JPS6258884B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6258884B2 JPS6258884B2 JP22368683A JP22368683A JPS6258884B2 JP S6258884 B2 JPS6258884 B2 JP S6258884B2 JP 22368683 A JP22368683 A JP 22368683A JP 22368683 A JP22368683 A JP 22368683A JP S6258884 B2 JPS6258884 B2 JP S6258884B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- drum
- charging drum
- inverted conical
- bark
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 11
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 5
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 4
- 241000218645 Cedrus Species 0.000 description 3
- 241000218691 Cupressaceae Species 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 1
- 239000002916 wood waste Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
《発明の目的》
〈産業上の利用分野〉
本発明は木片、樹皮、小割りした丸太を主たる
処理対象として、これらを粉砕する装置に関する
ものである。
処理対象として、これらを粉砕する装置に関する
ものである。
〈発明の背景〉
例えば樹皮等の木質廃材を有効利用するため、
これをペレツト化して燃料などにする試みがなさ
れている。このような、ペレツト化にあたつて
は、先ず予備的な処理として材料の粉砕加工が必
要であるが、例えば杉、桧等の長繊維樹皮の場
合、これらをまとめたとしても極めて嵩高性があ
り、しかも長繊維のままであるから、従来の粉砕
機では粉砕作用を担う部材に絡み付いたり、ある
いは粉砕刃に被処理材が効果的に送り込まれなか
つたりして、適切な処理はなし得なかつた。
これをペレツト化して燃料などにする試みがなさ
れている。このような、ペレツト化にあたつて
は、先ず予備的な処理として材料の粉砕加工が必
要であるが、例えば杉、桧等の長繊維樹皮の場
合、これらをまとめたとしても極めて嵩高性があ
り、しかも長繊維のままであるから、従来の粉砕
機では粉砕作用を担う部材に絡み付いたり、ある
いは粉砕刃に被処理材が効果的に送り込まれなか
つたりして、適切な処理はなし得なかつた。
〈開発を試みた技術的事項〉
本発明はこのような従来手法による問題点に鑑
みなされたものであつて、一般の木片、その他固
形状物はもとより、従来最も処理の難しかつた長
繊維樹皮たる杉、桧等の樹皮でさえも有効に粉砕
加工できる新規な装置の開発を試みたものであ
る。
みなされたものであつて、一般の木片、その他固
形状物はもとより、従来最も処理の難しかつた長
繊維樹皮たる杉、桧等の樹皮でさえも有効に粉砕
加工できる新規な装置の開発を試みたものであ
る。
《発明の構成》
〈目的達成の手段〉
即ち本発明たる粉砕装置は、少なくとも下方を
逆円錐状とした投入ドラムと、この投入ドラムの
逆円錐状部における内側面に沿つて旋回する撹拌
アームと、前記投入ドラムにおける逆円錐状部の
外部に設けられて回転駆動されるカツタとを具え
て成り、前記カツタは上方を小径とした截頭円錐
形状と成すとともに、その切削作用部を前記投入
ドラム内に臨ませて構成したことを特徴として成
るものであり、もつて前記目的を達成しようとす
るものである。
逆円錐状とした投入ドラムと、この投入ドラムの
逆円錐状部における内側面に沿つて旋回する撹拌
アームと、前記投入ドラムにおける逆円錐状部の
外部に設けられて回転駆動されるカツタとを具え
て成り、前記カツタは上方を小径とした截頭円錐
形状と成すとともに、その切削作用部を前記投入
ドラム内に臨ませて構成したことを特徴として成
るものであり、もつて前記目的を達成しようとす
るものである。
〈実施例〉
以下本発明の実施例を図面を参照しながら具体
的に説明する。符号１は一例としてほぼ角箱状を
成すフレームであつて、その内部に投入ドラム２
を収納する。この投入ドラム２は上方が円胴状を
成すとともに、その下方は下窄まり状の逆円錐状
部３とした中空状を成す。そしてこの上端にはフ
レーム１から延びるシユート４を具えるととも
に、投入ドラム２の内部には角状に一例として二
本突出した撹拌アーム５を設けるものであり、こ
の撹拌アーム５は投入ドラム２の下方とフレーム
１との間において、適宜のベヤリングを介して回
転自在に取り付けられて成る主軸６に対し、その
上端に固定される。そしてこの主軸６に対しては
ウオームギヤ機構７によりモータM1からの回転
が伝達される。このような駆動手段により撹拌ア
ーム５は主軸６の回転に従い、投入ドラム２にお
ける逆円錐状部３の内周面に沿つて旋回する。更
に投入ドラム２の外側にはカツタ８を設けるもの
であつて、このカツタ８は軸９に支持されて回転
自在にフレーム１側に取り付けられる。そして軸
９に取り付けられたプーリ１０に対しモータM2
