JPS6257017A - 化学反応情報の処理方法 - Google Patents
化学反応情報の処理方法Info
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- JPS6257017A JPS6257017A JP60197463A JP19746385A JPS6257017A JP S6257017 A JPS6257017 A JP S6257017A JP 60197463 A JP60197463 A JP 60197463A JP 19746385 A JP19746385 A JP 19746385A JP S6257017 A JPS6257017 A JP S6257017A
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- chemical reaction
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- G—PHYSICS
- G16—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
- G16C—COMPUTATIONAL CHEMISTRY; CHEMOINFORMATICS; COMPUTATIONAL MATERIALS SCIENCE
- G16C20/00—Chemoinformatics, i.e. ICT specially adapted for the handling of physicochemical or structural data of chemical particles, elements, compounds or mixtures
- G16C20/10—Analysis or design of chemical reactions, syntheses or processes
-
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- Computing Systems (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の分野]
本発明は、化学反応情報の処理方法に関するものであり
、さらに詳しくは、化学反応に関与する物質の構造変化
に関する情報の処理方法に関するものである。
、さらに詳しくは、化学反応に関与する物質の構造変化
に関する情報の処理方法に関するものである。
[発明の技術的背景]
近年において、コンピュータの発達に伴ない。
化学物質、特に有機化合物の構造情報の記録方法につい
て各種の方法が提案され、利用されつつある。今日まで
に研究され、解明された有機化合物および有機化学反応
は膨大な量にのぼるが、これらの既知の情報を有効に利
用して公知の化学物質または化学反応を短時間のうちに
検索したり、さらには所望の特性を有する新規物質の合
成方法を見い出すことが望まれている。そのためには、
化学物質および化学反応の表現形態として、技術者にと
ってその構造的特徴を把握することが容易な従来の化学
構造式の代りに、コンピュータが処理できる(すなわち
、コンピュータが論理判断しうる)表現形態を開発し、
利用することが要求されている。
て各種の方法が提案され、利用されつつある。今日まで
に研究され、解明された有機化合物および有機化学反応
は膨大な量にのぼるが、これらの既知の情報を有効に利
用して公知の化学物質または化学反応を短時間のうちに
検索したり、さらには所望の特性を有する新規物質の合
成方法を見い出すことが望まれている。そのためには、
化学物質および化学反応の表現形態として、技術者にと
ってその構造的特徴を把握することが容易な従来の化学
構造式の代りに、コンピュータが処理できる(すなわち
、コンピュータが論理判断しうる)表現形態を開発し、
利用することが要求されている。
化学物質の記録方法としては、W L N (Wisw
esser Linear Notation )など
の線型表記法および結合表による方法が代表的なもので
あり、その詳細はたとえば、W、T、Wipke、 S
、R,He1ler、 R1,Feldmann、
E、Hyde(Eds) : ”Computer
Represantati。
esser Linear Notation )など
の線型表記法および結合表による方法が代表的なもので
あり、その詳細はたとえば、W、T、Wipke、 S
、R,He1ler、 R1,Feldmann、
E、Hyde(Eds) : ”Computer
Represantati。
n and Manipulation of
Chemical Information”(J
ohn Wiley and 5ons、 New Y
ork、 1974) [ウィプケ、ヘラ−、フェルト
マン、ハイド(m):「化学情報のコンピュータ表現お
よび取扱い」(ジョン・ウィリーアンドサンズ社)]に
記載されている。結合表(connection ta
ble)は、たとえば化学物質の構造式における各原子
の種類、それに結合する相手の原子および結合の種類な
どを一覧表にまとめたものであり、上記の線型表記法に
比べて化学物質を原子単位で検索することができるとの
利点がある。
Chemical Information”(J
ohn Wiley and 5ons、 New Y
ork、 1974) [ウィプケ、ヘラ−、フェルト
マン、ハイド(m):「化学情報のコンピュータ表現お
よび取扱い」(ジョン・ウィリーアンドサンズ社)]に
記載されている。結合表(connection ta
ble)は、たとえば化学物質の構造式における各原子
の種類、それに結合する相手の原子および結合の種類な
どを一覧表にまとめたものであり、上記の線型表記法に
比べて化学物質を原子単位で検索することができるとの
利点がある。
また、化学物質の構造変化(化学反応)に関する情報を
記録する方法についても提案されているが、今までのと
ころ満足できる表現方法は知られていない、たとえば、
化学反応に関する情報を記録する方法として反応コード
による方法があり、具体的にはJ、Vallg、 0.
5cheiner:Chemical Informa
tion 5yste+ws″、 E、Ash、 E、
Hyde(Edg)、 (Ellis Harwo
od Lim1ted、 1975) p、241−2
58 [パール、シャイナ一二 「化学情報システム
」、アッシュ、ハイドm(エリスーホアウッド社)]に
記載された方法、 M、A、Lobeck、 Ange
w、 Cheta、 Intern。
記録する方法についても提案されているが、今までのと
ころ満足できる表現方法は知られていない、たとえば、
化学反応に関する情報を記録する方法として反応コード
による方法があり、具体的にはJ、Vallg、 0.
5cheiner:Chemical Informa
tion 5yste+ws″、 E、Ash、 E、
Hyde(Edg)、 (Ellis Harwo
od Lim1ted、 1975) p、241−2
58 [パール、シャイナ一二 「化学情報システム
」、アッシュ、ハイドm(エリスーホアウッド社)]に
記載された方法、 M、A、Lobeck、 Ange
w、 Cheta、 Intern。
Ed、 Engl、、 9.578(+970) [ロ
ベック、アンゲバンテ・ヒエミー・インターナショナル
・エディジョン会イン・イングリッシュ]に記載された
方法、およびHj、Ziegler、 J、 Chew
、 Inf、 Comput。
ベック、アンゲバンテ・ヒエミー・インターナショナル
・エディジョン会イン・イングリッシュ]に記載された
方法、およびHj、Ziegler、 J、 Chew
、 Inf、 Comput。
Sci、、 19.141(1979) [ジ−グ
ラ−、ジャーナルeオブφケミカル・インターフェアレ
ンスーコンピュータ・サイエンス]に記載された方法な
どがある。この方法では化学反応表現の観点が固定され
ているために、新しい化学反応が見い出された場合に記
録できないとの欠点がある。また、化学物質の構造情報
とその変化の情報とが別個の形態で記録されているので
有効な情報検索を行なうことができないとの欠点がある
。
ラ−、ジャーナルeオブφケミカル・インターフェアレ
ンスーコンピュータ・サイエンス]に記載された方法な
どがある。この方法では化学反応表現の観点が固定され
ているために、新しい化学反応が見い出された場合に記
録できないとの欠点がある。また、化学物質の構造情報
とその変化の情報とが別個の形態で記録されているので
有効な情報検索を行なうことができないとの欠点がある
。
別に、化学物質の合成経路を設計する立場から案出され
た記録方法も知られている。たとえば、E、J、Cor
ey、 R,D、Cramer、 W、J、Howe、
J、 Am、 Ohem、 Sac、、 9.4.4
40(1972) [コーリ、クラマー、ホウエ、ジ
ャーナル・オプ・アメリカン・ケミカル・ソサエテ4
] 、 1.Ugi、 J、Bauer、 J、Bra
udt。
た記録方法も知られている。たとえば、E、J、Cor
ey、 R,D、Cramer、 W、J、Howe、
J、 Am、 Ohem、 Sac、、 9.4.4
