JPS6244140B2 - - Google Patents
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- JPS6244140B2 JPS6244140B2 JP54103217A JP10321779A JPS6244140B2 JP S6244140 B2 JPS6244140 B2 JP S6244140B2 JP 54103217 A JP54103217 A JP 54103217A JP 10321779 A JP10321779 A JP 10321779A JP S6244140 B2 JPS6244140 B2 JP S6244140B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- gear
- main shaft
- power transmission
- clutch collar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000004323 axial length Effects 0.000 claims description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 3
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- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 16
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 6
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/02—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
- F16H3/08—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
- F16H3/087—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
- F16H3/093—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts
- F16H3/095—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts with means for ensuring an even distribution of torque between the countershafts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19219—Interchangeably locked
- Y10T74/19233—Plurality of counter shafts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19219—Interchangeably locked
- Y10T74/19284—Meshing assisters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は選択的に軸方向に可動な歯車を含む摺
動歯車変速式摺動機構、さらに詳しくは組み合わ
されたクラツチ歯をもつ選択的に軸方向に可動な
主軸歯車および主軸にスプライン結合された軸方
向に可動な弾力的に偏倚されたクラツチカラーを
含み前記主軸歯車を前記主軸に選択的に回転的に
固定し、前記クラツチカラーがこれと組み合わさ
れたクラツチ歯をもち前記主軸歯車と組み合わさ
れたクラツチ歯と係合し、さらに主軸またはクラ
ツチカラーの一方のスプライン歯が一定割合で変
化する厚さを有しこれによつて係合された主軸歯
車およびクラツチカラーの望ましくない離脱を防
止しまたは極力減少する多重副軸型動力伝達装置
に関する。
動歯車変速式摺動機構、さらに詳しくは組み合わ
されたクラツチ歯をもつ選択的に軸方向に可動な
主軸歯車および主軸にスプライン結合された軸方
向に可動な弾力的に偏倚されたクラツチカラーを
含み前記主軸歯車を前記主軸に選択的に回転的に
固定し、前記クラツチカラーがこれと組み合わさ
れたクラツチ歯をもち前記主軸歯車と組み合わさ
れたクラツチ歯と係合し、さらに主軸またはクラ
ツチカラーの一方のスプライン歯が一定割合で変
化する厚さを有しこれによつて係合された主軸歯
車およびクラツチカラーの望ましくない離脱を防
止しまたは極力減少する多重副軸型動力伝達装置
に関する。
選択的に軸方向に可動な歯車を有する弾力的に
変形可能な摺動機構を用いる変速歯車式動力伝達
装置、とくに弾力的に変形可能な摺動機構を用い
る多重副軸式浮動主軸型動力伝達装置は既に公知
であり、かつ米国特許第3799002号3910131号、第
3921469号、第3924484号、第3983979号を参照し
て理解されるが、これらの発明はすべて本発明の
譲受人に譲渡されたもので、これらすべて本文に
おいて参照対象に用いられている。
変形可能な摺動機構を用いる変速歯車式動力伝達
装置、とくに弾力的に変形可能な摺動機構を用い
る多重副軸式浮動主軸型動力伝達装置は既に公知
であり、かつ米国特許第3799002号3910131号、第
3921469号、第3924484号、第3983979号を参照し
て理解されるが、これらの発明はすべて本発明の
譲受人に譲渡されたもので、これらすべて本文に
おいて参照対象に用いられている。
簡単に述べれば、弾力的に変形可能な摺動機構
を用いる上述の多重副軸・浮動主軸型動力伝達装
置は、選択的に軸方向に可動な主軸歯車および主
軸にスプライン結合された軸方向に可動なクラツ
チカラーを含み、前記クラツチカラーは前記主軸
歯車に向つて弾力的に偏倚されかつ前記主軸歯車
が前記カラーに向つて軸方向に移動されるまで両
者が係合状態に移動するのを積極的に停止する。
主軸歯車はこれと組み合わされたクラツチ歯をも
