JPS6239396A - 帆装置 - Google Patents
帆装置Info
- Publication number
- JPS6239396A JPS6239396A JP60177492A JP17749285A JPS6239396A JP S6239396 A JPS6239396 A JP S6239396A JP 60177492 A JP60177492 A JP 60177492A JP 17749285 A JP17749285 A JP 17749285A JP S6239396 A JPS6239396 A JP S6239396A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- canvas
- lateral frame
- canvass
- rigidity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は船舶に設置する帆に関するものである。
近時、船舶における省エネルギー化の一環として外航航
路の大型船舶に帆を併設することが行われている。これ
らの帆は強度、操帆制御性などを考慮してスチール製の
枠体に帆布を張って構成した所謂硬帆構造であるため、
枠体のみならず帆全体の重量が嵩む欠点がある。
路の大型船舶に帆を併設することが行われている。これ
らの帆は強度、操帆制御性などを考慮してスチール製の
枠体に帆布を張って構成した所謂硬帆構造であるため、
枠体のみならず帆全体の重量が嵩む欠点がある。
従って、これらの帆を支えるポストの強度を十分に高め
る必要があり、コスト高の一因になっている。
る必要があり、コスト高の一因になっている。
他方、展縮帆方式として、帆の枠体を折り畳む方式を採
用しているため、展縮帆機構が複雑となり、これもコス
ト高の一因になっている。
用しているため、展縮帆機構が複雑となり、これもコス
ト高の一因になっている。
本発明は枠体に帆布を張った所謂硬帆構造の帆の軽量化
を図ると共に、展縮帆機構の節略化を図ることを目的と
するものである。
を図ると共に、展縮帆機構の節略化を図ることを目的と
するものである。
すなわち、本発明の帆装置は、船舶に設置する帆であっ
て、充填した圧縮気体によって与圧を加えることにより
剛性を保持する枠体に帆布を張って構成したことを特徴
とするものである。
て、充填した圧縮気体によって与圧を加えることにより
剛性を保持する枠体に帆布を張って構成したことを特徴
とするものである。
以下、図面により本発明の実施例について説明する。
第6図において、船舶1は図示しない内燃機関によって
積極的に回転される主たる推進手段としてのスクリュウ
−2のほかに、船体3の船首部4に立設したボスト5に
、更に推進手段としての帆6を備えている。この帆6は
矩形状の枠体7に帆布8を張ることにより構成されてい
る。
積極的に回転される主たる推進手段としてのスクリュウ
−2のほかに、船体3の船首部4に立設したボスト5に
、更に推進手段としての帆6を備えている。この帆6は
矩形状の枠体7に帆布8を張ることにより構成されてい
る。
帆布8は、例えば天然繊維、合成繊維、半合成繊維製の
カンバス、これらのカンバスに合成樹脂を塗布したシー
ト状物、或いは前記カンバスに合成樹脂製のシートを貼
着した複合状のシート物など可撓性、非通気性を有する
シート状物を使用し7でいる。
カンバス、これらのカンバスに合成樹脂を塗布したシー
ト状物、或いは前記カンバスに合成樹脂製のシートを貼
着した複合状のシート物など可撓性、非通気性を有する
シート状物を使用し7でいる。
枠体7の骨組は、第1図に示すように、格子形をL2て
おり、中央の縦枠9と、その左右両側の縦枠10と、縦
枠9及び10を連結する多数の横枠11とから構成され
ている。
おり、中央の縦枠9と、その左右両側の縦枠10と、縦
枠9及び10を連結する多数の横枠11とから構成され
ている。
中央縦枠9は鋼板などの耐性を有する部材によって構成
され、支持体12を介してボスト5に固定されている。
され、支持体12を介してボスト5に固定されている。
また、中央縦枠9ば矢印aで示す側が翼形上面の一部を
構成するように凸状に湾曲している。
構成するように凸状に湾曲している。
また、左右両端の縦枠10は所謂エアハックタイプであ
り、それぞれ、上下両端が閉じられた筒形を成し、充填
した圧縮気体によって与圧を加えることにより剛性を保
持するようになしている。この縦枠10は偏平形、或い
