JPS624616Y2 - - Google Patents

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JPS624616Y2
JPS624616Y2 JP1981150931U JP15093181U JPS624616Y2 JP S624616 Y2 JPS624616 Y2 JP S624616Y2 JP 1981150931 U JP1981150931 U JP 1981150931U JP 15093181 U JP15093181 U JP 15093181U JP S624616 Y2 JPS624616 Y2 JP S624616Y2
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JP
Japan
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head
dust
dust collector
powder
head body
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JP1981150931U
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JPS5854493U (ja
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  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
  • Prevention Of Fouling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、クローラドリル等のさく岩機におけ
る繰粉処理装置に関するものである。
この種のさく岩機を用いて岩盤に穿孔を行なう
場合、孔底より吹上げる繰粉のうち微細なものが
粉塵となつて舞い上り作業環境を著しく悪化させ
るという不都合がある。そのため、例えば、穿孔
用ロツドを支持するフレームの下端部に集塵機の
吸引口に連通する集塵ヘツドを設け、孔底より吹
上げる繰粉を前記集塵ヘツドを介して前記集塵機
に導くことによつて粉塵の発生を抑制せんとした
繰粉処理装置が開発されている。ところが、従来
のものは、集塵ヘツドを、第1図に示すように前
記ロツドaが貫通する逆カツプ状のヘツド本体b
と、このヘツド本体bの下端開口部にスカート状
に装着した軟質ビニール製のフードcとからなる
ものにしているため、多くの問題を有しているす
なわち、従来のものは、第2図に示すように、穿
孔口dから吹出す繰粉をフードcによりヘツド本
体b内に案内し、このヘツド本体b内に案内した
繰粉を該ヘツド本体bに設けた粉塵排出口eから
ホースfを介して図示しない集塵機へ導くように
しているわけであるが、このようなものでは、前
記フードcの下縁と岩盤表面gとの接触面積が非
常に小さいので、この部分におけるシール機能が
十分でない。そのため、集塵機を大容量のものに
して繰粉を強力に吸引しない限り、前記フードc
の下縁と岩盤表面gとの間から多量の粉塵が外部
に漏洩してしまうという不都合がある。また、こ
のような構成のものでは、粗大な繰粉がフードc
の内側に溜まり、穿孔作業の進行に伴つてその量
が増大する。そのため、穿孔後ロツドを抜き上げ
ると、前記フードc内に溜つていた粗大繰粉が穿
設した穴内に崩れ落ちて穴を浅くしてしまう。し
たがつて、かかる装置を用いて発破用の火薬装填
穴を穿設するような場合、所望の穿孔長さが得ら
れず発破効果が不十分なものになつたり、穿孔長
が不揃いなため火薬装填量が不均一となり飛石の
原因になる等の不都合が生じる。さらに、このよ
うな装置では、繰粉の生具合を外部から観察する
ことができないので、正常に穿孔されているか否
かをオペレータが判断するのが難かしい。そのた
め、途中の穴づまり等に気付けずに穿孔を進めジ
ヤーミングを起こしてロツドが抜けなくなる等の
事故を招き易い。
本考案は、このような事情に着目してなされた
もので、集塵ヘツドを特殊な構成のものにするこ
とによつて前述した不都合を解消することができ
るようにしたさく岩機における繰粉処理装置を提
供するものである。
以下、本考案の一実施例を第3図〜第6図を参
照して説明する。
さく岩機、例えば、クローラドリル1に繰粉処
理装置2を設けている。クローラドリル1は、ク
ローラ形の自走式車両3上に大形のドリフタ4を
