JPS6249898B2 - - Google Patents

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JPS6249898B2
JPS6249898B2 JP58114143A JP11414383A JPS6249898B2 JP S6249898 B2 JPS6249898 B2 JP S6249898B2 JP 58114143 A JP58114143 A JP 58114143A JP 11414383 A JP11414383 A JP 11414383A JP S6249898 B2 JPS6249898 B2 JP S6249898B2
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emulsion
water
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JP58114143A
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JPS5912830A (ja
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Uiriamu Sanzu Buruusu
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Dow Silicones Corp
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Dow Corning Corp
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Publication date
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Publication of JPS6249898B2 publication Critical patent/JPS6249898B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/30Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof by mixing gases into liquid compositions or plastisols, e.g. frothing with air
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2383/00Characterised by the use of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Derivatives of such polymers
    • C08J2383/04Polysiloxanes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アニオン的に安定化されたヒドロキ
シル末端封鎖ポリジオルガノシロキサン、コロイ
ドシリカ、有機錫化合物及び水からなる水性エマ
ルシヨンからシリコーンエラストマーフオームを
製造する方法に関する。
タラレー法(Talalay process)として知ら
れ、1938年12月13日に発行された米国特許第
2432353号明細書に記載されているエラストマー
性エマルシヨンからフオームを製造する一つの方
法は、天然ゴムラテツクスに硬化剤を配合し、次
いで過酸化水素と混合して発泡させる方法であ
る。発泡している間に混合物をアルミニウム金型
に注ぎこむ。金型が発泡混合物で満たされた後、
−30℃のブラインに金型を浸漬して型の内容物を
凍結させる。次に金型を真空源につなぎ、発泡し
た凍結混合物を通して−2℃のアルカリ性塩化カ
ルシウムブラインを供給することにより、混合物
の非可逆的凝固を起こさせる。次に金型を生蒸気
加硫装置に移し、そこで125℃に25分間加熱して
天然ゴムを加硫する。加硫ずみのフオーム製品を