は翼先端部の形状の如くに成して渦流れが発生しないよ
うにするのが好ましい。
り、それぞれ、上下両端が閉じられた筒形を成し、充填
した圧縮気体によって与圧を加えることにより剛性を保
持するようになしている。この縦枠10は偏平形、或い
は翼先端部の形状の如くに成して渦流れが発生しないよ
うにするのが好ましい。
また、横枠11も上記縦枠10と同様にエアバックタイ
プであり、両端が閉じられた筒形を成し、前記縦枠10
と同様に充填した圧縮気体によって剛性を保持するよう
になしている。
プであり、両端が閉じられた筒形を成し、前記縦枠10
と同様に充填した圧縮気体によって剛性を保持するよう
になしている。
前記縦枠10及び横枠11は、それぞれ、その内部を図
示しない隔壁によって複数の部屋に仕切り、その一つが
破損しても全体的に剛性を保持するように構成している
。
示しない隔壁によって複数の部屋に仕切り、その一つが
破損しても全体的に剛性を保持するように構成している
。
また、前記縦枠10及び横枠11は、それぞれ、可撓性
及び気密性を有するように構成されている。
及び気密性を有するように構成されている。
各縦枠10及び各横枠11内には可撓性、気密性を有す
る配管13を通って、通常、圧空ボンへ、或いはコンプ
レッサーなどから圧縮空気が供給される。
る配管13を通って、通常、圧空ボンへ、或いはコンプ
レッサーなどから圧縮空気が供給される。
また、ボスト5に配設した巻き取りウィンチ15から引
き出された複数のワイヤー14は、それぞれ、ボスト5
に取り付けた図示しない滑車を介して左右両側の縦枠1
0に取り付けられている。
き出された複数のワイヤー14は、それぞれ、ボスト5
に取り付けた図示しない滑車を介して左右両側の縦枠1
0に取り付けられている。
左右両側のワイヤー14を、それぞれ、所定の張力に張
ることにより帆6にキャンバ−を与え、斜め前方からの
風に対しても推力を発生するようになる。
ることにより帆6にキャンバ−を与え、斜め前方からの
風に対しても推力を発生するようになる。
ボスト5は図示しない駆動装置によって風向きに対して
帆6の仰角が最適になるように回転される。その制御に
はマイクロコンピュータを使用する。
帆6の仰角が最適になるように回転される。その制御に
はマイクロコンピュータを使用する。
上記のように、縦枠10及び横枠11内に圧縮空気を充
填して与圧を加えることにより縦枠10及び横枠11が
硬直して展帆できるが、横枠11内の圧縮空気を排出し
て横枠11内の内圧を若干下げてからワイヤー14を巻
取りウィンチ15に巻き取ると、横枠11の剛性が若干
低下するため、第4図に示すように、横枠11が屈曲し
て縮帆される。
填して与圧を加えることにより縦枠10及び横枠11が
硬直して展帆できるが、横枠11内の圧縮空気を排出し
て横枠11内の内圧を若干下げてからワイヤー14を巻
取りウィンチ15に巻き取ると、横枠11の剛性が若干
低下するため、第4図に示すように、横枠11が屈曲し
て縮帆される。
なお、横枠11内の空気を排出しながらワイヤー14を
巻取りウィンチ15に巻き取っても縮帆できる。
巻取りウィンチ15に巻き取っても縮帆できる。
第5図は、本発明の他の実施例を示すものであり、最上
段の横枠にスチールなどの剛性を有する水平枠17を使
用し、該水平枠17により縦枠10及び横枠11を吊り
下げることにより横枠11の垂れ下がりを防止する。こ
の水平枠17は前記支持体12に回転自在に軸支するこ
とは言うまでもない。
段の横枠にスチールなどの剛性を有する水平枠17を使
用し、該水平枠17により縦枠10及び横枠11を吊り
下げることにより横枠11の垂れ下がりを防止する。こ
の水平枠17は前記支持体12に回転自在に軸支するこ
とは言うまでもない。
上記のように、本発明の帆装置は、充填した圧縮気体に
よって与圧を加えることにより剛性を保持する枠体に帆
布を張って構成したので、帆が軽量化され、殊更、ボス
トの強度を高める必要がなくなるから、その分、建造コ
ストを低減できる。
よって与圧を加えることにより剛性を保持する枠体に帆
布を張って構成したので、帆が軽量化され、殊更、ボス
トの強度を高める必要がなくなるから、その分、建造コ
ストを低減できる。
また、枠内の圧縮空気の出し入れによって展縮帆できる
ため、従来に比べて展縮帆機構が格段に簡略化できる。
ため、従来に比べて展縮帆機構が格段に簡略化できる。
これにより、更に、コストを低減できるようになる。
第1図は本発明にかかる帆装置の斜視図、第2図は本発
