JPS6247318A - コ−ヒ−等の浸出装置の定量給湯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コーヒー粉等の被浸出物に熱湯を注湯するこ
とにより、その浸出液を得るコーヒー等の浸出装置の定
量給湯装置に関するものである。

従来の技術 一般にコーヒーの浸出は高温度・短時間で、さらには全
体から均一に浸出することが理想的であるとされている
。

そこで、従来からこの種の送水装置においては、高圧型
の電磁式ポンプで９０Ｋｑｆ／ｃ肩程度に加圧して短時
間に浸出するコーヒー浸出装置が見られる０ ところで、この種の電磁式ポンプにおいては、その特性
上、流路抵抗が大きくなると送水量は急激に減少し、ま
た流路抵抗が小さくなると送水量は激増するものであっ
た。このため、流路抵抗である被浸出物の量や種類等に
より送水量が異なり、簡単な構成で常に一定量の送水が
できる装置が要望されていた。

このようなことから、従来のコーヒー等の浸出装置は、
たとえばコーヒー浸出時においては、その装置の専用コ
ーヒー挽き機を備えてコーヒー粉の粒度を極カ一定に、
さらには、コーヒー粉の量を極カ一定に保てるようにし
て、つまり被浸出物による浸出圧力のバラツキの元ｔｌ
ｌ力おさえて送水するポンプの作動時間全制御してコー
ヒーの浸出液の量のバラツキを少なくしていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の構成では、満足のいく
浸出量を得るためにはコーヒー挽き機の十分な整備が必
要となり、非常に手間のかかるものであった。

そのため、コーヒーの浸出圧力全３〜４ＫＬ！ｆ　／ｃ
ｒｌ程度の中圧力に低下させて、圧力差による送水量浸
出ができないものであった。

本発明はこのような問題点全解決するもので、理想的な
コーヒー等の浸出が行なえ、かつ安価でしかも使い勝手
が良く一定量の給水ができるコーヒー等の浸出装置の定
量給湯装置を提供すること全目的とする。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明は、水タンクと、こ
の水タンクの底面の一部？天面とし、かつ水タンクの底
面近傍に給水バルブを介して連通された計量タンクと、
一方を前記水タンクの最高水位より上方で開口させ、か
つ他方を前記計量タンクに連通させた通気管と、一方を
前記計量タンクの底面近傍に開口させ、かつ他方をこの
計量タンク内の水金送水する送水装置を介して被浸出物
に開口させた送水路と、この送水路を送られる水を加熱
するヒーター全装備した湯沸しユニットと、前記被浸出
物を着脱自在に収納する収納装置とを有し、前記収納装
置への被浸出物の装着操作に連動して前記給水バルブを
閉鎖するように構成したものである。

作　　用 上記構成によれば、水タンクから給水バルブを経て計量
タンクに流入した水は、あらかじめ設定された容積の計
量タンクに溜まり、そして満水になった後、収納装置に
被浸出物を装着すると、この装着操作に連動して給水バ
ルブが閉鎖されるため、前記計量タンク内の定量の水は
送水装置により湯沸しユニットに送られ、そこで湯沸し
されて給湯されることになる。

実施例 以下、本発明の一実施例全第１図および第２図にもとづ
いて説明する。図において、１は湯沸しユニットで、こ
の湯沸しユニット１はヒーターブロック２の略中央部に
ヒーター３全備え、かつこのヒーター３の外周には螺旋
状の水路４を備えている。６は前記湯沸しユニット１の
下部に回動自在に備えられ、かつハンドル６を有するホ
ルダーである。７は前記湯沸しユニット１の下方に設け
られたガイドリングで、このガイドリンク７はコーヒー
粉８を封入したカプセル９を収納する収納部１０の内方
上部に、前記水路４と連通したノズル孔１１ケ有するノ
ズル１２を設けている。

１３は支持軸１４により昇降自在に設けたセット座で、
このセット座１３の略中央部には、その中央部に吐出口
１６ａを備えたカプセル座１６を設け、かつ上部には前
記ホルダー６と係合するフック片１６を設け、さらに後
部には前記支持軸１４に嵌合した昇降板１７を設けてい
る。そして前記ガイドリンク７とカプセル座１５でカプ
セル９の収納装置を形成している。

