JPS62502875A - 気管気孔閉止装置 - Google Patents

気管気孔閉止装置

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JPS62502875A JP61503296A JP50329686A JPS62502875A JP S62502875 A JPS62502875 A JP S62502875A JP 61503296 A JP61503296 A JP 61503296A JP 50329686 A JP50329686 A JP 50329686A JP S62502875 A JPS62502875 A JP S62502875A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 L−jL 壮 本発明は、請求の範囲第1項の前段部分に記載されている気管気孔閉止装置に関 する。このような閉止装置は、ドイツ実用新案第8329888号とこれに対応 したドイツ公開出願(DE−O5)第3438777号に開示されている。
気管気孔、即ち呼吸導管または気管に通じる頚部領域に作られた人工的な開口を 有する患者は、呼吸導管と食道との間の連絡路として挿入された会話用または音 声用補綴により、従来公知の要領で、喉頭に関係した手術が完全に終ったあとも 話しをすることができる。しかし、会話を行なうためには気管気孔を閉じなけれ ばならない、このため、通常患者は指を使用しており、指を開口に当てがって、 空気がこの位置から流出することを防止している。会話を節単に行なうことがで きるようにするため、ダイヤフラム弁、さらに詳しく言えば、接着性を有するフ ィルムまたは箔を使用したダイヤフラム弁を開口の上に取り付けることはすでに 知られている。しかし、この従来の弁装置の欠点は、寿命と密封効果の点に問題 があることである。さらに、このような弁は、正しく機能している途中でよごれ 、または汚染をうけやすい。
上記の明細書に開示されている気管気孔閉止装置は、上述の問題をいろいろな試 験をへて解決したものである。この閉止@置は、容易かつ確実に適所に取り付け ることができるとともに、患者が具合よく操作できるよう構成されている。しか し、この閉止装置についても改善することが望まれている。
従って、本発明は、構成高さが低いにも拘らず、空気の早い流速を確保すること ができるとともに、取付けと取扱いについてさらに改善するように、従来公知の 気管気孔閉止装置を開発するという目的に基づくものである。上記の目的を達成 した装置が請求の範囲の第1項に記載されている。弁フラツプの通過断面積は大 きく、応答に対する感応度は良好で、再現性に秀れている。
そのほかいろいろ多くの実施態様も可能である。弁フラツプが閉まったあと、所 定の動的な圧力を越えるとフラップがシートを通過することができるように弁フ ラツプ及び/又はフラップのシートはフレキシブルな材料または可撓性材料から 構成されている。また特殊な輪郭に設計されているので1例えば、せきこんだと きのように急に思をはく場合に必要な安全性を確保しなければならない、弁フラ ツプがシートを通過したとき、閉止装置を取りはずすことなく、手を使って再び 正常な位置に押し戻すことができる。
安全上の特徴も従来公知の要領で具体化することができる。弁本体は管状部分ま たは通路部分上に取り付けられていて、必要な場合、引っばって外すことができ 、あるいはせきこむことにより取り外すことができる。
弁フラップは、下部領域である弁本体の領域内で弁装置の動作位置に取り付けら れていて、補足的な重錘により開放位置に保持できる。弁フラツプは、だ、をし て一定の流速を越えたとき、即ち息を急激に排出することにより患者が会話を行 なうことができる機能する。閉止個所が、例えば前かがみとなったときの位置に 左右されることを避けるため、弁フラツプは磁石を備えていて、この磁石は弁本 体の壁体上または壁体内に設けられた別の磁石と協働して、弁フラツプを開いた 位置に保持する。ここで言う磁石なる用語は、協働する対をなす構成要素のうち の少なくとも一方が永久磁石であることを意味している。他方の構成要素は、例 えば小さい鉄製のプレートのように磁性の弱い材料から構成しても良い、一定の 排流速度に到達するまで弁フラツプを開放状態に保持する別の可能なやり方は、 ばねの力により開放位置へフラップを付勢するよう構成することである0例えば 、フィルムヒンジの形でフラップ自身の取付手段によりばねの力を作用させても よく、あるいは別個のばねによりばね力を作用させてもよい。
