JPS6262633A - 水中通話機 - Google Patents
水中通話機Info
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- JPS6262633A JPS6262633A JP20265585A JP20265585A JPS6262633A JP S6262633 A JPS6262633 A JP S6262633A JP 20265585 A JP20265585 A JP 20265585A JP 20265585 A JP20265585 A JP 20265585A JP S6262633 A JPS6262633 A JP S6262633A
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- section
- transmitting
- reception
- receiving
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は水中通話機に関し、特に通話距離延伸に伴なう
通話品質の劣化の防止を図った水中通話機に関する。
通話品質の劣化の防止を図った水中通話機に関する。
音波伝搬を利用し水中での通話を行なう水中通話機はよ
く知られている。
く知られている。
この水中通話機は水中通信を行なう相手方の送受波ビー
ムを容易に捕捉しうるように通常かなりの広角度の送、
受波指向性を利用しており、たとえば3dB(デシベル
)レベル低下で規定される指向幅が100度程鹿の広角
度のものも珍しくない。
ムを容易に捕捉しうるように通常かなりの広角度の送、
受波指向性を利用しており、たとえば3dB(デシベル
)レベル低下で規定される指向幅が100度程鹿の広角
度のものも珍しくない。
水中通話における通信の形式としてはSSB(Sing
le 5ide Band )変調方式を利用するもの
が基本的に多用されており、現実には8 K Hzの搬
送波を音声信号で振幅変調しSSB上側帯波変調方式と
するものがほぼ主流となっている。
le 5ide Band )変調方式を利用するもの
が基本的に多用されており、現実には8 K Hzの搬
送波を音声信号で振幅変調しSSB上側帯波変調方式と
するものがほぼ主流となっている。
近時、水中通話機は数1000m以上に及ぶ深深度海洋
探査、あるいは海洋開発規模の拡大等の原因で通話距離
の塊大が要求されている。
探査、あるいは海洋開発規模の拡大等の原因で通話距離
の塊大が要求されている。
しかし従来用いられている広角度指向性の送受波器を用
いて通話距離を増大させることは海底及び海面からの反
射や船体などから放射される雑音を含めて受波すること
となり必然的にS(信号)N(雑音)比の低下をもたら
し通話品質の低下が避けられないという問題、送信電力
の増大によってS/Nの改善を図ろうとすれば、水中通
話機の大型化並びに消費電力の増大に二る不経済性とい
う欠点がある。
いて通話距離を増大させることは海底及び海面からの反
射や船体などから放射される雑音を含めて受波すること
となり必然的にS(信号)N(雑音)比の低下をもたら
し通話品質の低下が避けられないという問題、送信電力
の増大によってS/Nの改善を図ろうとすれば、水中通
話機の大型化並びに消費電力の増大に二る不経済性とい
う欠点がある。
また単に送受波ビームの指向性を尖鋭にして実効的な送
波レベルの増大と雑音の低下を図っても通話機域の狭小
化を招くという欠点がある。
波レベルの増大と雑音の低下を図っても通話機域の狭小
化を招くという欠点がある。
本発明はこれらの欠点を解決するために、送受波ビーム
指向幅を尖鋭にしてSN比の改善を行うことによる通話
距離の延伸を図り、かつ送受波ビーム指向方向を自動又
は手操作によって変更させることにより送受波ビームを
通話相手方にむけることを特徴とし、その目的は良好な
通話を可能とするにある。
指向幅を尖鋭にしてSN比の改善を行うことによる通話
距離の延伸を図り、かつ送受波ビーム指向方向を自動又
は手操作によって変更させることにより送受波ビームを
通話相手方にむけることを特徴とし、その目的は良好な
通話を可能とするにある。
本発明の装置は、水中通話機において、送受波ビームの
