JPS626950A - ト−シヨンレ−ス編機における編糸の編込装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トーションレース編機における編糸の編込装
置に係り、詳しくは１編込部に垂下装備したレースガイ
ドバーの形状を楕円柱状体に形成すると共に、編糸の交
差時にこｎを編込部にかけて捌くべく起立移動した際の
リードナイフの対向間隔を、レースガイドバーの形状に
対応して異なるようにしたトーションレース編機におけ
るｍ糸の編込装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、機体周辺部に配設さｎ２多数の編糸ボビンより機
体中心部の編込部にかけて放射状に張設された各編糸開
位置）二、編糸の交差時にこれを編込部へかけて捌くリ
ードナイフを起倒自在に設けてなるトーションレース編
機においては、編込部に垂下装備したレースガイドバー
の形状が第３図に示すように、円柱状体に形成されてい
たので、編糸の交差時にこれを編込部へかけて捌くべく
起立移動した際のリードナイフの対向間隔も、常に一定
となっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、上記のように、編込部に垂下装備したレース
ガイドバーを円柱状体に形成し、かつ編込部側へ起立移
動した際のリードナイフの対向間隔を一定にしたもので
は、第５図に示すように、絹地密度の均一なトーション
レースＡ−’　Ｌ　カｒｍ　成テきないために地風が単
調とな、す、多様化した需要者または消費者の未だ満た
されない潜在的な趣味的欲求に応えることができない欠
点があった。

そこで、本発明では、かかる従来の欠点に鑑み、編地の
編上げ方向と直交方向、すなわち幅方向に編地の密度が
順次異なるトーションレースを編成し、もって、地風に
変化性と審美性を附与し、多様化した需要者ま′ｆｃは
消費者の未だ満たされない潜在的な趣味的欲求に充分応
えることができるトーションレース編機における編糸の
編込装置を提供することを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記目的を達成するため、次のような技術手
段を採用した。

すなわち、機体周辺部に配設さｆした多数の編糸デビン
よ−り機体中心部の編込部にかけて放射状に張設さｆ’
Ｌ＊各編糸間位置に、編糸の交差時にこれを編込部へか
けて捌くリードナイフを起倒自在に設けたトーションレ
ース編機の上記編込部に垂下装備されたレースガイドバ
ーの形状を楕円柱状体に形成すると共に、絹糸の交差時
にこれを編込部へかけて捌くべく起立移動した際のリー
ドナイフの対向間隔を、上記レースガイドバーの形状に
対応して異なるように構成したものである。

〔作　用〕

機体周辺部に配設された多数の編糸ゼビンより機体中心
部上方に位置する編込部にかけて放射状に張設された各
編糸は、隣接する編糸ボビンが所定の意匠にしたがって
、互いに位置を変える動作により交差されるが、この際
に起倒自在に構成さねたり一ドナイフが、張設さｔ″１
．た編糸より下方の位置から編込部方向へかけて傾倒状
態から起立移該レースガイドバーの外周を囲むように設
けたレースガイドブツシュ、との隙間より上方へ送出さ
ね、て巻取ロールに巻取られる。

ところで、上記一連の編成過程において、レースガイド
バーは楕円柱状体に形成さｎ２、これに対応して、編糸
の交差時にこれを編込部へかけて捌くべく起立移動した
際のリードナイフの対１ｆ１間隔も、レースガイドバー
の長径方向の対向間隔が広くなり、短径方向の対向間隔
が狭くなるので、対同間隔が広い側の編地の密度が粗（
二編成され、対向間隔が狭くなるにつれて絹地の密度が
密に編成さ扛る。したがって、第４図（二示すように、
編糸の編上げ方向と直交方向（幅方向）に、編地の密度
が順次密から粗になるトーションレースｌ［することが
でき、地風に変化性と審美性を附与することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を添付図面に基いて詳細に説明す
る。

すなわち、第１図において、１は機体の周辺部に設けら
ｆ’Ｌ　ｆＪ：、円盤体であって、該円盤体１には一定
間隔を存して多数のスピンドル２が配設されており、該
スピンドル２にはそれぞれ編糸ボビン３が装着されてい
る。そして、上記編糸ボビン３に巻回された編糸Ｙは、
スピンドル２の給糸口４より引出されて円盤体１の中心
部上方に位置する編込部５へ給糸されるようになってい
る。６ｉｒ、スピンドルプレートである。