40(1972) [コーリ、クラマー、ホウエ、ジ
ャーナル・オプ・アメリカン・ケミカル・ソサエテ4
] 、 1.Ugi、 J、Bauer、 J、Bra
udt。
J、Fr1edrich、 J、Gasteiger
、 L、Jochum、 11.5chubert
、、Angew、 Chew、 Intern、 Ed
、 Engl、、 18.111(11179) [
ウギ、バウアー、ブラウト、フリードリッヒ、ガスタイ
ガー、ジョッチャム、シューベルト、アンゲパンテ・ヒ
エミー・インターナショナル・エディジョン・イン会イ
ングリッシュ]に記載された方法がある。しかしながら
、この方法は個々の化学反応を記録するのには適してい
ない。
、 L、Jochum、 11.5chubert
、、Angew、 Chew、 Intern、 Ed
、 Engl、、 18.111(11179) [
ウギ、バウアー、ブラウト、フリードリッヒ、ガスタイ
ガー、ジョッチャム、シューベルト、アンゲパンテ・ヒ
エミー・インターナショナル・エディジョン・イン会イ
ングリッシュ]に記載された方法がある。しかしながら
、この方法は個々の化学反応を記録するのには適してい
ない。
[発明の要旨]
本発明は、化学反応情報から反応に固有な結合変化に関
する情報を導き出すため°の新規な処理方法を提供する
ことをその目的とするものである。
する情報を導き出すため°の新規な処理方法を提供する
ことをその目的とするものである。
また本発明は、化学反応情報に基づいて反応に固有な結
合変化に関する情報をコンピュータ処理が可能な表現形
態で記録保存または表示記録するための処理方法を提供
することもその目的とするものである。
合変化に関する情報をコンピュータ処理が可能な表現形
態で記録保存または表示記録するための処理方法を提供
することもその目的とするものである。
すなわち、本発明は、少なくとも一つの出発物質から少
なくとも一つの生成物質を生ずる化学反応に関する情報
を処理する方法であって、該化学反応に関する情報が、
トポロジカルに重ね合わされた該出発物質の構造と生成
物質の構造との間で(1)出発物質および生成物質に共
通して存在するノード間の結合、(2)出発物質のみに
存在するノード間の結合および(3)生成物質のみに存
在するノード間の結合をそれぞれ区別して表わしてなる
虚遷移構造として与えられ、そしてこの虚遷移構造から
、(2)出発物質のみに存在するノード間の結合および
(3)生成物質のみに存在するノード間の結合が交互に
連結されてなる反応緒を抽出することからなる化学反応
情報の処理方法を提供するものである。
なくとも一つの生成物質を生ずる化学反応に関する情報
を処理する方法であって、該化学反応に関する情報が、
トポロジカルに重ね合わされた該出発物質の構造と生成
物質の構造との間で(1)出発物質および生成物質に共
通して存在するノード間の結合、(2)出発物質のみに
存在するノード間の結合および(3)生成物質のみに存
在するノード間の結合をそれぞれ区別して表わしてなる
虚遷移構造として与えられ、そしてこの虚遷移構造から
、(2)出発物質のみに存在するノード間の結合および
(3)生成物質のみに存在するノード間の結合が交互に
連結されてなる反応緒を抽出することからなる化学反応
情報の処理方法を提供するものである。
また1本発明は、少なくとも一つの出発物質から少なく
とも一つの生成物質を生ずる化学反応に関する情報を処
理する方法であって、該化学反応に関する情報が、トポ
ロジカルに重ね合わされた該出発物質の構造と生成物質
の構造との間で(1)出発物質および生成物質に共通し
て存在するノード間の結合、(2)出発物質のみに存在
するノード間の結合および(3)生成物質のみに存在す
るノード間の結合にそれぞれ区別して表わされた各ノー
ド間の結合、および該ノードに関する情報を含む結合表
として与えられ、そしてこの結合表から、(2)出発物
質のみに存在するノード間の結合および(3)生成物質
のみに存在するノード間の結合が交互に連結されてなる
反応緒に関する情報を抽出゛することからなる化学反応
情報の処理方法を提供するものである。
とも一つの生成物質を生ずる化学反応に関する情報を処
理する方法であって、該化学反応に関する情報が、トポ
ロジカルに重ね合わされた該出発物質の構造と生成物質
の構造との間で(1)出発物質および生成物質に共通し
て存在するノード間の結合、(2)出発物質のみに存在
するノード間の結合および(3)生成物質のみに存在す
るノード間の結合にそれぞれ区別して表わされた各ノー
ド間の結合、および該ノードに関する情報を含む結合表
として与えられ、そしてこの結合表から、(2)出発物
質のみに存在するノード間の結合および(3)生成物質
のみに存在するノード間の結合が交互に連結されてなる
反応緒に関する情報を抽出゛することからなる化学反応
情報の処理方法を提供するものである。
本発明の方法によれば、虚遷移構造および/または結合
表として入力された化学反応情報に好適な処理を行なう
ことにより、反応に固有な結合変化に関する情報を自動
的に導き出すことができる。
表として入力された化学反応情報に好適な処理を行なう
ことにより、反応に固有な結合変化に関する情報を自動
的に導き出すことができる。
本発明において虚遷移構造(is+aginary t
rangi”tion 5tructures 、以下
におl、XてITSと略称する)とは、化学反応に関与
する物質の構造変化を、(1)出発物質のみに存在する
結合、(2)生成物質のみに存在する結合および(3)
両者に共通に存在する結合からなる三種類に区別して表
わした二次元もしくは三次元の構造図(図形)をいう、
この構造図は、化合物についての従来の構造式および三
次元的構造図に準じて技術者が視覚的になじみやすく、
また容易に理解できる形態で化学反応を表わすことがで
きるものである。
rangi”tion 5tructures 、以下
におl、XてITSと略称する)とは、化学反応に関与
する物質の構造変化を、(1)出発物質のみに存在する
結合、(2)生成物質のみに存在する結合および(3)
両者に共通に存在する結合からなる三種類に区別して表
わした二次元もしくは三次元の構造図(図形)をいう、
この構造図は、化合物についての従来の構造式および三
次元的構造図に準じて技術者が視覚的になじみやすく、
また容易に理解できる形態で化学反応を表わすことがで
きるものである。
また、結合表(connection table)は
、化学反応におけるノードの種類、該ノードに結合する
相手ノードおよび上記三種類に区別して表わしたこれら
ノード間の結合などの組合せからなる簡単かつ明瞭な一
覧表であり、そしてこの結合表は化学反応情報をたいし
て大きな容量を必要とせずに記録媒体に蓄積保存するこ
とができるものである。
、化学反応におけるノードの種類、該ノードに結合する
相手ノードおよび上記三種類に区別して表わしたこれら
ノード間の結合などの組合せからなる簡単かつ明瞭な一
覧表であり、そしてこの結合表は化学反応情報をたいし
て大きな容量を必要とせずに記録媒体に蓄積保存するこ
とができるものである。
上記虚遷移構造および結合表において、化学反応は基本
的に原子、原子団等からなるノード(ffi、mode
)とノードとの間の結合についての簡易な表現で表わさ
れ、かつ反応系におけるノード間の結合は上記三種類に
区別して表わされてl、%る。そのために、コンピュー
タに記録保存(登録)された虚遷移構造または結合表に
ついて、この結合の区別に着目して簡単な図形処理もし
くは演算処理を施すことにより、反応に固有な結合変化
(これをr反応路」と呼ぶ)に関する情報のみを引き出
すことができる。
的に原子、原子団等からなるノード(ffi、mode
)とノードとの間の結合についての簡易な表現で表わさ
れ、かつ反応系におけるノード間の結合は上記三種類に
区別して表わされてl、%る。そのために、コンピュー
タに記録保存(登録)された虚遷移構造または結合表に
ついて、この結合の区別に着目して簡単な図形処理もし
くは演算処理を施すことにより、反応に固有な結合変化
(これをr反応路」と呼ぶ)に関する情報のみを引き出
すことができる。
本発明において、反応路は個々の反応に特有な反応型を
表わすものであり、特に有機合成反応において反応に固
有な表現として反応路のみを取り出すことができること
は、個々のあるいは一連の反応を検索し、研究し、応用
しようとする上で大いに価値がある。
表わすものであり、特に有機合成反応において反応に固
有な表現として反応路のみを取り出すことができること
は、個々のあるいは一連の反応を検索し、研究し、応用
しようとする上で大いに価値がある。
また、本発明の方法によって反応路に関する情報が、反
応の虚遷移構造にならって二次元もしくは三次元の図形
の形態で得られる場合には、技術者が視覚的に理解しや
すく、また通常における化合物の表現方法に準じている
からそのまま直接に該情報を利用することができるとの
利点がある。
応の虚遷移構造にならって二次元もしくは三次元の図形
の形態で得られる場合には、技術者が視覚的に理解しや
すく、また通常における化合物の表現方法に準じている
からそのまま直接に該情報を利用することができるとの
利点がある。
反応路に関する情報が結合表の形態で得られる場合には