の出力プーリ１１からの回転をベルト１２によつ
て伝達する。またこのカツタ８は全体として上方
が小径となつた截頭円錐形状を成し、個々には多
数の刃１３が積層形成されて成るものであつて、
各刃１３はその外周端部と、そこから側部に回り
込んだ一部の範囲とで切削作用を担う。尚このと
き各刃１３における刃先部１３′は第２図に示す
ように順次螺旋状にその位置をずらせて配設する
ことが望ましい。そしてこのカツタ８の切削作用
部は、投入ドラム２の逆円錐状部３の一部を切り
欠いて構成した刃口１５に臨み、幾分か投入ドラ
ム２内に張り出すように構成されるとともに、刃
口１５にはカツタ８に対応して受刃１６を設け
る。更にこの刃口１５から外部に向かつて排出口
１７を形成し、この排出口１７の下端部には排出
用のコンベヤ１８を臨ませるようにする。
的に説明する。符号１は一例としてほぼ角箱状を
成すフレームであつて、その内部に投入ドラム２
を収納する。この投入ドラム２は上方が円胴状を
成すとともに、その下方は下窄まり状の逆円錐状
部３とした中空状を成す。そしてこの上端にはフ
レーム１から延びるシユート４を具えるととも
に、投入ドラム２の内部には角状に一例として二
本突出した撹拌アーム５を設けるものであり、こ
の撹拌アーム５は投入ドラム２の下方とフレーム
１との間において、適宜のベヤリングを介して回
転自在に取り付けられて成る主軸６に対し、その
上端に固定される。そしてこの主軸６に対しては
ウオームギヤ機構７によりモータM1からの回転
が伝達される。このような駆動手段により撹拌ア
ーム５は主軸６の回転に従い、投入ドラム２にお
ける逆円錐状部３の内周面に沿つて旋回する。更
に投入ドラム２の外側にはカツタ８を設けるもの
であつて、このカツタ８は軸９に支持されて回転
自在にフレーム１側に取り付けられる。そして軸
９に取り付けられたプーリ１０に対しモータM2
の出力プーリ１１からの回転をベルト１２によつ
て伝達する。またこのカツタ８は全体として上方
が小径となつた截頭円錐形状を成し、個々には多
数の刃１３が積層形成されて成るものであつて、
各刃１３はその外周端部と、そこから側部に回り
込んだ一部の範囲とで切削作用を担う。尚このと
き各刃１３における刃先部１３′は第２図に示す
ように順次螺旋状にその位置をずらせて配設する
ことが望ましい。そしてこのカツタ８の切削作用
部は、投入ドラム２の逆円錐状部３の一部を切り
欠いて構成した刃口１５に臨み、幾分か投入ドラ
ム２内に張り出すように構成されるとともに、刃
口１５にはカツタ８に対応して受刃１６を設け
る。更にこの刃口１５から外部に向かつて排出口
１７を形成し、この排出口１７の下端部には排出
用のコンベヤ１８を臨ませるようにする。
本発明は以上述べたような具体的な機構を有す
るものであるから、次のように作動して樹皮等の
粉砕を行う。即ち運転開始にあたつては適宜のス
イツチング動作によりモータM1，M2とを起動さ
せ、投入ドラム２内における撹拌アーム１５の旋
回を図るとともに、カツタ８の回転を開始する。
このような運転状態でシユート４から投入ドラム
２内に樹皮等の被処理材Ａを投入すると、この被
処理材Ａは投入ドラム２内において撹拌アーム５
によつて撹拌を受け、投入ドラム２の逆円錐状部
３における刃口１５の部分において回転するカツ
タ８によつて順次粉砕が進められてゆく。このと
き投入ドラム２はその下方が逆円錐状部３となつ
ているから、投入された被処理材Ａは上方の部分
と下方の部分とでは周速度が異なり、上方の方が
速いが、一方これに対応してカツタ８も截頭円錐
形状となつており、下方の切削作用速度の方が速
く構成されているから、全体としてカツタ８が被
処理材Ａに作用する粉砕作用速度はほぼ等しくな
り、円滑な粉砕が順次なされる。そしてカツタ８
によつて粉砕された被処理材A′は順次刃口１５
から排出口１７側に放擲されるようになつて取り
出され、更にコンベヤ１８によつて外部に移送さ
れるのである。尚、樹皮は一見、性状が柔らかく
粉砕も容易に見えるが粉砕作用を行う場合には刃
物と被処理材Ａとが衝突する相対速度はかなり大
きいものであつて、実質的な粉砕負荷は木片、丸
太等と比較してもそれほど変わりはない。むしろ
繊維長の長い樹皮の場合には繊維の絡み付きや延
び等が作用して負荷は増大する傾向にある。従つ
て粉砕刃の直径を数10mmから200〜300mm程度の円
筒状ないしは円錐形状とした場合、その回転速度
を数100回転から1000〜2000回転程度とすれば、
通常の焼き入れ状態の刃物の作用で樹皮、木片、
丸太等も同様に粉砕処理できる。勿論、丸太等の
場合は投入ドラム２内に投入できる寸法に切断さ
れた上で処理されることは言うまでもない。
るものであるから、次のように作動して樹皮等の
粉砕を行う。即ち運転開始にあたつては適宜のス
イツチング動作によりモータM1，M2とを起動さ
せ、投入ドラム２内における撹拌アーム１５の旋
回を図るとともに、カツタ８の回転を開始する。
このような運転状態でシユート４から投入ドラム
２内に樹皮等の被処理材Ａを投入すると、この被
処理材Ａは投入ドラム２内において撹拌アーム５
によつて撹拌を受け、投入ドラム２の逆円錐状部
３における刃口１５の部分において回転するカツ
タ８によつて順次粉砕が進められてゆく。このと
き投入ドラム２はその下方が逆円錐状部３となつ
ているから、投入された被処理材Ａは上方の部分
と下方の部分とでは周速度が異なり、上方の方が
速いが、一方これに対応してカツタ８も截頭円錐
形状となつており、下方の切削作用速度の方が速
く構成されているから、全体としてカツタ８が被
処理材Ａに作用する粉砕作用速度はほぼ等しくな
