JPS6270395A - ペニシリン誘導体 - Google Patents

ペニシリン誘導体

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JPS6270395A
JPS6270395A JP61167738A JP16773886A JPS6270395A JP S6270395 A JPS6270395 A JP S6270395A JP 61167738 A JP61167738 A JP 61167738A JP 16773886 A JP16773886 A JP 16773886A JP S6270395 A JPS6270395 A JP S6270395A
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JP
Japan
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penicillin
valine
heteropeptide
pcv
cyclase
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Application number
JP61167738A
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English (en)
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ホセ・マリア・ルエンゴ
マヌエル・ヘスス・ロペツ−ニエト
フランシスコ・サルト
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Antibioticos SA
Original Assignee
Antibioticos SA
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Publication date
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  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 灯1の外野一 本発明はペニシリン誘導体に関オろ。
発明び孕イ.1 j2 トリペブチF’ 6 − (L−α−アミノアンビル)
−L−ンステイニル−■)−バリン(ΔCV)は、ペニ
シリン誘導体、セファロスポリン誘導体およびセファマ
イノン誘導体のようなβ−ラクタノ、抗生物質の生合成
の重要な中間体である。さらに詳しくは、ペニシリウム
・クリソケヌノ−\(Y)cnicilliumc h
 r y s o g(>、n u m )お、■−び
アクレモニウ1、・クリソケヌム(Acremoniu
m  chrysogenum)(セファUJスボリウ
ム°アクレモニウム(Cephalosporiuma
cremonium)としても知られている)は、β−
ラクタムの生合成の第一段階を共有干ろということは明
らかである3、該生合成において、トリペプチドACV
はL−α−アミノアツベ−I・、L−ノステインおよび
l、  バリンから形成され、ついで八CVの環化によ
りイソペニシリンNに形成される。
その後、該生合成経路は分かれろ。ペニンリウJ2(■
)enicillium)に関しては、該L−a−アミ
ノアジピル側鎖は疎水性側鎖、たとえば、ペニシリンG
(ベンンルペニンリノ)の場合のフェニルアセデル側鎖
に返還ざねろ。アクレモニウム(Acremonium
)に関(7ては、該L−α−アミ7ノアンビル側鎖は■
)一体にエビ化され、ペニシリンNを与え、ついて該べ
二−ンリンNのデア゛シリジン環の)広大に31−リゾ
アセトキンセファ[2スポリンCG ’″J−えろ。、
A CVをイソペニシリンNに環化する作用を4−ろ環
化酵素(イソペニノリンNンンセターセ、または−1l
−イクラーゼとfIド唱゛)の基質特異性に関(7て種
々の研究チーノ・により研究がFiなわれてきた。
ペニシリウム、・クリソゲヌム(T’ 、 chrys
ogenum)お3Lびアクレモニウム・クリソゲヌ1
\(Achrysogenum)のイソペニシリンNシ
ンセターゼ、は狭い基質特異性を示すことが立証された
3、例えば、バリンの位置にグリノンを含¥J゛オろ1
−リペプチトは環化段階を阻害オろことか示された。関
連するl・リペプチドグルタヂオン(γ−グルタミルー
ンステイニル グリノン)か該反応混合物に加えられた
場合にもΔOV環化が阻害されることが判明した。
−・般に、該結果は、該トリペプチドの3位のアミノ酸
(オなわら、■)−バリン)の性質にはある程度の許容
性かあり、2位(■、−シーンイン)は許容+1がなく
、1位(T−、−α−アミノアンピン酸)はわずかの8
4容性しかないことを示している。したがって、L−カ
ルボキノメチルンステイン、アジピン酸またはD−α−
アミノアジピン酸は該トリペプチドの1位にてL−α−
