JPS62501175A - 光論理装置 - Google Patents

光論理装置

Info

Publication number
JPS62501175A
JPS62501175A JP86501148A JP50114886A JPS62501175A JP S62501175 A JPS62501175 A JP S62501175A JP 86501148 A JP86501148 A JP 86501148A JP 50114886 A JP50114886 A JP 50114886A JP S62501175 A JPS62501175 A JP S62501175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
output
light beam
light
logic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP86501148A
Other languages
English (en)
Inventor
ヒントン,ハーヴアード スコツト
Original Assignee
アメリカン テレフオン アンド テレグラフ カムパニ−
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アメリカン テレフオン アンド テレグラフ カムパニ− filed Critical アメリカン テレフオン アンド テレグラフ カムパニ−
Publication of JPS62501175A publication Critical patent/JPS62501175A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/32Holograms used as optical elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F3/00Optical logic elements; Optical bistable devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光論理装置 技術分野 本発明は光論理装置に関する。
発明の背景 多数の従来技術に従う論理回路が光論理機能および動作を実行するために光デバ イスを使用している。しかし、これら回路の多くは光領域と例えば電気領域の如 き他の領域の間で論理レベル信号を変換する操作を含んでいる。
この光変換過程は光信号の帯域を制限し、付加的な処理時間を要求し、更に一般 に付加的な回路を必要とする。
一般に、非線形光デバイスの出力信号は該デバイスに加えられる入力信号の非線 形利得関数であり、この場合入力まだは出力信号のいずれかは光領域の信号であ る。光学的に非線形な光デバイスの更に特定なケースにあっては、入力および出 力信号は共に光領域の信号である。その結果、光学的に非線形な光デバイスは光 信号を発生し、光論理NOR,OR%NAND等の光論理機能を実行することが 出来る。しかし、光変換過程を使用する光学的に非線形な光デバイスは尚前述の 問題点を有している。
並列処理技法を使用する場合、1つのアレイ中の各々の光論理素子の光出力を他 の7レイ中の各々の光論理素子の光入力に並列的に接続することがしばしば望ま れる。
その結果、例えば2つの7レイの間の光ファイバを使用する個々の物理的接続の 数は膨大なものとなる。即ち接続の総数は1つの7レイ中の素子の数と他のアレ イ中の素子の数の積に等しくなる。素子の物理的大きさに応じて素子の相互接続 のだめに必要な空間が2つのアレイの間の接続数を制限する大きな要因となって 来る。このことが光並列処理技法があまり受け入れられない理由の1つとなって いる。
光論理素子を相互接続する他の従来技術に従う方法は計算機によって生成された 伝送ホログラムを使用している。一般にホログラムは波頭を後刻再生するべく光 フリンジ・パターン中に符号化された対象物からの光の波頭を記憶する任意の物 質より成る。巧妙な視覚効果を生成するホログラムの良く知られた例は3次元対 象物からのコヒーレント光およびプレート上で干渉を生じる基準ビームに露光さ れた写真プレートである。写真プレートを現象シタ後、基準ビームを現象された 写真プレートに通すと対象物の3次元像が再生される。
システムの光論理素子を光学的に相互接続する計算機によって生成された伝送ホ ログラムを使用する光順序論理回路の1例がニー・ニー・ソーチャック等の「非 線形実時間光信号処理」と題する技術報告m1loo(南カルフォルニア大学イ メージ・プロセシング・インスティチュート、カルフォルニア州ロスアンゼルス 、1983年)に述べられている。この光論理システムは液晶光バルブの7レイ を光学的に相互接続する計算機によって生成されたフーリエ伝送ホログラムの7 レイを含んでいる。
光バルブは光学的に非線形な光デバイスであって、光信号を再生し、光論理NO R機能を実行する。しかし、液晶光バルブの1つの欠点は光入力制御信号がデバ イスの1方の表面で受信され、光出力信号が通常デバイスの他方の側のもう一方 の表面から放出されることである。従って、伝送ホログラムおよび精確に位置さ れたレンズならびに鏡より成る複雑な装置は光バルブ・アレイの後部表面からの 光出力信号を360°回転して光バルブ・アレイの前部表面に向かわせる必要が ある。入力制御信号として少くとも1つの他の光バルブの前部表面上に反射され るまでに光出力信号は光バルブの後部表面から長い距離を伝播しなければならな いため、この伝送ホログラム相互接続装置を使用した光システムの動作速度は大 きな制約を受ける。この相互接続装置の他の問題点は伝送ホログラムと光バルブ をミラーおよびレンズと整列させるのに必要な機械的精度である。わずかな振動 によってシステム全体の整列状態が狂ってしまうことがある。
液晶光バルブの他の欠点はスイッチング速度が比較的遅いことである。
フーリエ伝送ホログラムの他の問題点は光信号がホログラムを通過するときに光 信号に可成りの電力損失が生じることである。フーリエ伝送ホログラムを通過す る各々の光信号は2つの像を形成するが、その内の1方のみが光バルブを相互接 続するのに使用され、かつ入射信号の高々1/2の光電力を有している。更に、 伝送ホログラムはコヒーレント光によってのみ動作し、その結果幾つかの入力信 号の間の建設的干渉゛と破壊的干渉により光論理素子の入力において光の干渉が 生じる。
発明の要旨 前述の問題点は本発明に従い解決された。ここで本発明の光論理装置は第1の制 御光ビームに応動して第1の出力光ビームを放出する第1の光学的に非線形な光 デバイスと;第2の制御光ビームに応動して第2の出力光ビームを放出する第2 の光学的に非線形な光デバイスと:前記第1の出力光ビームに応動して前記第2 の制御光ビームを前記第2の光学的に非線形な光デバイスに発生する反射ホログ ラムを含んでいる。各々のデバイスは制御光ビームに応動して出力光ビームを放 出する。1つのデバイスからの相互接続出力光ビームに応動して、反射ホログラ ムは他のデバイスに対する相互接続制御光ビームを発生する。反射ホログラムは また1つのデバイスからの相互接続出力光ビームに応動して2つまたはそれ以上 の光学的に非線形な光デバイスに対する個々の相互接続制御光ビームを発生する ように作ることが出来る。
有利なことに光論理機能を実行するよう動作する各々の光学的に非線形々光デバ イスを複数個光学的に相互接続して光論理回路を形成したり、光論理動作を実行 させることが出来る。
本発明の1つの実施例においては、反射ホログラムは特定のデバイスから指定さ れたデバイスに予め定められた量の相互接続光出力ビームを反射させることによ り指定された光学的に非線形な光デバイスに対する相互接続制御光ビームを発生 する。
本発明の他の実施例にあっては、2次元アレイに配置された複数個の反射ホログ ラムはやはり2次元アレイに配置された複数個の光学的に非線形な光デバイスを 光学的に相互接続して2×2の光クロスバ・スイッチを形成している。非線形フ ァブリ・ペロー干渉計の如き各々の光学的に非線形な光デバイスは光論理NOR ゲートとして機能する。更に、光学的に非線形な干渉計は液晶光バルブよシずつ と速い速度でスイッチング出来る。本発明の1つの特徴に従い、各々の光学的に 非線形な光デバイスは2次元論理素子アレイのいずれかの表面上に入射する光ビ ームに応動して特定の反射ホログラムに対する相互接続出力光ビームを放出する 。
有利なことにミラーあるいはレンズを使用することなく、各々の反射ホログラム は相互接続出力光ビームを特定の論理素子から少くとも1つの他の論理素子に直 接反射してクロスバ−・スイッチを形成する。ミラーおよびレンズよ)成る複雑 な装置を必要としないので、光論理システムおよび光信号処理は実質的に簡単化 される。更に、光論理素子は比較的小さな空間内で光学的に相互接続される。交 差光ビームは互いに干渉しないので、この光論理装置は光学的並列処理技法を実 際に使用するのに適している。
本発明の他の特徴は反射ホログラムが任意の数の相互接続元ビームをフィードバ ックして順序光論理回路を形成するように作ることが出来る点にある。
本発明の他の利点は反射ホログラムがコヒーレント光または安価な低電力光源か らのインコヒーレント光で機能する点にある。これにより通常より高価なレーザ 光源からのコヒーレント光のみを使用する伝送ホログラム光論理システムと比べ て光論理システムの価格を大幅に減少させることである。
更に他の特徴に従い、本発明の装置は更に光論理素子アレイおよび他の光源と受 信器の間で制御光ビームの方向付けを行うレインボウ伝送ホログラムや平面ミラ ーの如き方向付は手段を含んでいることである。
本発明の更に他の特徴に従い、デバイス・アレイのいずれかの側で光信号を受信 する光学的に非線形な光デバイスを使用することによシ、組合せおよび順序光論 理回路は比較的小さな空間内で容易に光学的に相互接続されて、光ディジタル・ プロセッサの如きより大きく、より複雑な光論理回路を形成することが出来る。
本発明の更に他の特徴に従い、透明物質は反射ホログラムの形成期間中ならびに 光論理装置の使用期間中光陰図面の簡単な説明 本発明は付図を参照して以下の詳細な説明を読むことによりより良く理解されよ う。