指向方向を通話相手の送受波器方向に合致せしめるよう
に制御する送受波ビーム方向制御手段を備えて構成され
る。
指向方向を通話相手の送受波器方向に合致せしめるよう
に制御する送受波ビーム方向制御手段を備えて構成され
る。
次に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の水中通話機の第1の実施例の構成を示
すブロック図である。この第1の実施例は送受波ビーム
の方向を電子的に制御せんとするものでありその構成は
次のとおりである。
すブロック図である。この第1の実施例は送受波ビーム
の方向を電子的に制御せんとするものでありその構成は
次のとおりである。
第1の実施例の構成は送受話部1.送受波ビーム制御部
2.送信部3.送受切替部4.送受波部5及び受信部6
を備えて構成される。
2.送信部3.送受切替部4.送受波部5及び受信部6
を備えて構成される。
送受話部1は通話音声を入力し所定の帯域設定を施した
のち送受波ビーム制御部2に供給する。
のち送受波ビーム制御部2に供給する。
送受波ビーム制御部2は、送波ビーム整相部21゜制御
部22および受波ビーム整相部23を備えて構成され1
.送受話部1から供給された送波音声は送波ビーム整相
部21に入力する。
部22および受波ビーム整相部23を備えて構成され1
.送受話部1から供給された送波音声は送波ビーム整相
部21に入力する。
送波ビーム整相部21は同じプラットホームに搭載した
位置決定システム等から制御部2を介して入力するかも
しくは手操作入力により入力した通話相手の方位角θ、
俯角ψに関するデータに対応して送波ビームの方向を次
のようにして(θ。
位置決定システム等から制御部2を介して入力するかも
しくは手操作入力により入力した通話相手の方位角θ、
俯角ψに関するデータに対応して送波ビームの方向を次
のようにして(θ。
ψ)に設定する。
この第1の実施例ならびに後述する第2〜第4の実施例
では、送波ビームは通常の水中通話機に比し十分に尖鋭
で、しかも尖鋭過ぎるため搭載プラットホームの動揺修
正までは必要としないという観点から約30度の指向幅
(3dB低下幅)に設定している。このような指向性を
持たせた送波ビームを全運用通話角度範囲約90度の立
体角範囲内で(θ、ψ)に対応してその指向性中心方向
を向けるようにするのが送波ビーム整相部21の動作で
ある。
では、送波ビームは通常の水中通話機に比し十分に尖鋭
で、しかも尖鋭過ぎるため搭載プラットホームの動揺修
正までは必要としないという観点から約30度の指向幅
(3dB低下幅)に設定している。このような指向性を
持たせた送波ビームを全運用通話角度範囲約90度の立
体角範囲内で(θ、ψ)に対応してその指向性中心方向
を向けるようにするのが送波ビーム整相部21の動作で
ある。
この送波ビーム整相部21は送受波部5を構成する送受
兼用の複数の送受波器と同数の移相器をもつX軸方向整
相回路と、同じく同数の移相器をもつX軸方向整相回路
とを有し、これら移相器の数は本実施例の場合それぞれ
16個である。
兼用の複数の送受波器と同数の移相器をもつX軸方向整
相回路と、同じく同数の移相器をもつX軸方向整相回路
とを有し、これら移相器の数は本実施例の場合それぞれ
16個である。
つまり送受波部5は16個の送受波器を有するが、これ
ら16個の送受波器は縦、横それぞれ4個ずつの4行4
列の平面配列で送受波面を構成し、搭載プラットホーム
の海面下所定の位置に所定の姿勢で装備されている。す
なわち、4行4列の計16個の送受波器は、第5図に示
す如くX軸方向に4行、Y軸方向に4列で配列される。
ら16個の送受波器は縦、横それぞれ4個ずつの4行4
列の平面配列で送受波面を構成し、搭載プラットホーム
の海面下所定の位置に所定の姿勢で装備されている。す
なわち、4行4列の計16個の送受波器は、第5図に示
す如くX軸方向に4行、Y軸方向に4列で配列される。
なお、送波ビームの制御は、X軸方向の制御とY軸方向
の制御管独立に行うものであるから、第6図に示す如く
X軸方向制御角αとY軸方向制御角βを整相回路で偏向
させることができる。しかしながら第6図から判る通り
、このX軸方向制御角α、Y軸方向制御角βは、送波ビ
ームを制御すべき方位角θ、俯角ψに対応していない。
の制御管独立に行うものであるから、第6図に示す如く
