JPS6246831B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6246831B2 JPS6246831B2 JP56202265A JP20226581A JPS6246831B2 JP S6246831 B2 JPS6246831 B2 JP S6246831B2 JP 56202265 A JP56202265 A JP 56202265A JP 20226581 A JP20226581 A JP 20226581A JP S6246831 B2 JPS6246831 B2 JP S6246831B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- earthquake
- group
- volcanic
- seismic
- observation
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 17
- CCEKAJIANROZEO-UHFFFAOYSA-N sulfluramid Chemical group CCNS(=O)(=O)C(F)(F)C(F)(F)C(F)(F)C(F)(F)C(F)(F)C(F)(F)C(F)(F)C(F)(F)F CCEKAJIANROZEO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 2
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 2
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 2
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01V—GEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
- G01V1/00—Seismology; Seismic or acoustic prospecting or detecting
- G01V1/01—Measuring or predicting earthquakes
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Geology (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Geophysics (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、火山活動の観測システムに於いて、
火山性地震であるか否かを識別する火山性地震識
別方法に関するものである。
火山性地震であるか否かを識別する火山性地震識
別方法に関するものである。
火山活動の観測システムは、例えば第1図に示
すように、火山の山体に配置したA群地震観測局
A1〜Anと、火山の周辺に配置したB群地震観
測局B1〜Bmとにより構成され、火山性地震の
場合は、A群地震観測局A1〜Anで地震を検知
した後、B群地震観測局B1〜Bmで地震を検知
することになり、矢印Ra,Rb又はRcで示す遠地
地震波が伝搬されたときは、B群地震観測局で地
震を検知した後にA群地震観測局で地震を検知す
ることになるから、火山性地震と遠地地震とを区
別することができる。
すように、火山の山体に配置したA群地震観測局
A1〜Anと、火山の周辺に配置したB群地震観
測局B1〜Bmとにより構成され、火山性地震の
場合は、A群地震観測局A1〜Anで地震を検知
した後、B群地震観測局B1〜Bmで地震を検知
することになり、矢印Ra,Rb又はRcで示す遠地
地震波が伝搬されたときは、B群地震観測局で地
震を検知した後にA群地震観測局で地震を検知す
ることになるから、火山性地震と遠地地震とを区
別することができる。
しかし、B群地震観測局の例えばB2が落雷等
により故障した場合、矢印Ra方向の遠地地震波
が伝搬したとき、A群地震観測局A2が地震を検
知した後、B群地震観測局B1,B3が地震を検
知することになり、A群の次にB群で地震を検知
したとき火山性地震であると判別する方式では、
遠地地震を火山性地震と誤認する欠点が生じる。
このような誤りを防止する為には、B群地震観測
局を多数配置し、且つA群地震観測局全体を包囲
するように配置しなければならず、実際の配置上
並びに経済的な問題が生じる。
により故障した場合、矢印Ra方向の遠地地震波
が伝搬したとき、A群地震観測局A2が地震を検
知した後、B群地震観測局B1,B3が地震を検
知することになり、A群の次にB群で地震を検知
したとき火山性地震であると判別する方式では、
遠地地震を火山性地震と誤認する欠点が生じる。
このような誤りを防止する為には、B群地震観測
局を多数配置し、且つA群地震観測局全体を包囲
するように配置しなければならず、実際の配置上
並びに経済的な問題が生じる。
本発明は、遠地地震と火山性地震との地震波の
伝搬速度の相違に着目し、A群とB群との地震観
測局の地震検知時間の関係により、火山性地震で
あるか否か識別することを目的とするものであ
る。以下実施例について詳細に説明する。
伝搬速度の相違に着目し、A群とB群との地震観
測局の地震検知時間の関係により、火山性地震で
あるか否か識別することを目的とするものであ
る。以下実施例について詳細に説明する。
地震波の伝搬速度は、地表面から深くなる程大
きくなるものであり、火山性地震の震源は、地表
面から数100m〜10Km程度であるから、地表面上
の地震観測局には、地震波の伝搬速度の小さい表