第1図は光学論理操作を実行する複数個の反射ホログラムおよび光学的に非線形 な光学デバイスを有する装置:第2図は外部からの光信号をデバイス・アレイと の間で行き来させるレインボウ伝送ホログラムおよび平面ミラーを有する装置: 第3図は光学的論理NORゲートとして機能する自己電子・光学効果を有するデ バイス(SFPi:D)として知られる非線形な光学デバイス: 第4図はデバイスの双安定領域において光入力電力の関数として第3図の5EE Dの理論的出力電力を示す図;第5図は第3図の5EEDとして使用されるダイ オード構体の応答度S (V)の実験値: 第6図は第3図のsggnの全体としての理論的入出力電力特性を示す図; 第7図はS EEDの入出力電力特性の実験値と双安定切換え特性を示す図; 第8図は光学的に非線形な光デバイスの7レイを光学的に相互結合するために写 真乳剤中に光学的フリンジ・パターンを形成する装置; 第9図は第8図の光学的フリンジ・パターンを形成スるためにコヒーレント光ビ ームを発生し、方向付ける装置; 第10図はNORゲートのみより成る周知の2X2クロスバ・スイッチの論理回 路: 第11図は4×4の7レイに配置された第10図のクロスバ・スイッチのノード 線図; 第12図は第10図のクロスバ・スイッチに相応する2×2の元クロスバ・スイ ッチ; 第13図は選択された光信号を平面波として示す第2図の相互接続装置の後面図 : 第14図は論理NORゲートのみより成る周知のクロックで動作するJKフリッ プ・フロップの論理回路図:第15図は3×3の7レイに配置された第14図の クロックで動作するJKフリップ°フロップのノード線図:第16図は第14図 のクロックによって動作するJKフリップ・フロップを光学的に実現する光学的 に非線形な自己電子・光学効果を有するデバイスより成る光学的順序論理装置を 第17,18および19図はファブリ・ペロー干渉計の動作を示す図: 第20および21図は非線形ファブリ・ペロー干渉計の動作を示す図である。
詳細な説明 第1図には2次元アレイ120に配置された複数個の光学的に非線形な光デバイ ス121〜129を光学的に5相互接続する装置が示されている。当業者にあっ ては周知の如く、光学的に非線形な光デバイスの光出力信号は光学的に非線形な 光デバイスて加えられた少くとも1つの光入力信号の非線形利得関数である。そ の結果、光学的に非線形な光デバイスは光信号を再生することが出来、光学的論 理機能を実行することが出来る。バイアス光ビーム150および151は周知の 仕方で光学的に非線形な光デバイス121およ・び123を光学的に夫々バイア スし、例えば光学的NORゲートの如き光論理素子として機能させる。光学的相 互接続装置は反射ホログラム100、更に詳細に述べると2次元アレイに配置さ れた複数個の反射サブホログラム101〜109より成る。
所定のデバイス(例えば121)の後部表面131から予め定められた方向で受 信された相互接続出力光ビーム152の如き相互接続光出力信号に応動して、相 応する位置にあるサブホログラム(例えば101)は1つまたはそれ以上の個々 の相互接続制御光ビーム(例えば154および155〕を予め定められた異なる 方向でデバイス・アレイ中の1つまたはそれ以上の他のデバイス(例えば123 および129)の後部表面に戻るように発生する。例えば、121.123およ び128の如き3つの光学的に非線形なデバイスを光学的に直列に相互接続する ためには、121および123の如き放射デバイスの位置は101および103 の如きその相応する位置にあるサブホログラムに対して固定した位置に保持され ている。そうでないならば、2つの光学的に相互接続された光学的に非線形なデ バイスは相応する位置にあるサブホログラムから定った方向に位置していること のみが必要とされる。光学的に非線形な光デバイス121〜129は2つの互い に反対方向に伝播する光信号のいずれか1万を受信する前部表面130および後 部表面131を有している。このようにして、サブホログラム101〜109の 如き複数個のホログラムはこれら2つの面を有する光学的に非線形な光デバイス を相互接続し、任意の組合せ論理回路または頴序論理回路が形成される。
先に示唆したように、アレイ120中の各々の光学的 4に非線形な光デバイス は前部および後部表面130および131の1方または両方で受信した光ビーム に応動してこれら2つの表面の内の1方から相互接続出力光ビームを放射する。
これら光信号、即ち光ビームの波長は紫外線から赤外線の領域にある。非線形フ ァブリ・ペロー干渉計および以下で述べる自己電子・光効果デバイス(SFJE D)は光学的に非線形な光デバイスとして使用するのに適している。更に、これ ら光学的に非線形な光デバイスの各々は光NORゲートの如き光論理素子として 機能する。
アレイ120中の各々の光学的に非線形な光学デバイスは入射光の電力に依存し て2つの伝送状態の内のいずれかの状態をとる。入射光ビームの電力が予め定め られた閾値レベル以下の場合には、デバイスは第1の伝送状態にあり、入射光を 単に通過させる(詳細に述べると入射光ビームを受信し、出力光ビームを放射す る)。例えばフヒーレントまたはインコヒーレントな光源(図示せず)がバイア ス光ビーム150および151の如き光バイアス信号でアレイ120の前部表面 130を照射する。
バイアス・ビームは夫々の光学的に非線形な光デバイス121および123とし て光論理NORゲートとして機能させる。バイアス・ビーム150の電力がNO Rゲート121の閾値レベル以下であると、該ゲートはバイアス・ビーム150 を高論理レベル出力光ビーム152として反射サブホログラム101に通過させ る。同様に、N01’(ゲート123はバイアス光ビーム151を高論理レベル 出力光ビーム153として反射サブホログラム103に通過させる。
伝送ホログラムとは対照的に、反射ホログラムは光信号を通過させず、反射する 。相互接続を行う出力ビーム152に応動して、反射サブホログラム101は相 互接続制御光ビーム154および155を発生して、夫々の光学的に非線形な光 デバイス123および129に加える。微視的には反射サブホログラム101は 出力ビーム152を分割および反射することにより相互接続制御ビーム154お よび155を発生する。その結果、反射サブホログラム101は光学的に非線形 な光デバイス121を光学的に非線形な元デバイス123および129に光学的 に接続する。反射サブホログラム101の前部表面110および光学的に非線形 な光学デバイス121の後部表面131は互いに平行に面するように配置されて いるので、サブホログラム101は前面表面110の法線169に関してOoな る入射角170を有する方向の相互接続出力ビーム152を受信する。サブホロ グラム101と光学的に非線形な光デバイス121の相対する表面が平行でなか ったり、あるいは直接面しあっていないと、相互接続出力光ビーム152の方向 も変化するし、入射角ももちろん増加する。
反射ホログラムは任意本数の相互接続制御光ビームを各々異なる方向に発生する ことが出来る。このようにして図示の如く、制御光ビーム154および155は 光学的に非線形なデバイス123および129に夫々向う異なる方向に伝播する 。この場合その方向は一般に相互接続出力ビーム152の方向とは逆の方向であ る。反射された相互接続制御ビーム154および155の全光学的電力はもちろ ん相互接続出力光ビーム152の電力より幾分率である。
同様て1反射サブホログラム103は光NORゲート123から受信された相互 接続出力ビーム153を相互接続制御ビーム156として光学的に非線形な光デ バイス128に反射する。光学的に非線形な光デバイス128および129に入 射するバイアス・ビームが無くとも、低電力レベルの相互接続制御ビームは通常 光学的に非線形な光デバイスを通過する。
バイアス・ビーム151と高論理レベルの相互接続制御ビーム154が共にNO Rゲート123に入射すると、入射光ビームの電力は光学的に非線形な光デバイ スの予め定められた閾値レベルを越し、デバイスを第2の伝送状態どする。乙の 第2の伝送状態【あっては、光学的に非線形な光デバイスは使用されているデバ イスの型に応じて入射光の殆んどを吸収するかまたは入射光を反射する。その結 果、NORゲート123からの相互接続出力ビーム153および反射サブホログ ラム103からの反射された相互接続制御ビーム156は低論理レベルとなる。
更に、他の光論理回路(図示せず)の如き独立した光源からの高論理レベル制御 ビームの如きホログラム100からの光制御信号以外の光制御信号をアレイ中の 任意のデバイスの状態を制御するのに使用することが出来る。例えば、光ファイ バ束な介して伝送された複数個の光制御信号を例えば周知のレインボウ伝送ホロ グラムによって特定のアレイ・デバイスに向かわせることも出来る。この点を説 明するために、第2図は独立光制御源からの制御ビーム157を光学的に非線形 なデバイス121に向かわせるレインボウ伝送ホログラム136を有する第1図 の光相互接続装置の他の例を示している。
周知のレインボウ伝送ホログラム136は例えばシリコン・ガラスまたはサファ イアの如き任意の適当な透明な物質132によってデバイス・アレイ120の表 面130に垂直な位置に保持されている。透明な物質はレインボウ・ホログラム とデバイス・アレイを固定された垂直位置に保持し、バイアス・ビーム150と 制御ビーム157を通過させて、デバイス121の光学的受信・放射領域114 に到達させる。適焉な方法でレインボウ・ホログラムに付着されたファイバ束1 33中の1本のファイバが独立光制御源からの制御ビームをレインボウ・ホログ ラムに導く。次にレインボウ・ホログラム136は制御ビームの方向を変える。
即ち更に詳細に述べると制御ビームをデバイス121に通過させる。例えば、高 論理レベルの制御ビーム157および光バイアス・ビーム150がアレイの前部 表面130に入射しているとき、デバイス121は入射光を吸収し、相互接続出 力ビーム152は関連する相互接続制御ビーム154および155と共に低論理 レベルとなる。部び使用さね・ている光デバイスの型に依存して、低論理レベル の光信号は、光の存在しない状態かまたは高論理レベルの光信号と比べて大幅に 減衰された光信号の状態のいずれかをとる。
デバイス・アレイから独立光受信器への制御光ビームハハイアス・ビームがデバ イスに入射していないとき制御ビームを反射サブホログラムからアレイ中の光学 的に非線形なデバイスを通して単に通過させることにより放射される。図示の如 く、光学的に非線形な光デバイス129は反射サブホログラム101からの相互 接続制御ビーム155を他の光論理回路の如き独立の光受信器に通過させろ。同 様に、光学的に非線形な光デバイス128は反射サブホログラム103からの相 互接続制御ビーム156を独立受信器に通過させる。更に、アレイからの光ビー ムは第2図に示すよって平面ミラー134および他の光ファイバ束135を使用 することによって独立光受信器に向けられる。透明物質は光学的非線形な光デバ イス128および129に関してミラーの位置を固定保持し、それによってミラ ーは光ビーム155および156の各々をファイバ束中の特定のファイバ中に向 うよう反射する。ファイバ束は再び透明物質に適当な方法で付着されている。
第1および2図にあっては光ビーム150〜157の各々を描くためにただ1本 の線のみが使用されていた。
しかし、各々の光信号は平面波、更に詳細に述べるとデバイスに関して波が伝播 する方向に依存して極めてわずかに発散または収束する球面波を成している。第 13図には第1図の相互接続装置の後面図が示されているが、これは光ビーム1 50〜152.154および155の各々を平面波として図示している。反射サ ブホログラム101け光学的に非線形なデバイス121.123および129を 光学的に相互接続することを想起されたい。