X軸方向制御角αとY軸方向制御角βを整相回路で偏向
させることができる。しかしながら第6図から判る通り
、このX軸方向制御角α、Y軸方向制御角βは、送波ビ
ームを制御すべき方位角θ、俯角ψに対応していない。
したがって与えられた方位角θ、俯角ψに対し、整相回
路の偏向角α、βへの変換が必要である。この角度変換
は幾何学演算で簡単に行なうことができ、実際には第1
及び第2の実施例における送波ビーム整相部及び受波ビ
ーム整相部で行なう。以下、送受波ビームの方向を電子
的に制御する第1及び第2の実施例においては、(θ、
ψ)と(α、β)の角度変換がなされているものとして
説明する。
路の偏向角α、βへの変換が必要である。この角度変換
は幾何学演算で簡単に行なうことができ、実際には第1
及び第2の実施例における送波ビーム整相部及び受波ビ
ーム整相部で行なう。以下、送受波ビームの方向を電子
的に制御する第1及び第2の実施例においては、(θ、
ψ)と(α、β)の角度変換がなされているものとして
説明する。
第1の実施例では4個づつの「行」の単位で送波ビーム
にX角αを、また4個づつ「列」の単位で送波ビームに
Y角βを次のようにして付与している。
にX角αを、また4個づつ「列」の単位で送波ビームに
Y角βを次のようにして付与している。
すなわち、X軸方向整相回路の16個の移相器はそれぞ
れ送受波部5016個の送受波器の4行に対応し「行」
単位で次のような公知のX軸方向整相を行い送波ビーム
をα度偏向させる。
れ送受波部5016個の送受波器の4行に対応し「行」
単位で次のような公知のX軸方向整相を行い送波ビーム
をα度偏向させる。
いまX軸方向整相回路に属する16個の移相器を4個づ
つ4群に分け、うち1群を基準「行」用として同一位相
に設定する。基準「行」はどの行を利用してもかまわな
いが本実施例では配列面の最右端の「行」を基準「行」
としている。次に他の3群の移相器には群ごとにT−d
−51nα、T・2d・sinα及び丁・3d−sin
αの移相量を与える。
つ4群に分け、うち1群を基準「行」用として同一位相
に設定する。基準「行」はどの行を利用してもかまわな
いが本実施例では配列面の最右端の「行」を基準「行」
としている。次に他の3群の移相器には群ごとにT−d
−51nα、T・2d・sinα及び丁・3d−sin
αの移相量を与える。
ここでαは配列送受波器のY軸方向中心間隔、λは送波
音波の波長である。このような移相量を与えられた16
個の送受波器は行方向すなわちX軸方向にα度その送波
ビーム方向を傾けることはよく知られている。
音波の波長である。このような移相量を与えられた16
個の送受波器は行方向すなわちX軸方向にα度その送波
ビーム方向を傾けることはよく知られている。
次にX軸方向整相回路は前述のX軸方向整相回路の16
個の移相器出力を「列」単位の4個づつの4群に対応し
て分類したうえ、これらの「列」単位でX軸方向整相回
路の場合と全く同様な手法で送波ビームにY角βを与え
る整相を実施する。
個の移相器出力を「列」単位の4個づつの4群に対応し
て分類したうえ、これらの「列」単位でX軸方向整相回
路の場合と全く同様な手法で送波ビームにY角βを与え
る整相を実施する。
こうして、X−Y軸方向整相を行った16チヤンネルの
送波ビーム整相部21の出力は送信部3に供給され、所
定の搬送波周波数を利用する所定のレベルのSOB上側
帯波変調波として送受切替部4を介して送受波部5に供
給され、16個の送受波器によって形成される半値幅3
0度の送波ビームの指向中心が所望の方位角θ、俯角ψ
方向に偏向した状態で送波ビームとなって水中に放射さ
れる。
送波ビーム整相部21の出力は送信部3に供給され、所
定の搬送波周波数を利用する所定のレベルのSOB上側
帯波変調波として送受切替部4を介して送受波部5に供
給され、16個の送受波器によって形成される半値幅3
0度の送波ビームの指向中心が所望の方位角θ、俯角ψ
方向に偏向した状態で送波ビームとなって水中に放射さ
れる。
前述した方位角θ、俯角ψはプラットホームに搭載する
位置決定システム等によって得られた通話相手方のプラ
ットホームの位置情報に基づいて設定されるが、もし位
置決定システム等が利用できないときは後述するように
手操作人力で受話レベル最大な方向をさがしながら制御