次に型から取出し、洗浄、遠心抽出及び乾燥処理
を行う。タラレーは、機械的泡立て、化学的なガ
スの発生、又はガスもしくは蒸気の物理的放出と
いつた任意の公知方法により、フオームの予備形
成を行いうると教示している。
1962年にイー・アイ・デユポン・ド・ニーマー
ス社〔E.I.Dupont De Nemours and Co.(Inc.
)〕によつて発行されたJ.C.カール(Carl)著
「ネオプレンラテツクス」(Neoprene Latex)に
は、特定のネオプレンラテツクスをフオームに変
換する方法が記載されている。ラテツクス充填
剤、硬化剤、促進剤、及びフオーム安定化用界面
活性剤を混合し、次に混合物の急速撹拌を行つて
空気を混入して泡を生じさせる。なめらかなクリ
ームに仕上がるまで泡を撹拌する。次にゲル化剤
を加え、泡を金型に入れる。泡のゲル化によつて
生成されたフオームは、通常水蒸気にさらして硬
化させる。硬化が終わつた後、フオームを洗浄し
てから乾燥する。
上に述べた方法においては、ネオプレンラテツ
クスの場合には内部ゲル化剤を用い、また天然ゴ
ムラテツクスの場合には外部ゲル化剤を用いて泡
をゲル化してフオームを安定化しなくてはならな
い。良好なフオームを生成するためには、このゲ
ル化工程を慎重に制御する必要がある。1970年1
月20日発行された米国特許第3491033号明細書に
おいて、ダン(Dunn)はゲル化工程を含まない
固体気泡物質の製造法について記載している。該
方法は水性エマルシヨンの形態で得られ、300〓
よりも低い温度で成膜性(film forming)である
任意のポリマーに適用できるとダンは述べてい
る。ダンは、天然ゴムラテツクス、ブタジエン―
スチレンラテツクス、及び熱可塑性ポリマー、例
えばポリエチレン及び塩化ビニルのエマルシヨン
によるフオーム製造例を示している。ダンの方法
は、湿潤フオームをゲル化し得ない発泡剤を水性
分散液に加え、混合物から湿潤フオームを形成
し、湿潤フオームを乾燥して固体気泡物質を得、
そしてポリマーの成膜温度にこの固体気泡物質を
加熱することによつて実施される。ダンの方法は
比較的大量の発泡剤を用いることにより、乾燥工
程の過程でフオーム構造物がその気泡形状を保ち
うるようにしている。本発明のエマルシヨンは、
フオームをゲル化せずに固体気泡物質に乾燥する
ことはできないので、本発明はダンの教示する方
法とは異なつている。
界面活性剤及び増粘剤を加えて泡を安定にしな
がらエマルシヨンから安定な泡を機械的に発生さ
せ、次にこの安定な泡から水を除去してシリコー
ンエラストマーフオームを形成することによりシ
リコーンエラストマーフオームが製造される。9
〜11.5の範囲内のPHを有するこのエマルシヨン
は、水性エマルシヨンの形のアニオン的に安定化
されたヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロ
キサン100重量部、コロイドシリカ少なくとも1
重量部、有機錫化合物、及び水で構成される。
本発明の方法で製造されるシリコーンエラスト
マーフオームは連続気泡フオームである。この方
法は簡単であり、安定な泡を生成し、その後でオ
ーブン中で加熱するか、又は室温で風乾するなど
して水を系から除去するだけでよい。他のフオー
ム製造法で必要とされる凝固及び加硫工程を別に
行う必要はない。本発明によつて製造されるシリ
コーンエラストマーフオームはすぐれた熱安定性
を有する。本発明の方法は発泡剤を使用しないで
すむので、加工の過程で発生する有毒な蒸気又は
ガスの問題が起きない。
本発明は、(i)平均分子量が10000よりも大き
く、9〜11.5の範囲内のPHを有する水性エマルシ
ヨンの形態におけるアニオン的に安定されたヒド
ロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロキサン100
重量部、コロイドシリカ少なくとも1重量部、有
機錫化合物、及び水からなるシリコーンエマルシ
ヨンから機械的に泡を発生させ、そして工程(ii)で
水が除去されるまで泡を安定化させるのに充分な
アニオン性又は非イオン性界面活性剤及び増粘剤
