JPS627102Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS627102Y2 JPS627102Y2 JP11249781U JP11249781U JPS627102Y2 JP S627102 Y2 JPS627102 Y2 JP S627102Y2 JP 11249781 U JP11249781 U JP 11249781U JP 11249781 U JP11249781 U JP 11249781U JP S627102 Y2 JPS627102 Y2 JP S627102Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- escape prevention
- mouse
- port
- guide
- prevention plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 23
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims 3
- 241000699666 Mus <mouse, genus> Species 0.000 description 21
- 241000699670 Mus sp. Species 0.000 description 8
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 5
- 241000700159 Rattus Species 0.000 description 2
- 241000283984 Rodentia Species 0.000 description 2
- 230000016776 visual perception Effects 0.000 description 2
- 241000607479 Yersinia pestis Species 0.000 description 1
- 230000009193 crawling Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000422 nocturnal effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000001953 sensory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、害獣主としてねずみを捕獲するため
の装置に関する。
の装置に関する。
従来の一般的なねずみ取りは、かごの内部にえ
さをおき、そのえさによりねずみを誘導してい
る。しかしその誘導手段は、ねずみの空腹時にお
いて有効であるが、反復して用いられるとねずみ
に警戒心を与える。このため従来のねずみ取り
は、継続的な用途の場合に捕獲率の観点から限界
を有しているものと言える。
さをおき、そのえさによりねずみを誘導してい
る。しかしその誘導手段は、ねずみの空腹時にお
いて有効であるが、反復して用いられるとねずみ
に警戒心を与える。このため従来のねずみ取り
は、継続的な用途の場合に捕獲率の観点から限界
を有しているものと言える。
ここに本考案の目的は、ねずみ科の習性に適合
した誘導手段を提供し、ねずみの継続的な捕獲を
可能にする点にある。
した誘導手段を提供し、ねずみの継続的な捕獲を
可能にする点にある。
さて、ねずみは本来夜行性であるが、その視覚
はあまり発達しておらず、したがつてひげは重要
な感覚手段の一つとなつている。またねずみの行
動は隅行性を有し、壁に沿つて走り、隙間や穴な
どに入り込む習癖を持つている。
はあまり発達しておらず、したがつてひげは重要
な感覚手段の一つとなつている。またねずみの行
動は隅行性を有し、壁に沿つて走り、隙間や穴な
どに入り込む習癖を持つている。
そこで考案者は、上記の習性を確認するため
に、種々の実験を繰り返していたところ、ねずみ
の穴に対する識別能力を確認した。すなわちねず
みは、行き止まりの穴に対しかなりの警戒心を持
つているが、外部に連通する開放状態の穴に対し
てはそれを識別し、何の警戒心もなく入り込んで
来る。この穴の形式の識別は視覚にもよるが、主
として穴の入り口での空気の流れをひげなどによ
り感知するものと推測できた。そこで出願人は捕
獲装置の誘導口に気流を発生しておいたところ、
ねずみの誘導に大きな効果を発揮した。この事実
をもとに本考案は、捕獲容器の誘導口に送風機に
より気流を発生させておき、ねずみを継続的に確
実に誘導できるようにしている。
に、種々の実験を繰り返していたところ、ねずみ
の穴に対する識別能力を確認した。すなわちねず
みは、行き止まりの穴に対しかなりの警戒心を持
つているが、外部に連通する開放状態の穴に対し
てはそれを識別し、何の警戒心もなく入り込んで
来る。この穴の形式の識別は視覚にもよるが、主
として穴の入り口での空気の流れをひげなどによ
り感知するものと推測できた。そこで出願人は捕
獲装置の誘導口に気流を発生しておいたところ、
ねずみの誘導に大きな効果を発揮した。この事実
をもとに本考案は、捕獲容器の誘導口に送風機に
より気流を発生させておき、ねずみを継続的に確
実に誘導できるようにしている。
