JPS6239060Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6239060Y2 JPS6239060Y2 JP18553480U JP18553480U JPS6239060Y2 JP S6239060 Y2 JPS6239060 Y2 JP S6239060Y2 JP 18553480 U JP18553480 U JP 18553480U JP 18553480 U JP18553480 U JP 18553480U JP S6239060 Y2 JPS6239060 Y2 JP S6239060Y2
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- Japan
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- salt
- conical cover
- dissolution tank
- net
- salt water
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- Expired
Links
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は上下水等の水処理施設において、主と
して殺菌消毒に用いられる次亜塩素酸溶液を生成
する塩水電解装置の塩溶解槽に関するものであ
る。一般的に塩溶解槽には塩濃度約30%の飽和塩
水を得るようにするため、ポンプを利用して槽内
塩水を循環している。飽和塩水を得るため従来第
1図のように、ろ過網17及びその網支持多孔板
18によつて構成された塩溶解槽に原塩、並塩等
の塩19を投入して給水20を加え、塩水取出管
21、ポンプ22を経由して循環させて飽和塩水
を得ていたのであるが塩投入時、溶解槽断面がフ
ラツトであるため槽内に均等に塩が分配されず、
後で均等にならさなければならないわずらわしさ
があつた。また袋詰めの塩中には多少ゴミ等の残
渣が混入しており、しかも網に直接的に未溶解塩
の重量がかかるため網が目づまりを起したり、さ
らに溶解中流速の不均一により特定の箇所のみ溶
解が早まり、塩堆積層のシヨートパスが生じ、飽
和塩水がなかなか得られない等の問題が生じてい
た。さらにろ過網の取り外しにも塩が網目に多少
堆積しているため取り外しにくかつた。
して殺菌消毒に用いられる次亜塩素酸溶液を生成
する塩水電解装置の塩溶解槽に関するものであ
る。一般的に塩溶解槽には塩濃度約30%の飽和塩
水を得るようにするため、ポンプを利用して槽内
塩水を循環している。飽和塩水を得るため従来第
1図のように、ろ過網17及びその網支持多孔板
18によつて構成された塩溶解槽に原塩、並塩等
の塩19を投入して給水20を加え、塩水取出管
21、ポンプ22を経由して循環させて飽和塩水
を得ていたのであるが塩投入時、溶解槽断面がフ
ラツトであるため槽内に均等に塩が分配されず、
後で均等にならさなければならないわずらわしさ
があつた。また袋詰めの塩中には多少ゴミ等の残
渣が混入しており、しかも網に直接的に未溶解塩
の重量がかかるため網が目づまりを起したり、さ
らに溶解中流速の不均一により特定の箇所のみ溶
解が早まり、塩堆積層のシヨートパスが生じ、飽
和塩水がなかなか得られない等の問題が生じてい
た。さらにろ過網の取り外しにも塩が網目に多少
堆積しているため取り外しにくかつた。
本考案は上記の欠点を除去するため、塩溶解槽
に内腔の円錘形状の底面にろ過網を張設した錐形
覆蓋を塩溶解槽底面より離隔して沈設することに
より、投入塩を均等に配分し堆積塩を均等に溶解
し、しかもろ過網面に直接に重力負荷がかからな
いようにして網面の目づまりを防ぐことができる
ように改良したものである。
に内腔の円錘形状の底面にろ過網を張設した錐形
覆蓋を塩溶解槽底面より離隔して沈設することに
より、投入塩を均等に配分し堆積塩を均等に溶解
し、しかもろ過網面に直接に重力負荷がかからな
いようにして網面の目づまりを防ぐことができる
ように改良したものである。
次に本考案の一実施例を第2図により説明す
る。第2図は本考案の塩溶解槽の断面図を示す。
内腔の円錘部2下端に延設して高さの低い円筒部
3を周設し、該円筒部上部に20〜40メツシユのサ
ラン製のろ過網5及びその上に該網支持多孔板6
からなる多孔性通水板を固設した錐形覆蓋4の前
記円筒部3側壁に円筒部の下方にまたがり、円筒
部の外方放射状に十字形状に受板7を塩溶解槽1
に嵌入できるように固設する。錐形覆蓋4の頂部
には覆蓋腔内に滞留する空気を放出するための空
気抜き管8が連結され、錐形覆蓋4の低部には塩
水取出管9が連結されている。塩水取出管9は第
2図では網5及び網支持多孔板6の中心部に貫通
し、架台11で受けて槽外に取出すようにしてい
る。塩溶解槽1内底面に錐形覆蓋4を設置したと
き、錐形覆蓋4下部の円筒部3に固設した受板7
により錐形覆蓋4は塩溶解槽1中心部に案内さ
れ、しかも溶解槽低面と錐形覆蓋4の底面とは受
板7によりある距離だけ離隔するので溶解塩水は
その離隔部10を通り、ろ過網5を通過して錐形
覆蓋4腔内に入るのである。
る。第2図は本考案の塩溶解槽の断面図を示す。
内腔の円錘部2下端に延設して高さの低い円筒部
3を周設し、該円筒部上部に20〜40メツシユのサ
ラン製のろ過網5及びその上に該網支持多孔板6
からなる多孔性通水板を固設した錐形覆蓋4の前
記円筒部3側壁に円筒部の下方にまたがり、円筒
部の外方放射状に十字形状に受板7を塩溶解槽1
に嵌入できるように固設する。錐形覆蓋4の頂部
には覆蓋腔内に滞留する空気を放出するための空
気抜き管8が連結され、錐形覆蓋4の低部には塩
水取出管9が連結されている。塩水取出管9は第
2図では網5及び網支持多孔板6の中心部に貫通
し、架台11で受けて槽外に取出すようにしてい
る。塩溶解槽1内底面に錐形覆蓋4を設置したと
き、錐形覆蓋4下部の円筒部3に固設した受板7
により錐形覆蓋4は塩溶解槽1中心部に案内さ