アミノアジピン酸と変換できるが、■、−グルタミン酸
、■7−アスパラギン酸、カプロン酸、デルタ−アミノ
ピメリン酸、グルタミン酸、アミノピメリン酸および酢
酸を含むより多くの酸は変換できない。事実、ボールド
ウィンら(Baldwin  et  al、 Xツヤ
−ナル・才ブ・ケミカル・ソザイエティー・ケミカル・
コミ、−ニケーションXJ、 Chem、 Soc、 
Chem、Commun。
)、1225〜1227(1984,)のオックスフォ
ード・デーム(J1最近、該)・リペプヂドの第1残基
は、ペニシリンへの連続的変換のためにカルボギノコ)
(を末端とする6炭素または等価の鎖を有していなiJ
ればならないと結論した。
さらに、)Jニル酢酸を供給してセファロスポリウム(
Cephalosporium)に直接フェニルアセチ
ルセファロスポリンを生産させようとする多くの試みが
失敗したのは、おそらく、セファロスポリウム(Ccp
halosporium)が必要であると考えられてい
るペニンリンアノルトランスフエフーゼ酵素を欠いてい
るために生じたものであると考えられる。
光狸や士−峰 本発明の目的は、ペニシリン誘導体およびその関連化合
物の新規方法を提供オろちのである。もう1つの目的は
酵素サイクラーゼの新規基質の提供である。
32男−リ」勺− 予期せぬことに、サイクラーゼはへテ〔lペブチドフゴ
ニルアセヂル L−ソステイニル−D−)<リン(PC
V)を直接ペンシルペニノリン(ペニシリンG)にヘテ
ロペプヂドフエノキンアセヂル−■7−ンステイニルー
■)−バリン(POCV)をペニシリンVに変換でき、
同様に他のアリールアシル−L−ノステイニルー■〕−
バリンヘテロペプチドをペニシリン誘導体に変換できろ
ことが判明した。
したか−)で、本発明は、サイクラーゼを用いたPCV
、P00\、rまたは他のPCV同族体の環化からなる
ことを特徴とオろペニシランの製造法を提イJ(オろ4
、 ヘテロペプチドPCVおよびpocvは、それ1′口+
、新規化合物てある。これらの新規化合物は、式 %式%) にて示さ石ろ4、 さらに一般的には、本発明に用いられろヘテロペプチド
は新規化合物であり、本発明の−・部を形成4−る。
妖す夷−賢炒体誕1p泄J丞 本発明は、ヘテロペプチドPCVがアクレモニウム・ク
リソゲヌA(Acrcmonium  chrysog
cnum)の細胞不含抽出物により直接ベンンルペニシ
リンに変換できろという驚くべき発見に基づいている。
それ以後の研究により、他のアリールアシル−し−ンス
ナイニルーD−バリンヘテロベプヂドをペニシリン誘導
体に変換することができ、および他の酵累隙を用いるこ
とができることが示された。
収率は一般に比較的低いが、それにもかがゎら4゛、変
換の程度は著しく、該アリールアシルへテロペプチドに
対オろザイタラーゼの親和性を明確に示している。
遺伝子E学技術により、該親和性を増大さ)」ることか
できる。さらに、また、アクレモニウム・クリソゲヌム
(A 、 chrysogenum)の還拡大酵素(デ
アセトギンセファロスボリンCンンセターゼ・エクスパ
ングーセ)を遺伝子的に修飾でき、基質として疎水性ペ
ニシランを許容できる場合、疎水性セファロスポリンを
生産できろ。
本発明の方法に用いるサイクラーゼは、代表的には、サ
イクラーゼ産生貞菌または細菌のようなサイクラーゼ産
生微生物の細胞不含抽出物と(7て用いろ。好適なサイ
クラーゼ産生真菌類および細菌類と1.では、アクレモ
ニウム・クリソゲヌム(A。
chrysogenum)、ベニツリウム・クリソゲヌ
、’、、 (P 。
chrysogenum)およびストレプトミセス・ク
ラブリゲルス(S treptomyces  cla
vuligcrus)が挙げられろ。細胞不含抽出物は
、該培養を採取し、好適な緩衝培地にて該細胞を再懸濁
し2、該細胞を、例えば、音波処理により破壊し、つい
で遠心分離I2て粗製抽出物を得ろ。該粗製サイクラー
ゼ(J常法により精製できろ。
細胞不含抽出物の別法として、死滅、溶解細胞または該
ヘテロペプチドに対し透過性にした細胞を用いるこがで
き、ザ〜イクラーゼ源が該ヘテロペプチド活性を所望の
β−ラクタムに変換オろかとうか筒中な試験で測定する
通常の固定化法を用いろサイクラーゼまたはサイクラー
ゼ含有物質の固定化形態を用いることができろ。
遺伝r・1.学および他の技術を用いて、本発明方法に
用いろために改良した修飾サイクラーゼを有する細胞に
発達さUることかできると考えられるので、本発明は、
また、改良サイクラーゼの使用に及ぶ。
第1に、本発明方法は、ペニシリンG1ペニシリン■ま
たは6−アミド側鎖に芳香族性を有する他の公知のペニ
シリン誘導体の生産を目的とする。
明らかな。1;うに、要すれば、化学的または生合成的
修飾に関連して、他のへテロペプチドを用いることもで
きる。この方法にて、事実−1−1半合成ペニノリンを
生産することができる。
本発明の新規なヘテロペプチドは対応する構造を有しお
よび式 %式% [式中、Arは芳香族基、例えば、非置換または適当な
置換括(メチル、メトキシ、フゴノキノ、ヒトし1ギン