各患者の生活上の習性と会話の習慣に適合させるため、弁フラツプを開放位置に 保持する力を容易に調節できることは有利である。このため、本発明の一実施態 様によれば、管状通路部分の円周方向に弁フラツプの取付位置を移動させること ができるよう構成されている。補足的な重錘を使用する場合、重力による有効分 力を変えることができ、磁石を使用する場合、取付位置が移動すると、互に向か い合わせに配置された磁石の有効表面が変化するので、磁気的な力を変化させる ことができる。しかし、応答に対する感応度を調節することができるようにする ため、例えば、ストップスクリュにより弁フラツプの開放位置における磁石の間 隔を調節することができるようにすることも可能である。
上述のように1円周方向に移動できるようにするため、弁本体を通路部分に取り 付け、通路部分に関して回転できるよう構成してもよい、応答に対する感応度の レベルを調節するために通路部分に関して弁本体を回転させるとき、通路部分な らびに気孔と気管に付加される力を低いレベルに保持するため、弁本体との接触 表面め領域で通舅部分が円周方向に延在したビート部分、またはフラップ部分を 備えているよう構成しても良い、この場合、弁本体の内縁は、接触表面上を摺動 する代わりに、狭いビード部分またはフランジ部分上を摺動する。バルブ本体が 容易に脱落しないようにするため、円周方向に延在したビード部分またはフラッ プ部分が接触表面の領域に通路部分を備えていて、弁本体が該通路部分に押圧さ れたとき、弁本体上にある別のビード部分あるいはフランジ部分が通路部分上に あるビード部分あるいはフランジ部分の後方でばちんと嵌まるようにしてもよい 。
密封作用に悪影響を及ぼさない限り、円周方向に延在したビード部分あるいはフ ランジ部分のうち一方に中断部分を設けるようにしてもよい。
本発明の別の実施態様においては、弁本体は通路部分と一体に作られている。こ の配置構成でも、弁本体が別個の構成要素である場合、弁フラツプは、弁本体の 壁体に形成されたスロットを通って密封的に取り付けられていて、好適には保合 深さを限定する当接手段を備えた半径方向の延在部にフィルムヒンジを介して接 続された薄いプレートまたはディスクを呈していることが有利である0通路部分 と弁本体が一部品として構成されている装置を閉止するに際し、空気の速度を調 節することができるようにするため、弁本体の延長部分の角度位置を移動させら れるように弁本体の円周方向のスロットの幅が設定されている。
場合によっては、気管気孔の下部領域にくぼみあるいは内向きに延在した領域が 生じ、このため封止が困難となることが明らかにされている。このため1本発明 の別の実施態様によれば、前記領域で気管気孔と接続する移動可能なフランジリ ングがその周囲の一部分にわたってへこみ部分あるいは切欠部分を備えるよう構 成されている。これに加え、あるいはこの代わりに、気管気孔のくぼみの領域で フランジリングが前記領域にぴったりと当接する柔らかい材料から成るように、 フランジリングはいろいろな硬度の材料から作ることができる。さらに、フラン ジリングの形状を解剖学的状態に個々に適合させることも可能である。さらに、 フランジリングは、穴を備えているとともに、取外し可能な弁本体まで延在した テープを取り付けることを可能にする。半径方向に突出した部分を備えている。
このようにして、弁本体が紛失することを防止することができる。上述の構成の 代わりに、通路部分上に設けられた半径方向に突出した棒部分にテープにより弁 本体を固定するようにしてもよい、この場合、フランジリングは対称形の輪郭を 呈しているので、患者がフランジリングを容易に取り扱うことができる。
この明細書の始めの部分に説明されている従来公知の気管気孔閉止装置では、末 端の封止部材はフランジから構成されている。
本発明の別の実施態様によれば、末端の封止部材は通路部分の内端に取り付けら れていて、通路部分に関し開放されたチューブ部分であるよう構成されている。
この場合、別様の従来公知の要領では湾曲した輪郭で気管を気孔に導びくことは できないが、喉頭を取り除いたあと、カバーを気管に取り付けるとともに、気管 の側部に気孔を形成することが前提条件である。この構成によれば、寸法と容積 の大きい気孔に閉止装置にあった相応に大きい横断面積を与えることができる。
管状部分の両端は1通路部分の反対の位置にある側の管状部分の長さが短くなる よう傾斜が付けられていることが好ましい、音声用補綴を気管気孔閉止装置に取 り付けるため、管状部分は通路部分と反対にある壁体に開口を備えていることが 有利である。