ち、この歯は一体造りのクラツチ内歯であること
が好ましく、なおクラツチカラーは前記主軸歯車
と組み合わされたクラツチ歯に係合する一体造り
のクラツチ内歯をもつ。上述の動力伝達装置の好
適実施例において、主軸に回転的に固定されるよ
うに選択された主軸歯車が主軸と同期速度で回転
するまでクラツチ歯の係合を阻止するために種々
の型式のブロツカが用いられている。主軸歯車は
当業界では公知のようにシフトフオークによつて
選択的に軸方向に可動であり、これらシフトフオ
ーク機構は従来技術において衆知のリンク機構、
あるいは空気シリンダのような圧力流体モータに
よつて操作される。
を用いる上述の多重副軸・浮動主軸型動力伝達装
置は、選択的に軸方向に可動な主軸歯車および主
軸にスプライン結合された軸方向に可動なクラツ
チカラーを含み、前記クラツチカラーは前記主軸
歯車に向つて弾力的に偏倚されかつ前記主軸歯車
が前記カラーに向つて軸方向に移動されるまで両
者が係合状態に移動するのを積極的に停止する。
主軸歯車はこれと組み合わされたクラツチ歯をも
ち、この歯は一体造りのクラツチ内歯であること
が好ましく、なおクラツチカラーは前記主軸歯車
と組み合わされたクラツチ歯に係合する一体造り
のクラツチ内歯をもつ。上述の動力伝達装置の好
適実施例において、主軸に回転的に固定されるよ
うに選択された主軸歯車が主軸と同期速度で回転
するまでクラツチ歯の係合を阻止するために種々
の型式のブロツカが用いられている。主軸歯車は
当業界では公知のようにシフトフオークによつて
選択的に軸方向に可動であり、これらシフトフオ
ーク機構は従来技術において衆知のリンク機構、
あるいは空気シリンダのような圧力流体モータに
よつて操作される。
上述の動力伝達装置は、或る環境下では、とく
に動力伝達装置の摺動操作の実質的な簡単化のた
めに、とくに空気モータ操作型シフトフオークを
用いる伝達装置において、大いに望ましいことが
立証されたが、或る係合された主軸歯車と組み合
わされたクラツチ歯が時々係合されたクラツチカ
ラーと組み合わされたクラツチ歯から不当に外れ
る傾向をもつ。しばしば「キツクアウト」と称さ
れるこの問題は動力伝達装置の苛酷な使用中に頻
繁に起る。このような望ましくない離脱、または
「キツクアウト」はその本質が完全には把握され
ていないが、主軸の回転軸線に対し係合された選
択的に軸方向に可動な主軸歯車の揺動を起因する
ものと考えられ、これは組み合わされたクラツチ
歯がクラツチカラーと組み合わされたクラツチ歯
から離脱されるまで、主軸歯車をシフトフオーク
ならびにシフトシリンダの偏倚作用に抗して軸方
向に移動させるために起ると考えられる。その原
因が完全には理解されていないが望ましくない離
脱現象は、主軸歯車が主軸に対し軸方向に固定さ
れた型式の動力伝達装置ではなく、主軸歯車がク
ラツチカラーと係合するように選択的に移動され
る型式の多重副軸型動力伝達装置において最も発
生し易い。
に動力伝達装置の摺動操作の実質的な簡単化のた
めに、とくに空気モータ操作型シフトフオークを
用いる伝達装置において、大いに望ましいことが
立証されたが、或る係合された主軸歯車と組み合
わされたクラツチ歯が時々係合されたクラツチカ
ラーと組み合わされたクラツチ歯から不当に外れ
る傾向をもつ。しばしば「キツクアウト」と称さ
れるこの問題は動力伝達装置の苛酷な使用中に頻
繁に起る。このような望ましくない離脱、または
「キツクアウト」はその本質が完全には把握され
ていないが、主軸の回転軸線に対し係合された選
択的に軸方向に可動な主軸歯車の揺動を起因する
ものと考えられ、これは組み合わされたクラツチ
歯がクラツチカラーと組み合わされたクラツチ歯
から離脱されるまで、主軸歯車をシフトフオーク
ならびにシフトシリンダの偏倚作用に抗して軸方
向に移動させるために起ると考えられる。その原
因が完全には理解されていないが望ましくない離
脱現象は、主軸歯車が主軸に対し軸方向に固定さ
れた型式の動力伝達装置ではなく、主軸歯車がク
ラツチカラーと係合するように選択的に移動され
る型式の多重副軸型動力伝達装置において最も発
生し易い。
本発明によれば、従来型動力伝達装置は、選択
的に軸方向に可動な主軸歯車および主軸にスプラ
イン結合された軸方向に可動な弾力的に偏倚され
るクラツチカラーを含む弾力的に変形可能な摺動
機構を用いる摺動歯車変速式動力伝達装置に改善
されこれによつて運転状態における上記の望まし
くない離脱問題を大いに減じまたは無くすことが
できる。上記現象への対応はクラツチカラー、ま
たはスプライン歯とも称する主軸のスプライン
が、実質的に一定割合で変化する円周方向厚さを
付与され主軸にスプライン結合されたクラツチカ
ラーを用いることによつて達成された。クラツチ
カラーまたは主軸の一定割合で変化する厚さをも
つスプライン歯は、このスプライン歯がクラツチ
カラーが軸方向に非移動位置にあるとき、組み合
わされた主軸歯車に最も近いクラツチカラーの軸
方向末端において最大の厚さをもつように配置さ
れる。この推奨実施例において、製造上の理由か
ら、クラツチカラーは一定割合で変化する厚さを
もつスプライン歯を担持する部材であつて、した
がつてクラツチカラーのスプライン歯は、クラツ
チカラーが組み合わされた主軸歯車に最も近いそ
の軸方向末端において一層大きい円周方向の厚さ
をもつ。一定割合で変化するスプライン歯はクラ
ツチカラーの回転軸線に平行な線に対し実質的に
1/4゜から2゜(1/2゜が好適)の範囲の角度を形
成する。
的に軸方向に可動な主軸歯車および主軸にスプラ
イン結合された軸方向に可動な弾力的に偏倚され
るクラツチカラーを含む弾力的に変形可能な摺動
機構を用いる摺動歯車変速式動力伝達装置に改善
されこれによつて運転状態における上記の望まし
くない離脱問題を大いに減じまたは無くすことが
できる。上記現象への対応はクラツチカラー、ま
たはスプライン歯とも称する主軸のスプライン
が、実質的に一定割合で変化する円周方向厚さを
付与され主軸にスプライン結合されたクラツチカ
ラーを用いることによつて達成された。クラツチ
カラーまたは主軸の一定割合で変化する厚さをも
つスプライン歯は、このスプライン歯がクラツチ