図示の実施例において、各々の光学的に非線形なデバイスの光を受信および放射 する領域は矩形状に形成されている。第13図に示す如く、円筒状のバイアス・ ビーム150が受信されると、デバイス121の前部表面130が照射される。
もちろん、光学的に非線形な光デバイス121の矩形の受信および放射領域11 4のみが円筒状バイアス・ビーム150に応動する。光学的に非線形な光デバイ ス121の後部表面131の矩形の受信および放射領域115から放射される相 互接続出力ビーム152は反射サブホログラム101の前部表面110の予め定 められた領域を照射する矩形状平面波(これは周知の仕方でわずかに発散する) を成している。相互接続出力ビーム152に応動して、サブホログラム101は 光学的に非線形なデバイス123および129上で夫々わずかに収束する矩形状 相互接続制御ビーム154および155を発生する。相互接続制御ビーム154 および155は形成サブホログラム101において光学的に非線形な元デバイス 123および129から以前に発散したコヒーレント光とは並の仕方で収束する 。(この発散は相互接続出力光ビーム152の発散と類似している。)反射サブ ホログラム101は前部表面110の同じ領域から相互接続制御ビーム154お よび155を反射する。
反射ホログラムは複数の子め定められた方向の内の1つまたはそれ以上に光信号 を反射するように作り得るので、反射ホログラム100はアレイのデバイスを所 望の組合せで光学的に相互接続することが出来る。更に、任意の組合せ論理回路 または順序論理回路あるいはその組合せを形成するのに論理NORゲートのみが 必要であるので、反射ホログラムで光論理NORゲートのアレイを光学的に相互 接続してすべての元情報信号な利用する任意の所望の組合せまたけ順序光論理回 路を形成することが出来る。この光学的相互接続装置は直列データ処理を容易に するだけでなく、更に多数の並列接続された光論理素子が同時にアクセスされる 並列処理をも容易にする。
第3図には自己電子・光学効果デノ〈イス(5EED )として知られるマルチ ・クオンタム・ウェル(MQW=Multi quantum well )  より戊るデ1<イス121〜129として使用し得る光学的に非線形な光デ/< イスカ1示されている。5EEDは変調器および光検出器として機能し、光論理 NORゲートの如き論理素子としても機能させ得る。SggDは非線形ファブリ ・ペロー干渉計(これもまた光学的に非線形な光デバイス121〜129として 使用できる)の如き双安定デバイスと比べてほんのわずかのスイッチング・エネ ルギーしか必要としない。実験的にS gFJDの光スイッチング・エネルギー は約4フエムトジユール/ミクロン2であることが分っており、電気エネルギー を含む全スイッチング・エネルギーは約20フエムトジユール/ミクロン2であ ることが分っている。28,000ミクロン2の大きな光感応性領域を有するS  EEDは約1.0〜1,5ナノジユールのスイッチング・エネルギーを有する ことが知られている。
もちろんより小さな光感応性領域を有する5EEDはより低いスイッチング・エ ネルギーとより速い動作特性を有している。自己電子・光学効果デバイスについ ててはディー、ニー・ビー・ミラー等の「新らしいハイブリッド式の光学的に双 安定なスイッチ:クオンタム・ウェル自己電子・光学効果デバイス」、アプライ ド・フィジックス・レクーズ、第44巻、第1号、1984年7月1・日に述べ られている。しかし、第3〜7図と関連したSF、EDの動作をより良く読者に 理解してもらうためにここでは簡単にSgEDについて述べることにする。
第3図に示すように、5EEDは逆バイアスされた正−真性一負(p−4−n) ダイオード構体202の真性(il領域中に層状のマルチ・カオンタム・ウェル (MQW)201を含んでいる。マルチ・クオンタム・ウニ/L構体は複数の薄 く、広いバンドギャップ層でインクリーブされた複数の薄く、狭いバンドギャッ プ層を有している。
狭いバンドギャップ層はキャリア・エネルギー・レベル)でクオンタム(量子) 効果が明白で重要である程十分薄い。0.8〜0.9ミクロンの波長を有する光 子源の場合、層はAICra A s / Cra A sの如き周知の混成物 より成る。しかし、例えばInGaAspおよびInGaAs / #Isの如 き他の3−5属の混成物も1.3〜1.5ミクロンの波長を有する光源に対して 使用することが出来る。このマルチ・クオンタム・ウェル・ダイオード構体はテ ィー・エッチ・ウッド等のrP−I−Nダイオード構体のGaAa / Ga# Asクオン月1日、頁16に詳細に述べられている。電界が構体の局に垂直に加 えられると、励起共振のピークを含む吸収バンド・エツジはより低い光子エネル ギーの方向にシフトされろ。わずかミクロン単位の物質中において50係の光吸 収の変化が容易に得られる。これらの光学的吸収率の変化は室温で動作し、既存 のレーザ・ダイオード電力、波長および物質とコンパティビリティのある光変調 器を作るのに使用することが出来る。吸収はキャリアのクオンタム・ウェル中へ の閉じ込めによりバルク物質中で見られるシフトによって大幅に強化される。7 4/GaAsマルチ・クオンタム・ウェルはまた極めて強力な室温における励起 共振を示し、該共振はバンド・エツジにおける吸収効果を強化する。更に、この 構体でp−1−nドーピング法を使用すると、高電圧または大電流の、W動を行 うことなく比較的大きな電界を活性層に印加することが出来る。pおよびn層は 入射光を吸収しないようにバンドギャップを有していなければならない。この電 界を並バイアスされたダイオード構体に加えると、この構体ばまた効率の良い光 検出器となる。
5EEDによって提供される光学的吸収の原理は:まず第1に入力光ビームの強 度を増すとデバイスの光吸収係数が増加することであり;第2にはデバイスによ る光エネルギーの吸収が増すとまた光吸収係数も増加することである。これら2 つの原理の結果として、5EFjDは2つの光学的伝送状態の間を非線形的に切 換える。これは以下のデバイスの動作に関する記述からより良く理解されよう。
定バイアス電圧源203および正のフィードバック抵抗204がp−4−1ダイ オ一ド構体202に直列に接続されて、光学的に非線形な自己電子−光学効果デ /<イスを形成している。S EEDスイッチを閉じるためにはダイオードの両 端の電圧がOの場合入射波長は励起共振位置の近傍に選ばれる。低電力レベルの 元ビーム250がマルチ・クオンタム・ウェル・ダイオード構体に入射している と、定電圧源203のほとんどすべての電圧がダイオード構体の両端に加えられ る。何故ならば回路にはほんのわずかしか光電流は流れないからである。
元入力電力を増すと光電流が増え、それによって抵抗204の両端の電圧降下が 増大し、ダイオードにかかる電圧力1減少する。この減少した電圧により励起共 振が後退すると光吸収が増加し、その結果光電流は更に増加し、再生的フィード バックおよびスイッチングが生じる。
250の如き入力光ビームの電力が変動するときの第3図のS EEDの理論的 光出力電力が第4図に示されている。以下の議論においては強度ではなくビーム 電力の単位が使用されていることに注意されたい。ビーム電力はワットを単位と して表わされ、ビーム強度はワット/靜を単位として表わされる。ビーム電力は 強度を元ビームの軸に垂直な断面にわたって積分した値である。電力の単位は以 下の議論においては更に有用である。何故ならばSggDはビーム電力に、更に 詳細に述べると吸収されたビーム電力に応動するからである。第4図において、 入力光ビームの電力は水平軸に沿ってプロットされている。垂直軸に沿って第3 図の251の如き出力光ビームの電力が出力電力としてプロットされている。値 Aなる入力電力のところにはTAなる値の出力電力が与えられている。入力電力 がBなる値に増加されると、出力電力HTBIなる値に増加する。しかし、5E EDの′吸収係数は入力電力の増加に伴って増加し、従って入力電力Aから入力 電力Bへの伝送曲線320は直線321の如き一定の傾きの直線の下側に来る。
入力電力を値Bから値Cに更に増加させると、吸収係数は更に増加し、それによ って5EED不安定となシ、TCIなる値からT C,2なる値に切換わる。入 力電力なりなる値に更に増加させるとTDなる出力電力値となる。
入力光ビームの電力を入力電力レベルCから減少させると出力電力は曲線320 に沿って入力電力Bに至り、その点で5EEDの吸収係数はより小さな値に切換 わシ、出力電力はTB2からTBIに増加する。5EEDは光学的双安定性を呈 すると言われる。何故ならば5EEDは光入力電力が増すと高い伝送状態から低 い伝送状態に切換わシ、光入力電力が減少すると高い伝送状態に戻って来るから である。しかし、他のスイッチング系列に対する光学的双安定性も存在し得る。
ダイオード202として使用し得るp−1−nダイオード構体の応答度5(Vl の実験値が第5図の曲線330に示されている。応答度SMは入射光の単位電力 当り発生される光電流であり、入射光の電力であるワット(A/W)当りのアン ペアを単位として表現される。曲線330はダイオード構体の測定された応答度 S (V)を逆バイアスの関数として示すものであり、この測定は1.456e V(851,7nm)の光子エネルギーに同調したレーザ光源を用いて実行され る。この光子エネルギーは使用されているMQW構体の場合、Oバイアスの条件 の下ではほぼヘビー・ホール共振エネルギーである。逆バイアスが増加されると 、光電流の収集が完全になるに従って応答度はまず増加し、次いで励起吸収のピ ークがより低いエネルギーに移動すると減少する。曲線330の8vから16V の間の1バンプ“は測定波長を通過して同様に移動するライト・ホール励起によ るものである。
第3図に示すように正のフィードバック抵抗と正の電圧源に直列に接続されたダ イオード構体の入出力電力特性は2つの連立方程式を解くことによって計算され る。
第1の式は第5図の曲線330によって示すMQWダイオード構体の測定された 応答度5(V)を含んでいる。ここで S = S (V) (11 第2の式はV=vO−R8Pである。ここでPは光入力電力であシ、Rはフィー ドバック抵抗の抵抗値であり、Voは一定バイアス電圧源の電圧であり、■は  ダイオードの両端の電圧である。この式はまた次のように書くことが出来る。
グラフ的解法は単純明快であり、式2はPを増したとき負の傾きが減少する破線 A、B、CおよびDを与える。
双安定性は直線と曲線330が複数回文わることに起因する。直線AおよびDは 曲線330とただ1回だけ交わる。直線BおよびCは曲線330と接する点33 1および332を有している。接点331および332は不安定な切換え点を表 わす。直線BとCの間のすべての直線は曲線330と3つの交点を有し、中間の 交点が不安定な動作点を表わしている。