部22を介して設定する。。
位置決定システム等によって得られた通話相手方のプラ
ットホームの位置情報に基づいて設定されるが、もし位
置決定システム等が利用できないときは後述するように
手操作人力で受話レベル最大な方向をさがしながら制御
部22を介して設定する。。
送受話部5.送受切替部4を介して通話相手方からの通
話を受話するときも送波時と全く同様に受波ビームを(
θ、ψ)の方向に向ける必要がある。
話を受話するときも送波時と全く同様に受波ビームを(
θ、ψ)の方向に向ける必要がある。
受信部6によって所定のレベルになった16個の送受波
器からの受信信号には通話相手方からの音声通話信号の
ほかに通常は送話者の位置を相手に知らせるだめのパイ
ロット信号も含まれる。このパイロット信号はあらかじ
め設定された形式のパルス信号が利用される。
器からの受信信号には通話相手方からの音声通話信号の
ほかに通常は送話者の位置を相手に知らせるだめのパイ
ロット信号も含まれる。このパイロット信号はあらかじ
め設定された形式のパルス信号が利用される。
受波ビーム整相部23は、送波ビーム整相部21と全く
同様な16個づつの移相器を有するX軸方向整相回路と
X軸方向整相回路のほか加算回路を有し、受波時におけ
る送受波部5の16個の送受波器の出力を「行」単位な
らびに「列」単位で送波ビーム整相部21と全く同様な
手法でX軸方向整相引続いてY軸方向整相したのち加算
回路で加算し送受話部1に受話信号として供給する。
同様な16個づつの移相器を有するX軸方向整相回路と
X軸方向整相回路のほか加算回路を有し、受波時におけ
る送受波部5の16個の送受波器の出力を「行」単位な
らびに「列」単位で送波ビーム整相部21と全く同様な
手法でX軸方向整相引続いてY軸方向整相したのち加算
回路で加算し送受話部1に受話信号として供給する。
この受波ビーム整相において受波ビームに付与すべき方
位角及び俯角も送波ビームの場合と同じく、絶えず更新
される通話相手方の方位角θ及び俯角ψであり、これは
位置決定システムから制御部22を介して供給されるか
、もしくは最大受信方向に関する(θ、ψ)が制御部2
2で手操作入力による方向決定を介して行われ、パイロ
ット信号等の受話信号が最大となる(θ、ψ)が所望の
指向方向として決定される。
位角及び俯角も送波ビームの場合と同じく、絶えず更新
される通話相手方の方位角θ及び俯角ψであり、これは
位置決定システムから制御部22を介して供給されるか
、もしくは最大受信方向に関する(θ、ψ)が制御部2
2で手操作入力による方向決定を介して行われ、パイロ
ット信号等の受話信号が最大となる(θ、ψ)が所望の
指向方向として決定される。
こうして送受波ビームを常に通話相手に指向させながら
狭ビームによる通話が可能となり、しかもこの場合狭ビ
ーム化による通話距離の大幅な延伸が可能となる。
狭ビームによる通話が可能となり、しかもこの場合狭ビ
ーム化による通話距離の大幅な延伸が可能となる。
たとえば、半値幅が仮に約90度の場合の指向性利得は
、円形ピストン振動子の場合に換算して約6dBである
が、これを約30度とするとその指向性利得は16dB
で約10dI3増大する。このことは当然送波電力の実
効的増大を意味し、電力比で10倍増大したことと等価
になりその分だけ通話距離も高SN比のもとで増大する
こととなる。
、円形ピストン振動子の場合に換算して約6dBである
が、これを約30度とするとその指向性利得は16dB
で約10dI3増大する。このことは当然送波電力の実
効的増大を意味し、電力比で10倍増大したことと等価
になりその分だけ通話距離も高SN比のもとで増大する
こととなる。
第2図は本発明の第2の実り例の構成を示すブロック図
である。
である。
第2図に示す第2の実施例は位置決定システムが利用で
きないとき、通話相手方に対する送受波ビームを自動的
に設定しうるものであり電子的ビ−ム制御方式である。
きないとき、通話相手方に対する送受波ビームを自動的
に設定しうるものであり電子的ビ−ム制御方式である。
送受話部1.送信部3.送受切替部4.送受波部5.受
信部6.送受波ビーム制御部7及びビーム方向決定部8
を備えて構成される。これらの構成内容のうち送受波制
御部7の内蔵する受波整相出力切替部71及びビーム方
