JPS627109B2 - - Google Patents

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JPS627109B2
JPS627109B2 JP54049178A JP4917879A JPS627109B2 JP S627109 B2 JPS627109 B2 JP S627109B2 JP 54049178 A JP54049178 A JP 54049178A JP 4917879 A JP4917879 A JP 4917879A JP S627109 B2 JPS627109 B2 JP S627109B2
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JP
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brake
brake drum
drum
drive shaft
casing
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JP54049178A
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JPS557178A (en
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Furenkeru Manfureeto
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ZERU KG IND SHUMIIDE
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Publication date
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Publication of JPS627109B2 publication Critical patent/JPS627109B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/04Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions for detecting excessive speed
    • B66B5/044Mechanical overspeed governors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D51/00Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like
    • F16D51/10Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like shaped as exclusively radially-movable brake-shoes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D59/00Self-acting brakes, e.g. coming into operation at a predetermined speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2129/00Type of operation source for auxiliary mechanisms
    • F16D2129/04Mechanical
    • F16D2129/043Weights

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は持上ロープ若しくは駆動ロープの破断
時又は伝動装置若しくは駆動モータの故障時にゴ
ンドラ若しくはエレベータの制動されない降下を
阻止するためのつかみ式ブレーキに関する。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第1506473号明
細書に基づくこの種の公知つかみ式ブレーキで
は、案内装置として役立つラツクと噛合う歯車に
よつて駆動される伝動軸の回転数が所定の回転数
を上回つたさいにエレベータが制動されるように
なつている。このつかみ式ブレーキは遠心重りを
備えた遠心力調整機の形式の速度制限装置を有し