かくして、前記の開口と気管の壁体を通って食道の中に音声用補綴を導びき入れ ることができる。別のやり方として、通路部分と反対の位置関係にある側で管状 部分を完全に開放し、これにより管状構造に代わって流路状構造を提供すること が可能である。
本発明に係る気管気孔装置は、エラストマ系プラスチック材料、[iにはシリコ ンゴムから作られていることが好ましい0本発明の構成によれば、管状部分は、 刺激を与えることを避けるため、両端の領域を軟かくした材料から作られている 。半径方向の延長部とフィルムヒンジを有する封止ディスクは1弾性を有するプ ラスチック材料、とくに、ポリアセテート樹脂(ROM)から作るようにしても よい。
以下、添付図面を参照しながら実施例について本発明の詳細な説明する。ここで 、 第1図は1本発明の一実施例に係る弁閉止装置を取り付けた気管気孔を有する患 者の頚部と頭部の領域を概念的に図解した断面図である。
第2図は、本発明に係る組立てずみの閉止装置の正面図である。
第3図は、第2図に示されている閉止装置を部分的に切断した側面図である。
第4図は、フランジリングと弁本体を取りはずした状態で第2図及び第3図に示 されている閉止装着を切断した断面図である。
第5図は、第2図から第4図までに示されている閉止装置のために弁フラツプを 取り付けた弁本体を切断した側面図である。
第6図は、第2図から第5図までに示されている閉止装置に使用される弁フラツ プの拡大視図である。
第7図は、第2図から第5図までに示されている閉止装置に使用されるフランジ リングの親図である。
第8図は、第2図から第5図までに示されている閉止装置に使用されるフランジ リングのを示す。
第9図は、本発明に係る閉止装置の別の実施例の側面図である。
第10図は、弁本体の領域にある第9図に示されている閉止装置の一部分を示す 拡大図である。
第11図は、第9図及び第10図に示されている閉止装置に使用されるバルブフ ラップの拡大正面図である。
第12図は、曲げ加工された状態にある第11図に示されているバルブフラップ の拡大側面図である。
第13図は、第9図及び第10図に示されている閉止装置の斜視図である。
第14図は、変更された末端の封止部材を取り付けた第2図より第5図までに示 されている閉止装置の斜視図である。
第1図は、本発明に係る気管気孔閉止装置が取り付けられている状態を概念的に 示したものである。喉頭の手術が完全に終ったあと、呼吸導管(気管)lは、ス テンシルまたはテンプレートを使用して切開された正面開口と気孔2をへて外気 と連通している。筋肉組織から作られたカバー3は気孔の切開端を閉塞している 。会話用または音声用の補綴5と呼ばれているものは、気孔lと食道4との間に 手術によって作られた通路をへて食道4内に導びかれている。補綴5が設けられ ているので、喉頭がなくても会話をすることが可能であり、そしてこのような補 綴はすでに公知のものである。会話用補綴5をへて空気を吐くことにより患者が 会話をできるようにするためには、気孔2を閉じなければならない。指を使用す るか或いは弁閉止装置によるかどちらかの方法で気孔2の閉止が行なわれる0本 発明に係る弁閉止装置6の実施例を以下に詳細に説明する。
第2図から第7図までに示されている実施例においては、弁閉止装置は、フラン ジリング8を取り付けた管状部分または通路部分7とコツプ状の弁本体9とを備 えている。傾斜した端面11を有する管状部分10が通路部分7の後部(基部) 端に接続されている。第1図に示されているように、管状部分lOは気管1の中 に配置されていて、通路部分7が気孔2をへて外部に導びかれている。閉止装置 全体は医療の目的として許可された品質の柔らかい弾性材料、例えば、シリコン ゴムから作られているので、管状部分10は気孔2を通って気管lの中にあとか ら挿入することができる。しかし、手術の間、手術に利用可能な場所を確保する 手段として閉止装置を導びき入れることも回旋である。移動可能なフランジリン グ8は患者の皮膚に封止状態に押し当てられる。これと関連して、フランジリン グ8の下部領域にへこみあるいは切欠き12(第8図参照)を設け、気孔2の下 部領域における解剖学的状態により具合よく適合させるようにしてもよい。