、塩素、フッソなどから選択される1〜3個の置換拮の
よパ)な)にて置換されてよいフェニルまた(]ヘテロ
芳香族環(窒素、酸素および硫黄から選択さイまた1〜
4個のへテロ原子を有する5よたは6員ヘテ[J芳香族
環のような)、お。LびZは中結合、−CTIR−X(
Rは、代表的には、l134JI−T、−1−C00I
−■などであり、要すれば、保護ずろ)、 (−0C1
,IIえ一塙または2価へテロ環状法(窒素、酸素およ
び硫黄から選択された1〜11個のへテロ原子を有する
5または6員へづ・口篤香族環のような)を☆:味オる
]で示されるヘテロペプチドを包含しろろ。
本発明のへテロペプチドは、他の異性体形が該サイクシ
ーゼの作用を阻害シフ・)ると考えられるので、好」:
I、<は、Δr−7.−CO−L−システイニル−■)
−バリン形態にて用いられる。
本発明に用いるヘテロペプチド基質の製造に通常のベプ
チ)・合成法が採用できろ。代表的には、そのような方
法は、通常、誘導体としてのおよび/または特殊なカッ
プリング剤の使用によるアミノ酸のカップリングからな
る0、代表的な該へう・ロベプチド製造法は、ンスヂン
のN−アシル化、ついで通常のカップリング法、例えば
、Eト〕1.) Q法を用いろヘンズヒトリルエスう一
ルのよ−)なバリン誘導体とのカップリングにより行な
う。、ついて、脱保護して該ヘラ〔lベブヂトをジスル
フィドとじて得ろ3.別法と1−7で、ノスヂンは公知
の技術を用いてバリンとカップリングでき、ついて適当
なアソル基を(71加して該ノベブヂドとオろ。該ヘテ
ロペプチドは、上た、他の公知のアミノ酸結合法を用い
て製造できろ。
該ヘラ「Jペプチドは、好都合には、シスチン中の千オ
括の存在から生じろジスルフィドとして製造し、貯蔵才
ろ。一つシ)で、該ビス−ヘラ・[lペプチド(J、適
当な還元剤、例えば、ノザオトレイI・−ルを用いてそ
の場でモノ体に変換できろ。
小規模研究について、好適な条(lIは、該ザイタラー
セの細胞不含抽出物(5−20mgの蛋白/mのを、’
l Om1vI l・リス−II Cl緩衝液(T)1
17.5−8.1)14〜6mM  DTT、O,1,
−0,5mM  Pe5o41〜3mMアスコルビン酸
す)・リウムおよび02〜3mMビス へテロペプチド
の反応混合物のような適当な緩衝反応混合物中、20〜
37°Cにて0〜120分間インキコベー1・する。該
反応はメタノールの添加により停止できろ。
ペニシリンの形成はバイオアッセイ法を用いて、例えば
、感受性細菌を接種した寒天上に該試料を平板塗布−4
″ろことにより検定できる。該反応生成物は、HP L
 Cおよび他の公知のクロマトグラフィー法により容易
に同定できる。
さらに、該ペニシリン誘導体は、例えば、遊離酸の塩化
」;た(Jエステル化により塩またはエステルとして製
造できろ。
分離したペニシリンは、常法にて医薬担体と処方でき、
適当な投与形態を提供する。
杢−発1′!IIp1υ艇偽 実施例のために、ペニシリンN(純度95重量%)、ヘ
ンシルペニシリンのカリウム塩(+580U/mg)、
イー・コリからのベニシリンアンラーゼおよび(I7−
α−アミノ−δ−アジピル)−■。
−システイニル−■〕−バリン(ΔOV)は、スペイン
、 レオン、 アンチビオチコス・ニス・ア(Anti
bioticos  S、  A、  、 1.eon
、 5pain)より一周達した。ンヂオ)・レイトー
ル(1)1′■゛)、)・リス、硫酸プロタミンおよび
ウシ血清アルジミンは、シグマ・ケミカル・カンパニー
(セント・ルイス、ニー・ニス・ニーXS igma 
 Chem、 Co、 (S tLouis、 U 、
  S 、Δ ))から人手した。使用した他の化学薬
品は、試薬級またはr−■p r、 cグレードである
。ストレプトミセス・クラブリゲルス・エーティーティ
ーン−(Streptomyces clavul i
gcrusATTC)27054お3):びミクロ=ト
ップJス・ルテウス・エーティーンーシー(M 1cr
ococcusluteus  ΔTCC)9341は
アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクションから入
手した。
実施例1 フゴニルアセヂルー17−シスチニルー1)−バリン(
PCV)の合成 ツヤ−ナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソ→ノ・エ
ティ−(J、Δmcr、  Chem、  Soc、 
)90 : 1651−1652に記載されているN−
工1〜ギノカルポニル−2−工トギシ−1,2ノヒド〔
1ギルイン技術(1’> E T) Q )をITIい
て、−1jニルアセチル−8−トリイル ■7−ノスう
=イン(予め、塩化)よニルアセニf 、7しをδ9−
トリチル−し−ノステインと反応さ且ろごとニ、1、+
1) 、Jjl製)J’; ヨヒp −1−)’vエン
スルポン酸I〕−バリンーベンズヒドリルエステルから
、フェニルアセチ几−L−ンスデイニル−I) バリン