ており、この速度制限装置は制動すべき伝動軸に
固定されている。さらにこのつかみ式ブレーキは
速度制限装置を取囲むブレーキドラムを備えてお
り、所定回転数を上回つたさいに速度制限装置の
遠心重りがこのブレーキドラムに係合する。この
ブレーキドラムはケーシング内に回転可能に支承
されている。さらにこのつかみ式ブレーキはブレ
ーキドラムを軸方向で推動する装置及びこのブレ
ーキドラムが軸方向で推動させられたさいに伝動
軸を制動するための制動装置を有している。公知
技術に基づくこのつかみ式ブレーキでは、遠心重
りがブレーキドラムの内面に形状係合的に協働し
てブレーキドラムを回転せしめる。ブレーキドラ
ムを軸方向で推動する装置は逆回転可能なスピン
ドルスリーブを備えたスピンドルから成つてお
り、遠心力調整機の作動によつてブレーキドラム
が回転させられたさいにブレーキドラムはスピン
ドルによつて定置の制動部材に押つけられて制動
される。制動力が遠心重りを介して駆動軸に伝達
されるので、このつかみ式ブレーキの運転確実性
は遠心重りの形状係合的な協働に依存している。
遠心重りの形状係合に役立つ縁部は係合過程中部
分的に損なわれ、これによつて形状係合が困難と
なる。その上ブレーキ力は制動過程中に常時増大
する。従つて、制動矩離を短くするために、制動
力は制動過程の終りでは著しく高くなければなら
ず、このため、エレベータ案内及びすべての支持
部分が極めて著しく負荷される。
本発明の課題は駆動軸の著しく狭い回転数範囲
内で許容的に応動するとともに、全制動過程が著
しくコンスタントな制動力若しくは減速で行なわ
れるような冒頭に述べた形式のつかみ式ブレーキ
を提供することにある。
この課題を解決した本発明の要旨は、駆動軸の
回転数が所定回転数を上回つたさいにゴンドラ又
はエレベータの駆動軸を制動するためのつかみ式
ブレーキであつて、ケーシング内に回転可能に支
承されたブレーキドラム、このブレーキドラムに
よつて囲われていて所定速度を上回つたさいにこ
のブレーキドラムに係合する遠心重りを備えた遠
心力式ブレーキとして形成され制動すべき駆動軸
に固定された速度制限装置、前記ブレーキドラム
を軸方向移動させかつこれの回転を制限するため
の装置並びにブレーキドラムの軸方向移動時に前
記駆動軸を制御するための制動装置を備えた形式
のものにおいて、前記遠心重りがブレーキライニ
ングを介して前記ブレーキドラムに係合してこの
ブレーキドラムを回転せしめるように構成されて
おり、かつ、ブレーキドラムを軸方向で移動させ
かつこれの回転を制限するための前記装置が互い
に相補する形状の円錐状のつる巻線形板を有して
おり、これらつる巻線形板の一方がケーシングの
底部に固定され又はケーシングと一体に形成され
ており、他方が前記ブレーキドラムの平らな外面
に固定され又はブレーキドラムと一体に形成され
ており、前記つる巻線形板の厚さが、エレベータ
の降下走行時の前記駆動軸の回転方向で均一に減
少しており、この最小厚個所と最大厚個所との間
に段が形成されており、かつ、前記制動装置がブ
レーキ円板から成り、このブレーキ円板が前記駆
動装置の端部に固定されている点にある。
有利には遠心力ブレーキによつて生じた回転モ
ーメントが所定値を上回つたさいにブレーキドラ
ムの回転を阻止する装置が設けられる。
次に図示の実施例につき本発明を具体的に説明
する。
このつかみ式ブレーキは駆動軸1を介してウオ
ーム伝動装置又は平歯車伝動装置に結合されてお
り、この伝動装置は例えば0.2m/secのエレベー
タの通常走行速度を例えば1400rpmの駆動軸の回
転に変換する。この伝動装置はエレベータ又はゴ
ンドラの駆動ユニツトに無関係である。駆動軸1
はこの駆動装置を介して歯車によつて駆動され
る。この歯車は孔あきレールに係合しており、こ
の孔あきレールはエレベータの案内に固定されて
いる。
このつかみ式ブレーキは主として、軸方向移動
可能な速度制限装置2と、駆動軸1の両側に位置
してこれに固定的に結合されたブレーキ円板3
と、速度制限装置2及びブレーキ円板3を取囲む
ブレーキドラム4と、2つの円錐形のつる巻線形
板5と、つかみ式ブレーキ全体を取囲むケーシン
グ6とから成つている。つる巻線形板5の一方は
ブレーキドラム4の外面に、かつ他方はケーシン
グ6の底部に固定されている。
速度制限装置2を第2図に詳しく示す。この速
度制限装置2は異形ボス10を有しており、この
異形ボス10はキー7を介して駆動軸1に相対回
動不能かつ軸方向移動可能に配置されている。速
度制限装置2は皿ばね20によつてウオーム伝動