、同じく結合表として表わされた化学反応情報との比較
照合が容易であり、かつ大きな容量をとることなくコン
ピュータに登録することができるとの利点がある。
、同じく結合表として表わされた化学反応情報との比較
照合が容易であり、かつ大きな容量をとることなくコン
ピュータに登録することができるとの利点がある。
さらに、本発明に係る反応路に関する情報は、文字列な
どの文字、記号またはこれらを組み合わせた形態で表わ
すことができ、この場合には、反応路の情報を非常に簡
易に表記することができる。従って、該情報をコンピュ
ータに登録することが容易であってかつ登録に大容量を
要せず。
どの文字、記号またはこれらを組み合わせた形態で表わ
すことができ、この場合には、反応路の情報を非常に簡
易に表記することができる。従って、該情報をコンピュ
ータに登録することが容易であってかつ登録に大容量を
要せず。
しかも登録された情報に基づいて化学反応の検索を短時
間のうちに簡単に実施できるとの利点がある。また、こ
の文字列等で表わされた反応諸情報と虚遷移構造、結合
表等の形態で表わされた化学反応情報あるいは反応に関
与する化学物質情報とを組み合わせて登録および表示記
録することも容易であり、化学情報のコンピュータ処理
において非常に有効な形態であるといえる。
間のうちに簡単に実施できるとの利点がある。また、こ
の文字列等で表わされた反応諸情報と虚遷移構造、結合
表等の形態で表わされた化学反応情報あるいは反応に関
与する化学物質情報とを組み合わせて登録および表示記
録することも容易であり、化学情報のコンピュータ処理
において非常に有効な形態であるといえる。
反応路に関する情報について得られた図形、結合表およ
び/または文字列等は、さらにコンピュータに記録保存
したり、あるいは白紙に記録したりブラウン管などの画
面に表示したりすることができる。
び/または文字列等は、さらにコンピュータに記録保存
したり、あるいは白紙に記録したりブラウン管などの画
面に表示したりすることができる。
さらに、本発明においては、得られた結合表が各ノード
の位置座標についての情報をも包含する場合には、二次
元もしくは三次元の図形と結合表との間で相互に任意に
変換することが可能であり、いずれの形態でも反応諸情
報を表示記録することができる。
の位置座標についての情報をも包含する場合には、二次
元もしくは三次元の図形と結合表との間で相互に任意に
変換することが可能であり、いずれの形態でも反応諸情
報を表示記録することができる。
そして、この登録された図形、結合表および/または文
字列等を利用して化学反応を原子単位で検索、照合する
ことができる。
字列等を利用して化学反応を原子単位で検索、照合する
ことができる。
特に、反応路に関する情報を虚遷移構造に準じた図形ま
たは結合表の形態で登録することにより、個々の反応の
みならず複数の連続する反応(多段階反応)をも一つの
結合表にまとめて表わすことが可能であり、任意の中間
反応および一連の合成反応を簡単に表示することができ
る。また、反応諸情報を結合表または文字列等の形態で
登録することにより、コンピュータによる情報の処理が
容易となり、そして記録媒体への化学反応の登録を簡便
に行なうことができるため、これらの情報の蓄積、管理
が容易となる。
たは結合表の形態で登録することにより、個々の反応の
みならず複数の連続する反応(多段階反応)をも一つの
結合表にまとめて表わすことが可能であり、任意の中間
反応および一連の合成反応を簡単に表示することができ
る。また、反応諸情報を結合表または文字列等の形態で
登録することにより、コンピュータによる情報の処理が
容易となり、そして記録媒体への化学反応の登録を簡便
に行なうことができるため、これらの情報の蓄積、管理
が容易となる。
そして、登録された反応諸情報に基づいて化学物質、化
学反応等に関する情報検索を短時間のうちに効率良く行
なうことができるため、技術者の個々の研究において情
報の収集、調査等に要する時間を短縮化し、かつ得られ
る情報の密度を高めることが可能であり、研究を効率的
に進めることができる。
学反応等に関する情報検索を短時間のうちに効率良く行
なうことができるため、技術者の個々の研究において情
報の収集、調査等に要する時間を短縮化し、かつ得られ
る情報の密度を高めることが可能であり、研究を効率的
に進めることができる。
これらの利点に加えて、本発明の方法によって得られる
反応緒に関する情報と既に入力されている化学反応情報
とを組み合わせて利用することにより、更には該化学反
応情報から得られる化学物質情報をも合わせて利用する
ことにより、薬品製造等にたずされる技術者にとって要
望が大である化学物質の構造解析、分子設計(mole
cular modeling) 、有機合成経路設計
(heuristic analysisof org
anic 5ynthesis )を行なうことが可能
である。さらに、化学物質の部分構造検索、構造−活性
相関、未知化合物の構造自動決定、および複雑な化合物
を′ある条件下で反応させた場合の反応機構および反応
生成物の予測(mechanistic evalua
tion of organic reaction)
などを短時間のうちに十分実用可能な範囲内で行なうこ
とが可能である。
反応緒に関する情報と既に入力されている化学反応情報
とを組み合わせて利用することにより、更には該化学反
応情報から得られる化学物質情報をも合わせて利用する
ことにより、薬品製造等にたずされる技術者にとって要
望が大である化学物質の構造解析、分子設計(mole
cular modeling) 、有機合成経路設計
(heuristic analysisof org
anic 5ynthesis )を行なうことが可能
である。さらに、化学物質の部分構造検索、構造−活性
相関、未知化合物の構造自動決定、および複雑な化合物
を′ある条件下で反応させた場合の反応機構および反応
生成物の予測(mechanistic evalua
tion of organic reaction)
などを短時間のうちに十分実用可能な範囲内で行なうこ
とが可能である。
[発明の構成]
本発明の化学反応情報の処理方法においては。
ノード間の結合を出発物質のみに存在する結合。
生成物質のみに存在する結合および両、者に共通に存在
する結合からなる三種類に区別して表わした虚遷移構造
および/または結合表として記録保存されている化学反
応情報について、特定の連結する結合のみを抽出する操
作が行なわれ、これにより反応に固有な結合変化(反応
緒)に関する情報が図形、結合表および/または文字列
等として得られる。
する結合からなる三種類に区別して表わした虚遷移構造
および/または結合表として記録保存されている化学反
応情報について、特定の連結する結合のみを抽出する操
作が行なわれ、これにより反応に固有な結合変化(反応
緒)に関する情報が図形、結合表および/または文字列
等として得られる。
本発明の方法を、具体的に酢酸エチルを塩酸によって加
水分解する反応を例に挙げて説明する。
水分解する反応を例に挙げて説明する。
この化学反応は。
CH3COOCH2CHs + H20+ HCQ→C
H’ 3 COOH+ CH3CH20H+ HC旦(
反応式1) で表わされる0反応の虚遷移構造(ITS)はたとえば
以下のように表わされる。
H’ 3 COOH+ CH3CH20H+ HC旦(
反応式1) で表わされる0反応の虚遷移構造(ITS)はたとえば
以下のように表わされる。
ここで、
i)記号−は、出発物質および生成物質に共通して存在
する結合を表わし、 ii)記号+は、出発物質にのみ存在する結合を表わし
、そして 1ii)記号・・・は、生成物質にのみ存在する結合を
表わしている。
する結合を表わし、 ii)記号+は、出発物質にのみ存在する結合を表わし
、そして 1ii)記号・・・は、生成物質にのみ存在する結合を
表わしている。
すなわち、虚遷移構造(ITS)とは、出発物質の構造
と生成物質の構造とをトポロジカルに重ね合わせて、各
ノード間の結合を上記i)〜1ii)の三種類で区別し
た二次元もしくは三次元の構造をいう、なお、rトポロ
ジカルに重ね合わせるjとは具体的に、出発物質の構造
に現れるノードと生成物質の構造に現れるノードとを一
致させてこれらの構造を一つに組み合わせることをいう
。
と生成物質の構造とをトポロジカルに重ね合わせて、各
ノード間の結合を上記i)〜1ii)の三種類で区別し
た二次元もしくは三次元の構造をいう、なお、rトポロ
ジカルに重ね合わせるjとは具体的に、出発物質の構造
に現れるノードと生成物質の構造に現れるノードとを一
致させてこれらの構造を一つに組み合わせることをいう
。
本発明に係る虚遷移構造(ITS)において、化学反応
に関与する物質のノードは、原糸(出発物質群)および
生成系(生成物質群)に含まれる原子を単位として表わ
されていてもよいし、あるいはメチル基[上記ノード(
1) 、 (5) ] 、メチレン基〔上記ノード(4
)]のような官能基などの原子団単位で表わされてもよ
い、また、化学反応を表現するに際して、原糸および生
成系に現れるノードが一部省略して表わされていてもよ
い。
に関与する物質のノードは、原糸(出発物質群)および
生成系(生成物質群)に含まれる原子を単位として表わ
されていてもよいし、あるいはメチル基[上記ノード(