(PCV)を合成オろ。この方法により、保護p v 
c、を合成11、最終的に加水分解によりビスー用NC
■グイマーを1−)ろ。この))CVを遊離チオールと
して用いろか、あるいは、ジスルフィドダイマーをジヂ
オ)・レイト−ル(DT’FT)でモノマーに還元する
ヒス−P CVのサンプルを真空封+l した試験管中
、01%(v/v)フェノールを含f]4゛ろ、、59
M IICQ(:う回、EAm)で25時間加水分解し
て、I〕CVの組成をiJ3定オろ。この処理の後、サ
ンプルをデシケータ−中で、N aOHで乾燥12、水
(2回蒸留)で2回洗浄し、D urrum L) −
500アミ、ノ酸白動分析機で分に一!l’ろ。同時に
、ンステインのサンプルを同じ条(fiて処理l71−
か、この分子は分解されなか−)ノこ。ンスう゛イン4
3よびバリンは、理論に等しい割合で?I在喝゛ろ4、
残存−4る生成物を、ゴjスクロマ)・クラフィーによ
1)、フェニル酢酸と同定する(ヒコーレッ)・−バラ
カード(Iiewlett −T)ackard)ガス
クロマ)・タク゛ラフイー(′)エチレングリ−ルーコ
ハク酸エステル(20%)、170°C使用)。
また、PCVを、つ]ルフゴおよびジ三1−キンネン、
カナディアン・ジャーナル・オブ・ケミストリー(Wo
lfc ancl Jokincn in Can、 
 J 、  Chem。
)57:1388〜+396(+979)により記載さ
れている方法に従い、L−α−アミノアジピン酸σ)か
イ′)りに、フェニル酢酸を用いて合成オろ。
T〕CVの物理的性質は、次のとおりである。
融点 190℃(分解) 旋光度 「δ125−−−73 、05 (50mMリ
ン酸■〕 緩衝液、pr18.0) IIえ (KBr)cm’  3400(NII)、3
300(br、酸の0−1()、+750(アミド、C
−〇)、1670および1550(フェニル基)、13
55および+ 40 (H(CIl+)2−CTI]U
V  λmax 210.250.256.264NM
R:  ’II  NMR(80Ml1z、 CI) 
JOD) δ* 085および0.90(Hm  、Un、2d、6,8
It Z)、  2  、 0 7  ()]’(!、
  m)、  3  、 0 6  (1−1g、  
 Hh、  m)、3 、57 (1−I e、 s)
、4.28(Hj、(1,5,4,Hz)、7.27(
Hφ、  S) *水素原子の位置は、前記PCVの式において示(、た
アルファヘットにより表示 口CNMTえ(20、IMz、 I) 20、pH9,
0(NaOH))δ175.43またf;1175.4
8(** Ci   、Ck、2s)、] 72.9(Cj、 s
)I 3001またlJ:130.22(Cc、Cc’
 、CaXdd、s)、  128.18J二 カニは
 1 2 8.  4 0   (Cd、   Cb。
Cb’ 、3d)、61.67  (CL d )、5
9.84(Cg、  d)、 43 23まノ:二は4
 3.3 0(Ce、  Cb、2 [)、  31.
79(Cr2、 d)、  1 8.1 8  ま ノ
:lJ:1999(Cm、  Cn、  2q) **炭素原子の位置は、前記PCVの式において示(7
たアルファベットにより表示 実施例2 ストレブ)・ミセス・クラブリゲルス(S trc13
tomyccs Clavuligerus)からのイ
ソペニンリンNンンセターセの調製、およびPCVおよ
びavcを基質として用いた環化活性および反応生成物
の測定、 ストレプトミセス・クラブリゲルス( (S treptomyccs Clavuliger
us)A T CC27064を、オザリバンら、バイ
オケミカル・ジャーナル(0’ 5ullivan c
t al、、Biochem、 J、)、179・47
〜52(1979)により記載されているのと同様に(
−で保存j7、増殖させる。培養物250mQを、11
0000xにて5分間遠心分離することにより回収し、
食塩水で洗浄し、前記と同様にして遠心分離する。沈澱
したセルを、O、l mMl) 1’ 1’を含有才ろ
50mMトリス−1−I CC緩衝液(TD緩衝液、p
H7,5)25i中に再懸濁し、ジャーナル・オブ・ア
ンチビオティクス(JAntibiot、)35 :4
83〜490(] 982)に記載されているのと同様
にして、ブランソン・ソニファイヤー・セル・ディスラ
ブター(B ransonSonificr Ce1l
 DisruptorXB −12)を用いて、音波処
理にイ」ず。破壊セル懸濁液を、100000 Xgに
て90分間超遠心操作に付しくB eckmanL5−
65B)、0 、2 (w/ v)%硫酸プロタミンで
処理し、透明な抽出物を、硫酸アンモニウムで沈澱させ
る(30〜80飽和、たとえば、50〜80%飽和)。
得られた沈澱をTD緩衝液3mf2中に再懸濁し、セフ
ァデクス(商標)(,25、PD−10カラム(ファー
マシア(P harmacia))にイ」ず。1mρず
つ集め、イソペニシリンNシンセターゼ(サイクラーゼ