装置又は平歯車伝動装置の伝動装置カバー8から
離反する方向で押圧されている。異形ボス10は
横断面でみて2つの互いに対向して位置する小直
径範囲11と2つの互いに対向して位置する大直
径範囲12とを有している。小直径範囲11から
大直径範囲12への移行個所にはそれぞれ半径方
向の段部が形成されている。速度制限装置2はさ
らに遠心重り13を備えており、この遠心重り1
3は引張ばね14によつて保持されて小直径範囲
11に当付けられている。第2図には両方の遠心
重り13に固定された2つの引張ばね14が図示
されている。この遠心重り13はリングセグメン
トの形状の横断面を有している。各遠心重り13
の外面にはブレーキライニング15が備えられて
いる。
この速度制限装置2は遠心力ブレーキとして作
動する。異形ボス10並びに引張ばね14によつ
てこの異形ボス10に圧着されている遠心重り1
3は駆動軸1によつて回転させられる。ばねの引
張力は通常走行速度では遠心重り13によつて生
じる遠心力に比して大きくなるように設計されて
いる。通常走行速度では遠心重り13が異形ボス
10の小直径範囲11に当付けられている。通常
走行速度を上回ると、遠心重り13によつて生じ
る遠心力が引張ばね14の引張力に比して大きく
なり、これによつて遠心重り13が異形ボス10
から引離される。これによつて遠心重り13のブ
レーキライニング15がブレーキドラム4の内周
面に係合してこのブレーキドラム4を回転せしめ
る。
駆動軸1にはさらにブレーキ円板3が固定され
ている。この固定は有利には同様にキー7によつ
て行なわれる。速度制限装置2と異なり、このブ
レーキ円板3は軸方向移動不能である。ブレーキ
円板3は駆動軸1の端部に固定されていて円筒形
状を有している。このブレーキ円板3の直径はブ
レーキライニング15を含めた速度制限装置2の
直径に相応しているか、又は若干小さい。
速度制限装置2及びブレーキ円板3はわずかな
空気隙間をおいてブレーキドラム4によつて囲わ
れている。ブレーキドラム4は1側で開いた中空
円筒形を有している。この円筒形の閉じた側から
軸ヘツド16が外方へ案内されている。ブレーキ
ドラム4がブレーキ円板3を越えて速度制限装置
2上へ移動させられると軸ヘツド16が軸方向で
駆動軸1と合致する。
ブレーキドラム4自体はケーシング6によつて
囲われており、このケーシング6も同様に1側で
開いた中空円筒形を有している。このケーシング
6はエレベータ又はゴンドラの例えばウオーム伝
動装置又は平歯車伝動装置の伝動装置カバー8に
固定的に結合されている。このブレーキドラム4
はケーシング6内に回転可能に支承されている。
この支承は一面ではブレーキドラム4の開放端の
ところでケーシング6の内周面に設けた滑りリン
グ17によつて、かつ他面ではブレーキドラム4
の閉鎖端部のところで軸ヘツド16によつて行な
われている。この軸ヘツド16はケーシング6の
閉鎖端の中央の孔を貫通して延在していてこの孔
内で回転可能に支承されている。軸ヘツド16
の、ケーシング6から突出した端部は適宜にレバ
ーが当付けられるように、例えば四角部又は六角
部として形成され又は半径方向の孔を備えてい
る。
ブレーキドラム4とケーシング6との間には2
つの円錐状のつる巻線形板5が配置されている。
これらつる巻線形板5の一方はブレーキドラム4
の閉じた端部を形成する外面に固定されており、
他方はケーシング6の内面に固定されている。つ
る巻線形板5の外径は効果的にはブレーキドラム
4の外径に等しい。第3図はつる巻線形板5の1
例を示す。このつる巻線形板5の厚さは周方向で
次第に増大している。最小厚の部位と最大厚の部
位との間には段18が形成されている。円錐状の
つる巻線形板はそれぞれ平らな側で、即ち段18
を有しない方の側でブレーキドラム4若しくはケ
ーシング6に固定されている。このつる巻線形板
5は両端を向かい合わせにわん曲させられたリン
グ状の扁平な楔と考えることができる。この円錐
状のつる巻線形板は閉じたリング又は最小厚の部
位と最大厚の部位との間に狭い中断個所を備えた
リングとして形成される。両方のつる巻線形板は
相補して形成されている。即ち、一方のつる巻線
形板の厚さの増大量が他方のつる巻線形板の厚さ
の減少量に相応している。ブレーキドラム4に固
定した方のつる巻線形板の厚さの減少する方向は
ゴンドラ又はエレベータ降下時の駆動軸1の回転
方向に相応している。通常運転で両方のつる巻線
形板は、段18の端面が互いに衝突するように位
