JPS626322Y2 - - Google Patents

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JPS626322Y2
JPS626322Y2 JP10517383U JP10517383U JPS626322Y2 JP S626322 Y2 JPS626322 Y2 JP S626322Y2 JP 10517383 U JP10517383 U JP 10517383U JP 10517383 U JP10517383 U JP 10517383U JP S626322 Y2 JPS626322 Y2 JP S626322Y2
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JP
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cylinder
wheel
machine box
slider
drive device
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JP10517383U
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JPS6012704U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、シリンダ装置の往復運動出力を拡
大し一層大きなストロークの直線運動出力を出現
させるシリンダ式駆動装置に係り、さらにいえ
ば、実願昭53−30213号に係るシリンダ式駆動装
置の改良に関する。
(背景技術) 実願昭53−30213号に係るシリンダ式駆動装置
の場合、大小一対のスプロケツトホイールを共通
な軸上に左右2組設置し、従つて、それに巻掛け
たチエンは合計4本となる構成であつた。そのた
め、部品点数が多く、機箱内が窮屈な構成であ
り、特に機箱の幅寸法が大きく、重量も大きいと
いう欠点があつた。
また、同シリンダ式駆動装置の場合、その出力
端であるスライダは機箱の上面板に沿つて滑動す
る構成であつた。従つて、スライダに加えられる
外力は上面板を通じてのみ処理するのであり、あ
まり大きな外力には耐えきれない欠点があつた。
さらに、同シリンダ式駆動装置は、スライダが
移動する機箱のスリツト目かくし用のステンレス
帯板が、スライダを駆動するチエンとは異なる機
構を構成していた。従つて、目かくし性能が悪
く、ひいてはシリンダ式駆動装置の耐久性に悪影
響を及ぼす欠点があつた。
(考案の目的) そこでこの考案の目的は、第一に、機箱の幅寸
法を縮小して装置全体の軽量、小形化が可能な構
成に改良したシリンダ式駆動装置を提供すること
にある。
第二に、スライダに加えられる外力(載荷重)
に対する強度、剛性の大きい構成に改良したシリ
ンダ式駆動装置を提供することにある。
第三に、目かくし性能がよく、シリンダの耐久
性向上、耐用寿命の保持に有利な構成に改良した
シリンダ式駆動装置を提供することにある。
第四に、構造が簡単で、安価に製造できる構成
に改良したシリンダ式駆動装置を提供することに
ある。
(考案の構成と作用効果) 上記目的を達成するため、この考案のシリンダ
式駆動装置は、機箱内の長手方向にシリンダ装置
を固定して設置し、同機箱内の一側端部に一体的
に回転する大小ホイールを設置し、小径ホイール
に巻掛けた無端帯条にシリンダ装置のピストンロ
ツドを連結した構成とされている。さらに具体的
にいえば、大小ホイールは、中央に1個の大小ホ
イールを位置せしめ、その両端に2個の同径の小
径ホイールを設置した構成とされている。
つまり、ホイールは合計3個からなり、各々の
間隔は一定でも従前の4個の場合に比して機箱の
幅寸法を約40%程度縮小することができる。従つ
て、装置全体を軽量化、小形化することに著るし
い効果がある。
また、この考案のシリンダ式駆動装置は、機箱
の外に突出し、かつ。同機箱の長手方向に架設し
たガイドレールに沿つて滑動自在なスライダと前
記大径ホイールに巻掛けた無端帯条とを連結し、
スライダが出力端として構成されている。
つまり、スライダは、その移動ストロークの全
長にわたりガイドレールでしつかりと支持され、
スライダに加えられる外力、例えば載荷重などは
全てガイドレールで受けて処理する。従つて、ス
ライダに加えられる外力に対する強度、剛性が大
きく、故障の心配がない。
さらに、この考案のシリンダ式駆動装置は、大
径ホイールに巻掛けた無端帯条の外周に目かくし
用の薄帯板を設置し、かつ、その両端をスライダ
に連結した構成とされている。
従つて、薄帯板は、無端帯条及びスライダと一