向決定部8以外はすべて第1図に示す第1の実施例の構
成内容の同記号のものと同一であり、これらに関する詳
細な説明は省略する。
信部6.送受波ビーム制御部7及びビーム方向決定部8
を備えて構成される。これらの構成内容のうち送受波制
御部7の内蔵する受波整相出力切替部71及びビーム方
向決定部8以外はすべて第1図に示す第1の実施例の構
成内容の同記号のものと同一であり、これらに関する詳
細な説明は省略する。
第2図において、送受波部5から出力された16チヤン
ネルの受波信号は送受切替部4を介して受信部6に供給
されそれぞれ所定のレベルに増幅されたのちビーム方向
決定部8に供給される。
ネルの受波信号は送受切替部4を介して受信部6に供給
されそれぞれ所定のレベルに増幅されたのちビーム方向
決定部8に供給される。
ビーム方向決定部8は、9個の整相回路81−1〜81
−9と受信レベル比較回路82とを備え、受信部6から
供給される出力は9個の整相回路81−1〜81−9の
それぞれに16チヤンネルづつ供給される。
−9と受信レベル比較回路82とを備え、受信部6から
供給される出力は9個の整相回路81−1〜81−9の
それぞれに16チヤンネルづつ供給される。
この9個の整相回路のそれぞれは、方位角約90度の運
用通話角度範囲を立体角約30度の9個のブリホームド
ビーム(Pre−formed beam )でカバー
することができるようにそれぞれ予め設定する固定方向
に指向せしめるための整相を行うものである。
用通話角度範囲を立体角約30度の9個のブリホームド
ビーム(Pre−formed beam )でカバー
することができるようにそれぞれ予め設定する固定方向
に指向せしめるための整相を行うものである。
このようなプリホームドビームは近時各種ンーナー等で
多用されつつあるが、要は送受波部を構成する複数の送
受波器素子相互間に配列条件、所望の指向角度等に基づ
いて決定される位相差を与えて位相合成された固定の指
向方向、いわゆるプリホームドビームを送受波に利用す
るものである。
多用されつつあるが、要は送受波部を構成する複数の送
受波器素子相互間に配列条件、所望の指向角度等に基づ
いて決定される位相差を与えて位相合成された固定の指
向方向、いわゆるプリホームドビームを送受波に利用す
るものである。
第2図の実施例の場合、運用覆滅が立体角で約90度で
あるのでこれを約30度の立体角を持つ受波ビーム9個
で立体的にカバーしている。
あるのでこれを約30度の立体角を持つ受波ビーム9個
で立体的にカバーしている。
整相回路81−1〜81−9はそれぞれ受信部6から供
給される16チヤンネルの受信出力を利用し上述した目
的に合致する9個のプリホームドビーム角dlsd2v
−−−dgを有する約30度の受波ビームを第1図の実
施例の送受波ビーム監相と同様な手法で形成する。
給される16チヤンネルの受信出力を利用し上述した目
的に合致する9個のプリホームドビーム角dlsd2v
−−−dgを有する約30度の受波ビームを第1図の実
施例の送受波ビーム監相と同様な手法で形成する。
こうして形成されたプリホームドビームを介して得られ
た9個の受波整相出力は受信レベル比較回路82及び送
受波ビーム制御部7の受波整相出力切替部71に供給さ
れる。
た9個の受波整相出力は受信レベル比較回路82及び送
受波ビーム制御部7の受波整相出力切替部71に供給さ
れる。
受信レベル比較回路82は、入力した9個の受波整相出
力のレベルを比較し、その最大のレベルを出力する整相
回路番号と、そのブリホームドビーム角とを含む最大レ
ベル整相回路情報を制御部22に供給する。
力のレベルを比較し、その最大のレベルを出力する整相
回路番号と、そのブリホームドビーム角とを含む最大レ
ベル整相回路情報を制御部22に供給する。
制御部22は入力した最大レベル整相回路情報のうちブ
リホームドビーム角に対応する方位角θと俯角ψとを送
波ビーム整相部21に供給するとともに、整相回路番号
を受波整相出力切替部71に供給し、最大出力整相回路
出力を送受話部1に供給することにより自動的に送受波
ビームの自動的指向を実行する。
リホームドビーム角に対応する方位角θと俯角ψとを送
波ビーム整相部21に供給するとともに、整相回路番号
を受波整相出力切替部71に供給し、最大出力整相回路
