JPS6251581A - リコイル式コ−ド引出装置 - Google Patents

リコイル式コ−ド引出装置

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JPS6251581A
JPS6251581A JP18801785A JP18801785A JPS6251581A JP S6251581 A JPS6251581 A JP S6251581A JP 18801785 A JP18801785 A JP 18801785A JP 18801785 A JP18801785 A JP 18801785A JP S6251581 A JPS6251581 A JP S6251581A
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JP
Japan
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bobbin
cord
lock
lever
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP18801785A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Morihara
森原 延幸
Hayao Takeuchi
竹内 速雄
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP18801785A priority Critical patent/JPS6251581A/ja
Publication of JPS6251581A publication Critical patent/JPS6251581A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、リコイル式コード引出装置に関する。
〔背景技術〕
たとえば、リコイル式コードリールは、コード出入口を
備えたリール本体ケーシング内に、巻取ボビンを回転自
在に備えるとともに、巻取ボビンとリール本体ケーシン
グ間にリコイルばねを備えている。コードの他端には、
コンセントが電気的に接続されて設けられていて、外部
から他のプラグを差し込めるようになっている。このよ
うなリコイル式コードリールは、コードを引っ張ると巻
取ボビンが回転して任意長さにコードを引き出すことが
できてその引き出し後には巻取ボビンが自動的にロック
されて引出状態を保つようになっているとともに、巻取
ボビンへのアンロック操作によって自動的にコードが巻
き取られるようになっている。そのためボビンロック機
構が設けられている。
〔発明の目的〕
この発明は、組立性をよくし、かつアンロック操作部を
最適位置に設定することができるようにしたリコイル式
コード引出装置を提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
前記目的を達成するため、この発明にかかるリコイル式
コード引出装置は、内部にボビン収容空間が形成されて
いるとともにボビン収容空間と外部とを連通ずるコード
出入口を備えたリール本体ケーシングと、前記リール本
体ケーシングのボビン収容空間内に回転自在に設けられ
た巻取ボビンと、前記コード出入口を通して巻取ボビン
の外周に巻き付けられるコードと、前記巻取ボビンとリ
ール本体ケーシングとの間に設けられていて巻取ボビン
を巻戻し方向に弾発的に付勢するリコイルぽねと、外部
から一方向に操作される一方ロックばねによって他方向
に戻されるようにリール本体ケーシングに支持されたア
ンロック操作片を備えていてロックばねによる前記他方
向への付勢によって巻取ボビンのコード巻取方向への回
転をロックし外部からの前記一方向への操作によって巻
取ボビンに対するロックを解除するボビンロック機構と
を有するリコイル式コード引出装置において、前記ボビ
ンロック機構が、巻取ボビンに係脱する係合爪部を備え
て往復的に揺動するロックレバ−と、ロックレバ−を常
に巻取ボビンに係合する方向に付勢するロックばねと、
直線的に往復移動してロックレバ−をロック解除方向に
揺動させるアンロック操作片とからなることを特徴とす
る。
以下に、この発明を、その実施例をあられした図面に基
づいて詳しく説明する。
第1図はリコイル式コードリールについての一例を分解
斜視図であられしていて、このコードリールは、ボディ
A、前面カバーB、側面カバーC1巻取ボビンD1コン
セントカバーE1コンセントボディF、刃受ばねG、リ
コイルばね11、およびコードIを主要な部品として備
えている。前記ボディA、前面カバーB、および側面カ
バー〇は組み立てられてリール本体ケーシングを構成す