1) 、 (5) ] 、メチレン基〔上記ノード(4
)]のような官能基などの原子団単位で表わされてもよ
い、また、化学反応を表現するに際して、原糸および生
成系に現れるノードが一部省略して表わされていてもよ
い。
また、三種類の結合の区別は上記i)〜1ii)のよう
な記号による表示に限定されるものではなく。
な記号による表示に限定されるものではなく。
たとえば数字(l、2,3)等の簡単な文字による表示
、あるいは色彩(黒色、赤色、緑色)による色分は表示
など利用者が五感により判断でき、かつコンピュータ処
理が可能である限り、いかなる手段が用いられていても
よい。
、あるいは色彩(黒色、赤色、緑色)による色分は表示
など利用者が五感により判断でき、かつコンピュータ処
理が可能である限り、いかなる手段が用いられていても
よい。
以下本発明において、
i)出発物質および生成物質に共通の結合(記号−)を
「無色の結合】と呼び、 ii)出発物質にのみ存在する結合(記号十)をr重結
合」と呼び、 1ii)生成物質にのみ存在する結合(記号・・・)を
r人結合1と呼び、 そして、重結合と入結合とを総称してr有色の結合1と
呼ぶことにする。
「無色の結合】と呼び、 ii)出発物質にのみ存在する結合(記号十)をr重結
合」と呼び、 1ii)生成物質にのみ存在する結合(記号・・・)を
r人結合1と呼び、 そして、重結合と入結合とを総称してr有色の結合1と
呼ぶことにする。
具体的に、本発明における虚遷移構造に現れる結合の種
類を第1表にまとめて示す、なお、第1表において横の
数値は結合の出入の指標を意味する。
類を第1表にまとめて示す、なお、第1表において横の
数値は結合の出入の指標を意味する。
第1表において、たとえば記号「・・・」で表わされた
結合は重大結合(single 1n−bond) テ
あって、一対の数字(o+i)で表わすことができる。
結合は重大結合(single 1n−bond) テ
あって、一対の数字(o+i)で表わすことができる。
ここで、Oは反応前の原系において結合が存在しないこ
とを意味し、+1は反応後の生成系において単結合が生
じていることを意味する。同様にして、r−+−Jで表
わされた結合は卓出結合(single out−bo
nd )であって(1−1)で表わし、反応前の原系に
おいて単結合が存在するが反応後の生成系において単結
合が消滅していることを意味する。また、(2−1)で
表わされる結合は卓出の二重結合(double ba
nd singly cleaved)であり、「出1
で表記される。
とを意味し、+1は反応後の生成系において単結合が生
じていることを意味する。同様にして、r−+−Jで表
わされた結合は卓出結合(single out−bo
nd )であって(1−1)で表わし、反応前の原系に
おいて単結合が存在するが反応後の生成系において単結
合が消滅していることを意味する。また、(2−1)で
表わされる結合は卓出の二重結合(double ba
nd singly cleaved)であり、「出1
で表記される。
このように結合の種類はまた、一対の数字:(&、b)
[ただし、aは出発物質における結合多重度を表わす整
数であり、bは化学反応における結合多重度の変化を表
わす整数である]で表わすことができ、この場合には結
合多重度が二基上であっても簡潔に表記することができ
る。なお、(a、b)の表記のうちコンマ(1)は省略
してもよい、また、この表記によれば、記憶容量をそれ
ほど必要としなく、かつ直接にコンピュータ処理が可能
である点で化学反応の記録保存に特に好ましい。
[ただし、aは出発物質における結合多重度を表わす整
数であり、bは化学反応における結合多重度の変化を表
わす整数である]で表わすことができ、この場合には結
合多重度が二基上であっても簡潔に表記することができ
る。なお、(a、b)の表記のうちコンマ(1)は省略
してもよい、また、この表記によれば、記憶容量をそれ
ほど必要としなく、かつ直接にコンピュータ処理が可能
である点で化学反応の記録保存に特に好ましい。
あるいはまた、化学反応は、各ノード、該ノードに結合
する結合相手のノードおよび該ノード間の結合に関する
情報を含む結合表(connectiontable)
として表わされる。
する結合相手のノードおよび該ノード間の結合に関する
情報を含む結合表(connectiontable)
として表わされる。
上記エステルの加水分解反応についての結合表を第2表
に示す、なお、結合表は各ノードの二次元座標(xy座
標)に関する情報をも包含している。
に示す、なお、結合表は各ノードの二次元座標(xy座
標)に関する情報をも包含している。
第2表に示すように、結合表は加水分解反応に関与する
原糸(酢酸エチル、水、塩酸)および生成系(酢酸、エ
タノール、塩酸)について、全てのノード、その二次元
座標(ノード(1)を原点にとっである)、各ノードに
結合する全てのノードおよびこれらノード間の結合の種
類がノード番号順に記載された一覧表である。
原糸(酢酸エチル、水、塩酸)および生成系(酢酸、エ
タノール、塩酸)について、全てのノード、その二次元
座標(ノード(1)を原点にとっである)、各ノードに
結合する全てのノードおよびこれらノード間の結合の種
類がノード番号順に記載された一覧表である。
なお、反応の虚遷移構造に基づいて結合表を作成するこ
とが可能であり、逆に結合表が各ノードの位置情報を含
んでいる場合には結合表から虚遷移構造を作成すること
ができる。換言すれば、虚遷移構造と結合表とは、化学
反応情報の登録および表示形態として表裏一体の関係を
なすものと言える。
とが可能であり、逆に結合表が各ノードの位置情報を含
んでいる場合には結合表から虚遷移構造を作成すること
ができる。換言すれば、虚遷移構造と結合表とは、化学
反応情報の登録および表示形態として表裏一体の関係を
なすものと言える。
結合表には、上記のように各ノードの位置座標等に関す
る入力情報が併記されていてもよい。また、虚遷移構造
および/または結合表には付加情報として所望により、
各ノードの電荷および立体化学等に関する情報;反応に
関与する化学物質の各種の物性値、スペクトル情報;お
よび反応のエンタルピー、温度、時間、使用する触媒、
雰囲気、友応相、反応の収率、副生成物の有無等に関す
る情報が記載されていてもよい。さらに、虚遷移構造お
よび/または結合表には化学反応情報の蓄積、管理お−
よび検索を容易にするために、各別に反応基、反応番号
などが付されていてもよい。
る入力情報が併記されていてもよい。また、虚遷移構造
および/または結合表には付加情報として所望により、
各ノードの電荷および立体化学等に関する情報;反応に
関与する化学物質の各種の物性値、スペクトル情報;お
よび反応のエンタルピー、温度、時間、使用する触媒、
雰囲気、友応相、反応の収率、副生成物の有無等に関す
る情報が記載されていてもよい。さらに、虚遷移構造お
よび/または結合表には化学反応情報の蓄積、管理お−
よび検索を容易にするために、各別に反応基、反応番号
などが付されていてもよい。
まず、化学反応の虚遷移構造に基づいて、反応に固有な
結合変化(反応緒)に関する情報は以下に述べるような
方法により図形として得られる。
結合変化(反応緒)に関する情報は以下に述べるような
方法により図形として得られる。
上記エステルの加水分解反応を表わす虚遷移構造(IT
SI): (8) (II) から有色の結合、すなわち出結合(記号十)および入結
合(記号・・・)のみを抽出すると、(8) (+1) なる部分的な反応構造が得られる。換言すれば、ITS
Iから無色の結合(記号−)を削除することにより得ら
れる。ただし、無色の結合と優色の結合が組み合わされ
ている場合(たとえば、士、二などの場合)には、目的
に応じて該無色の結合は削除せずに残すものとする。
SI): (8) (II) から有色の結合、すなわち出結合(記号十)および入結
合(記号・・・)のみを抽出すると、(8) (+1) なる部分的な反応構造が得られる。換言すれば、ITS
Iから無色の結合(記号−)を削除することにより得ら
れる。ただし、無色の結合と優色の結合が組み合わされ
ている場合(たとえば、士、二などの場合)には、目的
に応じて該無色の結合は削除せずに残すものとする。
この反応構造において複数の出結合と入結合とが交互に
連結しており、反応構造は化学反応に固有な結合の変化
を表わしている。本発明において、反応@ (reac
tion string )とはこの部分反応構造をい
う、すなわち、上記反応緒lはエステルの加水分解反応
に特有な反応型を表わしており、反応に固有な表現とな
っている。
連結しており、反応構造は化学反応に固有な結合の変化
を表わしている。本発明において、反応@ (reac
tion string )とはこの部分反応構造をい
う、すなわち、上記反応緒lはエステルの加水分解反応
に特有な反応型を表わしており、反応に固有な表現とな
っている。
ITSが二次元または三次元の虚遷移構造であるかによ
って1反応緒も二次元または三次元の図形として得られ
る。
って1反応緒も二次元または三次元の図形として得られ
る。
ITSに基づいて本発明の情報処理を行なうことにより
、反応緒は技術者が普段取扱い慣れている図形(二次元
もしくは三次元の構造)として得られ、この情報を利用
