JPS6238947B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238947B2 JPS6238947B2 JP15452877A JP15452877A JPS6238947B2 JP S6238947 B2 JPS6238947 B2 JP S6238947B2 JP 15452877 A JP15452877 A JP 15452877A JP 15452877 A JP15452877 A JP 15452877A JP S6238947 B2 JPS6238947 B2 JP S6238947B2
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- JP
- Japan
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- rotor
- magnetic
- core
- bar
- rotor bar
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- Expired
Links
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 5
- 238000010998 test method Methods 0.000 claims description 3
- TZCXTZWJZNENPQ-UHFFFAOYSA-L barium sulfate Chemical compound [Ba+2].[O-]S([O-])(=O)=O TZCXTZWJZNENPQ-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 9
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
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Landscapes
- Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)
- Induction Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はかご形誘導電動機などのロートルバー
の試験方法に関する。
の試験方法に関する。
かご形誘導電動機に発生する損失のうち、回転
子表面に発生する高調波損失は大きな割合を占
め、この損失の低いことが必要である。この損失
は、回転子鉄心に発生する鉄損、ロートルバーに
流れる高調波電流による抵抗損およびロートルバ
ーと回転子鉄心との電気的接触による短絡電流損
から構成されているが、最後の損失が大きな割合
を占め、その低減に種々の方法が用いられ、特に
回転子鉄心とロートルバーとの接触抵抗増加に努
力がはらわれている。
子表面に発生する高調波損失は大きな割合を占
め、この損失の低いことが必要である。この損失
は、回転子鉄心に発生する鉄損、ロートルバーに
流れる高調波電流による抵抗損およびロートルバ
ーと回転子鉄心との電気的接触による短絡電流損
から構成されているが、最後の損失が大きな割合
を占め、その低減に種々の方法が用いられ、特に
回転子鉄心とロートルバーとの接触抵抗増加に努
力がはらわれている。
ところで、この接触抵抗の評価方法として、従
来は、エンドリングを取り去り、２本のロートル
バー間の電気抵抗を測定して接触部を評価してき
た。しかしこの方法は破壊試験であり、非破壊で
測定する方法の開発が望まれていた。
来は、エンドリングを取り去り、２本のロートル
バー間の電気抵抗を測定して接触部を評価してき
た。しかしこの方法は破壊試験であり、非破壊で
測定する方法の開発が望まれていた。
本発明の目的は、ロートルバーと回転子鉄心と
の接触部の非破壊試験方法を与えることにある。
の接触部の非破壊試験方法を与えることにある。
第１図にロートルバーを有する回転子表面部の
一部分および試験用プローブを示す。回転子鉄心
１はロートルバー２Ａ，２Ｂ，２Ｃを備え、これ
らロートルバーは鉄心の積層両端でエンドリング
３によつて短絡されている。この表面に試験用プ
ローブを当てる。プローブは磁心４およひ５にそ
れぞれ励磁コイル６および７が巻回されたもの
で、交流電源によつて磁束が与えられる。また、
一方のプローブの磁心４には電圧検出コイル８も
巻回されている。
一部分および試験用プローブを示す。回転子鉄心
１はロートルバー２Ａ，２Ｂ，２Ｃを備え、これ
らロートルバーは鉄心の積層両端でエンドリング
３によつて短絡されている。この表面に試験用プ