層部を伝搬して到達することになる。これに対し
て、遠地地震の場合は、伝搬速度の大きい深層部
にも伝搬し、この深層部を伝搬した地震波が、表
層部を伝搬した地震波より速く地震観測局に到達
することになる。
きくなるものであり、火山性地震の震源は、地表
面から数100m〜10Km程度であるから、地表面上
の地震観測局には、地震波の伝搬速度の小さい表
層部を伝搬して到達することになる。これに対し
て、遠地地震の場合は、伝搬速度の大きい深層部
にも伝搬し、この深層部を伝搬した地震波が、表
層部を伝搬した地震波より速く地震観測局に到達
することになる。
従つて、遠地地震の震源地に最も近く、その地
震波を最も速く検知したB群地震観測局と、その
後に地震波を検知したA群地震観測局及びB群地
震観測局との検知時間差は僅かであると共に、A
群地震観測局とB群地震観測局とが時間的に混在
して地震波を検知することになる。これに対し
て、火山性地震の場合は、震源から地表面に向か
つて伝搬する地震波をA群地震観測局が検知した
後に、B群地震観測局が検知することになる。即
ち、第1図に於いて、火山性地震の地震波は、火
山に対してほぼ同心円状に伝搬し、A群地震観測
局が地震波を検知した後、伝搬時間T後にB群地
震観測局が地震波を検知することになり、火山性
地震を識別することができる。
震波を最も速く検知したB群地震観測局と、その
後に地震波を検知したA群地震観測局及びB群地
震観測局との検知時間差は僅かであると共に、A
群地震観測局とB群地震観測局とが時間的に混在
して地震波を検知することになる。これに対し
て、火山性地震の場合は、震源から地表面に向か
つて伝搬する地震波をA群地震観測局が検知した
後に、B群地震観測局が検知することになる。即
ち、第1図に於いて、火山性地震の地震波は、火
山に対してほぼ同心円状に伝搬し、A群地震観測
局が地震波を検知した後、伝搬時間T後にB群地
震観測局が地震波を検知することになり、火山性
地震を識別することができる。
第2図は本発明の実施例のブロツク線図であ
り、A群地震観測局A1〜AnとB群地震観測局
B1〜Bmとからの地震波検出信号が地震観測所
の受信処理部1に伝送される。この受信処理部1
は、地震波検出信号のレベル識別を行ない、設定
レベル以上の検出信号が加えられたとき、検知信
号をプロセツサ2に加えるものである。プロセツ
サ2は、検知信号の立上りを地震観測局対応に処
理し、最初の検知信号の立上りでタイマ3を起動
し、タイマ3の設定時間T1内の検知信号を調
べ、この設定時間T1内では、A群観測局A1〜
An対応の検知信号のみであれば、火山性地震と
判定する。なお4はメモリを示し、又タイマ3は
プロセツサ2のソフトタイマ等を利用することも
できる。
り、A群地震観測局A1〜AnとB群地震観測局
B1〜Bmとからの地震波検出信号が地震観測所
の受信処理部1に伝送される。この受信処理部1
は、地震波検出信号のレベル識別を行ない、設定
レベル以上の検出信号が加えられたとき、検知信
号をプロセツサ2に加えるものである。プロセツ
サ2は、検知信号の立上りを地震観測局対応に処
理し、最初の検知信号の立上りでタイマ3を起動
し、タイマ3の設定時間T1内の検知信号を調
べ、この設定時間T1内では、A群観測局A1〜
An対応の検知信号のみであれば、火山性地震と
判定する。なお4はメモリを示し、又タイマ3は
プロセツサ2のソフトタイマ等を利用することも
できる。
第3図に示すように、A1〜An,B1〜Bmを
それぞれA群地震観測局A1〜An及びB群地震
観測局B1〜Bmからの地震波検出信号に基いて
受信処理部1で形成された検知信号とすると、C
は立上り信号を示すものとなり、最初の立上り信
号でタイマ3が起動され、設定時間T1内の立上
り信号が調べられる。第3図に於いては、設定時
間T1内にはA群地震観測局A1〜An対応の検
知信号のみであるから、この場合は火山性地震と
判断する。
それぞれA群地震観測局A1〜An及びB群地震
観測局B1〜Bmからの地震波検出信号に基いて
受信処理部1で形成された検知信号とすると、C
は立上り信号を示すものとなり、最初の立上り信
号でタイマ3が起動され、設定時間T1内の立上
り信号が調べられる。第3図に於いては、設定時
間T1内にはA群地震観測局A1〜An対応の検
知信号のみであるから、この場合は火山性地震と
判断する。
又第4図に示すように、最初の立上り信号で起
動されたタイマ3の設定時間T1に、A1〜
An,B1〜Bmで示すA群地震観測局A1〜An
及びB群地震観測局B1〜Bmの検知信号が混在
している場合、遠地地震と判断する。Cで示す立
上り信号を地震観測局対応にメモリ4に書込み、
設定時間T1後に読出すことにより、A群のみで
あるか、又A群とB群とが混在しているかにより
火山性地震であるか遠地地震であるかを容易に区
別することができる。
動されたタイマ3の設定時間T1に、A1〜
An,B1〜Bmで示すA群地震観測局A1〜An
及びB群地震観測局B1〜Bmの検知信号が混在
している場合、遠地地震と判断する。Cで示す立
上り信号を地震観測局対応にメモリ4に書込み、
設定時間T1後に読出すことにより、A群のみで
あるか、又A群とB群とが混在しているかにより
火山性地震であるか遠地地震であるかを容易に区
別することができる。
火山性地震であることが識別された場合は、他
の公知の手段により、地震波の波形や時間等の記
録、火山活動の開始か否かの判断等を行なうこと
ができる。
の公知の手段により、地震波の波形や時間等の記
録、火山活動の開始か否かの判断等を行なうこと
ができる。
以上説明したように、本発明は火山の山体に配
置したA群地震観測局A1〜Anと、火山の周辺