る。前記主要な部品は、リコイルばねHをのぞいて、プ
ラスチック成形品からなる。
ボディAは、第2図(alにみるように、平面視すると
ほぼ台形に近いボディ要部と、その−側に一体に突出す
るボディ側グリップ部lを備えている。前記ボディ要部
は、第1図にみるように、受皿形とされていて、その受
皿形の部分は、ボディ側面壁2の外周にボディ底面壁3
、ボディ立面壁4、およびボデイト面壁5からなる3つ
の連続した周壁が立設されて形成されている。前記受皿
形の部分の内部には、ボビン収容空間の要部となる一側
開口状のボディ凹部6が形成されている。このボディ凹
部6の中央付近には、ボディ側面壁2からボビン回転支
軸7が突出している。ボディ上面壁5とボディ底面壁3
間に相当する個所には、大きくコ字形に切り欠かれたカ
バー装着口8が形成されている。前記ボディ側グリップ
部1は、コの字形横断面のものを平面視U字形の枠部と
したものであって、前記ボディ要部の開口側に位置する
。なお、ボディAは、第2図(a)および同図(b)に
みるように、ボディ側面壁2の中央に通孔9を備えてい
て、その外周に相当する壁部には、コードIの温度上昇
を抑える多数の通気口10が形成されている。これら通
気口10の残る壁部には、内周リプ11と外周りブ12
がそれぞれリング状をなして同心状に突出されていて、
内周リプ11とボビン回転支軸7間には、放射状のばね
脱落防止リブ13が設けられている。前記ボビン回転支
軸7は、段付状の筒で形成されていて、その外周には、
周方向に2個所に縦向きのスリット14が形成されてい
る。このスリット14は、基部側が平行であり、先側が
V形となっている。ボビン上面壁5、ボビン立面壁4、
およびボビン底面壁3の各内周面には、壁面に沿ってコ
ード抜出防止筒15と位置決めプレート16がそれぞれ
一体に形成されている。コード抜出防止筒15は、巻取
ボビンDに巻き取られるコードIがボビンD側方外部に
はみ出して回転に支障を与えるのを防止するためのもの
である。位置決めプレート16は、第2図telにみる
ように、ボディAの立ち上がる周壁に突出する係合突起
19よりも突出するように周壁の内周に縦向きに沿って
設けられていて、その上端部は、第3図(罰にみるよう
に、側面カバーCの位置決めを確実化するために設けら
れている。ボビン側面壁2には、第2図(a)にみるよ
うに、その外周3個所にビス挿通筒部エフが一体に突出
している。その断面は、第3図fc)にみるように形成
されている。ボビン底面壁3の外周には、第2図(C)
にみるように、コードリールを立てて置いておく場合の
突起18が形成されている。前記ボビン側グリップ部1
のU字状に曲がった部分には、その内部にカバー位置決
めプレート16が突出している。このプレート16は、
前記プレート16と同様第2図(flにみるようにグリ
ップ部1の周壁よりも突出する。ボディAの周縁部上端
は、第3図(glおよび第2図(flにみるように、そ
の内周縁に係合突起19を備えて段付状に形成されてい
る。ボディAの一側に開口されたカバー装着口8の内周
縁は、第2図(a)および同図(blにみるように、U
字形の溝20を備えている。
前面カバーBは、前記カバー装着口8に嵌まり込んで装
着されている。この前面カバーBは、第1図(alにみ
るように、全体がL字形の枠体とされていて、その下部
−側に凹状のプラグ収納部25と、その奥端のコード出
入口26を備えている。
プラグ収納部25は、第3図+8)にみるように、コー
ドIのプラグ86を引き出しやすく、しかも納まりやす
いように外向きに拡大した凹部とされている。コード出
入口26は、第4図(a)にみるように、四角形でその
各辺が円弧状に凹む曲線で形成されている。また、前面
カバーBの上部は縦向きスリット27を通気用に備えて
いて、そのスリット27を有する壁面の内側には、横連
結リプ28が一体に形成されている。第4図(C)にも
みるように、前面カバーBの外周には、嵌入突起30が
突出していて、この突起30は、ボディAの溝20内に
嵌まり込むようになっている。また、前面カバーBの裏
面には、その幅間中央に縦リブ29が突出していて、こ
のリプ29は、第3図(alにみるように、前記ビス挿
通筒部17に適合して、前面カバーBをボディAに安定
して支持するものとされている。
側面カバーCは、第1図にみるように、中央にカバー回
転孔35が形成されているとともに、−側にカバー側グ
リップ部36を備えた偏平なカバ一体として形成されて
いる。この側面カバーCは、第5図(a)にみるように
、カバー側面壁37に、それぞれ2本からなる内周リプ
38と外周りブ39を同心状に備えるとともに、多数の
通気口40を有している。前記内周リブ38の内側のリ
ブは、第3図(blにみるように、外部からの雨水など