出力を送受話部1に供給することにより自動的に送受波
ビームの自動的指向を実行する。
第3図は本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
第3図に示す第3の実施例は複数送受波器切替を利用す
る送受波ビーム切替であり、送受話部1、送信部3、送
受切替部4、受信部6、切替部9、送受波部10−1〜
10−9、受信レベル比較回路11及び切替制御部12
を備えて構成され、これらのうち送受話部1.送信部3
.送受切替部4及び受信部6は第1図の場合と全く同一
であるのでこれらに関する詳細な説明は省略する。
る送受波ビーム切替であり、送受話部1、送信部3、送
受切替部4、受信部6、切替部9、送受波部10−1〜
10−9、受信レベル比較回路11及び切替制御部12
を備えて構成され、これらのうち送受話部1.送信部3
.送受切替部4及び受信部6は第1図の場合と全く同一
であるのでこれらに関する詳細な説明は省略する。
第3図において、9個の送受波部1o−1〜10−9は
それぞれ約30度の指向幅を有し、送受波ビームの運用
覆域約90度を立体的にカバーする角度に装備される。
それぞれ約30度の指向幅を有し、送受波ビームの運用
覆域約90度を立体的にカバーする角度に装備される。
つまシ送受波部10−1〜10−9は第2図に示す第2
の実施例における9個のプリホームド受信ビームのそれ
ぞれの方位角及び俯角に対応する方向に向けて固定され
る。
の実施例における9個のプリホームド受信ビームのそれ
ぞれの方位角及び俯角に対応する方向に向けて固定され
る。
こうしてビームを電子的に偏向させる代り偏向させるべ
き方向に各送受波部の送受波面を向けて固定する。
き方向に各送受波部の送受波面を向けて固定する。
通話相手方からの受波信号は、これら9個の送受波部を
介して切替部9に供給され、この切替部9からさらにそ
の出力が受信レベル比較回路11に供給される。
介して切替部9に供給され、この切替部9からさらにそ
の出力が受信レベル比較回路11に供給される。
受信レベル比較回路11はこれら9個の受波出力レベル
を比較しその最大なものの送受波部の番号を指定する送
受液部番号指定信号を切替制御部12に送出する。
を比較しその最大なものの送受波部の番号を指定する送
受液部番号指定信号を切替制御部12に送出する。
切替制御部12はこうして受けた送受波番号指定信号に
対応する送受波部の出力を送受切替部4を介して受信部
6に供給せしめるための切替信号を出力し当該送受波部
の出力を送受切替部4に送出させる。
対応する送受波部の出力を送受切替部4を介して受信部
6に供給せしめるための切替信号を出力し当該送受波部
の出力を送受切替部4に送出させる。
また、送波信号もこの送受波部を介して放射されかくし
て常に最大送受波レベル方向を保持しつつ送受波が可能
となる。
て常に最大送受波レベル方向を保持しつつ送受波が可能
となる。
第4図は本発明の第4の実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
第4図に示す第4の実施例は送受話部1.送信部3.送
受切替部4.受信部6のほか送受波ビーム制御部13を
備えて構成され、これらのうち送受波ビーム制御部13
以外はすべて第1の実施例の場合と同様であり、これら
に関する詳細な説明は省略する。
受切替部4.受信部6のほか送受波ビーム制御部13を
備えて構成され、これらのうち送受波ビーム制御部13
以外はすべて第1の実施例の場合と同様であり、これら
に関する詳細な説明は省略する。
第4図に示す第4の実施例は、送受波ビーム方向を機械
的に制御する方式でありこの送受波ビーム指向制御を行
なうものが送受波ビーム制御部13である。
的に制御する方式でありこの送受波ビーム指向制御を行
なうものが送受波ビーム制御部13である。
送受波ビーム制御部13は制御部131.傾斜駆動部1
32および送受波部133を備えて構成される。
32および送受波部133を備えて構成される。
位置決定システム等によって取得した通話相手に関する
方位角、俯角情報(θ、ψ)が制御部131に入力され
ると制御部131はこれら角度情報に対応するレベルの
傾斜駆動信号を発生しこれを傾斜駆動部132に供給す
る。
方位角、俯角情報(θ、ψ)が制御部131に入力され