置している。ゴンドラ等の降下運動時に駆動軸1
が運動する方向(第3図の矢印で示す)でブレー
キドラム4が回転すると、第3図に示すつる巻線
形板がブレーキドラム4に固定されていると仮定
すれば、ブレーキドラム4は第1図で左方へ、要
するにケーシング6の底部から離れる方向でブレ
ーキ円板3へ向かつて押圧される。ブレーキドラ
ム4の平らな内面はブレーキライニング19を備
えており、このライニング19とブレーキ円板3
との間の軸方向間隔は段18の高さ、有利にはそ
れの半分に比して小さい。安全性の理由から、こ
の軸方向間隔は段18の高さの四分の一に相応す
るのがよい。このようにすればブレーキドラム4
は1回転以上は回転することができず、又は有利
な実施例では二分の一若しくは四分の一回転しか
回転できず、その上、1回転若しくは四分の一回
転後に停止するブレーキドラム4によつてブレー
キ円板3ひいては、駆動軸1並びにラツクに係合
した歯車を介してエレベータが制動される。
次に図示のつかみ式ブレーキの作動形式を説明
する。駆動ユニツトの故障又は持上げロープの破
断時に降下速度が所定速度を上回わると、これに
よつて駆動軸1の回転数が増大して、遠心重り1
3に作用する力が引張ばね14の力を上回ると、
遠心重り13が駆動軸1から離反して半径方向で
外方へ押圧される。ブレーキ爪の機能をも併わせ
有する遠心重り13はこれによつてブレーキドラ
ム4の内周面に係合してこのブレーキドラム4を
回転せしめる。円錐状のつる巻線形板5の作用に
よつてブレーキドラム4は自体の回転によつてブ
レーキ円板3へ向かつて移動させられる。そのさ
いブレーキドラム4はこれに係合した遠心重り1
3のブレーキライニング15を介して、軸方向移
動可能な速度制限装置2を皿ばね20の力に抗し
て押圧する。わずかな回動後にブレーキドラム4
は停止する。その理由はさらに回動するためには
ブレーキドラムの内面のブレーキライニング19
とブレーキ円板3との軸方向間隔が少な過ぎるか
らである。つる巻線形板5はテーパしているため
にブレーキドラム4をブレーキ円板3へ向けて推
動するだけでなく同時にブレーキドラム4をブレ
ーキ円板3に圧着固定させる。ブレーキ円板3
は、停止させられたブレーキドラム4によつて迅
速に制動され、これによつて、エレベータ又はゴ
ンドラが停止する。
降下速度が所定値を下回ると、ブレーキライニ
ング15がブレーキドラム4から解離し、速度制
限装置2が皿ばね20によつて静止位置へ押圧さ
れる。
ゴンドラ又はエレベータを再び運動させるため
には、軸ヘツド16の端部にレバーを当付けて、
このレバーによつて、ロツクされたブレーキドラ
ムを解除しなければならない。このロツク解除に
要する回転運動はブレーキドラム4が制動時に進
んだ距離に対応している。このつかみ式ブレーキ
の解除は逆方向の走行によつて生じる。
さらに、ブレーキドラム4の不慮の回転及びブ
レーキ円板方向へのブレーキドラム4の不慮の移
動を阻止するための装置が設けられている。この
装置はスナツプ結合部材に類似した係止部材から
成つており、この係止部材は比較的わずかな力で
解除できる。この係止部材はケーシング6のねじ
山孔内にねじ込まれた調整ねじ9から成つてお
り、この調整ねじ9は圧縮ばね21を介して球2
2をブレーキドラム4の鈍角な截頭円錐形の切欠
23内に圧着している。効果的には複数のこの種
の係止装置がケーシング6の周囲に等間隔で設け
られる。
ブレーキライニング15,19は普通のプラス
チツクブレーキライニングから成る。
滑りリング17は有利には青銅から成る。その
他のすべての部品は鋼から成ることができる。
第4図、第5図及び第6図に示す実施例では、
ブレーキドラム4の平らな外面に設けた長孔24
内に係合するストツパねじ25によつて制動力が
調整される。さらに第4図にはつかみスイツチ2
6が図示されている。
ストツパねじ25はケーシング6の底部のねじ
山孔内にねじはめられていて若干ケーシング6の
内部へ突入している。このストツパねじ25は長
孔24内に係合しており、この長孔24は、円錐
状のつる巻線形板5によつて覆われていない内側
の範囲内でブレーキドラム4の平らな外面に設け
られている。この長孔24は円弧に沿つてわん曲
しておりかつ所定円弧長さにわたり延びている。
ストツパねじ25と長孔24との係合によつてブ
レーキドラム4の回転運動、ひいてはブレーキド
ラム4の最大軸方向移動が制限される。これによ
つて、制動力がブレーキドラム4の軸方向移動量
に関連しているので同時に制動力も制限される。