カラーが軸方向に非移動位置にあるとき、組み合
わされた主軸歯車に最も近いクラツチカラーの軸
方向末端において最大の厚さをもつように配置さ
れる。この推奨実施例において、製造上の理由か
ら、クラツチカラーは一定割合で変化する厚さを
もつスプライン歯を担持する部材であつて、した
がつてクラツチカラーのスプライン歯は、クラツ
チカラーが組み合わされた主軸歯車に最も近いそ
の軸方向末端において一層大きい円周方向の厚さ
をもつ。一定割合で変化するスプライン歯はクラ
ツチカラーの回転軸線に平行な線に対し実質的に
1/4゜から2゜(1/2゜が好適)の範囲の角度を形
成する。
したがつて、本発明の目的は選択的に軸方向に
可動な歯車を含む新規な歯車変速式動力伝達装置
を提供するにある。
可動な歯車を含む新規な歯車変速式動力伝達装置
を提供するにある。
本発明の他の目的は、組み合わされたクラツチ
歯をもつ選択的に軸方向に可動な主軸歯車および
主軸にスプライン結合されかつ主軸歯車に向つて
偏倚された軸方向に可動なクラツチカラーを含
み、前記クラツチカラーがその離脱位置において
主軸歯車と係合するのを積極的に停止され、さら
にクラツチカラーまたは主軸のスプラインが係合
された主軸およびクラツチカラーの望ましくない
離脱を防止または無くすために一定割合で変化す
る円周方向厚さをもつ弾力的に変形可能な摺動機
構を有する歯車変速式動力伝達装置を提供するに
ある。
歯をもつ選択的に軸方向に可動な主軸歯車および
主軸にスプライン結合されかつ主軸歯車に向つて
偏倚された軸方向に可動なクラツチカラーを含
み、前記クラツチカラーがその離脱位置において
主軸歯車と係合するのを積極的に停止され、さら
にクラツチカラーまたは主軸のスプラインが係合
された主軸およびクラツチカラーの望ましくない
離脱を防止または無くすために一定割合で変化す
る円周方向厚さをもつ弾力的に変形可能な摺動機
構を有する歯車変速式動力伝達装置を提供するに
ある。
本発明の上記諸目的ならびに利点は図面を参照
しての以下の詳細説明により明らかになるであろ
う。
しての以下の詳細説明により明らかになるであろ
う。
便宜上、以下の説明において、若干の用語が用
いられているがこれはあくまで参考用であり、か
つこれに限定するものではない。語「上方へ」、
「下方へ」、「右方へ」、「左方へ」は参照に用いる
図面における方向を謂う。語「前方へ」、および
「後方へ」はそれぞれ車輌にこの改良型動力伝達
装置を通常方式で装着した場合において第1図お
よび第2図に示されるように動力伝達装置の左側
および右側を指す。語「内方へ」および「外方
へ」は装置およびその指定された部品の幾何学中
心に向い、およびこれら離反するそれぞれの方向
を謂う。前記の語は上記した意味の他その派生語
および類似の意味をもつ語を含む。
いられているがこれはあくまで参考用であり、か
つこれに限定するものではない。語「上方へ」、
「下方へ」、「右方へ」、「左方へ」は参照に用いる
図面における方向を謂う。語「前方へ」、および
「後方へ」はそれぞれ車輌にこの改良型動力伝達
装置を通常方式で装着した場合において第1図お
よび第2図に示されるように動力伝達装置の左側
および右側を指す。語「内方へ」および「外方
へ」は装置およびその指定された部品の幾何学中
心に向い、およびこれら離反するそれぞれの方向
を謂う。前記の語は上記した意味の他その派生語
および類似の意味をもつ語を含む。
本発明は選択的に軸方向に可動な主軸歯車を装
着した型式の動力伝達装置における主軸に連結ク
ラツチカラー用のスプライン構造に関する。説明
の目的で、図示の動力伝達装置は弾力的に変形可
能な摺動機構を有する型式のもので、本発明はク
ラツチカラーが主軸に対して軸方向に固定されて
いる動力伝達装置にも等しく適用可能である。さ
らに、本発明の説明の簡略化のため、第1,2,
3,4,8,9図に示す弾力的に変形可能な摺動
機構はブロツカを用いない型式のもので、本発明
はブロツカを用いる弾力的に変形可能な摺動機構
にも等しく適用可能で、本明細書に記載の推奨実
施例ではこのような弾力的に変形可能な摺動機構
はブロツカを使用している。
着した型式の動力伝達装置における主軸に連結ク
ラツチカラー用のスプライン構造に関する。説明
の目的で、図示の動力伝達装置は弾力的に変形可
能な摺動機構を有する型式のもので、本発明はク
ラツチカラーが主軸に対して軸方向に固定されて
いる動力伝達装置にも等しく適用可能である。さ
らに、本発明の説明の簡略化のため、第1,2,
3,4,8,9図に示す弾力的に変形可能な摺動
機構はブロツカを用いない型式のもので、本発明
はブロツカを用いる弾力的に変形可能な摺動機構
にも等しく適用可能で、本明細書に記載の推奨実
施例ではこのような弾力的に変形可能な摺動機構
はブロツカを使用している。
主軸歯車が選択的に軸方向に可動でかつ軸方向
に可動なクラツチカラーが主軸にスプライン結合
されかつこれに組み合わされた主軸歯車に向つて
弾力的に偏倚されている弾力的に変形可能な摺動
機構が本願の譲受人に譲渡され本文において参照
している米国特許第3799002号に示されている。
このような動力伝達機構は、同じく本発明の譲受
人に譲渡されかつ本文に参照のために引用されて
いる米国特許第3921469号、第3924484号、および
3983979号に記載されている。
に可動なクラツチカラーが主軸にスプライン結合
されかつこれに組み合わされた主軸歯車に向つて
弾力的に偏倚されている弾力的に変形可能な摺動
機構が本願の譲受人に譲渡され本文において参照
している米国特許第3799002号に示されている。
このような動力伝達機構は、同じく本発明の譲受
人に譲渡されかつ本文に参照のために引用されて
いる米国特許第3921469号、第3924484号、および
3983979号に記載されている。
第1,2,3,4,9,10図において、主動
力伝達部12およびレンジまたは補助動力伝達部
13を具備する動力伝達装置11が示され、各動
力伝達部は複数の選択比をもつ。主およびレンジ
部は共に普通のハウジング14によつて好適に囲
われている。
力伝達部12およびレンジまたは補助動力伝達部