)活性に関して分析する。最大活性を有するフラクショ
ン4および5を混合し、反応に用いる。サイクラーゼ抽
出物を一20℃にて凍結保存する。ローリ−ら、ジャー
ナル・才ブ・バイオロジカル・ケミストリー(Lowr
y et  al。
、J、 Biol、  Chem、 )、+ 93:2
65−273(1951)により記載されている方法に
より、タンパク質を測定する。
サイクラーゼのACVまたはPCVに関する環化活性は
、ジエンセンら、ジャーナル・オブ・アンチビオティク
ス(Jensen et al、 J、 Antibi
ot。
)35:483〜490 (1982) )およびアン
チビオティクス・アンド・アザ−・セカンダリ−・メタ
ボライソ(Antibiotics and 01he
r SecondaryMetabolites)pl
 4 ] 〜pl 64アカデミツク・プレス(Aca
demic Press)により記載されている方法を
若干変更して分析した。反応混合物は、最終反応容積0
.5mρ中、30mMトリス−HCρ緩衝液pH7,5
;0.5mM FeSO4;]]mMビスーΔCまたは
3mMビス−PCV;4mM DTT; 3mMアスコ
ルヒン酸ナトリウムおよび酵素(タンパク質10mg)
を含有する。反応混合物を25°Cにて90分間インキ
コベートし、メタノール05mρ添加することにより停
止させる。
種々の実験において、ストレプトミセス・・クラブリゲ
ルスから抽出されたイソペニシリンNシンセターゼによ
るトリペプチドACVの環化によりイソペニシリンNが
生成し、一方、PCVの環化により、ベンジルペニシリ
ンが得られることが示された。
イソペニシリンNおよびペンジルペニシリンの形成は、
バイオケミカル・ジャーナル(B iochemJ)、
103・877〜890(1967)に記載のポール・
プレート法にしたがって、エム・ルテウス(M、 Lu
teus)AT CC9341に対する生物検定により
測定する。ペニシリンNおよびベンジルペニシリンを商
標として用いる。微生物(ペニシリンNまたはペンシル
ペニシリン)1単位により、エム・ルテウスATCC9
341を試験微生物として用いて、ll1gのペニシリ
ンNまたは1゜58μgのベンジルペニシリンに相当す
る阻止帯が得られる。
PCVの環化により、エム・ルテウスATCC9431
に対し、活性で、かつ、バシルス・カレウス(Baci
llus careus)(ディフコ(D 1rco)
)由来のβ−ラクタマーゼ■に対し、感受性の分子が形
成される(第1表)。
PCVの環化生成物は、ペニシリン・アシラーゼ21.
U  とともに30℃にてIO分間インキコベートした
場合、その抗菌活性の90%以上を失う。一方、ACV
の環化により得られるイソペニシリンNは、ペニシリン
・アシラーゼに対して感受性でない(第1表参照)。
第   1   表 ニス・クラブリケルフ、・規イクラーゼによろタンパク
質のペニシリンへの中云換 1、−、、、−、十−!β−り久夕/ニセj  、−−
0−馬凹−−,−,,J1 イソペニシリンは、ペニシ
リンNを標準として用いて411+定 2 ヘンシルペニシリンは、ベンジルペニシリンを標準
として用いてtl11]定 反Uし混合物中、各々、J:(質(1)CV)を含まな
い−(′行な−・た対照試験J、;よび酵素を含まない
で行なり)−χ・1照試験(j、陰性であった1、この
結果を第2表(こ]iぐ4゛。
第   2   表 完ヤ反応混合物     0.15 PCVなし       00 サイクラーゼを用し)た環化の速度論を研究しノニ、。
第1図より、P CVかLつのペニシリンGの形成は、
遅い時間依存性経路に従−・て形成されるのて、Aから
のイソペニシリンの合成の方か、4゛−1とはやいこと
がわかる。[1[1把環化条件ドて、ヘンシルペニシリ
ンO、l 5 U/mf!が生成し、一方、同様の条件
1・で、イソペニシリンN 4. OtJ / m夕(
ペニシリンNとしてkl′価)が?、)られろ。
該反応混、)物からjIIたイソペニシリンNを、ン4
、ンセンら、ジャーナル・才ブ・アンチビオティ17ス
(J cnsen et al、、 J、 Antib
iot、)35 : 1026〜+ 032(+ 98
2)により記載されている条件下で、同定した。r’c
vの環化j−り得たヘンシルペニシリンを、以下の方法
により同定し7k。、I″CVを活性として用い、反応
(200mC)を5回行なって、同定用に十分な反応生
成物を甲部する5、インギコヘーンヨンの後、レピラら
、ン〜・−ナル・オシ・アノヂビオイ゛イクス(Rcv
illa et at、。
J、 AnLibiotic、)、37:781−78
9に、Lり記載されている方法に1−たか−・て、各反
応混合物を、リン酸(83%(v/v)、密1t1.7
)2.2mQを含有上ろ冷酢酸アミル30mρて激しく
抽出4゛る。抽出(7た生成物を50mMリン酸緩衝液
pl−17、010[nQに加え、リン酸107iを含
g4゛る醋酸アミル3IIlρで再抽出セろ。イf機相
中の生成物を、再び50mMリン酸緩衝液pI−17.