しようとする者が視覚的に直ちに理解判断することがで
きる。
、反応緒は技術者が普段取扱い慣れている図形(二次元
もしくは三次元の構造)として得られ、この情報を利用
しようとする者が視覚的に直ちに理解判断することがで
きる。
反応緒はまた、文字、記号もしくはこれらの組合せとし
て表わすこともできる。たとえば、上記図形を簡略して
各ノードを単にノード番号で表記し、重結合を記号−で
表わし、入結合を記号子で表わすことにより、反応路l
は、 (わ−(3) +(10)−(11)+(8) −(7
) +(2)なる文字列で表わすことができる。このよ
うな文字列などで反応路を表わした場合には、その記録
保存および記録保存された反応路に基づく情報検索など
のコンピュータ処理が容易であり、また小容量で済むか
ら他の形態で表現された反応情報の付加情報として利用
することができる。
て表わすこともできる。たとえば、上記図形を簡略して
各ノードを単にノード番号で表記し、重結合を記号−で
表わし、入結合を記号子で表わすことにより、反応路l
は、 (わ−(3) +(10)−(11)+(8) −(7
) +(2)なる文字列で表わすことができる。このよ
うな文字列などで反応路を表わした場合には、その記録
保存および記録保存された反応路に基づく情報検索など
のコンピュータ処理が容易であり、また小容量で済むか
ら他の形態で表現された反応情報の付加情報として利用
することができる。
次に、化学反応の結合表に基づいて、反応路に関する情
報は以下に述べるような方法により結合表として得られ
る。
報は以下に述べるような方法により結合表として得られ
る。
反応路は、上記第2表に示した結合表から有色の結合(
b≠Oである結合)を検出したのち、検出された結合に
ついてノードの順番にato層b!りtomなどの手法
で重結合および入結合を交互に辿っていくことにより得
られる。具体的には、たとえばノード間の結合が第2表
に示すように一対の数字(a、b)[ただし、aは出発
物質における結合多重度を表わす整数であり、bは化学
反応における結合多重度の変化を表わす整数であるコで
表わされている場合にば、反応路に関する情報は、まず
、結合表からb≠Oである全ての(a。
b≠Oである結合)を検出したのち、検出された結合に
ついてノードの順番にato層b!りtomなどの手法
で重結合および入結合を交互に辿っていくことにより得
られる。具体的には、たとえばノード間の結合が第2表
に示すように一対の数字(a、b)[ただし、aは出発
物質における結合多重度を表わす整数であり、bは化学
反応における結合多重度の変化を表わす整数であるコで
表わされている場合にば、反応路に関する情報は、まず
、結合表からb≠Oである全ての(a。
b)を検出し、これらの(a、b)に係るノードの番号
が連結し、かつbが交互に正負の値をとるように配列さ
せて新たに結合表を作成することにより行なわれる。
が連結し、かつbが交互に正負の値をとるように配列さ
せて新たに結合表を作成することにより行なわれる。
反応路について得られた結合表を第3表に示す°
以下余白 第3表 ノード番号 原子(団) メート(a 、 b)2
C−− 10 H3(0+1) 11 C見 10(1−1)8
H11(0+1) 2 C7(0+ 1) 結合表に基づく本発明の情報処理によれば、直接にコン
ピュータ処理を行なうことができ、短時間のうちに簡易
に反応路に関する情報を得ることができる。また、得ら
れた反応路情報を記録保存する場合にも大容量を占める
ことがない。
以下余白 第3表 ノード番号 原子(団) メート(a 、 b)2
C−− 10 H3(0+1) 11 C見 10(1−1)8
H11(0+1) 2 C7(0+ 1) 結合表に基づく本発明の情報処理によれば、直接にコン
ピュータ処理を行なうことができ、短時間のうちに簡易
に反応路に関する情報を得ることができる。また、得ら
れた反応路情報を記録保存する場合にも大容量を占める
ことがない。
また、この結合表に基づいて反応路を前記の文字列等に
よって簡略的に表わすこともできる。
よって簡略的に表わすこともできる。
結合表が各ノードの位置座標を含んでいる場合には1反
応路に関する図形と結合表との間で相互に任意に変換す
ることができる。従って、たとえば反応路の抽出を結合
表について行なったのち、得られた結合表から図形に変
換することにより反応路についての図形を得ることがで
きる。
応路に関する図形と結合表との間で相互に任意に変換す
ることができる。従って、たとえば反応路の抽出を結合
表について行なったのち、得られた結合表から図形に変
換することにより反応路についての図形を得ることがで
きる。
上記ITSIにおいて反応路は一本であるが、反応によ
っては反応路が二本以上であることもある。たとえば、
酢酸エチルに対するグリニヤール反応は、 CH3COOCH2CH3+ 2 CH:+ M g
B r+2H20 → (CH3)3COH+CH3CH20H1+2Mg
Br(OH) (反応式2)で表わされる。反
応の虚遷移構造は、以下のように表わすことができる。
っては反応路が二本以上であることもある。たとえば、
酢酸エチルに対するグリニヤール反応は、 CH3COOCH2CH3+ 2 CH:+ M g
B r+2H20 → (CH3)3COH+CH3CH20H1+2Mg
Br(OH) (反応式2)で表わされる。反
応の虚遷移構造は、以下のように表わすことができる。
以下余白
H
ITS2に上述した処理を行なうことにより反応緒を抽
出し、文字列で表わすと、 a : (2) −(3) +(10) (9) +
(8) (7)+(2) b : (2) −(8) + (14)−(13)+
(12)−(11)+(2) なる二本の反応!(反応緒2)が得られる。このように
して反応式2のグリニヤール反応に特有な反応型を得る
ことができる。
出し、文字列で表わすと、 a : (2) −(3) +(10) (9) +
(8) (7)+(2) b : (2) −(8) + (14)−(13)+
(12)−(11)+(2) なる二本の反応!(反応緒2)が得られる。このように
して反応式2のグリニヤール反応に特有な反応型を得る
ことができる。
一般に有機反応は、反応緒の数によって分類することが
できる。−木の反応緒を含むITSで表わされる有機反
応を一木緒反応(one−string reacti
on )と称する。同様に、二本の反応緒および三本の
反応緒を含むITSをそれぞれ、二本諸反応(two−
string reaction )および三、tm反
応(three−string reaction )
と称する。従って、上記ITSIで表わされるエステル
の加水分解反応(反応式l)は一本線反応であり、IT
S2で表わされるグリニヤール反応(反応式2)は二本
緒反応である。
できる。−木の反応緒を含むITSで表わされる有機反
応を一木緒反応(one−string reacti
on )と称する。同様に、二本の反応緒および三本の
反応緒を含むITSをそれぞれ、二本諸反応(two−
string reaction )および三、tm反
応(three−string reaction )
と称する。従って、上記ITSIで表わされるエステル
の加水分解反応(反応式l)は一本線反応であり、IT
S2で表わされるグリニヤール反応(反応式2)は二本
緒反応である。
このことから反応組単位で反応を分割することが可能で
あり、上記反応式2は、以下の反応式aおよび反応式す
の連続したものと看做することができる。
あり、上記反応式2は、以下の反応式aおよび反応式す
の連続したものと看做することができる。
CH3−C−OCH2CH3
+CH3Mgnr+H20
反応式aに対応する虚遷移構造は。
で表わされる。
CH、+H20
反応式すに対応する虚遷移構造は、
で表わされる。
得られた反応緒についての図形、結合表および/または
文字列等は、反応情報として独立にもしくは付加的に更
にコンピュータに記録保存(登録)してもよいし、ある
いはまた好適な表示記録手段を介して表示もしくは記録
してもよい。
文字列等は、反応情報として独立にもしくは付加的に更
にコンピュータに記録保存(登録)してもよいし、ある
いはまた好適な表示記録手段を介して表示もしくは記録
してもよい。
コンピュータへの登録は、コンピュータ内の主記憶装置
に記録保存することにより行なってもよいし、あるいは
適当な記録媒体(磁気ディスク、光ディスク、磁気テー
プなど)を介して記録保存してもよい。
に記録保存することにより行なってもよいし、あるいは
適当な記録媒体(磁気ディスク、光ディスク、磁気テー
プなど)を介して記録保存してもよい。
また表示記録は、適当な記録装置によりプレインペーパ
ーなど各種の記録材料上に記録したり、あるいはコンピ
ュータや電子機器に接続したカラーブラウン管などに表
示することができる。
ーなど各種の記録材料上に記録したり、あるいはコンピ
ュータや電子機器に接続したカラーブラウン管などに表
示することができる。
反応諸情報の登録および表示は、上記の図形。
結合表、文字列等を組み合わせて行なってもよいし、あ
るいは反応のITSまたは結合表に附随させて登録した
り、表示記録することもできる。
るいは反応のITSまたは結合表に附随させて登録した
り、表示記録することもできる。