13を具備する動力伝達装置11が示され、各動
力伝達部は複数の選択比をもつ。主およびレンジ
部は共に普通のハウジング14によつて好適に囲
われている。
この動力伝達装置11はとくに、軸受17によ
つてその後端近くを支持され、かつスプラインな
どによつて非回転的に結合された入力歯車18を
有している。入力軸18は同時に複数の副軸を同
一速度で駆動する。図示の実施例において、この
動力伝達装置は主軸23の直径上に対向した側に
配設された2個の副軸21および22を具備し、
前記主軸は入力軸16と同軸に整合しかつその前
端に軸内に回転可能に受け入れられかつ入力軸1
6の後端で支持された案内部分24を有する。
つてその後端近くを支持され、かつスプラインな
どによつて非回転的に結合された入力歯車18を
有している。入力軸18は同時に複数の副軸を同
一速度で駆動する。図示の実施例において、この
動力伝達装置は主軸23の直径上に対向した側に
配設された2個の副軸21および22を具備し、
前記主軸は入力軸16と同軸に整合しかつその前
端に軸内に回転可能に受け入れられかつ入力軸1
6の後端で支持された案内部分24を有する。
各副軸21および22はそれぞれ同一の副軸歯
車群25,26,27,28,29を装着し、こ
れらの群は同一寸法と歯数をもちかつ主軸23の
直径上に対向した両側に配設された対になつた歯
車26のような歯車組25,26を形成する。
車群25,26,27,28,29を装着し、こ
れらの群は同一寸法と歯数をもちかつ主軸23の
直径上に対向した両側に配設された対になつた歯
車26のような歯車組25,26を形成する。
複数の主軸駆動歯車31,32,33,34が
主軸のまわりに配設されかつ詳細については後述
する変形可能なクラツチ機構によつて一時に一個
づつ主軸と選択的に係合可能に動作する。
主軸のまわりに配設されかつ詳細については後述
する変形可能なクラツチ機構によつて一時に一個
づつ主軸と選択的に係合可能に動作する。
主軸歯車31,32,33は主軸23のまわり
に配設され、かつ直径上で対向して配置された各
副軸歯車組26,27,28それぞれと常時噛合
い係合しかつ浮動的に支持され、この取付装置お
よびこれによつて得られる特別な利点については
米国特許第3105393号および第3335616号にその詳
細が記述されている。主軸歯車34は後進歯車で
かつ普通の中間歯車(図示せず)によつて対にな
つた副軸29と常時噛合つている。最前方副軸歯
車25が入力歯車18と常時噛合いかつこの歯車
によつて駆動され入力軸16が回転可能に駆動さ
れるときは常に副軸21および22の同時回転を
生ぜしめる。
に配設され、かつ直径上で対向して配置された各
副軸歯車組26,27,28それぞれと常時噛合
い係合しかつ浮動的に支持され、この取付装置お
よびこれによつて得られる特別な利点については
米国特許第3105393号および第3335616号にその詳
細が記述されている。主軸歯車34は後進歯車で
かつ普通の中間歯車(図示せず)によつて対にな
つた副軸29と常時噛合つている。最前方副軸歯
車25が入力歯車18と常時噛合いかつこの歯車
によつて駆動され入力軸16が回転可能に駆動さ
れるときは常に副軸21および22の同時回転を
生ぜしめる。
第2図に示すように、主軸歯車31および32
は軸方向に連結されて歯車組を形成し、かつ普通
のシフトフオーク36に結合され、このシフトフ
オーク36の位置はシフトレバー37によつて通
常の方法で制御される。主軸歯車組31〜32
は、従つてレバー37によつてフオーク36の軸
方向摺動に応答して主軸23に対し軸方向に摺動
可能である。しかし、歯車31および32は相互
に独立して回転可能である。同様にして、主軸歯
車33および34はまたシフトフオーク38によ
つて一対として軸方向に摺動可能であるように軸
方向に連結され、このシフトフオークまたはシフ
トレバー37によつて制御される。主軸歯車組3
3−34は同様に主軸23に対し軸方向に可動で
ある。シフトフオークはシフトレバーによると同
様に圧力流体モータによつて操作されることもで
きる。
は軸方向に連結されて歯車組を形成し、かつ普通
のシフトフオーク36に結合され、このシフトフ
オーク36の位置はシフトレバー37によつて通
常の方法で制御される。主軸歯車組31〜32
は、従つてレバー37によつてフオーク36の軸
方向摺動に応答して主軸23に対し軸方向に摺動
可能である。しかし、歯車31および32は相互
に独立して回転可能である。同様にして、主軸歯
車33および34はまたシフトフオーク38によ
つて一対として軸方向に摺動可能であるように軸
方向に連結され、このシフトフオークまたはシフ
トレバー37によつて制御される。主軸歯車組3
3−34は同様に主軸23に対し軸方向に可動で
ある。シフトフオークはシフトレバーによると同
様に圧力流体モータによつて操作されることもで
きる。
入力歯車18はまた普通のシフトフオーク39
に連結され、このシフトフオークは同様にシフト
レバー37によつて制御されて入力歯車18を軸
方向に摺動させ、入力軸16と主軸23との間で
選択的に直接駆動係合させる。
に連結され、このシフトフオークは同様にシフト
レバー37によつて制御されて入力歯車18を軸
方向に摺動させ、入力軸16と主軸23との間で
選択的に直接駆動係合させる。
第3図に詳細を示すように、変形可能なクラツ
チ構造はその全般を41で示しかつ主軸23を囲
う環状クラツチカラー42を含む。このクラツチ
カラー42は内歯スプライン43を具備し、この
スプラインは主軸23にこれと共に回転するよう
に主軸23にクラツチカラー42を連結するため
に主軸23に設けられている。しかし、協働する
スプライン43および44は、クラツチカラー4
2を軸23に対し自由に軸方向へ滑動可能にさせ
る。止めリング46が軸23の外周に形成された
適正な溝内に着座し、かつクラツチカラー42に
接触してその軸方向運動を制限するように配置さ
れている。カラー42は通常、ばね47によつて
止めリング46と当接係合するよう弾力的に押動
されている。
チ構造はその全般を41で示しかつ主軸23を囲
う環状クラツチカラー42を含む。このクラツチ
