JPS6241148Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241148Y2 JPS6241148Y2 JP6701081U JP6701081U JPS6241148Y2 JP S6241148 Y2 JPS6241148 Y2 JP S6241148Y2 JP 6701081 U JP6701081 U JP 6701081U JP 6701081 U JP6701081 U JP 6701081U JP S6241148 Y2 JPS6241148 Y2 JP S6241148Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grease filter
- exhaust
- propeller fan
- fan
- rotation direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004519 grease Substances 0.000 claims description 24
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 8
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 11
- 239000003925 fat Substances 0.000 description 9
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- YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N Fluorine atom Chemical compound [F] YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はグリスフイルター付の家庭用換気扇に
関し、その要旨とするところはプロペラフアン1
の前方にグリスフイルター2を設け、排気中の油
脂分を捕捉するための複数枚のバツフル板3をグ
リスフイルター2内に放射状に配設し、各バツフ
ル板3の前方半部3aを後方ほどプロペラフアン
1の排気回転方向と逆方向へ傾斜させると共にそ
の後方半部3bを後方ほどプロペラフアン1の排
気回転方向へ傾斜させて各バツフル板3を断面略
くの字状に形成して成るグリスフイルター付の家
庭用換気扇にある。
関し、その要旨とするところはプロペラフアン1
の前方にグリスフイルター2を設け、排気中の油
脂分を捕捉するための複数枚のバツフル板3をグ
リスフイルター2内に放射状に配設し、各バツフ
ル板3の前方半部3aを後方ほどプロペラフアン
1の排気回転方向と逆方向へ傾斜させると共にそ
の後方半部3bを後方ほどプロペラフアン1の排
気回転方向へ傾斜させて各バツフル板3を断面略
くの字状に形成して成るグリスフイルター付の家
庭用換気扇にある。
従来、家庭用換気扇のフイルターとしてはメツ
シユタイプのフイルターが市販されていたが、こ
のフイルターの油脂分捕捉率は10〜20%と低く、
満足のゆくものでなかつた。
シユタイプのフイルターが市販されていたが、こ
のフイルターの油脂分捕捉率は10〜20%と低く、
満足のゆくものでなかつた。
本考案は叙上の従来例の欠点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは油脂分捕捉
効率の高いグリスフイルター付の家庭用換気扇を
提供するにある。
ものであり、その目的とするところは油脂分捕捉
効率の高いグリスフイルター付の家庭用換気扇を
提供するにある。
以下本考案を添付図により詳述する。Aは前面
を室内側に向け、背面を室外側に向けて窓や壁等
に取付けられ、前面側から背面側へ排気させる用
に供される家庭用換気扇であり、モータ4により
回転駆動されるプロペラフアン1の前方において
本体枠5にグリスフイルター2を着脱自在に取付
けてあり、本体枠5の下端には油受け6を設けて
ある。グリスフイルター2は、第2図に示すよう
にプロペラフアン1の中心部前方を覆うセンター
カバー7と外枠8との間に複数枚のバツフル板3
を放射状に配設してある。バツフル板3は第2図
及び第3図に示すように断面略くの字状に鋭角に
屈曲されており、バツフル板3の前方半部3aは
後方ほどプロペラフアン1の排気回転方向と逆方
向へ傾斜させられると共にその後方半部3bは後
方ほどプロペラフアン1の排気回転方向へ傾斜さ
せられている。これによりバツフル板3間には略
くの字状に屈曲した排気流路9が形成され、排気
流路9の出口9aはプロペラフアン1の排気回転