７は編込部５に垂下状に装備さｆＬタレースガイドパー
であって、該レースガイドバー７の形状は第２図に示す
ように、楕円柱状体に形成されている。８はレースガイ
ドバー７の外周を囲むように設けられた中空円筒状のレ
ースガイドブツシュ、９はレースガイドブツシュ８に嵌
装したブツシュホルダーであって、該ブツシュホルダー
９はブラケット１０を介して機体フレームに固設されて
お゛り、編上げられたトーションレースＡは上記レース
ガイドパニアとレースガイドブツシュ８との隙間より送
出されて、図示しない巻取ロールに巻取られるようにな
っている。

１１はリードナイフであって、該リードナイフ１１は編
糸ゼビン３より編込部５にかけて放射状（：張設さｎ、
２各編糸Ｙの対向間隔位置に起倒自在に枢支されており
、コネクティングロッド１２を介して所定の駆動源に連
動連結されている。そして、上記リードナイフ１１は編
糸Ｙの交差時にこれを編込部５へかけて捌くべく起立移
動した際の対向間隔が異なるよう（二構成さ力ている。

すなわち、レースガイドバー７の長径方向の対向間隔は
広く、短径方向の対向間隔はそれより狭くなるように設
定されている。

本発明は、斜上のように構成したので、編糸ボビン３よ
り編糸部５にかけて放射状に張設さｎ、り各編糸Ｙは、
隣接する綿糸ボビン３が所定の意匠にしたがって、スピ
ンドルプレート６上で互いに位置を変える動作により交
差され、その交差部分をリードナイフ１１が編込部５側
へ捌くことによって編込まれ、編上げられたトーション
レースＡはレースガイ）”ｌ　ハフとレースガイドブツ
シュ８との隙間を通って上方へ送出されるが、リードナ
イフ１１が編糸Ｙの交差部分を捌くために編込部５側へ
起立移動した際、その対向間隔はレースガイドバー７の
長径方向の対向間隔が広く、短径方向の対向間隔が狭く
なるので、対向間隔が広い側の編地の密度が粗に編成さ
れ、対向間隔が狭くなるにつれて編地の密度が密に編成
される。したがって、本実施例では第４図に示すように
、編糸Ｙの編上げ方向と直交方向（幅方向）に、絹地の
密度が順次密から粗になるトーションレースＡを編成す
ることができ、従来のものに比し、地風に変化性と審美
性を附与することができる。

〔発明の効果〕

これを要する（＝、本発明によれば、トーションレース
編機の編込部に垂下状に装備されたレースガイドバーの
形状を楕円柱状体（＝形成すると共に、絹糸の交差時に
これを編込部へかけて捌くべく起立移動した際のリード
ナイフの対向間隔を、レースガイドバーの形状に対応し
て異なるように構成したから、編地の編上げ方向と直交
方向（幅方向）に編地の密度が順次異なるトーションレ
ースを編成し得て、地風に変化性と審美性を附与するこ
とができ、多様化した需要者またに消費者の渚だ満たさ
ｆｉない潜在的な趣味的欲求に充分応えることができる
極めて有用な新規的効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るトーションレース１５機における綿
糸の編込装置の実施例を示すものであって、第１図は要
部の概略斜視図、第２図は本発明のレースガイドバーの
斜視図、第３図は従来のレースガイドバーの斜視図、Ｍ
４図は本発明によって編成さｆＬ＊）−ジョンレースの
表面図、第５図は従来のトーションレースの表面図であ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機体周辺部に配設された多数の編糸ボビンより機体中心
   部の編込部にかけて放射状に張設された各編糸間位置に
   、編糸の交差時にこれを編込部へかけて捌くリードナイ
   フを起倒自在に設けてなるトーシヨンレース編機におい
   て、上記編込部に垂下装備されたレースガイドバーの形
   状を楕円柱状体に形成すると共に、編糸の交差時にこれ
   を編込部へかけて捌くべく起立移動した際のリードナイ
   フの対向間隔を、レースガイドバーの形状に対応して異
   なるように構成したことを特徴とするトーシヨンレース
   編機における編糸の編込装置。