ローブを当てる。プローブは磁心４およひ５にそ
れぞれ励磁コイル６および７が巻回されたもの
で、交流電源によつて磁束が与えられる。また、
一方のプローブの磁心４には電圧検出コイル８も
巻回されている。
磁束はプローブの磁心から回転子鉄心歯１Ａ→
歯１Ｂ→磁心へと流れる。２つの磁心４，５を同
じロートルバー間の歯部に当て、かつ磁心４およ
び磁心５の磁束を、向きが逆で大きさを等しくす
る。
歯１Ｂ→磁心へと流れる。２つの磁心４，５を同
じロートルバー間の歯部に当て、かつ磁心４およ
び磁心５の磁束を、向きが逆で大きさを等しくす
る。
磁心４あるいは磁心５は、回転子鉄心１ととも
に、それぞれ閉じた磁気回路をつくる。コイル６
を交流電源に接続すれば磁心４のつくる磁束は、
第２図の矢印に示すように、磁心４から回転子鉄
心１へ入り、再び磁心４へ戻る。この磁気回路に
は、ロートルバー２Ａおよび２Ｂがエンドリング
によつて短絡され、変圧器作用をなす２次コイル
として作用する。
に、それぞれ閉じた磁気回路をつくる。コイル６
を交流電源に接続すれば磁心４のつくる磁束は、
第２図の矢印に示すように、磁心４から回転子鉄
心１へ入り、再び磁心４へ戻る。この磁気回路に
は、ロートルバー２Ａおよび２Ｂがエンドリング
によつて短絡され、変圧器作用をなす２次コイル
として作用する。
磁心５のつくる磁気回路についても同様である
が、流れる磁束が磁心４の場合と大きさは等しい
が向きが逆となるようにする。上記の２次コイル
は２つの磁気回路に共通であり、第３図に示すよ
うに２次コイルを共通とする二つの変圧器回路と
等価である。２次コイルに鎖交する磁束は、同じ
大きさの正負の磁束の合計であることから０とな
り、したがつてロートルバー２とエンドリング３
のつくる２次コイルには電流は流れず、したがつ
て損失も発生しない。
が、流れる磁束が磁心４の場合と大きさは等しい
が向きが逆となるようにする。上記の２次コイル
は２つの磁気回路に共通であり、第３図に示すよ
うに２次コイルを共通とする二つの変圧器回路と
等価である。２次コイルに鎖交する磁束は、同じ
大きさの正負の磁束の合計であることから０とな
り、したがつてロートルバー２とエンドリング３
のつくる２次コイルには電流は流れず、したがつ
て損失も発生しない。
しかしいま、回転子鉄心１とロートルバー２と
が電気的に接触したときを考える。この場合回転
子表面（第１図）を上から見れば第４図の様にな
る。Φ１は磁心４によつて与えられる磁束であり
Φ２は磁心５によつて与えられる磁束である。そ
れぞれの磁束によつて誘導される電流I2は矢印の
ように流れる。
が電気的に接触したときを考える。この場合回転
子表面（第１図）を上から見れば第４図の様にな
る。Φ１は磁心４によつて与えられる磁束であり
Φ２は磁心５によつて与えられる磁束である。そ
れぞれの磁束によつて誘導される電流I2は矢印の
ように流れる。
このとき磁気回路は、第５図に示すように、独
立の２つの変圧器とみなすことが出来、それぞれ
の変圧器の２次コイルは、回転子鉄心１を含めた
短絡回路となつている。それぞれの２次コイルに
は電流が流れ損失を生ずる。したがつてロートル
バー２と鉄心１との電気的短絡の有無は、２つの
変圧器回路に発生する損失を検出することで判定
することが出来る。
立の２つの変圧器とみなすことが出来、それぞれ
の変圧器の２次コイルは、回転子鉄心１を含めた
短絡回路となつている。それぞれの２次コイルに
は電流が流れ損失を生ずる。したがつてロートル
バー２と鉄心１との電気的短絡の有無は、２つの
変圧器回路に発生する損失を検出することで判定
することが出来る。
第６図は本発明の試験方法の電気回路を示す。
プローブ４，５の励磁コイルは交流電源９に並列
に接続され、磁束量は等しくなつている。２次側
は回転子表面を等価回路で示してあり、ロートル
バーのインピーダンスをＺB1，ＺB2で示し、ロー
トルバーと鉄心との間のインピーダンスをZcで
示す。電圧検出コイル８にはロートルバーと鉄心
の接触状態のいかんにかかわらずほぼ一定の電圧
が誘起される。ロートルバーと回転子鉄心との接
触抵抗が大きいときZcに流れる電流は少くワツ
トメータ１０に流れる電流は小さく、したがつて
その指示は小さい。一方Zcが小さいときにはこ
れに大きな電流が流れてワツトメータの振れは大
きい。
プローブ４，５の励磁コイルは交流電源９に並列
に接続され、磁束量は等しくなつている。２次側
は回転子表面を等価回路で示してあり、ロートル
バーのインピーダンスをＺB1，ＺB2で示し、ロー
トルバーと鉄心との間のインピーダンスをZcで
示す。電圧検出コイル８にはロートルバーと鉄心
の接触状態のいかんにかかわらずほぼ一定の電圧
が誘起される。ロートルバーと回転子鉄心との接