方向に開口している。
を室内側に向け、背面を室外側に向けて窓や壁等
に取付けられ、前面側から背面側へ排気させる用
に供される家庭用換気扇であり、モータ4により
回転駆動されるプロペラフアン1の前方において
本体枠5にグリスフイルター2を着脱自在に取付
けてあり、本体枠5の下端には油受け6を設けて
ある。グリスフイルター2は、第2図に示すよう
にプロペラフアン1の中心部前方を覆うセンター
カバー7と外枠8との間に複数枚のバツフル板3
を放射状に配設してある。バツフル板3は第2図
及び第3図に示すように断面略くの字状に鋭角に
屈曲されており、バツフル板3の前方半部3aは
後方ほどプロペラフアン1の排気回転方向と逆方
向へ傾斜させられると共にその後方半部3bは後
方ほどプロペラフアン1の排気回転方向へ傾斜さ
せられている。これによりバツフル板3間には略
くの字状に屈曲した排気流路9が形成され、排気
流路9の出口9aはプロペラフアン1の排気回転
方向に開口している。
しかして、プロペラフアン1を回転駆動させる
と、第3図に示すように排気流路9の入口9bか
ら排気がプロペラフアン1の排気回転方向と逆方
向に流入し、排気流路9内で排気流の方向が鋭角
に転向させられ、排気中の油脂分は転向時の遠心
力とバツフル作用により効果的に捕捉される。実
験では排気中の油脂分は50〜60%捕捉された。こ
のためプロペラフアン1を通過する油脂分が少
く、プロペラフアン1もほどんど汚れない。更
に、グリスフイルター2にはテフロン系沸素樹脂
をコーテイングしてある場合もあるので、上記の
如く捕捉された油脂分はグリスフイルター2にこ
びりつかず、捕捉された油脂分の95%(実験によ
る)位が油受け6内に捕集でき、グリスフイルタ
ー2はほとんど汚れないものである。このように
して排気中の油脂分はグリスフイルター2により
捕捉、捕集されるので、プロペラフアン1や本体
枠5等の掃除は不要で、グリスフイルター2を外
して掃除するだけで良くて掃除が簡単である。
と、第3図に示すように排気流路9の入口9bか
ら排気がプロペラフアン1の排気回転方向と逆方
向に流入し、排気流路9内で排気流の方向が鋭角
に転向させられ、排気中の油脂分は転向時の遠心
力とバツフル作用により効果的に捕捉される。実
験では排気中の油脂分は50〜60%捕捉された。こ
のためプロペラフアン1を通過する油脂分が少
く、プロペラフアン1もほどんど汚れない。更
に、グリスフイルター2にはテフロン系沸素樹脂
をコーテイングしてある場合もあるので、上記の
如く捕捉された油脂分はグリスフイルター2にこ
びりつかず、捕捉された油脂分の95%(実験によ
る)位が油受け6内に捕集でき、グリスフイルタ
ー2はほとんど汚れないものである。このように
して排気中の油脂分はグリスフイルター2により
捕捉、捕集されるので、プロペラフアン1や本体
枠5等の掃除は不要で、グリスフイルター2を外
して掃除するだけで良くて掃除が簡単である。
通常プロペラフアンは圧力(静損)が低い為、
静圧を1.0mmAg以上のフイルターを取付けた場
合、排気効率がきわめて悪くなる。ところで、上
記の家庭用換気扇Aは排気流路9の出口9aがプ
ロペラフアン1の排気回転方向に傾いて開口して
いるので、プロペラフアン1がグリスフイルター
2の出口9aを通過する際の負圧を利用して誘導
し、排気効率を良くしてあり、グリスフイルター
2の圧力損失を最小限に抑えることが可能となつ
ている。
静圧を1.0mmAg以上のフイルターを取付けた場
合、排気効率がきわめて悪くなる。ところで、上
記の家庭用換気扇Aは排気流路9の出口9aがプ
ロペラフアン1の排気回転方向に傾いて開口して
いるので、プロペラフアン1がグリスフイルター
2の出口9aを通過する際の負圧を利用して誘導
し、排気効率を良くしてあり、グリスフイルター
2の圧力損失を最小限に抑えることが可能となつ
ている。
また、本考案の他例として、バツフル板3の前
方半部3aと後方半部3bとの間(第3図C線で
示す。)でバツフル板3又はグリスフイルター2
を互いに分割することにより製造及び掃除を容易
にしたものが考えられる。
方半部3aと後方半部3bとの間(第3図C線で
示す。)でバツフル板3又はグリスフイルター2
を互いに分割することにより製造及び掃除を容易
にしたものが考えられる。
なお、上記のグリスフイルター2は市販の規格
サイズの換気扇に着脱自在に取付けられる構造と
することもできる。
サイズの換気扇に着脱自在に取付けられる構造と
することもできる。
本考案は叙述の如くプロペラフアンの前方にグ
リスフイルターを設け、排気中の油脂分を捕捉す
るための複数枚のバツフル板をグリスフイルター