カラー42は内歯スプライン43を具備し、この
スプラインは主軸23にこれと共に回転するよう
に主軸23にクラツチカラー42を連結するため
に主軸23に設けられている。しかし、協働する
スプライン43および44は、クラツチカラー4
2を軸23に対し自由に軸方向へ滑動可能にさせ
る。止めリング46が軸23の外周に形成された
適正な溝内に着座し、かつクラツチカラー42に
接触してその軸方向運動を制限するように配置さ
れている。カラー42は通常、ばね47によつて
止めリング46と当接係合するよう弾力的に押動
されている。
クラツチカラー42は、歯車33のような主軸
歯車の1つに設けられた内歯49と噛合い係合さ
れた外歯48を具えている。クラツチカラー42
に設けられた歯48は51で示すようにテーパを
もち、なお同様に主軸歯車33の歯49の前縁は
同様に52で示すようにテーパをもち、対向する
テーパ付円錐表面51および52はそれぞれ主軸
23の縦軸線に対し30゜と40゜との間が好ましい
角度をもつて延びる。このテーパの正確な角度お
よびその利点は、米国特許第3265173号に詳細記
述されている。ばね47の他端は弾力的に別のク
ラツチカラー53に対して作用し、このカラーは
カラー42と同一であるが、これが反対方向に面
したその歯のテーパ付き前方端をもつように配置
されている。クラツチカラー53は外歯54をも
ち、これは主軸歯車32に設けられた内歯56と
噛合い係合され、歯54および56の前縁はそれ
ぞれ上記で詳述したようにテーパした表面51お
よび52と類似した方法でテーパが施されてい
る。クラツチカラー53はまた主軸23の外側ス
プライン44と軸方向に滑動係合するが回転する
ことは許されない内側スプライン57を具えてい
る。クラツチカラー53はばね47によつてこれ
が別の止めリング58と当接するように1つの位
置に弾力的に押圧されている。主軸スプライン4
4および57のようなクラツチカラースプライン
の詳細構造は図示の動力伝達装置の特徴を構成
し、その詳細は以下に述べる。
歯車の1つに設けられた内歯49と噛合い係合さ
れた外歯48を具えている。クラツチカラー42
に設けられた歯48は51で示すようにテーパを
もち、なお同様に主軸歯車33の歯49の前縁は
同様に52で示すようにテーパをもち、対向する
テーパ付円錐表面51および52はそれぞれ主軸
23の縦軸線に対し30゜と40゜との間が好ましい
角度をもつて延びる。このテーパの正確な角度お
よびその利点は、米国特許第3265173号に詳細記
述されている。ばね47の他端は弾力的に別のク
ラツチカラー53に対して作用し、このカラーは
カラー42と同一であるが、これが反対方向に面
したその歯のテーパ付き前方端をもつように配置
されている。クラツチカラー53は外歯54をも
ち、これは主軸歯車32に設けられた内歯56と
噛合い係合され、歯54および56の前縁はそれ
ぞれ上記で詳述したようにテーパした表面51お
よび52と類似した方法でテーパが施されてい
る。クラツチカラー53はまた主軸23の外側ス
プライン44と軸方向に滑動係合するが回転する
ことは許されない内側スプライン57を具えてい
る。クラツチカラー53はばね47によつてこれ
が別の止めリング58と当接するように1つの位
置に弾力的に押圧されている。主軸スプライン4
4および57のようなクラツチカラースプライン
の詳細構造は図示の動力伝達装置の特徴を構成
し、その詳細は以下に述べる。
別の弾力性クラツチ組立体41Aが主軸23と
同心に配置されかつ主軸歯車31と入力歯車18
との間に位置する。変形可能なクラツチ組立体4
1Aはクラツチ組立体41と同一であり、かつ主
軸歯車31か入力歯車18のいずれかの内歯と噛
合い係合するように配置されている。
同心に配置されかつ主軸歯車31と入力歯車18
との間に位置する。変形可能なクラツチ組立体4
1Aはクラツチ組立体41と同一であり、かつ主
軸歯車31か入力歯車18のいずれかの内歯と噛
合い係合するように配置されている。
主軸23はさらにこれと同心でかつ非回転的に
取り付けられた別のクラツチカラー59を具備
し、該クラツチカラー59は上述のクラツチカラ
ー42と同一である。しかし、クラツチカラー4
9はその軸方向両側に配置された止めリング61
および62によつて主軸23に対し軸方向移動を
抑止されている。クラツチカラー59は前記歯車
34が第2図に示す位置から右方へ摺動されると
き、主軸歯車34の内歯と噛合い係合するように
配置されている。クラツチカラー59は、クラツ
チカラー59が動力伝達装置が逆転運転されると
きのみ用いられるものであるから、クラツチ組立
体41または41Aについて事実であるように弾
力的に負荷されたり偏倚されず、したがつてクラ
ツチカラーの弾力的負荷は不必要である。しか
し、もしこれが要望されれば、クラツチカラー5
9を弾力的に負荷するためにばねを配設すること
が明らかである。
取り付けられた別のクラツチカラー59を具備
し、該クラツチカラー59は上述のクラツチカラ
ー42と同一である。しかし、クラツチカラー4
9はその軸方向両側に配置された止めリング61
および62によつて主軸23に対し軸方向移動を
抑止されている。クラツチカラー59は前記歯車
34が第2図に示す位置から右方へ摺動されると
き、主軸歯車34の内歯と噛合い係合するように
配置されている。クラツチカラー59は、クラツ
チカラー59が動力伝達装置が逆転運転されると
きのみ用いられるものであるから、クラツチ組立
体41または41Aについて事実であるように弾
力的に負荷されたり偏倚されず、したがつてクラ
ツチカラーの弾力的負荷は不必要である。しか
し、もしこれが要望されれば、クラツチカラー5
9を弾力的に負荷するためにばねを配設すること
が明らかである。
さてレンジ部13について考察するに、該部は
複数の副軸66および67(第5図)を含み、各
副軸は同一の副軸歯車組68および69(第4
図)を装着している。第1副軸歯車組68は直径
上で対向して配置されかつ主軸歯車71と常時噛
合い係合され、この主軸歯車は副軸歯車組68に
よつて浮動支持されて主軸23を実質的に同心に