応答度Sおよびダイオードの両端の電圧Vばまた式1および2からPの関数とし て計算することが出来る。2ボルトに等しいかまたはそれ以上の逆バイアスの場 合、光の吸収はほぼ応答度に追従する。しかし、更に精確な計算を行うため、ダ イオード電圧Vおよび光入力電力Pの各々の値に対する出力電力Pout (” : PT )は測定されれ伝送量T(Vlから引き出すことが出来る。従って第 6図に示すようなSEF、Dの全体としての理論的入出力電力特性が導出される 。
5EEDの実験的入出力電力特性410が第7図に示されている。デバイスの光 出力電力は、入力電力が予め定められた入力閾値レベル401に達するまで曲線 410に沿って増加する。このレベルにおいて、正のフィードバックによりデバ イスは不安定となり、光出力電力は急速に出力レベル402からより低い出力レ ベル403に切換わる。このより低い出力電力レベルにおいて、ダイオード構体 は入射光の約1/′2を吸収する。入力レベル401を越して入射光電力を更に 増加させると出力電力レベルは再び増加するが、以前の速度よりゆつくシした速 度で増加する。入射光電力を入力レベル401以下に減じるとそれに応じてデバ イ1.スの出力電力も減少する。第2の予め定められた入力電力レベル404に おいて、デバイスは再び不安定となシ、光出力電力は曲線410上のより高い出 力電力レベルに切換わる。
この双安定光出力特性により、自己電子・光学効果デバイス(SEED)を光学 的にバイアスして光論理NORゲートとして機能させ得ることは容易に分る。第 7図に示すように。予め定められた入力閾値レベル404以下の入射入力電力レ ベル405を有する光ビームの如き一定の光バイアス信号は5FJF、Dを入出 力電力特性曲線410上のニー・ポイント406以下の点に光学的にバイアスす る。バイアス・ビームがデバイスに入射していると、ダイオード構体の光吸収は 低く、バイアス・ビームのほとんどはその結果通過する。制御光ビームの如き付 加的な光がデバイスに入射すると、組合わされた入射光電力は入力閾値レベル4 01より犬であ勺、デバイスの光出力電力は403の如きよシ低い出力レベ・  ルに切換わる。多数の光制御信号の内の任意の1つとバイアス信号の組合わせで デバイスの光出力電力はより低い伝送レベル尤切換わるから、5EFJDは光論 理NORゲートとして機能する。すべての光制御信号が無くなると、光バイアス 信号のみがデバイスに入射し、光出力信号は曲線上のより高い出力電力レベルに 戻る。
このサンプル・デバイスは2つの安定な伝送状態の間をヒステリシスを有して遷 移するが、このヒステリシス効果はディー・ニー・ビー・ミラー等の「増加した 吸収による光学的双安定性」、オプティックス・レターズ、第9巻、第5号、1 984年5月、頁162で述べられている光子エネルギーを有する光源の使用に よシ最小化することが出来る。ヒステリシス動作はまた一定のバイアス供給電圧 Voの関数であシ、第5図に示すようにデバイスの動作領域にわたってただ1回 だけ応答度曲線330と交差するようV、を選択することによシ最小化できる。
更に80チを越す光吸収を容易に得ることが期待できる。
非線形ファブリ・ペロー干渉計の如き他の双安定な光学的に非線形な光学デバイ スはまた光学的に非線形なデバイス121〜129として使用することが出来る 。非線形なファブリ・ペロー干渉計は入射波を吸収せずに反射する。スイッチン グ速度を5EEDと同程度にするためには非線形ファブリ・ペロー干渉計はよシ 大きなスイッチング電力を必要とする。(この場合光信号がすべての電力を供給 する。)SEEDと同じように、非線形ファブリ・ペロー干渉計に光学的にバイ アスを加えて光NORゲートの如き光学論理素子として機能させることが出来る 。更に、非線形ファブリ・ペロー干渉計は2つの主要アレイ表面のいずれかで入 射光制御信号を受信し、同じ2つの表面の一方から光出力信号を放射する。しか し先に述べたように、非線形干渉計のスイッチング電力およびエネルギーはS  EEDのそれよシずっと大である。
・更に、非線形干渉計はコヒーレント光にのみ応動する。
非線形ファブリ・ペロー干渉計の詳細な説明はディー・ニー・ビー・ミラーの「 線形吸収を有する屈折によるフ年3月に述べられている。光論理素子として使用 される非線形ファブリ・ペロー干渉計の他の説明がジェー・エル・ジエウェルの 「単一の非線形ファブリ・ペロー・エタロン干渉計の光学的論理ゲートとしての 使用」、アブ゛」ヱ」2二Δ’; ’、:/ Q X−上l二1、第44巻、第 2号、1984年1月15日、頁172に述べられている。
第17〜19図は線形ファブリ・ペロー干渉計1301の動作を示すものである 。基本的には干渉計は前壁1303および後壁13o4を有する空洞13o2よ シ成る。例えば第17図に示す一般的な場合、前壁13o3への入射光ビーム1 35oの90%は反射出力ビーム1351として反射される。入射ビームの残り の10%は順方向ビーム1352として屈折される。空洞に入って来る屈折され た順方向ビーム(10%)は再び分割され、90%は逆方向ビーム1353(9 %)として反射され、10チは再び透過出力ビーム1354(1%)として屈折 される。第18図において、空洞の長さは、順方向ビームと逆方向ビームが破壊 的に干渉し、その結果として波1355を生じさせるような長さを有している。
この場合の透過出力ビームの電力は入射光の14以下である。第19図において 、空洞の長さは、順方向ビームと逆方向ビームは建設的に干渉し、その結果とし て波1356を生じさせるような長さを有している。ここで、透過出力ビームの 電力は入射光ビームの電力のほぼ100チであり、前壁13o3からは電力はほ とんど反射されない。
第20図には、非線形ファブリ・ペロー干渉計1401が示されている。ここで 干渉計の空洞14o2は非線形物質14o5で満されている。この非線形物質の 屈折率およびその結果として空洞中の物質の光学的信号路長は入射光電力の関数 として変化する。この性質を利用すると、非線形干渉計の光学的信号路長は、入 射光の電力が閾値レベル以下のときに光電力がほとんど透過されないように選択 される。入射光電力が閾値レベルを越すときには、屈折率および非線形物質14 o5の光学的信号路長は入射光電力のほぼ100%を透過するよう変化する。
第17〜19図に示す線形干渉計と同様、非線形干渉計からも興味深い2つの出 方ビームが出る。1つは反射された出力ビーム1452であ)、他方は透過され だ出力ビーム1453である。
第21図ておいて、入出力光電力曲線141oは非線形干渉計140丁の光出力 電力を光入方電力の関数として示す。この入出力曲線は非線形干渉計が光学的論 理NOR機能を如何にして実行するかを説明するのに使用される。第20図の考 察に再び戻ると、入力電力レベル146aを有する光バイアス・ビーム145a は非線形干渉計をして、反射出力ビーム1452が高論理出力電力レベル146 フから低論理出力電力レベル1462に急速に変化する第21図の入出力曲線上 の点にバイアスする。入力電力レベル146oをレベル1463に上昇させる付 加的電力は高論理レベル制御光ビーム1451によって提供される。高論理入力 電力レベル制御ビーム1451およびバイアス・ビーム145oが干渉計に入射 すると、反射出力ビーム145oは低論理出力電力レベル1462となる。バイ アス・ビーム145oおよび低論理人力電力レベル制御ビームがデバイス知人対 していると、反射出力ビームは高論理出力電力レベル1461にある。このよう にして、非線形干渉計1401は光学的論理NORゲートとして動作する。更に 、透過出力ビーム1453は非線形干渉計が光学的論理OR,機能を実行するの に使用出来る。
更に他の光学的に非線形なデバイスとして前部表面で光制御信号を受信し、後部 表面から光出力C号を放射する液晶光バルブがある。このデバイスで本発明を実 現することも可能である。しかし、光出力信号を反射ホログラムに向かわせ、次 いでバルブの前部表面に向かわせるような適当な装置を設ける必要がある。
本発明の反射ホログラムは非線形光デバイス、特に光論理NORゲートとして機 能する光学的に非線形な光デバイスを光学的に相互接続する。複数個の反射ホロ グラムがこれら光論理ゲートを光学的に相互接続して任意の所望の光論理回路を 形成する。
反射ホログラムの詳細な議論はエッチ・ジエー・コールフィールド編の「光ボロ グラフィ・ハンドブック」、アカデミツク・プレス、1979年およびコリー7 等の年で行なわれている。更にティー°エッチ・ジェオングク・フオレスト・カ レジ・ホログラフィ・ワークショップ、イリノイ州レイク・フォレ1982年中 に見出される。反射ホログラフィの作成法に関しては当業者にあっては周知であ る。しかし、非線形光デバイスを光学的に相互接続する反射ホログラム1(Mの 如き本発明の反射ホログラムの作り方に関しては以下で述べる。
第8図には非線形光デバイス121をデバイス123および129に光学的に接 続するべく写真乳剤の如き感光性の物質中に光フリンジ・パターンを形成し、記 憶させる装置が示されている。露呈されていない写真乳剤500および複数個の 光学的に非線形な光デバイス121〜129が周知の仕方で光学的に透明な物質 505の平行表面503および504に付着されている。
例えば、光学的に透明な物質はシリコン・ガラスまたはサファイアの如き熱伝導 度の大きな物質であって良い。
光学的に透明な物質は写真乳剤の露光期間中およびフリンジ・パターンが乳剤中 に完全に記憶される処理期間中、2次元アレイ中に位置する非線形デバイスおよ び写真乳剤500を一定の平行位置関係に保持する。透明物質の屈折率はフレネ ル反射を減少させるように選択される。
しかし、先に述べたように、通過する光信号によって発生される光をより均等に 分布させる理由からサファイアが望ましい。
記録装置中にはまた露呈されていない写真乳剤の後部表面111およびデバイス ・アレイの前部表面130に夫々一時的に付着されている例えば周知の電気的に 動作する磁気・光学アレイの如き空間光変調器マスク501および502が含ま れている。第8図に示すように、コヒーレント光ビーム551はマスク501を 通過し、コヒーレント光ビーム552および553はマスク502を通過して夫 々写真乳剤500の外側表面111およびデバイス123ならびに129の外側 表面130を照射する。
第9図は単一のコヒーレント・ビームからのコヒーレント光ビーム551〜55 3の導出を示している。市販のレーザの如きコヒーレント光源520からのコヒ ーレント光ビーム570は市販の可変ビーム・スプリッタ521によって2つの コヒーレント光ビーム551および571に分割される。ミラー522および5 23の如き1つまたはそれ以上の光ビームの方向決定装置がコヒーレント基準ビ ーム551の方向を決定して反射サブホログラム101に指定された乳剤500 の予め定められた領域を照射するよう配置されている。コヒーレント・ビーム5 71は他のビーム・スプリッタ524によって2つの等電力のコヒーレント・オ ブジェクト光ビーム552および553に分割される。この図示の実施例におい て、オブジェクト・ビーム552および553は基準ビーム551の光電力の1 /2を有しておシ、ビーム・スプリッタ524およびミラー525の如き1つま たはそれ以上の光ビームの方向決定装置によって夫々のデバイス123および1 29の前部表面130を照射するべく方向付けられる。しかし、コヒーレント・ オブジェクト・ビーム552および553の電力は相互接続を行う制御光ビーム 153および154の電力を夫々比例的に変化させるため異っていてもよい。
