JPS62501715A - 硬ガンマ放射線を照射することにより水と混合可能な冷却潤滑乳剤を衛生化するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 硬ガンマ放射線を照射することにより水と混合可能な冷却潤滑乳剤を衛生化する ための装置本発明は水と混合される潤滑乳剤、殊に切削工作機械用の冷却潤滑乳 剤を鉛被により遮へいされた硬ガンマ線を発する放射によって照射するための装 置に関する。

同種の冷却潤滑乳剤は工業上の工程において大量に必要とされている。該乳剤は 循環回路中で工作機械に導かれ、続いて貯蔵タンク内へ逆流した後、再生され保 存される。

これらの冷却潤滑乳剤はバクテリアの好適な培養地となっている。バクテリアと 菌類の増加が多いばあい、乳剤の工業的品質を低下させ使用寿命を短縮すると同 時にそこで働く作業員に対して健康上の危険をつくりだすことになる。

また、その結果、冷却潤滑剤には乳剤の生物学的許容度を引き下げてそこで働く 作業員の病理現象、特に皮膚病を発生される虞れのある生態環境破壊物質が蓄積 されることが多い。

更に硬ガンマ放射線によって冷却潤滑剤を照射することによってバクテリア集団 を乳剤ｃｌＴＩあたり最高１０６個以下に維持する方法が知られている。（労働 医学、社会医学、予防医学４／１９８３．７９〜８２ページ）。これらによると 冷媒回路に属する前方管内へＣｏ６０放射体がねじ込まれ、鉛塊によって遮へい され床内に別々に位置する空間全体が放射線保護法に従って閉ｔｌ’ｌされてい る。この公知装置は実際の用途で良くその真価を発揮している。しかしながら、 このばあいいうまでもなく放射線から保護するための技術的理由から該装置を取 付は保守するばあいの、費用が著しく大きなものにならざるを得ない。

本発明の目的は該装置と形状を直線形に寸法法めすることによって取付費用をで きるだけ少なくし、しかも放射線保護装置のばあいに存在する要求をないがしろ にしないような装置を提供することである。以上の目的は本発明のばあい請求の 範囲第１項に記述の特徴部分によって達成することができる。実験によってめら れるいわゆる生体力学的な線量率の値から、それぞれの装置規模と容量にふされ しい線量率であってバクテリア集団を制限し無菌状態にするための要求を満たす 一方で簡単な手段で十分な遮へい効、果と簡単な保守が可能になる程線量率が僅 かであるような値を確定することができる。実験の結果、生体力学的な線量率の ための初期値としては放射体寿命を考慮しつつ一粒子あたり約１．３ラザフオ一 ド７日の値が最適であることがわかった。

貫流方向にも放射線速へいが行われるように配管材は放射体附近でＵ字形に構成 され放射体は該Ｕ形部分のほぼ中央に嵌装されることが望ましい。そのばあい、 該放射性元素、例えばＣ。

６０は気密に密封された特殊鋼製の放射体カプセルによって包囲され、該カプセ ル自体は外側方向に開放してしかも配管内部の潤滑乳剤に対して絶対的に密封さ れた配管の特殊鋼製室内に配置されることが望ましい。それ故、該放射元素は二 重に保護されることになる。（そのため、）腐食その他によって該室が非密封状 態になっても、該カプセルによって冷媒と放射元素間の接触は避けることが可能 になる。室内の湿度計によって害は適時に検知され放射体力プセ、ルを取外して その害を除去することが可能になる。鉛被附近の室の開口は放射体カプセルを組 込んだ後に鉛柱によって密封する。

異なる放射力を有する放射体を有する装置を動作させるには管中心点から全方向 へ少なくとも４０の強度を有する鉛被で放射線の放射能が小さければそれに応じ てその強度を小さくすることのできるものを設けることが望ましい。

放射線の放射能にとって放射体中心点と配管の内表面、しがも放射線中心を通る 配管断面積がとりわけ重要である。

放射線が偏光放射するばあい、これは配管辺縁部に配置してその最大距離が配管 径にほぼ相当するようにすることが望ましい、放射体が全方向に放射するばあい 、放射体が別の提案に従って配管のほぼ中心に配置されるばあいにはその最大距 離は配管の半径まで小さくすることができる。特別の状況のもとではそれぞれ線 量率の小さくなった若干の放射体を放射状に配管周囲に配置することが必要にな ることもある。添附図面には本発明の一実施例が略示しである。

第１図は本発明による装置の長手方向断面図を示したものである。このばあい１ ２５Ｉの径を有するＵ字形の管＋ａｌを問題にしであるがこの値は任意の大きさ に拡大もしくは縮小することができ、罐槽（「）内に鉛Ｔｅｌを鋳込みしかも管 中心から４ｏＯＩＩＩＩ１１の鉛厚となるように、しかも必要に応じてその厚さ を変えることができるようにしである。上部水平管の中心には最低２５ＩＩｎ＋ の開口０１が切断されるが、このばあいには２５ｍｍＸ　３０６１１１１の特殊 鋼ライナＴｂｌが管内部に水密に取付けられている。このライナ７゜中に放射体 （Ｃ１が配置される。

ライナ（ｂ）の上部には円錐形の凹所を鉛被内に配置してライナを、装着するこ とができるようにする。

該開口は密封釦枠（ｂｌによって密閉される。

下方管壁にはパルプ（ｈｌが取付けられ、該バルブ（ｈｌを介して、乳剤が排出 されることになる。鉛被を介して通路がライナまで穿孔され、該ライナを介して 湿度計（幻がぴったりと嵌装される。