通路部分7上に嵌め込まれている回転可能な弁本体9は、半径方向の突起15に 設けられた穴14(第7図及び第8図参照)に通されたテープまたはストリップ 13を介してフランジリング8に接続されているので、弁本体9を通路部分8か ら取り外した後でも弁本体9が紛失するおそれはない、上述のやり方ではなく、 フランジリング8が自由な状態に保持されていて、容易に取り換えることができ るようにするため1通路部分7上に設けられた(取付けの状態は図示されていな い)半径方向の延長部分24にテープまたはストリップ13を接続するようにし てもよい、もし、フランジリング8が両側とも対称的に円形にした場合(第9図 参照)、必要に応じ通路部分7上に両方向にフランジリング8を取り付けること ができる。弁本体9は、通路部分7の前部に円周方向に延在したビード部分また はフランジ部分31を設けることにより通路部分7上で容易に回転させることが できる。従って、弁本体9はビード部分31上を摺動することができる。弁本体 9を適所に嵌め込んだあと、その内側に形成された対応したビード部分またはフ ランジ部分32がビード部分31を越えてばちんと嵌まるので、偶発的に弁本体 9が脱落することを防止できる。
弁本体9は正面下部領域にスロワ)16を備えており、ディスクの形を呈してい るバルブフラップ18(第6図も参照のこと)の半径方向の延長部分17が前記 スロワ)16を通過している。
半径方向の延長部分17は腹板19の形をした出接手段または停止手段を備えて おり、前記腹板19は、弁本体9の下部壁に当接するまでスロット16を通って 引っ張るようにされている。しかるのち、バルブフラップ18は弁本体9内の適 当な位置に位置決めされる。バルブフラップ18の“ヒンジ”は、延長部分17 からディスク状の弁フラツプ18にいたる移行領域にある材料の厚さの薄い部分 20の形を呈している、フィルムヒンジと呼ばれるものである。
バルブフラップ18は上部領域に小さくて平坦な磁石21を担持しており、該磁 石21は、例えば皮層が薄いポケット(図示せず)に配置されていて、プラスチ ック材料でおおわれている。別の磁石(第4図参照)が通路部分7の内壁に埋め 込まれている。
弁本体9が第2図で実線で示されている角度位置にあり、患者が息をして弁フラ ツプ18が下に向って押し動かされると、2つの磁石21と22との間に磁気的 な吸引力が生じる。これと関連して、2つの磁石のうちの一方だけが永久磁石で あることが必要である。他方の部材は腐食に対する保護が適当にほどこされた単 純な鉄製の部材より成るものでよい、フラップ18が移動し、磁石21が磁石2 2から敲れて立ち上り、フラップ18がシート23に封止的に接面し、従って逆 止弁またはチェックバルブの機能を果すのは、患者が息をはいた比較的大きい流 速のときだけであるように、磁石21と22との間の磁気吸引力が設定されてい る。患者の意志によりあえぎの形で息をはくだけで上記の閉止動作を行なわせる こともできる。フラップ18が閉じたあと、患者は音声補綴5を使用した話をす ることができる。
磁石21と22の間に生じる磁気保持力を調節するため、第2図に示されている ように、好適にはハンドルまたは把持部分24を使用することにより、それぞれ の側で、例えば500の角度範囲にわたって、両方の方向に弁本体9を回動させ るようにしてもよい、この場合、弁フラツプ18が開いた状態で表面全体にわた って2つの磁石21と22がもはや互に接面することはないので、保持力を減少 させることができる。弁フラツプが閉じたときの排出流速もこれに応じて減少す る。
例えば、せきこんだときのように患者がいきおいよく息をはいたときに弁が開く ようにするためにつねに必要なことであるが、弁フラツプ18は柔らかい弾性材 料から作られていて、特定の動的な圧力が生じたとき、弁フラツプ18がシート 23を乗り越え、前方に弁本体9から外へ移動するよう寸法法めされている。
しかし、上述の構成の代わりに、患者がせきこんだとき、弁本体9が自動的に押 し外されるよう弁本体9を構成してもよい、磁石21と22との間の磁気的な保 持力の代わりに、例えば磁石21に形状が類似した補足的な重錘を1つだけバル ブフラップ18に取り付けるようにしてもよい、この場合、静置の状態、即ち弁 を通って空気が流動しない場合、フラップ18は通路部分7の底に当たっていて 、患者が息をはくと、比較的大きい空気排流速度でフラップ18が閉じるように 、重錘とヒンジの構造が設定されている。この配置構成によれば、弁本体9を回 転させることにより弁フラツプ18が閉じているときの空気流の速度を調節する ことが可能である。
管状部分10は、通路部分7と反対の位置にある壁部に開口25を備えており、 音声用補綴5がここを通って閉止装置6の中に導びき入れられている(第1図参 照)、開口25を設ける代わりに、第14図の斜視図に示されているように、管 状部分10を完全に開放状態にしてもよい。