制動力の調整は長孔24の弧の長さの変化によつ
て可能である。
第4図及び第6図に示す実施例では円錐状のつ
る巻線形板5は独立した部品ではなくブレーキド
ラム4若しくはケーシング6のカバーと一体に形
成されている。長孔24は一般にブレーキドラム
4の底部を貫通していない。長孔24はストツパ
ねじ25と長孔24との係合を確実たらしめる程
度の深さを有していれば十分である。
第4図及び第5図に示すように、この実施例で
は、ブレーキ円板3が複数の部分から成つてお
り、ブレーキライニング19はこの実施例ではブ
レーキドラム4の底部にではなくブレーキ円板に
取付けられており、ブレーキドラム4の底部に均
一に係合している。このためにブレーキ円板は軸
方向付加部を備えたクラツチ円板30から成り、
このクラツチ円板30上にはブレーキライニング
19を支持したリング状のブレーキライニング保
持体31が軸方向移動可能に配置されている。こ
のブレーキライニング保持体31はばね例えば皿
ばね32によつてクラツチ円板30から離反する
方向で押圧されている。適当な手段、例えばねじ
33によつて、ブレーキライニング保持体31と
クラツチ円板30との最大間隔が固定される。ね
じ33はブレーキライニング保持体31に固定さ
れていてクラツチ円板30の孔を貫通案内されて
おりかつこの孔内で摺動可能である。
皿ばね32は前張力下にありかつブレーキライ
ニング保持体31をブレーキドラム4に圧着させ
ている。このため、制動モーメントの発生量はこ
の皿ばね32の前張力及びばね特性に関連してい
る。そのほかにすでに説明したように制動モーメ
ントは長孔24の弧の長さ若しくはブレーキドラ
ム4の軸方向移動量、即ち皿ばね32の作用距離
プラス静止状態でのブレーキドラム4の平らな内
面とブレーキ円板3若しくはブレーキライニング
保持体31との間隔に等しい移動量に関連してい
る。
この皿ばね32によつて、制動後のエレベータ
の保持が確実となるばかりか、駆動軸1に対する
ブレーキドラム4の傾斜が小さいこと又は偏心度
が小さいことに基づくエレベータの段階的な下方
への落下又は「がたつきながら落下」することが
回避される。
クラツチ円板30の回転運動はピン34を介し
てブレーキライニング保持体31へ伝達される。
第4図に2つのピン34を示す。このピン34の
数は制動時に生じるトルクをクラツチ円板30へ
伝達することができるように選択される。ピン3
4はクラツチ円板30の付加部の外周に設けた袋
孔内に配置されておりかつブレーキライニング保
持体31の内面に設けた縦みぞ内に係合してい
る。クラツチ円板30は駆動軸1の軸端にねじ固
定されておりかつキー7を介して制動力を駆動軸
1に伝達する。
第4図及び第5図に示すブレーキ円板3の構造
によれば、調整された制動力の作用下でつかみブ
レーキの柔軟な応動が得られる。
つかみスイツチ26はカム円板27から成り、
このカム円板27によつてローラ付きタペツト2
8を介してリミツトスイツチ29が作動させられ
る。このリミツトスイツチ29はエレベータ又は
ゴンドラのモータへの電流供給を遮断する。カム
円板27はブレーキドラム4の、ケーシング6か
ら突出した軸ヘツド16に固定されており、従つ
てブレーキドラム4と一緒に回転する。リミツト
スイツチ29及びカム円板27はつかみブレーキ
作動時、要するにブレーキドラム4の回動時に長
孔24の弧の長さに相応してリミツトスイツチ2
9を介して駆動モータへの電流供給を遮断するよ
うに形成される。
その他の点では第4図〜第6図に示す本実施例
の構造及び機能は第1図〜第3図に示す実施例と
同様である。
つかみ式ブレーキの解除は反対方向の走行によ
つて生じる。これによつて、ブレーキライニング
上に圧着されていたブレーキドラム4は回転衝撃
に負荷され、これによつて出発位置へ戻される。
この場合、この回転衝撃は、ブレーキドラム4が
ブレーキライニング19から解離した後では、球
22が切欠23内に係合するようなブレーキドラ
ムの完全な基準位置にブレーキドラム4を移動さ
せるに十分である。ブレーキ円板3から離反する
方向でのブレーキドラム4の軸方向移動は皿ばね
32によつて生じる力だけによつて生じさせられ
る。つかみ式ブレーキの基準位置が得られると、
同時につかみスイツチ26を介して駆動モータに
至る電流供給が再び行なわれる。
カム円板27とケーシング6のカバーとの間に
圧縮ばね35を設けることができる。この圧縮ば
ね35はブレーキドラム4をブレーキ円板3から
離反する方向で押圧する。換言すれば両方の円錐
