JPS626630A - 魚介類の保湿冷凍方法 - Google Patents
魚介類の保湿冷凍方法Info
- Publication number
- JPS626630A JPS626630A JP14738485A JP14738485A JPS626630A JP S626630 A JPS626630 A JP S626630A JP 14738485 A JP14738485 A JP 14738485A JP 14738485 A JP14738485 A JP 14738485A JP S626630 A JPS626630 A JP S626630A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- gelling agent
- seafood
- freezing
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、産業上の利用分野
本発明は鯛、縞鰺、鉋等の高級魚介類の味覚を保持しな
がら冷凍保存する魚介類の保湿冷凍方法に関し、特に、
魚介類をコロイドゼリーで包み込み鮮度、味覚の保持が
行えるようにした魚介類の保湿冷凍方法に関するもので
ある。
がら冷凍保存する魚介類の保湿冷凍方法に関し、特に、
魚介類をコロイドゼリーで包み込み鮮度、味覚の保持が
行えるようにした魚介類の保湿冷凍方法に関するもので
ある。
口、従来の技術
一般に魚介類は、生きている時に゛は軟らかく弾力に富
んだ筋肉も、死後時間の経過と共に一時的に硬くなる死
後硬直現象が起り、次に、筋肉自身がその内部に生前か
らもっていたタンパク質分解酵素によって軟化する自己
消化現象が起り、更に、自己消化と共に軟弱な肉質が細
菌に侵され、肉質が異常に軟化しアンモニア、アミン類
等の人体にとって有害な諸物質が発生し、異臭ないしは
腐敗臭が発生する腐敗現象が起る。
んだ筋肉も、死後時間の経過と共に一時的に硬くなる死
後硬直現象が起り、次に、筋肉自身がその内部に生前か
らもっていたタンパク質分解酵素によって軟化する自己
消化現象が起り、更に、自己消化と共に軟弱な肉質が細
菌に侵され、肉質が異常に軟化しアンモニア、アミン類
等の人体にとって有害な諸物質が発生し、異臭ないしは
腐敗臭が発生する腐敗現象が起る。
このように腐敗し易い魚介類を有効に食するためには貯
蔵する必要がある。この魚介類を貯蔵する方法は、自己
消化を抑え腐敗を防止する冷蔵および冷凍、缶の中に魚
介類を詰めた後に密封して加熱処理する缶詰、竹輪や魚
肉ソーセージ等のように魚肉と食塩をすりつぶし調味料
や澱粉等の副原料を混和しその後に成形する水産練製品
、するめや丸干しや開き等に加工する水産乾燥品、塩鮭
や塩たら等の水産塩蔵品とする方法等が採られている。
蔵する必要がある。この魚介類を貯蔵する方法は、自己
消化を抑え腐敗を防止する冷蔵および冷凍、缶の中に魚
介類を詰めた後に密封して加熱処理する缶詰、竹輪や魚
肉ソーセージ等のように魚肉と食塩をすりつぶし調味料
や澱粉等の副原料を混和しその後に成形する水産練製品
、するめや丸干しや開き等に加工する水産乾燥品、塩鮭
や塩たら等の水産塩蔵品とする方法等が採られている。
近年、家庭における冷蔵庫の普及に伴い、魚介類の冷凍
食品が広く利用されるようになった。
食品が広く利用されるようになった。
ハ０発明が解決しようとする問題点
魚介類の鮮度を長時間保持するためには、魚介類の自己
消化を抑え腐敗を防止するために魚介類を０〜５℃に温
度コントロールし、かげ、保湿手段を講じなければ、貯
蔵中に魚体、貝の表面が乾燥し、油が表面に滲出する油
焼けが生じた。
消化を抑え腐敗を防止するために魚介類を０〜５℃に温
度コントロールし、かげ、保湿手段を講じなければ、貯
蔵中に魚体、貝の表面が乾燥し、油が表面に滲出する油
焼けが生じた。
二０問題点を解決するための手段
本発明においては、魚介類の鮮度を長時間保ち魚体表面
の保湿ができる手段として、魚介類を水洗し調味目的に
応じて前処理加工し、この魚介類を冷凍離水分解しない
耐冷コロイド状の低温ゲル化剤で包み込み冷凍する魚介
類の保湿冷凍方法を提供するものである。
の保湿ができる手段として、魚介類を水洗し調味目的に
応じて前処理加工し、この魚介類を冷凍離水分解しない
耐冷コロイド状の低温ゲル化剤で包み込み冷凍する魚介
類の保湿冷凍方法を提供するものである。
ホ６作用
本発明では魚介類を冷凍離水分解しない耐冷コロイド状
の低温ゲリ化剤３で包み込み冷凍したので、魚介類の囲
りにコロイドゼリーが形成され、魚体表面、貝表面が乾
燥することもなく、したがって表面に油が滲出すること
もない。更に、魚介類の囲りに厚いコロイドゼリー膜が
形成されるので、冷蔵庫等が一時開けられても魚介類に
対する温度形１も全くない。
の低温ゲリ化剤３で包み込み冷凍したので、魚介類の囲
りにコロイドゼリーが形成され、魚体表面、貝表面が乾
燥することもなく、したがって表面に油が滲出すること
もない。更に、魚介類の囲りに厚いコロイドゼリー膜が
形成されるので、冷蔵庫等が一時開けられても魚介類に
対する温度形１も全くない。
へ、実施例
以下、図面により本発明実施の１例を詳細に説明する。
死後硬直後の魚ｌの水洗と予冷を行うと共に、製品の形
態に応じて調理目的に合わせた切り方、例えば、原料魚
そのままの丸、えらのみ取除いたラウンド、えらと内臓
を取除いたセミドレス、セミドレスから頭部を取除いた
ドレス、ドレスから尾、ひれを取除いたバンドレス、開
き、フィシ、チャンク、ステーキ等に前処理加工を行う
。