なお、結合表には、各ノードの位置座標等に関する情報
が併記されていてもよい。更に、図形、結合表および/
または文字列等には所望により、各メートの電荷および
立体化学等に関する情報;反応に関与する化学物質の各
種の物性値、スペクトル情報;および反応のエンタルピ
ー、温度、時間、使用する触媒、雰囲気、反応相等の反
応条件、反応の収率、副生成物の有無などに関する情報
を記載してもよい。
が併記されていてもよい。更に、図形、結合表および/
または文字列等には所望により、各メートの電荷および
立体化学等に関する情報;反応に関与する化学物質の各
種の物性値、スペクトル情報;および反応のエンタルピ
ー、温度、時間、使用する触媒、雰囲気、反応相等の反
応条件、反応の収率、副生成物の有無などに関する情報
を記載してもよい。
反応路を上記図形、結合表および/または文字列等とし
てコンピュータに登録す葛に際して、反応諸情報の蓄積
、管理および検索を容易にするために、この図形等ごと
に反応番号を付してもよいし、あるいはまた、この図形
等ごとに反応基を一緒に登録してもよい。
てコンピュータに登録す葛に際して、反応諸情報の蓄積
、管理および検索を容易にするために、この図形等ごと
に反応番号を付してもよいし、あるいはまた、この図形
等ごとに反応基を一緒に登録してもよい。
コンピュータに登録された図形、結合表または文字列等
がこれらの付加情報を含蓄している場合には、図形、結
合表または文字列等をデータベースとして化学物質の構
造検索システム、化学反応の検索システム、または有機
合成設計システムなどに広く利用することが可能である
。また、多段階に渡る反応を統合して複数本の反応路で
表わすこともできる。すなわち、個々の反応のみならず
、有機合成におけるような複雑な反応経路全体を簡易に
表示したり、あるいはそのうちの一部の反応のみを抽出
して表示することが可能である。
がこれらの付加情報を含蓄している場合には、図形、結
合表または文字列等をデータベースとして化学物質の構
造検索システム、化学反応の検索システム、または有機
合成設計システムなどに広く利用することが可能である
。また、多段階に渡る反応を統合して複数本の反応路で
表わすこともできる。すなわち、個々の反応のみならず
、有機合成におけるような複雑な反応経路全体を簡易に
表示したり、あるいはそのうちの一部の反応のみを抽出
して表示することが可能である。
さらに、本発明の方法により得られた反応諸情報と、既
に登録されている化学反応情報あるいはまた反応に関与
する化学物質情報などとを組み合わせることにより、物
質の特定の性質に注目した分子設計、有機化合物の合成
経路の決定、未知化合物の構造自動決定など化学におけ
るコンピュータ利用分野において広範囲に渡って有効に
利用することが可能である。
に登録されている化学反応情報あるいはまた反応に関与
する化学物質情報などとを組み合わせることにより、物
質の特定の性質に注目した分子設計、有機化合物の合成
経路の決定、未知化合物の構造自動決定など化学におけ
るコンピュータ利用分野において広範囲に渡って有効に
利用することが可能である。
なお、反応の虚遷移構造および/または結合表から、反
応に関与する化学物質(出発物質および生成物質)につ
いての情報を得るための処理方法の、詳細は、本出願人
による昭和60年8月22日出願の特願昭60−
号明装置に記載されている。
応に関与する化学物質(出発物質および生成物質)につ
いての情報を得るための処理方法の、詳細は、本出願人
による昭和60年8月22日出願の特願昭60−
号明装置に記載されている。
以下に、本発明の化学反応情報の処理方法を別の実施例
を用いて更に説明する。
を用いて更に説明する。
[実施例1]アセトンにn−ブチルリチウムを付加する
反応 この化学反応は、 CH。
反応 この化学反応は、 CH。
CH3−C+CH3CH2CH2CH2LiCH。
→CH3CCH2CH2CH2CH3
0H(反応式3)
で表わされる0反応の虚遷移構造は以下のように表わす
ことができる。
ことができる。
H(8) (10) (I TS
3)上記ITS3に反応路の抽出操作を施すことにより
、反応路を二次元の図形として得た。
3)上記ITS3に反応路の抽出操作を施すことにより
、反応路を二次元の図形として得た。
(8)H
反応路3はまた、
文字列: (9) +(8) −(2) +(3)
−(10)で表わすことができる。
−(10)で表わすことができる。
ITS3に対応する結合表を第4表に示す。
以下余白
この結合表について反応緒の抽出操作を行なうことによ
り、反応緒を結合表として得た。得られた結合表を第5
表に示す。
り、反応緒を結合表として得た。得られた結合表を第5
表に示す。
第5表
結合相手
ノード番号 原子(団) ノード頁a、b)9
H−− 809(0+ 1) 2 C8(2−1) 3 CH22(0+1) 10 Li 3(1−1)[実施例
2]フリ一デルOクラフツ反応によるアシル化反応 この化学反応は、 H3 で表わされる0反応の虚遷移構造は以下のように表わす
ことができる。
H−− 809(0+ 1) 2 C8(2−1) 3 CH22(0+1) 10 Li 3(1−1)[実施例
2]フリ一デルOクラフツ反応によるアシル化反応 この化学反応は、 H3 で表わされる0反応の虚遷移構造は以下のように表わす
ことができる。
CHコ(12)(10)
(14)CH3L;)Iコ (lコノ
上記ITS4に反応緒の抽出操作を施すことにより、反
応緒を二次元の図形として得た。
応緒を二次元の図形として得た。
(12) H(8)
C・・・C(反応84)
十
(2) 0文(11)
反応緒4はまた、
文字列: (12)−(2) +(8) −(11)
で表わすことができる。
で表わすことができる。
ITS4に対応する結合表を第6表に示す。
以下余白
この結合表について反応緒の抽出操作を行なうことによ
り、反応緒を結合表として得た。得られた結合表を第7
表に示す。
り、反応緒を結合表として得た。得られた結合表を第7
表に示す。
第7表
ノード番号 原子(団) ノード(a、b)12
H−− 2C12(1−1) 8 C2(0+ 1) 11 CfL8(1−1) [実施例3]ベックマン転位 この化学反応は、 H (反応式5) で表わされる0反応の虚遷移構造は以下のように表わす
ことができる。
H−− 2C12(1−1) 8 C2(0+ 1) 11 CfL8(1−1) [実施例3]ベックマン転位 この化学反応は、 H (反応式5) で表わされる0反応の虚遷移構造は以下のように表わす
ことができる。
上記ITS5に反応緒の抽出操作を施すことにより、反
応緒を二次元の図形として得た。
応緒を二次元の図形として得た。
反応緒5はまた、
文字列: (10)−(7) +CG) −(1)
+(9)(8) +(7) −(1) +(9)で表わ
すことができる。従って、この反応は二本緒反応である
ことが判明した。
+(9)(8) +(7) −(1) +(9)で表わ
すことができる。従って、この反応は二本緒反応である
ことが判明した。
ITS5に対応する結合表を第8表に示す。
この結合表について反応緒の抽出操作を行なうことによ
り、反応緒を結合表として得た。得られた結合表を第9
表および第1O表に示す。
り、反応緒を結合表として得た。得られた結合表を第9
表および第1O表に示す。
第9表
ノード番号 原子(団) ノード(a、b)10
0H−− 7N 10(1−1) 6 C7(0+ 1) I C6(1−1) 9 0 1(0+2)第10表 結合相手 メート番号 原子(団) ノード(a、b)8
H−− 7N 8 (0+1)I C
7(2−1) 9 0 1(0+2)以下余白 C実施例4]シクロヘプタノンのメチル化反応この化学
反応はA−Cの一連の反応: [A] [B] [C] (反応式6)%式% (1)A段階の反応の虚遷移構造は以下のように表わす
ことができる。
0H−− 7N 10(1−1) 6 C7(0+ 1) I C6(1−1) 9 0 1(0+2)第10表 結合相手 メート番号 原子(団) ノード(a、b)8
H−− 7N 8 (0+1)I C
7(2−1) 9 0 1(0+2)以下余白 C実施例4]シクロヘプタノンのメチル化反応この化学
反応はA−Cの一連の反応: [A] [B] [C] (反応式6)%式% (1)A段階の反応の虚遷移構造は以下のように表わす
ことができる。
(8)0 (ITS6)1+
上記ITS6に反応緒の抽出操作を施すことにより、反
応緒を二次元の図形として得た。
応緒を二次元の図形として得た。
(10) C1
士
(9) 5i
(8)’0 (反応緒6)1+
反応緒6はまた、文字列:
(10)−(9) +(8) −(1) +(2) −
(14)で表わすことができる。
(14)で表わすことができる。
ITS6に対応する結合表を第11表に示す。
この結合表について反応緒の抽出操作を行なうことによ
り、反応緒を結合表として得た。得られた結合表を第1
2表に示す。
り、反応緒を結合表として得た。得られた結合表を第1
2表に示す。
第12表
結合相手
ノード番号 原子(団) ノード(a 、 b)10
C1−− 9St 10(1−1) 8 0 9 (0+ 1)I
C8(2−1) 2 CI (1+ 1) (2)B段階の反応の虚遷移構造は以下のように表わす
ことができる。