第8図に示す如く、基準光ビーム551はデバイス121の受信および放射を行 う表面115を照射するべく空間光変調器マスク501によって露光されている 写真乳剤の後部表面111の一部分を通過する。同様に、オブジェクト・ビーム 552および553は写真乳剤中の基準ビーム551と干渉するよう空間光変調 器マスク502によって露光されている夫々のデバイス123および129の前 部表面130を通過する。コヒーレント光源から写真乳剤へのコヒーレント基準 光ビーム551とコヒーレント・オブジェクト光ビーム552および553の各 々の間の走行距離の差はビームのコヒーレント長よりずっと小でなければならな い。
反射サブホログラム101のための光フリンジ・パターンを乳剤中に形成するた め、マスク501は周知の仕方で電気的に作動され、コヒーレント基準光ビーム 551のための開口部を形成し、乳剤の後部表面111に加える。更に、マスク 502はまた電気的に作動され、コヒーレント・オブジェクト光ビーム552お よび553のだめの開口部を形成し、非線形デバイス123および129を夫々 通過させる。オブジェクト・ビーム552および553は夫々デバイス123お よび129を通過し、前部表面130を通して写真乳剤に加えられる。基準ビー ム551およびオブジェクト・ビーム552ならびに553はほぼ平面波を成し ている。先に指摘した如く、ビーム552および553の平面波はデバイスの後 部表面131から乳剤500の前部表面110にわずかに発散する。オブジェク ト・ビーム552および553は乳剤中において基準ビーム551と干渉し、3 次元光干渉パターン、更に詳細に述べると写真乳剤中に記憶される周知のプラグ ・フィルタ光フランジ・パターンを形成する。同様に、特定のサブホログラムに 指定された写真乳剤の各々の領域は露光され、相応する位置にあるデバイスと関 連する乳剤中に3次元光フランジ・パターンが形成される。写真乳剤の各々の指 定された領域が個別に露光された後、空間光変調器マスク501および502は 除去される。次に露光された写真乳剤は周知の仕方で処理され、元フリンジ・パ ターンが永久的に記憶される。図示の如く、元に記憶されていた光フリンジ・パ ターンはデバイス121〜129を光学的に相互接続するのに直接使用される。
しかし元々記憶されていたフリンジ・パターンはまたコピーを複製するマスクと して使用される。
恒久的に記憶されたフリンジ・パターンは所望の論理動作を実行するために予め 定められた仕方でデバイス121〜129を光学的に相互接続する複数個の反射 ホログラムを形成している。第1図て示すように、相互接続出力光ビーム152 は反射サブホログラム10.1の前部表面110を照射するが、これはフリンジ ・パターンを形成するのに使用されるコヒーレント光ビーム551の共役光ビニ ムを成している。兵役光ビームは互いに丁度逆方向に伝播する。相互接続出力ビ ーム152に応動して、反射サブホログラムの光フリンジ・パターンはデバイス 123に対する相互接続制御ビーム154およびデバイス129に対する相互接 続制御ビーム155を発生する。こ七ら相互接続制御ビームは夫々コヒーレント ・オブジェクト光ビーム552および553の共役光ビームである。実際、サブ ホログラム101の元フリンジ・パターンは光ビーム・スプリッタおよびミラー の組として機能し、相互接続出力光ビーム152を夫々のデバイス123および 129に対する相互接続制御光ビーム154および155として分割し、反射す る。従って、本発明の反射ホログラムは、複数個の光学的に非線形な光デバイス を相互接続して任意の組合せまだは順序論理回路を実現するソーチャックの論文 (前出)で議論されている1空間変動“または1空間不変”装置のいずれでも使 用し得ることは明らかである。
第10図には入力端子INoとIN、 、夫々の出力端子0UToおよびOUT +ならびに制御端子Cを有する2×2のクロスバ・スイッチ600の論理図が示 されている。
この周知の2×2の組合せ論理クロスバ・スイッチは図示の如く相互接続された NORゲート601〜612より成る。説明の便宜上、論理NORゲートはまた A−Lと名付けらtl、4X4のアレイ3行に配置されているが2×2クロスバ ・スイッチを形成するぺ〈相互接続されている。
第11図にViA−Pと名付けられたノードの4×4のアレイ3行上のNORゲ ート601〜612の相互接続を示すノード線図である。このノード線図はまた 相応する2×2の光クロスバ・スイッチを適当に配置し、相互接続することによ り光学的に非線形な光デバイスの4×47レイを形成する仕方を示している。ノ ードA−Lけ論理ゲート601〜612を夫々表わす。ノードA−Lはまた4× 4の光学的に非線形な光デバイス・アレイの3行を表わし、ノードM−Pは元デ バイス・アレイの第4の行を表わしている。線はクロスバ・スイッチを形成する の疋必要なNORゲート601〜612の相互接続を表わすだけでなく、相応す る2×2の光クロスバ・スイッチを形成するのに必要な反射サブホログラムの各 々からの必要な相互接続光ビームを表わしている。巨視的には1空間変化“相互 接続装置中の反射サブホログラムの各々は相応する位置にある光学的に非線形な デバイスからの単一の相互接続出力光ビームを分割お、よび反射し、:′C必要 な数だけの制御ビームを形成する。
先に述べた如く、2×2の光クロスバ・スイッチは4×4の2次元アレイに配置 された16個の光学的に非線形な光デバイスと、該デバイスを第11図のノード 線図に示すように相互接続するやはり4X4の2次元アレイは配置された複数個 の反射サブホログラムより成る。光スィッチは反射出力ビームを素子JおよびL の後部表面から前部表面に通過させるために図示のスイッチ600より2つ多く のデバイスCノードNおよびP)を必要とする。
第12図には双安定自己電子・光学効果デバイス(S EED 3801〜81 6の4×4のアレイ800と第11図のノード線図に示すように光学的にS g EDアレイを相互接続する反射サブホログラム821〜836の4×4のアレイ 820より成る2×2の光クロスバ・スイッチ850が示されている。デバイス 801〜816は夫々ノードA−Pに相応し、第12図でも同じ名称力付されて いる。コヒーレントまたはインコヒーレント光源(図示せず]がバイアス光ビー ム851〜862と共に5EED801〜812の前部表面817を照射する。
これらの光バイアス・ビームは5EED801〜812を光論理NORゲートと して機能させる。
双安定デバイス813〜816は光源から遮蔽されており、その入射電力に依存 して光信号を吸収または通過させる。
第10〜12図を参照すると、2×2のクロスIく・スイッチの出力端子OU  T oおよびOUT、上の出力信号は制御端子C上の制御信号の論理レベルおよ び相応する入力端子IN。およびIN、上の入力信号の論理レベルに依存する。
この図示の実施例では、高論理レベル信号が制御端子Cに加えられるときスイッ チはN閉じた状態〃にある。その結果、入力端子IN。上の論理レベルは出力端 子OUT、に切換えられ、入力端子IN、上の論理レベJLは出力端子0UTo に切換えられる。低論理レベルが制御端子CK加えらねると、スイッチは9バー 状態〃となり、入力端子INoおよびIN、の各りの上の論理レベルは夫々相応 する出力端子0UToおよびOUT、に切換えられる。
このことはもちろん相応するクロスバ・スイッチ60口および850において論 理レベル信号の組を入力および制御端子に加え、スイッチのNORゲートから出 力端子へ論理レベルをトレースすることにより検証される。
第12図に示すように、先入力源端子IN。からの低論理レベル制御光ビーム8 4QLは光NORゲート801に加えられ、夫々の入力および制御源端子IN。
およびCからの高論理レベル制御ビーム863Hおよび864 Hu夫k(7) 光NOR/7’−ト802および803に加えられる。従って光クロスバ・スイ ッチ850は0閉じた状態”となる。その結果、光NORゲート810は高論理 レベルの相互接続出力光ビーム873Hを光出力受信器端子0UToに放射し、 光NORゲート812は低論理レベルの相互接続出力光ビーム841Lを光出力 受信器端子OUT、に放射する。S EEDアレイ8ooの前部表面817から 高論理レベルの相互接続出力光ビーム873Hを通過させるために、反射サブホ ログラム830は高論理レベル相互接続出力ビーム873Hを5EED814に 反射する。バイアス・ビームばSEgD813〜816のいずれにも入射しない から、高論理レベル相互接続出力ビーム873HdsEf2D814を通して出 力受信器娼子0UToに通過する。同様にEEE0816は低論理レベルの相互 接続出力光ビーム841Lを反射サブホログラム832かも光出力受信器端子O UT、に通過させる。
第10および11図に示された相応する2×2のクロスバ・スイッチ600およ び850の論理動作を検証するために、入力論理レベル制御信号の前述の組合せ が2つのクロスバ・スイッチの相応する入力に加えられる。
光クロスバ・スイッチ850に関しては、バイアス光ビーム851は低論理レベ ルの入力制御ビーム840Lと共に光NORゲート801に入射するので、バイ アス・ゲームは該ゲートを通過し、高論理レベル相互接続出力ビーム865Hと して反射サブホログラム821に放射される。反射サブホログラム821は夫々 の光NORゲート805および808に対する高論理レベルの相互接続制御ビー ム866Hおよび867Hとして出力ビーム865Hを分割し、反射する。
第12図中の多数の交差する線によって生じる混乱を最小化するため、反射サブ ホログラム821〜832の各々の上のドツトの7レイはEEE0801〜81 6の相対的な中心位置を表わす。サブホログラム上の光論理素子の相対的中心位 置に位置する影を施した矩形は出力ビームがどの論理素子に反射されているかを 示している。
例えばサブホログラム821は2つの影を施した矩形を有しているが、1つは論 理素子805の相対的中心位置にある。このようにして論理素子801からの相 互接続出力光ビームは素子8o5および808に分割されて反射される。
光バイアス信号に加えて高論理レベルの光制御信号が光論理NORゲートに入射 するとき、光NORゲートは先に述べた如く殆んどの入射光を吸収し、低論理レ ベルの光出力信号は相応する反射サブホログラムに放射される。このことは高論 理レベルの入力制御ビーム863Hおよび864Hが入射しているとき夫々低論 理レベルの相互接続出力ビーム843Lおよび844Lを放射する光NORゲー ト802および803に関しても成り立つ。
反射サブホログラム822は夫々の光NORゲート806および80γに対する 低論理レベルの相互接続制御ビーム845Lおよび846Lとして相互接続出力 光ビーム843Lを分割し反射する。同様に反射サブホログラム823は夫々の NORゲート804.806および808に対する低論理レベルの相互接続制御 ビーム847L、848Lおよび849Lとして相互接続出力ビーム844Lを 分割し、反射する。