触抵抗が大きいときZcに流れる電流は少くワツ
トメータ１０に流れる電流は小さく、したがつて
その指示は小さい。一方Zcが小さいときにはこ
れに大きな電流が流れてワツトメータの振れは大
きい。
以上、プローブが２箇の場合につき説明した
が、全磁束の合計が０であれば同様の測定が可能
であり、たとえば３相交流電源で３箇のプローブ
を励磁してもよい。また第１図のプローブの磁心
は３脚であるが、２脚でもよい。試験の対象はか
ご形誘導電動機に限らず、たとえば凸極同期機の
ダンパバーに対しても同様に適用することができ
る。
が、全磁束の合計が０であれば同様の測定が可能
であり、たとえば３相交流電源で３箇のプローブ
を励磁してもよい。また第１図のプローブの磁心
は３脚であるが、２脚でもよい。試験の対象はか
ご形誘導電動機に限らず、たとえば凸極同期機の
ダンパバーに対しても同様に適用することができ
る。
以上述べたように本発明の試験方法を用いるこ
とによつて回転子のロートルバーを非破壊で評価
することができ、回転機の損失低減とその品質管
理が可能となる。
とによつて回転子のロートルバーを非破壊で評価
することができ、回転機の損失低減とその品質管
理が可能となる。
第１図は本発明による回転子表面部の試験状態
を示す斜視図、第２図は磁束の流れを示す図、第
３図は鉄心とロートルバーの短絡がない場合の模
式図、第４図は鉄心とロートルバーの短絡がある
場合の電流の流れを示す図、第５図は第 図の電
気回路模式図、第６図は本発明の実施例の等価回
路図である。 １…回転子鉄心、２…ロートルバー、４および
５…磁心、６および７…励磁コイル、８…電圧検
出コイル。
を示す斜視図、第２図は磁束の流れを示す図、第
３図は鉄心とロートルバーの短絡がない場合の模
式図、第４図は鉄心とロートルバーの短絡がある
場合の電流の流れを示す図、第５図は第 図の電
気回路模式図、第６図は本発明の実施例の等価回
路図である。 １…回転子鉄心、２…ロートルバー、４および
５…磁心、６および７…励磁コイル、８…電圧検
出コイル。
Claims (1)
- １ ロートルバーを有する回転子表面に、励磁コ
イルを備えた２ケ以上の磁心をあててそれぞれの
磁心と回転子鉄心とで磁路をつくり、２本のロー
トルバーにはさまれた鉄心歯部に出入する全磁束
の和が０になるように位相の異る交流磁束をこれ
らの磁心から与え、このときの励磁電流または損
失の測定値からロートルバーと回転子鉄心との接
触状態を評価することを特徴とするロートルバー
試験方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15452877A JPS5486701A (en) | 1977-12-23 | 1977-12-23 | Method of testing rotolouver |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15452877A JPS5486701A (en) | 1977-12-23 | 1977-12-23 | Method of testing rotolouver |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5486701A JPS5486701A (en) | 1979-07-10 |
| JPS6238947B2 true JPS6238947B2 (ja) | 1987-08-20 |
Family
ID=15586219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15452877A Granted JPS5486701A (en) | 1977-12-23 | 1977-12-23 | Method of testing rotolouver |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5486701A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110402377B (zh) * | 2017-03-23 | 2021-06-11 | 三菱电机株式会社 | 测量装置、测量方法以及马达的制造方法 |
-
1977
- 1977-12-23 JP JP15452877A patent/JPS5486701A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5486701A (en) | 1979-07-10 |
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