を加え、その後(ii)安定な泡から水を除去して硬化
ずみのエラストマーフオームを形成することから
なる、水を除去した際にエラストマー生成物をも
たらすのに適したシリコーンエマルシヨンの発泡
方法に関する。
特定されたエマルシヨンを用いる本発明の方法
によれば、シリコーンエラストマーフオームをき
わめて簡単に製造することができる。エマルシヨ
ンを発泡させて安定な泡となし、次にエマルシヨ
ンから水を除去してエラストマー性シリコーンフ
オームを得る。エマルシヨンの組成は、第1工程
で形成された安定な泡が、水を除去して硬化ずみ
のエラストマーフオームを形成するまでそのまま
保たれるようにする。いつたん水が除去される
と、もとの液体エマルシヨンは乾燥した硬化ずみ
エラストマーフオームとなる。
本発明に用いられるエマルシヨンは、水性エマ
ルシヨンの形態におけるアニオン的に安定化され
たヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロキサ
ン、コロイドシリカ及び有機錫化合物を含有す
る。本発明で規定するとおりに用いられるこれら
の成分は、乾燥によつて硬化エラストマー物質と
なる。上記成分に増粘剤及び界面活性剤を加える
ことにより、発泡して安定な泡となる混合物が製
造される。界面活性剤は、泡を機械的に発生させ
る過程で空気を内蔵するための潜在能力を発揮
し、泡の内部にいちだんと均一で小形の気泡を生
じさせるのに役立つ。増粘剤は、泡の粘度を調節
し、泡が自立できる程度の剛性を有し、しかも泡
を形成できないほどには粘稠とならないようにす
る。安定な泡は、水を除去する過程でエマルシヨ
ンを泡として維持するような性質を有する。この
ような組成を有するエマルシヨンを用いることに
より、硬化エラストマーフオームが得られる。
バツチ方式の混合操作においては、アニオン的
に安定されたヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガ
ノシロキサンを混合用容器に入れ、コロイドシリ
カを撹拌しながら加え、エマルシヨンにした有機
錫化合物を加え、そしてPHを所要の範囲に調節す
るのに充分なアミンを加える。次いで撹拌下に界
面活性剤及び増粘剤を加える。界面活性剤及び増
粘剤の量は、機械的に泡を発生させる過程で調節
することができる。得られた泡は堅固な塊状物で
あつて、その形態を保持し、多数の微細に分布さ
れた気泡又は泡沫を含むものでなくてはならな
い。この時点における安定な泡は、日常見なれて
いる泡立てクリーム又はひげそりフオームに似て
いるかも知れない。
安定な泡を機械的に発生させるには、開放容器
内でエマルシヨンを急速に撹拌すればよい。ま
た、エマルシヨンの容器中に空気を気泡導入し、
又は押出し機のような密閉系内で撹拌しながらエ
マルシヨンに空気を噴霧注入するような方法をと
つてもよい。
エラストマーフオームを製造するのに本発明の
方法で用いられるエマルシヨンの組成は、脱水処
理によつて安定な泡をエラストマーフオームに変
換させることが可能である。他の成分又は工程を
いつさい必要とせずに、水を除去することによつ
て硬化ずみのエラストマーフオームを得ることが
できる。
安定な泡から水を除去して得られるエラストマ
ーフオームは安全に硬化されている。この工程
は、安定な泡を加熱して水を蒸発させることによ
つて達成できる。例えば、安定な泡を熱風炉に入
れて加熱することができる。また、安定な泡を室
温で風乾することによつても硬化フオームを得る
ことができるが、オーブン乾燥中安定である泡を
作るよりも、風乾中絶えず安定を保つ泡を作るこ
とは困難である。
本発明の方法で用いられるエマルシヨンの組成
は、水の除去が終わるまで安定な泡を生成しうる
ものでなくてはならない。泡の安定度は、とりわ
けて最終エマルシヨンの粘度の関数である。エマ
ルシヨンの粘度は使用成分の関数である。本発明
に用いられるアニオン的に安定化されたヒドロキ
シル末端封鎖ポリジオルガノシロキサンは、ポリ
マーの分子量が高く、従つて粘度が高いものでな
くてはならない。また高固形分、例えばコロイド
シリカ50重量%を含むコロイドシリカ分散液を用