に配置したB群地震観測局B1〜Bmとからの地
震波検出信号に基いて、最初に地震を検知したと
きからタイマの設定時間内に、A群地震観測局A
1〜Anのみ地震を検知した場合は火山性地震と
判定し、A群地震観測局A1〜AnとB群地震観
測局B1〜Bmとが地震を検知した場合は遠地地
震と判定するものであり、従つて何れかの地震観
測局が故障した場合でも火山性地震であるか否か
の識別を誤りなく行なうことができ、火山活動観
測システムに適用して、活動開始の予測等の精度
を向上させることができる。
置したA群地震観測局A1〜Anと、火山の周辺
に配置したB群地震観測局B1〜Bmとからの地
震波検出信号に基いて、最初に地震を検知したと
きからタイマの設定時間内に、A群地震観測局A
1〜Anのみ地震を検知した場合は火山性地震と
判定し、A群地震観測局A1〜AnとB群地震観
測局B1〜Bmとが地震を検知した場合は遠地地
震と判定するものであり、従つて何れかの地震観
測局が故障した場合でも火山性地震であるか否か
の識別を誤りなく行なうことができ、火山活動観
測システムに適用して、活動開始の予測等の精度
を向上させることができる。
第1図はA群地震観測局とB群地震観測局との
配置説明図、第2図は本発明の実施例のブロツク
線図、第3図及び第4図は火山性地震及び遠地地
震の場合の動作説明図である。 A1〜AnはA群地震観測局、B1〜BmはB群
地震観測局、1は受信処理部、2はプロセツサ、
3はタイマ、4はメモリである。
配置説明図、第2図は本発明の実施例のブロツク
線図、第3図及び第4図は火山性地震及び遠地地
震の場合の動作説明図である。 A1〜AnはA群地震観測局、B1〜BmはB群
地震観測局、1は受信処理部、2はプロセツサ、
3はタイマ、4はメモリである。
Claims (1)
- 1 火山の山体に配置したA群地震観測局と火山
の周辺に配置したB群地震観測局とからの地震波
検出信号に基いて、最初の地震検知により起動さ
れるタイマの設定時間内に、前記A群地震観測局
のみ地震を検知したとき火山性地震と判定し、前
記A群地震観測局と前記B群地震観測局とが地震
を検知したとき遠地地震と判定することを特徴と
する火山性地震識別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56202265A JPS58103679A (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 火山性地震識別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56202265A JPS58103679A (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 火山性地震識別方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58103679A JPS58103679A (ja) | 1983-06-20 |
JPS6246831B2 true JPS6246831B2 (ja) | 1987-10-05 |
Family
ID=16454671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56202265A Granted JPS58103679A (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | 火山性地震識別方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58103679A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020202654A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 日本電気株式会社 | 監視システム、監視装置、監視方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体 |
-
1981
- 1981-12-15 JP JP56202265A patent/JPS58103679A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020202654A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 日本電気株式会社 | 監視システム、監視装置、監視方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体 |
JPWO2020202654A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2021-12-23 | 日本電気株式会社 | 監視システム、監視装置、監視方法、及びプログラム |
US12078769B2 (en) | 2019-03-29 | 2024-09-03 | Nec Corporation | Monitoring system, monitoring device, monitoring method, and non-transitory computer-readable medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58103679A (ja) | 1983-06-20 |
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