内に放射状に配設し、各バツフル板の前方半部を
後方ほどプロペラフアンの排気回転方向と逆方向
へ傾斜させると共にその後方半部を後方ほどプロ
ペラフアンの排気回転方向へ傾斜させて各バツフ
ル板3を断面略くの字状に形成してあるから、排
気流がバツフル板間の排気流路に沿つて略くの字
状に向きを転向させられながら通過し、転向時の
遠心力やバツフル板のバツフル作用によつて排気
中の油脂分が高い効率で排気中から除去されると
いう利点がある。また、バツフル板間の排気流路
の出口がフアンの排気回転方向に傾斜することに
なるためにグリスフイルターの圧力損失が小さく
なり、プロペラフアンに負担がかかりにくく良好
な排気効率を維持できる利点がある。
リスフイルターを設け、排気中の油脂分を捕捉す
るための複数枚のバツフル板をグリスフイルター
内に放射状に配設し、各バツフル板の前方半部を
後方ほどプロペラフアンの排気回転方向と逆方向
へ傾斜させると共にその後方半部を後方ほどプロ
ペラフアンの排気回転方向へ傾斜させて各バツフ
ル板3を断面略くの字状に形成してあるから、排
気流がバツフル板間の排気流路に沿つて略くの字
状に向きを転向させられながら通過し、転向時の
遠心力やバツフル板のバツフル作用によつて排気
中の油脂分が高い効率で排気中から除去されると
いう利点がある。また、バツフル板間の排気流路
の出口がフアンの排気回転方向に傾斜することに
なるためにグリスフイルターの圧力損失が小さく
なり、プロペラフアンに負担がかかりにくく良好
な排気効率を維持できる利点がある。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は同上の一部切欠した概略斜視図、第3図は同
上の作用説明のための拡大断面図である。 1……フアン、2……グリスフイルター、3…
…バツフル板、3a……バツフル板の前方半部、
3b……バツフル板の後方半部。
図は同上の一部切欠した概略斜視図、第3図は同
上の作用説明のための拡大断面図である。 1……フアン、2……グリスフイルター、3…
…バツフル板、3a……バツフル板の前方半部、
3b……バツフル板の後方半部。
Claims (1)
- プロペラフアンの前方にグリスフイルターを設
け、排気中の油脂分を捕捉するための複数枚のバ
ツフル板をグリスフイルター内に放射状に配設
し、各バツフル板の前方半部を後方ほどプロペラ
フアンの排気回転方向と逆方向へ傾斜させると共
にその後方半部を後方ほどプロペラフアンの排気
回転方向へ傾斜させて各バツフル板を断面略くの
字状に形成して成るグリスフイルター付の家庭用
換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6701081U JPS6241148Y2 (ja) | 1981-05-09 | 1981-05-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6701081U JPS6241148Y2 (ja) | 1981-05-09 | 1981-05-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57184434U JPS57184434U (ja) | 1982-11-22 |
JPS6241148Y2 true JPS6241148Y2 (ja) | 1987-10-21 |
Family
ID=29863029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6701081U Expired JPS6241148Y2 (ja) | 1981-05-09 | 1981-05-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6241148Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5533271B2 (ja) * | 2010-05-28 | 2014-06-25 | パナソニック株式会社 | レンジフード |
JP5541013B2 (ja) * | 2010-09-07 | 2014-07-09 | パナソニック株式会社 | レンジフード |
-
1981
- 1981-05-09 JP JP6701081U patent/JPS6241148Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57184434U (ja) | 1982-11-22 |
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