ると制御部131はこれら角度情報に対応するレベルの
傾斜駆動信号を発生しこれを傾斜駆動部132に供給す
る。
傾斜駆動部132は送受波部133と結合構造1301
を介して結合され送受波部133は立体角約30度の送
受波ビームにより立体角約90度の覆域空間範囲をカバ
ーしうるように自由度を付与されて傾斜運動を行なう。
を介して結合され送受波部133は立体角約30度の送
受波ビームにより立体角約90度の覆域空間範囲をカバ
ーしうるように自由度を付与されて傾斜運動を行なう。
本実施例の場合、結合構造1301はこのような傾斜運
動を行なうことができるジンバル構造としている。
動を行なうことができるジンバル構造としている。
傾斜駆動部132は結合構造1301を介して送受波部
133を(θ、ψ)の方向に傾斜駆動せしめ、こうして
機械的ビーム制御が実行される。
133を(θ、ψ)の方向に傾斜駆動せしめ、こうして
機械的ビーム制御が実行される。
なお、この機械的ビーム制御において位置決定システム
等による(θ、ψ)情報が得られない場合には手操作入
力によって制御部131に方位角俯角情報を与えつつ送
受話部1の最大出力に対応した方向に送受波部133を
向けることができる。
等による(θ、ψ)情報が得られない場合には手操作入
力によって制御部131に方位角俯角情報を与えつつ送
受話部1の最大出力に対応した方向に送受波部133を
向けることができる。
以上のようにして第1および第2の実施例における電子
的ビーム制御方式、第3の実施例における複数送受波器
切替方式、第4の実施例における機械的ビーム制御方式
いずれによっても通常の送受波ビーム指向幅を大幅に尖
鋭にしてS/N改善を図りつつ通話距離の大幅な延伸を
図れる水中通話を可能ならしめるための送、受波ビーム
指向動作が可能となる。
的ビーム制御方式、第3の実施例における複数送受波器
切替方式、第4の実施例における機械的ビーム制御方式
いずれによっても通常の送受波ビーム指向幅を大幅に尖
鋭にしてS/N改善を図りつつ通話距離の大幅な延伸を
図れる水中通話を可能ならしめるための送、受波ビーム
指向動作が可能となる。
なお、本第1乃至第4の実施例においては運用通話覆域
は約90度、利用送受波ビームの指向幅を約30度とし
ているがこれらは水中通話機の運用目的を勘案して任意
に設定しうるものである。
は約90度、利用送受波ビームの指向幅を約30度とし
ているがこれらは水中通話機の運用目的を勘案して任意
に設定しうるものである。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明によれば、送受波ビームの指向
方向を通話相手の送受波器方向に合致せしめるように制
御する手段を備えて水中通話を行なうことにより、通話
距離を大幅に延伸するとともに8/N改善による大幅な
通話品質の改善を図った水中通話機が実現できるという
効果がある。
方向を通話相手の送受波器方向に合致せしめるように制
御する手段を備えて水中通話を行なうことにより、通話
距離を大幅に延伸するとともに8/N改善による大幅な
通話品質の改善を図った水中通話機が実現できるという
効果がある。
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
、第2図は本発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図、第3図は本発明の第3の実施例の構成を示すブロッ
ク図、第4図は本発明の第4の実施例の構成を示すブロ
ック図、第5図は送受波器の配列を示す図、第6図は方
位角、俯角に対するX軸角、Y軸角の関係を示す図であ
る。 1・・・・・・送受話部、2・−・・・・送受波ビーム
制御部、3・・・・・・送信部、4・・・・・・送受切
替部、5・・・・・・送受波部、6・・・・・・受信部
、7・・・・−・送受波ビーム制御部、8・・・・・・
ビーム方向決定部、9・・・・・・切替部、 10−1
〜10−9・・・・・・送受波部、11・・・・・・受
信レベル比較回路、12・・−・・・切替制御部、13
・・・・・・送受波ビーム制御部、21・・・・・・送
波ビーム整相部、22・・・・・・制御部、23・・・
・・・受波ビーム整相部、71・・・・・・受波整相出