の浸入を阻止しつつコンセントカバーEの遊転を許すよ
うになっている。カバー側面壁37には、第3図(C1
にみるように、ボディAのμ゛ス挿通筒部17に同軸状
に対応するビスねじ込み筒41を設けである。カバー上
面壁42、カバー立面壁43、およびカバー底面壁44
の各内周には、コード抜出防止筒45と位置決めプレー
ト46が一体に備えられている。カバー側グリップ部3
6にも位置決めプレート46が突出している。位置決め
プレート46は、第5図te1. (f)にみるように
上方に向けて突出する。この側面カバーCの上端部には
、第3図(C)にみるように、ボディAの係合突起19
に嵌まり合う段付状の係合突起47がその外周縁に形成
されている。その他、カバー装着口8、その0字形溝2
0などについては、ボディA側と同様の構成となってい
る。
ボディAの内周縁部は、第3図(d)にみるように、内
周に1対を1組とする突片51を備えているとともに、
その上端外周側にのこ歯状の係止突起52を備える一方
、側面カバー〇の対応する個所には、第5図(g)にみ
るように、前記係止突起52に係合する係止溝53が形
成されている。これら両者52.53は、側面カバーC
側が弾性変形することによって互いに係合し、ボディA
と側面カバーCがねし止めされる前に仮止めされるよう
になっていて、これら両者52.53を採用することに
よりケーシングのコンパクト化が図れる。
巻取ボビンDは、第3図(alにみるように、ボディ凹
部(ボビン収容空間)6内に入れられていて、第3図(
b)にみるように、ボビン回転支軸7に回転自在に支持
されている。この巻取ボビンDは、前記ボビン回転支軸
7の段付状の先端外周に嵌まり込む嵌合筒55をその中
心に備えていて、外周には、コード■が巻き付けられる
巻胴部56と、コード■の側方への脱落を阻止して巻取
ボビンDの円滑な回転を確保するために1対の側面骨フ
ランジ57.57が一体に形成されている。
前記巻取ボビンDの内周壁58には、第1図のように、
コード挿通口57が形成されているとともに、この挿通
口57の近傍で内周壁58よりも内径側には、第6図(
a)にみるように、コードロック片60が突出して設け
られていて、このコードロック片60と内周壁58間に
は、コード挿通口57を通して取り入れたコード■の接
続リード線63側の一端が挟み込まれることによって、
コードIにたとえ張力が作用してもコンセントボディF
内の端子接続部まで張力がかからないようになっている
。前記コードロック片60の内周側面と内周壁58には
、ねじ孔を備えたコンセントカバーねじ込み受部65が
設けられていて、この受部65を介してコンセントカバ
ーEが取付ねじ66.66によって巻取ボビンDに固定
されるようになっている。巻取ボビンDの他側には、第
6図(blにみるように、内側環状突起67と外側環状
突起68とが一体に形成されていて、内側環状突起67
の内周には、第3図(b)にみるように、リコイルばね
Hを収容するばね収容凹部72が形成されている。内側
環状突起67の内周方向1個所には、ばね係入口69が
形成されていて、このばね係入口69は、内側および外
側環状突起67.68間に形成されたばね係入溝70と
ともに、L字形の溝を形成する。外側環状突起68の外
周には、くさび形のロックカム71が周方向3個所に突
出して配備されている。
コンセントカバーEは、プラグ差込ロア4を備えるとと
もに、前記取付ねし66が挿通されるねじ通孔75をコ
ンセントカバーねじ込み受部65に対応して備えている
。このカバーEは、前述のように巻取ボビンDの一側面
に取り付けられて、側面カバーCのカバー回転孔35内
で回転自在とされている。このコンセントカバーEは、
図示しない他のプラグが差し込まれるようにその一側面
がリール外部に向けて臨んでいる。
コンセントボディFは、第1図のように、取付ねじ66
によってコンセントカバーEの裏面に取り付けられ、そ
の長手方向中間に、1対のコード接続ロア7が切欠状に
形成されている。
刃受ばねGは、刃受け80と接続端子部81をそれぞれ
備えたm電プレートからなっていて、各刃受ばねGは、
コンセントボディFのコード接続口27に接続端子部8
1が嵌め込まれて、この端子部81は、端子取付ねじ8
2と締付座金83とによってコードIの接続リード線6
3とともに(帝め付けられるようになっている。
リコイルばねHは、第1図のように、板ばねからなって
いて、第3図(b)にみるように、巻取ボビンDの一側
に設けられたボビン回転支軸7と内側環状突起67間に
配置されている。J形のばね内端係止部87は、スリッ
ト14に係止されるとともに、同じくJ形とされたばね
外端係止部68は、第6図(blにみるばね係入口69
とばね係入溝70に係止される。