搭載してなるもので、例えば、前記ドリフタ4の
乗駕装置5を直立姿勢に保持して、前記ドリフタ
4および該ドリフタ4に接続された穿孔用ロツド
6を前記乗駕装置5の長尺なフレーム7に沿わせ
て昇降させることによつて、岩盤表面8に立向き
の穴9の穿設することができるようになつてい
る。繰粉処理装置2は、前記フレーム7の下端部
に集塵機11の吸引口11aに連通する集塵ヘツ
ド12を設け、孔底より吹上げる繰粉13を前記
集塵ヘツド12を介して前記集塵機11へ導くよ
うにしたものである。集塵ヘツド12は、第4
図、第5図に示すように、前記フレーム7に支持
された前記ロツド6が貫通する中空大径のヘツド
本体14と、このヘツド本体14の底部から昇降
可能に垂下され前記ロツド6が内部を挿脱自在に
貫通するとともにその下端に弾性シーリング19
を貼着したフランジ19を有する小径円筒状の繰
粉案内筒15とを分離不能に連接して構成され
る。即ち、ヘツド本体14は、有底円筒体状のも
ので、前記フレーム7の下端に固着されており、
その天壁14aはベルトコンベア用のベルト等の
弾性材により作られている。そして、前記ロツド
6は、前記ヘツド本体14の天壁14aおよび底
壁14bの各中心部を貫通してさらに下方に延出
できるようになつており、前記天壁14aのロツ
ド貫通部には粉塵が外部に漏洩するのを防止する
ためのシールリング16が設けてある。一方、繰
粉案内筒15は、前記ヘツド本体14の底壁14
bの中央部に貫通固着された外筒17と、この外
筒17内にスライド自在に嵌合させた内筒18と
からなる。内筒18は、ねじ部18aを介して
上、下に分割可能になつており、該内筒18の上
端に該内筒18が前記外筒17から抜け落ちるの
を防止するための係止鍔18bを設けるととも
に、下端に岩盤表面8に弾接して穿孔口9aを包
囲する大径なフランジ19を取着するための取付
鍔18cを設けている。フランジ19は、例え
ば、前記取付鍔18cの下面に皿ビス21…を用
いて固着したリング状の背板19aの下面にシー
ルリング19bを貼着してなるもので、前記背板
19aはベルトコンベア用のベルト等を材料にし
て作られているとともに、前記シールリング19
bは、スポンジやフエルト等の可撓性に富む弾耐
材料から作られている。なお、前記外筒17の上
端には、該外筒17と前記内筒18との間に繰粉
13が侵入するのを防止するためのリング状シー
ル材20が固着されておりまた、この外筒17の
中間部には該外筒17と内筒18との摩擦を少な
くするための透窓(図示せず)が穿設されてい
る。このようにしてなる集塵ヘツド12のヘツド
本体14に、該ヘツド本体14の底部に残留する
粗大繰粉13aを該ヘツド本体14外へ落下させ
るための粗大繰粉排出口22,22と、該ヘツド
本体14内の前記集塵機11の吸引口11aに連
通させる粉塵排出口23とを設けている。粗大繰
粉排出口22は、ヘツド本体14の底壁14bの
周縁部に穿設されており、この粗大繰粉排出口2
2の下方には、該粗大繰粉排出口22を通して落
下してくる粗大繰粉を側方へ放てきするための樋
24がそれぞれ設けてある。一方、粉塵排出口2
3は、前記ヘツド本体14の周壁14cに設けら
れており、透明ビニール製のホース25を介して
前記集塵機11の吸引口11aに接続されてい
る。集塵機11は、例えば、サイクロンとバツグ
フイルタとを併用してなる通常のものである。
このような構成のものであれば、ドリフタ4の
乗駕装置5を直立姿勢に保持してロツド6の先端
を岩盤表面8に当てると、集塵ヘツド12の繰粉
案内筒15の内筒18が適宜スライドして該繰粉
案内筒15の下端に設けたフランジ19が岩盤表
面8に当接することになるので、従来と同様な手
順に従つて穿孔作業を開始すれば、穿孔口9aか
ら吹き出す繰粉13が前記繰粉案内筒15を通し
てヘツド本体14内に案内され、該ヘツド本体1
4の粉塵排出口23からホース25を介して集塵
機11に導びかれるわけであるが、本考案では、
繰粉案内筒15の下端に設けたフランジ19を大
径なものにして岩盤表面8に弾接させるようにし
ているので、集塵ヘツド12と岩盤表面8とのシ
ールが完全に行なわれる。そのため、集塵ヘツド
12の下端と岩盤表面8との間から粉塵が漏洩す
るという不都合をきわめて効果的に解消すること
ができ、オペレータの作業環境の改善に多大の貢
献をなし得るものである。また、本考案によれ
ば、繰粉13を繰粉案内筒15を通してヘツド本
体14に導くようにし、このヘツド本体14内で
の容積急拡大で繰粉13中の粗大繰粉13aにつ
いては、これを失速させその底部に分離堆積させ
