JPS6243196U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例を示す要部の縦断
面図、第２図は第１図の―線断面図、第３図
はクランク軸の上偏心部の給油溝と排出溝との位
置関係を示す断面図、第４図は従来例を示す要部
の縦断面図である。 １……仕切板、２，３……シリンダ、４，５…
…クランク軸偏心部、６，７……ローリングピス
トン、８……クランク軸、１０……上軸受、１４
……給油ポンプ穴、１５_１，１５_２……給油穴、
１７_１，１７_２……給油溝、１９……排出溝、２
０……環状溝、２１……排出孔、２２……密閉容
器内空間。なお、図中同一符号は同一または相当
部分を示す。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 仕切板の上下両側に、クランク軸上下偏心
   部と、これらの偏心部に回転自在に嵌合したロー
   リングピストンと、これらのピストンの外周に当
   接するベーンとを収納したシリンダを配設し、こ
   れらのシリンダでガスの吸入・圧縮を繰返すよう
   にした２シリンダロータリ圧縮機において、上記
   両偏心部へ油を供給するための給油穴と連通する
   給油溝を両偏心部の外周部に設け、上記給油溝と
   は別個に排出溝を上偏心部の外周部に設けると共
   に、上シリンダを閉塞する上軸受のシート面に上
   記排出溝と対向する環状溝を設け、この環状溝を
   上軸受外に開口する排出穴に連通させたことを特
   徴とする２シリンダロータリ圧縮機。 (2) 上偏心部の外周部に設けた排出溝は、クラ
   ンク軸の軸方向に対し傾斜させ、上側に向つて油
   および油から分離したガスを排出させるようにし
   た実用新案登録請求の範囲第１項記載の２シリン
   ダロータリ圧縮機。 (3) 上偏心部は、クランク軸の回転方向に給油
   溝、排出溝、最大偏心部の順に配設してある実用
   新案登録請求の範囲第１項記載の２シリンダロー
   タリ圧縮機。 (4) 環状溝と連通する排出穴は、密閉容器内空
   間に開口させてある実用新案登録請求の範囲第１
   項に記載の２シリンダロータリ圧縮機。