コードIは、一端に接続リード線63を備えていて、他
端には、プラグ(差込接続器の一方)86が設けられて
いる。
こうしたコードリールの組立はつぎのようである。コン
セントボディFに刃受ばねGを嵌め込んで、裏面から挿
通された端子取付ねじ82と締付座金83とによって刃
受ばねGを仮固定して、このコンセントボディFを取付
ねじ66によってコンセントカバーEに取り付けておく
。コードIは、その一端の接続リード線63側を先端と
してプラグ収納部25からコード出入口26に通す。こ
のコード■はさらに、コード挿通口59に通して、内周
壁58とコード口ツタ60間にその先端部を固定してお
き、その接続リード線63を、前記締付座金83と取付
ねじ66によって刃受ばねGに結線する。巻取ボビンD
の裏面にリコイルばねHをセントして、その外端係止部
88を巻取ボビンDのばね係入口69とばね係入溝70
とに引っ掛ける一方、リコイルばねHの内端係止部87
をボビン回転支軸7のスリット14に係止させる。
そのまま巻取ボビンDをボディA内に収容して、ボビン
回転支軸7に回転自在に支持させる。こうして、巻取ボ
ビンDまたはボビンAを回転させることによって、リコ
イルばねHを予巻きする。側面カバーCは、ボディA側
の係止突起52と側面カバーC側の係止溝53とがプラ
スチック材料のもつ弾性を利用して互いに係合すること
によってボディAに取り付けられるようになっていて、
その係合状態のままでボディAの裏面からビス挿通筒部
17を通してビスねじ込み筒41に複数本の取付ねじ6
6をねじ込むことによってボディAに側面カバー〇が固
定される。その固定とともに、前面カバーBは、その外
周の嵌入突起30をボディAの?#20に嵌め合わせて
ボディAのカバー装着口8に固定される。これらボディ
Aと側面カバーCおよび前面カバーBからなるリール本
体ケーシングの組立後の状態は、第7図(alないし同
図(f)にあられしである。
この発明の要部であるボビンロック機構りは、第1図に
みるように、ロックレバ−90、アンロック瓜作片91
、およびロックばね92の3つの部品からなっている。
ロックレバ−90は、第3図(a)にみるように、中央
の円筒形のレバー筒93と、その外周−側に突出した第
1レバー部94、および他の第2レバー部95とを一体
にhjHえた2本レバータイプとされている。第1レバ
ー部94は、その−側をそのまま利用して押圧受カム9
6を備えている一方、第2レバー部95は、先端に係合
爪部97を備えてなる。第1レバー部94と第2レバー
部95とは、第3図(e)にみるように、互いに平行で
あり、第2レバー部95がボディAのボディ側面壁2の
側に、第1レバー部94が側面カバーCの側にそれぞれ
接近するように配置されている。前記ボディ側面壁2に
は、第2図(a)にみるように、巻取ボビンDの外周近
傍に対応する位置にボディ側レバー回転支軸98が突出
して備えられている一方、側面カバーC側にも、第5図
(a)にみるように、ボディ側レバー回転支軸98に対
応するように他のカバー側レバー回転支軸99が突出し
て設けられている。ロックレバ−90のレバー筒93は
、第3図(e)にみるように1.ボディ側回転支軸98
に嵌め込まれて支持されるとともに、そのあとに被せら
れる側面カバーCによってカバー側レバー回転支軸99
に嵌め込まれて揺動自在とされている。
アンロック操作片91は、第1図、第3図(alおよび
(flにみるように、下部が開放型とされていてその上
部に突隆状の操作部100が一体に形成されており、そ
の下部外周にはスライダ101が突出して備えられてい
る。アンロック操作片91の先端には、L字形の押圧カ
ム102が突出している。このアンロック操作片91は
、各グリ・ノブ部1.36から互いに対向するように突
出するスライドガイド103,103上のv#104内
で前記スライダ101が案内されて直線的に往復される
ようになっている。操作部100は、各グリップ部I、
36間に形成された操作片受口108から上方に突出し
ている。
ロックばね92は、仮ばねでなっていて、その基部がボ
ディ立面壁4に突出するばね取付リプ115に取り付け
られ、先端は第2レノ々一部95の一側に当てつけられ
て、常にロックレバ−90を巻取ボビンDの方向に押し
つけるようになっている。
前記ボビンロック機構りは、第3図(a)にみるように
、実線がロック状態とされ、2点鎖線がアンロック状態
となるようにされている。四ツク状態では、ロックばね
92によってロックレバ−90が時計回りの方向に付勢
されて、押圧受カム96と押圧カム102とを介してア
ンロック操作片91を図面の右側位置に後退させている
。このロック時には、係合爪部97がロックカム71に
係合することにより、巻取ボビンDは矢印P方向に回転