いることも良好な泡の生成に役立つ。エマルシヨ
ンにヒユームドシリカを加えることにより、泡の
固形分含有量を高め、粘度及び堅固性
(firmness)を高くすることができる。珪藻土、
微粉砕石英、アルカリ粘土、二酸化チタン、及び
非酸性カーボンブラツクのような付加的な半補強
及び増量用充填剤を加えることができる。熱安定
剤、圧縮硬化剤及び顔料のようなシリコーンエラ
ストマー用の普通の添加剤は、エマルシヨンのPH
が9〜11.5の範囲内に保たれるように選ぶ。エマ
ルシヨン中に界面活性剤を用いて表面張力を下
げ、泡沫の生成を促進する。また泡の堅固さ及び
安定性は増粘剤の使用によつて改善される。水を
除去する工程を通じて泡が安定化されるような量
の増粘剤を泡の発生前又は発生中に添加する。増
粘剤の好ましい量は、実施例に示すような簡単な
実験によつて容易に求められる。
泡から水を除去すると、ある程度の容積収縮が
生じる。実際の収縮量は、エマルシヨンの固形分
含有量、泡の安定度、及び脱水方法ならびに乾燥
される泡の実際の形状及び寸法といつたような変
数に応じて変動する。泡は収縮して元の容積の1/
3ほどに小さくなることもあるが、それでも有用
な硬化シリコーンエラストマーフオームが得られ
る。乾燥前の泡の寸法を決定するには、この収縮
を考慮に入れておく。例えば、布基体に結合させ
た厚さ2mmの仕上りフオームが所望であれば、乾
燥中の収縮を考えて、それよりも厚め、例えば6
mmの厚さの泡を布の上にのせる。
本発明の方法に用いられるエマルシヨンは水、
アニオン的に安定化されたヒドロキシル末端封鎖
ポリジオルガノシロキサン、有機錫化合物及びコ
ロイドシリカからなり、そのPHは9〜11.5の範囲
内である。このようなエマルシヨンは、1980年9
月9日に発行されたジヨンソン(Johnson)、サ
ーム(Saam)及びシユミツト(Schmidt)の米
国特許第4221688号明細書に記載されている。
ヒドロキシル基で末端封鎖されたポリジオルガ
ノシロキサンは、乳化できて、かつ、エマルシヨ
ンから水を除去した後に得られる生成物に対して
エラストマー性状を与えるシロキサンである。こ
の種のヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロ
キサンは、少なくとも10000の重量平均分子量
(MW)を有すべきである。例えば5000〜10000と
いつた比較的低いMW範囲を有するヒドロキシル
末端封鎖ポリジオルガノシロキサンからは強力な
エラストマー生成物が得られない。分子量が高い
ほど破断点における引張り強度及び伸び率が改善
され、MWが30000よりも大きければ好ましい引張
り強度及び伸び率が得られ、そしてMWが50000よ
りも大であれば最善の引張り強度及び伸び率が得
られる。重量平均分子量の最高限度は、乳化可能
であつて、しかもエマルシヨンから水を除去した
後に得られる生成物にエラストマー性状が付与さ
れるような最大分子量である。実際には、ヒドロ
キシル末端封鎖ポリジオルガノシロキサンは最高
約1000000までの重量平均分子量を有しうるもの
と予想される。ヒドロキシル化ポリジオルガノシ
ロキシンの好ましいMWは200000〜700000の範囲
内である。エマルシヨンから水を除去して得られ
るポリマーの粘度は25℃において約75ないし約
4000パスカル・秒と広く変動するが、25℃におい
て約1000〜3000パスカル・秒の範囲内であるのが
望ましい。
ヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロキサ
ンの有機基は、1基当り7個未満の炭素原子を含
む一価の炭化水素基、及び1基当り7個未満の炭
素原子を含む2―(過フルオロアルキル)エチル
基であつてよい。一価の炭化水素基の例にはメチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、イソプロピル、
ペンチル、ヘキシル、ビニル、シクロヘキシル及
びフエニルが含まれ、また2―(過フルオロアル
キル)エチル基の例には3,3,3―トリフルオ
ロプロピル及び2―(過フルオロブチル)エチル
