JPS6270680A - ポンプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は流量スイッチを備えたポンプ装置の改良に関
するものである。

〔従来の技術〕

第１１図は例えば特公昭５２−１５１２１号公報に開示
された従来装置を示すシステム図であり、図において、
（１）は可変速ポンプ、（２）は可変速電動機１（３）
は吸水管、（４）は受水槽、（５）は給水栓（６）に連
通ずる給水管、（７）は内部に圧縮性気体を直接、又は
間接に内部に封入した圧力容器、（８）は給水管（５）
に付設された流量検出・発信器、（９）は同様に給水管
（５）に付設された圧力検出・発信器、αＯは流量検出
・発信器（８）及び圧力検出・発信器に対する調節器、
Ｑυは制御器である。

上記のように構成されたものにおいては、給水栓（６）
から水を吐出させる場合、微小流社であることを流量検
出・発信器（８）で検出し、制御器０υで可変速電動機
（２）を停止させ、可変速ポンプ（１）を停止し、圧力
容器（７）によって供給を実施している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のポンプ装置は以上のように構成され、流量検出・
発信器（８）は給水管（５）に付設されているため、流
量検出・発信器（８）が水路の抵抗となり、配管抵抗が
増加し、配管系も含めたポンプ特性が低下するという問
題点があるばかりでなく、配管内に例えばフロート等が
配置されるため、構造も複雑するという問題点があった
。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、配管抵抗の増加を抑制でき、しかも構造が簡
単化できるポンプ装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るポンプ装置は、ポンプ本体の吸込側に設
けられ、吸水管と連通ずる第１の開口部と、この第１の
開口部と対向して外部へ開口する第２の開口部とを有す
る逆止弁室、この逆止弁室内に配置されて上記第１の開
口部を逆止めするプラスチック性の逆止弁、この逆止弁
の上部に設けられた非磁性金属体からなる第１のガイド
、上記第２の開口部に水密に装着されるプラスチック性
のベース、このベースに設けられ上記ガイドを案内する
非磁性金属体からなる第２のガイド、上記ゝ−スにおけ
る上記逆止弁室とは反対側に設けられ、磁力によって開
閉動作するスイッチ、及び上記第１のガイドの先端側に
装着され、上記ベースを介して上記スイッチと対向する
磁石を備え、上記第１のガイドには上記第２のガイドの
下端と当接することにより上記逆止弁の変位量を規制す
る係合部を設けたものである。

〔作用〕

この発明におけるけポンプ装置は、逆止弁の第１のガイ
ドが第２のガイドに沿って案内され、第１のガイドの係
合部が第２のガイドの下端に当接し、逆止弁の変位量が
規制される。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を第１図ないし第８図で説明
する０図において、（４）はポンプ本体で、吸込室（２
０ａ）と逆止弁室（２０ｂ）とを形成している。

Ｑυは逆止弁室（２０ｂ　）の開口部（２０Ｃ）に嵌着
されたリング状のブツシュで、開口部（２０ｃ）の上端
から突出している。（イ）は逆止弁で、上記ブツシュｆ
２］）に小隙を介して嵌入されて下端筒状のプラスチッ
ク製の弁本体（至）と、この弁本体（至）の周ｍ（２８
ａ）に嵌合されるリング状のパツキン（ハ）と、上記弁
本体（ハ）の上部中央に一体成形された黄銅槽のガイド
（ホ）と、このガイド（イ）の上部に形成された凹部（
２５ａ　）に接着剤で固定された磁石（ホ）とで構成さ
れている。なお、磁石（１）は流量スイッチ（ロ）の一
部も構成している。＠は逆止弁室（２０ｂ）の上部の開
口部（２０ｄ）に装着された流量スイッチで、上記開口
部（２０ｄ）に嵌合されたプラスチック製のベース□□
□と、このベース（ハ）の小寸法の凹部（２８ａ　）に
配置されるリードヌイツチρ印とこのリードスイッチ四
を接続するプリント基板（ト）とを有するプリント基板
組立体０］）と、このプリント基板組立体６υの上部に
位置されたパツキン（６）と、上記ベース＠に爪部（８
８ａ　＞が係合されると共にねじ■にて結合されるプラ
スチック製のカバー曽と、上記ベース翰に嵌着され、上
記ガイド（至）を案内する黄銅槽の筒状ガイド（至）と
で構成されている。（ト）は上記ベース（至）とポンプ
本体（１）との間を封止するＯリングである。第４図な
いし第５図は逆止弁（至）の拡大図で、図において、（
２４ａ）はパツキン（ハ）の上面に形成された円周突起
で、上記弁本体翰の周溝（２８ａ）の図中上面（２１３
ｂ）に接触されている。　　（２８ｃ）は弁本体器の下
端筒状部（２８ｄ）に形成された複数の開口、（２８ｅ
）は開口（２８ｃ）を区切る図中上下方向の支柱、（２
８ｆ）はこノ支柱（２８ｅ）の下端に一体化されたリン
グ、（２５ｂ）は上記ガイド（２）に形成され、上記弁
本体りの上面に露出した段部である。第６図ないし第７
図はプリント基板組立体０］）を示す拡大図であり、図
において、０７１はプリント基板■の一対の第１のラン
ド（８０ａ）に夫々接続された２線式コード、（８０ｂ
）はリードスイッチ四の接続線（２９ａ）を半田付けす
るための一対の第２のランド、（８０ｃ）は第１のラン
ド（８０ａ）の一方と、第２のランド（８０ｂ）の一方
とを接続する接続半田、（８０ｄ）は第１のランド（ａ
Ｏａ）の他方と、第２のランド（８０ｂ）の他方とを接
続する接続半田である。（２８ｂ）はベース（至）に形
成され、プリント基板（７）を嵌合させるために凹部（
２８ａ）より犬に形成された凹部である。