してコード■を引き出すことはできるが、反対の矢印R
方向には巻取ボビンDの回転を許さないため、コード■
が巻き取られないようになっている。一方、アンロック
操作片91がロックばね92に抗して第3図(alの左
方向に押し出されると、押圧カム102が押圧受カム9
6に摺動しながら押しつけてロックレバ−90を反時計
回りの方向に回転することによってロックが外れる。こ
れによって、リコイルばねHにより巻取ボビンDが矢印
R方向に回転して、コードIが自動的に巻き戻される。
このように、直線的に往復移動するアンロック操作片9
1と、揺動するロックレバ−90とを組み合わせたこと
により、部品は非常に簡単なものとなり、アンロック操
作片91とロックレバ−90を別個に取り付けつつ、互
いに当てつけるだけで組立ができて、組立が簡単になる
。また、ロックレバ−90を設けて、第1、第2の2つ
のレバー部94.95を備えた2本レバータイプとする
ことにより、操作部100の設定位置をより自由に選ぶ
ことができる点で有利である。
なお、前記ロックばね92は、第8図fa)にみるよう
に、板ばね型として第2レバー部95に当てつけたもの
、同図(blにみるように、第1レバー部94に当てつ
けたもの、同図(C)にみるように、圧縮型のコイルば
ねとして第2レバー部95に当てつけたもの、同図fd
)にみるように、第1レバー部94に当てつけたものと
することができる。
また、同図(dlにみるように、引張コイルばねとして
第1レバー部94に一端を引っ掛けるようにすることも
できる。前記実施例は、コード巻取専用のコードリール
について説明したが、たとえば、電気機器に付属して設
けられるコード引出装置としてもこの発明を適用するこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明にかかるリコイル式コー
ド引出装置は、内部にボビン収容空間が形成されている
とともにボビン収容空間と外部とを連通ずるコード出入
口を備えたリール本体ケーシングと、前記リール本体ケ
ーシングのボビン収容空間内に回転自在に設けられた巻
取ボビンと、前記コード出入口を通して巻取ボビンの外
周に巻き付けられるコードと、前記巻取ボビンとリール
本体ケーシングとの間に設けられていて巻取ボビンを巻
戻し方向に弾発的に付勢するリコイルばねと、外部から
一方向に操作される一方ロックばねによって他方向に戻
されるようにリール本体ケーシングに支持されたアンロ
ック操作片を備えていてロックばねによる前記他方向へ
の付勢によって巻取ボビンのコード巻取方向への回転を
ロックし外部からの前記一方向への操作によって巻取ボ
ビンに対するロックを解除するボビンロック機構とを有
するリコイル式コード引出装置において、前記ボビンロ
ック機構が、巻取ボビンに係脱する係合爪部を備えて往
復的に揺動する口、7クレバーと、ロックレバ−を常に
巻取ボビンに係合する方向に付勢するロックばねと、直
線的に往復移動してロックレバ−をロック解除方向に揺
動させるアンロック操作片とからなるので、アンロック
操作部を最適位置に自由に設定することができるととも
に、組立性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるリコイル式コードリ
ールを分解してあられした斜視図、第2図はボディをあ
られしていて、同図(alはボディをその内側からみた
正面図、同図(blは同図(alの2b−2b線断面図
、同図(C)は同図(a)の矢印2cの方向からみた底
面図、同図(d)は同図(a)の矢印2dの方向からみ
た側面図、同図(Glは同図fa)の2e−2e線拡大
断面図、同図(「)は同図(alの2 f−2f線拡大
断面図をそれぞれあられしている。第3図はコードリー
ルの組立状態を内部構造としてあられしていて、同図(
alは側面カバーを取り外した状態で内部構造をあられ
した正面図、同図(b)は同図(a)の3b−3b線断
面図、同図(C)は同図fatの3c−3c線断面図、
同図fd)は同図(alの3d−3d線拡大断面図、同
図(dlは同図(alの3d部の斜視図、同図telは
同図falの3e−3evA断面図、同図(flは同図
(alの3 f−3f線断面図、同図(g)は同図(f
l)の3g−3g線拡大断面図をあられしている。第4
図は前面カバーをあられしていて、同図(alはその正
面図、同図(b)はその背面図、同図(C)は同図(a
lの4cm4c線断面図をあられしている。第5図は側
面カバーをあられしていて、同図(a)はその正面図、
同図(blは同図(alの5 b−5b線断面図、同図
(C1は同図(a)を矢印2cからみた底面図、同図(
dlは同図(a)の5d線矢視図、同図(e)は同図(
alの5e−5eの断面図、同図(f)は同図(a)の