入力端子IN、かうの低論理レベル久方信号640Lが単一の入力NORゲート 601に加えられるときのクロスバ・スイッチの入力制御信号の組合せが第No 図に示されている。単−人力ゲートは低レベル論理大刀信号を反転し、高論理レ ベル制御信号666 Hおよび667Hを夫々のNORゲート605および60 8の入力を制御する。入力端子IN、から単一人力NORゲート602へ高論理 レベルの入力制御信号663Hを加えると、該ゲートは高論理レベル信号を反転 し、低論理レベル制御信号645Lおよび646Lを夫々のNORゲート606 および607に送出する。同様に、高論理レベル制御信号664Hを制御端子C から単一人力NORゲート603に加えると、該ゲートは夫々のNORゲート6 04.606および608に低論理レベルの制御信号647L、648Lおよび 649Lを送出する。
単一の入力NORゲート604は低論理レベル信号647Lを反転し、高論理レ ベル制御信号669Hおよび670Hを夫々のNORゲート605および607 の入力に送出する。この様子が第12図に同様に示されており、この場合には低 論理レベルの相互接続制御ビーム847Lは光NORゲート804の後部表面8 18に入射している。その結果、該ゲートはバイアス・ビーム854を通過させ 、高論理レベルの相互接続出力ビーム868Hを反射サブホログラム824に放 射させる。反射サブホログラム824は夫々の光NORゲート805および80 7に対する相互接続制御ビーム869Hおよび870Hとして相互接続出力ビー ム868Hを分割し、反射する。
再び、NORゲ・−トの任意の入力に高論理レベル信号を加えると、その出力信 号は低論理レベルとなる。このことは第10図のNORゲート605.607お よび608ならびに第12図の相応する光NORゲート805.807および8 08に対しても言える。しかし、NORゲートのすべての入力に低論理レベル信 号を加えると、ゲートの出力信号は高論理レベルとなる。第10図に示されてい るように、NORゲート606および611の入力すべてに低論理レベル信号( Llが加わると各出力信号は高論理レベル(H)となる。このときNORゲート 609の入力に高論理レベル信号が加わると、出力信号は低論理レベル(υとな る。この様子が第12図に示されている。即ち光NORゲート806および81 1は夫々のバイアス・ビーム856および861を夫々相応する高論理レベル相 互接続出力ビーム871Hおよび875Hとして通過させる。反射サブホログラ ム826は出力ビーム871Hを光NORゲート809に対する高論理レベルの 相互接続制御ビーム876Hとして反射する。一方、反射サブホログラム831 は相互接続出力ビーム875Hを光NORゲート812に対する高論理レベル相 互接続制御ビーム872 Hとして反射する。
高論理レベルの相互接続制御ビーム872Hが入射すると、光NORゲート81 2は入射光の殆んどを吸収し、低論理レベルの相互接続出力ビーム841Lを反 射サブホログラム832に放射する。反射サブホログラムは相互接続出力ビーム 841 I、をバイアスされていない5EED816を通して光出力受信器端子 OUT、に反射する。この様子が第10図に示されておシ、高論理レベル信号が 単一人力NORゲート612に加えられており、クロスバ・スイッチの端子OU T、上の該ゲート612の出力信号は低論理レベルとなる。低論理レベル信号を 単一の入力NORゲート610に加えるとクロスバ・スイッチの出力端子0UT o上には高論理レベル出力信号(■が現ハる。この様子が第12図に示されてお り、光NORゲート810は先て述べた如くバイアス・ビーム860を高論理レ ベル相互接続出力ビーム873Hとして通過させる。次に反射サブホログラム8 30はこの出力ビームをバイアスされていない3EED814を通して光出力受 信器端子0UToに反射する。
1クロス状態“にあるクロスバ・スイッチの動作を簡単に要約すると、高論理レ ベル信号が制御端子Cに加えられるとき、入力端子INoおよびIN、の各りの 上の信号の論理レベルは夫々反対側の出力端子OUT、および0UT2に切換え られる。同様に、′バー状態“にあるクロスバ・スイッチ600および850の 動作も容易に検証できる。即ち、低論理レベル信号が制御端子Cに加えられると 、入力端子INoおよびIN、上の各信号の論理レベルは相応する出力端子0U ToおよびOUT、に夫々切換えられる。
反射ホログラムは光学的に非線形な光デバイスを相互接続して光クロスバ・スイ ッチの如き組合せ論理回路を形成することが出来るが、それ以外にも反射サブホ ログラムのアレイもまた光学的に非線形なデバイスのアレイを相互接続して任意 の順序論理回路を形成することが出来る。組合せ論理回路とは対照的に、順序論 理回路は典型例では少くとも1つのフィードバック路を有しており、該フィード バック路は例えばディジタル・プロセッサで実行される種々のタイミングおよび メモリ機能を提供している。例えば周知のクロックによって動作するJKフリッ プ・フロップ論理回路1000の論理図が第14図に示されている。これは組合 せ光論理回路と頭片光論理回路を組合せたものであるので、このクロックによっ て動作するJKフリップ・フロップ論理回路はまた極めて基本的なディジタル・ プロセッサであると考えることが出来る。このフリップ・フロップ回路は図示の 如く相互接続された1001〜1006の如き論理NORゲートのみより成る。
図示の2×2の組合せ論理スイッチ −600と対照的に、クロックによって動 作するJKフリップ・フロップ回路1000は4つの別個のフィードバック路を 含んでいる。詳細に述べると、NORゲート1006の出力はNORゲート10 07の1つの入力にフィードバックされ、同様にNORゲート1007の出力H NORゲート1006の1つの入力にフィードバックされる。第3のフィードバ ック路けNORゲート1007の出力信号をNORゲート1004の入力にフィ ードバックしており、最後のフィードバック路はNORゲート1006の出力を NORゲート1005の入力に接続している。
組合せ論理回路600に対して使用されているのと類似の仕方で、クロックによ って動作するJKフリップ・フロップ回路1000は第15図に示すように相応 する入力、出力および相互接続を有するノード線図に容易に帰着させることが出 来る。NOR論理ゲート1001〜1007はノードA−Gに夫々相応し、夫々 A−Gと名付けられている。第15図のノード線図から1反射サブホログラムの 7レイにより光論理NORゲートの相応するアレイを光学的に相互接続してクロ ックによって動作するJKフリップ・フロップ回路1000を実現することが出 来る。
第16図にはクロックによって動作する光JKフリップ・フロップ論理回路10 00を実現する夫々A−Iと名付けられた5EED1201〜1209の如き光 学的に非線形な元デバイスのアレイ1200が示されている。
更に、この光論理装置はまた光ディジタル・プロセッサと考えることが出来る。
インコヒーレントまたはコヒーレント光源C図示せず)が夫々バイアス・ビーム 1251〜125Tによってデバイス1201〜1207の前部表面1210を 照射している。デバイス1208および1209は前部表面1210から出力光 ビームを放射するが、光源からは例えば平面ミラーによってシールドされている 。バイアス・ビーム1251〜1257は夫々の5EED1201〜1207を 光論理NORゲートとして機能させる。
反射ホログラム1220はゲート・アレイ1200か、 らの相互接続出力光ビ ームを分割し、かつ反射して論理回路1000に類似したクロックによって動作 するJ Kフリップ・フロップ光論理回路を形成する。反射ホログラムは複数個 の反射サブホログラム1221〜1229より成り、各サブホログラムは論理ゲ ート・アレイ1200の相応する位置にある5EEDとユニークな関連を有して いる。光学的に透明な物質1240は反射ホログラム1220の前部表面123 0と光NORゲート・アレイ1200の後部表面1211を一定の平行位置関係 に保持し、それによって各々の反射サブホログラムの前部表面が光NORゲート の相応する位置にある後部表面と直接面するようにする。
先に述べた如く、各々の反射サブホログラムは少くとも2つの一般に反対方向の コヒーレント元ビームに露呈されており、それによって周知の仕方で写真乳剤中 に恒久的に記憶される光フリンジ・パターンが形成される。
処理後、恒久的に記憶されたフリンジ・パターンは反射サブホログラム1221 〜1229となる。
説明の便宜上、各反射サブホログラムは9個のドツトの7レイを有しているもの とする。ここで9個のドツトの7レイは光信号が受信あるいは放射される各々の 光NORゲートの相対的中心位置を示している。ここで再び、影を施した矩形は 出力ビームがそこに向って反射さ−れるアレイ1200中の尤N ORゲートの 相対位置な表わす。
各々の反射サブホログラムの光フリンジ・パターンによって形成された予め定め られた光の相互接続を検証するためにVi特定のゲートに対する各々の反射サブ ホログラムの影を施した矩形と第15図の相応するノードから出て行く線を比較 しさえすればよい。3×3の5EED1201〜1209の7レイは夫々第15 図のノードA〜Hの3×3のアレイに相応する。反射サブホログラム1221の 影を施した矩形は光NORゲート1201CノードA)からの相互接続出力ビー ムが光NORゲート1204に対する相互接続制御ビームとして反射されること を示している。このことは第15図のノード線図にも示されている。光学的相互 接続は反射サブホログラム1222〜1227に対しても同様に検証することが 出来る。
反射サブホログラム1221〜1227の光学的相互接続の検証を行えば、第1 6図のクロックによって動作する光学的JKフリップ・フロップ回路と第14図 に示すクロック知よって動作するJKフリップ・フロップ回路1000の論理回 路との機能的比較は容易に実行可能である。この機能的比較は2つの回路が同等 の機能を実行することを検証することである。
簡単に述べると、クロックによって動作するJKフリップ・フロップはJおよび に端子に同時に信号が加えられる場合を除き、周知のセット・リセット(SR) フリップ・フロップと機能的に同一である。更に、JKフリップ・フロップの将 来の出力信号はその現在の状態の関数でちる。この例では、JKフリップ・プロ ップはJおよびに端子に信号が同時に加えられるとクロック信号の立上りエツジ でトグル・スイッチ、即ち状態を反転するよう設計されている。JKフリップ・ フロップのセットおよびリセット入力は回路のクロック入力より優先する。
しかし、この回路の動作をより良く理解するために、セットおよびリセット入力 の論理レベルは不活性状態に留捷るものとする。
