JPS6246208Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はのぼり用竿の改良に関するものであ
る。

のぼり用竿は竿本体と竿本体上端に交差する腕
杆とからなるが、腕杆の固定手段が比較的煩雑で
あり、勢い分解も容易ではなかつた。

この考案は上記従来の欠点を解決したものであ
る。

以下この考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。

図においてＡはパイプからなる竿本体、Ｂは竿
本体上端の横孔１に挿通されて交差する腕杆、Ｃ
は竿本体Ａの上端に取付けられた腕杆固定金具で
ある。

腕杆固定金具Ｃは竿本体Ａの上端に外嵌するキ
ヤツプ２と、キヤツプの頂壁中心孔３に挿通され
るねじ棒４からなり、ねじ棒４の内端には環状の
腕杆掛止部５をそなえ、ねじ棒４のキヤツプ外に
突出する部分には蝶ナツト６が螺着されている。

この考案は上記したような構成であり、このの
ぼり竿の使用は、竿本体ＡにのぼりＤの側縁に形
成されている耳環７ａを通し、次いでのぼりの上
縁に形成されている耳環７ｂに腕杆Ｂを通すと共
に竿本体上端に腕杆固定金具Ｃを仮嵌着して腕杆
の一端を竿主体上端の横孔１に貫通さす際に同時
に腕杆固定金具Ｃにおけるねじ棒内端の掛止部５
にも掛け、この状態でねじ棒４に螺着した蝶ナツ
ト６を締結することによりねじ棒４がキヤツプ２
外に引き抜かれようとし腕杆Ｂを共に引き上げ、
引き上げられようとする腕杆は竿本体Ａの横孔に
通してあるため引き上げられることがなくて腕杆
は強固な固定となり、又蝶ナツトをゆるめれば腕
杆を簡単且つ容易に横孔１から引き抜くことがで
き分解できるという効果がある。

尚図中８は腕杆Ｂの他端に嵌められた、のぼり
の耳環掛止用クリツプを示す。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係るのぼり用竿の一例の使用
態様における正面図、第２図は同上要部の拡大さ
れた一部切欠正面図である。 Ａ……竿本体、１……横孔、Ｂ……腕杆、Ｃ…
…腕杆固定金具、２……キヤツプ、４……ねじ
棒、５……腕杆掛止部、６……蝶ナツト。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 竿本体と、竿本体上端の横孔に挿通し交差する
   腕杆、及び竿本体の上端に取付けられる腕杆固定
   金具とからなり、竿本体は少くとも上端側をパイ
   プとし、腕杆固定金具は竿本体の上端に外嵌する
   キヤツプの頂壁中心部にねじ棒を挿通すると共に
   ねじ棒の内端には腕杆掛止部をそなえ、ねじ棒の
   キヤツプ外に突出する部分にはナツトを螺着した
   ことを特徴とするのぼり用竿。