JPS6257826A - 曲線刃の製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は紙などを曲線状に切る場合等に使用する曲線
刃を複数枚まとめて一体形成する方法に関するものであ
る。

（従来の技術及び発明が解決しようとする問題点）従来
、この種の曲線刃としては、第１３図に示すように、各
刃体４を切断溝３を介して一体形成し、その−側縁に曲
線状の刃先７を連続形成したものがある。（意匠登録第
５９２８８７号公報参照） ところが、各刃先７は曲線状をなしているため、それら
の刃付は研磨を同時に行うことは難しく、これを各刃先
７ごとに行うことが必要であり、刃付は作業が大変面倒
であった。

発明の構成 （問題点を解決するための手段及び作用）本発明はこの
問題点を解決するためになされ、後記する実施例の図面
に示すように、切断溝３を介して一体形成した各刃体４
の曲線状側縁を刃体４の一側面４ａに対し鋭角θとなる
ように折曲げ、次にこの曲線状折曲部５の先端側を刃体
４の他側面４ｂと面一になるように切断して、各刃体４
ごとに曲線状の片刃先７を形成したものである。

（実施例） まず、本発明に係る曲線刃の製法の第一実施例を第１〜
５図に従って説明する。

第１図に示すように、一枚の根状刃体素材１の−側縁に
複数の凸状曲線部２を同一形状で連続形成するとともに
、同素材１を各曲線部２ごとに区分するように切断溝３
を同素材１の両端縁１ａに対し平行に形成して複数の刃
体４を切断溝３を介して一体形成する。（以上プレス成
形）次に、第２，３図に示すように、前記各曲線部２を
刃体４の一側面４ａに対し鋭角θとなるように折曲げて
各曲線状折曲部５を連続形成するとともに、円孔６を各
刃体４に透設置る。（以上プレス成形） ざらに、前記各折曲部５の先端側を刃体４の他側面４ｂ
と面一になるように同時に刃付は研磨して第３図Ａ線で
切断し、゛第４，５図に示ずように各刃体４ごとに曲線
状の片刃先７を形成する。

このように形成された各刃体４は切断溝３で順次折られ
、各刃体４ごとにカッターのホルダーく図示せず）に取
付けられて使用される。又、第４図に示す状態のままホ
ルダーに取付けて使用してもよい。

第６．７図に示す第二実施例は前記第一実施例の各刃先
７の形状を変更したものであり、その製法は第一実施例
の場合と同様である。

第８〜１２図に示す第三実施例は各刃体４の両側縁に片
刃先７を有するものであり、第一実施例の場合と同様な
製法により各刃体４に両刃光７を形成する。

発明の効果 要するに本方法発明によれば、曲線刃の製造過程で曲線
状の折曲部５を利用して片刃先７を形成するようにした
ので、複数の刃体４を切断溝３を介して一体形成した曲
線刃の集合体にあって、各刃体４ごとに曲線状の片刃先
７を同時に形成することができ、刃付は作業能率の向上
に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１〜５図は第一実施例を、第６．７図は第二実施例を
、第８〜１２図は第三実施例をそれぞれ示し、第１図及
び第８図はそれぞれ刃体素材に曲線部と切断溝を形成し
た状態を示す正面図、第２図及び第９図はそれぞれ第１
図及び第８図に示すものに折曲部を形成した状態を示す
斜視図、第３図は第２図のｘ−Ｘ線断面図、第１０図は
第９図のＹ−Ｙ線断面図、第４図、第６図及び第１１図
はそれぞれ曲線刃の集合体を示す正面図、第５図、第７
図及び第１２図はそれぞれ同曲線刃の側面図、第１３図
は従来の曲線刃の集合体を示す正面図である。 刃体素材１、曲線部２、切断溝３、刃体４、折曲部５、
片刃先７゜ 特許出願人　　株式会社　貝印刃物開発センター代　理
　人　　弁理士　　恩１）博宣 第８図 第９図 第１２図 第１Ｏ図 第１３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、切断溝（３）を介して一体形成した各刃体（４）の
   曲線状側縁を刃体（４）の一側面（４ａ）に対し鋭角（
   θ）となるように折曲げ、次にこの曲線状折曲部（５）
   の先端側を刃体（４）の他側面（４ｂ）と面一になるよ
   うに切断して、各刃体（４）ごとに曲線状の片刃先（７
   ）を形成したことを特徴とする曲線刃の製法。