JPS6244048A - 電動機の診断装置 - Google Patents

電動機の診断装置

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Publication number
JPS6244048A
JPS6244048A JP60181392A JP18139285A JPS6244048A JP S6244048 A JPS6244048 A JP S6244048A JP 60181392 A JP60181392 A JP 60181392A JP 18139285 A JP18139285 A JP 18139285A JP S6244048 A JPS6244048 A JP S6244048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
signal
motor
electric motor
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60181392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Okitsu
沖津 博人
Tadayoshi Kajiwara
梶原 忠義
Shigeo Ishida
成男 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Publication of JPS6244048A publication Critical patent/JPS6244048A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は、例えば交流モータにおいて回転子コイルの折
損あるいは溶接部剥離等による異常撮動が生じているか
否かを診断する電動機の診li装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に、生産ラインに係わる交流モータなどの電気機器
に故障が発生し、その機器の動作が停止してしまうと、
生産ラインの長期にわたる運転停止を招き、多大な損害
を被るおそれがあった。このため、交流モータなどの故
障は早期にかつ確実に検出することが要求されている。
ところで、上記交流モータの場合、故障の原因としては
回転子コイルの折損や溶接部の剥11i等があげられる
。そこで、従来は定期的に分解検査を行なって目視によ
り回転子コイルの折損や溶接部の剥離等の故障を検出し
ていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、交流モータの分解検査は大変繁雑な作業であ
り、かつ膨大な費用がかかる。このため、検査周期が長
くなってしまい、交流モータの故障を早期に発見するこ
とは困難であった。また、検査に熟練を要するため、誰
もが簡単に検査するということができない上、精度的に
も問題があった。
ざらに、検査を行なうためには交流モータの駆動を停止
させなければならず、短期間ではあるが生産ラインの運
転停止をIB <という不具合があった。
一方、交流モータにおける回転子コイルの折損や溶接部
剥離等の故障検出手段として、これらの故障に起因する
異常振動を′R勤Il!I電流の脈動成分によって診断
する手段がある。しかし、この場合においても、電動機
電流を測定するために所定の回路を必要とし、また、あ
る程度の電気に関する知識も必要とするので、診断が簡
便でないという欠点があった。
そこで本発明は、交流モータなどの故障を早期にかつ簡
単にしかも高精度に検出可能な電動機の診断装置を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段〕 本発明は上記問題点を解決し目的を達成するために次の
ような手段を講じたことを特徴としている。すなわち、
電vJ機の振動を振動センサによって検出し、この振動
センサにて検出した振動信号を電荷増幅器にて増幅し、
この電荷増幅器の出力からローパスフィルタによって低
周波数帯域の信号を取出し、このローパスフィルタを通
過した信号に基いて前記電動薗の異常を検出するように
したことをlff1としている。その原理を以下に説明
する。
交流モータの2次回路あるいは磁気回路に回転子コイル
の折損などによる不平衡があり、2次電流に不平衡が生
じた場合、この2次iI流による磁界を正相分によるも
と、逆相分に分けて考えることができる。ここで、交流
モータの電源周波数をflすべりをSとして説明する。
正相分1!流による回転磁界は、回転子に対してsfな
る周波数で回転子と同じ方向に回転する。
なお、回転子の回転速度は(1−5)fであるから、(
1−5)f’+sfなる周波数で固定子磁界と相対する
磁界となり、正相分磁界を形成する。
一方、逆相分電流による回転磁界は、回転子に対して−
sfなる周波数となる。したがって、固定子に対する回
転速度は(1−8)f−8f−(1−25)fなる逆相
分磁界となる。
逆相磁界によって、固定子にはfおよび(1−2s)f
の電圧が誘起される。したがって、固定子に接続されて
いる外部回路には、周波数fと(1−2s)fなる合成
電流が流れることになり、その差の2st’からなる変
調周波数成分の脈動電流が流れる。その結果として、電
動機の振動にもこの脈動電流による変調周波数成分が合
成される。
したがって、前述の手法により、′R勤澄の振動から低
周波の変調周波数成分の信号を分析することにより、回
転子コイルの折損や溶接部剥離などによる異常を検出で
きる。
(作用) このような手段を講じたことにより、交流モータなどに
おける回転子コイルの折損あるいは溶接部剥離に起因す
る異常振動を、上記交流モータの駆動を停止させること
なく簡単に検出することができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。
同図において、11は電動機における所定箇所の撮動を
検出する振動センサであり、例えば圧電型振動センサを
使用する。この@動センサ11は、ケーブル12を介し
て電荷増幅器13に接続しており、振動センサ11から
出力される振動信号を電荷増幅器13によって増幅する
。上記電荷増幅器13の出力端はミラー積分器14に接
続しており、N荷増m器13からの出力に所定の積分演
算処理を施すものとなっている。15はローパスフィル