れ、しかも溶解槽低面と錐形覆蓋4の底面とは受
板7によりある距離だけ離隔するので溶解塩水は
その離隔部10を通り、ろ過網5を通過して錐形
覆蓋4腔内に入るのである。
本考案は上記のように構成されているので、円
筒形の塩溶解槽1に受台7付の錐形覆蓋4を沈設
後、原塩、並塩、精塩等の塩を錐形覆蓋4の頂部
に向つて投入すれば、塩は円錐の比較的急な斜面
形状にそつて均等に配分しながら堆積する。その
後、給水15して塩16を溶解して塩水をポンプ
12で循環させて飽和塩水を得るのであるが、そ
の際塩は離隔部10を通して多少内部に侵入する
のみでろ過網5面に直接接触することがなく、し
かもろ過網5に対し塩水は上向流になるため直接
的に堆積塩の重量負荷がかからず、さらに塩中に
含まれているゴミ等の残渣もろ過網5で捕捉され
てもその自重で落下して堆積するので、時折排出
弁23を開いて除去すればよい。ろ過網面を通過
した塩水は塩水取出管9から流出し、ポンプ12
によつて循環し飽和塩水を得る。錐形覆蓋4腔内
に抜け出さずにいる空気は空気抜き管8から排出
される。塩水流速は錐形覆蓋4が円錐形状をして
いるため円錐形頂部は塩水通過断面積が大きいた
め遅く、円錐形低部の拡大部の塩水通過断面積縮
小部は速くなるための塩の溶解は塩溶解槽下方が
より早くなる。それゆえ塩の溶解が下方より順次
進行するので塩堆積層のシヨートパスが起こりに
くい。ろ過網5の取り外しには溶解槽1に錐形覆
蓋4を載置しているだけなので、容易に錐形覆蓋
を取り出しろ過網を交換できる。ろ過網に付着し
たゴミ等の残渣は未溶解塩による重力負荷がかか
らないため簡単に除去でき、未溶解塩による目づ
まりも起ることはない。
筒形の塩溶解槽1に受台7付の錐形覆蓋4を沈設
後、原塩、並塩、精塩等の塩を錐形覆蓋4の頂部
に向つて投入すれば、塩は円錐の比較的急な斜面
形状にそつて均等に配分しながら堆積する。その
後、給水15して塩16を溶解して塩水をポンプ
12で循環させて飽和塩水を得るのであるが、そ
の際塩は離隔部10を通して多少内部に侵入する
のみでろ過網5面に直接接触することがなく、し
かもろ過網5に対し塩水は上向流になるため直接
的に堆積塩の重量負荷がかからず、さらに塩中に
含まれているゴミ等の残渣もろ過網5で捕捉され
てもその自重で落下して堆積するので、時折排出
弁23を開いて除去すればよい。ろ過網面を通過
した塩水は塩水取出管9から流出し、ポンプ12
によつて循環し飽和塩水を得る。錐形覆蓋4腔内
に抜け出さずにいる空気は空気抜き管8から排出
される。塩水流速は錐形覆蓋4が円錐形状をして
いるため円錐形頂部は塩水通過断面積が大きいた
め遅く、円錐形低部の拡大部の塩水通過断面積縮
小部は速くなるための塩の溶解は塩溶解槽下方が
より早くなる。それゆえ塩の溶解が下方より順次
進行するので塩堆積層のシヨートパスが起こりに
くい。ろ過網5の取り外しには溶解槽1に錐形覆
蓋4を載置しているだけなので、容易に錐形覆蓋
を取り出しろ過網を交換できる。ろ過網に付着し
たゴミ等の残渣は未溶解塩による重力負荷がかか
らないため簡単に除去でき、未溶解塩による目づ
まりも起ることはない。
第1図は従来の塩溶解槽の断面図、第2図は本
考案の塩溶解槽の断面図である。 図において、1……塩溶解槽、2……円錐部、
3……円筒部、4……錐形覆蓋、5……ろ過網、
6……網支持多孔板、7……受板、8……空気抜
き管、9……塩水取出管、10……離隔部、であ
る。
考案の塩溶解槽の断面図である。 図において、1……塩溶解槽、2……円錐部、
3……円筒部、4……錐形覆蓋、5……ろ過網、
6……網支持多孔板、7……受板、8……空気抜
き管、9……塩水取出管、10……離隔部、であ
る。
Claims (1)
- 塩溶解槽の液面下に位置するように、内腔の錐
形覆蓋を前記塩溶解槽の槽底と離隔して沈設し、
前記錐形覆蓋内腔の低部にろ過網を張設し、この
ろ過網上にはろ過網を支持する多孔性通水板を設
けると共に、前記錐形覆蓋内腔内の低部付近には
塩水取出管を、頂部には空気抜き管を開口せしめ
てなる塩水電解装置における塩溶解槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18553480U JPS6239060Y2 (ja) | 1980-12-25 | 1980-12-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18553480U JPS6239060Y2 (ja) | 1980-12-25 | 1980-12-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57111826U JPS57111826U (ja) | 1982-07-10 |
JPS6239060Y2 true JPS6239060Y2 (ja) | 1987-10-05 |
Family
ID=29986670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18553480U Expired JPS6239060Y2 (ja) | 1980-12-25 | 1980-12-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6239060Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0722654B2 (ja) * | 1991-12-12 | 1995-03-15 | 恵三 奥山 | 濾過装置 |
-
1980
- 1980-12-25 JP JP18553480U patent/JPS6239060Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57111826U (ja) | 1982-07-10 |
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