C1−− 9St 10(1−1) 8 0 9 (0+ 1)I
C8(2−1) 2 CI (1+ 1) (2)B段階の反応の虚遷移構造は以下のように表わす
ことができる。
上記ITS7に反応緒の抽出操作を施すことにより、反
応緒を二次元の図形として得た。
応緒を二次元の図形として得た。
反応g7はまた、
文字列: (18)+ (1B)−(15)+(1)
−(2)+ (+5)−(17)+ (18) で表わすことができる。
−(2)+ (+5)−(17)+ (18) で表わすことができる。
jTS7に対応する結合表を第13表に示す。
この結合表について反応緒の抽出操作を行なうことによ
り、反応緒を結合表として得た。得られた結合表を第1
4表に示す。
り、反応緒を結合表として得た。得られた結合表を第1
4表に示す。
第14表
結合相手
メート番号 原子(団) ノード(a、b)18
Zn −− 16I 18(0+1) 15 CH216(1−1) I C15(0+1) 2 C1(2−1) 15 CH22(0+1) 17 I 15(1−1)18
Zn 17(0+I)(3)C段階の反
応の虚遷移構造は以下のように表わすことができる。
Zn −− 16I 18(0+1) 15 CH216(1−1) I C15(0+1) 2 C1(2−1) 15 CH22(0+1) 17 I 15(1−1)18
Zn 17(0+I)(3)C段階の反
応の虚遷移構造は以下のように表わすことができる。
h記ITS8に反応緒の抽出操作を施すことにより、反
応緒を二次元の図形として得た。
応緒を二次元の図形として得た。
(20) OH・・・5i(9)
反応緒8はまた、文字列:
(20)+(9) −(8) +(+) −(15)+
(ls)で表わすことができる。
(ls)で表わすことができる。
ITS8に対応する結合表を第15表に示す。
この結合表について反応路の抽出操作を行なうことによ
り、反応路を結合表として得た。得られた結合表を第1
6表に示す。
り、反応路を結合表として得た。得られた結合表を第1
6表に示す。
第16表
結合相手
ノード番号 原子(団) ノード(a 、 b)・
20 0H−− 9Si 20(0+1) I C8(1+ 1) 15 CH21(1−1) 19 H15(0+1) (4)AおよびB段階の反応、すなわち[A] [B] (反応式6′)からなる反
応をまとめた虚遷移構造は以下のように表わすことがで
きる。
20 0H−− 9Si 20(0+1) I C8(1+ 1) 15 CH21(1−1) 19 H15(0+1) (4)AおよびB段階の反応、すなわち[A] [B] (反応式6′)からなる反
応をまとめた虚遷移構造は以下のように表わすことがで
きる。
上記ITS9に反応路の抽出操作を施すことにより1反
応路を二次元の図形として得た。
応路を二次元の図形として得た。
(io) c又
+
(9) Si
反応路9はまた、文字列:
(10)−(9) +(8) −(1) +(+5)−
(16)+(1B)(14) −(2) + (15)
−(17)+ (18,)で表わすことができる。
(16)+(1B)(14) −(2) + (15)
−(17)+ (18,)で表わすことができる。
ITS9に対応する結合表を第17表に示す。
以下余白
この結合表について反応緒の抽出操作を行なうことによ
り、反応緒を結合表として得た。得られた結合表を第1
8表および第19表に示す。
り、反応緒を結合表として得た。得られた結合表を第1
8表および第19表に示す。
第18表
ノード番号 原子(団) ノード(a 、 b)1
0 G 文 −−
9Si 10(1−1) 8 0 9 (0+ 1)l
C8(2−1) 15 CH21(0+1) 16 I 15(1−1)18
Zn 16(0+1)第19表 結合相手 ノード番号 原子(団) メート(a、b)14
H−− 2CI(1+0) 15 CH22(0+1) 17 I 15(1−1)18
Zn 17(0+1)(5)A、Bおよ
びC段階の反応、すなわち[A] [B] [C] (反応式6°゛)からなる
反応をまとめた虚遷移構造は以下のように表わすことが
できる。
0 G 文 −−
9Si 10(1−1) 8 0 9 (0+ 1)l
C8(2−1) 15 CH21(0+1) 16 I 15(1−1)18
Zn 16(0+1)第19表 結合相手 ノード番号 原子(団) メート(a、b)14
H−− 2CI(1+0) 15 CH22(0+1) 17 I 15(1−1)18
Zn 17(0+1)(5)A、Bおよ
びC段階の反応、すなわち[A] [B] [C] (反応式6°゛)からなる
反応をまとめた虚遷移構造は以下のように表わすことが
できる。
上記ITSIOに反応緒の抽出操作を施すことにより、
反応緒を二次元の図形として得た。
反応緒を二次元の図形として得た。
(10)0文
+
(20)OH・・・5i(9)
反応緒10はまた、
文字列: (Is)+ (15)−(1B)+ (1
8)(14)−(2) + (15)−(17)+ (
18)(10)−(9) +(20) で表わすことができる。
8)(14)−(2) + (15)−(17)+ (
18)(10)−(9) +(20) で表わすことができる。
ITSIOに対応する結合表を第20表に示す。
1)I、下余白
この結合表について反応緒の抽出操作を行なうことによ
り、反応緒を結合表として得た。得られた結合表を第2
1表〜第23表に示す。
り、反応緒を結合表として得た。得られた結合表を第2
1表〜第23表に示す。
第21表
結合相手
ノード番号 原子(団) ノード(a 、 b)19
H−− 15CH219(0+1) 16 I 15(1−1)18
Zn 16(0+1)以下余白 第22表 メート番号 原子(団) ノード(a、b)14
H−− 2CI(1+0) 15 CH22(0+1) 17 I 15(1−1)18
Zn 17(0+1)第23表 結合相手 ノード番号 原子(団) ノード(a、b)10
0文 −− 9Si 10(1−1) 20 0H9(0+1)
H−− 15CH219(0+1) 16 I 15(1−1)18
Zn 16(0+1)以下余白 第22表 メート番号 原子(団) ノード(a、b)14
H−− 2CI(1+0) 15 CH22(0+1) 17 I 15(1−1)18
Zn 17(0+1)第23表 結合相手 ノード番号 原子(団) ノード(a、b)10
0文 −− 9Si 10(1−1) 20 0H9(0+1)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、少なくとも一つの出発物質から少なくとも一つの生
成物質を生ずる化学反応に関する情報を処理する方法で
あって、該化学反応に関する情報が、トポロジカルに重
ね合わされた該出発物質の構造と生成物質の構造との間
で(1)出発物質および生成物質に共通して存在するノ
ード間の結合、(2)出発物質のみに存在するノード間
の結合および(3)生成物質のみに存在するノード間の
結合をそれぞれ区別して表わしてなる虚遷移構造として
与えられ、そしてこの虚遷移構造から、(2)出発物質
のみに存在するノード間の結合および(3)生成物質の
みに存在するノード間の結合が交互に連結されてなる反
応緒を抽出することからなる化学反応情報の処理方法。 2、上記反応緒が二次元もしくは三次元の図形として得
られることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の化
学反応情報の処理方法。 3、上記反応緒が文字、記号またはこれらの組合せとし
て得られることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の化学反応情報の処理方法。 4、上記反応緒を記録保存することを特徴とする特許請
求の範囲第1項乃至第3項のいずれかの項記載の化学反
応情報の処理方法。 5、上記反応緒を記録材料もしくは表示装置の画面上に
表示記録することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
至第3項のいずれかの項記載の化学反応情報の処理方法
。 6、少なくとも一つの出発物質から少なくとも一つの生
成物質を生ずる化学反応に関する情報を処理する方法で
あって、該化学反応に関する情報が、トポロジカルに重
ね合わされた該出発物質の構造と生成物質の構造との間
で(1)出発物質および生成物質に共通して存在するノ
ード間の結合、(2)出発物質のみに存在するノード間
の結合および(3)生成物質のみに存在するノード間の
結合にそれぞれ区別して表わされた各ノード間の結合、
および該ノードに関する情報を含む結合表として与えら
れ、そしてこの結合表から、(2)出発物質のみに存在
するノード間の結合および(3)生成物質のみに存在す
るノード間の結合が交互に連結されてなる反応緒に関す
る情報を抽出することからなる化学反応情報の処理方法
。 7、上記結合表において、ノード間の結合が一対の数字
(a、b)[ただし、aは出発物質における結合多重度
を表わす整数であり、bは化学反応における結合多重度
の変化を表わす整数である]によって区別して表わされ
、そして結合表からb≠0である全てのノード間の結合
を検出したのち、これらのノード間の結合を、該ノード
番号が連結し、かつbが交互に正負の値をとるように配
列させることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の
化学反応情報の処理方法。 8、上記反応緒に関する情報が結合表として得られるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第6項もしくは第7項記
載の化学反応情報の処理方法。 9、上記反応緒に関する情報が文字、記号またはこれら
の組合せとして得られることを特徴とする特許請求の範
囲第6項もしくは第7項記載の化学反応情報の処理方法
。 10、上記結合表が各ノードの二次元もしくは三次元の
座標を含み、そして反応緒に関する情報が二次元もしく
は三次元の図形として得られることを特徴とする特許請
求の範囲第6項もしくは第7項記載の化学反応情報の処
理方法。 11、上記反応緒に関する情報を記録保存することを特
徴とする特許請求の範囲第6項および第8項乃至第10
項のいずれかの項記載の化学反応情報の処理方法。 12、上記反応緒に関する情報を記録材料もしくは表示
装置の画面上に表示記録することを特徴とする特許請求
の範囲第6項および第8項乃至第10項のいずれかの項
記載の化学反応情報の処理方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60197463A JPS6257017A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | 化学反応情報の処理方法 |
US07/237,613 US5056035A (en) | 1985-09-05 | 1988-08-25 | Method for processing information on chemical reactions |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60197463A JPS6257017A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | 化学反応情報の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6257017A true JPS6257017A (ja) | 1987-03-12 |
Family
ID=16374916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60197463A Pending JPS6257017A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | 化学反応情報の処理方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5056035A (ja) |
JP (1) | JPS6257017A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997044744A1 (fr) * | 1996-05-20 | 1997-11-27 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Generateur de donnees normalisees, methode de generation de donnees normalisees et support d'enregistrement pour la production de donnees normalisees |
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---|---|---|---|---|
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US5577239A (en) * | 1994-08-10 | 1996-11-19 | Moore; Jeffrey | Chemical structure storage, searching and retrieval system |
US5472990A (en) * | 1994-11-10 | 1995-12-05 | Dennis Chemical Co., Inc. | Method and apparatus for nucleation of polyurethane foam which results in self-adhering microcellular foam |
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WO2005077864A1 (fr) * | 2004-01-30 | 2005-08-25 | Novalyst Discovery | Procede pour constituer une base de donnees permettant de selectionner au moins un catalyseur adapte a une reaction |
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DE102005025644A1 (de) * | 2004-06-03 | 2006-01-26 | MDL Information Systems, Inc., San Leandro | Verfahren und Vorrichtung zum visuellen Applikationenentwurf |
WO2006081428A2 (en) * | 2005-01-27 | 2006-08-03 | Symyx Technologies, Inc. | Parser for generating structure data |
WO2007022110A2 (en) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Symyx Technologies, Inc. | Event-based library process design |
US9256701B2 (en) | 2013-01-07 | 2016-02-09 | Halliburton Energy Services, Inc. | Modeling wellbore fluids |
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SU832567A1 (ru) * | 1977-06-20 | 1981-05-23 | Новосибирский Институт Органическойхимии Co Ah Cccp | Устройство дл ввода графическойи ТЕКСТОВОй иНфОРМАции |
JPS58175077A (ja) * | 1982-04-07 | 1983-10-14 | Nippon Kagaku Gijutsu Joho Center | 化合物の立体化学情報記憶方法及び装置 |
US4642762A (en) * | 1984-05-25 | 1987-02-10 | American Chemical Society | Storage and retrieval of generic chemical structure representations |
DE3689965T2 (de) * | 1985-08-12 | 1994-11-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | Verfahren zum Verarbeiten von Informationen bezüglich chemischer Reaktionen. |
-
1985
- 1985-09-05 JP JP60197463A patent/JPS6257017A/ja active Pending
-
1988
- 1988-08-25 US US07/237,613 patent/US5056035A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997044744A1 (fr) * | 1996-05-20 | 1997-11-27 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Generateur de donnees normalisees, methode de generation de donnees normalisees et support d'enregistrement pour la production de donnees normalisees |
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Publication number | Publication date |
---|---|
US5056035A (en) | 1991-10-08 |
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