従って、JおよびCLK入力端子に高論理レベル信号(I(lを加え、入力端子 Kに低論理レベル信号(9を加えると、出力端子QおよびQ上の出力信号は夫々 高論理レベルおよび低論理レベルとなる。この様子は第16図に示されており、 高論理レベル制御ビーム1261Hおよび1262Hが夫々の光NORゲート1 201および1202に加えられており、低論理レベル光ビーム1276Lが光 NORゲート1203に加えられている。
その結果、光NORゲート1207は高論理レベル相互接続出力ビーム1265 I(を放射し、反射サブホログラム1227は該ビームを高論理レベル相互接続 フィードバック制御ビーム1266Hおよび1267I(ならびに高論理レベル 相互接続出力ビーム1268 Hとして分割し、反射する。バイアスされていな い5EED1208け高論理レベル出力ビーム1268HをQ出力端子に通過さ せる。
第14図に示す如く、相互接続されたNORゲート1006および1007の状 態はどのような信号がNORゲート1004および1005にフィードバックさ れるかを決定する。最初NORゲート1006からの出力信号は高論理レベル( 扛にあり、NORゲート1005および1007にフィードバックされるものと 仮定する。
更KNORゲート1u07からの出力信号は低論理レベル(υにあり、該出力信 号けNORゲート1004および1006にフィードバックされるものと仮定す る。論理ゲート1003からの出力信号は高論理レベル0(1)にあるので、N ORゲート1005の出力信号ばNORゲート1006からゲート1005の入 力にフィードバックされる出力信号とは無関係に低論理レベル(しである。しか し、NORゲート1004の2つの入力制御信号は低論理レベル(匂であるから 、NORゲート1007からフィードバックされる出力信号はNORゲート10 04からの出力信号の論理レベルを決定する。まず第1に、NORゲート100 6および1007のセットおよびリセット入力端子の論理レベルは該ゲートとし て予め定められた出力レベルとするので、これら入力端子は不活性状態、この場 合には低論理レベルであると仮定される。
次知、ゲート1004の出力信号は高論理レベルとなり、NORゲート1006 の入力に加えられる。これによりNORゲート1006および100γの状態は 変化し、NORゲート1006からの高論理レベル信号はN0rkゲート100 5にフィードバックされる。これ((より最終的に、NORゲート10[]6お よび1007の出力信号は夫々低論理レベルおよび高論理レベルとなる。
この状態はまた第16図において容易に検証さ才する。
即ち、第16図の光学的に相互接続されたクロックによって動作するJ Kフリ ップ・フロップは第14図て示すクロックによって動作するJKフリップ°フロ ップ回路1000と等価な機能を果すことが分る。
前述の光学的組合せおよび順序論理回路は単に本発明の原理を示すものであシ、 更に複雑な光学的ディジタル・プロセッサを含む任意の他の光学的論理回路を本 発明の精神と範囲を逸脱することなく当業者において考案し得ることを理解され たい。詳細に述べると、反射サブホログラムのアレイおよび光学的に非線形なデ バイスを用いてメモリ機能および並列処理を実行することが出来る。
更に、論理ゲートの各々のアレイの光学的入出力信号をまた相互接続あるいはカ スケード接続して任意の大きさの所望の論理回路を形成することが出来る。
fi 〜 1N衣11旧>2−501175 (18)FIG、 18 FIG、 19 FIG、 21 国淫膿査碧失 1m會nvl16x−^−に1mpmPc’r/us85102454ANNE X To TFj: INTERNATIONAL 5EARCHREPORT  ON

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.光論理装置であつて、該装置は: 第1の制御光ビームに応動して第1の出力光ビームを放出する第1の光学的に非 線形な光デバイスと;第2の制御光ビームに応動して第2の出力光ビームを放出 する第2の光学的に非線形な光デバイスと;前記第1の出力光ビームに応動して 、前記第2の光学的に非線形な光デバイスに対する前記第2の制御光ビームを発 生する反射ホログラムを含むことを特徴とする光論理装置。
  2. 2.請求の範囲第1項記載の装置において該装置は更に: 第3の制御光ビームに応動して第3の出力光ビームを放出する第3の光学的に非 線形な光デバイスを含み:第1の出力光ビームに応動する反射ホログラムは第3 の光学的に非線形な光デバイスに対する第3の制御光ビームを発生することを特 徴とする装置。
  3. 3.請求の範囲第1項記載の装置において:光学的に非線形な光デバイスの各々 は光論理機能を実行するよう動作することを特徴とする装置。
  4. 4.請求の範囲第1項記載の装置において:デバイスの各々は非線形干渉計を含 むことを特徴とする装置。
  5. 5.請求の範囲第1項記載の装置において該装置は更に: 第1の制御光ビームを第1の光論理素子に向ける第1の方向付け手段を含むこと を特徴とする装置。
  6. 6.請求の範囲第5項記載の装置において該装置は更に: 第1および第2の論理素子の反射ホログラムに対する位置および前記第2の出力 光ビームの光受信器に対する位置を保持する透明な手段を含むことを特徴とする 装置。
  7. 7.請求の範囲第5項記載の装置において該装置は更に: 第2の出力光ビームを光受信器に向ける方向付け手段を含むことを特徴とする装 置。
  8. 8.請求の範囲第5項記載の装置において第1および第2の光論理素子の各々は 非線形干渉計を含むことを特徴とする装置。
  9. 9.請求の範囲第5項記載の装置において反射ホログラムは: 前記第1の出力光ビームの第1の予め定められた量を第2の制御光ビームとして 反射する手段を含むことを特徴とする装置。
  10. 10.請求の範囲第2項記載の装置において第1、第2および第3の光論理素子 はその上で制御光ビームを受信し、そこからその出力光ビームを放出する表面を 有することを特徴とする装置。
JP86501148A 1984-12-19 1985-12-11 光論理装置 Pending JPS62501175A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/683,713 US4764890A (en) 1984-12-19 1984-12-19 Optical logic arrangement
US683713 1984-12-19
PCT/US1985/002454 WO1986003849A1 (en) 1984-12-19 1985-12-11 Optical logic arrangement

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62501175A true JPS62501175A (ja) 1987-05-07

Family

ID=24745150

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61501148A Expired - Lifetime JPH0827473B2 (ja) 1984-12-19 1985-12-11 光論理装置
JP86501148A Pending JPS62501175A (ja) 1984-12-19 1985-12-11 光論理装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61501148A Expired - Lifetime JPH0827473B2 (ja) 1984-12-19 1985-12-11 光論理装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4764890A (ja)
EP (1) EP0207154B1 (ja)
JP (2) JPH0827473B2 (ja)
KR (1) KR940001911B1 (ja)
CA (1) CA1270674A (ja)
DE (1) DE3582678D1 (ja)
WO (1) WO1986003849A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8625016D0 (en) * 1986-10-18 1987-04-15 British Aerospace Digital optical computing systems
US5267183A (en) * 1987-03-27 1993-11-30 Opticomp Corporation General purpose optical computer
US5297068A (en) * 1987-03-27 1994-03-22 Opticomp Corporation Global interconnect architecture for optical computer
US5164913A (en) * 1987-03-27 1992-11-17 Opticomp Corporation General purpose optical computer
US4830444A (en) * 1987-12-31 1989-05-16 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Optical switch
US4914286A (en) * 1989-04-20 1990-04-03 At&T Bell Laboratories Method and apparatus for increasing the processing capacity of optical digital processing systems having optically bistable devices
US5093802A (en) * 1989-06-16 1992-03-03 Rocky Mountain Research Center Optical computing method using interference fringe component regions
US5024499A (en) * 1989-09-29 1991-06-18 The Boeing Company Optical and gate for use in a cross-bar arithmetic/logic unit
GB2236418A (en) * 1989-09-30 1991-04-03 William Morton Holographic logic device
CA2060302A1 (en) * 1991-10-17 1993-04-18 John N. Hait Optical computing method using interference-fringe component regions
CA2084950A1 (en) * 1991-12-18 1993-06-19 Tsen-Hwang Lin Compact programmable processing module