明にかかる帆装置の平面図、第3図は第1図のl−11
1断面図、第4図は縮帆状態を示す平面図、第5図は本
発明にかかる帆装置の他の実施例を示す斜視図、第6図
は本発明にかかる帆装置を設置した船舶の側面図である
。 1・・・船舶、2・・・船体、3・・・スクリュー、4
・・・船首部、5・・・ポスト、6・・・帆、7・・・
枠体、8・・・帆布、9・・・縦枠、10・・・縦枠、
11・・・横枠、12・・・支持体、13・・・配管、
14・・・ワイヤー、15・・・巻取りウィンチ、17
・・・水平枠。
明にかかる帆装置の平面図、第3図は第1図のl−11
1断面図、第4図は縮帆状態を示す平面図、第5図は本
発明にかかる帆装置の他の実施例を示す斜視図、第6図
は本発明にかかる帆装置を設置した船舶の側面図である
。 1・・・船舶、2・・・船体、3・・・スクリュー、4
・・・船首部、5・・・ポスト、6・・・帆、7・・・
枠体、8・・・帆布、9・・・縦枠、10・・・縦枠、
11・・・横枠、12・・・支持体、13・・・配管、
14・・・ワイヤー、15・・・巻取りウィンチ、17
・・・水平枠。
Claims (1)
- 船舶に設置する帆であつて、充填した圧縮気体によつて
与圧を加えることにより剛性を保持する枠体に帆布を張
つて構成して成る帆装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60177492A JPS6239396A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 帆装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60177492A JPS6239396A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 帆装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6239396A true JPS6239396A (ja) | 1987-02-20 |
Family
ID=16031846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60177492A Pending JPS6239396A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 帆装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6239396A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103332283A (zh) * | 2013-07-12 | 2013-10-02 | 上海交通大学 | 风扇增升式风帆 |
CN107428405A (zh) * | 2015-03-10 | 2017-12-01 | 飞向海洋有限责任公司 | 具有可变轮廓的帆 |
CN113772068A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-12-10 | 武汉理工大学 | 一种可横向张开的翼型风帆助航装置 |
-
1985
- 1985-08-14 JP JP60177492A patent/JPS6239396A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103332283A (zh) * | 2013-07-12 | 2013-10-02 | 上海交通大学 | 风扇增升式风帆 |
CN103332283B (zh) * | 2013-07-12 | 2016-02-17 | 上海交通大学 | 风扇增升式风帆 |
CN107428405A (zh) * | 2015-03-10 | 2017-12-01 | 飞向海洋有限责任公司 | 具有可变轮廓的帆 |
JP2018507819A (ja) * | 2015-03-10 | 2018-03-22 | バウンド4ブルー、ソシエダ リミタダ | 可変プロファイルを有する帆 |
CN113772068A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-12-10 | 武汉理工大学 | 一种可横向张开的翼型风帆助航装置 |
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