0  Impに加え、冷蔵庫中で保存4゛る6、5つの
処理済ザンプルを混合し、リン酸81tQを合資jずろ
^′[酸アミル2mθで再抽出し、リン酸緩衝液750
m(2に添加する。この方法により、約10071gの
ヘンシルペニシリンが得られろ。該ペニシリンの精製は
、パーギン・エルマー・りa 7 pクラツ・ンリーズ
(PerkinElmcr C’、 hromatog
raph S cries) 3 B (L C−分光
光度検出器およびシグマIOBクロマトグラフィ一・デ
ータ・ステーション)を用いてHP L Cにより?j
なう、30cmのμmボンダバック(μmBondap
ack) CI 8カラム(つ(−ターズ・アソノ山−
ツ・インコーボレイテノ!’ (WatersAsso
ciates  l nc、 ))および83%(v/
v)の0゜1M酢酸すトリウム/′酢酸pT−1・1 
、5および17%(V/ V)のアセトニトリルからな
る移動相を用いろ。
この条件下でのベンジルペニシリンの保持時間は、12
.3分である。
また、ヘンシルペニシリンを、つぎの様な溶媒奈を用い
た下降式ペーパークロマ)・グラフィー(10%クエン
酸すl・リウムてt)H3、7に緩衝したワッpマン(
Whatman)72紙No、I):I)ピリジン・n
−ブタノール水(11・1)n)N−ブタノールエタノ
ール、水(4:I:5、−ヒ相)、ピリジン酢酸水(I
・IO:]35)中薄層電気泳動(111−13、5,
300v/cm、2時間);および濾紙電気泳動法(1
3v/cm、 コリノン、酢酸緩衝液(0,05M)中
、rol170.3時間)により同定(、た。ロペツー
ニ−(・(Lopez−N 1eto)の博士論文(サ
ラマン力大学(University of Sala
manca、 5pain)77頁に記載の如く、濾紙
また(J薄層に0.5MNaOH1次いでヨウ化デンプ
ンを吹き付(Jて、ペニシリンおよびその転位生成物ペ
ニソロン酸(β−ラクタマーゼとともにインキュベート
することにより、ピー・セレウス(B 、 cereu
s)U L +から得ろ)のスポットを得る。
実施例3 ペニシリウム・クリソゲヌムからのイソペニンリンNシ
ンセターセの調製、および基質としてPCVおよびA 
CVを用いた環化活性および反応生成物の測定 高産生株ペニシリウム・クリソゲヌム(P enici
lium ChrysogenumΔS −1)−78
、レンガら、ジャーナル・オブ・アンチビオテックス(
Luengo  et  at、、  J、  八nt
ibiot、)I  4 4  : 8 6 9−87
6)参照)から抽出したイソペニシリンNシンセターゼ
を用いる以外(J、実施例2と同じ操作を行なう。
ジャーナル・オブ・アンチビオデックス(、J。
Antibiot、 )I 44 :869〜87 G
に記載の如く、高いイソペニシリンNシンセターゼ活性
を有するセルが2段階で得られる。ラモスら、アンデミ
クロバイアル・エーンエンツ・アンド・ケモセラピー(
Ramos  et al、、  Δntimicro
b、 Agents。
Chemother、)27(3):380〜387に
より記載の如く、セルを含まない抽出物が得られる。ベ
ニツリウム・クリソゲヌム菌糸をセファロスポリン産生
培地(CP培地)中で24時間培養後回収し、0 、1
 mMジヂオトレイト−ル(DTT)を含有する30m
Mトリス−I−I Cρ緩衝液1)I(8、0中に再懸
澗する。該菌糸を、5分間音波処理して破裂させる。
抽出物を100000×g、4°Cにて1時間、ベック
マンLB−70超遠心分離機で遠心分離し、得られた粗
抽出物を一20°Cにて保存する。前記アンチミクロバ
イアル・エージェンツ・アンド・ケモセラピー、27(
3):380〜387と同様にして、イソペニシリンN
シンセターゼを精製する。
実施例2と同様に、抽出した酵素を用いると、ACVが
環化して、イソペニシリンNとなり、PC■が環化して
、ベンジルペニシリンになる。該反応生成物は両方とも
、ペニシリウムセにより完全に不活化される。PCVを
基質として用いた場合、反応生成物は、ペニシリン・ア
ンラーゼにより不活化される。ペニシリン・アシラーゼ
による反応生成物の不活化は、ACVを基質として用い
た場合は起こらない。
エイ・クリソゲヌム(A、 chrysogenum)
のサイクラーゼを用いた0、2mMACVまたは0.2
mMPCVの環化により形成されるイソペニシリンNお
よびベンジルペニシリンを、以下の生物検定法により分
析した。反応をメタノールで停止させた後、3つの同等
なサンプル50μQを、ミクロコッカスルテウス(Mi
crococcus  luteus)(600nmに
お0る光学密度が10である培養物0゜5mρ)を接種
したトリプヂック・ソイ・アガー(TSA)培地(D 
1rco) 15 mρを含有するプレートの直径7m
