JPS624020A - 食品素材のパツク法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な食品素材のパック法に関するものである
。

周知のように、我が国においてはおにぎり乃至おむすび
は古くから弁当の代りあるいは携帯食料として用いられ
ており、近年は家庭で少量つくられるばかりでなく、企
業で大量に生産され店頭で市販されるようになった。

おにぎりには通常内部に梅干し、たらこ、さけ、ツナな
どの食品素材が少量詰められる。これらは少量づつ用い
るためにこれらは一度に大量は必要としない。従って無
駄使いにならにないよう、又常に新鮮なものを使えるよ
うに少量づつパックされた食品素材が供給されるのが好
ましい。

このように食品素材を少量づつパックしたものをつくる
とき、従来はたとえば巻き取りローラーから取出された
一定幅のプラスチックフィルムを深絞りタイプで一定深
さの容器に成形し、形成された容器に食品素材を充填し
、パックされていた。

しかしこの方法によると定量の充填が困難であり又容器
の縁部が、こぼれる素材により汚れてシール適性に欠け
、衛生的な面、品質の面に難点があった。

本発明はこのような事情に鑑み、このような簡易食品に
少量づつ用いられる食品素材を定量的に、衛生的にパッ
クすることができる食品素材のパック法を提供すること
を目的とするものである。

かくて、本発明は一定量きさ、型抜き箇所を一定数設【
プた詰め枠の該型扱き箇所に、それに相当する大きさ、
形状を有し、且つその周辺に縁部を設けた容器材料をセ
ットし、その上に前記詰め枠と同様な型抜き箇所を有す
る車ね枠を重ねて前記容器材料の縁部を隠した後、その
容器材料中に食品素材を充填し、この充填物を平坦にな
らし、次いで前記重ね枠を取外してから、前記容器材料
を下方から浮かして詰め枠から取出し、更に密封するこ
とからなる、食品素材のパック法を提供するものである
。

本発明の一実施例を図面について詳細に説明すれば、１
は詰め枠を示し、これは平板部２とその両側部に取着け
られた二つの脚１部３．４とからなる。平板部２は任意
の形状をとりうるがここでは長゛方形を成し、脚部３．
４はその長方形の両側辺部に垂直方向に取着けられてお
り、夫々平板部の水平面より一定高さ上方と一定量さ下
方に延びている。この詰め枠１は適当なプラスチック林
料や金属材料でつくられる。

詰め枠１の平板部２に適宜大きさ、数の型をぬいて型抜
き箇所５を設ける。この図では三角形状の型抜き箇所５
が隣接する型抜き箇所の間に７ランジ６を共通又は並列
にして多数個、数列に設けられる。勿論形状は任意であ
り、四角形、円形等必要に応じて選択される。この型抜
き箇所は一箇所でもよく、−列でもよく、任意である。

このようにしてなる詰め枠１の型抜き箇所５にその箇所
に相当する大きさ形状の容器材料７をセットする。この
容器材料７の周縁部には一定幅の縁部８を設け、この縁
部８を前記詰め枠１のフランジ部６に載せる。この容器
材料７の深さは前記詰め枠１の脚部３の下方に延びる深
さよりも小なるものとする。この容器材料７は通常プラ
スチックフィルムでつくられるが、他にアルミニウム箔
等を用いることもできる。

次に容器材料７をセットした詰め枠１の上に重ね枠９を
重ねる。この重ね枠９は詰め枠１の平板部２の内寸法に
相当する大きさ、形状を有し、前記詰め枠１の型扱き箇
所５乃至７ランジ部６に合致するような型抜き箇所１０
乃至７ランジ部１１が設けられている。かくて重ねられ
た重ね枠９により詰め枠１のフランジ部６とそこに載せ
られた容器材料７の縁部８が隠される。

次にこの容器材料７中に食品素材１２を所定量充填する
。食品素材１２としてはたとえばたら子、さけ、おかか
、梅かつおなど粉末、顆粒状、フレイク状、小片状等の
各種形状をなし、味付けされ、乾燥された食品素材を挙
げることができる。充填する量は通常２０−５０　ｇの
範囲であり、特に３（１前後が好適である。

これら食品素材１２を充填後は適宜ローラー又は押圧器
具でならし、平坦にすることにより定量化する。次いで
重ね枠９を取外してから、詰め枠１の内寸法の底上げ板
１３上に載せて放すか又は底上げ板１３を下方に当てて
押上げると、前記容器材料７は詰め枠１の型抜き箇所か
ら各々−斉に浮き上って取出される。取出してから適宜
蓋部をシール、密閉して製品とする。

このような構成になる本発明方法によるときは、重ね枠
を重ねて容器材料の縁部を隠してから食品素材を充填す
るので、この縁部には食品素材が全く付着することがな
いので眼部は事実上汚ごされず衛生的であるばかりでな
く、後工程の該縁部に対するシール、密封作業を円滑に
行うことができシール適性は良好である。又底上げ板を
用いて多数の容器材料を浮かしてこれを一斉に詰め枠か
ら取出すことができて極めて効率的である。又充填後適
宜ローラー等を用いて加圧して平坦にならすことにより
各容器材料中の充填物の定量化をはかることができるの
で一定量づつ秤伍してから充填するよりも定量充填作業
が効率的である。

かくして本発明方法によるときは、簡易食品に生母づつ
用いられる食品素材を定量的に衛生的にパックすること
ができて誠に良好である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明方法に用いる用具の一例を順次示したいず
れも斜視図であり、第１図は詰め枠、第２図は容器材料
、第３図は重ね枠、第４図は重ね枠を重ね、内容物を充
填した詰め枠、第５図は底上げ板の斜視図である。 １・・・詰め枠、５・・・型抜き箇所、７・・・容器材
料、８・・・縁部、９・・・重ね枠、１３・・・底上げ
板。 出願人代理人　　猪　　股　　　　清 奈１図 弗２図 奈３図 弔４図 〔 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一定大きさ、形状の型抜き箇所を一定数設けた詰め枠の
   該型抜き箇所に、それに相当する大きさ、形状を有し、
   且つその周辺に縁部を設けた容器材料をセットし、その
   上に前記詰め枠と同様な型抜き箇所を有する重ね枠を重
   ねて前記容器材料の縁部を隠した後、その容器材料中に
   食品素材を充填し、この充填物を平坦にならし、次いで
   前記重ね枠を取外してから、前記容器材料を下方から浮
   かして詰め枠から取出して、更に密封することからなる
   、食品素材のパック法。