力切替部、5i−i〜81−9・・・・・・整相回路、
82・・・・・受信レベル比較回路、131・・・・・
・制御部、132・・・・・・傾斜駆動部、133・・
・・・・送受波部。 、−1゛\ 代理人 弁理士 内 原 日2゜ゝ−−−− (4扛fLiJ!:定システムノ 茅 1 国 31 ) 圀 第 4 図 〆軸 $ 5 図
、第2図は本発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図、第3図は本発明の第3の実施例の構成を示すブロッ
ク図、第4図は本発明の第4の実施例の構成を示すブロ
ック図、第5図は送受波器の配列を示す図、第6図は方
位角、俯角に対するX軸角、Y軸角の関係を示す図であ
る。 1・・・・・・送受話部、2・−・・・・送受波ビーム
制御部、3・・・・・・送信部、4・・・・・・送受切
替部、5・・・・・・送受波部、6・・・・・・受信部
、7・・・・−・送受波ビーム制御部、8・・・・・・
ビーム方向決定部、9・・・・・・切替部、 10−1
〜10−9・・・・・・送受波部、11・・・・・・受
信レベル比較回路、12・・−・・・切替制御部、13
・・・・・・送受波ビーム制御部、21・・・・・・送
波ビーム整相部、22・・・・・・制御部、23・・・
・・・受波ビーム整相部、71・・・・・・受波整相出
力切替部、5i−i〜81−9・・・・・・整相回路、
82・・・・・受信レベル比較回路、131・・・・・
・制御部、132・・・・・・傾斜駆動部、133・・
・・・・送受波部。 、−1゛\ 代理人 弁理士 内 原 日2゜ゝ−−−− (4扛fLiJ!:定システムノ 茅 1 国 31 ) 圀 第 4 図 〆軸 $ 5 図
Claims (1)
- 水中通話機において、送受波ビームの指向方向を通話相
手の送受波器方向に合致せしめるように制御する送受波
ビーム方向制御手段を備えて水中通話を行なうことを特
徴とする送受波ビーム方向可変式水中通話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20265585A JPS6262633A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 水中通話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20265585A JPS6262633A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 水中通話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6262633A true JPS6262633A (ja) | 1987-03-19 |
Family
ID=16460942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20265585A Pending JPS6262633A (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 | 水中通話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6262633A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003069509A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-07 | Nec Corp | ビームフォーミング機能付き水中通信システム及びそのビームフォーミング方法 |
-
1985
- 1985-09-12 JP JP20265585A patent/JPS6262633A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003069509A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-07 | Nec Corp | ビームフォーミング機能付き水中通信システム及びそのビームフォーミング方法 |
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