態に応じて調理目的に合わせた切り方、例えば、原料魚
そのままの丸、えらのみ取除いたラウンド、えらと内臓
を取除いたセミドレス、セミドレスから頭部を取除いた
ドレス、ドレスから尾、ひれを取除いたバンドレス、開
き、フィシ、チャンク、ステーキ等に前処理加工を行う
。
次いで、魚ｌの形態に合せた容器２に低温ゲル化剤３を
入れ、急冷する。
入れ、急冷する。
容器２へ入れる低温ゲル化剤３は、冷凍離水分解しない
耐冷コロイド状が保たれる１００％天然植物性のカナギ
ン、ガール、ローカスト等を使用する。
耐冷コロイド状が保たれる１００％天然植物性のカナギ
ン、ガール、ローカスト等を使用する。
低温ゲル化剤３の容器２への充填は、底部へ予め充填凝
固させ、その上に魚１を載せ、次いで、低温ゲル化剤３
を追加充填させることもできる。
固させ、その上に魚１を載せ、次いで、低温ゲル化剤３
を追加充填させることもできる。
また、小さな魚やフィシ、ステーキ等の場合には、大き
な型（図示しない）内で低温ゲル化剤３に包み込み、こ
れを取出して第２図で示すように袋４へ密封するとか、
他の容器に移して冷凍販売することもできる。
な型（図示しない）内で低温ゲル化剤３に包み込み、こ
れを取出して第２図で示すように袋４へ密封するとか、
他の容器に移して冷凍販売することもできる。
ト１発明の効果
以上のように本発明に係る魚介類の保湿冷凍方法は、魚
ｌや貝等の魚介類をその調理目的に合せて前処理加工を
行い、これを容器２内等で低温ゲル化剤３に包み込む形
態で冷却し、その魚介類の筋肉自身のタンパク質分解酵
素による自己消化現象および細菌による腐敗現象を防止
すると共に、貯蔵中に起こる魚体表面の乾燥および油焼
けを防止し、魚介類を新鮮な状態に長期間保持すること
ができるものである。
ｌや貝等の魚介類をその調理目的に合せて前処理加工を
行い、これを容器２内等で低温ゲル化剤３に包み込む形
態で冷却し、その魚介類の筋肉自身のタンパク質分解酵
素による自己消化現象および細菌による腐敗現象を防止
すると共に、貯蔵中に起こる魚体表面の乾燥および油焼
けを防止し、魚介類を新鮮な状態に長期間保持すること
ができるものである。
第１図は本発明実施の１例として容器２内で魚１を低温
ゲル化剤３で包み込んだ状態の断面図、第２図は低温ゲ
ル化剤３で包み込んだ魚ｌを袋４に詰込み密封した状態
の断面図である。 図中主要符号 １・・・魚 ２・・番容 器 ３・・・低温ゲル化剤 ４・・・袋
ゲル化剤３で包み込んだ状態の断面図、第２図は低温ゲ
ル化剤３で包み込んだ魚ｌを袋４に詰込み密封した状態
の断面図である。 図中主要符号 １・・・魚 ２・・番容 器 ３・・・低温ゲル化剤 ４・・・袋
Claims (2)
- （１）魚１等の魚介類を水洗すると共に調理目的に応じ
て前処理加工し、この前処理加工した魚介類を冷凍離水
分解しない耐冷コロイド状の低温ゲル化剤３で包み込み
冷凍することを特徴とする魚介類の保湿冷凍方法。 - （２）魚介類の形態に合せた容器２内へ低温ゲル化剤を
入れて冷凍したことを特徴とする特許請求の範囲第（１
）項記載の魚介類の保湿冷凍方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14738485A JPS626630A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 魚介類の保湿冷凍方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14738485A JPS626630A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 魚介類の保湿冷凍方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS626630A true JPS626630A (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=15429034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14738485A Pending JPS626630A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 魚介類の保湿冷凍方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS626630A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0195724A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-13 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 食品の保存方法 |
-
1985
- 1985-07-03 JP JP14738485A patent/JPS626630A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0195724A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-13 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 食品の保存方法 |
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