１８は水タンクで、この水タンク１８の下方には、水タ
ンク１８の底面１９の一部を天面とする計量タンク２ｏ
が設けられている。２１は給水バルブで、この給水バル
ブ２１は弁軸２２．ダイヤフラム２３および復帰ばね２
４を備え、弁軸２２の下方のカム２５を備えたカム軸２
６の回動により水タン、り１８と計量タンク２０間を開
閉する。

２７は通気管で、この通気管２７の上部は前記水タンク
１８の最高水位より上方で開口し、かつ下部は０リング
２８でシールして計量タンク２０内のみに開口している
。

２９は計量タンク２０の底面に立設したフロートスイッ
チであり、支柱３ｏには上側から第１のリードスイッチ
３１、第２のリードスイッチ３２全内装し、そしてマグ
ネットに内装したフロート３３と対応させて２段階の水
位スイッチを形成している。

３４は前記フロートスイッチ２９の下部に一体的に備え
た連結軸で、この連結軸３４は裏板３５に備えた調節ね
じ３６０回転によりフロートスイッチ２９とともに昇降
して計量タンク２０で計量される容量の微調節を行なう
。３７はフロートスイッチ２９のシール用の０リングで
ある。３日は送水装置全構成する電磁式のポンプであり
、前記計量タンク２０の底面から前記湯沸しユニット１
の水路４を経てガイドリング７のノズル孔１２に連通ず
る送水路を形成している。

３９は湯沸しユニット１の側方に設けたレバーで、この
レバー３９は一方端全前記ホルダー５のハンドル６に係
合させてホルダー６０回動を前後摺動に変換する。４０
は軸４１により回動自在に設けられた第１のリンクで、
この第１のリンク４゜はその上端部４０ａ’ｊｚ前記レ
バー３９の他端３９ａに、かつ下端部４０ｂｉ前記カム
軸２６の回動片４２の上端４２８にそれぞれ係合させる
とともに、さらに中央部４０ｃでは第２のリンク４３の
突起片４４と係合させて第１のリンク４０の回動のすべ
てをカム軸２６の回動と、その回動範囲の一部を第２の
リンク４３の回動とに連動させているう、４５は前述し
た第１のリンク４０と連動する第２のリンク４３を回動
自在とする軸である。第２のリンク４３はその先端４３
ａｉ前記昇降板１７に設けた係合軸４６に係合させて第
１のリンク４０の回動と連動して前記セント座１３を昇
降する。

４７はカム２５の下方に備えたポンプ３８の安全スイツ
チで、この安全スイッチ４７は前記カム軸２６の回動に
よりカム２５で抑圧閉成されてポンプ３８を作動可能と
する。

以上のように構成さ扛たコーヒー等の浸出装置の給湯装
置において、次にその動作全説明する。

１ず、ヒーター３の通電を開始すると、湯沸しユニット
１は加熱されて自動温度調節器（図示せず）で所定の温
度に制御される。次に水タンク１８に注水すると、水は
給水バルブ２１全介して計量タンク２０に流入する。（
この準備段階ではホルダー５の回動によるレバー３９．
第１のリンク４０゜カム軸２６を介しての弁軸２２の上
昇はなく、従って給水バルブ２１は開放している。）こ
の時、計量タンク２ｏ内の空気は通気管２７から追い出
される。計量タンク２Ｑが満水になると、水は水タンク
１８の底面から溜まり、所定量に達すると、水タンク１
８の最低水位に設定した水位検知装置（図示せず）が動
作し、この最低水位を超えて必要量の注水を完了する。

次にカプセル９をセント座１３のカプセル座１５に載置
し、ホルダ−５全回動する。このホルダー５の回動によ
り、レバー３９．第１のリンク４０゜カム軸２６を介し
てカム２６により復帰ばね２４に抗して弁軸２２を上昇
させて給水バルブ２１を閉鎖する。一方、第１のリンク
４ｏから第２のリンク４３を介してセット座１３を上昇
させ、カプセル９をガイドリンク７の収納部１０に収納
するとともに、ホルダー６とフック片１６の係合により
カプセル９はガイドリンク７とカプセル座１６により気
密的に保持される。なお、ガイドリング７へのカプセル
９の収納時にノズル１２はカプセル９の上部を突き破り
、ノズル孔１１はカプセル９内に開口する。

