JPS6243417Y2 - - Google Patents

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JPS6243417Y2
JPS6243417Y2 JP12830383U JP12830383U JPS6243417Y2 JP S6243417 Y2 JPS6243417 Y2 JP S6243417Y2 JP 12830383 U JP12830383 U JP 12830383U JP 12830383 U JP12830383 U JP 12830383U JP S6243417 Y2 JPS6243417 Y2 JP S6243417Y2
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JP
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lid
recorder
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opening
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JP12830383U
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JPS6039176U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、防塵、防水機能を備えたタイムレ
コーダに関する。
〔従来の技術〕
現在使用されているタイムレコーダのうち、特
に室外とか工場内等で使用されているタイムレコ
ーダの多くには、タイムカード差込み用カードポ
ケツトからの塵埃、雨水、飲料等の侵入を防止す
る目的で、カードポケツトの上面側を例えば実開
昭58−24867号公報に開示されている如き防塵、
防水用の蓋体で覆うことが行なわれている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、この種従来の蓋体は、使用者自身が印
字の都度手で開いてカードポケツトの開口を行な
わなくてはならないため、印字作業が煩雑化する
問題があつた。また、印字終了後蓋体の閉動を忘
れて開放状態のままに放置してしまう場合が以外
に多く、この放置によつて、特に電子化タイムレ
コーダの場合は、カード挿入通路に沿つて配設さ
れているカード検知及びコード読取り用の各セン
サ等に、カードポケツトより侵入したゴミとか水
滴等が付着して、センサ機能が阻害されてしまう
原因と成り、本来の防塵、防水効果を有効に発揮
できないとか、この開放状態をチエツクするため
に守衛等による巡回が必要と成り、労務上の無駄
が発生する等の問題があつた。
従つて本考案の技術的課題は、印字時にカード
ポケツトの上面を覆つている蓋体が自動的に開
き、印字終了後はこの蓋体が自動的に閉じる様に
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本考案に於
いて講じた手段は以下の如くである。
(1) カードポケツトを覆う防塵、防水用の蓋体に
開閉機構を連繋すること。
(2) レコーダ本体の前面には、人体を感知すると
上記の開閉機構を駆動して上記蓋体を開動し、
感知が切れると同じく開閉機構を駆動して上記
の蓋体を閉動せしめる人体感知センサを取付け
ること。
但し、ここに於いて人体感知センサとは、感知
範囲内に人体が近ずくと、これを感知して出力信
号を発振する焦電型の赤外線センサを用いたも
の、或は、反射ビーム光とか超音波等を利用した
各種のセンサを意味する。
〔作 用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)の要素は、開閉機構によつてカードポ
ケツトを覆う蓋体を自動的に開閉することを可
能にする。
上記(2)の要素は、タイムレコーダの前面に人
体が近ずくと、蓋体が自動的に開いてタイムカ
ードの差込み(印字)を可能にする一方、人体
がタイムレコーダの前から離れると、開いた蓋
体が自動的に閉じて防塵、防水効果を発揮す
る。
以上述べた如くであるから、上記の手段によつ
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技
術の問題点を解消することができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本考案の好適な一実施例を添
附した図面を参照しながら詳細に説明する。
図中、1はタイムレコーダの本体で、2はこの
レコーダ本体1の上面にカード差込口2aを開口
したカードポケツト、3はカードポケツト2の上
面側を覆う様に、レコーダ本体1の上面に設けた
ブラケツト4に取付軸5を以つて回動自在(閉動
自在)に支承した防塵、防水用の蓋体を示す。
また、第2図並びに第3図に於いて夫々符号6
で全体的に示したのは、前記蓋体3を開閉作動す
るための開閉機構の一実施例であつて、この開閉
機構6は、上端部を上記蓋体3の根端側に固定し
たアーム7と、このアーム7の下端にその上端を
ピン8を用いて回動自在に連結した連動レバー9
と、中間部をレコーダ本体1内に設けた支承部1
0に回動軸11を用いて回動自在に支承すると共
に、その先端部をピン12aによつて上記連動レ
バー9の下端部に回動自在に連結した作動レバー
12と、レコーダ本体1内の適所に固定され、且
つ、プランジヤ13aの上端に上記作動レバー1
2の根端部をピン12bで回動自在に連結した電
磁ソレノイド13と、上記作動レバー12を常時
回動軸11を中心に図面上反時計回転方向に牽引
回動して、上記蓋体3を常時第2図に示した閉動
状態に維持するスプリング14とによつて構成さ
れている。
次に、第1図に於いて15はレコーダ本体1の
前面に設けた人体感知センサで、この感知センサ
15はその感知範囲(通常は0.6〜0.8mに設定)
内に人体Pが近ずくと、これを感知して出力信号
を発振し、前記電磁ソレノイド13を励磁する仕