が含まれる。ヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガ
ノシロキサンに含まれる有機基の少なくとも50%
はメチルであるのが望ましい。ヒドロキシル末端
封鎖ポリジオルガノシロキサンは珪素原子1個当
り2個の有機基を含む本質的には線状のポリマー
であり、製造の過程で不純物として混在する微量
のモノオルガノシロキサン及びトリオルガノシロ
キシ基を含んでいてもよい。好ましいヒドロキシ
ル末端封鎖ポリジオルガノシロキサンはヒドロキ
シル末端封鎖ポリジメチルシロキサンである。
最も好ましいヒドロキシル末端封鎖ポリジオル
ガノシロキサンは、エマルシヨン中におけるヒド
ロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロキサンの重
合法を教示する、1966年12月27日付発行のフイン
ドレー(Findlay)らの米国特許第3294725号明細
書に記載のアニオン性乳化重合法で製造されたシ
ロキサンである。ヒドロキシル末端封鎖ポリジオ
ルガノシロキサンの別の製造方法は、ヒドロキシ
ル末端封鎖ポリジオルガノシロキサンとその製法
とを教示する、1959年6月23日付発行のハイド
(Hyde)らの米国特許第2891920号明細書に記載
されている。これらの方法及び他の方法は当業界
で公知である。エマルシヨン中に用いられるヒド
ロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロキサンはア
ニオン的に安定化されたポリシロキサンである。
ここでいう「アニオン的に安定された」という言
葉は、ヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロ
キサンがアニオン性の界面活性剤でエマルシヨン
中に安定化されていることを意味する。
アニオン性の界面活性剤は、界面活性スルホン
酸とその塩とを開示する前掲の米国特許第
3294725号明細書に記載されているような、ヒド
ロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロキサンを形
成する乳化重合に用いられる界面活性スルホン酸
の塩であるのが望ましい。スルホン酸のアルカリ
金属塩、特にナトリウム塩が好ましい。スルホン
酸の例として、脂肪族置換基を有するベンゼンス
ルホン酸、脂肪族置換基を有するナフタレンスル
ホン酸、脂肪族スルホン酸、シリルアルキルスル
ホン酸及び脂肪族置換基を有するジフエニルエー
テルスルホン酸があげられる。
本発明のエマルシヨンの有する利点の1つは、
安定なエマルシヨンを維持するのに必要な界面活
性剤又は乳化剤の量が比較的少量ですむことであ
る。アニオン性乳化剤の量はエマルシヨンに対し
て2重量%よりも少なくてすみ、この程度の量
は、ヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロキ
サンの乳化重合過程に用いられるスルホン酸の中
和によつてまかなうことができる。他の乳化剤、
例えばスルホリシノール酸のアルカリ金属塩、脂
肪酸のスルホン化グリセリルエーテル、スルホン
化された一価アルコールエステルの塩、オレイル
メチルタウリドのナトリウム塩のようなアミノス
ルホン酸のアミド、ナトリウムα―ナフタレンモ
ノスルホネートのようなスルホン化された芳香族
炭化水素アルカリ塩、ナフタレンスルホン酸とホ
ルムアルデヒドとの縮合生成物、ならびにアンモ
ニウムラウリルスルフエート、トリエタノールア
ミンラウリルスルフエート及びナトリウムラウリ
ルエーテルスルフエートのような硫酸塩を用いる
こともできる。
特に必要ということではないが、アニオン性の
乳化剤に加え、所望によつては非イオン性乳化剤
を含ませることができる。この種の非イオン性乳
化剤の例として、サポニン、脂肪酸とエチレンオ
キシドとの縮合生成物、例えばテトラエチレンオ
キシドのドデシルエーテル、エチレンオキシドと
ソルビタントリオレエートとの縮合生成物、側鎖
を有するフエノール系化合物とエチレンオキシド
との縮合生成物、例えばエチレンオキシドとイソ