第9図に示されている実施例は、弁本体29が通路部分7と一部品として(一体 重に)作られているかあるいは成形されている点で上述の実施例と異なる。その 他の点では、フラップ18と磁石21と22を備えた弁は、第2図より第4図ま でに示されている実施例と同じものである。フランジリング8と管状部分10に ついても同じことが言える。
第2図より第5図までに示されている実施例の場合と同様、半径方向の延長部1 7を有する弁フラツプ18は、スロット30を通って延設された延長部17によ り弁本体29の中に固定されている。この配置構成においては、第6図に示され ている構成と異なり、半径方向の延長部は、当接手段または停止手段として作用 する2つの腹板19を備えている。半径方向の延長部分17を有する弁フラツプ 18が弁本体29に取り付けられたあと、一方の腹板19は弁本体29の外側に 位置しており、また他方の腹板19は弁本体29内に位置決めされている。第1 0図の拡大図が示すように、半径方向の延長部分17がスロット30内で円周方 向に移動できるようにするため、スロット30の幅は円周方向に大きく設定され ている。これにより、第2図より第5閏までに示されている実施例で弁本体9の 回転動作により得られると同じ適用効果を挙げることが可能である。第10図に 示されている矢視図と異なり、延長部分17が設けられていない位置ではスロッ ト30のエツジが互に封止的に当接するようにスロット30を構成してもよい。
第12図は、第11図に示されている弁フラツプ18の側面図である。第12図 は、フラップ18の静止状態、即ち延長部17を有するフラップ18が作られた 状態を示している。これにより、第12図に示されている静止位置に弁プレート またはディスク18を付勢するばね力をヒンジ20を介して補足的に発生するこ とが可能である。
第13図は、第9図に示されている実施例の斜視図である。開口25を設けた管 状部分10の代わりに、第14図に示されているように、流路状の形状に開放状 態に切り開かれた管状部分10を使用するよう構成してもよい、鎖線により表示 されている端部領域33では、柔らかくされた材料から管状部分lOを作るのが 有利であり、これにより患者を刺激したりあるいは患者に傷をおわせることを避 けることができる。
第2図より第5図までに示されている実施例は閉止装置の構造上の高さ、特に閉 止装置が気孔から突出している寸法が従来の装置と比べ大幅に小さくなるよう構 成されており、また、第9図に示されている実施例は弁本体29を一体構造にす ることにより最初の実施例の特長をさらに改善したものである。美観上の理由か ら、このように構成高さを低くするよう考慮することは、患者にとってとくに重 要なことである。
閏瞭U査報告 ′″″awl #0w、° PCT/EP86.’00274−・閏tI6II ・1^師UlJ−^N春 PCT/EP86100274ANNEX To T 三三 INT=R?4AT:05zAL SE声、=C五 F、=?CP、TC N

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.患者が話をできるようにするため、患者が息をはくときに患者の意思により 作動させることができる升と、気孔(2)の中に導入でき、気管(1)の中に導 入できる末端の封止部材(10)を備えた通路部分(7)と、挟持可能に又は保 持可能に通路部分(7)上に押しこむことができるか、或は通路部分(7)に固 定的に接続されたフランジリング(8)と、 外に向う方向に通路部分(7)を閉塞する弁本体(9,29)と、 所定の動的な圧力をこえたとき弁を非作動な状態にする手段とより成る気管気孔 閉止装置において、 逆止弁として機能するフラップ(18)が弁本体(9,29)の中に回動可能に 取り付けられ、前記フラップ(18)が息をする方向に開き、所定の流速をこえ たとき、息をはく方向に閉じるようにされていることを特徴とする気管気孔閉止 装置。 2.バルブフラップ(18)及び/又はシート(23)がフレキシブルな材料か ら構成されており、フラップ(18)が閉じた後、所定の動的な圧力をこえると 、フラップ(18)がシート(23)を通過することができる請求の範囲第1項 に記載の閉止装置。 3.弁フラップ(18)が下部領域である弁本体(9,29)の領域で動作位置 に取り付けられており、補足的な垂鍾(21)により開放位置に保持されている 請求の範囲第1項または請求の範囲第2項に記載の閉止装置。 