り、円滑な粉砕が順次なされる。そしてカツタ８
によつて粉砕された被処理材A′は順次刃口１５
から排出口１７側に放擲されるようになつて取り
出され、更にコンベヤ１８によつて外部に移送さ
れるのである。尚、樹皮は一見、性状が柔らかく
粉砕も容易に見えるが粉砕作用を行う場合には刃
物と被処理材Ａとが衝突する相対速度はかなり大
きいものであつて、実質的な粉砕負荷は木片、丸
太等と比較してもそれほど変わりはない。むしろ
繊維長の長い樹皮の場合には繊維の絡み付きや延
び等が作用して負荷は増大する傾向にある。従つ
て粉砕刃の直径を数10mmから200〜300mm程度の円
筒状ないしは円錐形状とした場合、その回転速度
を数100回転から1000〜2000回転程度とすれば、
通常の焼き入れ状態の刃物の作用で樹皮、木片、
丸太等も同様に粉砕処理できる。勿論、丸太等の
場合は投入ドラム２内に投入できる寸法に切断さ
れた上で処理されることは言うまでもない。
《発明の効果》
以上述べたように本発明によれば、例えば杉、
桧等の長繊維樹皮であつても、これらが投入ドラ
ム２内において有効に撹拌アーム５によつて撹拌
されつつ、カツタ８の刃口１５まで押し込まれる
から、順次有効な粉砕処理を受けることができる
ものであり、従来不可能であつたこの種の性状の
樹皮でさえもその粉砕が可能となつた。
桧等の長繊維樹皮であつても、これらが投入ドラ
ム２内において有効に撹拌アーム５によつて撹拌
されつつ、カツタ８の刃口１５まで押し込まれる
から、順次有効な粉砕処理を受けることができる
ものであり、従来不可能であつたこの種の性状の
樹皮でさえもその粉砕が可能となつた。
第１図は本発明たる粉砕装置を一部破断して示
す透視斜視図、第２図は同上縦断側面図、第３図
は第２図−線における断面図、第４図は第３
図−線における断面図、第５図はカツタの一
部分解斜視図である。 １：フレーム、２：投入ドラム、３：逆円錐状
部、４：シユート、５：撹拌アーム、６：主軸、
７：ウオームギヤ機構、８：カツタ、９：軸、１
０：プーリ、１１：出力プーリ、１２：ベルト、
１３：刃、１３′：刃先部、１５：刃口、１６：
受刃、１７：排出口、１８：コンベヤ、Ａ：被処
理材、M1，M2：モータ。
す透視斜視図、第２図は同上縦断側面図、第３図
は第２図−線における断面図、第４図は第３
図−線における断面図、第５図はカツタの一
部分解斜視図である。 １：フレーム、２：投入ドラム、３：逆円錐状
部、４：シユート、５：撹拌アーム、６：主軸、
７：ウオームギヤ機構、８：カツタ、９：軸、１
０：プーリ、１１：出力プーリ、１２：ベルト、
１３：刃、１３′：刃先部、１５：刃口、１６：
受刃、１７：排出口、１８：コンベヤ、Ａ：被処
理材、M1，M2：モータ。
Claims (1)
- １ 少なくとも下方を逆円錐状とした投入ドラム
と、この投入ドラムの逆円錐状部における内側面
に沿つて旋回する撹拌アームと、前記投入ドラム
における逆円錐状部の外部に設けられて回転駆動
されるカツタとを具えて成り、前記カツタは上方
を小径とした截頭円錐形状と成すとともに、その
切削作用部を前記投入ドラム内に臨ませて構成し
たことを特徴とする粉砕装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22368683A JPS60115408A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | 粉砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22368683A JPS60115408A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | 粉砕装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60115408A JPS60115408A (ja) | 1985-06-21 |
| JPS6258884B2 true JPS6258884B2 (ja) | 1987-12-08 |
Family
ID=16802055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22368683A Granted JPS60115408A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | 粉砕装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60115408A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4758668B2 (ja) * | 2005-02-25 | 2011-08-31 | 英教 高田 | 竹及び木材の切削機械 |
| BRPI0820465A8 (pt) * | 2007-11-08 | 2015-09-22 | Dynamic Mfg Llc | conjunto picador autocontido para reduzir e classificar material |
-
1983
- 1983-11-28 JP JP22368683A patent/JPS60115408A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60115408A (ja) | 1985-06-21 |
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