以下、本考案を図に示す一実施例にもとづいて
具体的に説明する。
具体的に説明する。
本考案の誘導捕獲装置1は、第1図ないし第5
図に示すように、捕獲容器2に誘導口3を形成す
るとともに、この誘導口3に逃げ止め手段4を設
け、さらに上記捕獲容器2に送風機5を設けて構
成してある。そして上記逃げ止め手段4は、捕獲
容器2の内部へのねずみの進入を常時許し、ねず
みの進入後に、逃げ方向への通行を自動的に阻止
するものであり、例えばくし歯状の逃げ止め板8
により構成され、この逃げ止め板8は左右のだ円
軸6により捕獲容器2の一部で構成されたL字状
の溝7により支持されている。
図に示すように、捕獲容器2に誘導口3を形成す
るとともに、この誘導口3に逃げ止め手段4を設
け、さらに上記捕獲容器2に送風機5を設けて構
成してある。そして上記逃げ止め手段4は、捕獲
容器2の内部へのねずみの進入を常時許し、ねず
みの進入後に、逃げ方向への通行を自動的に阻止
するものであり、例えばくし歯状の逃げ止め板8
により構成され、この逃げ止め板8は左右のだ円
軸6により捕獲容器2の一部で構成されたL字状
の溝7により支持されている。
上記捕獲容器2は例えば上面開口型で、その上
面は開閉自在の蓋板9などにより閉じられてい
る。そして誘導口3は捕獲容器2の一方の側面に
形成されており、この誘導口3に必要に応じて誘
導管10が取り付けられる。この誘導管10の一
端は室内などのねずみの通り道などに開口してい
る。また捕獲容器2は誘導口3と対向する側面に
送風口11を形成しており、送風機5はその送風
口11の外側に取り付けてある。
面は開閉自在の蓋板9などにより閉じられてい
る。そして誘導口3は捕獲容器2の一方の側面に
形成されており、この誘導口3に必要に応じて誘
導管10が取り付けられる。この誘導管10の一
端は室内などのねずみの通り道などに開口してい
る。また捕獲容器2は誘導口3と対向する側面に
送風口11を形成しており、送風機5はその送風
口11の外側に取り付けてある。
また逃げ止め板8は第3図ないし第5図に明示
するように、誘導口3の位置で捕獲容器2の内部
に設けられ、そのだ円軸6はほぼL字状で左右一
対の溝7に回転角αを捕獲容器2の底板12によ
り規制された状態で支持されており、その溝7
は、下縁に扇状の案内部13を形成し、かつ閉じ
た状態の逃げ止め板8の延長上で係止部14を形
成している。
するように、誘導口3の位置で捕獲容器2の内部
に設けられ、そのだ円軸6はほぼL字状で左右一
対の溝7に回転角αを捕獲容器2の底板12によ
り規制された状態で支持されており、その溝7
は、下縁に扇状の案内部13を形成し、かつ閉じ
た状態の逃げ止め板8の延長上で係止部14を形
成している。
次にこの誘導捕獲装置1の動作を説明する。捕
獲容器2の内部には必要に応じてえさ15などが
収納してある。この状態で送風機5が始動し、誘
導口3に風を発生させている。もちろんこの風は
えさ15のにおいを含んで誘導管10の開口端か
ら室内などに送り込まれる。さてねずみが室内な
どに出没し、その隅行性により壁面に沿つて走
り、誘導管10の開口部分に達して一時停止す
る。しかし誘導管10に風が送り込まれてくるた
め、ねずみはその誘導管10が外部に連通してい
ると錯覚し、なんの警戒心を持たないまま誘導口
3から逃げ止め板8を押し上げて捕獲容器2の内
部に入る。ねずみが捕獲容器2の内部に入ると、
逃げ止め板8がその重力により自己復帰し、再び
誘導口3を閉じるため、ねずみはもはや誘導口3
から逃げらない状態になる。また捕獲容器2の内
部のねずみが逃げ止め板8を引き上げて逃げよう
とすれば、逃げ止め板8が上方に引き上げられて
係止部14にだ円軸6がはまつて反時計方向に回
動できない状態になるため、ねずみは捕獲容器2
の内部に確実に拘束されることになる。ねずみが
捕獲容器2の内部に入つた状態でも、送風機5が
引き続き動作をしているため、新たにねずみが入
り得る状態にある。したがつてこの誘導捕獲装置
1はねずみを連続して誘導しかつ捕獲することに
なる。
獲容器2の内部には必要に応じてえさ15などが
収納してある。この状態で送風機5が始動し、誘
導口3に風を発生させている。もちろんこの風は
えさ15のにおいを含んで誘導管10の開口端か
ら室内などに送り込まれる。さてねずみが室内な
どに出没し、その隅行性により壁面に沿つて走
り、誘導管10の開口部分に達して一時停止す
る。しかし誘導管10に風が送り込まれてくるた
め、ねずみはその誘導管10が外部に連通してい
ると錯覚し、なんの警戒心を持たないまま誘導口
3から逃げ止め板8を押し上げて捕獲容器2の内
部に入る。ねずみが捕獲容器2の内部に入ると、
逃げ止め板8がその重力により自己復帰し、再び
誘導口3を閉じるため、ねずみはもはや誘導口3
から逃げらない状態になる。また捕獲容器2の内
部のねずみが逃げ止め板8を引き上げて逃げよう
とすれば、逃げ止め板8が上方に引き上げられて
係止部14にだ円軸6がはまつて反時計方向に回
動できない状態になるため、ねずみは捕獲容器2
の内部に確実に拘束されることになる。ねずみが
捕獲容器2の内部に入つた状態でも、送風機5が
引き続き動作をしているため、新たにねずみが入
り得る状態にある。したがつてこの誘導捕獲装置
1はねずみを連続して誘導しかつ捕獲することに