第２図は本発明による装置の断面図を示したものであるが、同図における参照番 号は第１図のものと同じである。

第３図は代替的な構成を示したもので、放射体（１１，１が管中心でライナｆｂ ）延長部の例えば６２．５ｍｍだけ取付けられた様子を示したものである。

第４図は若干の放射体が管周囲に星形に取付けられる様子を示したものであるが 、参照番号は同じである。

本装置は中心部冷却潤滑剤装置の循環系中にはめこまれ、該管には乳剤が満たさ れ放射体が嵌装される。鉛柱（ｄｌ上部にクロージヤー＋ｋｌが取付けられるば あいにはこの時点から装置は半減期が経過するまで保守がなくとも任意の各位置 に据え付けることができる。

ａ・・・・・・Ｕ形管、　ｂ・・・・・・特殊鋼ケーシング、Ｃ・・・・・・放 射体、　ｄ・・・・・・鉛　栓、ｅ・・・・・・船遊へい体、　ｒ・・・・・・ 鑵　槽、ｇ・・・・・・湿度計、　ｈ・・・・・・排出弁、ｉ・・・・・・円Ｓ １を形鉛凹所、　ｊ・・・・・・管開口、ｋ・・・・・・錠。

国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　τＨＥ　Ｉｈｉ置ＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＦ、ＲＥＰ ＯＲＴ　ＯＮエト１τＥＦＬＮＡＴＩＯＮＡＬ　Ａ、？？ＬＩＣＡＴＩＯＮ　Ｎ ｏ、　ＰＣＴ／Ｅ９８６１０００２３　（ＳＡ　１２０Ｂ８）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．水と混合可能な潤滑乳剤、殊に切削用工作機械用の冷却潤滑乳剤を、硬ガン マ放射線を発し鉛被によって遮へいされた放射体であって冷却回路に属する配管 材中に組込まれた放射体によって照射することによって衛生的にするための装置 において、該装置の生体力学的線量率Ｂが１−１０ラザフォード（ｒｄ）／日・ 粒子の初期値（設計値）を有することができ、Ｂ＝Ｋ・Ａ・Ｄ／ｒ２により 但し、 Ｋ＝カンマ定数（単位：ｒｄ・ｍ２／Ｃｉ・ｈ）Ａ＝放射能（単位：キュリー） Ｄ＝放射期間（単位：分／日） ｒ＝放射体組込位置における管の半径（単位ｍ）必要な放射能Ａ（単位キュリー ）を求めることによって流れる乳剤粒子のそれぞれについてＢ値が求められるこ とを特徴とする前記装置。 ２．Ｂ値がＢｋ（生体力学的な線量率定数）として１．３ラザフォード／日／粒 子の初期値を有し、乳剤ｃｍ２あたり１０６細菌未済のバクテリア増加度を維持 し無菌状態を保証することを特徴とする請求の範囲第１項に記載の装置。 ３．Ｂｋ＝Ｋ・Ａ・Ｄ／ｒ２のＣｏ６０放射体を使用するばあい、但し、Ｂｋ＝ １．３（ラザフォード／日）、ＫＣｏ６０＝１．３２（ラザフォード・ｍ２／キ ュリー・時）ｒ＝ｄ／２（ｍ２）＝（ｄ／２×１０）２（ｄｍ２）１．循環設備 の実効容量（単位ｍ２） ２．ポンプの循環能力（ｍ２／時） ３．放射体組込み位置における配管の内径（ｄｍ）４．運転時間中の循環時間（ 時／日） ５．停止時間中の循環時間（時／日） の値が既知であるばあいに Ａ＝１．３・６０・ｄ２／１．３２・Ｄ・４００＝０．１４８・ｄ２／Ｄ（Ｃｉ Ｃｏ６０）によってそれぞれの中央循環設備について線最率Ａ（ＣｉＣｏ６０） を求めることができることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項に記載の装 置。 ４．配管材がＵ形の形をし、放射体が該Ｕ形ほぼ中心部に嵌め込まれることを特 徴とする請求の範囲第１項に記載の装置。 ５．配管材が放射体附近に外側へ開き潤滑乳剤に対して密封された特殊鋼製室を 備え、該室内には気密に閉鎖された特殊鋼製の放射体カプセルが配置され、その ばあい、該室の開口が鉛被附近で鉛栓によって閉鎖されることを特徴とする請求 の範囲第１項ないし第４項の何れか一項に記載の装置。 ６．該特殊鋼製室が湿度計を備えていることを特徴とする請求の範囲第５項に記 載の装置。 ７．鉛被が放射体から全方向へ４０ｃｍの理想強度を備えているが下部方向には 放射線放射能に応じて補正可能であることを特徴とする請求の範囲第１項に記載 の装置。 ８．ほぼ配管の中心部に配置され全方向に放射する放射体を備えることを特徴と する請求の範囲第１項ないし第７項の何れか一項に記載の装置。 ９．一方向に放射する放射体か配管辺縁に配置されそのさい、放射主方向が配管 中心部を貫通することを特徴とする請求の範囲第１項ないし第８項の何れか一項 に記載の装置。 １０．配管辺縁部に放射体が星形に取付けられ、そのばあい、個々の放射体の放 射主方向が配管中心部を貫通することを特徴とする請求の範囲第１項ないし第９ 項の何れか一項に記載の装置。