囲う。別の主軸歯車72もまた他の副軸歯車組6
9によつて主軸23に対し浮動かつ実質的に同心
に支持されている。主軸歯車組71および72は
軸方向に連結されかつ別のシフトフオーク73に
よつて主軸23に対し軸方向に可動であり、該シ
フトフオークはピストン構造76のような任意の
自動的に制御可能な出力装置に結合されかつこれ
によつて可動である。ピストン構造76は車輛運
転室内に配設された手動の、予備選択式が好適な
レンジシフトボタンまたはレバーなどによつて通
常の方法で摺動可能であり、前記ボタンまたはレ
バーはピストン構造に圧力流体を供給するための
弁(図示せず)を制御する。
複数の副軸66および67(第5図)を含み、各
副軸は同一の副軸歯車組68および69(第4
図)を装着している。第1副軸歯車組68は直径
上で対向して配置されかつ主軸歯車71と常時噛
合い係合され、この主軸歯車は副軸歯車組68に
よつて浮動支持されて主軸23を実質的に同心に
囲う。別の主軸歯車72もまた他の副軸歯車組6
9によつて主軸23に対し浮動かつ実質的に同心
に支持されている。主軸歯車組71および72は
軸方向に連結されかつ別のシフトフオーク73に
よつて主軸23に対し軸方向に可動であり、該シ
フトフオークはピストン構造76のような任意の
自動的に制御可能な出力装置に結合されかつこれ
によつて可動である。ピストン構造76は車輛運
転室内に配設された手動の、予備選択式が好適な
レンジシフトボタンまたはレバーなどによつて通
常の方法で摺動可能であり、前記ボタンまたはレ
バーはピストン構造に圧力流体を供給するための
弁(図示せず)を制御する。
第2図に示すように、主軸23は主動力伝達部
12ばかりでなくレンジ動力伝達部13をも連続
貫通して延びる。主軸23の後端には出力軸77
の末端内に回転可能に受けかつ支持された案内部
76をもつ。
12ばかりでなくレンジ動力伝達部13をも連続
貫通して延びる。主軸23の後端には出力軸77
の末端内に回転可能に受けかつ支持された案内部
76をもつ。
レンジ部主軸歯車71および72はそれぞれ上
述した組立体41と同一の弾力クラツチ組立体4
1Bによつて主軸23と個別にクラツチ係合され
る。組立体41Bは主軸23にスプライン結合さ
れかつ中間ばね47Bによつて反対方向に軸方向
へ弾力的に押圧されている。クラツチカラー42
Bおよび53Bに形成された外歯は、それぞれ主
軸歯車72および71に形成された内歯と噛合い
係合される。主軸歯車72の内歯は第2図に示す
ように出力軸77に形成された対応する外歯と噛
合い係合するように配置されている。
述した組立体41と同一の弾力クラツチ組立体4
1Bによつて主軸23と個別にクラツチ係合され
る。組立体41Bは主軸23にスプライン結合さ
れかつ中間ばね47Bによつて反対方向に軸方向
へ弾力的に押圧されている。クラツチカラー42
Bおよび53Bに形成された外歯は、それぞれ主
軸歯車72および71に形成された内歯と噛合い
係合される。主軸歯車72の内歯は第2図に示す
ように出力軸77に形成された対応する外歯と噛
合い係合するように配置されている。
第6,7,8図に示す動力伝達装置11の実施
例において、部材108で示すようなブロツカま
たはブロツクリングが弾力的に偏倚されるクラツ
チカラーと共に用いられて、クラツチユニツトの
同期された回転が得られるまでクラツチユニツト
の係合を防止する。
例において、部材108で示すようなブロツカま
たはブロツクリングが弾力的に偏倚されるクラツ
チカラーと共に用いられて、クラツチユニツトの
同期された回転が得られるまでクラツチユニツト
の係合を防止する。
第1〜5図、および第6〜8図の動力伝達装置
の全般動作については上記特許、特に米国特許第
3921469号に詳記されているから本文での論述は
行なわない。
の全般動作については上記特許、特に米国特許第
3921469号に詳記されているから本文での論述は
行なわない。
本発明の特徴をなすスプライン構造は、第9図
および第10図を参照して理解される。
および第10図を参照して理解される。
第9図はクラツチカラー53および主軸23の
断面図である。クラツチカラー53は主軸23上
の外側スプラインまたはスプライン歯44と嵌り
合う内側スプラインまたはスプライン歯57によ
つて主軸と軸方向に可動にかつ主軸とともに回転
可能に取り付けられている。断面図において、軸
方向に延びる内側スプライン歯57は円周方向に
延びる頂部ランド200および一対の一般に半径
方向に延びる側部202をもつ。スプライン歯5
7は一般に円周方向に延びる底部ランド204に
よつて境されている。回転軸線と垂直な平面上で
回転軸線から所与の半径方向距離において、スプ
ライン歯57の一方の側からスプライン歯の他の
側への円周方向距離は回転軸線をとおる平面内の
軸方向の点におけるスプライン歯の円周方向厚さ
206を形成する。
断面図である。クラツチカラー53は主軸23上
の外側スプラインまたはスプライン歯44と嵌り
合う内側スプラインまたはスプライン歯57によ
つて主軸と軸方向に可動にかつ主軸とともに回転
可能に取り付けられている。断面図において、軸
方向に延びる内側スプライン歯57は円周方向に
延びる頂部ランド200および一対の一般に半径
方向に延びる側部202をもつ。スプライン歯5
7は一般に円周方向に延びる底部ランド204に
よつて境されている。回転軸線と垂直な平面上で
回転軸線から所与の半径方向距離において、スプ
ライン歯57の一方の側からスプライン歯の他の
側への円周方向距離は回転軸線をとおる平面内の
軸方向の点におけるスプライン歯の円周方向厚さ
206を形成する。
従来の装置において、回転軸線から所与の半径
においてスプラインの軸方向長さに沿つたすべて
の軸方向の点に対し、主軸およびクラツチカラー
のスプライン歯の円周方向厚さは実質的に一定で
あつた。これとは対照的に、本発明の動力伝達装
置11のスプライン57の円周方向厚さ206
は、一定割合で変化して組み合わされた主軸歯車
に最も近いクラツチカラーの軸方向末端210に
向つて増大する。すなわち、回転軸線から所与の
半径方向距離に対するスプライン歯57の円周方