4.弁フラップ(18)が磁石(21)を備えており、該磁石(21)が弁本体 (9,29)の壁体上または壁体内の別の磁石(22)と協働して、弁フラップ (18)を開放状態に保持する請求の範囲第1項、第2項又ほ第3項に記載の閉 止装置。 5.弁フラップ(18)がばねの力により開放状態に保持される請求の範囲第1 項から第4項までのうちの何れか1つに記載の閉止装置。 6.弁フラップ(18)を開放状態に保持する力が調節可能である請求の範囲第 1項から第5項までのうちの何れか1つに記載の閉止装置。 7.弁フラップ(18)の取付位置が通路部分(7)の円周方向に移動可能であ る請求の範囲第6項に記載の閉止装置。 8.弁本体(9)が通路部分(7)上に取り付けられており、通路部分に関して 回転可能である請求の範囲第1項から第7項までのうちの何れか1つに記載の閉 止装置。 9.通路部分(7)が弁本体(9)との接触表面の領域に円周方向に延在したビ ード部分(31)を備えている請求の範囲第8項に記載の閉止装置。 10.弁本体(9)が.通路部分(7)との接触表面の領域に円周方向に延在し たビード部分(32)を備えている請求の範囲第9項に記載の閉止装置。 11.弁本体(29)が通路部分(7)の一部分である請求の範囲第1項から第 7項までのうちの何れか1つに記載の閉止装置。 12.弁フラップが薄いディスク(18)の形に作られており、弁本体(9,2 9)の壁体に形成されたスロット(16,30)を通って封止可能に取り付けら れた半径方向の延長部分(17)にフイルムヒンジ(20)を介して接続されて いる請求の範囲第1項から第11項までのうちの何れか1つに記載の閉止装置。 13.半径方向の延長部分が当接手段(19)を少なくとも1つ備えており、該 当接手段(19)が挿入の深さを限定している請求の範囲第12項に記載の閉止 装置。 14.弁フラップ(18)の延長部分(17)の角度位置を調節できるようスロ ット(30)の弁本体(29)の円周方向の幅が設定されている請求の範囲第1 1項、第12項又は第13項に記載の閉止装置。 15.フランジリング(8)が円周の一部分に切欠部分(第8図の12)を備え ている請求の範囲第1項から第14項までのうちの何れか1つに記載の閉止装置 。 16.フランジリング(8)が半径方向に棒部分(15)を備えており、該棒部 分(15)に穴(14)が設けられていること、及び弁本体(9)に接続された 保持用の糸(13)が穴(14)に固定されていることを特徴とする請求の範囲 第1項から第15項までのうちの何れか1つに記載の閉止装置。 17.通路部分(17)が半径方向に突出した棒部分(24)を備えていること 、及び弁本体(9)が保持用の糸を介して棒部分(24)に接続されていること とを特徴とする請求の範囲第1項から第15項までのうちの何れか1つに記載の 閉止装置。 18.末端封止部材が管状部分(10)であり、該管状部分(10)が通路部分 (7)の内端上に取り付けられているとともに、通路部分(7)に関して開放さ れている請求の範囲第1項から第17項までのうちの何れか1つに記載の閉止装 置。 19.通路部分(7)と反対の位置にある側で管状部分(10)が短くなるよう その両端が傾斜している(11)請求の範囲第18項に記載の閉止装置。 20.管状部分(10)が通路部分と反対の位置にある壁体に開口(25)を備 えている請求の範囲第8項又は請求の範囲第19項に記載の閉止装置。 21.管状部分(10)が通路部分(7)と反対の位置にある側で完全に開いて いる請求の範囲第18項から第20項までのうちの何れか1つに記載の閉止装置 。 22.管状部分(10)が両端の領域を柔らかくした材料から作られている請求 の範囲第18項から第21項までのうちの何れか1つに記載の閉止装置。 23.閉止装置がシリコンゴムから作られている請求の範囲第1項から第22項 までのうちの何れか1つに記載の閉止装置。 24.半径方向の延長部分(7)とフイルムヒンジ(20)を有するバルブ弁デ ィスク(18)が、弾性を有するプラスチック材料、特にポリアセテート樹脂( POM)から作られている請求の範囲第1項から第23項までのうちの何れか1 つに記載の閉止装置。
JP61503296A 1985-05-21 1986-05-10 気管気孔閉止装置 Expired - Lifetime JPH0798062B2 (ja)

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