ドデシルフエノールとの縮合生成物、及びイミン
誘導体、例えばエチレンイミン重合体があげられ
る。
コロイドシリカはエマルシヨンの必須成分であ
る。任意のコロイドシリカを用いることができ
る。これらのコロイドシリカは当業界において周
知であり、市販されているものが多い。ヒユーム
ドコロイドシリカ及び沈降コロイドシリカを含め
任意のコロイドシリカを用いることができるが、
好ましいコロイドシリカは水性媒質中に含まれた
状態で得られるものである。水性媒質のコロイド
シリカは通常安定化された形、例えばナトリウム
イオン、アンモニア又はアルミニウムイオンによ
つて安定化された形で得られる。ナトリウムイオ
ンで安定化された水性コロイドシリカが好まし
く、その理由はPHを9〜11.5の範囲内とするのに
付加的な成分を特に加えなくとも、ナトリウムイ
オンで安定化されたコロイドシリカを用いればPH
条件に適うためである。ここでいう「コロイドシ
リカ」という用語は、粒子直径が0.0001〜0.1μ
のシリカを指す。コロイドシリカの粒子直径は
0.001〜0.05μであるのが好ましい。ヒドロキシ
ル末端封鎖ポリジオルガノシロキサンとコロイド
シリカとの相対的な量は、例えばヒドロキシル末
端封鎖ポリジオルガノシロキサン各100重量部に
対してコロイドシリカ1〜150重量部のごとく広
い範囲に亘つて変動しうる。本発明の方法におい
ては、ヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロ
キサン各100重量部に対してコロイドシリカの量
を10〜50重量部とするのが望ましい。
シリコーンエマルシヨンは連続した水の相を有
し、該水相中にアニオン的に安定化されたヒドロ
キシル末端封鎖ポリジオルガノシロキサン及びコ
ロイドシリカからなる相が分散している。このシ
リコーンエマルシヨンが貯蔵安定性を有し、しか
もエマルシヨンを貯蔵した後でもエラストマーに
硬化できるためには、シリコーンエマルシヨンの
PHが9〜11.5の範囲内でなくてはならない。最善
の貯蔵安定性を有し、しかも貯蔵安定期間中の任
意の時点において周囲条件下でエラストマーを形
成しうるシリコーンエマルシヨンは10.5〜11.2の
範囲内のPHを有するエマルシヨンである。
ヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロキサ
ン及びコロイドシリカを含むシリコーンエマルシ
ヨンを製造した直後に周囲条件下で水を蒸発させ
ても、該エマルシヨンから有用なエラストマー生
成物は得られない。エマルシヨンからエラストマ
ーが形成できるためには、エージング期間が必要
であるが、このエージングには例えば最長5ケ月
に及ぶほどの長い期間を要することもある。有機
錫化合物、好ましくはジアルキル錫ジカルボキシ
レートを添加することにより、エージング期間を
1〜3日に短縮することができる。エージング期
間がすぎた後ならば、周囲条件下において水を除
去することによつてエラストマー生成物を得るこ
とができる。ヒドロキシル末端封鎖ポリジオルガ
ノシロキサン各100重量部に対し、0.1〜2重量部
の量でジアルキル錫ジカルボキシレートを用いる
ことができるが、約0.25〜1.5重量部を用いるの
が好ましい。ジアルキル錫ジカルボキシレートに
はジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレ
ート及びジオクチル錫ジラウレートが包含され
る。好ましいジアルキル錫ジカルボキシレートは
ジオクチル錫ジラウレートである。
有機アミンを添加することによつてエマルシヨ
ンの長期貯蔵安定性が改善されることを見いだし
た。所要の量が水に溶解するものであれば有機ア
ミンは、炭素、水素及び窒素、それに酸素を含ん
でいてもよい第一、第二又は第三アミンであつて
よい。これらの有機アミンには、ジエチルアミ
ン、エチレンジアミン、ブチルアミン、ヘキシル
アミン、モルホリン、モノエタノールアミン、ト
リエチルアミン及びトリエタノールアミンが包含
される。好ましいアミンはジエチルアミンであ
る。添加の過程でアニオン的に安定化されたヒド
ロキシル末端封鎖ポリジオルガノシロキサンエマ