組に成つている。
第4図は上記人体感知センサ15として赤外線
センサを使用した場合に於ける電気系統を示すブ
ロツクダイヤグラムであつて、接近した人体Pよ
り発生する8〜12ミクロンの赤外線放射エネルギ
を感知することによつて赤外線センサ20が発す
る微弱な出力信号Sは、増幅器21によつて増幅
され、次いでフイルタ回路22で誘導雑音の除去
が成されると共に、レベル比較回路23にて基準
電圧器24からの基準電圧とレベルの比較が成さ
れ、最後にソレノイドスイツチ25をオンして電
磁ソレノイド13を励磁作動する仕組に成つてい
る。
以上の様にして電磁ソレノイド13が励磁作動
すると、プランジヤ13aが引込まれて作動レバ
ー12が回動軸11を中心に図面上時計回転方向
に回動するため、連動レバー9が上方に作動して
蓋体3を第3図の如く開放作動し、カードポケツ
ト2へのタイムカードTCの差込みと、印字処理
を可能にする。
また、印字処理終了後、人体Pが人体感知セン
サ15の感知範囲外に立去つて信号が切れると、
ソレノイドスイツチ25がオフに成つて電磁ソレ
ノイド13が消勢されるから、蓋体3は自重及び
スプリング14の牽引作用によつて第2図に示す
元の位置に閉作動し、防塵、防水体勢に復帰す
る。
尚、上述した実施例では人体感知センサ15と
して焦電型の赤外線センサ20を使用した場合に
ついて説明したが、他のセンサである反射型ビー
ム光センサとか、超音波式センサ等を代りに使用
することも可能である。また、朝晩の出退勤時に
複数の使用者が並んで順番に印字処理する場合、
印字の都度蓋体3が開閉作動すると印字に時間を
要することに成るから、蓋体3の閉動タイミング
をタイマの組込みによつてセンサ信号の跡切れよ
り暫くの時間(通常は5〜10秒程度)開の状態に
維持し、連続した印字処理を可能にすることも考
えられる。
〔効 果〕
本考案に係るタイムレコーダは以上述べた如く
であるから、常時はカードポケツトの上面を蓋体
が覆つてレコーダ内部への塵埃、雨水等の侵入を
防止しているが、印字処理のために使用者がレコ
ーダに近ずくと、蓋体が自動的に開いてタイムカ
ードの差込みを可能にするから、印字に当つてい
ちいち蓋体を開放作動する煩わしさがなく、印字
を円滑に行なえる利点を発揮できると共に、印字
処理終了後は、開放した蓋体が速かに閉動するか
ら、閉め忘れによる防塵、防水効果の喪失を防止
して、レコーダ内部の各種機器を有効に保護で
き、また、閉め忘れをチエツクする必要も無くな
つて巡回の省力化も果せるといつた利点も発揮で
きるものであつて、構成が簡単で実施が容易な点
と相俟つて、洵に実用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るタイムレコーダの全体の
構成図で、第2図は蓋体が閉じた状態の要部側断
面図、第3図は蓋体が開いた状態の要部側断面
図、第4図は人体感知センサの電気系統を示した
ブロツク図である。 1……レコーダ本体、2……カードポケツト、
3……蓋体、6……開閉機構、13……電磁ソレ
ノイド、15……人体感知センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レコーダ本体の上面部に開口したタイムカード
    用のカードポケツトを、常時蓋体で覆つて防塵、
    防水効果を発揮する様に構成したタイムレコーダ
    に於いて、上記の蓋体に開閉機構を連繋し、上記
    レコーダ本体の前面には、人体を感知すると上記
    の開閉機構を駆動して上記蓋体を開動し、感知が
    切れると同じく開閉機構を駆動して上記の蓋体を
    閉動せしめる人体感知センサを取付けたことを特
    徴とするタイムレコーダ。
JP12830383U 1983-08-18 1983-08-18 タイムレコ−ダ Granted JPS6039176U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12830383U JPS6039176U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 タイムレコ−ダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12830383U JPS6039176U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 タイムレコ−ダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6039176U JPS6039176U (ja) 1985-03-18
JPS6243417Y2 true JPS6243417Y2 (ja) 1987-11-11

Family

ID=30291106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12830383U Granted JPS6039176U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 タイムレコ−ダ

Country Status (1)

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JP (1) JPS6039176U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039176Y2 (ja) * 1982-07-30 1985-11-22 好高 青山 電気抵抗溶接の固定電極における部品検知装置
JPH01165179U (ja) * 1988-05-12 1989-11-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6039176U (ja) 1985-03-18

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