体的に移動し、スライダ移動用として機箱に設け
たスリツトを全面的にきちんと閉塞し目かくし効
果を奏する。よつて見栄えが良いばかりでなく、
塵あいの侵入を防ぎ、シリンダの耐久性向上、耐
用寿命の保持に寄与する。
なお、この考案のシリンダ式駆動装置は、上述
のとおり大小ホイールが合計3個からなり、従つ
て、無端帯条も3本で済む。しかも、対をなすべ
き他端のホイールは、回転しない単なるチエンガ
イド等であつてもよく、よつて構造簡単で、安価
なものとすることができるのである。
(実施例) 次に、図示した実施例を説明する。
図中1は鉄板等で張り合わせ構造として作成さ
れた細長い機箱で、その上面部長手方向に、長さ
Lが900mm、幅が90mm程度の細長い平行幅矩形状
のスリツト2が形成されている。
図中3は上記機箱1内の左方底部にシリンダ取
付板30と取付金具31とで固定し長手方向に向
けて設置された動力源としてのエアシリンダ(但
し、油圧シリンダでも可)である。そのピストン
ロツド4の先端にチエン取付板5が固着されてい
る。このエアシリンダ3のストロークは400mmぐ
らいである。
図中6及び7,7は機箱1内の右方端部軸8上
を回転自在に設置された1個の大径スプロケツト
ホイールと2個の小径スプロケツトホイールであ
る。軸8は機箱1の幅方向に架設し止めねじ10
で固定されている。各スプロケツトホイール6,
7は、共通のボススリーブ9に固定し一体的に回
転するように構成されている。一例として、大径
スプロケツトホイール6の歯数は50、小径スプロ
ケツトホイール7,7の歯数は25である。
第1図に示したとおり、ピストンロツド4及び
チエン取付板5の左行限度位置に相当する部位で
あつて機箱1の両側面部に、小径スプロケツトホ
イール7と対をなす同歯数のフリースプロケツト
11(但し、第1図、第3図において、上方側の
フリーススプロケツトの図示は便宜上省略してい
る。)が、片持ち式の固定軸12により回転自在
に設置され、小径スプロケツトホイール7との間
にチエン13が巻き掛けられている。このチエン
13,13と前記ピストンロツド4のチエン取付
板5とが、金具20(第3図)で連結されてい
る。
従つて、ピストンロツド4が移動すると、チエ
ン13,13の移動を伴ない、ひいては大小スプ
ロケツト6,7,7が共通に回転駆動されるので
ある。
なお、前記固定軸12は調節ボルト14で駆動
されるスライドベース15に固定されている。従
つて、調節ボルト14でスプロケツトホイール
7,11間の軸間距離を調節可能である。
機箱1の左端部に、上記エアシリンダ3を固定
するシリンダ取付板30を結合した鍔板16,1
6に厚さ6mm程度の板状をなすチエンガイド17
が腕板18,18を介して取り付け固定されてい
る。このチエンガイド17と上記大径スプロケツ
トホイール6との間に、チエン19が巻き掛けら
れている。なお、前記チエンガイド17の代り
に、同チエンガイド17の上下端部の位置に、小
さなフリースプロケツト17′を回転自在に設置
した構成であつてもよい。
図中20は、機箱1におけるスリツト2内に位
置せしめ、かつ、同スリツト2の長手方向に移動
自在に設置されたスライダである。このスライダ
20は、一部が機箱1の外に突出せられており、
機箱1内の長手方向に架設せられたガイドレール
21に沿つて滑動自在に設置されている。
第3図に示したとおり、ガイドレール21は、
横断面が鼓形状をなし、機箱1内の幅方向に渡し
たレール支えステイ23……上に架設されてい
る。スライダ20は、このガイドレール21上に
跨がるように乗せて設置されている。第2図に示
したとおり、レール支えステイ23−は、機箱1
の長手方向に多数等配されている。なお、第2図
中24はレール支えステイ23上に架設したチエ
ン13のチエンレールである。チエン13の走行
にレール支えステイ23が支障とならぬように考
慮したものである。
上記大径スプロケツトホイール6に巻掛けたチ
エン19の両端が、前記スライダ20に連結され
ている。
従つて、エアシリンダ3のピストンロツド4が
往復運動すると、結局はスライダ20が正反対方
向に往復駆動される。特に大小のスプロケツトホ
イール6と7の歯数逆比50/25に基き、スライダ
20はピストンロツド4の2倍の速度、2倍のス
トロークに拡大して駆動される。この拡大された
スライダ20の運動が、いわゆる出力端として、
各種用途に供され得るのである。
図中25はチエン19の外周に金具26(第3
図、第4図)で取り付け設置されたステンレス製
で目かくし用の薄帯板(カバー)である。従つて
薄帯板25は、チエン19と一体に移動する。こ
の薄帯板25は、第3図、第4図に示したとお
り、機箱1のスリツト2より若干大きい幅(100