ることができる。そして、この粗大繰粉13aを
除いた繰粉13は、前述のようにヘツド本体14
の周壁に設けた粉塵排出口23から有効に前記集
塵機11に導入されて処理される一方、ヘツド本
体14の底部に残留する粗大繰粉13aを該ヘツ
ド本体14に設けた粗大繰粉排出口22,22を
通して逐時外部へ排出するようにしているので、
穿孔後ロツド6を抜き上げても、粗大繰粉13a
が穿設した穴9内に崩れ落ちるということがな
い。したがつて、穿孔長さが不揃いになる等の不
都合を無くして、精度のよい穿孔作業を行なうこ
とができるものである。また、このようなもので
あれば、粗大繰粉13aが集塵ヘツド12の外部
へ逐時排出されるので、この粗大繰粉13aの排
出状態を観察しておれば、繰粉13の出具合を察
知することができる。そのため、正常に穿孔が行
なわれているか否かをオペレータが正確に判断す
ることができることとなり、ジヤーミング等の事
故を未然に防ぐことができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来例を示す断面図である。
第3図〜第6図は本考案の一実施例を示し、第3
図は斜視図、第4図は要部を示す断面図、第5図
は第4図におけるV−V線断面図、第6図は一部
切欠した斜視図である。 2……繰粉処理装置、6……ロツド、7……フ
レーム、8……岩盤表面、9a……穿孔口、12
……集塵ヘツド、13……繰粉、13a……粗大
繰粉、14……ヘツド本体、15……繰粉案内
筒、19……フランジ、22……粗大繰粉排出
口、23……粉塵排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 穿孔用ロツドを支持するフレームの下端部に、
    集塵機の吸引口に連通する集塵ヘツドを設け、孔
    底より吹上げる繰粉を前記集塵ヘツドを介して前
    記集塵機に導くようにしたものにおいて、前記集
    塵ヘツドを、前記フレームに支持され前記ロツド
    が貫通する中空大径のヘツド本体と、このヘツド
    本体の底部から昇降可能に垂下され前記ロツドが
    が貫通するとともにその下端に岩盤表面に弾接し
    て穿孔口をシールする弾性シーリングを貼着した
    フランジを有する小径円筒状の繰粉案内筒とを連
    接して構成し、かつ前記ヘツド本体に、該ヘツド
    本体内を前記集塵機の吸引口に連通させる粉塵排
    出口と、該ヘツド本体の底部に残留する粗大繰粉
    を該ヘツド本体外へ落下させる粗大繰粉排出口と
    を設けたことを特徴とするさく岩機における繰粉
    処理装置。
JP1981150931U 1981-10-08 1981-10-08 さく岩機における繰粉処理装置 Granted JPS5854493U (ja)

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JP1981150931U JPS5854493U (ja) 1981-10-08 1981-10-08 さく岩機における繰粉処理装置

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JP1981150931U JPS5854493U (ja) 1981-10-08 1981-10-08 さく岩機における繰粉処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS5854493U JPS5854493U (ja) 1983-04-13
JPS624616Y2 true JPS624616Y2 (ja) 1987-02-02

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ID=29943641

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10148088A (ja) * 1996-11-15 1998-06-02 Yamamoto Lock Mach Kk 竪坑穿孔装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541445U (ja) * 1977-06-06 1979-01-08
JPS541445B2 (ja) * 1972-08-15 1979-01-25

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