第８図ないし第９図はペース（２）の部分拡大図であり
、図において、（２８ｄ）は上記凹部（２８ａ）の底面
（２８Ｃ）と連続し、下方へ傾斜した傾斜面であり、第
１図のように上記コード３力を下方へ案内している。

゛上記のように構成されたものにおいては、ポンプを駆
動すると、逆止弁室（２０ｂ）が負圧となり、弁本体四
の筒状部（２８ｄ）とブツシュＱυとの小隙Ａを介して
水が吸引され、弁本体（至）がパツキン（ハ）と共に上
方へ変位を開始する。ここで、小隙Ａを介して流通する
流量Ｑと、弁本体（至）の変位寸法Ｘとの関係は、第１
０図のようにブツシュ（２）の上端から弁本体＠の開口
（２８ｃ）が突出するまでは流ｆｆ１Ｑ、により、弁本
体（２）はｘ４まで変位し、次に、開口（２８ｃ）がブ
ツシュ（ハ）から突出すると、流路断面積が増大するた
め、流量に対する変位寸法は小となり、例えばＱ、〜Ｑ
４の流ｉ変化に対し、Ｘ、−Ｘ、の変位寸法となる０次
に、変位寸法Ｘ６に達すると、第１図のようにガイド（
ハ）の段部（２５ｂ　）が筒状ガイドμｓに当接し５、
弁本体（至）の変位寸法が規制される。その後は、第１
０図のように、流ｆＱの増大に関係なく弁本体（ハ）の
位置は一定となる。なお、筒状ガイド（至）の下端には
、プラヌチツク製の弁本体（至）が直接当接するのでは
なく、ガイド（２）の段部（２５ｂ）が当接することに
なり、プラヌチツク製の弁本体（イ）の摩耗は確実に防
止されている。

ところで、流量がＱ、を越えると、弁本体（ハ）の変位
寸法がＸｔとなり、磁石（至）がリードスイッチ四に接
近し、リードスイッチ翰がオンとなり、そのオン信号が
コードｃｌηを介して外部へ導出される。つまり、低温
度Ｑ！であることがリードスイッチ四の閉成によって検
出される。ここで、磁石に）とり−ドヌイツテ曲の特性
にばらつきが生じた場合においては、例えば、流量がＱ
、からＱ、に僅か増量することにより、弁本体（２）は
ＸｔからＸ、まで大きく変位することになり、確実に閉
成され、流量検出精度はＱ、からＱ、のように極めて小
さい範囲にばらつきを抑えることになる。

一方、流量がＱ、からＱ４へと減少された場合、弁本体
勾の変位はｘ６からＸ４と変位し１次に１開口（２８ｃ
’）がブツシュ（２）よりも下位になると１僅かな流量
変化Ｑ４からＱｔにより弁本体（ハ）はＸ、からＸｌへ
と急速に変位し、Ｘ、とＸｔの範囲でリードスイッチ四
が開放される。

ここで、弁本体翰が下降する場合、支柱（２８ｅ）の下
部にはリング（２８ｆ）が一体化されているため、この
リング（２８ｆ）がブツシュＥ＋）をガイドとして変位
することになり、下降時に弁零体翰が傾くことが防止さ
れ、弁本体−がブツシュＱυに集り上げることも防止さ
れる。この場合、ブツシュＱｌ）が嵌合される開口部（
２０Ｃ）はその上面（２０ｅ）がブツシュ００の上面よ
りも下位であるため、上面（２０ｅ）に堆積される砂等
がパツキン（財）とブツシュＱＩ）の上面との間に侵入
しようとすることも防止される。

ところで、弁本体四が最下位に達すると、パツキン（ハ
）の下面の一部がブツシュＱＩ）の上端に接触し、また
、上面の円周突起（２４ａ）は弁本体勾の周溝（２８ａ
）の図中上面（ｌｂ）に接触し、双方が確実に封止され
る。