mmぐらい)を有する。
また、スリツト2の左右両端において、薄帯板
25が臨む位置には、薄帯板25に軽く摺接する
形のエンドカバー27,27が設置されている。
従つて、スリツト2の目かくし効果は完全で、
見栄えが良いばかりでなく、塵あい等の侵入を防
ぎ、エアシリンダ3の耐久性向上、耐用寿命の保
持に寄与するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図はこの考案に係るシリンダ式駆
動装置の平面及飯正面方向の断面図、第3図と第
4図は第2図の−、−矢視断面図であ
る。 1……機箱、3……シリンダ装置、6,7……
大、小径ホイール、11……ホイール、17……
チエンガイド、13,19……無端帯条、20…
…スライダ、21……ガイドレール、25……薄
帯板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) (イ) 所要長さの機箱1内の長手方向にシリン
    ダ装置3が配置されており、 (ロ) 前記機箱1内の一側端部に、一体的に回転
    する大小ホイール6,7を設置し、各々に巻
    掛けた無端帯条19,13のうちの一方の無
    端帯条13の他端はホイール11に、また他
    方の無端帯条19の他端はチエンガイド17
    もしくはホイールとの間に巻掛けられてお
    り、 (ハ) 小径ホイール7に巻掛けた無端帯条13に
    前記シリンダ装置3のピストンロツド4が連
    結されており、 (ニ) 機箱1の外に突出し、かつ、同機箱1の長
    手方向に架設したガイド21に沿つて滑動自
    在なスライダ20と前記大径ホイール6に巻
    掛けた無端帯条19とが連結されており、 (ホ) 前記大径ホイール6に巻掛けた無端帯条1
    9の外周に目かくし用の薄帯板25が設置さ
    れ、その両端が前記スライダ20に連結され
    ている、 ことを特徴とするシリンダ式駆動装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の大小ホ
    イール6,7は、中央に1個の大径ホイール6
    を位置せしめ、その両側に2個の同径の小径ホ
    イール7,7を設置した構成であるシリンダ式
    駆動装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の薄帯板
    25は、無端帯状19と結合されているシリン
    ダ式駆動装置。
JP10517383U 1983-07-05 1983-07-05 シリンダ式駆動装置 Granted JPS6012704U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10517383U JPS6012704U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 シリンダ式駆動装置

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JP10517383U JPS6012704U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 シリンダ式駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS6012704U JPS6012704U (ja) 1985-01-28
JPS626322Y2 true JPS626322Y2 (ja) 1987-02-13

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ID=30246639

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JP10517383U Granted JPS6012704U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 シリンダ式駆動装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59105374U (ja) * 1982-12-28 1984-07-16 日東精工株式会社 ねじ締め機におけるねじ供給装置

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JPS6012704U (ja) 1985-01-28

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