JP3009562B2 (ja) * 1993-07-30 2000-02-14 三菱電機株式会社 光スイッチング装置
US5644123A (en) * 1994-12-16 1997-07-01 Rocky Mountain Research Center Photonic signal processing, amplification, and computing using special interference
US5623366A (en) * 1994-12-16 1997-04-22 Rocky Mountain Research Center Photonic signal processing amplification, and computing using special interference
US5466925A (en) * 1994-12-16 1995-11-14 Rocky Mountain Research Center Amplitude to phase conversion logic
US7072086B2 (en) * 2001-10-19 2006-07-04 Batchko Robert G Digital focus lens system
US7218430B2 (en) * 2000-10-20 2007-05-15 Robert G Batchko Combinatorial optical processor

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60217359A (ja) * 1984-04-13 1985-10-30 Canon Inc 演算装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3530442A (en) * 1968-10-09 1970-09-22 Bell Telephone Labor Inc Hologram memory
US3651485A (en) * 1969-10-16 1972-03-21 Ibm Holographic data processing system
US3614192A (en) * 1969-12-18 1971-10-19 Perkin Elmer Corp Holographic logic operator for an optical data processing system
US3680080A (en) * 1970-06-29 1972-07-25 Optical Memory Systems Optical logic function generator
US3807829A (en) * 1973-04-30 1974-04-30 Hughes Aircraft Co Extended-field holographic lens arrays
FR2276660A1 (fr) * 1974-06-28 1976-01-23 Thomson Csf Systeme optique de stockage de donnees binaires effacable selectivement et agencees par pages enregistrees holographiquement
DE2443128A1 (de) * 1974-09-09 1976-03-25 Siemens Ag Laserstrahl-koppelanordnung
US4088964A (en) * 1975-01-22 1978-05-09 Clow Richard G Multi-mode threshold laser
US4082431A (en) * 1975-04-22 1978-04-04 Minnesota Mining And Manufacturing Company Image processing system using incoherent radiation and spatial filter hologram
US4318581A (en) * 1980-05-13 1982-03-09 Georgia Tech Research Institute Optical holographic content-addressable memory system for truth table look-up processing
US4386414A (en) * 1980-11-19 1983-05-31 The Regents Of The University Of Minnesota Data processing system utilizing a holographic optical element
FR2495873B1 (fr) * 1980-12-05 1987-01-02 Thomson Csf Dispositif de commutation de faisceaux optiques et central telephonique comprenant un tel dispositif
FR2518766A1 (fr) * 1981-12-18 1983-06-24 Thomson Csf Dispositif de commutation de faisceaux optiques et central telephonique comprenant un tel dispositif
US4503447A (en) * 1982-07-16 1985-03-05 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Multi-dimensional quantum well device
US4546244A (en) * 1984-03-14 1985-10-08 At&T Bell Laboratories Nonlinear and bistable optical device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60217359A (ja) * 1984-04-13 1985-10-30 Canon Inc 演算装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0207154B1 (en) 1991-04-24
DE3582678D1 (de) 1991-05-29
KR870700143A (ko) 1987-03-14
JPH0827473B2 (ja) 1996-03-21
US4764890A (en) 1988-08-16
CA1270674A (en) 1990-06-26
WO1986003849A1 (en) 1986-07-03
JPS61501579A (ja) 1986-07-31
EP0207154A1 (en) 1987-01-07
KR940001911B1 (ko) 1994-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2523115B2 (ja) 自己電気光学効果デバイスによる光論理装置
JPS62501175A (ja) 光論理装置
JP2572052B2 (ja) 非線形光学要素を相互接続するための反射ホログラムの製造方法及び装置
US5661577A (en) Incoherent/coherent double angularly multiplexed volume holographic optical elements
JPH0215244A (ja) 再構成可能な光学的相互接続
JPH0670699B2 (ja) 光学的相互接続装置
US20170351087A1 (en) Photonic Modulator and Switch
Wherrett et al. Construction and Tolerancing of an Optical-CLIP
US3484147A (en) Hologram storage apparatus and method using a diffusing medium
Wilde et al. Dynamic holographic interconnections using photorefractive crystals
Fukushima et al. Parallel interconnection through an optical fiber using phase conjugation mirror acceptable for optical data pattern
Chiou Optical interconnection using photorefraction
Taghizadeh et al. Passive optical array generators
Schulze Reconfigurable optical interconnections using dynamic optoelectronic holograms
Owechko et al. Programmable multilayer optical neural networks with asymmetric interconnection weights
Taghizadeh et al. Design and Construction of Holographic Optical Elements for Photonic Switching Applications
CHIOU Photorefractive Optical
Guilfoyle et al. 32-bit digital optical computer: a hardware update
Morris et al. Reconfigurable interconnects using computer generated holograms and spatial light modulators
Wang Optical computing using interference filters as nonlinear optical logic gates and holographic optical elements as optical interconnects
Kirk et al. Interconnects with optically thin elements
JOINT PUBLICATIONS RESEARCH SERVICE ARLINGTON VA JPRS Report, Science & Technology, China, Optical Computing & Memory.
Dragoman et al. Optical Signal Processing Devices
JPH01255835A (ja) 光演算法および光演算装置
JP2004037510A (ja) マトリクススイッチ型インターコネクション装置およびそのインターコネクション方法