向厚さ206は、クラツチカラーが組み合わされ
た主軸歯車に最も接近したクラツチカラー53の
軸方向末端210におけるよりも大きい。
においてスプラインの軸方向長さに沿つたすべて
の軸方向の点に対し、主軸およびクラツチカラー
のスプライン歯の円周方向厚さは実質的に一定で
あつた。これとは対照的に、本発明の動力伝達装
置11のスプライン57の円周方向厚さ206
は、一定割合で変化して組み合わされた主軸歯車
に最も近いクラツチカラーの軸方向末端210に
向つて増大する。すなわち、回転軸線から所与の
半径方向距離に対するスプライン歯57の円周方
向厚さ206は、クラツチカラーが組み合わされ
た主軸歯車に最も接近したクラツチカラー53の
軸方向末端210におけるよりも大きい。
第10図はスプライン歯57の実質的に一定割
合で増大する円周方向厚さを、理解を容易にする
ためやや誇張して示した部分図で、この図から頂
部ランドまたは底部ランドと側部202の交線は
回転軸線と平行な線Lに対して角Aを形成するこ
とが判る。角Aは実質的に1/4゜乃至2゜の範囲
で好ましくは約1/2゜である。
合で増大する円周方向厚さを、理解を容易にする
ためやや誇張して示した部分図で、この図から頂
部ランドまたは底部ランドと側部202の交線は
回転軸線と平行な線Lに対して角Aを形成するこ
とが判る。角Aは実質的に1/4゜乃至2゜の範囲
で好ましくは約1/2゜である。
出願人は、スプライン歯がクラツチカラーが組
み合わされた主軸歯車に最も接近したクラツチカ
ラーの末端に向つて実質的に一定割合で増大する
円周方向厚さをもつ型式のクラツチリングを提供
することによつて、主軸歯車がそれらの組み合わ
されたクラツチカラーから望ましくなく外れる機
会を可成り減少もしくは解消できることを知つ
た。望ましからざる主軸歯車の外れの原因および
本発明が実質的にこの現象を減ずることの理由に
ついて完全には解明されないが、組み合わされた
主軸歯車に最も接近したクラツチカラーの末端に
おいて円周方向の一層大きい厚さをもつクラツチ
カラー上のスプライン歯を提供することによつ
て、主軸から伝達される力が点接触によつて伝達
されこれによつてシフトフオークおよびこのシフ
トフオークを偏倚する部材の偏倚作用に抗して主
軸歯車を軸方向に移動させる傾向をなくすものと
考えられる。
み合わされた主軸歯車に最も接近したクラツチカ
ラーの末端に向つて実質的に一定割合で増大する
円周方向厚さをもつ型式のクラツチリングを提供
することによつて、主軸歯車がそれらの組み合わ
されたクラツチカラーから望ましくなく外れる機
会を可成り減少もしくは解消できることを知つ
た。望ましからざる主軸歯車の外れの原因および
本発明が実質的にこの現象を減ずることの理由に
ついて完全には解明されないが、組み合わされた
主軸歯車に最も接近したクラツチカラーの末端に
おいて円周方向の一層大きい厚さをもつクラツチ
カラー上のスプライン歯を提供することによつ
て、主軸から伝達される力が点接触によつて伝達
されこれによつてシフトフオークおよびこのシフ
トフオークを偏倚する部材の偏倚作用に抗して主
軸歯車を軸方向に移動させる傾向をなくすものと
考えられる。
本発明は特定の実施例について記述したが、こ
れに用いた構造型式はあくまで説明を目的とした
もので、本発明による構造および構成諸部品の組
み合せならびに配置については本発明の要旨なら
びに特許請求の範囲を逸脱することなく種々の変
更を含み得ることが理解されるであろう。
れに用いた構造型式はあくまで説明を目的とした
もので、本発明による構造および構成諸部品の組
み合せならびに配置については本発明の要旨なら
びに特許請求の範囲を逸脱することなく種々の変
更を含み得ることが理解されるであろう。
第1図は第5図の線−にほぼ沿つてとられ
た本発明の動力伝達装置の1実施例の断面図、第
2図は第5図の線−にほぼ沿つてとられた第
1図の動力伝達装置の断面図、第3図は本発明に
よる第1図の実施例の弾力クラツチ構造の拡大部
分図、第4図は第5図の線−にほぼ沿つてと
られた第1図の実施例の断面図、第5図は第1図
の線−に沿つてとられた切断立面図、第6図
は本発明の別種実施例の第2図と類似の断面図、
第7図は第7図の1部分の拡大図、第8図は滑動
式クラツチ要素およびこれと組み合わされたブロ
ツカを第6図の左方から見た図、第9図は第4図
の線−に沿つてとられた断面図、第10図は
クラツチカラーで第9図の線−に沿つてとら
れた展開図である。 11……動力伝達装置、12……主動力伝達
部、13……補助動力伝達部、14……ハウジン
グ、16……入力軸、17……軸受、18……入
力歯車、21,22……副軸、23……主軸、2
4……案内部分、25,26,27,28,29
……副軸歯車、31,32,33,34……主軸
駆動歯車、36……シフトフオーク、37……シ
フトレバー、39……シフトフオーク、41,4
1A,41B……クラツチ組立体、42,42B
……クラツチカラー、43……内側スプライン、
44……外側スプライン、46……止めリング、
47,47B……ばね、48……外歯、49……
内歯、51,52……傾斜部、53,53B……
クラツチカラー、54……外歯、56……内歯、
57……内側スプライン、58……止めリング、
59……クラツチカラー、61,62……止めリ
ング、66,67……副軸、68,69……副軸
歯車、71,72……主軸歯車、73……シフト
フオーク、76……ピストン構造、77……出力
軸、108……ブロツカ、200……頂部ラン
ド、202……側部、204……底部ランド、2
06……円周方向厚さ、210……クラツチカラ
ー軸方向末端。
た本発明の動力伝達装置の1実施例の断面図、第
2図は第5図の線−にほぼ沿つてとられた第
1図の動力伝達装置の断面図、第3図は本発明に
よる第1図の実施例の弾力クラツチ構造の拡大部
分図、第4図は第5図の線−にほぼ沿つてと
られた第1図の実施例の断面図、第5図は第1図
の線−に沿つてとられた切断立面図、第6図
は本発明の別種実施例の第2図と類似の断面図、
第7図は第7図の1部分の拡大図、第8図は滑動
式クラツチ要素およびこれと組み合わされたブロ
ツカを第6図の左方から見た図、第9図は第4図