mのウェルに加える。純粋なイソペニシリンNまたはベ
ンジルペニシリンの対照サンプルを、本反応のサンプル
と同様の方法でメタノールで処−2F、− 理する。分析プレート中のサンプルを3時間、4°Cに
保ち、拡散させ、30°Cにて12時間インキコベー1
・する。
第2図は(a)純粋なベンジルペニシリン(保持時間1
23分)+ (b)溶媒抽出の後、ピー・クリソゲヌム
(P、 chrysogenum)サイクラーゼを用い
へPCV環化反応生成物:および(C)ペニシリン・ア
ンラーゼで処理し、溶媒で抽出したPCV環化反応生成
物のI(P L、 C溶出パターンを示す。
ピー・クリソゲヌムの抽出物を用いたPCVの環化によ
り得られた抗生物質のクロマトグラフィーの後の位置は
、クロマトグラフィー用濾紙を15X0.5cmに切断
し、各試験片を、予め、イー・コリ (E、 coli
)またはエム・ルテウス(M。
1uteus)の菌叢で接種したTSAのプレート上で
テストすることにより確認する。両微生物に対する活性
はRF=0.67(ベンジルペニシリン)の位置にある
。ACVがサイクラーゼの基質であるサンプルについて
同様の実験を行なった場合、生活性は第1および第2領
域(RF=0.06)に位111′昌4−ろう 実施例4 アう7レモエrンノ、・クリソゲヌノ2、がらの?ソペ
ニノリンNノンセターゼのJJ製、およびPCVおよび
/\CVを基質として用いた環化活性お、1、び反応生
成物の測定 高1;【牛(朱)翼!し石Jコクノー、・クリソヶ゛ヌ
!、(Acrcmonium  chryso gcn
um  CI  O、エイ ・ エノし・デフツイン(
A 丁、、Dcmain)より入手、可能)がら抽出1
刀こイソペニノリンNンンセターゼを用いる以外は、実
施例2と同様の操作を行なう。
ジャー1′ル・オブ・アンチビオティクス(JAnti
biot、 )I 44 :8 G 9〜876に記載
の如く、高いfソベニノリンNシンセターゼ活性をfj
゛オろセルが2段階で得られろ。ユーイ・クリソゲヌノ
、培谷抹を、接種培地中41−1間発育させ、これを用
いて、化学的に決定1−1たセファ[1スポリン産土[
音地(CP培地)60mρに接種する。ラモスら、アン
子ミク覧=1ベイアル・上−ノSンッ・アント・ケーC
゛セラビーfJjamos  cj  al、、  A
ntimicrob。
Agents  Chcmothcr、  )27(3
)、380−387により記載の如く、セルを含i:す
い抽出物がf’Jられる6、エイ・クリソノアヌムの菌
糸を、0P(j1地中で24時間i’A N i&に回
収12.0.1ml’v1)壬第1・トイト−ル(DT
T)を含¥r tろ30mMhリス11CQ援イΦ丁液
pH8、0中に懸濁4′ろっ該菌糸を2分間?゛1波処
理により破裂させろ。抽出物を100000 xg、4
°Cにて1時間ベックマレL8−70超遠心分離機で1
セ心分離I2、jすら机た粗抽出物を一20℃にて保(
jする。前記)′ンヂミクL1・ぐイアル・エーノJン
ツ・アント・ケモセラビー、27(3):380〜38
7と同様にして、(ソペニシリンNシンセターゼを精製
A′ろ3、実施例2よ;よび3と同様に、抽出(、ノニ
酵累にJ’−リ、A、 CVが環化してイ゛ノベニノリ
ンNになり、PCVが環化1.てベンジルペニシリンに
なる。該生成物は両刀とらベユシl)ナーゼにより完老
に不活化されるか、F′CV+a(質と1.用いた場合
にだ(+反応生成物はペニシリン・アンラーセに、1′
り不活化される。
工(・クリソゲヌム・サイタラーゼにより形成さ、il
;′lイソペニシリンNおよびベンジルペニシリンNの
生物検定を、実施例3において、ピー・クリソゲヌノ・
から抽出しカニサイイアラーゼにより産生されたペニシ
リンの分+11に関し゛ζ記載1−7へのと同様の方法
で行な一″)4、 ユ、イ・クリソゲヌノ−・の抽出物でPCVを環化ずろ
ことにより得られろ抗生物質のクロマトグラフィー後の
位置は、実施例3と同様にして実証され、同様の♀−1
果が得られろ。
実施例5 ペニシリウム・クリソゲヌムからのイソペニンリンNシ
ンセクーゼの調製、およびpocvを基質と1.て用い
た環化活性および反応生成物の測定PC■のかわりにフ
ーrノキンアセヂルーL−ンスティ、:〜ルー利) バ
リン(1’0cV)を用いる以外は実施例3と同様の操
作をijなう。
P OCVは、ボールドウィンら、ジャーナル・オブ・
リーミカル・ソサエデf−・パーギン・トランスアクノ
ヨン・オブ・119812253(Baldwin e
t al、、  、J 、  Chem、  Soc、
  PerkinTrans、  l I 98122
53)により記載されている標学的力l去によろか、ま
たは、ノスティンをN−アノル化し、次いで1.2−ジ
ヒドロ−2−エトキノ−I−ギノリンカルボン酸エヂル
