JPS6241586Y2 - - Google Patents

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JPS6241586Y2
JPS6241586Y2 JP13869581U JP13869581U JPS6241586Y2 JP S6241586 Y2 JPS6241586 Y2 JP S6241586Y2 JP 13869581 U JP13869581 U JP 13869581U JP 13869581 U JP13869581 U JP 13869581U JP S6241586 Y2 JPS6241586 Y2 JP S6241586Y2
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JP
Japan
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coil
fixed magnet
rotor body
commutator
effective length
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JP13869581U
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JPS5843185U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型モーターに関し、特に整流子をド
ーナツ型の固定磁石の透孔部に配した小型モータ
ーに関する。
一般に、小型モーターのローターに働く回転力
Tは固定磁石の磁束密度をB、コイルに流れる電
流をi、磁束と回転方向に対し、直角をなすコイ
ルの部分の長さ(有効長)をlとすると、T=
B・i・lであらわされる。即ち、回転力Tを大
きくするには磁束密度B、電流i、有効長lを大
きくすればよい。その一方法のうちの有効長lを
長くするにはローター本体の直径を大きくする
か、コイルの有効長のうち使用されていない整流
子寄りの部分を使用するか、が考えられる。
しかし、前者の場合は全体的に大型化され、ま
た後者の場合は第1図に示すようにドーナツ型の
固定磁石7′の内径をR1からR2へ小さくして有効
長をl1からl2へ長くしてコイル6′の有効長を全て
磁束が横切るようにすればよいのであるが、固定
磁石7′の内径を小さくすることによつてコイル
6′の端末6a′が固定磁石7′に当接するため固定
磁石とコイル間を広げなければならなかつた。す
ると、逆に磁束密度Bが低くなり十分に回転力を
大きくすることができず、その磁束密度Bを高め
るのに固定磁石を肉厚にすれば全体的に大型化し
てしまうという問題があつた。
そこで、本考案は上述のような欠点に鑑み、こ
れを解消すべくなされたもので、磁束密度、及び
電流の値を小さくすることなく、有効長を長く
し、回転力を大きくした小型モーターを提供する
ものである。
次に、本考案の実施例を第2図〜第4図の図面
について説明する。
図中、1はケースで、このケースは扁平円筒状
に形成され、その一方の開口部に設けられた天板
の中央には軸受2が備えられている。3は軸受2
により回転自在に支持された回転軸で、この回転
軸3には整流子4が固設されている。5は回転軸
3の軸受2と整流子4との間に固設されたロータ
ー本体で、このローター本体5は合成樹脂製で円
盤状に形成され、三個のコイル6……が等間隔に
埋設されている。このコイル6はその軸心を回転
軸3の軸心方向と平行配置して設けられ、このコ
イル6の整流子4寄りは後述する固定磁石(又は
整流子4)と反対方向へ屈曲され、コイルの端末
6aが引き出される凹部6bが形成されている。
この凹部6bに対応してケース1には外方へ段部
1aが形成されている。7はドーナツ型の固定磁
石で、この固定磁石7はブラケツト8に、固設さ
れて支持され、この磁石7の内径は磁石7がコイ
ル6の有効長を全て覆うように形成されている。
9はケース1の開口に被せられる蓋板で、この蓋
板9の内面には整流子4に接触する一対の接触端
子10が逆向きにして設けられているとともに、
回転軸3の端部が当接されている。
なお、第4図は他の実施例を示し、ローター本
体5に設けられたコイル6の凹部6bに合成樹脂
11を流してコイル端末6aを固定しているもの
である。
本考案は上述のように構成され、その作用を説
明すると、固定磁石7がコイル6の有効長を覆つ
て、有効長が全て磁束を横切り回転力が大きくな
つたものであり、かつ、コイル端末6aを凹部6
bに引き出して整流子4が接続できるものであ
る。
このように本考案は構成され、略円盤状のロー
ター本体に固定磁石の発生する磁束を共動してロ
ーター本体を回動させるための複数個のコイルを
備え、このコイルの整流子寄りを前記固定磁石と
反対側に屈曲させてコイル端末を引き出すための
凹部を設けたため、コイル端末を凹部から引き出
して整流子に接続できるので、固定磁石とロータ
ー本体との間隔を広げることなく有効長を長く
し、回転力を大きくすることができる。また、コ
イルの一部だけ変形させたため、ケース厚み寸法
は一部のみ大きくなるが、全体的な上昇を避けら
れるものである。
更に、凹部に樹脂を流せばコイル端末を固定す
ることもできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の固定磁石とコイルとの関係を示
す正面図、第2図以下は本考案の実施例を示し、
第2図は小型モーターの側断面図、第3図はコイ
ル部分の斜視図、第4図はローターの他の実施例
を示す斜視図である。 4……整流子、5……ローター本体、6……コ
イル、6a……コイル端末、6b……凹部、7…
…固定磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に複数個のコイルを設けた略円盤状のロ
    ーター本体を備え、このローター本体の一方面に
    近接して略ドーナツ型の固定磁石を配設し、この
    固定磁石の透孔部の位置する前記回転軸に整流子
    を備えてなる小型モーターにおいて、前記コイル
    の整流子寄りを前記固定磁石と反対側に屈曲させ
    てコイル端末を引き出すための凹部を設けたこと
    を特徴とする小型モーター。
JP13869581U 1981-09-18 1981-09-18 小型モ−タ− Granted JPS5843185U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13869581U JPS5843185U (ja) 1981-09-18 1981-09-18 小型モ−タ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13869581U JPS5843185U (ja) 1981-09-18 1981-09-18 小型モ−タ−

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Publication Number Publication Date
JPS5843185U JPS5843185U (ja) 1983-03-23
JPS6241586Y2 true JPS6241586Y2 (ja) 1987-10-24

Family

ID=29931911

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13869581U Granted JPS5843185U (ja) 1981-09-18 1981-09-18 小型モ−タ−

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5918569U (ja) * 1982-07-27 1984-02-04 東京パ−ツ工業株式会社 軸方向空隙型コアレスモ−タ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5843185U (ja) 1983-03-23

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