状のつる巻線形板が互いに押圧される。これによ
つてブレーキドラム4が静止位置で安定する。逆
方向の走行によるつかみ式ブレーキの解放時に、
円錐状のつる巻線形板5の段18が高速で互いに
衝突し、これによつてブレーキドラム4が再び、
調整ねじ9のところの圧縮ばね21、球22及び
切欠23の協働によつて確実にされるべき位置か
ら飛び出す惧れがある。圧縮ばね35は段18の
この相互の衝突を緩衝しこれによつてブレーキド
ラム4を安定させる。しかし、この衝撃効果は駆
動軸1の高回転数でしか生じない。エレベータの
通常速度では駆動軸1の回転数がほぼ500rpmで
あるから、両方の段18の衝突は小さいので、こ
の圧縮ばね35は無用である。しかし例えば
1000rpm以上の高回転数では、つかみ式ブレーキ
をこれの完全な解放後でもこの位置に保持するた
めにはこの圧縮ばね35を設けるのが効果的であ
る。勿論、この圧縮ばね35は、つかみ式ブレー
キ導入時にブレーキドラム4の軸方向移動及び皿
ばね35の作用の妨げとなる程に強くする必要は
ない。
第4図〜第6図で示す実施例では長孔24及び
ストツパねじ25がそれぞれ1つしか設けられて
いない。しかしブレーキドラム4の平らな外面に
複数の長孔を設けてもよい。この場合これら長孔
はブレーキ軸線から等しい距離又は異なる距離の
ところに設けられる。各長孔24につき各1つの
ねじ山孔がケーシング6の底部に設けられる。こ
のねじ山孔内には長孔と協働するストツパねじ2
5が配置される。異なる長孔が異なる長さの円弧
を有する場合、ブレーキドラム4の回転角は、ど
のねじ山孔内にストツパねじ25がねじはめられ
るかに依存する。この長孔24はブレーキドラム
4の平らな外面に設けられずに、ブレーキドラム
4の円筒状の外面に設けられてもよい。
つかみ式ブレーキのすべての構成部品は適当な
方法によつて腐蝕から保護される。即ち、有利に
は銅覆され、次いで電気メツキによつてカドミウ
ム被覆され、しかる後にクロムめつきされる。カ
ドミウムめつきによつて、ブレーキドラムの滑り
係合、つる巻線形板の間及びクラツチ円板とブレ
ーキライニング保持体との間の滑りが改善され
る。
このつかみ式ブレーキは10000rpmまでの著し
い高回転数のみならず例えば3rpmの極めて小さ
な回転数で駆動軸を制動するのに適している。駆
動軸1とウオーム伝動装置又は平歯車伝動装置と
の連結はエレベータ又はゴンドラの通常運転速度
で駆動軸1が300〜1500rpmの回転数を有するよ
うに設計される。300rpmより低い回転数では速
度制限装置のレリーズ回転数が正確に調整できな
い。しかし、回転数を比較的大きくすれば、レリ
ーズ回転数は±1.12%の精度に維持される。この
つかみ式ブレーキは衝撃に対して強く、しかも、
駆動軸1のレリーズ回転数に達しないうちは強力
な衝撃によつてつかみブレーキがレリーズされる
ような危険がない。このつかみ式ブレーキは極め
て迅速に応動し、いわゆる死時間(全制動力に至
るまでの時間)が0.1秒よりも少ない。つかみ式
ブレーキの一部が故障した場合でも、速度制限装
置2だけによつてもエレベータの自由落下が阻止
される。その理由は速度制限装置2によつて駆動
軸の回転数がレリーズ回転数、つまり遠心重り1
3が遠心力によつて引張ばね14の力を克服する
回転数を著しくは上回らないからである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の略示縦断面図、第
2図は第1図の2−2線に沿つた断面図、第3図
は本発明の1実施例に基づくつる巻線の拡大斜視
図、第4図は本発明の別の実施例の縦断面図、第
5図は第4図に示す実施例のブレーキ円板の詳細
部分断面斜視図及び第6図は第4図に示す実施例
のブレーキドラムの部分断面斜視図である。 1……駆動軸、2……速度制限装置、3……ブ
レーキ円板、4……ブレーキドラム、5……つる
巻線形板、6……ケーシング、7……キー、8…
…伝動装置カバー、9……調整ねじ、10……異
形ボス、11……小直径範囲、12……大直径範
囲、13……遠心重り、14……引張ばね、15
……ブレーキライニング、16……軸ヘツド、1
7……滑りリング、18……段、19……ブレー
キライニング、20……皿ばね、21……圧縮ば
ね、22……球、23……切欠、24……長孔、
25……ストツパねじ、26……つかみスイツ
チ、27……カム円板、28……ローラ付きタペ
ツト、29……リミツトスイツチ、30……クラ
ツチ円板、31……ブレーキライニング保持体、
