信号Gが形成される。 パルス動作におけるデータ読取 第10図及び第11図の実施例では種々の理由
から読取動作時に於いても読取ヘツドをパルス制
御できることが要求される。特に、使用寿命を長
くし、平均電流消費を節減したいと云う要望を満
たさねばならないからである。この場合、第12
図を参照すると例えば第1実施例の多相発振器2
9と同様に構成され、パルス選択用プロセツサ3
3と共働でき、ライン146を介して読取ヘツド
部及び特定回路素子に適当なパルスを送出する補
助タイマー145を設けるだけでよい。別のライ
ン147がパルス操作を可能にするのに必要な中
間メモリ148に達している。入力に加わる信号
が交替するごとに他の状態へトリガーされる2個
のフリツプフロツプで構成できるこの中間メモリ
は両方のコード半トラツクのビツト・パターンに
対応するパルス列をその出力148a,148b
に形成し、このパルス列はエツジ検知器129′
によつて評価される。その他の回路素子は第8図
の実施例とほぼ同様であるからその説明を省き、
同じ参照符号の上にバーを添えた。ライン14
7、中間メモリ148及びスタート・レジスタ1
39′を介して供給されるパルスはデータ入力に
存在する情報が変化するとこれを移送させる。
尚、第8図及び第9図に於いて情報支持材には参
照符号150,150′を付してあり、現実には
身分証明書、コードカード、キーなどの形で実施
される。 本発明の重要な利点として、個々の回路素子及
び場合によつては機能的にまとまつた回路部分の
補助手段としてマイクロ・プロセツサなどを挿入
してこれを適当にプログラムしてもよく、このよ
うに挿入されたプロセツサは本発明の範囲内に包
含される。 第8図に図示したRAMは任意のメモリとして
構成してもよい。(特定のキーにプログラムする
場合のように)最初に設定する際に第8図とは異
なり、情報を先ずシフト・レジスタだけへ移送し
てから並列にメモリ141へ移送するように
RAMを並列に設定してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の読取装置の構造を示す正面
図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図の
側面図、第4図は本発明の第1実施例を示すブロ
ツク図、第5図は本発明のタイミング・トラツク
及びコード化データ・トラツクを有するコード・
カード状の情報支持材を示す説明図、第6図及び
第7図は第4図の回路図を詳細に示す部分回路
図、第8図は読取ヘツドの範囲に読取を行うべき
情報支持材が存在しない多相発振器から得られる
パルス列およびこのパルス列から構成されるパル
ス列の第1のパルスのタイミング図、第9図は情
報支持材が存在する時の第8図と同様なパルスの
タイミング図、第10図は自動タイミングを可能
にするコード・トラツクを有する情報支持材の本
発明の第2の実施例を示す説明図、第11図は第
10図の情報支持材に対する演算回路の第1の実
施例を示すブロツク図、第12図は第11図の演
算回路と類似の、但しパルス式動作用に構成した
演算回路の第2の実施例を示すブロツク図であ
る。 (符号の説明)、1…正面フレーム、2…スリ
ツト、3,4…案内面、5…表示ランプ、7〜1
0…プリント配線板、24…比較増幅器、25…
低容量スイツチ、26…高容量スイツチ、27…
しきい値スイツチ、28…増幅器、29…多相発
振器、30…カード弁別レジスタ、31…状態レ
ジスタ、32…同期回路、33…パルス選択プロ
セツサ、34…タイミングレジスタ、35…状態
カウンタ、36…状態デコーダ、37…プログラ
ムメモリ(PROM)、39…電流しや断器、40
…エラー・スイツチ、41…速度センサ、42…
バツフア、121a,121b…読取ヘツド、1
26…発光素子、127…受光素子、129…エ
ツジ検出器、131…オアゲート、135…メモ
リ、134…シフトレジスタ、135…中間レジ
スタ、136…排他的オアゲート、138…方向
レジスタ、139…スタートレジスタ、140…
タイミング回路、141…メモリ、144…一致
回路、145…補助タイマ、148…中間メモ
リ、150…情報支持材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 相対的に移動する情報支持材からコード情報
    を読取るための光電式読取装置であつて、前記情
    報が光通過に対して透明、不透明(明、暗)とな
    るパターン領域で表わされ、発光器および受光器
    よりなる少なくとも1つの読取アセンブリを具備
    し、また該少なくとも1つの読取アセンブリに対
    して予め定められた縦方向通路に前記情報支持材
    を案内する手段を具備し、前記発光器からの光が
    前記パターン領域の透明領域を介して前記受光器
    の少なくとも1つに受光されるようにし、さら
    に、前記情報支持材上の情報を評価する電子式情
    報処理手段を具備した光電式読取装置において、 前記情報支持材が複数の縦方向に延在するパタ
    ーン領域トラツクを具備し、該各トラツクが前記
    少なくとも1つの読取アセンブリに連携し、前記
    トラツクが記憶情報ビツトを含む少なくとも1つ
    の情報トラツクおよび交互に隣接配列された透
    明、不透明の複数のパターン領域を含む少なくと