ルシヨンを破壊しないものである限り、有機アミ
ンは溶剤なしで加えてもよいし、又は水性エマル
シヨンとして加えてもよい。従つて、水溶液とし
てアミンを加えるのが望ましい。
泡の粘度は堅固性を調節するために増粘剤を用
い、それによつて水が除去されるまで泡がそのま
まの状態を維持するようにする。適当な増粘剤が
市販されており、9〜11.5の範囲内のPHにおいて
安定であり、かつ、エマルシヨンの増粘化に利用
可能であることを念頭において選定する。有用な
増粘剤をいくつかあげると、種々のセルロース誘
導体、ポリアクリレート及びポリメタクリレート
のアルカリ塩、カルボキシレートコポリマーのナ
トリウム及びアンモニウム塩ならびにコロイドク
レーである。これらの増粘剤のほかに他の増粘剤
を用いうるが、エマルシヨンの貯蔵安定性又は得
られるエラストマーフオームの性状に悪い影響を
与えないことを確認するための小規模実験を個個
の増粘剤について行つた方がよい。
本発明の方法は、シリコーンエラストマーフオ
ームを製造するのに有用である。本方法によつて
一般にフイブリル構造を有する連続気泡フオーム
が得られる。このものは、室温硬化性シリコーン
エラストマーから製造された他のタイプのシリコ
ーン連続気泡フオームよりも強力であるように思
われる。本方法は、泡生成剤として空気及び水以
外のものをいつさい使用しないですむので、この
フオーム製造法では毒性又は汚染の問題が起きな
い。本発明の方法はいたつて簡単であるため、既
存の装置を用いることができる。他の多くの方法
で用いられるゲル化剤は、本発明の方法による泡
のゲル化に必要でない。乾燥フオームは、エマル
シヨンから水を除くこと以外の成膜又は硬化工程
を必要としない。
フオームの密度は、泡を発生させるときに導入
される空気量によつて容易に調節される。基体上
に予備形成又は敷設される安定な泡の量は容易に
決定できる。何となれば、泡を安定な形態で発生
させ、収縮を許容した最終的所望量において敷設
しうるからである。例えば極限温度において有用
なクツシヨン及び衣料断熱剤のように、極限温度
及び長期エージング作用に耐えるエラストマー性
状を有する連続気泡フオームが要求される用途に
対して本シリコーンエラストマーフオームは有用
である。
以下、本発明を詳しく説明する目的で実施例を
記載するが、この実施例は前記特許請求の範囲の
欄に適法に記載された本発明の範囲を限定するも
のと理解すべきでない。例中に記載の部はすべて
重量による。
実施例 エマルシヨン中に空気を機械的に混入して安定
な泡を生成し、次に種々の方法で水を除去するこ
とによつて一連のフオームを製造した。
約35シロキサン単位のヒドロキシル末端封鎖ポ
リジメチルシロキサン液、ラウリル硫酸ナトリウ
ム乳化剤及び水を均質化した後、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸触媒によつて重合させてヒドロキシ
ル末端封鎖ポリジメチルシロキサンエマルシヨン
を製造した。このエマルシヨンは約7.5のPH、約
50重量%の固形分含有量を有し、エマルシヨンか
ら取出したヒドロキシル末端封鎖ポリジメチルシ
ロキサンの粘度は25℃において約300パスカル・
秒であつた。
上記のヒドロキシル末端封鎖ポリジメチルシロ
キサンエマルシヨン200部、ナトリウムイオンで
安定化された水中30重量%のコロイドシリカ分散
液100部、50重量%のジオクチル錫ジラウレート
を含む水性エマルシヨン2部及びモルホリン0.5
部を混合して補強されたエマルシヨンを製造し
た。
ホバート(Hobart)ミキサー内でラウリル硫
酸ナトリウム1gと前記の補強エマルシヨン200
gとを混合して泡を製造した。混合物はある程度
発泡したが、粘度が低すぎたため、静置の間に泡
が崩壊した。アクリル系の増粘剤を撹拌下に徐々
に添加することによつて混合物は発泡したが、粘
稠すぎて撹拌棒に付着し、内蔵した空気のほとん
どが失われた。補強されたエマルシヨンの追加量
125gを徐々に加えることにより、混合物は漸次
発泡して固形分46重量%を含む安定な泡となつ
た。
この安定な泡の一部を厚さ1.3mmのシートとし