32……皿ばね、33……ねじ、34……ピン、
35……圧縮ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 駆動軸の回転数が所定回転数を上回つたさい
    にゴンドラ又はエレベータの駆動軸を制動するた
    めのつかみ式ブレーキであつて、ケーシング内に
    回転可能に支承されたブレーキドラム、このブレ
    ーキドラムによつて囲われていて所定速度を上回
    つたさいにこのブレーキドラムに係合する遠心重
    りを備えた遠心力式ブレーキとして形成され制動
    すべき駆動軸に固定された速度制限装置、前記ブ
    レーキドラムを軸方向移動させかつこれの回転を
    制限するための装置並びにブレーキドラムの軸方
    向移動時に前記駆動軸を制動するための制動装置
    を備えた形式のものにおいて、前記遠心重り13
    がブレーキライニング15を介して前記ブレーキ
    ドラム4に係合してこのブレーキドラムを回転せ
    しめるように構成されており、かつ、ブレーキド
    ラム4を軸方向で移動させかつこれの回転を制限
    するための前記装置が互いに相補する形状の円錐
    状のつる巻線形板5を有しており、これらつる巻
    線形板5の一方がケーシング6の底部に固定され
    又はケーシング6と一体に形成されており、他方
    が前記ブレーキドラム4の平らな外面に固定され
    又はブレーキドラムと一体に形成されており、前
    記つる巻線形板5の厚さが、エレベータの降下走
    行時の前記駆動軸1の回転方向で均一に減少して
    おり、この最小厚個所と最大厚個所との間に段1
    8が形成されており、かつ、前記制動装置がブレ
    ーキ円板3から成り、このブレーキ円板3が前記
    駆動装置1の端部に固定されていることを特徴と
    するエレベータ及びケーブルカーのためのつかみ
    式ブレーキ。 2 ブレーキ円板3とブレーキドラム4の平らな
    内面との軸方向間隔が、円錐状のつる巻線形板5
    の段18の高さに比して小さい特許請求の範囲第
    1項記載のつかみ式ブレーキ。 3 圧縮ばね21を介して球22をブレーキドラ
    ム4の円筒状の外面の切欠23内へ押圧する、ケ
    ーシング6の周辺部に設けた調整ねじによつて、
    前記ブレーキドラム4が比較的わずかな力で静止
    位置に保持されている特許請求の範囲第1項記載
    のつかみ式ブレーキ。 4 ブレーキドラムを軸方向移動させかつこれの
    回転を制限するための前記装置がさらに、ブレー
    キドラム4の外面に設けた長孔24又は長細い切
    欠き並びにこの長孔24に係合するストツパねじ
    25を有しており、このストツパねじ25はブレ
    キ作動時のブレーキドラム4の回転量が前記長孔
    24の弧の長さによつて規定されるようにケーシ
    ングに固定されている特許請求の範囲第1項記載
    のつかみ式ブレーキ。 5 前記ブレーキドラム4がつかみスイツチ26
    に結合されており、このつかみスイツチが、ブレ
    ーキドラム回転時に静止位置から係合位置へエレ
    ベータの駆動装置を切換える特許請求の範囲第1
    項記載のつかみ式ブレーキ。 6 前記ブレーキ円板3が、軸方向付加部を備え
    たクラツチ円板30を有しており、このクラツチ
    円板30に環状のブレーキライニング保持体31
    が設けられており、このブレーキライニング保持
    体がブレーキライニングを備えていてばね32を
    介して前記クラツチ30に支持されている特許請
    求の範囲第1項記載のつかみ式ブレーキ。
JP4917879A 1978-04-27 1979-04-23 Grip type brake for elevator or cable car Granted JPS557178A (en)

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JP (1) JPS557178A (ja)
AT (1) AT364486B (ja)
AU (1) AU516839B2 (ja)
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DK (1) DK173279A (ja)
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