タ(以下LPFと略称する)であって、上記ミラー積分
器14の出力のうち例えば10H2以下の低周波数帯域
の信号を取出すものである。このLPFI 5の出力端
は2分岐され、その一方の分岐端は外部機器接続用端子
16に接続しており、他方の分岐端は整流回路17を介
して撮動速度指示計18に接続している。そして、この
撮動速度指示計18において指示されたレベルが上昇し
た場合には、電動機に異常が発生したと診断するものと
なっている。
次に、上記の如く構成された本装置によって交流モータ
の故障を検出する場合について説明する。
振動センサ11は交流モータの例えば軸受部に設置され
ており、この振動センサ11によって交流モータ運転中
の振動信号を得る。この振動信号はケーブル12を介し
て電荷増幅器13に入力され、この電荷増幅器13によ
って所定日だけ増幅された後、ミラー積分器14に送出
される。そして、上記rBllI信号は、このミラー積
分器14にて入力信号を直線降下させる所定の積分演算
処理が施されたのらLPF15に与えられ、例えばlO
H2以下の低周波数帯域の振動信号のみが取出される。
このLPF15によって取出された振動信号は、外部t
a!5接続用端子16に出力されると同時に、整流回路
17によって整流された後、振動速度指示計18にて振
動速度として定量的に指示される。
第2図(a)〜(d)は交流モータの回転子コイルが2
本ないし5本にわたって折損した場合の振動速度信号1
6の指示記録を示す波形図であって、同図(a)は回転
子コイル2本折損の場合、同図(b)は回転子コイル3
本折損の場合、同図(C)は回転子コイル4本折損の場
合、同図(d)は回転子コイル5本折損の場合を示して
いる。なお、いずれも交流モータの負荷が100%(1
770rp111)の場合である。同図〈a)〜(d)
から明らかなように、回転子コイルが2本ないし5本折
損すると振動速度波形の低周波数成分が増大する。また
、この振動速度波形のレベルは回転子コイルの折損本数
の増加に伴って増大している。したがって、上記振動速
度指示計18にて指示された振動速度波形の状態を見る
だけで、交流モータにおける回転子コイルの折損状況を
把握できる。
また、同様にして交流モータの例えばコイル溶接部の剥
離によって生じる異常振動も検出することができる。
かくして、本装置によれば、回転子コイルの折損や溶接
部剥離に起因して交流モータに異常振動が生じているか
否かを、交流モータ駆動中に振動速度指示計18にて指
示される振動速度レベルに基いて診断できる。したがっ
て、交流モータが例えば回転子コイルの折損に伴う故障
によって駆動停止する以前に交流モータの異常振動が検
出されるので、この交流モータの保全を迅速に行なうこ
とにより、生産ラインの長期にわたる運転停止を防止す
ることが可能となる。また、本g装置は構成が簡単で、
ハンディタイプとして実現できる上、特に電気の知識を
必要としなくても異常診断することが可能であるので、
非常に簡便に利用できる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではない。
たとえば、前記実施例では振動速度指示計18によって
指示される振動レベルに基いて異常振動を検出するもの
となっていたが、他の表示V!t1等を用いて異常振動
を検出するようにしてもよい。このほか本発明の要旨を
越えない鞘囲で種々変形実施可能であるのは勿論である
(発明の効果) 以上詳述したように本発明は、電動機の振動を撮動セン
サによって検出し、この振動センサにて検出した振動信
号を電荷増幅器にて増幅し、この電荷増幅器の出力から
ローパスフィルタによって低周波数帯域の信号を取出し
、このローパスフィルタを通過した信号に基いて前記電
il1機の異常振動を検出するようにしたものである。
したがって、本発明によれば、交流モータなどにおける
回転子コイルの折損あるいは溶接部剥離に起因する異常
振動を、上記交流モータの機能を停止させることなく簡
単に検出することができるので、交流モータなどの故障
を早期にかつ簡単にしかも高精度に検出可能な異常振動
診断装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は本発明の一実施例を示す図であって、
第1図は構成を示すブロック図、第2図(a)〜(d)
は本装置によって検出された振動速度波形の一例を示す
図である。 11・・・振動センサ、12・・・ケーブル、13・・
・電荷増幅器、14・・・ミラー積分器、15・・・ロ
ーパスフィルタ(LPF)、16・・・外部機器接続用
端子、17・・・整流回路、18・・・振動速度指示計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電動機の振動を検出する振動センサと、この振動センサ
    にて検出した振動信号を増幅する電荷増幅器と、この電
    荷増幅器の出力から低周波数帯域の信号を取出すローパ
    スフィルタと、このローパスフィルタを通過した信号に
    基いて前記電動機の異常振動を検出する検出手段とを具
    備したことを特徴とする電動機の診断装置。
JP60181392A 1985-08-19 1985-08-19 電動機の診断装置 Pending JPS6244048A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60181392A JPS6244048A (ja) 1985-08-19 1985-08-19 電動機の診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60181392A JPS6244048A (ja) 1985-08-19 1985-08-19 電動機の診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6244048A true JPS6244048A (ja) 1987-02-26

Family

ID=16099938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60181392A Pending JPS6244048A (ja) 1985-08-19 1985-08-19 電動機の診断装置

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