(Eトコ1)Q)を、バリンベンズヒドリルエステルと
カップリングし、)・リフルオロ酢酸(T F A ’
)で脱保護し、ヘテロペプチードのジスルフィドを得ろ
、二と1こより調製する。。
ピー・クリソゲヌノ、AS−P 78(タンパク質5〜
20mg/mののセルを含まない抽出物を、30 mM
 )−リス−HCC緩衝液pI−18、1,0,1m〜
IF’eSOい 6mM I)T’T、3mMアスニ1
ルピン酸十)・リウムおよび3mM1’OCVを告白す
る反応混合物中、25℃にて30分間インキ、べ−1・
4゛ろ。pl−1を20に調製する。
ピー・クリソゲヌJ1から抽出(7たイソペニンリンN
ノンセターセによるP (’l CVの環化により、ペ
ニシリン■が生成オろ。
基質(POCV)を用いずに行なった対照試験および酵
素を用いずに行なった対照試験は陰性であった。結果を
以下の第3表に示す。
第   3   表 実施例6 アクレモニウム・クリソゲヌムからのイソペニシリンN
シンセターゼの調製、およびpocvを基質として用い
た環化活性および反応生成物の測定 PCVのかわりにr’ocvを基質とし用いる以外は実
施例4と同様の操作を繰り返す。実施例5に記載されて
いるのと同様にして、POCVを調製オろ。エイ・クリ
ソゲヌムAS−C−80からサイクラーゼを抽出し、実
施例5に記載した反応混合物中でインキュベートする。
ただし、トリス緩衝液のpr−rを78とする。
サイクラーゼをpocvとともにインキュベートした結
果を第4表に示す。
第   4   表 ペニシリンV(U/mの た他のクロマトグラフィー技術により、反応生成物をペ
ニシリン■と同定した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、それぞれス)・レプトミセス・クラブリゲル
ス(S trepLomyces clavulige
rus)から抽出した酵素を用いたPCVおよびACV
からのペンジルペニノリン合成およびイソペニシリンN
合成の時間を示したグラフである。 第2図は、(a)純粋ベンジルペニシリン、(b)ペニ
シリウム・クリソゲヌム(P、 chrysogcnu
m)サイクラーゼを用いたPCV環化の反応生成物およ
び(C)ペニシリン・アンラーセにて処理したPCV3
5− ■環化の反応生成物のHP L C分析を示す÷v−ド
ア”l) 3゜特許出願人アンチビオヂコス・ソシェダ
ード・アノニマ 代 理 人弁理士 前出 葆ほか2名 (1山/n)N f−どcく、二。X//、k(山ut
1g2)Ml  ′Iid 図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フェニルアセチル−L−システイニル−D−バリ
    ン(PCV)およびフェノキシアセチル−L−システイ
    ニル−D−バリン(POCV)ならびにそれらの同族体
    から選択されるアリールアシル−システイニル−バリン
    ヘテロペプチド。
  2. (2)ビス体である前記第(1)項のヘテロペプチド。
  3. (3)サイクラーゼを用いたアリールアシル−システイ
    ニル−バリンヘテロペプチドの環化からなることを特徴
    とするペニシリンの製造法。
  4. (4)該サイクラーゼがサイクラーゼ産生微生物の細胞
    不含抽出物として提供される前記第(3)項の方法。
  5. (5)該サイクラーゼ産生微生物がアクレモニウム・ク
    リソゲヌム(Acremonium chrysoge
    num)、ペニシリウム・クリソゲヌム(Penici
    llium chrysogenum)およびストレプ
    トミセス・クラブリゲルス(Streptomyces
     clavuligerus)からなる群から選択され
    る前記第(4)項の製造法。
  6. (6)該製造法により生産された該ペニシリンがペニシ
    リンVおよびペニシリンGからなる群から選択される前
    記第(3)項の製造法。
  7. (7)該製造法により生産された該ペニシリンがペニシ
    リンVおよびペニシリンGからなる群から選択される前
    記第(5)項の製造法。
  8. (8)該アリールアシル−システイニル−バリンヘテロ
    ペプチドがビス−ヘテロペプチドの還元によりその場で
    形成される前記第(3)項の製造法。
  9. (9)該アリールアシル−システイニル−バリンヘテロ
    ペプチドがビス−ヘテロペプチドの還元によりその場で
    形成される前記第(5)項の製造法。
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ES548676 1985-11-07
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