JPS6242319Y2 - - Google Patents

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JPS6242319Y2
JPS6242319Y2 JP9426683U JP9426683U JPS6242319Y2 JP S6242319 Y2 JPS6242319 Y2 JP S6242319Y2 JP 9426683 U JP9426683 U JP 9426683U JP 9426683 U JP9426683 U JP 9426683U JP S6242319 Y2 JPS6242319 Y2 JP S6242319Y2
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JP
Japan
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harpoon
tip
tube
detonator
fuse
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JP9426683U
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JPS5987600U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鯨体を致死に至らしめるのに時間を
かけず導爆線の衝撃波により短時間に心臓その他
の内臓機能を停止させ苦しませずに致死に至らし
め、且つ鯨体の肉その他の利用部分に損耗を与え
ないことを目的とする捕鯨用銛先に関する。
次に従来の黒色火薬による致死法の欠点を上げ
れば、第1図左端の平頭銛先(先のとがつていな
い円形平面のもの)では外観は全く同じである。
即ち1が銛先鋼製外筒部、2が銛と銛先とを結合
発射した時の飛翔の状態のバランスを調節した銛
先の前蓋である。
銛頭部5に銛先底盤8によつてネジ込み装着す
る点も全く同じである。
布袋入り黒色火薬3 450g〜550gを入れこれ
に点火燃焼させる信管4の基脚部6を銛頭部5の
信管挿入孔7に挿入したものである。
この場合は銛の鯨体刺通と同時に信管4の後端
のワイヤーを引き信管を作用させ、信管4頭部よ
り噴出した火炎により布袋入り黒色火薬3に点火
し、銛先を破壊させ鯨体に損傷を与える。
この際使用火薬が黒色火薬である為その構成が
硫黄(S)木炭(C)硝石(KNO3)のため、命中箇
所が内臓若しくはそれに近いところであれば短時
間致死はあるが、鯨肉内臓が焼損破壊され且つ臭
いがつき血まわりが出来、今までの経験では1頭
について多い時は0.5tonもの損耗が出て経済的に
損失がある上、命中箇所によつては致死に至らず
に再々回の射撃を必要とした。
この考案は長い歴史の間未解決であつた銛が鯨
体に命中し短時間の致死と鯨肉の損耗を無くする
のが目的である。本考案のように導爆線及びその
起爆を利用した銛先は歴史上初めてのことであ
る。
すなわち本考案は歴史上の課題を解決する為に
黒色火薬、無煙火薬を使用せず、その代りに起爆
剤を働かす雷管の機能を抑止すれば取扱上非常に
安全な導爆線(ペンスリツト等の爆薬を芯薬とし
てこれに丈夫に被覆した棒線状のもの)を内筒1
1外筒10の紙筒又はエンビパイプ等の間に任意
にコイル状に巻きつけ、又は任意の長さに切断し
たものを円筒状に並べ装着しそのコイル状の先端
若しくは切断したものの1本の端に誘爆先端キヤ
ツプ13をかぶせ、信管左端内空部に挿入し、起
爆剤14に近接せしめ、不命中の際は海水にて雷
管16を無機能化するよう海水流入孔20,2
1,22を銛先外筒、導爆線格納外、内筒、信管
筒にそれぞれ穿設し、その上起爆剤雷管筒15を
介して雷管16を設けこの雷管を命中時銛の鯨体
への射入衝撃を利用し点火する為の撃針18をス
プリング17を介して設ける。この撃針18は銛
頭部5の信管孔7へ挿入する信管基脚部19の左
端で後退不能とし前進のみ可能となるように構成
されている。
不命中の際の銛先鋼製外筒部の海水流入孔は2
個に限らず衝撃波の効果のため数個設けることも
ある。
この際銛先の鯨体への致死作用は黒色火薬の場
合は燃焼ガス約6000倍が発生するもので、その燃
焼瞬間熱とガス膨脹が作用するが、導爆線の場合
は燃焼でなく爆速6000〜6500M/secの衝撃波で
あるためその作用が異り、鯨肉に燃焼による損耗
を与えることなく、且つ致命内臓に必ずしも命中
しなくても、衝撃波は速かに体内に伝播し中枢機
能を麻痺させ、特に血管を導管として心臓に衝撃
を与え瞬間又は短時間で致死に至らしむるもので
ある。
即ち致死までに長い時間を費し苦しますことな
くその上に人間の需要に応える鯨肉に損耗がない
ことが大きな画期的な特色である。
以上のように本考案の衝撃波利用捕鯨用銛先は
鯨を苦しませずに短時間で致死に至らしめるこ
と、損耗肉のないことは爆薬(導爆線)利用の面
において世界的に画期的な評価の出来るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は捕鯨銛に従来の銛先を装着した平面図
(銛先の部分は断面図)第2図は同じく銛に本考
案の銛先を装着した構造断面図Bである。Aは銛
先々端前面図。 1……銛先鋼製外筒部、2……バランスウエイ
ト作用銛先前蓋、3……布袋入り黒色火薬、4…
…従来の信管、5……銛頭部、6……従来の信管
基脚部、7……信管挿入孔、8……銛先底盤(銛
頭部とのネジ込み装着部)、9……導爆線、1
0,11……導爆線格納外、内筒、12……信管
筒、13……誘爆先端キヤツプ、14……起爆
剤、15……起爆剤雷管筒、16……雷管、17
……スプリング、18……撃針、19……信管筒
基脚部、20……銛先外筒の流入孔、21……導
爆線格納外、内筒の流入孔、22……信管筒の流
入孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 捕鯨用の従来黒色火薬包を装填する銛先におい
    てその装填空間に (イ) 銛頭部信管挿入孔7に挿入固定するように信
    管筒12を装着する。 (ロ) 信管筒12はその左端より導爆線9の誘爆先
    端キヤツプ13を挿入するテーパー孔、次いで
    これを誘爆させる起爆剤14、雷管16を内蔵
    する起爆剤雷管筒15を設け、スプリング17
    を介して撃針18を設け、これを支える信管筒
    基脚部19を設ける。 (ハ) 信管筒12の外周に導爆線9を任意にコイル
    状に巻いたもの又は任意に導爆線9を適当な長
    さに切断したものを外筒10内筒11に内装し
    左より外装挿入する。 (ニ) 信管筒12及びその外周に導爆線9を装着し
    た銛頭部5の先端に外装するように銛先をその
    右端銛先底盤8のネジによりネジ込み装着す
    る。 以上のように構成された衝撃波利用捕鯨用銛
    先。
JP9426683U 1983-06-21 1983-06-21 衝撃波利用捕鯨用銛先 Granted JPS5987600U (ja)

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JP9426683U JPS5987600U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 衝撃波利用捕鯨用銛先

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JP9426683U JPS5987600U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 衝撃波利用捕鯨用銛先

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Publication Number Publication Date
JPS5987600U JPS5987600U (ja) 1984-06-13
JPS6242319Y2 true JPS6242319Y2 (ja) 1987-10-29

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ID=30225725

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JP9426683U Granted JPS5987600U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 衝撃波利用捕鯨用銛先

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JP5234593B2 (ja) * 2008-02-14 2013-07-10 日本カーリット株式会社 衝撃波利用捕鯨用銛先

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Publication number Publication date
JPS5987600U (ja) 1984-06-13

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