の線−に沿つてとられた断面図、第10図は
クラツチカラーで第9図の線−に沿つてとら
れた展開図である。 11……動力伝達装置、12……主動力伝達
部、13……補助動力伝達部、14……ハウジン
グ、16……入力軸、17……軸受、18……入
力歯車、21,22……副軸、23……主軸、2
4……案内部分、25,26,27,28,29
……副軸歯車、31,32,33,34……主軸
駆動歯車、36……シフトフオーク、37……シ
フトレバー、39……シフトフオーク、41,4
1A,41B……クラツチ組立体、42,42B
……クラツチカラー、43……内側スプライン、
44……外側スプライン、46……止めリング、
47,47B……ばね、48……外歯、49……
内歯、51,52……傾斜部、53,53B……
クラツチカラー、54……外歯、56……内歯、
57……内側スプライン、58……止めリング、
59……クラツチカラー、61,62……止めリ
ング、66,67……副軸、68,69……副軸
歯車、71,72……主軸歯車、73……シフト
フオーク、76……ピストン構造、77……出力
軸、108……ブロツカ、200……頂部ラン
ド、202……側部、204……底部ランド、2
06……円周方向厚さ、210……クラツチカラ
ー軸方向末端。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 組み合わされたクラツチ歯56をもつ選択的
に軸方向に可動な歯車31,32,33,34
と、スプライン結合によつて軸23に取り付けら
れて前記軸23と回転運動するクラツチカラー5
3,42とを含み、前記クラツチカラー53,4
2は前記歯車31,32,33,34と組み合わ
されたクラツチ歯56と選択的に係合するための
クラツチ歯54を担持する形式の動力伝達装置に
おいて、 前記スプライン結合が前記軸23および前記ク
ラツチカラー53,42に設けられた軸方向に延
びるスプライン歯44,57を含み、前記クラツ
チカラー53,42および前記軸23上のスプラ
イン歯57の一つがその軸方向長さの少なくとも
一部分に沿つて実質的に一定の割合で変化する円
周方向厚さをもつことを特徴とする歯車変速式動
力伝達装置。 2 前記クラツチカラーの少なくとも1つ53が
前記軸23に対し軸方向に可動であり、かつ組み
合わされる歯車32に向つて弾力的に偏倚されて
いる、特許請求の範囲第1項記載の変速式動力伝
達装置。 3 前記一定の割合で変化する厚さをもつのスプ
ライン歯57が、前記軸23に対する前記クラツ
チカラー53の軸方向の非移動位置において、協
動するクラツチカラー53と軸スプライン歯44
との間の円周方向間隔204が、組み合わされる
歯車32に最も近いクラツチカラーの末端210
において最小であるように配置されている、特許
請求の範囲第1項または第2項記載の変速式動力
伝達装置。 4 前記クラツチカラーのスプライン歯が実質的
に一定の割合で変化する円周方向厚さをもつのス
プライン歯であり、前記スプライン歯が組み合わ
される歯車に最も近いクラツチカラーの末端21
0において一層大きい厚さをもつ、特許請求の範
囲第2項記載の変速式動力伝達装置。 5 前記一定割合で変化する円周方向厚さをもつ
スプライン歯が、円周方向に延びる底部ランド2
04によつて分離され、かつ前記スプライン歯が
円周方向に延びる頂部ランド200および前記頂
部ランドから前記底部ランドに延びる側部202
をもち、前記側部と前記ランド200との交線が
前記クラツチカラーの回転軸線と平行な線に対し
約1/4゜から2゜の範囲内の角度Aを形成する、
特許請求の範囲第2項記載の変速式動力伝達装
置。 6 前記角度が約1/2゜である、特許請求の範囲
第5項記載の変速式動力伝達装置。 7 動力伝達装置主軸のまわりに装着された主軸
歯車と噛合係合して配置された副軸歯車26,2
8,27,29をもつ少なくとも1個の副軸2
1,22をもち、主軸歯車が主軸に対し選択的に
軸方向に可動で、かつこれと組み合わされたクラ
ツチ歯を担持し、クラツチカラーが前記主軸にス
プライン結合されてこれとともに回転し該軸に軸
方向に移動可能であり、前記クラツチカラーが前
記主軸歯車と組み合わされたクラツチ歯と選択的
に係合するためクラツチ歯を担持する形式の動力
伝達装置において、 前記スプライン結合が前記クラツチカラーおよ
び前記主軸上の協働する軸方向に延びるスプライ
ン歯を含み、前記クラツチカラー上のスプライン
歯がその軸方向長さに沿つて実質的に一定割合で
変化する円周方向厚さをもち、前記実質的に一定
割合で変化する円周方向厚さのスプライン歯が前
記クラツチカラーが組み合わされる主軸歯車最も
近い前記クラツチカラーの軸方向末端において最
大の円周方向厚さをもつことを特徴とする歯車変
速式動力伝達装置。 8 前記一定割合で変化する円周方向厚さをもつ
スプライン歯が円周方向に延びる底部ランドによ
つて分離され、かつ円周方向に延びる頂部ランド
および前記頂部ランドから前記底部ランドに延び
る側部を有し、前記側部と前記ランドと交差する
ことによつて形成された線が前記クラツチカラー
の回転軸線と平行な線に対して約1/4゜から2゜
の範囲内の角度を形成する、特許請求の範囲第7
項記載の変速式動力伝達装置。 9 前記角度が約1/2゜である、特許請求の範囲
第8項記載の変速式動力伝達装置。 10 副軸歯車を装着した多重副軸21,22を
含み、前記主軸歯車がこれと噛合い係合する副軸
歯車上に副軸歯車だけで支持されている、特許請
求の範囲第8項または第9項記載の変速式動力伝
達装置。 11 前記クラツチカラーが前記主軸歯車に向つ
て弾力的に偏倚されその軸方向係合が積極的に防
止されている、特許請求の範囲第10項記載の変
速式動力伝達装置。 12 前記クラツチカラーの少なくとも1つが、
前記主軸歯車および前記主軸が実質的に同期した
速度で回転するまで前記クラツチカラーおよびこ
れと組み合わされた主軸歯車の係合を阻止するブ
ロツカを担持している、特許請求の範囲第11項
記載の変速式動力伝達装置。
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