この状態で次にポンプ３８を作動させると、計量タンク
２０内の水は順次ポンプ３８で圧送され、湯沸しユニッ
ト１で湯沸しされ、さらにカプセル９内のコーヒー粉８
に達し、コーヒーを浸出して吐出口１５ａより流出して
順次できあがる。一方、計量タンク２Ｑ内では排水に伴
なって通気管２７がら空気が流入し、負圧となることな
く、水位は低下する。あらかじめ設定した水位になると
、フロートスイッチ２９が動作してポンプ３８の作動を
停止し、コーヒーの浸出を完了する。

なお、本実施例のフロートスイッチ２９は第１のリード
スイッチ３１が動作する水位では６０ＣＣ５第２のリー
ドスイッチ３２が動作する水位では１２０ＣＣの２種類
の一定量の給湯を選択できるようにしている。

さらにコーヒーを続けて浸出する際には、ホルダー６？
］ｌ−前述と逆方向に回動させて、浸出源のカプセル９
を取出すと同時に、ホルダー５の回動に連動してカム軸
２６が回動し、復帰ばね２４により給水バルブ２１は開
放され、水タンク１８から計量タンク２ｏに注水される
。以降前述と同様な操作金繰り返して行なうことになる
。

このように本実施例によれば、水タンク１８の下方に計
量タンク２０ｉ設け、この水タンク１８と計量タンク２
０間に、カプセル９の収納装置の一方のカプセル座１６
を有するセント座１３の昇降装Ｅｆｔ構成するレバー３
９．第１のリンク４０に連動したカム軸２６を介して開
閉される給水バルブ２１を設けた構成としているため、
常に一定量の給湯が可能となり、その結果、コーヒーの
浸出量のバラツキを最少限にすることができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、水タンクと、この水タン
クの底面の一部を天面とし、かつ水タンクの底面近傍と
給水バルブ？介して連通させた計量タンクと、一方を前
記水タンクの最高水位より上方で開口させ、かつ他方全
前記計量タンクに連通させた通気管、と、一方を前記計
量タンクの底面近傍に開口させ、かつ他方をこの計量タ
ンク内の水を送水する送水装置を介して被浸出物に開口
させた送水路と、この送水路を送られる水金加熱するヒ
ーターを装備した湯沸しユニットと、前記被浸出物を着
脱自在に収納する収納装置とを有し、前記収納装置への
被浸出物の装着操作に連動して前記給水バルブを閉鎖す
るように構成しているため、簡単な構成にして、コーヒ
ー等の浸出量ノバラツキ全最少限にすることができると
ともに、理想的な高圧力下での浸出が可能となり、その
結果、実用的に優れた定量給湯ができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すコーヒー等の浸出装置
の定量給湯装置の側断面図、第２図は同給湯装置の縦断
面図である。 １・・・・・湯沸しユニット、３・・・・・・ヒーター
、４・・・・・水路、７・・・・・・ガイドリング、８
・・・・・・コーヒー粉、９・・・・・・カプセル、１
１・・・・・・ノズル孔、１５・・・・・・カプセル座
、１８・・・・・・水タンク、２０・・・・・・計量タ
ンク、２１・・・・給水バルブ、２７・・・・・・通気
管、３８・・・・・ポンプ（送水装置）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水タンクと、この水タンクの底面の一部を天面とし、か
   つ水タンクの底面近傍と給水バルブを介して連通させた
   計量タンクと、一方を前記水タンクの最高水位より上方
   で開口させ、かつ他方を前記計量タンクに連通させた通
   気管と、一方を前記計量タンクの底面近傍に開口させ、
   かつ他方をこの計量タンク内の水を送水する送水装置を
   介して被浸出物に開口させた送水路と、この送水路を送
   られる水を加熱するヒーターを装備した湯沸しユニット
   と、前記被浸出物を着脱自在に収納する収納装置とを有
   し、前記収納装置への被浸出物の装着操作に連動して前
   記給水バルブを閉鎖するように構成したコーヒー等の浸
   出装置の定量給湯装置。