    も1つのタイミングトラツクを具備し、該少なく
    とも1つのタイミングトラツクの各パターン領域
    が同一の縦方向寸法を有するタイミングビツトに
    より構成され、前記少なくとも1つのタイミング
    トラツクが縦方向に分離配列された少なくとも2
    つのタイミング読取アセンブリに連携し、該各タ
    イミング読取アセンブリが前記タイミングビツト
    の隣接ビツトに対応して異なるタイミングビツト
    パターンのタイミングシーケンスを構成するタイ
    ミングビツト信号を発生し、隣接するタイミング
    トラツク読取アセンブリ間の縦方向距離は、前記
    タイミングビツトの縦方向寸法より大きく、且つ
    前記情報支持材が前記タイミングビツトの縦方向
    寸法の少なくとも2倍以上の距離を前記予め定め
    られた縦方向通路に沿つて移動するときに前記タ
    イミングトラツク読取アセンブリが前記情報支持
    材が当該読取装置に対して相対的に移動した距離
    の各等価部分に対応する少なくとも4つのタイミ
    ングビツトパターンを有するタイミングシーケン
    スを発生するように、予め選択され、各データト
    ラツクの各データビツトが前記タイミングシーケ
    ンスの特定のタイミングビツトパターンに連携
    し、 前記情報処理手段が、前記情報支持材が当該読
    取装置に対して前記予め定められた縦方向通路の
    第1の方向に移動したときに前記タイミングトラ
    ツク読取アセンブリによつて発生した第1のタイ
    ミングシーケンスに対応する第1の予め定められ
    たタイミングシーケンスプログラムを内蔵するメ
    モリを具備し、 さらに、前記情報処理手段が、情報トラツク評
    価手段、および前記タイミングトラツク読取アセ
    ンブリによつて発生したタイミングシーケンスを
    前記第1の予め定められたタイミングシーケンス
    プログラムと比較する比較手段を具備し、該比較
    手段は、前記タイミングトラツク読取アセンブリ
    によつて発生したタイミングシーケンスが前記第
    1の予め定められたタイミングシーケンスと異な
    るときに、前記情報トラツク評価手段に阻止信号
    を発生する、 ことを特徴とする情報支持材上の情報を読取るた
    めの光電式読取装置。 2 少なくとも次の2つの異なる動作: 前記少なくとも1つの読取アセンブリの1つの
    みに前記情報支持材の当該読取装置に対する移動
    速度に関連した間隔で短かい低電流レベルのパル
    スが供給されるスタンバイ(無負荷)動作と、 当該読取装置のすべての読取アセンブリに対し
    最大読取速度に調整され読取動作を行うための比
    較的高電流レベルのパルスが供給される読取動作
    と、 に前記少なくとも1つの読取アセンブリを動作さ
    せるようにした、 特許請求の範囲第1項に記載の光電式読取装置。 3 さらに、少なくとも次の2つの異なる動作: 前記少なくとも1つの読取アセンブリの1つの
    みに前記情報支持材の当該読取装置に対する移動
    速度に関連した間隔で短かい低電流レベルのパル
    スが供給されるスタンバイ(無負荷)動作と、 当該読取装置のすべての読取アセンブリに対し
    最大読取速度に調整され読取動作を行うための比
    較的高電流レベルのパルスが供給される読取動作
    と、 に前記情報処理手段を動作させるようにした特許
    請求の範囲第2項に記載の光電式読取装置。 4 相対的に移動する情報支持材からコード情報
    を読取るための光電式読取装置であつて、前記情
    報が光通過に対して透明、不透明(明、暗)とな
    るパターン領域で表わされ、発光器および受光器
    よりなる少なくとも1つの読取アセンブリを具備
    し、また、該少なくとも1つの読取アセンブリに
    対して予め定められた縦方向通路に前記情報支持
    材を案内する手段を具備し、前記発光器からの光
    が前記パターン領域の透明領域を介して前記受光
    器の少なくとも1つに受光されるようにし、さら
    に前記情報支持材上の情報データを評価する電子
    式情報処理手段を具備した光電式読取装置におい
    て、 前記情報支持材が複数の縦方向に延在するパタ
    ーン領域トラツクを具備し、該各トラツクが前記
    少なくとも1つの読取アセンブリに連携し、前記
    トラツクが記憶情報ビツトを含む少なくとも1つ
    の情報トラツクおよび交互に隣接配列された透
    明、不透明の複数のパターン領域を含む少なくと
    も1つのタイミングトラツクを具備し、該少なく
    とも1つのタイミングトラツクの各パターン領域
    が同一の縦方向寸法を有するタイミングビツトに
    より構成され、前記少なくとも1つのタイミング
    トラツクが縦方向に分離配列された少なくとも2
    つのタイミング読取アセンブリに連携し、該各タ
    イミング読取アセンブリが前記タイミングビツト
    の隣接ビツトに対応して異なるタイミングビツト
    パターンのタイミングシーケンスを構成するタイ
    ミングビツト信号を発生し、隣接するタイミング
    トラツク読取アセンブリ間の縦方向距離は、前記