てポリテトラフルオロエチレンの表面にひろげの
ばしてから風乾した。同じようなシートを約80℃
のオーブンに入れた。風乾シートは乾燥するまで
に約24時間かかり、元の厚さの約1/3に収縮し
た。オーブン乾燥シートは1時間で乾燥し、元の
厚さの約2/3に収縮した。乾燥中に気泡は拡大し
た。乾燥フオームの密度は310Kg/m3であつた。
上記の泡の一部を8オンスのポリスチレン製フ
オームカツプに入れた。このカツプ入りの泡を3
日間風乾したところ、泡の収縮が烈しく、気泡の
変形が起きた。
安定な泡を製造することの重要性を示す比較試
験を行つた。
約8のPHを有し、52重量%のポリマーを含み、
そして10000よりも大きい平均分子量を有するア
ニオン的に安定化されたポリジメチルシロキサン
エマルシヨン200部、固形分15重量%のナトリウ
ムで安定化したコロイドシリカ分散液100部、微
細に分割された二酸化チタン20部、ジエチルアミ
ン2部、及びジオクチル錫ジラウレート50重量%
を含む水性エマルシヨン1部からなるエマルシヨ
ンを製造した。このエマルシヨン400gとラウリ
ル硫酸ナトリウム2gとの混合物をキツチンエイ
ド(Kitchen Aid)ミキサーで撹拌した。次いで
アクリル系の増粘剤5gを撹拌添加し、2分間撹
拌を続けてひげそり用フオームに似た白色の液状
の泡を得た。この泡を分けて容器に入れてから、
次の方法で乾燥した: A オーブンに入れて125℃に加熱する、 B オーブンに入れて70℃に加熱する、及び C 室温で貯蔵する。
オーブンに入れた各試料は加熱するに従つて発
泡し、その後硬化中又は硬化前に崩壊する。室温
の試料は硬化中に崩壊する。
上記の比較試験と実施例とを比較すると、ポリ
ジメチルシロキサン各100部に対し、実施例では
全界面活性剤4.4部、コロイドシリカ30部及び増
粘剤2.8gを用いたことがわかる。比較試験では
全界面活性剤2.4部、コロイドシリカ15部、二酸
化チタン20部及び増粘剤1.25gが用いられた。こ
のような配合の差によつて、比較試験に較べて実
施例では堅固さにおいてまさる泡が得られたので
ある。実施例における堅固さのすぐれた泡をオー
ブン中で加熱して乾燥したところ、硬化ずみエラ
ストマーフオームの製造に成功した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 逐次的に、 (i) 平均分子量が10000よりも大きく、9〜11.5
    の範囲内のPHを有する水性エマルシヨンの形態
    におけるアニオン的に安定化されたヒドロキシ
    ル末端封鎖ポリジオルガノシロキサン100重量
    部、コロイドシリカ少なくとも1重量部、有機
    錫化合物及び水からなるシリコーンエマルシヨ
    ンから安定な泡を機械的に発生させ、工程(ii)に
    おいて水を除去するまで泡を安定にするのに充
    分なアニオン性又は非イオン性の界面活性剤及
    び増粘剤を加え、そして次に (ii) 安定な泡から水を除去して硬化ずみのエラス
    トマーフオームを形成する ことを特徴とする、エラストマー生成物をもたら
    すのに適したシリコーンエマルシヨンを発泡させ
    る方法。 2 エマルシヨン中に空気を混入して安定な泡を
    機械的に発生させる、特許請求の範囲1の方法。 3 水を除去する前に工程(i)の安定な泡を基体又
    は型に移す、特許請求の範囲1の方法。 4 水の除去が安定な泡を加熱することからな
    る、特許請求の範囲1の方法。 5 ポリジオルガノシロキサンが50000よりも大
    きい平均分子量を有するポリジメチルシロキサン
    であり、コロイドシリカが10重量部をこえ、そし
    て錫化合物が0.1〜2重量部の量のジアルキル錫
    ジカルボキシレートである、特許請求の範囲1の
    方法。
JP58114143A 1982-06-25 1983-06-24 シリコ−ンエラストマ−フオ−ムの製造法 Granted JPS5912830A (ja)

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