5 f−5f線断面図同図(g)は同図ta+の58部
斜視図をそれぞれあられしている。第6図は巻取ボビン
をあられしていて、同図(alがその一側からみた正面
図、同図(blが他側からみた正面図、同図(C1は同
図(a)の60m6C線断面図、同図fd)は同図(b
)のH−6d′fIfA断面図をあられしている。第7
図はコードリールの組立後の状態をあられしていて、同
図(alはその正面図、同図(blは同図(、])を矢
印7bの方向がらみた平面図、同図(C)は同図(a)
を7cの方向からみた底面図、同図(dlは同図(al
の7d−7d線断面図、同図(Q)は同図(alを7e
の方向からみた側口、同図(flは同図(alの7 f
−7r線断面図、第8図はロックばねの設置例をあられ
した斜視図であり、同図(a)は第2レバー部に仮ばね
を、同図(blは第1レバー部に仮ばねを、同図(C)
は第2レバー部にコイルばねを、同図+d+は第1レバ
ー部にコイルばねを、同図(e)は第1レバー部に引張
型コイルばねをそれぞれ備えである。 A、B、C・・・リール本体ケーシング D・・・巻取
ボビン H・・・リコイルばね I・・・コード L・
・・ボビンロック機構 26・・・コード出入口 86
・・・プラグ 90・・・ロックレバ−91・・・アン
口・ンク操作片 92・・・ロックばね 代理人 弁理士  松 本 武 彦 第2図 (d ) 第2 図 第3図 (f) 第4図 (a)(b) (c) 第5図 (d)         (e) (h) (c) カ (d) 手続補正書(加◇ 暇ロ60年12月26日

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部にボビン収容空間が形成されているとともに
    ボビン収容空間と外部とを連通するコード出入口を備え
    たリール本体ケーシングと、前記リール本体ケーシング
    のボビン収容空間内に回転自在に設けられた巻取ボビン
    と、前記コード出入口を通して巻取ボビンの外周に巻き
    付けられるコードと、前記巻取ボビンとリール本体ケー
    シングとの間に設けられていて巻取ボビンを巻戻し方向
    に弾発的に付勢するリコイルばねと、外部から一方向に
    操作される一方ロックばねによって他方向に戻されるよ
    うにリール本体ケーシングに支持されたアンロック操作
    片を備えていてロックばねによる前記他方向への付勢に
    よって巻取ボビンのコード巻取方向への回転をロックし
    外部からの前記一方向への操作によって巻取ボビンに対
    するロックを解除するボビンロック機構とを有するリコ
    イル式コード引出装置において、前記ボビンロック機構
    が、巻取ボビンに係脱する係合爪部を備えて往復的に揺
    動するロックレバーと、ロックレバーを常に巻取ボビン
    に係合する方向に付勢するロックばねと、直線的に往復
    移動してロックレバーをロック解除方向に揺動させるア
    ンロック操作片とからなることを特徴とするリコイル式
    コード引出装置。
  2. (2)ロックレバーが、アンロック操作片に係合する第
    1レバー部と、巻取ボビンに係脱する第2レバー部の2
    つのレバー部を備えている特許請求の範囲第1項記載の
    リコイル式コード引出装置。
  3. (3)ロックばねが、ロックレバーに対して設けられて
    いる特許請求の範囲第1項または第2項記載のリコイル
    式コード引出装置。
  4. (4)ロックばねが、第1レバー部に対して設けられて
    いる特許請求の範囲第2項または第3項記載のリコイル
    式コード引出装置。
  5. (5)ロックばねが、第2レバー部に対して設けられて
    いる特許請求の範囲第2項または第3項記載のリコイル
    式コード引出装置。
  6. (6)ロックばねが板ばねとされている特許請求の範囲
    第1項から第5項までのいずれかに記載のリコイル式コ
    ード引出装置。
  7. (7)ロックばねがコイルばねとされている特許請求の
    範囲第1項から第5項までのいずれかに記載のリコイル
    式コード引出装置。
  8. (8)コイルばねが圧縮型とされている特許請求の範囲
    第7項記載のリコイル式コード引出装置。
  9. (9)コイルばねが引張型とされている特許請求の範囲
    第7項記載のリコイル式コード引出装置。
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JPS63183173U (ja) * 1987-05-18 1988-11-25

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