なる。
なお誘導管10は第6図に示すように分岐管1
6により分岐し、誘導管10を2以上接続しても
よい。このようにするとねずみの誘導部分が多数
設置できるので有利であり、また複数の区画ごと
にねずみ入り口を形成することができる。また上
記実施例は逃げ止め手段4を一例として逃げ止め
板8により構成しているが、この逃げ止め手段
は、既に定義したように、ねずみの進入を常時許
し、進入後のねずみの逃げ方向への通行を自動的
に阻止するものであれば、これと同一機能の他の
公知の手段で置き換えることもできる。
6により分岐し、誘導管10を2以上接続しても
よい。このようにするとねずみの誘導部分が多数
設置できるので有利であり、また複数の区画ごと
にねずみ入り口を形成することができる。また上
記実施例は逃げ止め手段4を一例として逃げ止め
板8により構成しているが、この逃げ止め手段
は、既に定義したように、ねずみの進入を常時許
し、進入後のねずみの逃げ方向への通行を自動的
に阻止するものであれば、これと同一機能の他の
公知の手段で置き換えることもできる。
本考案によれば、送風機が誘導口に常に気流を
発生させているため、ねずみが誘導口を外部連通
穴と感違いしてなんの警戒心もいだかないまま入
るため、ねずみの誘導が確実で、しかもその誘導
が継続して行なえるため、捕獲率が向上する。し
たがつて本考案の誘導捕獲装置は倉庫,飲食店,
食品製造工場などに設置して継続的に使用でき
る。
発生させているため、ねずみが誘導口を外部連通
穴と感違いしてなんの警戒心もいだかないまま入
るため、ねずみの誘導が確実で、しかもその誘導
が継続して行なえるため、捕獲率が向上する。し
たがつて本考案の誘導捕獲装置は倉庫,飲食店,
食品製造工場などに設置して継続的に使用でき
る。
第1図は本考案の誘導捕獲装置の平面図、第2
図は送風口の部分の垂直断面図、第3図は逃げ止
め手段の垂直断面図、第4図は逃げ止め板の拡大
断面図、第5図は逃げ止め板の一部の正面図、第
6図は誘導管の分岐状態を示す平面図である。 1……誘導捕獲装置、2……捕獲容器、3……
誘導口、4……逃げ止め手段、5……送風機、6
……だ円軸、7……溝、8……逃げ止め板、9…
…蓋板、10……誘導管。
図は送風口の部分の垂直断面図、第3図は逃げ止
め手段の垂直断面図、第4図は逃げ止め板の拡大
断面図、第5図は逃げ止め板の一部の正面図、第
6図は誘導管の分岐状態を示す平面図である。 1……誘導捕獲装置、2……捕獲容器、3……
誘導口、4……逃げ止め手段、5……送風機、6
……だ円軸、7……溝、8……逃げ止め板、9…
…蓋板、10……誘導管。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 捕獲容器に誘導口および送風口を形成すると
ともに、この誘導口に逃げ止め手段を設け、さ
らに上記送風口の近くで上記捕獲容器に上記誘
導口へ風を送る送風器を設けたことを特徴とす
るねずみの誘導捕獲装置。 (2) 上記逃げ止め手段は逃げ止め板により構成さ
れ、この逃げ止め板は、当該逃げ止め板の上両
端部に突設されただ円軸と、このだ円軸にはま
り上記捕獲容器の一部で形成されたほぼL字状
の溝とで支持されていることを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項記載のねずみの誘導
捕獲装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11249781U JPS5818482U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | ねずみの誘導捕獲装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11249781U JPS5818482U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | ねずみの誘導捕獲装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5818482U JPS5818482U (ja) | 1983-02-04 |
JPS627102Y2 true JPS627102Y2 (ja) | 1987-02-18 |
Family
ID=29906823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11249781U Granted JPS5818482U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | ねずみの誘導捕獲装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818482U (ja) |
-
1981
- 1981-07-29 JP JP11249781U patent/JPS5818482U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5818482U (ja) | 1983-02-04 |
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