一方、プリント基板組立体０１）の一対のランド（ａＯ
ａ＞にはコードＯηが接続され、一対のランド（ｓｏｂ
）にはリードスイッチ四の接続線（２９ａ）が接続され
、また、リードスイッチ翰はプリント基板（７）の下部
に位置されているため、凹部（２８ａ）内にリードスイ
ッチ四を配置すると共に凹部（２８ｂ）内にフリント基
板（１）を配置することにより、プリント基板組立体６
υにワンタッチで装着され、更に、その上部はパツキン
（至）で封止されると共にプリント基板組立体０］）の
振動が抑制されている。

更に、コードのηは、傾斜面（２８ｄ）で下方へ案内さ
れており、ポンプ装置を設置した状態において、その使
用中にコードＣ３７）に万一水滴が付着した場合、上方
への傾斜面（２８ｄ）により、水滴がプリント基板（１
）の近傍に侵入することが防止される。

また一方、水中には金気が含まれることがあるが、ガイ
ド（ハ）と筒状ガイド３四はいずれも黄銅側で非磁性体
であり、これらの部材に鉄粉が付着する０と妙よ防止さ
れ、筒状ガイド（至）とガイド（イ）との円滑な相対変
位は長期に亘って確実に維持され、しかも、鉄粉の付着
によって生じようとするリードヌイッチ翰の誤動作も確
実に防止できることになる。

つまり、ガイドに）が磁性体であれば磁石（ホ）により
ガイド（イ）が磁化され１ガイドに）の周囲に鉄粉が付
Ｎ　ｆることになるが、ガイド（至）と筒状ガイド（至
）とが非磁性体で構成されているため、双方が磁化され
ることがなく、シかも、ガイド（２）と筒状ガイド關と
の小隙により磁石（１）の近傍に鉄粉が侵入しようとす
ることも防止されることになる。

また、磁石（１）はガイド（２）の先端に装着されてい
るため、弁本体υが最下位に位置した場合においては、
筒状ガイド−で囲まれることになり、弁本体翰の周囲の
鉄粉が直接的に磁石偶に粉着することが防止される。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明においては、ポンプ本体の吸込側
に設けられ、吸水管と連通ずる第１の開口部と、この第
１の開口部と対向して外部へ開口する第２の開口部とを
有する逆止弁室、この逆止弁室内に配置されて上記第１
の開口部を逆止めするプラスチック性の逆止弁、この逆
止弁の上部に設けられた非磁性金属体からなる第１のガ
イド、上記第２の開口部に水密に装着されるプラスチッ
ク性のベース、このベースに設けられ上記ガイドを案内
する非磁性体金属体からなる第２のガイド、上記ベース
における上記逆止弁室とは反対側に設けられ、磁力によ
って開閉動作するヌイツチ、及び上記第１のガイドの先
端側に装着され、上記ベースを介して上記ヌイツチで対
向する磁石を備えたので、はンプ装置として一般的に必
須の逆止弁を兼用でき、配管抵抗が増大することなく、
簡単な構成で流量スイッチを構成できる効果があるばか
りでなく、磁石の近傍や第１のガイドの周囲に水中の金
気等の鉄粉が付着することが防止され、逆止弁の動作を
長期に亘って円滑に維持できる効果がある。上記第１の
ガイドには上記第２のガイドの下端と轟接することによ
り上記逆止弁の変位量を規制する係合部を設けたので、
プラスチック性の弁本体の摩耗を防止でき、長期に亘っ
て流量ヌイッチの正確な動作を維持できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す部分断面図、第２図
はこの発明の一実施例の側面断面図、第８図はその部分
断面平面図、第４図は逆止弁の拡大断面図、第５図はそ
のｖ−■線における断面図、第６図はプリント基板組立
体を示す平面図、第７図はその側面図、第８図はベース
の部分平面図、第９図はその部分側面断面図、第１０図
は逆止弁の変位と流量との関係を示す特性図、第１１図
は従来装置のシヌテム図である１図中、（１）はポンプ
本体、（２０ｂ）は逆止弁室、（２０ｄ）は開口部、（
ハ）はブツシュ、（イ）は逆止弁、に）はガイド、（２
５ｂ）は段部、（ホ）は磁石、（財）は流量スイッチ、
（至）はベース、（至）は筒状ガイドである。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ポンプ本体の吸込側に設けられ、吸水管と連通する第１
   の開口部と、この第１の開口部と対向して外部へ開口す
   る第２の開口部とを有する逆止弁室、この逆止弁室内に
   配置されて上記第１の開口部を逆止めするプラスチック
   性の逆止弁、この逆止弁の上部に設けられた非磁性金属
   体からなる第１のガイド、上記第２の開口部に水密に装
   着されるプラスチック性のベース、このベースに設けら
   上記ガイドを案内する非磁性金属体からなる第２のガイ
   ド、上記ベースにおける上記逆止弁室とは反対側に設け
   られ、磁力によつて開閉動作するスイッチ、及び上記第
   １のガイドの先端側に装着され、上記ベースを介して上
   記スイッチと対向する磁石を備え、上記第１のガイドに
   は上記第２のガイドの下端と当接することにより上記逆
   止弁の変位量を規制する係合部を設けたことを特徴とす
   るポンプ装置。