    タイミングビツトの縦方向寸法より大きく、且つ
    前記情報支持材が前記タイミングビツトの縦方向
    寸法の少なくとも2倍以上の距離を前記予め定め
    られた縦方向通路に沿つて移動するときに前記タ
    イミングトラツク読取アセンブリが前記情報支持
    材が当該読取装置に対して相対的に移動した距離
    の各等価部分に対応する少なくとも4つのタイミ
    ングビツトパターンを有するタイミングシーケン
    スを発生するように、予め選択され、各データト
    ラツクの各データビツトが前記タイミングシーケ
    ンスの特定のタイミングビツトパターンに連携
    し、 前記情報処理手段が、前記情報支持材が当該読
    取装置に対して前記予め定められた縦方向通路の
    第1の方向に移動したときに前記タイミングトラ
    ツク読取アセンブリによつて発生した第1のタイ
    ミングシーケンスに対応する第1の予め定められ
    たタイミングシーケンスプログラムを内蔵するメ
    モリを具備し、 さらに、前記情報処理手段が、情報トラツク評
    価手段、および前記タイミングトラツク読取アセ
    ンブリによつて発生したタイミングシーケンスを
    前記第1の予め定められたタイミングシーケンス
    プログラムと比較する比較手段を具備し、該比較
    手段は、前記タイミングトラツク読取アセンブリ
    によつて発生したタイミングシーケンスが前記第
    1の予め定められたタイミングシーケンスと異な
    るときに、前記情報トラツク評価手段に阻止信号
    を発生し、 さらに、当該読取装置が、好ましくは単一の読
    取ヘツドのみを低電流レベルのタイミング・パル
    スが流れるスタンバイ(無負荷)動作状態と、高
    電流レベルの読取パルスが得られるかまたは全読
    取アセンブリが連続的に制御される読取動作状態
    とを弁別するために、情報支持材弁別レジスタ3
    0および多相発振器29を具備し、該レジスタが
    多相発振器29に出力パルスを送出し、該多相発
    振器が複数の異なる制御パルスを発生することに
    より、前記読取動作状態時にはスタンバイ動作時
    より高い周波数に切換えられ、これと同時に、前
    記情報支持材の存在を検出する検出パルスに続く
    高電流レベルの読取パルスを発生するようにし
    た、 ことを特徴とする情報支持材上の情報を読取るた
    めの光電式読取装置。 5 相対的に移動する情報支持材からコード情報
    を読取るための光電式読取装置であつて、前記情
    報が光通過に対して透明、不透明(明、暗)とな
    るパターン領域で表わされ、発光器および受光器
    よりなる少なくとも1つの読取アセンブリを具備
    し、また、該少なくとも1つの読取アセンブリに
    対して予め定められた縦方向通路に前記情報支持
    材を案内する手段を具備し、前記発光器からの光
    が前記パターン領域の透明領域を介して前記受光
    器の少なくとも1つに受光されるようにし、さら
    に、前記情報支持材上の情報を評価する電子式情
    報処理手段を具備した光電式読取装置において、 情報支持材150上のデータが2つの縦方向に
    延在する部分コードトラツク120a,120b
    よりなり、各部分コードトラツクは縦横辺を有す
    る明暗領域の任意のシーケンスを有し、該2つの
    部分コードトラツクは当該読取装置により処理さ
    れるデータを含むと同時にシステムのタイミング
    トラツクを構成し、該部分コードトラツクは各情
    報ステツプに対し該部分コードトラツクにおける
    一方または他方のビツトが変化するように配列さ
    れ、該ビツトの変化は一方のトラツクのビツト変
    化に対し論理状態“1”を構成し他方のトラツク
    のビツト変化に対し論理情報“0”を構成し、こ
    れにより、一方または他方のトラツクのビツト変
    化の発生をタイミングシーケンスを構成する論理
    状態シーケンスとし、 前記コードトラツクが単一の読取アセンブリ1
    21a,121bに連携し、該読取アセンブリの
    出力信号は横方向エツジ検知器129に供給さ
    れ、該検知器は明変化エツジあるいは暗変化エツ
    ジの各出力信号を発生し、該出力信号はゲート回
    路131において結合されてシフトレジスタ13
    4,134′のシフト入力のシフトサイクルを構
    成し、 前記エツジ検知器の出力信号はさらにデータ評
    価メモリ回路135のスイツチング入力に供給さ
    れ、該データ評価メモリ回路の出力は前記シフト
    レジスタ134のデータ入力に接続され、これに
    より、前記情報ビツトパターンは前記シフトレジ
    スタのシフト入力に受信されるタイミングシーケ
    ンスに従つて該シフトレジスタ134,134′
    において受信され、 一致回路144が前記シフトレジスタの内容と
    予め定められた情報を保持するメモリの内容との
    一致を判別する、 ことを特徴とする情報支持材上の情報を読取るた
    めの光電式読取装置。
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